車のエンタメ
更新日:2018.11.11 / 掲載日:2018.02.09
もはや移動する家!? 大型バスをDIYで改造して暮らすニュージーランドの家族

今回ご覧いただくのは、大型バスを購入して自分たちの手で改造し、そこに暮らしているニュージーランドにお住まいのとある家族の様子を収めた映像です。近年、キャンピングカーが人気となっていますが、彼らが改造したのは、ボルボの古いスクールバスです。もはや普通のキャンピングカーとは比べ物にならない大きさですが、夫婦2人と子供2人にはとても心地のよい移動式の「家」となっているようです。そんな一風変わったカーライフスタイルをどうぞご覧ください!

奥さまのアンバーさんとご主人のアンディさん。ニュージーランドの主要都市オークランドに住んでいたというご夫妻は、日本の東日本大震災のすこし前に、ニュージーランドを襲った大地震によって、人生観が大きく変わったといいます。オークランドは家賃が高く、夫婦ふたりが一生懸命に働いても経済的なゆとりはなく、かわいい子供たちを保育所に預けながら夜まで仕事に追われる生活に疑問を感じたといいます。奥さまも「子供たちが成長していく姿をずっと見届けていきたい!」という思いが強くなって、ふたりは真剣に、大型のキャンピングカーを自分たちで作り、そこで生活することを考えたといいます。

まったく経験のなかった日曜大工に毎週末チャレンジしました。インターネットで、キャンピングカーの作り方を参考にして、自分たちの手で作りはじめていきます。

ところでこの家族の生計はどうしているのかと心配になりますが、彼らはインターネットのクラウドファンディングサイトに「Bus Life NZ」というホームページを設け、そこで視聴者からのサポートを募ります。幸いにして、多くの人がこの家族の毎日の様子を楽しみにしているとのことで生活には問題がないようです。

都会生活を離れ、豊かな自然の中を移動して生活する彼ら。アンディさんは「ニュージーランドはもうすべて自分たちの庭のようなものだよ」と笑う。
普通はなかなかチャレンジできない冒険味あふれる生活。そんな彼らが、これからも楽しく幸せに生活することを祈らずにはいられません。