車のエンタメ
更新日:2018.10.23 / 掲載日:2016.12.22
アメリカの親達が、子供のクルマに「スバル」を選ぶ理由とは!?

事故現場を取り上げたクルマのCM。「クルマのイメージを悪くする」とかいうへんな配慮で日本では見かけないような気がしますが、国によっては当たり前だったりします。そこでアピールするのは、安全性の高さ。衝突時に乗員を守る性能が高いメーカーほど、やっぱりそこをアピールしたくなるってもんですよ。
たとえば北米スバルのこのCM。
緊迫した緊急通報記録をバックに目に飛び込んでくるのは、交差点で事故を起こした先代インプレッサ。アメリカの日常かもしれません。

それにしてもなんなのでしょう、このショッキングなCMは。添えられた説明は「10代のドライバーをきちんと家に帰すことが大切です。親は子供の安全についてとても心配します。スバルを信頼すると家族を安全にできることを知ってください」というもの。

実は2016年に北米の道路安全保険協会(IIHS)がおこなった安全性評価においてスバルの6台(レガシィ、アウトバック、フォレスター、インプレッサ、XV、WRX)はいずれも最高評価を獲得。スバルといえば安全、という実績が出来上がっているのです。
そしてもうひとつ重要なのは、北米における交通死亡事故の状況。日本では交通事故の死者といえば歩行者や自転車などクルマの乗員以外が多いのですが、北米では逆に大部分が搭乗者なんですよね。だからクルマがどれだけ乗員を守ってくれるかについて、日本以上にシビアなのです。事故にもCMにもお国柄が反映されるのでした。