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更新日:2022.12.20 / 掲載日:2019.02.01
東京オートサロンで見つけた気になる超注目車!

- 【DAIHATSU】市販予定車もズラリ。今年も本気のカスタムカーをラインナップ
- 【TOYOTA GAZOO Racing】目玉のスープラ以外も、個性派モデルが目白押し
- 【NISSAN】スポーツマインドを注いだ、謹製カスタムモデルを披露
- 【HONDA】モデューロXと無限。自慢のコンプリートを競うように披露
- 【MAZDA】スポーツとプレミアムを融合させた、カスタムカーも展示
- 【RENAULT 】例年通り、市販前提モデルを大々的に披露
- 【MERCEDES BENZ】話題のAクラスは注目度も抜群
- 【SUBARU】市販前提が有力なコンセプトカーを、多数展示
- 【SUZUKI】大人気ジムニーのオリジナルカスタムが主役
- 【MITSUBISHI】街中のスポーツを狙ったカスタムカーを展示
個性的なカスタムモデルが一堂に会す東京オートサロン。今年は例年以上に自動車メーカーが積極的で、市販予定車も数多く展示。ここでは押さえておきたい注目車を紹介するぞ!
●文:編集部 ●写真:編集部
今年の東京オートサロンは、1/11~13の日程で開催。3日間の来場人数は約33万人と過去最高を更新。もはやクルマ好きにとって、見逃せないイベントだ。
オートサロンといえば、各社のブースで来場者を出迎えるキャンギャルの存在は外せない。正統派からコスプレ派まで、美女軍団たちが出迎えてくれたのだ。
【DAIHATSU】市販予定車もズラリ。今年も本気のカスタムカーをラインナップ
COPEN GR SPORT CONCEPT【コンセプトカー】
トヨタ・ガズーレーシングのブースにも、白のGRコンセプトを展示。こちらもグリルはコペンマークに変更済み。どちらを本家と考えればいいのか? 少々悩んでしまったのは内緒です。
ローダウンされたスタイルは精悍そのもの。完成度も高く、アナウンスどおり市販時期は近そうだ。ちなみにダイハツ/トヨタのディーラーで販売予定とのこと。
ダイハツブースの隠し球として披露されたコペン GRスポーツ コンセプト。GRの名からも分かるように、ガズーレーシングのチューニング哲学が注がれたモデル。GRのヒエラルキーとしては最も身近な“GRスポーツ”モデル相当になるが、エアロ&ホイールで固めたスタイルと専用足回りセッテイングで、いかにも走りそうな気配でいっぱい。コペンのリヤエンブレムも新鮮だ。
COPEN Coupe【市販車】
ハードルーフはCFRP製。ソフトトップのコペンとは違った、流麗なボディラインを楽しませてくれる。ボディカラーは、ブリティッシュグリーンマイカと、パールホワイトの2タイプを設定。
2016年のオートサロンで出展されていたコペンクーぺのコンセプトカーが、待望の市販化。価格は248万4000円~。1/11から専用ウェブサイトで商談希望の受付も始まっているので、欲しいならば急いで動くべし。
HIJET TRUCK【コンセプトカー】
ダイハツは、毎年オートサロンで個性的なカスタムカーを楽しませてくれるが、その中でも目を引いたのは、ハイゼットトラックをベースにカスタムされた、この2台。
左がカリフォルニア工務店Ver、右がマルシェ Ver。
COPEN CERO SPORT PREMIUM Ver.【コンセプトカー】

プレミアムな雰囲気を引き出したい。そんな狙いでカスタムされたコペンセロ。参考出品コンセプトカーながら、装着パーツは市販品も多いという。上手にコーディネートすれば、GRスポーツとは違ったコペンが楽しめそう。
MIRA TOCOT SPORZA Ver.【コンセプトカー】

ホットハッチの系譜を受け継ぐSPORZA Ver.は、最近のダイハツブースの目玉の1つ。今年はミラ トコットをベースに仕上げたカスタムコンセプトを披露していた。標準車とは180度違う、この仕様。市販してもイケるのでは?
P-5【レストア】

ダイハツ・テクニカルセンターの手によりレストアされた、往年のレーシングカー「ダイハツP-5」も話題。レストアは内外装中心と思いきや、奇跡的にエンジンを入手できたこともあり、完全な姿で蘇ることができたそうだ。
【TOYOTA GAZOO Racing】目玉のスープラ以外も、個性派モデルが目白押し
MARK X GRMN【市販車】

先日、再び販売の運びとなったマークX GRMNも展示。2015年に発売されたマークX GRMNは、100台限定のGRMNモデルということもありあっという間に完売した逸話を持つ。今回は限定350台だが、またもや完売必至か?
Yaris WRC【モータースポーツ】

ガズーレーシングが参戦しているレースカーも多数展示されていたが、その中でひときわの注目を集めていたのが、昨シーズンのWRCにて大活躍したヤリスWRC。歴代のWRCと共にその勇姿をアピールしていた。
CENTURY GRMN

トヨタの豊田章男社長の愛車としても有名なセンチュリーGRMN。その車両はホワイトパールだが、オートサロンでは色違いのブラック仕様がお披露目された。市販化はないとされるが、欲しがるセレブは大勢いそう。
【NISSAN】スポーツマインドを注いだ、謹製カスタムモデルを披露
ELGRAND The Sports Premium Concept【コンセプトカー】
GT-Rが持つ力強さを目指してカスタマイズ。ホイールやタイヤ、ブレーキはGT-R用パーツを用い、ボディカラーもGT-Rと同じ、シャイニーオレンジを配色。個性派ミニバンの魅力がさらに高まった印象だ。
シート表皮などもGT-Rと同じ赤のレザー仕様。プレミアム感を感じるインテリアは想像以上に豪華だ。ここだけでも市販化できたら、人気のオプションになりそうだ。
GT-Rのイメージでローダウンされたスタイリングは、従来のエルグランドとは違った印象。幅広タイヤも上手に収まるなど、しっくりフィットしている。
LEAF AUTECH Concept【コンセプトカー】
オーテックのカスタムモデルの中でも注目されていたのが、リーフをベースに仕上げたこのモデル。
現時点ではパーツを含めてコンセプトという扱いだが、市販の可能性は極めて高そう。期待したい。
X-TRAIL AUTECH【市販車】
こちらのエクストレイル オーテックは、すでに市販化されている車両。前後バンパーやマフラー、アルミ、灯火類などが専用パーツで、インテリア内装も専用のパネル&レザーシートが奢られる。価格は307万8000円~。
大人のカスタマイズを標榜するオーテック。エアロパーツに加えて、贅を注いだインテリア空間も魅力の1つだ。展示車両はメリハリの効いたホワイトレザー仕様。っっっっっっっっっs
LEAF NISMO【市販車】

2018年のオートサロンでニスモチューンが注がれたコンセプトモデルが展示され、夏に市販化されたリーフニスモ。今年は市販車両が展示されていた。
【HONDA】モデューロXと無限。自慢のコンプリートを競うように披露
VEZEL TOURING Modulo X Concept 2019【コンセプトカー】
1月31日に発売予定のヴェゼルツーリングをベースに仕上げたモデューロXモデル。前後のエアロパーツ&グリルに加えて、足回りも専用パーツに変更。モデューロXらしい、引き締まった走りを楽しめるはずだ。
現時点ではコンセプトとしての展示だが、過去の例から考えると、市販化されるのは確実。1.5Lターボ搭載するヴェゼルツーリングとも相性は抜群に良さそうだ。
S660 Modulo X Version 2019【コンセプトカー】
専用足回りやエアロで魅力を高めたS660モデューロXは、すでに市販化されているが、今年のオートサロンでは+αのエッセンスを加えたVersion 2019コンセプトを展示。S660チューニングの可能性を大きくアピール。
ナビゲーション&スピーカーの追加、インテリア素材の範囲拡大に加え、アルミホイールの表面処理をブラックメッキ仕立てにすることで、スペシャリティ感を強化。
MUGEN CR-V【カスタムカー】
昨年秋に発売された無限のCR-Vも展示。左右のインテーク形状が印象的に映るフロントアンダースポイラーや、左右と中央の3分割としたアッパーウィング。スポーツスタイルを得意とする無限らしいカスタムカーだ。
サイドビューに重厚さをプラスするガーニッシュのバランス感もさすが。パーツ素材も衝撃吸収性に優れるABS製を用いるなど、直系チューナーらしい高品質なカスタムも見逃せない。
MUGEN INSIGHT
昨年末に発売されたばかりのインサイト。このタイミングでカスタムスタイルが披露できるのも、無限ならではの強み。インサイトの魅力を引き出す前後アンダースポイラー、サイドガーニッシュなどが装着されていた。
流麗なデザインと軽量化を両立した18インチのMDAアルミホイールを装着。なお発売はエアロパーツが3月、アルミホイールは4月を予定しているそうだ。
#NVAN_Dream企画 カスタマイズカーが、ついにお披露目!
画材や筆などが配置されるほか、子育て世代ママらしく、おむつ入れのスペースも。
「今後は活動のベースキャンプとして活用していきたい」とちひろさんは話していた。
ユーザーの夢から生まれた 世界でただ1台のN-VANが誕生!
仕事に、趣味に、ユーザーが理想とするN-VANを現実に作ろう、というこの企画。多くの希望者の中から選ばれた1台が、ついに今年のオートサロンで披露された。そんな幸運をモノにしたのが、写真で微笑む「ちひろさん」だ。“イラストレーターのママを外に連れ出してくれる、走るアトリエ”というのがそのコンセプト。見事にその夢がかなったようだ。
チュートリアル・福田充徳プロデュース N-VANカスタムカー 「FUKUDA-LAND」も登場!

♯NVAN_Dream企画の番外編として、バイク好きとして知られるチュートリアルの福田さんも緊急参戦。バイクが積める、チュートリアル福田カスタム仕様車with FLEXも展示。
【MAZDA】スポーツとプレミアムを融合させた、カスタムカーも展示
CX-5 CUSTOM STYLE 2019【コンセプトカー】

昨年秋に発売された特別仕様車「Exclusive Mode(エクスクルーシブ モード)」がベースモデル。フロント/サイド/リヤアンダースカートに専用パーツを装着したスポーツスタイルを提案。
CX-8 CUSTOM STYLE 2019【コンセプトカー】

25T Lパッケージ車をベースに、アンダーガーニッシュや大径アルミホイールを装着。コンセプトモデルながらも、市販化にも含みを持たせた、スペシャリティモデルに仕上げている。
ROADSTER DROP-HEAD COUPE CONCEPT【コンセプトカー】

今年のマツダブースは、MAZDA3に主役を奪われてしまったが、走りを楽しんで欲しいという想いを注いだカスタムカーも展示されていた。中でもカーボン製ハードトップを装着したクーペコンセプトは、注目度も抜群。
【RENAULT 】例年通り、市販前提モデルを大々的に披露
LUTECIA R.S. TROPHY AKRAPOVIC【市販車】
オートサロン初日に発売が開始された、スポーツマフラーの老舗アクラポヴィッチと共同開発したチタン/ステンレスマフラーを装着する、ルーテシア・ルノースポールの特別仕様車。価格は344万円。
ルーテシア・ルノースポールの高性能グレード「トロフィー」がベース車両。インテークブレードやサイドプロテクション、ディフューザーなど、専用意匠のエアロパーツも装着。
MEGANE R.S.【参考出品車/市販車】
ルノーはオートサロンでリミテッドモデルや高性能モデルをお披露目することが多いが、今年の目玉の1つとなったのが、メガーヌR.S.。昨年夏には6速DCT仕様は発売されていたが、ファン待望のMTモデルも春先には追加されるようだ。
メガーヌR.S.を筆頭に、ルノーのR.S.モデルの販売は好調ということもあり、会場では今年はさらなる拡大を目指すとアピール。
【MERCEDES BENZ】話題のAクラスは注目度も抜群
A-CLASS【市販車】

メッセージが書かれたラッピングフィルムでデコレートされたAクラスで、対話型インフォテインメントシステム「MBUX」をアピール。近未来の体験ができると、注目度も抜群。
smart fortwo edition/MICKEY THE TRUE ORIGINAL【市販車】

2018年は、スマートが誕生して20年、ミッキーマウスが銀幕にデビューして90年。その2つのアニバーサリーイヤーを記念して、投入されたディズニーミッキーとのコラボモデルも展示。ミッキーマウスをイメージした内外装にが見所だ。
【SUBARU】市販前提が有力なコンセプトカーを、多数展示
FORESTER Advance Sport CONCEPT【コンセプトカー】
フォレスターのe-BOXER搭載モデルをベースにカスタマイズされていたコンセプトモデル。装着パーツは市販品が多いことは、インプレッサSTIスポーツコンセプトと同様だが、こちらはSTIの名は外されている。現状ではSTIモデルとしての販売はなく、STI単体パーツでの展開ということなのだろう。
装着パーツは、単体パーツとして販売されているSTIエアロパッケージが中心。
STIフレキシブルタワーバーなどの機能パーツも装備されているようだ。
IMPREZA STI Sport CONCEPT【コンセプトカー】
2016年の登場以来、インプレッサは標準的なベースモデル中心のラインナップを貫いているが、今年のオートサロンでは、STIが仕上げたSTIスポーツをコンセプトモデルとして展示。来場者から高い注目を集めていた。
リップまわりやトップルーフなどに専用意匠のSTIスタイルパッケージを装着。
コンセプトモデルといいつつも装着されるパーツは市販品も多く、過去の他モデルでSTIスポーツ車が設定された経緯を考えれば、この個体がインプレッサ STIスポーツとして発売される可能性は高そうだ。
LEVORG STI Performance【カスタムカー】

エアロはもちろん、タワーバーやラテラルリンク、ドリルドディスクやスポーツマフラーまで、全身くまなくSTIパーツで仕上げた走りを強く意識したカスタムモデル。ベース車両は1.6GT-S。
WRX STI Rally CONCEPT【コンセプトカー】

ラリーカーを彷彿させるブルーのボディカラーを纏った、WRX STIのコンセプトモデル。リヤウイングや大型ディフューザー、BBS製19インチアルミなど、ラリー走行を意識した高性能パーツがふんだんに使われていた。
SUBARU&STIアイテムが勢揃いするスバルオンラインショップにも注目すべし!
一般ユーザーが来場する時間ともなると、販売ブースは黒山の人だかり。
人気のSTIパーツから記念ノベルティまで、多くのスバルファンが憧れるアイテムが飛ぶように売れていた。
スバルとセイコーのコラボで生まれた、SUBARU360が誕生して60周年を飾る記念オリジナルウォッチ。SUBARUオリジナル ドライバーズウォッチ(6万円※税抜)。
SUBARUオリジナル レディースウォッチ(26,000円※税抜)。
垂涎のノベルティアイテムも続々登場
イベント会場で販売されるノベルティアイテムは、ファンにとっては堪らないものだろう。東京オートサロンでも販売ブースは大盛況だった。ちなみにスバルのノベルティアイテムは、スバルオンラインショップのホームページでも購入可能。こちらもチェックだ!
【SUZUKI】大人気ジムニーのオリジナルカスタムが主役
JIMNY SIERRA PICK UP STYLE【コンセプトカー】
デビューから半年以上過ぎても品薄が続いているジムニーシリーズ。今年の東京オートサロンでは、アフターパーツも数多く発表されたが、本家スズキからも魅力的なコンセプトが発表された。シエラをベースにピックアップ風に仕立てたモデルは、コンセプトカーというにはもったいないほどの完成度。このまま市販しても売れるのは間違いない出来栄えだ。
ホイールベース自体はシエラと同じだが、荷台の分だけ後方に30cmほど延長。このパッケージを見る限り、マニアが求めるシエラの4ドア仕様の敷居は高くないのかも。
荷台はキャリイ用を流用。狭いながらも荷物を置くには十分な広さ。市販前提はまったく考えていないと言うが、見た目以上に完成度は高い。出せばいいのに、が率直な感想だ。
やや無骨なキャビンはポップなイメージでデコレート。シートはフロント側のみの設定で、シート後方は荷物置き場的なスペースになっていた。
JIMNY SURVIVE【コンセプトカー】
極限の状況下でも力強く自然の中を走破する。そんなコンセプトで仕上げられたカスタムモデル。道具感満載のスタイルだが、ジムニー本来のキャラを考えればぴったり。
全国各地の仕事の現場にひょっこり現れても、まったく違和感なさそうだ。
SWIFT SPORT YELLOW REV.【コンセプトカー】

チャンピオンイエローは、スイフトスポーツのイメージカラーだが、今回のオートサロンでは、さらに彩度が高い究極のイエローでカラーリングされたコンセプトモデルを展示。ルーフのブラックツートンとの対比も美しい。
【MITSUBISHI】街中のスポーツを狙ったカスタムカーを展示
ECLIPSE CROSS STREET SPORT【カスタムカー】
イエロー/ブラックのエクステンション&ガーニッシュパーツは参考出品だったが、その完成度は製品レベル。
近年、ミツビシはカスタムモデルを特別仕様車として販売しているが、このストリートスポーツも可能性はありそう。
OUTLANDER PHEV STREET SPORT【カスタムカー】
アウトランダーPHEVもストリートスポーツ仕様を展示。
こちらはエクリプスほどパーツ点数は多くなく、サイドのデカールワークが目を引く程度だが、カラーの塗り分けでここまで存在感が増すことを再確認させてくれた。