車のエンタメ
更新日:2018.11.11 / 掲載日:2017.02.13
コーエン兄弟が作るメルセデスAMG GT ロードスターの名作オマージュCM

見事にワイルドです、メルセデス・ベンツUSAが製作したこのCMのワイルド感といったらハンパない。荒野のバー、強面のオヤジたち、革ジャン、マッチョ、腕を覆いつくすタトゥー、攻撃的なアクセサリー、お酒はバーボン(たぶん)、一触即発な雰囲気で、そしてBGMは「Born to be wild」。ハーレーですねぇ。

だけどこれはハーレーのCMではなくメルセデス・ベンツのCM。店を出るとそこには……
ハーレー(もあるけど)じゃなくて、「メルセデスAMG GTロードスター」がドーン! 野生的な排気音、そしてマッチョなスタイリング。ワルのニオイがプンプンですよ。

キャッチフレーズは「Born to be wild」ならぬ「Built to be wild」。「ワイルドに作ったぜ!」ってとこでしょうか。それにしても、日本だけでなくアメリカでもこんな型破りな宣伝をやっているんですね、メルセデス・ベンツは。優雅で気品あふれる高級車のオーラはここにはありません。

ちなみにCMのタイトルは「イージードライバー」で、スーパーボールでも放映されました。往年の名作「イージーライダー」のオマージュというわけです。ディレクターは著名な映画製作者でカンヌ国際映画祭の常連でもあるコーエン兄弟。バーの客たちが注目するなか、革ジャン革パンに身をつつんだ大きな男性がAMG GTに近づきます。

いつまでもワイルドな男に似合うクルマ。メルセデスAMG GT ロードスターはハマり役です。
出典:Mercedes-Benz USA 公式(YouTube)