インタビュー
更新日:2021.08.10 / 掲載日:2021.08.10
クルマ好きな芸能人、著名人インタビュー[タレント、俳優・照英]
各界の著名人から好きなクルマの話を聞き出す当コーナー。今回のゲストは、『筋肉番付』シリーズで華々しい活躍をした後、NHK大河ドラマや映画版『スクールウォーズ』などの情熱的な演技で脚光を浴びてきた照英さん。好きなクルマを何台も乗り継ぐ、こだわりの愛車選びをしてきたアツい男は、3児の父、家族の良きパパとして、今度はいったいどんなクルマをチョイスしたのか?
(掲載されている内容はグー本誌2021年9月号の内容です)
撮影/池ノ平昌信
1974年生まれ。関東学生選手権の槍投げ競技で優勝、国体で準優勝。大学卒業後はモデル、俳優として、TV番組や映画、CMなどで活躍。YouTubeではプロ級の釣りの腕前を披露している。
長時間運転しても疲れたと思ったことないです。楽しいですからね
グー クルマはお若い頃からお好きだったんですか?
照英 そうですね。クルマが欲しいという思いはありましたけど、若い頃はお金がなくてそれどころじゃなかったです(笑)。電車賃さえなくて、仕事の現場まで自転車で行ってましたから。
グー では、初めて愛車を手に入れられたのはいつ頃?
照英 じつはTV番組の『筋肉番付シリーズ』で賞品としてもらったのが初めての愛車なんです(笑)。優勝2回、2位のときも1台いただいて、合計3台獲得しました。
グー すごい! ちなみに車種は?
照英 1、2台目の頃は、まだ生活するのにいっぱいいっぱいだった時期で(笑)、背に腹はかえられず、すぐ売却させてもらったんですよ。
グー では3台目は?
照英 レガシィのツーリングワゴンでした。おかげさまで駐車場も借りられて、維持できるようになりまして(笑)、2年くらい乗りましたね。
グー 初マイカーのご感想は?
照英 最高でしたよ。スポーツ仕様で、ステアリングのフィーリングがよかったし、乗り心地も悪くなかったです。なにしろ初の愛車ですからとにかくうれしくて「クルマ最高!」と思って、しょっちゅう乗ってましたよ。仕事はもちろん、プライベートでもガンガン乗り回して、行動範囲もすごく広がりましたね。
グー では、次の愛車は?
照英 自分で初めて購入したのはメルセデスのゲレンデ(Gクラス)で、ボディカラーは当時あまり走ってなかったワインレッドでした。
グー どうしてGだったんですか?
照英 デザインですね。ご存じかもしれませんが、先代のゲレンデってステアリングも重いし、運転もあまりイージーではないんです。とにかく、ゴツくて角ばっているあの見た目が好きで乗ってましたね。
グー では、そのスタイル重視で選んだGクラスの次は?
照英 何年か乗ったあと、Vクラスに乗り換えました。理由は、結婚して子どもが生まれたこと。黒とチョコレート色と2台乗り継ぎました。
グー たしかにVは室内広いですからね! で、そのあと、このGクラスに戻したんですか?
照英 いや、またゲレンデに乗りたいって思って、戻すんですけど。今の350ディーゼルの前に、もう1台ゲレンデに乗ってるんです(笑)。
グー え、間にもう1台ですか?
照英 そうなんです(笑)。一度ゲレンデに戻してから、5年くらい前に、たまたま修理工場へ行ったら、ピンクとか黄色とか限定色のゲレンデが置いてあったんですよ。で、そのときに興味を持ったことが販売店の人に知られ、3年前にブルーとレッドの限定車が発売されたときに、すぐ連絡をもらえて(笑)。
グー それでこのめずらしい赤いGクラスに乗られているんですね!
照英 ただこれ、実際に乗ってみたらかなり目立つんですよ(笑)。東京でも数台しか走ってないらしくて、友人たちから「今日あそこ走ってたよね」ってよく言われるんです(笑)。とにかく目立ち過ぎるから、次は大人しいボディカラーにしようと思って……黒にしました。
グー 「しました」ということは?
照英 じつは今、次のクルマの納車待ち状態なんです(笑)。
グー えから! 何の車種ですか?
照英 Vクラスです(笑)。今度はボディが長いエクストラロング。
グー なぜまたVに?
照英 ウチは今子どもが3人いるんですけど、一番上の中3男子は身体が大きくて、5人全員で乗るとパンパンなんです(笑)。ゲレンデって、ああ見えてシート幅が小さいんですよね。けど、Vクラスの居住性と室内空間に慣れたら、もう永遠にVって可能性もありますね(笑)。
グー しかし愛車は大きなクルマばかりですが、いつもご自分で運転されるんですか?
照英 ハンドルを握るのは絶対自分ですね。仕事では、関東近郊はもちろん、静岡あたりまでなら行ってしまいます。プライベートでは、少し前に家族全員乗せて、伊勢神宮まで行きましたね。やはり運転はおもしろいですし、家族と一緒だと楽しいですから。長時間運転していても疲れたと思ったことがないです(笑)。
グー 最高のパパさんですね!
片道4時間くらいの距離であれば平気で一人で運転してしまうという照英さん。「いろいろ経験をさせてあげたい」と、子どもたちのためにもさまざまな場所へ遠出するのだとか。
筋肉超人はクルマ遊びの達人!? こだわり尽くした愛車の室内空間
クルマの魅力は“居心地のいいもの”に育て上げられること
照英さんにとって愛車とは「居心地のいいもの」で、なんでも歴代愛車の中は、住めるくらい(?)アイテムが充実していたのだとか。「寝袋や照明などのキャンプ道具から、枕、本など日常的なグッズまで、女房からあきれられるくらい多くのものが積んでありますよ(笑)」。その理由は、「部屋が広がるような感覚で楽しいんです。居心地のよさを追求していけば、移動で疲れるようなことも減ると思いますし、それは仕事で使うにしても、一緒に乗る家族のためにもいいと思いますから」なんだとか。
照英さんが想いを寄せるクルマたち……
スバル レガシィツーリングワゴン(3代目モデル)
中古車中心価格帯:10万から100万円
日本のステーションワゴンを代表するモデル。現在はアウトバックのみとなってしまったが、かつてはB4とともにスバルの屋台骨を支えた。メルセデス・ベンツ Gクラス(先代型)
中古車中心価格帯:400万から1200万円
約25年販売された先代型は、古き良きクルマのカッコよさを持つクロスカントリーモデル。現在の愛車を含め、照英さんはこれまで3台購入。メルセデス・ベンツ Vクラス(現行型)
中古車中心価格帯:350万から640万円
2015年に現行型へとモデルチェンジしたフルサイズミニバン。豪華さと室内の広さを両立している。照英さんは同モデルへ乗り換え予定。
※中古車価格はグーネット 2021年7月調べ。記事中の価格は参考であり、中古車価格を保証するものではありません。