車のエンタメ
更新日:2018.10.20 / 掲載日:2017.11.02
ブガッティ シロンの0-400km/h、42秒で記録達成の映像がド迫力!

さてみなさん、超高級、超高性能スポーツブランドであるブガッティの「シロン」というクルマをご存じでしょうか?
エンジンは排気量8.0LのW型16気筒4ターボ、出力は1500馬力、トルクは1600Nm、停止状態から100km/hまでの加速は2.5秒未満、最高速度は420km/h(速度リミッター作動)、そして価格はなんと約3億円(為替レートによって異なります)。そんな怪物みたいなマシンです。そして、世界でもっともパワフルな市販車ですね。
1500馬力と言えば、ホンダNボックスの自然吸気エンジンモデルが約25台分のパワーですよ。とんでもないことですね。
先日、そんなシロンが「0-400-0」のタイムアタックをおこないました。これは停止状態から400km/hまで加速した後にブレーキをかけて停止するまでのタイムを競うもの。まあ普通のクルマではできませんよね、400km/hなんて逆立ちしても出ないんですから。

ドライバーはモナコGPでの優勝経験もある元F1ドライバーで、インディ500を2度、デイトナ24時間を3度制しているファン・パブロ・モントーヤ選手。テストは公正を期すために世界的な検査および認証機関、SGSテュフの立ち会いの下で行われたそうです。

400km/hを超えたことを伝える赤いランプが点灯した瞬間にブレーキング開始。エアブレーキを効かせるためにリヤスポイラーの角度は立つことに、なんともいえない凄さを感じますね。

ところがその直後、ケーニグセグの「アゲーラ RS」というモデルが同様のタイムアタックを敢行! なんと36秒44で実現し。シロンを超えてしまいました。
じつはこの36秒44というタイムは400km/hをオーバーしたわずかな時間を差し引いたタイムなのですが、そのロスタイムを含めても37秒28とシロンを上回っています。
記録は破られるもの。次の挑戦者はいったい誰なのでしょうか?
それにしてもこの両ブランド、そんなに過激に加速して月にでも行くつもりなんでしょうか?