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更新日:2022.04.22 / 掲載日:2022.04.22
レトロカー総勢12台集結!埼玉・玉川温泉で昭和の日にイベント開催
温浴施設や宿泊施設の運営を主に展開する温泉道場(埼玉県比企郡)は4月22日、同社が運営する昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉(埼玉県比企郡)で「集まれ!懐かしのレトロカー展」を、4月29日の昭和の日に開催すると発表した。参加費は無料。
自走可能なレトロカー12台が大集結!昭和を感じるイベントを日替わりで実施
昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉は、「昭和レトロ」をコンセプトにした日帰り温泉施設。今回は川越のミゼット愛好家協力のもと、昨年に引き続き自走可能なレトロカー総勢12台が大集結。貴重な車両を見られる、またとない機会となっている。
また、ゴールデンウイーク期間中は「昭和縁日」と銘打ち、昭和を感じる紙芝居やポン菓子実演などのイベントを日替わりで実施する。
展示予定車両 詳細
オリエント三輪トラック:個人所蔵
1956年三井精機製造。’63年に製造した三井精機工業が三輪車の製造を止めたため、残存数はほとんどなく大変貴重な車体。世界的インダストリアルデザイナー、柳宗理氏によるデザイン。
ダットサン17型セダン:個人所蔵
1938年式戦前の最終型。戦艦大和、零戦よりも古く車体の骨組みは木でできている。日産自動車製造の名車。
ホープスター:個人所蔵
1958年に生産されたバーハンドルの軽三輪。軽三輪といえばダイハツミゼットが有名だが、ミゼットより前に軽三輪を世に送り出したのが「ホープ自動車」となっている。
バーハンドルミゼット:個人所蔵
1960年ダイハツDKAの前期型。パタパタ走り回る姿からヘリコプターと言われ親しまれた車体。大村崑さんのミゼット連呼のCMで一躍大ヒット。
バーハンドルミゼット急坂運搬車用:玉川温泉所蔵
1960年ダイハツDSAの前期型。上記のバーハンドルミゼットを元に木材運搬用に佐藤智太郎氏によって改造された車体。のちに、現在群馬県の下仁田付近で活躍している作業車「デルピス号」へと変化していく。急坂を登りやすいようにしたダブルギアが特徴的。
T600衛生車:個人所蔵
バラバラにされて20年間眠っていた車体を、錆や傷もそのまま元の通り組み立て復活させたもの。軽三輪k360の兄貴分。マツダが開発したオート三輪車で、戦後の急発展中の日本を輸送や衛生面で強く支えたある意味の名車。
ミゼットMP-5前期型:個人所蔵
1962年ダイハツ。昭和30年代を代表する日本の軽三輪。
ミゼットMP-5後期型:個人所蔵
K360:マツダ 個人所蔵
ミゼットの良きライバル。日本のインダストリアルデザインの第一人者、小杉二郎氏によるデザインで、ケサブロウの愛称で親しまれる。
スバル・R2:富士重工業 個人所蔵
キャロル360:マツダ 個人所蔵
「集まれ!懐かしのレトロカー展」概要
開催日:2022年4月29日(木)13:00~17:00
開催場所:玉川温泉駐車場
参加費:見学無料
※雨天時は規模を縮小して開催
※イベント当日の車両乗り入れの飛び入り参加不可