中古車購入チェックポイント
更新日:2022.08.30 / 掲載日:2022.08.30
中古車のサブスクサービスとは?メリットや選ぶポイントについても紹介!
音楽や動画など、今ではいろいろなサブスクサービスが提供されています。何かしらのサブスクを利用している方も多いでしょう。
近年、中古車のサブスクもいろいろと出てきています。そこで、この記事では中古車のサブスクサービスとは何か、利用するメリットや注意点についてまとめました。
中古車のサブスクに興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。

中古車のサブスクとは、どのようなサービスなのか詳しく知らないという方もいるでしょう。
ここからは、中古車のサブスクサービスの概要やメリットと注意点、カーリースと何が違うのかなどを詳しく紹介していきます。
通常は車を保有すると、自動車関連の税金や車検費用、自賠責保険料といったランニングコストがかかります。サブスクではこれらの費用も月額料金に含まれるので、月額以上の費用はかかりません。
中古車のサブスクは、決められた期間に中古車がリースされる形をとります。期間中はマイカーのように、原則制約なしで自由に乗ることができます。
しかし、あくまでもリース契約なので、車を所有できるわけではありません。名義上、所有者は契約したリース会社、使用者が契約者、すなわち皆さんというになりますので注意してください。
カーリースと中古車のサブスクには、いくつか共通点があります。それは、月々定額のサービスであること、月額料金に税金や自賠責保険料が含まれていること、年単位の長期契約に対応しているなどです。
そのため、カーリースと中古車のサブスクの違いはほとんどないと思っていいでしょう。
ただし、業者によっては細かなサービス内容について違いが見られます。もしカーリースもしくは中古車のサブスクを利用するのであれば、業者を個別に比較することをおすすめします。
月額料金やサービス内容、取り扱っている車種などを比較して、自分にマッチするサービスを選びましょう。
サブスク市場は年々増加傾向にあります。2019年度時点でのサブスクサービスの規模は6,828億円でしたが、2022年度には1兆円を超えるのではないかと見られています。
車のサブスク市場も堅調です。2019年度には20億円程度と、そこまでマーケットは大きくありませんでしたが、2025年には500億円規模と、25倍まで拡大すると予想されています。
今では大手の自動車メーカーもサブスクサービスを提供していて、利用者数も増えています。

中古車のサブスクが注目を集めているのは、このサービスならではのメリットがいろいろとあるからです。
月額料金なので家計のやりくりがしやすい、コストがあまりかからないなどのメリットが挙げられます。
そこで、ここからは中古車サブスクを利用するメリットについて、いくつかピックアップしてみました。
車を保有した場合、年間でメンテナンスコストは上下します。特に車検を受けた月は、車に関する出費がどうしても大きくなります。ディーラーに車検をお願いすると丁寧に整備してくれる半面、10万円前後とそれなりにまとまった費用が必要です。
サブスクの場合、車検費用や各種税金、自賠責保険料、事務手数料が月額料金の中にすべて含まれています。また、サブスクサービスの中には、メンテナンス費用も月額料金に含まれているコースもあります。
毎月決まった額を支出する形になるので、家計の管理はやりやすくなるでしょう。車のランニングコストで家計のやりくりが厳しくなっているようであれば、サブスクへの乗り換えも検討してみるといいかもしれません。
中古車のサブスクの料金は、車本体の料金から残価を差し引いて、契約期間分で頭割りするのが一般的です。
残価とは、契約期間満了時における車の価格を指します。残価分の支払いが免除されるので、自動車ローンと比較すると支払総額を安く抑えられます。
自動車ローンを組んだ場合、税金や自賠責保険料などの支払いは別途必要です。そう考えると、自動車ローンを組むよりサブスクを利用したほうがお得になる可能性が高いと言えます。
サブスクの月額料金は、車両の本来の価値をベースにして決められます。そのため、新車のサブスクでは厳しかった、ワングレード高い車でも中古車サブスクなら契約できるかもしれません。
高級車種をリーズナブルな月額料金で乗りたければ、中古車のサブスクを利用するのも一考です。
新車のサブスクの場合、申し込んでから納車されるまでに1カ月~3カ月程度は少なくてもかかります。
一方、中古車のサブスクの場合は大体1週間~2週間で納車されるのが一般的です。
新車と中古車でここまで納期に大きな差が出るのは、納車されるまでのプロセスが関係しています。
新車のサブスクも新車を購入する場合と同様で、お客さんの申し込みを受けて車種のオーダーを出します。受注生産という形をとるので、どうしても数カ月単位の期間が必要です。
一方、中古車のサブスクの場合は、業者の保有しているストックの中から貸し出す方式をとります。すでに出来上がっている車両を提供するので、整備などをしても納期を短縮化できるのです。

中古車のサブスクにはたくさんのメリットがありますが、注意すべきポイントもいくつかあります。
基本的に契約期間中は自由に車を利用してもいいですが、一定の制約が設けられています。場合によっては中古車のサブスクを利用すると、あまり恩恵を受けられない可能性もあるのです。
ここからは、どのような注意点があるのか詳しく説明していきます。
走行距離の上限はサービスによって異なりますが、相場と言われているのが、月間1,000~1,500kmです。
地方の場合、公共交通機関に乏しく、交通の足として自動車を使うという地域もあるでしょう。日常的に車を利用していると、利用制限に引っかかってしまう恐れがあります。
一部のサービスには、距離制限を設けていないコースもあります。どうしてもサブスクで車を乗りたければ、こちらのコースを利用するといいでしょう。
厳密に言えば、中途解約できないこともありませんが、その際には違約金を支払わなければならず、その金額も決して安くありません。
サブスクの契約をするのであれば、最初にどの程度の期間車が必要になるのか慎重に考えましょう。その期間に基づき、サブスクの契約期間を決めてください。
中古車のサブスクの中には、ごく一部ですが、いつでも解約可能としているサービスもあります。
あくまでもサブスクの場合は、車の所有者名義はリース会社です。そのため、所有者に無断で車を自由にいじることはできないので注意してください。
例えば、カスタマイズやドレスアップなどを勝手にはできません。カスタマイズやドレスアップをすると、車両を返却する際に追加料金を請求される可能性があります。
マイカーに対して強いこだわりを持っているのであれば、サブスクではなくマイカーを購入したほうがいいでしょう。

中古車のサブスクを提供している業者は、いろいろとあります。そのため、どこで契約すればいいか迷ってしまう方もいるでしょう。
ここでからは、サブスクサービスを比較するにあたって、押さえておきたいポイントをいくつかピックアップしてみました。
以下の項目をチェックしてみて、どこが自分にとってベストか検討してみましょう。
ただし、単に料金だけを比較するのでは不十分です。一見すると料金は安いけれども、いろいろと別途で料金を請求され、そこまでお得ではなかったということもあり得ます。
月額料金の範囲は業者によってまちまちです。メンテナンス費用が含まれていない、任意保険料は別途かかるといったところもあります。
料金を提示されたとき、どこまで含まれているのか忘れずに確認してください。ホームページやパンフレットなどの資料では不明確であれば、担当者に必ず確認しましょう。
そのため、中古車を納車されたときに、車両の状態を確認するようにしてください。傷やへこみがあれば、担当者と確認しましょう。
この作業を最初にやっておかないと、誰が付けた傷か分からなくなり返却した際に傷やへこみの修理費用を請求される可能性もあります。そのため、車両状態に関する資料があれば、もらっておくと安心です。
契約期間は会社によってまちまちです。いくつかコースを設定していて、その中から決めることができる場合もありますし、年数を自由に決められる会社もあります。
中古車のサブスクの場合、新車のサブスクと比較して契約期間が短めになる場合もあるので注意してください。その理由は、中古車と新車では年式や走行距離で耐用年数が変わってくるからです。
また、長期利用すればするほど、月額料金が安くなる傾向もあります。
ライフスタイルも加味して、契約期間をどのくらいにするか決めましょう。
走行距離に上限が設けられている理由は、残価設定をしているためです。契約満了時の車の価値を契約時に設定しているので、過走行距離になると前提の価格と変わってしまいます。
そこで、まず自分が月間どのくらい車を利用しているか把握しておきましょう。そして自分の月間の走行距離に引っかからないようなサブスクサービスを見つけてください。
中には常日頃から車を利用するので、走行距離がオーバーしてしまう方もいるかもしれません。その場合は、ごく一部ですが、走行距離無制限のところもあります。遠距離移動を頻繁に行うのであれば、走行距離の上限のないサブスクを探しましょう。
希望する車種がある程度固まっているのであれば、その希望車種が取り扱っている業者かどうかチェックしましょう。
取り扱っている中古車台数は、業者によってピンキリです。小規模業者であれば、200台程度というところもあります。一方、大手になると3,000台以上のラインナップのところも見られます。
できるだけ多くの選択肢の中から自分に合う車を見つけたいと思っているのであれば、取扱台数の多い業者で探すのがおすすめです。
一方、取扱台数が多すぎると、逆にどれにしようか迷ってしまう方もいるでしょう。その場合は、サイトで希望条件を入力して絞り込みのできるところもあります。また、電話やメールで条件を伝えるとそれに見合った車を紹介してくれるところもありますので、こういったサービスをしている業者を利用するといいでしょう。
一般的には、納車する前に車両の点検や整備などを行うため、1週間~2週間かかる会社が多いです。しかし、最短4日で納車してくれるようなところもあります。
中には「すぐに車に乗りたいので、できるだけ早く納車してほしい」という方もいるでしょう。少しでも早く車を利用する必要があれば最短どのくらいで納車可能か、ホームページを見たり、電話で問い合わせるなどして確認しましょう。
サブスクによって、故障時の保証やメンテナンスプランの有無などが異なります。また、メンテナンスや修理の対応範囲も会社によってまちまちです。
いざメンテナンスや修理をお願いしようと思ったら、対象外だった…ということがないようにあらかじめ確認しておきましょう。
中古車のサブスクを利用するのであれば、メンテナンスは手厚い内容のものがおすすめです。新車と比較して中古車はすでにある程度使われているため、車両の部品の中には摩耗や劣化の進んでいるものもあるかもしれません。
不具合を起こすリスクがあると思って、メンテナンスの充実しているサービスを選ぶと良いでしょう。
近年、中古車のサブスクもいろいろと出てきています。そこで、この記事では中古車のサブスクサービスとは何か、利用するメリットや注意点についてまとめました。
中古車のサブスクに興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。
中古車のサブスクサービスとは何か?

ここからは、中古車のサブスクサービスの概要やメリットと注意点、カーリースと何が違うのかなどを詳しく紹介していきます。
月々定額で中古車に乗れる
中古車のサブスクは、月々定額料金で中古車を自由に乗ることができるサービスです。通常は車を保有すると、自動車関連の税金や車検費用、自賠責保険料といったランニングコストがかかります。サブスクではこれらの費用も月額料金に含まれるので、月額以上の費用はかかりません。
中古車のサブスクは、決められた期間に中古車がリースされる形をとります。期間中はマイカーのように、原則制約なしで自由に乗ることができます。
しかし、あくまでもリース契約なので、車を所有できるわけではありません。名義上、所有者は契約したリース会社、使用者が契約者、すなわち皆さんというになりますので注意してください。
中古車のサブスクとカーリースの違い
車を借りて契約期間中自由に乗ることができるサービスとして、カーリースがあります。カーリースと中古車のサブスクには、いくつか共通点があります。それは、月々定額のサービスであること、月額料金に税金や自賠責保険料が含まれていること、年単位の長期契約に対応しているなどです。
そのため、カーリースと中古車のサブスクの違いはほとんどないと思っていいでしょう。
ただし、業者によっては細かなサービス内容について違いが見られます。もしカーリースもしくは中古車のサブスクを利用するのであれば、業者を個別に比較することをおすすめします。
月額料金やサービス内容、取り扱っている車種などを比較して、自分にマッチするサービスを選びましょう。
サブスクサービスの現状
近年、物を保有するのではなく必要な期間だけ借りて使用するサブスクサービスが、いろいろな領域で進出しています。サブスク市場は年々増加傾向にあります。2019年度時点でのサブスクサービスの規模は6,828億円でしたが、2022年度には1兆円を超えるのではないかと見られています。
車のサブスク市場も堅調です。2019年度には20億円程度と、そこまでマーケットは大きくありませんでしたが、2025年には500億円規模と、25倍まで拡大すると予想されています。
今では大手の自動車メーカーもサブスクサービスを提供していて、利用者数も増えています。
中古車のサブスクを利用するメリット

月額料金なので家計のやりくりがしやすい、コストがあまりかからないなどのメリットが挙げられます。
そこで、ここからは中古車サブスクを利用するメリットについて、いくつかピックアップしてみました。
家計のやりくりがしやすい
中古車のサブスクのメリットとして大きいのは、車に関するコストを定額にできる点です。車を保有した場合、年間でメンテナンスコストは上下します。特に車検を受けた月は、車に関する出費がどうしても大きくなります。ディーラーに車検をお願いすると丁寧に整備してくれる半面、10万円前後とそれなりにまとまった費用が必要です。
サブスクの場合、車検費用や各種税金、自賠責保険料、事務手数料が月額料金の中にすべて含まれています。また、サブスクサービスの中には、メンテナンス費用も月額料金に含まれているコースもあります。
毎月決まった額を支出する形になるので、家計の管理はやりやすくなるでしょう。車のランニングコストで家計のやりくりが厳しくなっているようであれば、サブスクへの乗り換えも検討してみるといいかもしれません。
ローンと比較して安くなる可能性も
毎月費用を捻出して車を利用する方法として、自動車ローンを組んで車を購入する方法が挙げられます。ローンを組むのと比較して、サブスクのほうが安上がりになる可能性が高いのもメリットの一つです。中古車のサブスクの料金は、車本体の料金から残価を差し引いて、契約期間分で頭割りするのが一般的です。
残価とは、契約期間満了時における車の価格を指します。残価分の支払いが免除されるので、自動車ローンと比較すると支払総額を安く抑えられます。
自動車ローンを組んだ場合、税金や自賠責保険料などの支払いは別途必要です。そう考えると、自動車ローンを組むよりサブスクを利用したほうがお得になる可能性が高いと言えます。
低コストで車を保有できる
同じ車種でも新車と中古車を比較すれば、中古車のほうが安価であることがほとんどです。このことはサブスクの世界でも同じで、新車のサブスクよりも中古車のサブスクのほうがお得に利用できます。サブスクの月額料金は、車両の本来の価値をベースにして決められます。そのため、新車のサブスクでは厳しかった、ワングレード高い車でも中古車サブスクなら契約できるかもしれません。
高級車種をリーズナブルな月額料金で乗りたければ、中古車のサブスクを利用するのも一考です。
納車が早い
中古車のサブスクは、申し込んでから納車されるまでの期間が短く済むのもメリットの一つです。新車のサブスクの場合、申し込んでから納車されるまでに1カ月~3カ月程度は少なくてもかかります。
一方、中古車のサブスクの場合は大体1週間~2週間で納車されるのが一般的です。
新車と中古車でここまで納期に大きな差が出るのは、納車されるまでのプロセスが関係しています。
新車のサブスクも新車を購入する場合と同様で、お客さんの申し込みを受けて車種のオーダーを出します。受注生産という形をとるので、どうしても数カ月単位の期間が必要です。
一方、中古車のサブスクの場合は、業者の保有しているストックの中から貸し出す方式をとります。すでに出来上がっている車両を提供するので、整備などをしても納期を短縮化できるのです。
中古車のサブスクを利用する際の注意点

基本的に契約期間中は自由に車を利用してもいいですが、一定の制約が設けられています。場合によっては中古車のサブスクを利用すると、あまり恩恵を受けられない可能性もあるのです。
ここからは、どのような注意点があるのか詳しく説明していきます。
走行距離に制約がある
中古車のサブスクサービスを見てみると、ほとんどのサービスに走行距離の上限が設けられています。上限をオーバーして車を利用した場合、追加料金が発生するので注意が必要です。走行距離の上限はサービスによって異なりますが、相場と言われているのが、月間1,000~1,500kmです。
地方の場合、公共交通機関に乏しく、交通の足として自動車を使うという地域もあるでしょう。日常的に車を利用していると、利用制限に引っかかってしまう恐れがあります。
一部のサービスには、距離制限を設けていないコースもあります。どうしてもサブスクで車を乗りたければ、こちらのコースを利用するといいでしょう。
中途解約ができない
中古車のサブスクは、契約期間を決めてその間利用するサービスです。契約満了になる前の中途解約は、基本的にできないと思ってください。厳密に言えば、中途解約できないこともありませんが、その際には違約金を支払わなければならず、その金額も決して安くありません。
サブスクの契約をするのであれば、最初にどの程度の期間車が必要になるのか慎重に考えましょう。その期間に基づき、サブスクの契約期間を決めてください。
中古車のサブスクの中には、ごく一部ですが、いつでも解約可能としているサービスもあります。
所有者名義はリース会社になる
サブスクの契約をすれば、車は基本自由に乗ることができますが、契約者が対象車の所有者になったわけではありません。あくまでもサブスクの場合は、車の所有者名義はリース会社です。そのため、所有者に無断で車を自由にいじることはできないので注意してください。
例えば、カスタマイズやドレスアップなどを勝手にはできません。カスタマイズやドレスアップをすると、車両を返却する際に追加料金を請求される可能性があります。
マイカーに対して強いこだわりを持っているのであれば、サブスクではなくマイカーを購入したほうがいいでしょう。
中古車のサブスクサービスを選ぶポイント

ここでからは、サブスクサービスを比較するにあたって、押さえておきたいポイントをいくつかピックアップしてみました。
以下の項目をチェックしてみて、どこが自分にとってベストか検討してみましょう。
月額費用の内容
サブスクを比較するポイントとして、月額料金は無視できないでしょう。月額料金が安ければ、それだけ車に関するコストを圧縮でき、家計のやりくりもしやすくなります。ただし、単に料金だけを比較するのでは不十分です。一見すると料金は安いけれども、いろいろと別途で料金を請求され、そこまでお得ではなかったということもあり得ます。
月額料金の範囲は業者によってまちまちです。メンテナンス費用が含まれていない、任意保険料は別途かかるといったところもあります。
料金を提示されたとき、どこまで含まれているのか忘れずに確認してください。ホームページやパンフレットなどの資料では不明確であれば、担当者に必ず確認しましょう。
車両状態に関する資料の有無
中古車のサブスクの場合、すでに使い込まれている車両をリースする形となります。車両にすでに細かな傷やへこみがある可能性も高いです。そのため、中古車を納車されたときに、車両の状態を確認するようにしてください。傷やへこみがあれば、担当者と確認しましょう。
この作業を最初にやっておかないと、誰が付けた傷か分からなくなり返却した際に傷やへこみの修理費用を請求される可能性もあります。そのため、車両状態に関する資料があれば、もらっておくと安心です。
契約年数
中古車のサブスクを利用する場合、契約期間を確認することも重要です。契約期間は会社によってまちまちです。いくつかコースを設定していて、その中から決めることができる場合もありますし、年数を自由に決められる会社もあります。
中古車のサブスクの場合、新車のサブスクと比較して契約期間が短めになる場合もあるので注意してください。その理由は、中古車と新車では年式や走行距離で耐用年数が変わってくるからです。
また、長期利用すればするほど、月額料金が安くなる傾向もあります。
ライフスタイルも加味して、契約期間をどのくらいにするか決めましょう。
走行距離の制限
中古車のサブスクには、走行距離の上限が設けられているところが多いです。そして、その上限は会社によってまちまちです。走行距離に上限が設けられている理由は、残価設定をしているためです。契約満了時の車の価値を契約時に設定しているので、過走行距離になると前提の価格と変わってしまいます。
そこで、まず自分が月間どのくらい車を利用しているか把握しておきましょう。そして自分の月間の走行距離に引っかからないようなサブスクサービスを見つけてください。
中には常日頃から車を利用するので、走行距離がオーバーしてしまう方もいるかもしれません。その場合は、ごく一部ですが、走行距離無制限のところもあります。遠距離移動を頻繁に行うのであれば、走行距離の上限のないサブスクを探しましょう。
取扱台数
中古車のサブスクは、業者の抱えている在庫の中から貸し出す方式をとっています。受注生産の新車と比較して納期が短い半面、在庫の中から選ぶので自分の好きな車種が見つからない可能性もあります。希望する車種がある程度固まっているのであれば、その希望車種が取り扱っている業者かどうかチェックしましょう。
取り扱っている中古車台数は、業者によってピンキリです。小規模業者であれば、200台程度というところもあります。一方、大手になると3,000台以上のラインナップのところも見られます。
できるだけ多くの選択肢の中から自分に合う車を見つけたいと思っているのであれば、取扱台数の多い業者で探すのがおすすめです。
一方、取扱台数が多すぎると、逆にどれにしようか迷ってしまう方もいるでしょう。その場合は、サイトで希望条件を入力して絞り込みのできるところもあります。また、電話やメールで条件を伝えるとそれに見合った車を紹介してくれるところもありますので、こういったサービスをしている業者を利用するといいでしょう。
納車までの期間
中古車のサブスクは、新車のサブスクと比較して納車が早いことがメリットであると前述しました。しかし、どの程度納車までに期間が必要かは会社によって異なります。一般的には、納車する前に車両の点検や整備などを行うため、1週間~2週間かかる会社が多いです。しかし、最短4日で納車してくれるようなところもあります。
中には「すぐに車に乗りたいので、できるだけ早く納車してほしい」という方もいるでしょう。少しでも早く車を利用する必要があれば最短どのくらいで納車可能か、ホームページを見たり、電話で問い合わせるなどして確認しましょう。
メンテナンスの内容
中古車のサブスクを利用する場合、契約期間中のメンテナンス内容についても確認しましょう。サブスクによって、故障時の保証やメンテナンスプランの有無などが異なります。また、メンテナンスや修理の対応範囲も会社によってまちまちです。
いざメンテナンスや修理をお願いしようと思ったら、対象外だった…ということがないようにあらかじめ確認しておきましょう。
中古車のサブスクを利用するのであれば、メンテナンスは手厚い内容のものがおすすめです。新車と比較して中古車はすでにある程度使われているため、車両の部品の中には摩耗や劣化の進んでいるものもあるかもしれません。
不具合を起こすリスクがあると思って、メンテナンスの充実しているサービスを選ぶと良いでしょう。
まとめ
①中古車のサブスクは、月々定額で中古車を自由に乗ることができるサービス
②中古車のサブスクは、新車のサブスクと比較して納車が早い
③カーリースと中古車のサブスクは基本的に一緒
④基本的に中途解約ができない、走行距離に上限があるなどの制約がある
⑤料金やサービス内容など多角的に比較して、利用する業者を選ぶことが大切
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