廃車寸前のフォルクスワーゲン T1がキャンパーとして復活！

　事故でボディが歪んでしまっているT1。痛々しいですね。

　それを大掛かりな板金と補修によって再生させていきます。

　そして、ただ再生させるだけではなく、ルーフトップを新たに高くしたキャンパー仕様に改造していきます。高度な板金をインドネシアの職人たちがすべて手作業で仕上げていきます。

　ボディが出来上がりました。緩やかなルーフラインが和ませてくれます。お見事です。

　そして塗装です。T1らしいレトロな色合いがとても似合っています。

　いよいよ完成が間近です。リヤ部分にはエンジンを搭載します。こちらもしっかりとリビルドされています。

　ほぼ完成して、細部の仕上げが行われます。

　板金だけでなく、木材加工の技術も生かされました。

　そして車内はご覧のとおりです。ルーフトップ部分はベッドスペースとなっています。快適に眠れそうですね。

　そしてメインはダイニングスペース。坐り心地のよさそうなソファーに便利なキッチンも備えられています。

　ポップアップルーフも取り付けられて、広々としてとても快適そうです。

　こちらのフォルクスワーゲン タイプII（T1）のキャンパー仕様、細部に至るハイレベルな仕上がりには脱帽です。カスタムカーのショーでも表彰されているようです。

　ほぼ廃車同然の状態だからこそ、可能だったかもしれない大胆なカスタムですが、見事な成功例といえますね。往年の名車で年代物ですが、快適なレジャーを約束してくれそうです。