車のエンタメ
更新日:2016.09.21 / 掲載日:2016.09.21
ディスカバリーのシートをスカイダイビングしながら操作

9月28日にワールドプレミア公開が予定されているランドローバー「ディスカバリー」。さまざまな先進テクノロジーを搭載しているという噂がチラホラ聞こえてきていますが、そのひとつがYoutube公式チャンネルで公開されました。

タイトルには「Intelligent Seat Fold Technology」って書いてあるのに、動画はなぜか空中のシーンからスタートします。しかも、英国軍の実験施設って、どういうことなのでしょう?

どうやらパラシュートで降下する様子。チームリーダーは、イギリスの冒険家であるベア・グリルス、メンバーはロイヤル・ネイビー(イギリス海軍)の「パラシュート・ディスプレイ・チーム」というなんとも豪華な編制です。

飛行機から、新型ディスカバリーを目標に降下。そのあいだにシートアレンジを遠隔操作するという試みです。


次々と飛行機を飛び出し、サークルになって降下。ロイヤル・ネイビーのチームだけあって、隊形もきれいです。こういうシーンって映像などでよく見かけますけど、高度を揃えてフォーメーションを組むのってけっこう難しいんですよ。

フリーフォール中は約200km/hという高速で落下。身体にものすごい風圧を受けながら、ベア・グリルスは体勢を安定させて左腕に装着したスマートフォンの操作をはじめます。すると、遠く地上で待ち受けている新型ランドローバーのシートが反応!



だんだん地上が近づいて、メンバーがパラシュートを開きはじめるころにはシートアレンジの変更も完了です。

新型ランドローバーを目標に着陸したメンバーは、パラシュートをカーゴに積んでシートが整ったコンパートメントに乗り込みます。

遠隔操作のテストを、わざわざ空中から行う必要があったのか、とか、こんなに人数が必要だったのか、とか、突っ込みどころは満載ですが、「なんだかすごいなぁ」と思わせてくれる動画でした。