日本カー・オブ・ザ・イヤー
更新日:2019.10.17 / 掲載日:2019.10.17
トヨタ セルシオ[第10回 1989-1990 日本カー・オブ・ザ・イヤー]
元号が「昭和」から「平成」となった1989年は、東西ドイツのベルリンの壁崩壊、中国での天安門事件など、日本のみならず世界で大きな出来事が起こった年であった。日本車も勢いにのった1年で、受賞車であるセルシオ以外にも、ユーノスロードスター、日産スカイライン、日産フェアレディZ、スバルレガシィ、ホンダインテグラなど、数多くのエポックメイキングなクルマたちが登場。当然のごとく、COTYも激戦となった。セルシオが評価されたポイントは、まさにメルセデス・ベンツやBMWに肩を並べる「世界に誇れる高級乗用車」に仕上がっていたこと。知的で洗練されたスタイリング、トルクがありスムーズなV8エンジン、そして世界トップレベルの静粛性と、その高性能は日本のみならず、レクサスブランドとして発売された北米でも高く評価された。グーネット での初代セルシオは19台を確認。意外にもノーマルの物件が多く、価格も39万円~160万円と常識の範囲内に収まっている印象だ。こちらも2016年から値上がり傾向にある。
グーネット 全国販売価格相場(トヨタ セルシオ)
(単位/縦軸:円、横軸:年) ※価格はグーネット掲載車両による平均価格となります。