モーターショー
更新日:2023.10.27 / 掲載日:2023.10.25
次期GT-RはEV!? 日産がコンセプトを発表【ジャパンモビリティショー2023】
文●ユニット・コンパス 写真●川崎泰輝
リアルとバーチャル合わせて5台ものコンセプトカーを発表した日産。ショーの目玉は、当日まで存在がシークレットとなっていた「ニッサン ハイパーフォース」だろう。
次期GT-Rを想起させる「ニッサン ハイパーフォース」
日産が「フロントデザインやキャビンシルエット、リヤコンビネーションランプに日産のハイパフォーマンスカーのデザインDNAを織り込んだ」と説明するように、「ニッサン ハイパーフォース」のエクステリアを見て多くのクルマ好きは、『これはGT-Rじゃないか!』と思うはず。現行型R35が発表されたのは、2005年の東京モーターショーであった。当然、日産が意識していないはずはない。どこまでも快適に走れる「GT」モードとサーキット走行用の「R」モードを備えるというあたり確信犯だ。
全固体電池の搭載により1000kWもの最高出力を発揮。NISMOと共同開発したエクステリアは強力なダウンフォースを生み出すという。駆動方式はAWDで、アリアなどにも採用されている電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を搭載する。
ハードもソフトもアップデートできる「ニッサン ハイパーアーバン」
クロスオーバー電気自動車のコンセプトカー。ソフトウェアはつねにアップデートされて最新の状態を維持し、必要に応じてハードウェアを交換して機能を向上させることで、長期間愛車として維持できる。
大容量バッテリーを搭載する「ニッサン ハイパーアドベンチャー」
従来のEVが課題としていた航続距離を大容量バッテリーで克服するというコンセプトカー。遠方へのドライブやアウトドアアクティビティを楽しむための電源車としても活用できる。
「ニッサン ハイパーツアラー」が創り出す近未来のもてなし
日本ならではのおもてなしの精神や上質さを、先端技術によって磨き上げたプレミアム電気自動車のコンセプト。
常識を覆す尖ったコンセプトカー「ニッサン ハイパーパンク」
アーティストやインフルエンサーといった自分のスタイルを大事にするひとたちをユーザーとしてイメージした都市型コンパクトSUVのコンセプトカー。コネクティビティ技術によって、車内でも配信や創作活動が行える。