「対ゾンビ性能」全米最強のカスタムカーがこれだ！

　これは!? カーゴを牽引している超武闘派のクラシックカー……とでも言えばいいのでしょうか。

　このおどろおどろしいカスタムカーは、その名も「ゾンビハンター」。

　牽引してたのは、ゾンビを乗せた檻でした。ハントした獲物という設定なのでしょうか。けっこう大勢さんいらっしゃいます。

　ドアの内側にはナイフとライフルが備えられています。物騒ですね。

　……が、助手席に乗っているのはなんとゾンビ。このゾンビ、激しく暴れ出して人を驚かす仕掛けもあるという凝りぶりです。

　ボンネットはなく、ほぼ剥き出しのエンジンはアーマーっぽい装飾です。

　排気パイプは後方に取り回さず、エンジンの左右に配した8本出しの竹槍マフラー。襲ってきたゾンビを焼いて退治するためなのか、アフターファイヤーも盛大です。

　フロント左右にガトリング銃を備え、特装フロントバンパーは鬼おろしのようなプレートを必要に応じて出すことができます。

　ルーフにも機関銃を備えています。

　収容されたゾンビは、うめき、動き、血を吐きます！　まさに走るお化け屋敷といった様相です。

　ちなみに、カスタムのベースとなっているのは、1936年式のフォード。大幅にカスタマイズされていますが、おそらく「モデル68」でしょう。製造から80年以上経ってまさかこんなかたちで注目されるとは、ヘンリー・フォードもびっくりしていることでしょう。