車のエンタメ
更新日:2018.11.18 / 掲載日:2017.04.13
日産が開発した、自動制御の「賢い」いすが、羽田空港で大活躍!

飲食店が満席で外の椅子に座って待つときって、先に待っている人が入店するたびに座る場所を移るのって面倒じゃないですか? 日産が、その「面倒」を解消するイスを開発したんです。名前は「プロパイロットチェア」。

そう「プロパイロット」とは新型セレナに搭載されたブレーキ/アクセルとステアリングの操作をほぼ自動化する運転補助システム(単一車線自動運転技術)の名称。そのシステムが「もしイスについていたら?」という発想から開発された先進的なイスなのです。
どんな動きをするかというと、人が座ったまま自動で順番に合わせて移動。座り替える必要がなく、前が空いたら、いすが勝手に移ってくれるのです。賢いですね。

メカニズムのポイントは先行するイスを認識し、一定の距離を保ちながら追従する機能、そして指定されたルートに合わせて自動でストップ・アンド・ゴーをおこなう機能。さらに自動操舵。つまりは実車と同じ考えというわけです。

実車が渋滞でのストレスを解消するのに対し、こちらは座って待っているときのわずらわしさを解消するというわけですね。今回、1日限りで設置されたのは羽田空港にあるカレーうどん屋さん。気になるお客さんの反応は、みなさん興奮気味なご様子。動画で是非確認してみてくださいね!
まあ、楽しくないわけないですよね。