車のエンタメ
更新日:2018.11.08 / 掲載日:2018.01.18
デロリアンでやりたい放題! リムジン!? モンスタートラック!?
デロリアンというクルマをご存知でしょうか?
正確にいえば「デロリアン」というのは車名ではなく、1975年から82年までアメリカに存在した自動車メーカーの名前です。一般的にはその唯一の市販車である「DMC-12」がデロリアンと呼ばれています。デザインは著名なカーデザイナーのジウジアーロ。基本設計はスポーツカーメーカーとしておなじみのイギリスのロータスでした。そしてなにより特別だったのは、ボディがステンレスで作られていることです。
そんなデロリアンを一躍有名にしたのが、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でした。デロリアンは作中でタイムマシンとして活躍し、その後カルト的な人気を集めることになりました。そしてここにも、そんなデロリアンの魅力に取りつかれたひとがひとり。
な、なんとデロリアンを、1、2、3、4、5台(!?)も所有しているではありませんか! アメリカ・イリノイ州に住むソフトウェアエンジニアのRich Weissenselさんは、なんと「超」が付くほどのデロリアンマニアで、愛車のデロリアンをカスタムしているのです。
こちらはリムジンです! 6人乗車が可能なデロリアンなんて、とっても実用的です。ドアが各席に1枚ずつ、合計6枚あるので乗り降りだってスピーディです。しかし、デロリアンでリムジンを作る必要性がどこにあったのでしょうか(笑)。全長は約8m。でも、文句なしに世界一長いデロリアンなのでしょう。
そして、こちらはモンスタートラックですね。メカニズムはシボレー・ブレイザーのものを流用しているようです。何が何でもデロリアンじゃないとダメなのでしょうか(笑)。
何気にガレージを覗くと……部品取り用の車両まであります! さすがです。彼は14年前から独自のデロリアンを作りはじめたのだとか。世の中にはいるのですね、筋金入りのマニアが。