車のエンタメ
更新日:2018.11.08 / 掲載日:2018.04.23
航空機の星型エンジン搭載!? 1939年式プリムス「PT81トラック」

カスタムカーの世界には、一般人には理解できないような改造が施されるクルマがたくさんあります。今回ご紹介するアメリカの「コロラド・オート&パーツ」が改造した1939年型のプリムス「PT81トラック」もビックリ仰天な1台です。なんと、航空機用の星型エンジンを積んでしまったのです。「プリムス・エアー・ラジアル・トラック」と名づけられたカスタムカーのテスト走行の動画がこちらです。

どんなクルマ好きでも目にしたことがないようなエンジンは、1954年製造の軽飛行機「セスナ195」から移植された7気筒の星型エンジンです。排気量は12.4L、最大出力は約304ps/2200rpm。いかにも昔の航空機エンジンといった風貌ですね。
さあ、エンジン始動です! 運転席のドアの下あたりに向けられたマフラーからボフッと排気されます。ボンネットがないと、見た目的になんか落ち着かないですよね。

コックピットも、コレ。ドライバーとコドライバーは、まるで操縦士と副操縦士のようです。ヘッドセットを装着していますが、本当にどこかと交信しているのでしょうか?
あまりにも現実離れしすぎていて、映画の1シーンみたい です。
プリムス・エアー・ラジアル・トラックは販売されておらず、イベントなどで展示したりデモ走行を行ったりしているようです。オフィシャルサイトには、ボンネットを架装した画像や映像もアップされていましたが、見れば見るほど、個性的なカスタムで感心してしまいます。