インタビュー
更新日:2021.10.26 / 掲載日:2021.03.10
クルマ好きな芸能人、著名人インタビュー[俳優、タレント・峰竜太]
各界の著名人から好きなクルマの話を聞き出す当コーナー。今回のゲストは、俳優として『西部警察』などに出演する一方で、TBS系列『アッコにおまかせ!』では長年司会を務めるなど、タレントとしてもさまざまなTV番組でご活躍されてきた峰竜太さん。世間では「恐妻家」として知られている峰さんですが、愛車のことに関しては、はたしてどうなのか。そのあたりもこっそり(?)聞かせてもらいました!
(掲載されている内容はグー本誌2021年4月号の内容です)
俳優、タレント・峰竜太
長野県出身。21歳で俳優デビューし、バラエティ番組のMCやコメンテーターとしても活躍。現在は『アッコにおまかせ!』や『出没!アド街ック天国』などにレギュラー出演中。
人生の思い出やストーリーのなかには、必ずクルマが出てきます
グー まずは、現在の愛車のラインアップを教えていただけますか?
峰竜太(以下、峰) このミニと、メルセデスのE250、ヴェルファイア、それからポルシェのケイマン、あとベントレーのアルナージです。
グー 誰もが羨むような豪華ラインアップですね!
峰 いえいえ、ベントレーなんて全然動かさないから、オブジェになってますよ(笑)。
グー やはりご自宅のガレージも相当広いんでしょうか?
峰 ガレージにはこだわりましたね。入れやすさや出しやすさを考えて、ロータリー状にしたり、クルマのために家づくりをしたようなもん
です(笑)。
グー どのクルマはどんなときに乗るとか決まっているんですか?
峰 基本的にはどれも運転するんですけど、自分だけで乗るときはメルセデスが多いですね。あと、毎週TBSへ行くときは、娘が運転してくれることが多いからミニです。カミさんが乗るのもほぼミニですね。ケイマンは主に息子が乗っています。
グー ミニが人気なんですね。
峰 私も家族も、ミニはかなり気に入っていて、これで2台目なんです。サイズ感がいいんですよ。長距離は大きなクルマのほうが楽ですけど、都内なら一番いいのは小さなクルマ。
グー 普段はミニに乗ってどんなところへ出かけますか?
峰 『アド街ック天国』で紹介された街へよく散策に行くんですよ。ほら、街っていろいろ変わるから。そのとき、ベンツだと狭い道を通れませんし、やっぱりミニが楽なんです。
グー ヴェルファイアは活躍してますか?
峰 国産車は実用的でいいですよね。乗り心地がいいし、痒いところに手が届く実用性を備えています。ただ、最近は家族で出かけるときもミニですね。愛犬を連れていくときもそうだし、雰囲気のいいところで止めたりしても絵になります。
グー では初めて乗ったクルマは?
峰 ブルーバードです。もともとはカミさんのクルマで、結婚してから私が運転するようになったんですよ。
グー どんな印象でしたか?
峰 今思えば、いいクルマでした。長距離も楽でしたし。そういえば、結婚してからは、よく義父のクルマの運転もしていましたね。
グー 先代の林家三平さんですか?
峰 そう、あの方はいつも優しくてね、運転者に対して気遣いをしてくれる方でした。親子なのにカミさんとは全然違うんです(笑)。
グー お人柄が偲ばれますね。
峰 義父からは私もいろいろ学ばせてもらいまして、誰かに運転してもらうときは、その方への気遣いを忘れないようにしているつもりです。
グー 歴代の愛車のなかで、思い出深いクルマは何ですか?
峰 フェアレディZですかね。20代の頃に、初代と2代目に乗っていました。一番最初に乗ったとき、「これは乗用車とは違う、マシンだ!」と思いましたね(笑)。高貴な感じもあって、結構、緊張して運転していました。
グー 高級サルーンもいろいろ乗ってこられたんですよね?
峰 メルセデス、アウディ、キャデラックなんかにも乗りましたね。でも、初めてメルセデスに乗ったときは圧倒される感じでした。やっぱりステータスがありますよね。
グー では、愛車選びの基準は?
峰 クルマ選びはいつもカミさん主導です。「あっそう」って言って、金払うのは私だけど(笑)。
グー そんな
峰さんにとって、クルマはどんな存在なんですか?
峰 自分が歩んできた人生のなかにはいくつもの思い出やストーリーがあるじゃないですか。そういったなかで必ず出てくる存在ですよ。
グー なるほど、人生の分岐点にクルマあり、ですか。
峰 週刊誌に撮られたときはフェアレディに乗ってたとか、あれもひとつのストーリーだよね(笑)。ある意味、人生と関連しているどころか、主役になってる部分もありますよ。
たくさんのクルマに乗ってきた峰さんからの提言とは?
見栄を張らずに自分に合ったものを選ぶべき
数多くの愛車を乗り継いできた峰さんに、現代の若者はいったいどんなクルマを選ぶべきか、質問してみた。「人にはそれぞれ個性があると思います。だから、自分に合ったものを冷静に選んでもらいたいですね。選んだ愛車が、またその人の人間性にも跳ね返ってくることがあると思います。とにかく、クルマで見栄を張るのは意味がない、ということです。私はカミさんの見栄に付き合わされてきましたけど(笑)、やはり自分にとって実用的なものが一番いいんですよ」。
峰 竜太さんの思い出に残る愛車たち……
スバル インプレッサWRXスポーツワゴン(初ミニ ミニクーパー(現行型)
中古車中心価格帯:260万から400万円
BMW傘下となり、2016年に登場した現行型で3代目となるミニ。ハッチバックやコンバーチブルのほか、さまざまなボディタイプを設定する。
トヨタ ヴェルファイア(先代型)
中古車中心価格帯:50万から270万円
2008年にアルファードの兄弟車として誕生した高級ミニバンで、先代型は2015年まで販売された。人気が高く、相場も高値を維持している。
日産 フェアレディZ(初代型)
中古車中心価格帯:380万から1000万円
スポーティなデザインと走りを両立するクーペとして1969年に誕生。北米でヒットモデルとなり、現在でも日米で高い人気を維持している。
※中古車価格はグーネット 2021年2月調べ。記事中の価格は参考であり、中古車価格を保証するものではありません。