車のエンタメ
更新日:2016.06.09 / 掲載日:2016.06.08
レッドブル主催のラリークロス選手権が、いま人気を集める理由

これは楽しそうですね。
何がすごいって、舗装路もダートも走ってジャンプまでしちゃっているところです。それはすなわちクルマ作りでいえばセッテイングをピンポイントで決められないことを意味しています。舗装路重視のがっちり固めたサスペンションにできないからアスファルト上だとロールは大きいは、インリフトして犬のおしっこ状態(失礼!)になるは、運転も一筋縄ではいかないご様子。つまり観ている側としては、動きが大きくてそりゃもう楽しくて大興奮ってわけです!
昨シーズンの総集編も興奮映像です!
それにこのサイドバイサイドのデッドヒート。こういう白熱したバトルをレースに求めてしまうんですよね、観る方としては。じつはこの「Rallycross(ラリークロス)」と呼ぶイベントは、頂点としてFIAが管轄する世界選手権も行われる正統派モータースポーツ。今回動画で紹介する「レッドブル・グローバル・ラリークロス選手権」はアメリカを中心に開催されている大会の一つで、2016年からは車両メーカーの支援が手厚くなるなど急激な盛り上がりを見せています。
ビートル、シビック、フィエスタなんかがベース車両になっていますがまあ中身はスペシャルで、エンジンが600馬力ともいわれ、0-100km/h加速はなんと約2秒!? 駆動方式だって4WD。市販車とは別物だけど、これは是非、生で観てみたいですね。