車のエンタメ
更新日:2018.10.19 / 掲載日:2018.06.29
黒が標準!? アメリカの覆面車両ってどんなクルマが多いの?

こんにちは、そしてファンのみなさんお待たせしました。世界のパトカー事情のコーナーです。今回お届けするのは、アメリカ・ニューヨークの街からのパトカーレポートです。そして、普通のパトカーではありません。何かとマニアが多い「覆面パトカー」の映像をお届けします。大統領を警護するシークレットサービスの車両も登場します。果たして、ニューヨークではどんな覆面パトカーが走っているのでしょうか。どうぞご覧ください。

突然サイレンを鳴らし始めた黒塗りのセダン。周りの人も驚いています。
車両はフォード・クラウンビクトリアですね。覆面ではないパトカーはクラウンビクトリアをベースにした「ポリスインターセプター」という専用車両が用意されていたのですが、覆面車はあくまでクラウンビクトリアと同じ見た目です。

なぜサイレン?と思ったら、覆面パトカーでした。緊急モードに入って赤色灯が光ると、日本のパトカーよりも派手ですね。フロントグリルの中に仕込んである赤いランプが光るだけでなく、フロントウインドウの上下もチカチカして普通じゃないことがすぐにわかります。すでにカッコいいです。
ニューヨークの覆面パトカー事情はいかがでした? SUVが多いこと、そして黒塗りのクルマばかりだというのが印象的ですね。ところで点滅するライトは数パターンあったのに気付かれたでしょうか? その違いにはしっかり意味がありまして、前方に赤色と白色の点滅ライトを使うのがNYPD(ニューヨーク市警)で、青色のライトも点滅しているのは大統領を警護するシークレットサービスだそうです。また、赤色のライトのみは連邦機関の一部、とのことです。関係者には一目瞭然なのでしょうね。
ちなみにニューヨークには、タクシーを装った覆面パトカーもいる(!)そうです。これは黒塗りのパトカー以上に見抜けないでしょうね。