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更新日:2023.07.12 / 掲載日:2023.07.12
【2023年版】7~8人乗りの外車SUVおすすめモデル7車種
外車のSUVは国産のSUVよりもサイズが大きい車種が多く、中には3列目に3シートを用意し「8人乗り」が可能な車種も存在します。
8人乗りのSUVはラゲッジスペースも広いため、荷物の運搬や車中泊などのシーンでも活躍してくれます。
ただし、8人乗りの外車SUVというのはポピュラーではありません。そのため、車種は一部に限られてきます。(アメリカのフルサイズSUVなど)
そこでこの記事では、8人乗りの外車SUVに加え、一部7人乗りの外車SUVも交えた上で、おすすめの車種を7台紹介します。
大人数で乗れる外車のSUVを探している方はぜひご参照ください。
以下では、8人乗りの外車SUVが人気の理由について深堀りしていきます。
また、一般的にSUVの3列目というのは窮屈さを感じることが多いものですが、8人乗りのSUVであれば、3列目に3人乗ることを想定して設計されているためスペースを広く確保している車種が多いです。そのため、3列目に2人で座るのであれば、体格の良い大人であっても窮屈さを感じにくいという利点があります。
2列目3列目を倒せばスキー板などの長い荷物も収納できますし、車中泊などに活用することもできます。乗車定員の多さ以上に、広いラゲッジスペースや運搬性能に惹かれ、8人乗りSUVを購入する人もいます。
そうしたパワースペックの高さ、力強さ、安心感などを求め8人乗りの外車SUVを選択する人もいます。
注意点として、8人乗りの外車SUVはパワースペックが高いが故に、排気量や車両重量も大きい車種が多く、その分、自動車税や自動車重量税が高額になりやすいです。そのため、維持に掛かる費用も十分シミュレーションした上で選ぶことが大切です。

モダンなスタイル、豪華な装備、広い室内などが魅力となる車であり、1998年に初代が登場して以来、「フルサイズのラグジュアリーSUV」として同セグメントをリードしてきたモデルでもあります。
数々のアメリカ映画の劇中にも登場し、世界的にも広く受け入れられているアメリカンSUVです。
乗車定員について、8人乗り仕様が用意されているのは4代目(2015~2020年)の一部のグレードです。2020年より発売されている現行5代目では現状7人乗り仕様のみのラインナップとなります。
<年式:予算目安>
2018年式:668万円~798万円
2019年式:945万円~960万円
2020年式:848万円~1045万円
2021年式:958万円~1898万円
2022年式:1498万円~1898万円
エスカレードは2019年以降のモデルの流通量が多めです。もともと新車価格が2000万円に近い車であるため、中古でも状態や装備の良い車両は1500万円を超える金額で販売されています。
2列目と3列目シートのレッグスペースは大幅に向上しており、特に3列目シートはリアサスペンションが一新され40%も拡大されています。
1列目2席、2列目2席、3列目3席の7人乗り仕様となり、2列目はキャプテンシートを採用しています。
注意点として、現行5代目は車内空間は広いものの、8人乗り仕様は現状ラインナップされていません。(2023年6月時点)そのため、8人乗りのエスカレードが欲しい場合は先代4代目が候補となります。
現行5代目では、業界初の「湾曲型OLEDディスプレイ」や「AKG製オーディオシステム」など独自の最先端テクノロジーを搭載しています。
熱感音式赤外線センサーにより、夜間でも歩行者や大型動物を感知できる最新のナイトビジョンシステムを搭載しているのも注目点です。
標準装備されるGMジャパンとゼンリンデータコムが共同開発した完全通信車載ナビゲーション「クラウドストリーミングナビ」は、最新の地図情報を常にストリーミングしながら、トンネルなどGPSが機能しない環境下でも自律航法により目的地までナビゲートしてくれます。
そうした最新テクノロジーを採用する一方で、インテリアにはウッド素材などを多用し、落ち着いた高級感を味わえるのもエスカレードの魅力です。
3列目シートを使用した状態でも722Lのラゲッジスペースを確保しており、3列目シートを畳みフラットにした状態であれば2065Lの広々としたラゲッジスペースとなります。
床下には浅いながらサブトランクが用意されており、こちらも収納スペースとして活用できます。
3代目エスカレード(2004年1月モデル ベースグレード)では、6リッターV型8気筒OHVエンジン(最高出力350ps)を搭載、ボディサイズは全長5100×全幅2040×全高1950mmとなり、車両重量は2530kgです。
2010年モデルでは、業界初となる電動折りたたみ機能が2列目シートに装着され、3列目シートへの乗り降りが大きく向上しました。
2012年モデルでは、最高級アニリン仕上げのテハマレザーシートなどを搭載し、より優雅な室内環境に仕上げた「プラチナム」グレードを追加。以降プラチナムは、上位のグレードとしてラインナップされていくことになります。
4代目:2015年~2020年
4代目エスカレード(2015年2月モデル エスカレードプレミアム)では、6.1リッターV型8気筒OHVエンジン(最高出力425ps)を搭載、ボディサイズは全長5195×全幅2065×全高1910mmとなり、車両重量は2650kgです。
Siri音声コマンドによる操作が可能な「Apple CarPlay」など最新テクノロジーを導入する一方で、インテリアは職人が手作りで素材を裁断・縫製してステッチを縫う作りを採用しており、職人技が集結されたクラシックな高級感の漂うモデルに仕上がっています。
5代目:2020年~
5代目エスカレード(2020年11月モデル エスカレード プラチナム)では、6.1リッターV型8気筒OHVエンジン(最高出力416ps)を搭載、ボディサイズは全長5400×全幅2065×全高1930mmとなり、車両重量は2740kgです。
5代目では全長を5400mmまで拡大しているのが特徴的であり、シリーズの随一の全長を誇るモデルとなりました。
さらに、リアのサスペンションを独立懸架マルチリンク式としたことで、より広い車内空間とラゲッジスペースを確保できるようになった点も注目点となります。
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フォードの販売するフルサイズのSUV「フォード・エクスペディション」をベースとし、リンカーンならではの高級感が与えられたモデルです。
2018年北米国際オートショーでは「トラック・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。
フロントグリルはリンカーンの高級セダン「コンチネンタル」のデザインを取り入れ、インテリアも木目などを多用した豪華な作りとなり、前述したキャデラック・エスカレードと同様、アメリカ車のフルサイズ高級SUVを代表するモデルとして親しまれています。
乗車定員については、大半のグレードは8人乗り仕様となりますが、一部グレード(3代目ナビゲーターのリミテッドエディションなど)は7人乗り仕様となりますのでご注意ください。
<年式:予算目安>
2018年式:1050万円
2019年式:1218万円
2020年式:1298万円
2021年式:流通量希少のため算出不可
2022年式:流通量希少のため算出不可
2016年にフォードが日本から撤退したため、リンカーンブランドの車種においても国内での正規販売は現在行われていません。そのため、ナビゲーターの流通量はごくわずかです。
もともと高額な車種であるため、中古でも1000万円以上となるケースがほとんどです。
・オーシャンドライブブルー
・ダイアモンドレッド
・スターライトグレー
・インフィニティブラック
・シルバーラディアンス
・セラミックパール
・プリスティンホワイト
この中では、漆黒の「インフィニティブラック」が人気です。
ボディサイズは、全長5334mm×全幅2030mm×全高1937mm
※ベースグレード「スタンダード」の場合
アメリカではそれまでSUVといえば「カジュアルさ」や「スポーティさ」を売りとするモデルが目立ちましたが、90年代に入ると徐々に「高級SUV」というジャンルに注目が集まるようになりました。そうしたトレンドの変化をはやくに嗅ぎ付け誕生したのがナビゲーターです。
豪華な装備を搭載し、高級SUVとしてデビューしたナビゲーターは世間から注目され、2001年には大型SUV市場の実に4割を占めるほどの大ヒットを記録しました。
2003年に初のフルモデルチェンジが行われ2代目ナビゲーターがデビューします。2代目は内外装をさらに豪華なものとし、高級SUVとしてのクオリティを向上させました。なお、ナビゲーターは初代モデルより一貫して「フォード・エクスペディション」をベース車両としています。
2007年に3代目へとフルモデルチェンジし、この3代目から日本で正規発売されるようになりました。初代と2代目は日本では未発売だったため、中古車市場で数が多いのはこの3代目ナビゲーターです。
2017年に現行の4代目へとフルモデルチェンジします。2016年にフォードが日本から撤退したため、この4代目も日本では正規販売はされておらず、未発売の扱いとなります。入手するには並行輸入を行っている業者などを介して輸入するか、中古車として販売されている車両を探すことになるでしょう。
3代目ナビゲーター(2008年5月モデル ベースグレード)では、5.4リッターV型8気筒SOHCエンジン(最高出力304ps)を搭載、ボディサイズは全長5295×全幅2035×全高1995mmとなり、車両重量は2730kgです。
「Modern American Luxury」(モダン・アメリカン・ラグジュアリー)という価値観を内外装のデザインや質感、メカニズムに至るまで徹底して追求しており、アメリカンSUVならではの力強さや高級感が味わえます。
後期の2015年モデルでは「スプリット・ウイング・グリル」の採用をはじめエクステリアやインテリアを大きく改良しており、よりリンカーンらしさを感じられる車となりました。
4代目:2017年~
4代目ナビゲーター(2022年型ベースグレード)では、3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジン(最高出力440ps)を搭載、ボディサイズは全長5334×全幅2030×全高1937mmとなります。
エンジンは先代の5.4リッターV型8気筒からダウンサイジングしていますが、最高出力は大きく向上しており、フルサイズの巨体ながら軽快な加速性能を持ちます。
マッサージ機能もある30Way電動調整式フロントシートや、リンカーンスターマークがボディサイドに浮かび上がる仕掛け、ドアを開けた際に電動でせりだしてくるパワーランニングボードなど、ユニークな装備も満載です。
2022年モデルでは高度運転支援機能「Active Glide」を搭載し、前方カメラやミリ波レーダーを使い、様々な運転支援を行ってくれます。
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ベンツのラインナップにおいてSUVを意味する「GL」と車格を意味する「E」を組み合わせた「GLE」の名が与えられており、GLEはベンツならではの快適性や上質感、SUVとしての悪路走破性や実用性を兼ね揃えています。
なお、ベンツのGLシリーズにおいて、7人乗り仕様となっているのは「GLB」「GLE」「GLS」の3車種です。この3つの中でGLEは、ボディサイズ、パワースペック、価格ともに中間に位置付けられます。
系統として、GLEは「メルセデスベンツ・Mクラス」の後継機にあたります。Mクラスは1998年に搭乗したベンツ初のSUVであり、1998~2015年までラインナップされました。
2015年のマイナーチェンジにて車名がMクラスからGLEへ変更となり現在に至ります。
<年式:予算目安>
2018年式:399万円~698万円
2019年式:589万円~1089万円
2020年式:698万円~1200万円
2021年式:798万円~1258万円
2022年式:833万円~1398万円
GLEは中古車市場の流通量が多いです。中古であれば1000万円以下で購入できる車両が多いですが、AMGグレードなどの上位グレードや装備の充実した車両は1000万円を越えるケースもあります。
室内サイズは、1列目が室内幅1545mm×室内高1075mm、2列目が室内幅1520mm×室内高1025mm、3列目が室内幅1190mm×室内高890mmです。
全車6wayのフルパワーシートが2列目シートに標準装備され、背もたれなどの角度調整、100mmの前後調整を電動で行うことができます。
対話型のインフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」も全車標準装備となり、音声による対話形式でシステムを操作できます。
人工知能による学習機能も有しており、特定のユーザーに適応する個別対応能力を備えています。
3列目のシートは可倒式であり、フレキシブルなシートアレンジが可能なため、使い方次第で様々な形状の荷物を積むことができます。
リアシートの操作はラゲッジスペース側からも電動で行えるため便利です。
エアサスペンション装着車であれば車高を約40mm下げられるため、重い荷物の積み込み時などに活用できます。
初代GLE(2015年10月モデル GLE350d 4マチック)では、3リッターV型6気筒DOHCターボディーゼルエンジン(最高出力258ps)を搭載、ボディサイズは全長4825×全幅1935×全高1795mmとなり、車両重量は2250kgです。
メルセデスベンツMクラスが2015年のマイナーチェンジにてGLEへと名称を変更したため、この2015年発売モデルがGLEとしての初代にあたります。
ピエゾインジェクターを用いた最新のコモンレールシステム、電子制御式可変ターボチャージャー、メルセデス最新の9速オートマチックトランスミッション「9G-TRONIC」などの最新のテクノロジーを搭載し、2.2トン越えの車両重量ながら軽快な走りを楽しめます。
2代目:2019年~
2代目GLE(2019年6月モデル GLE400d 4マチックスポーツ)は、3リッター直列6気筒DOHCターボ ディーゼルエンジン(最高出力330ps)を搭載、ボディサイズは全長4930×全幅2018×全高1795mmです。
メルセデス・ベンツのデザイン思想「Sensual Purity(官能的純粋)」を具現化し、現代的ラグジュアリーを表現しています。知性や感性が調和した力強い存在感が特徴的であり、より上質なプレミアムSUVに進化しています。
エンジンは最高出力330ps、最大トルク71.4kgf・mを発揮するため、先代のディーゼルエンジンに比べ一段パワーアップしています。
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ベンツは近年SUVのラインナップを増やしており、このGLBは2020年からラインナップに加わったまだ登場して間もないモデルです。
サイズ的には、ベンツのコンパクトSUVである「GLA」と「GLC」の中間にあたります。GLAとGLCは5人乗り仕様であるのに対し、GLBはコンパクトサイズながら7人乗り仕様というキャラクターが与えられているのが特徴的です。
GLBとよく比較されるのが、同じ7人乗りのSUVとなる、前述した「GLE」です。GLEに比べるとGLBはサイズ、価格、パワースペックなどが一回り低くなっています。
そのため、GLEよりコンパクトでリーズナブルなベンツの7人乗りSUVを求める方には、このGLBが最適でしょう。
<年式:予算目安>
2020年式:439万円~678万円
2021年式:445万円~708万円
2022年式:525万円~768万円
GLBはまだ新しいモデルというのこともあり、価格の差が狭く安定しており、多くの車両は500万円前後で購入できるでしょう。
GLBのホイールベースは2830mmとなり、GLAと比べ約100mm長く、コンパクトSUVとしてはゆとりのある車内空間が広がります。
ただし、3列目は大人が乗ると窮屈さを感じてしまうサイズであるため、非常用や子供用として考えておくのが賢明です。
・アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)
・アクティブブレーキアシスト(歩行者/飛び出し検知機能付)
・緊急回避補助システム
・渋滞時緊急ブレーキ機能 など
また、前述したGLE同様、GLBでも対話型のインフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」が全車標準装備となり、音声による対話形式でGLBの車内システムを操作することができます。
2列目と3列目を格納すれば大きな荷物も積むことができますが、3列目シートを立てて7人乗車すると、ラゲッジスペースは130Lとなるため、積める荷物は限られるでしょう。
また、ラゲッジルームフロア下にある小物入れには「トノカバー」を格納することができます。
GLBは、先行して発売されていた「GLA」「GLC」に続き、7人乗車可能なコンパクトSUVとして2020年にデビューしました。
初代GLB(2020年5月モデル GLB200dグレード)では、2リッター直列4気筒DOHCターボディーゼルエンジン(最高出力150ps)を搭載、ボディサイズは全長4634×全幅1834×全高1706mmです。
ベンツのラインナップの中ではコンパクトかつリーズナブルな部類に入りますが、ベンツとしての上質な内外装デザイン、高い悪路走破性能、そしてSクラス譲りの安全装備やセーフティシステムなど、多彩な要素が凝縮されたモデルです。
ダッシュボードには2枚の液晶スクリーンを並べて配置した「コックピットディスプレイ」を採用し、フロントガラスには車速や目的地方向などが表示される「ヘッドアップディスプレイ」もオプションとして追加できます。
昨今のベンツ車ではおなじみのLED間接照明「アンビエントライト」も標準装備しており、ダッシュボード、エアアウトレット、センターコンソールなどを柔らかなLEDで照らし(色や明るさは細かく調整可能)、光の演出を用いて心地よい室内空間を創造できます。
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BMWではSUVという呼称を使わず、SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)という新しいジャンルの自動車を謳うことで、他メーカーとの差別化を図っています。
X5は、まさにBMWが掲げるSAVを具現化したモデルであり、BMWの強みでもあるスポーティな走行性だけでなく高い悪路走破性を持ち合わせており、オンロードオフロード両面で高い走行性を持つモデルとして注目されました。
BMW「Xシリーズ」の原点ともいえ、以降「X3」や「X6」など様々なタイプのSUVモデルがXシリーズとして販売されていくことになります。
また、X5は乗車定員が7名であるという強みもあります。BMWのSUVモデルで7人乗りができるのは、このX5と上位モデルとなる「X7」の2車種のみです。
X7はX5に比べ、ボディサイズ、価格、パワースペックなどが一回り高くなるため、X5のサイズでは不足という場合にはX7も選択肢となるでしょう。
<年式:予算目安>
2018年式:275万円~528万円
2019年式:428万円~810万円
2020年式:480万円~979万円
2021年式:649万円~974万円
2022年式:678万円~1157万円
「Mスポーツ」グレードや排気量の大きいグレードなどは、高額で取引きされることが多いです。
ホイールベースは2975mmとなり、こちらも先代3代目から約40mm延びています。
こうしたサイズアップに伴い、ゆったりとくつろげる快適な車内空間が広がります。
ラゲッジスペースの広さは、3列目シートを立てた状態で200L、3列目シートを折りたたんだ状態で650L、2列目および3列目シート折りたたんだ状態で1870Lです。
対話形式で車両状態などを確認できる「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント(AI音声会話システム)」も標準装備しています。
また、以下の豊富な運転支援システムが搭載されています。
・アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)
・レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)
・レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)
・ステアリング&レーン・コントロール・アシスト
・サイド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)
・クロス・トラフィック・ウォーニング
また、WLTCモードでの状況別の燃費は、市街地モードで9km/L、郊外モードで12.6km/L、高速道路モードで13.8km/Lとなります。
2.5トン近い車両重量を考えれば、良好な燃費と言えるでしょう。
初代X5(2001年1月モデル 3.0siグレード)では、3リッター直列6気筒DOHCエンジン(最高出力231ps)を搭載、ボディサイズは全長4665×全幅1870×全高1705mmとなり、車両重量は2080kgです。
このモデルはBMWが提唱するSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)の第一弾としてデビューしました。
なお、この初代モデルは5人乗り仕様のみのラインナップとなります。
2代目:2007年~2013年
2代目X5(2007年6月モデル 3.0siグレード)では、3リッター直列6気筒DOHCエンジン(最高出力272ps)を搭載、ボディサイズは全長4860×全幅1935×全高1765mmとなり、車両重量は2100kgです。
初代のコンセプトを継承しつつ正常進化したモデルであり、この2代目ではオプションで3列目シートを追加することにより、最大7名の乗車が可能となります。
3代目:2013年~2019年
3代目X5(2013年6月モデル 3.5iグレード)では、3リッター直列6気筒DOHCターボエンジン(最高出力306ps)を搭載、ボディサイズは全長4910×全幅1940×全高1760mmとなり、車両重量は2150kgです。
ダッシュボードに10.2インチ高解像度ワイド・コントロール・ディスプレイを装備するなど、近年のBMWを象徴するような装備が多々盛り込まれています。
また、この3代目よりオプションではなく標準装備で3列目シートを備える7人乗りモデルが用意されました。
4代目:2019年~
4代目X5(2019年2月モデル xDrive35dグレード)では、3リッター直列6気筒DOHCターボディーゼルエンジン(最高出力265ps)を搭載、ボディサイズは全長4935×全幅2005×全高1770mmとなり、車両重量は2190kgです。
高性能3眼カメラによる最先端の運転支援システムや、対話操作のできる「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」など最新鋭の機能を搭載。
デザイン面では、一体型フレームで縁取られたデザインの大型キドニー・グリルを装備することでアグレッシブな印象を演出しています。
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「Qシリーズ」はアウディが展開するSUVのシリーズであり、Qシリーズの中でQ7はフラグシップのQ8に次ぐ上から2番目の位置付けです。
アウディの代名詞とも言える独自の4WDシステム「quattro®」を標準装備しているのが大きな特徴であり、オンロードからオフロードまで、幅広いシーンで優れたパフォーマンスを発揮することができます。
現行2代目では、アルミとスチールの異素材を組み合わせたアルミ複合ボディを採用し、300kgもの軽量化を実現しているのも注目点となります。
また、アウディの全ラインナップの中で、唯一7人乗り仕様を用意しているのがこのQ7です。Qシリーズのフラグシップモデルとなる「Q8」も5人乗り仕様となりますので、7人乗りのアウディ車が欲しい場合は、必然的にQ7が選択肢となるでしょう。
<年式:予算目安>
2018年式:369万円~550万円
2019年式:457万円~650万円
2020年式:488万円~848万円
2021年式:730万円~835万円
2022年式:785万円~995万円
現行2代目のQ7は、新車価格が1000万円を超えているため中古車でも高額となるケースが多く、700万円以上で販売されている車両が目立ちます。
3列目シートは、1人乗りから7人乗りまで、スタイルに合わせて自在に可変できる「電動格納式シート」を装備しています。大人が乗ってもゆとりのある広さの3列シートとなっており、フルフラットにして使用することも可能です。
メーターパネルには、高解像度12.3インチカラー液晶フルデジタルディスプレイに、スピードメーター、タコメーター、アシスタンスの稼働状況、ラジオ/メディア情報などをフレキシブルに表示する「バーチャルコックピット」を採用し、様々な情報を確認できます。
セーフティ装備としては、先行車との車間距離を一定に保つ「アダプティブクルーズコントロール」、車や歩行者を検知し危険が近づくと自動ブレーキを作動させる「アウディプレセンスシティ」、後方部などの死角情報をドライバーに伝える「アウディサイドアシスト」などが搭載され、ドライバーの安全を守ってくれます。
ラゲッジスペースの広さも前述した「メルセデスベンツ・GLE」や「BMW・X5」より一段上となり、ゴルフバッグなどの大型荷物も楽々と積むことが可能です。
さらにオプション品の「スキー&ラゲッジボックス」や「スキー&スノーボードホルダー」を装着すれば、ルーフ上にスキー板などのアイテムを積むことができます。
初代Q7(2006年10月モデル 4.2FSIクワトログレード)では、4.1リッターV型8気筒DOHC32バルブエンジン(最高出力350ps)を搭載、ボディサイズは全長5085×全幅1985×全高1740mmです。
新世代のクワトロ・フルタイム4WDシステムを採用、駆動系には6速ティプトロニックオートマチックトランスミッションを搭載しており、オンロードからオフロードまで様々な環境で安定した走りが楽しめます。
さらにオプションとして、「オフロード」モードや積載時用の「ローディング」モードなど、計6モードを使い分けられる「アウディアダプティブエアサスペンション」も用意しています。
2代目:2016年~
2代目Q7(2016年3月モデル 3.0TFSIクワトログレード)では、3リッターV型6気筒DOHCスーパーチャージャーエンジン(最高出力333ps)を搭載、ボディサイズは全長5070×全幅1970×全高1735mmです。
巨大だった先代のボディサイズをややダウンサイジングしており、かつアルミとスチールの異素材を組み合わせたアルミ複合ボディを採用することで、300kgもの軽量化を実現しています。その結果、運動性能や燃費効率は大きく改善し、より高い次元の走行が可能となりました。
また、アウディの最新デザインを導入し、エクステリアはより力強い風貌へと様変わりしています。
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エクスプローラーの歴史は長く、初代モデルは1990年に登場しました。90年代にはアメリカだけで年間40万台以上のセールスを記録していた大ヒットモデルであり、まさにアメリカンSUVを象徴するような車です。
力強く堂々としたエクステリアデザインや7人乗車可能な広々とした車内が魅力であり、走行性能や燃費面もモデルチェンジを重ねるごとに進化しています。
「XLT」は、もともと初代の頃は4ドアモデルや上級モデルに与えられていたグレード名でした。しかし、モデルチェンジを重ね、現行6代目では標準グレードという扱いになっています。
なお、2016年にフォードが日本から撤退したため、2019年より発売されている現行6代目エクスプローラーの正規販売はされておらず、未発売の扱いとなります。入手するには並行輸入を行っている業者などを介して輸入するか、中古車として販売されている車両を探すことになるでしょう。
<年式:予算目安>
2018年式:流通量希少のため算出不可
2019年式:619万円
2020年式:流通量希少のため算出不可
2021年式:流通量希少のため算出不可
2022年式:798万円~988万円
2016年にフォードが日本から撤退し正規販売が行われていないため、2016年式以降の流通量は少なめです。希少車であるため、中古車価格も新車価格に近い額となっていることが多くなっています。
前述した「キャデラック エスカレード」などフルサイズのアメリカンSUVと比べるとややサイズは小さくなりますが、エクスプローラーが分類されるミディアムサイズのSUVとしては十分以上の広さがあります。
ただし、全高に関しては現行6代目は1776mmとなり、先代より約30mm低くなっています。デザインとしては引き締まりましたが、頭上が低くなっているため、背の高い方などは先代より窮屈さを感じてしまうかもしれません。
セーフティ装備としては、以下の安全機能をパッケージ化した「フォード コ・パイロット360」が全車標準装備です。
・BLIS(ブラインドスポットインフォメーション)
・レーンキープアシスト
・オートマチックエマージェンシーブレーキ など
その他、運転席側ドアにあるキーパッドに5桁のコードを入力することでロックを解除できる「SecuriCode TM キーレスエントリーキーパッド」などユニークな装備も搭載されています。
ミディアムサイズのSUVとしてはラゲッジスペースの広さも十分以上であり、2列目は60:40の分割可倒式、3列目は50:50分割式となり、様々なシートアレンジも可能です。
ボタンを押すだけで3列目シートを収納できる「PowerFold 3列シート」、リアバンパーの下に足をかざすと自動で背面ドアが開く「パワーリフトゲート」など、収納関連の便利機能も充実しています。
4代目エクスプローラー(2005年11月モデル XLTグレード)では、4リッター水冷V型6気筒SOHCエンジン(最高出力213ps)を搭載、ボディサイズは全長4930×全幅1870×全高1835mmとなり、車両重量は2160kgです。
基本構造などは人気モデルであった3代目のものを受け継いでいますが、走行性能、快適性、実用性、安全性などあらゆる面で進化したモデルとなりました。
「コントロールトラックAWD」と呼ばれる電子制御4WDを搭載し、各センサーからの情報をもとに各部エアバッグを最適に作動させる「アドバンスド・レストレイント・モジュール」など安全装備もクラストップレベルのものを装着しています。
5代目:2011年~2016年
5代目エクスプローラー(2011年5月モデル XLTグレード)では、3.5リッターV型6気筒DOHCエンジン(最高出力294ps)を搭載、ボディサイズは全長5020×全幅2000×全高1805mmとなり、車両重量は2130kgです。
軽量化に優れたユニボディ(モノコックボディ)へ変更、アルミブロックの採用でエンジンを軽量化するなど、様々な軽量化を施すことにより、ボディサイズは先代より拡大していますが、車両重量は先代よりも軽くなっています。
吸排気独立可変バルブタイミング機構(Ti-VCT)といった先進技術を取り入れたことで燃費性能も大きく改善しています。
なお、2016年にフォードが日本から撤退したため、国内で正規発売されたのはこのモデルまでです。
6代目:2019年~
6代目エクスプローラー(2023年モデル XLTグレード)では、2.3リッターEcoBoost I-4シングルターボエンジン(最高出力300ps)を搭載、ボディサイズは全長5050×全幅2005×全高1776mmです。
従来のFFベースの4輪駆動からFRベースの4輪駆動へ変更となり、新たな次元の走行を楽しませてくれます。
エクステリアもFRベースになったことでより引き締まったデザインとなり、インテリアも8.0インチの「タッチスクリーンインフォテインメントシステムTM」を中央に配置した近未来的な運転席となりました。
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※本記事は、2023年6月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
8人乗りのSUVはラゲッジスペースも広いため、荷物の運搬や車中泊などのシーンでも活躍してくれます。
ただし、8人乗りの外車SUVというのはポピュラーではありません。そのため、車種は一部に限られてきます。(アメリカのフルサイズSUVなど)
そこでこの記事では、8人乗りの外車SUVに加え、一部7人乗りの外車SUVも交えた上で、おすすめの車種を7台紹介します。
大人数で乗れる外車のSUVを探している方はぜひご参照ください。
この記事の目次
8人乗りの外車SUVが人気の理由
8人乗りの外車SUVは、特定の層から高い人気があります。では、どういった部分が魅力となっているのでしょう?以下では、8人乗りの外車SUVが人気の理由について深堀りしていきます。
1.大人数での移動に活用できる
8人乗りの外車SUVは、1列目2シート、2列目3シート、3列目3シートの配置となります。最大8人まで乗車可能であるため、「2世帯家族での旅行」「友人を集めてドライブ」「事業の送迎用」など、大人数での移動が必要なシーンで活用できます。また、一般的にSUVの3列目というのは窮屈さを感じることが多いものですが、8人乗りのSUVであれば、3列目に3人乗ることを想定して設計されているためスペースを広く確保している車種が多いです。そのため、3列目に2人で座るのであれば、体格の良い大人であっても窮屈さを感じにくいという利点があります。
2.運搬性能が高い
8人乗りの外車SUVはボディサイズが大きく、全長5mを越える車種も少なくありません。ボディサイズが大きい分、ラゲッジスペースも広く確保でき、シートを収納すればステーションワゴン以上にたくさんの荷物を積むことが可能です。2列目3列目を倒せばスキー板などの長い荷物も収納できますし、車中泊などに活用することもできます。乗車定員の多さ以上に、広いラゲッジスペースや運搬性能に惹かれ、8人乗りSUVを購入する人もいます。
3.パワースペックが高い
8人乗りの外車SUVは、スポーツカー顔負けの馬力やトルクを発揮するパワフルなエンジンを積んでいる車種が多く、ボディ、サスペンション、ブレーキなどにおいても、8人乗車の重量を受け止められる設計がなされています。そうしたパワースペックの高さ、力強さ、安心感などを求め8人乗りの外車SUVを選択する人もいます。
注意点として、8人乗りの外車SUVはパワースペックが高いが故に、排気量や車両重量も大きい車種が多く、その分、自動車税や自動車重量税が高額になりやすいです。そのため、維持に掛かる費用も十分シミュレーションした上で選ぶことが大切です。
キャデラック エスカレード

キャデラック エスカレードの特長
「エスカレード」はキャデラックが販売するフルサイズのSUVです。全長5m越え、全幅2m越えのビックボディとなり、日本国内で乗れるSUVとしては最大級サイズの1台となっています。モダンなスタイル、豪華な装備、広い室内などが魅力となる車であり、1998年に初代が登場して以来、「フルサイズのラグジュアリーSUV」として同セグメントをリードしてきたモデルでもあります。
数々のアメリカ映画の劇中にも登場し、世界的にも広く受け入れられているアメリカンSUVです。
乗車定員について、8人乗り仕様が用意されているのは4代目(2015~2020年)の一部のグレードです。2020年より発売されている現行5代目では現状7人乗り仕様のみのラインナップとなります。
キャデラック エスカレードの中古車相場
エスカレードを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2018年式:668万円~798万円
2019年式:945万円~960万円
2020年式:848万円~1045万円
2021年式:958万円~1898万円
2022年式:1498万円~1898万円
エスカレードは2019年以降のモデルの流通量が多めです。もともと新車価格が2000万円に近い車であるため、中古でも状態や装備の良い車両は1500万円を超える金額で販売されています。
車内の広さ
現行5代目では、全長を187mm、ホイールベースを121mmサイズアップしてるため、さらに車内空間の広いエスカレードとなりました。2列目と3列目シートのレッグスペースは大幅に向上しており、特に3列目シートはリアサスペンションが一新され40%も拡大されています。
1列目2席、2列目2席、3列目3席の7人乗り仕様となり、2列目はキャプテンシートを採用しています。
注意点として、現行5代目は車内空間は広いものの、8人乗り仕様は現状ラインナップされていません。(2023年6月時点)そのため、8人乗りのエスカレードが欲しい場合は先代4代目が候補となります。
装備
エスカレードは初代の頃より時代に先駆けた最先端技術を積極的に導入しています。現行5代目では、業界初の「湾曲型OLEDディスプレイ」や「AKG製オーディオシステム」など独自の最先端テクノロジーを搭載しています。
熱感音式赤外線センサーにより、夜間でも歩行者や大型動物を感知できる最新のナイトビジョンシステムを搭載しているのも注目点です。
標準装備されるGMジャパンとゼンリンデータコムが共同開発した完全通信車載ナビゲーション「クラウドストリーミングナビ」は、最新の地図情報を常にストリーミングしながら、トンネルなどGPSが機能しない環境下でも自律航法により目的地までナビゲートしてくれます。
そうした最新テクノロジーを採用する一方で、インテリアにはウッド素材などを多用し、落ち着いた高級感を味わえるのもエスカレードの魅力です。
トランクルーム・ラゲッジスペースの広さ
現行5代目では、独立懸架リアサスペンションを採用したことにより、ラゲッジスペースを広く取ることができるようになり、先代に比べ70%拡大しています。3列目シートを使用した状態でも722Lのラゲッジスペースを確保しており、3列目シートを畳みフラットにした状態であれば2065Lの広々としたラゲッジスペースとなります。
床下には浅いながらサブトランクが用意されており、こちらも収納スペースとして活用できます。
先代モデルとの比較
3代目:2004年~2015年3代目エスカレード(2004年1月モデル ベースグレード)では、6リッターV型8気筒OHVエンジン(最高出力350ps)を搭載、ボディサイズは全長5100×全幅2040×全高1950mmとなり、車両重量は2530kgです。
2010年モデルでは、業界初となる電動折りたたみ機能が2列目シートに装着され、3列目シートへの乗り降りが大きく向上しました。
2012年モデルでは、最高級アニリン仕上げのテハマレザーシートなどを搭載し、より優雅な室内環境に仕上げた「プラチナム」グレードを追加。以降プラチナムは、上位のグレードとしてラインナップされていくことになります。
4代目:2015年~2020年
4代目エスカレード(2015年2月モデル エスカレードプレミアム)では、6.1リッターV型8気筒OHVエンジン(最高出力425ps)を搭載、ボディサイズは全長5195×全幅2065×全高1910mmとなり、車両重量は2650kgです。
Siri音声コマンドによる操作が可能な「Apple CarPlay」など最新テクノロジーを導入する一方で、インテリアは職人が手作りで素材を裁断・縫製してステッチを縫う作りを採用しており、職人技が集結されたクラシックな高級感の漂うモデルに仕上がっています。
5代目:2020年~
5代目エスカレード(2020年11月モデル エスカレード プラチナム)では、6.1リッターV型8気筒OHVエンジン(最高出力416ps)を搭載、ボディサイズは全長5400×全幅2065×全高1930mmとなり、車両重量は2740kgです。
5代目では全長を5400mmまで拡大しているのが特徴的であり、シリーズの随一の全長を誇るモデルとなりました。
さらに、リアのサスペンションを独立懸架マルチリンク式としたことで、より広い車内空間とラゲッジスペースを確保できるようになった点も注目点となります。
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リンカーン ナビゲーター

リンカーン ナビゲーターの特長
「ナビゲーター」は、フォードの高級ブランドとなるリンカーンが販売するフルサイズのSUVです。フォードの販売するフルサイズのSUV「フォード・エクスペディション」をベースとし、リンカーンならではの高級感が与えられたモデルです。
2018年北米国際オートショーでは「トラック・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。
フロントグリルはリンカーンの高級セダン「コンチネンタル」のデザインを取り入れ、インテリアも木目などを多用した豪華な作りとなり、前述したキャデラック・エスカレードと同様、アメリカ車のフルサイズ高級SUVを代表するモデルとして親しまれています。
乗車定員については、大半のグレードは8人乗り仕様となりますが、一部グレード(3代目ナビゲーターのリミテッドエディションなど)は7人乗り仕様となりますのでご注意ください。
リンカーン ナビゲーターの中古車相場
ナビゲーターを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2018年式:1050万円
2019年式:1218万円
2020年式:1298万円
2021年式:流通量希少のため算出不可
2022年式:流通量希少のため算出不可
2016年にフォードが日本から撤退したため、リンカーンブランドの車種においても国内での正規販売は現在行われていません。そのため、ナビゲーターの流通量はごくわずかです。
もともと高額な車種であるため、中古でも1000万円以上となるケースがほとんどです。
人気のボディカラー
ナビゲーターのボディカラーは、下記の7色が設定されています。・オーシャンドライブブルー
・ダイアモンドレッド
・スターライトグレー
・インフィニティブラック
・シルバーラディアンス
・セラミックパール
・プリスティンホワイト
この中では、漆黒の「インフィニティブラック」が人気です。
スペック
エンジンは、3.5リッターV型6気筒ツインターボ(最大出力440ps、最大トルク691Nm)ボディサイズは、全長5334mm×全幅2030mm×全高1937mm
※ベースグレード「スタンダード」の場合
歴代のリンカーン ナビゲーター
初代ナビゲーターはアメリカで1998年に発売されました。アメリカではそれまでSUVといえば「カジュアルさ」や「スポーティさ」を売りとするモデルが目立ちましたが、90年代に入ると徐々に「高級SUV」というジャンルに注目が集まるようになりました。そうしたトレンドの変化をはやくに嗅ぎ付け誕生したのがナビゲーターです。
豪華な装備を搭載し、高級SUVとしてデビューしたナビゲーターは世間から注目され、2001年には大型SUV市場の実に4割を占めるほどの大ヒットを記録しました。
2003年に初のフルモデルチェンジが行われ2代目ナビゲーターがデビューします。2代目は内外装をさらに豪華なものとし、高級SUVとしてのクオリティを向上させました。なお、ナビゲーターは初代モデルより一貫して「フォード・エクスペディション」をベース車両としています。
2007年に3代目へとフルモデルチェンジし、この3代目から日本で正規発売されるようになりました。初代と2代目は日本では未発売だったため、中古車市場で数が多いのはこの3代目ナビゲーターです。
2017年に現行の4代目へとフルモデルチェンジします。2016年にフォードが日本から撤退したため、この4代目も日本では正規販売はされておらず、未発売の扱いとなります。入手するには並行輸入を行っている業者などを介して輸入するか、中古車として販売されている車両を探すことになるでしょう。
先代モデルとの比較
3代目:2007年~2016年3代目ナビゲーター(2008年5月モデル ベースグレード)では、5.4リッターV型8気筒SOHCエンジン(最高出力304ps)を搭載、ボディサイズは全長5295×全幅2035×全高1995mmとなり、車両重量は2730kgです。
「Modern American Luxury」(モダン・アメリカン・ラグジュアリー)という価値観を内外装のデザインや質感、メカニズムに至るまで徹底して追求しており、アメリカンSUVならではの力強さや高級感が味わえます。
後期の2015年モデルでは「スプリット・ウイング・グリル」の採用をはじめエクステリアやインテリアを大きく改良しており、よりリンカーンらしさを感じられる車となりました。
4代目:2017年~
4代目ナビゲーター(2022年型ベースグレード)では、3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジン(最高出力440ps)を搭載、ボディサイズは全長5334×全幅2030×全高1937mmとなります。
エンジンは先代の5.4リッターV型8気筒からダウンサイジングしていますが、最高出力は大きく向上しており、フルサイズの巨体ながら軽快な加速性能を持ちます。
マッサージ機能もある30Way電動調整式フロントシートや、リンカーンスターマークがボディサイドに浮かび上がる仕掛け、ドアを開けた際に電動でせりだしてくるパワーランニングボードなど、ユニークな装備も満載です。
2022年モデルでは高度運転支援機能「Active Glide」を搭載し、前方カメラやミリ波レーダーを使い、様々な運転支援を行ってくれます。
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メルセデスベンツ GLE

メルセデスベンツ GLEの特長
「GLE」はメルセデスベンツが販売するミディアムサイズのSUVとなり、ベンツが販売するSUVの中核を担うモデルとなります。ベンツのラインナップにおいてSUVを意味する「GL」と車格を意味する「E」を組み合わせた「GLE」の名が与えられており、GLEはベンツならではの快適性や上質感、SUVとしての悪路走破性や実用性を兼ね揃えています。
なお、ベンツのGLシリーズにおいて、7人乗り仕様となっているのは「GLB」「GLE」「GLS」の3車種です。この3つの中でGLEは、ボディサイズ、パワースペック、価格ともに中間に位置付けられます。
系統として、GLEは「メルセデスベンツ・Mクラス」の後継機にあたります。Mクラスは1998年に搭乗したベンツ初のSUVであり、1998~2015年までラインナップされました。
2015年のマイナーチェンジにて車名がMクラスからGLEへ変更となり現在に至ります。
メルセデスベンツ GLEの中古車相場
GLEを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2018年式:399万円~698万円
2019年式:589万円~1089万円
2020年式:698万円~1200万円
2021年式:798万円~1258万円
2022年式:833万円~1398万円
GLEは中古車市場の流通量が多いです。中古であれば1000万円以下で購入できる車両が多いですが、AMGグレードなどの上位グレードや装備の充実した車両は1000万円を越えるケースもあります。
車内の広さ
現行2代目では、ホイールベースが2995mmとなり、初代GLEに比べ80mm延長されています。そのため、居住性と積載性が向上しています。室内サイズは、1列目が室内幅1545mm×室内高1075mm、2列目が室内幅1520mm×室内高1025mm、3列目が室内幅1190mm×室内高890mmです。
全車6wayのフルパワーシートが2列目シートに標準装備され、背もたれなどの角度調整、100mmの前後調整を電動で行うことができます。
装備
現行2代目では、右折時対向車検知機能付の自動ブレーキシステム「アクティブブレーキアシスト 」や車線維持支援システム「アクティブステアリングアシスト」など、Sクラスにも通じるセーフティシステムが全車標準装備です。対話型のインフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」も全車標準装備となり、音声による対話形式でシステムを操作できます。
人工知能による学習機能も有しており、特定のユーザーに適応する個別対応能力を備えています。
トランクルーム・ラゲッジスペースの広さ
現行2代目では、2列目シートと3列目シートを倒すことで、ラゲッジスペースを最大1928Lまで拡大できます。(AMGの63 S4マチック+グレードでは最大2055Lまで拡大可能)3列目のシートは可倒式であり、フレキシブルなシートアレンジが可能なため、使い方次第で様々な形状の荷物を積むことができます。
リアシートの操作はラゲッジスペース側からも電動で行えるため便利です。
エアサスペンション装着車であれば車高を約40mm下げられるため、重い荷物の積み込み時などに活用できます。
先代モデルとの比較
初代:2015年~2019年初代GLE(2015年10月モデル GLE350d 4マチック)では、3リッターV型6気筒DOHCターボディーゼルエンジン(最高出力258ps)を搭載、ボディサイズは全長4825×全幅1935×全高1795mmとなり、車両重量は2250kgです。
メルセデスベンツMクラスが2015年のマイナーチェンジにてGLEへと名称を変更したため、この2015年発売モデルがGLEとしての初代にあたります。
ピエゾインジェクターを用いた最新のコモンレールシステム、電子制御式可変ターボチャージャー、メルセデス最新の9速オートマチックトランスミッション「9G-TRONIC」などの最新のテクノロジーを搭載し、2.2トン越えの車両重量ながら軽快な走りを楽しめます。
2代目:2019年~
2代目GLE(2019年6月モデル GLE400d 4マチックスポーツ)は、3リッター直列6気筒DOHCターボ ディーゼルエンジン(最高出力330ps)を搭載、ボディサイズは全長4930×全幅2018×全高1795mmです。
メルセデス・ベンツのデザイン思想「Sensual Purity(官能的純粋)」を具現化し、現代的ラグジュアリーを表現しています。知性や感性が調和した力強い存在感が特徴的であり、より上質なプレミアムSUVに進化しています。
エンジンは最高出力330ps、最大トルク71.4kgf・mを発揮するため、先代のディーゼルエンジンに比べ一段パワーアップしています。
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メルセデスベンツ GLB

メルセデスベンツ GLBの特長
「GLB」はメルセデスベンツが販売するコンパクトサイズのSUVです。ベンツは近年SUVのラインナップを増やしており、このGLBは2020年からラインナップに加わったまだ登場して間もないモデルです。
サイズ的には、ベンツのコンパクトSUVである「GLA」と「GLC」の中間にあたります。GLAとGLCは5人乗り仕様であるのに対し、GLBはコンパクトサイズながら7人乗り仕様というキャラクターが与えられているのが特徴的です。
GLBとよく比較されるのが、同じ7人乗りのSUVとなる、前述した「GLE」です。GLEに比べるとGLBはサイズ、価格、パワースペックなどが一回り低くなっています。
そのため、GLEよりコンパクトでリーズナブルなベンツの7人乗りSUVを求める方には、このGLBが最適でしょう。
メルセデスベンツ GLBの中古車相場
GLBを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2020年式:439万円~678万円
2021年式:445万円~708万円
2022年式:525万円~768万円
GLBはまだ新しいモデルというのこともあり、価格の差が狭く安定しており、多くの車両は500万円前後で購入できるでしょう。
車内の広さ
GLBの室内サイズは、1列目が室内幅1455mm×室内高1070mm、2列目が室内幅1445mm×室内高980mm、3列目が室内幅1150mm×室内高885mmです。GLBのホイールベースは2830mmとなり、GLAと比べ約100mm長く、コンパクトSUVとしてはゆとりのある車内空間が広がります。
ただし、3列目は大人が乗ると窮屈さを感じてしまうサイズであるため、非常用や子供用として考えておくのが賢明です。
装備
多彩な安全機能をパッケージ化した「レーダーセーフティパッケージ」が標準装備されています。含まれている機能は以下の通りです。・アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)
・アクティブブレーキアシスト(歩行者/飛び出し検知機能付)
・緊急回避補助システム
・渋滞時緊急ブレーキ機能 など
また、前述したGLE同様、GLBでも対話型のインフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」が全車標準装備となり、音声による対話形式でGLBの車内システムを操作することができます。
トランクルーム・ラゲッジスペースの広さ
GLBのラゲッジスペース容量は、3列目シートを立てた状態で130L、3列目シートを格納した状態で500L、2列目と3列目を格納した状態で1680Lまで確保できます。2列目と3列目を格納すれば大きな荷物も積むことができますが、3列目シートを立てて7人乗車すると、ラゲッジスペースは130Lとなるため、積める荷物は限られるでしょう。
また、ラゲッジルームフロア下にある小物入れには「トノカバー」を格納することができます。
先代モデルとの比較
初代:2020年~GLBは、先行して発売されていた「GLA」「GLC」に続き、7人乗車可能なコンパクトSUVとして2020年にデビューしました。
初代GLB(2020年5月モデル GLB200dグレード)では、2リッター直列4気筒DOHCターボディーゼルエンジン(最高出力150ps)を搭載、ボディサイズは全長4634×全幅1834×全高1706mmです。
ベンツのラインナップの中ではコンパクトかつリーズナブルな部類に入りますが、ベンツとしての上質な内外装デザイン、高い悪路走破性能、そしてSクラス譲りの安全装備やセーフティシステムなど、多彩な要素が凝縮されたモデルです。
ダッシュボードには2枚の液晶スクリーンを並べて配置した「コックピットディスプレイ」を採用し、フロントガラスには車速や目的地方向などが表示される「ヘッドアップディスプレイ」もオプションとして追加できます。
昨今のベンツ車ではおなじみのLED間接照明「アンビエントライト」も標準装備しており、ダッシュボード、エアアウトレット、センターコンソールなどを柔らかなLEDで照らし(色や明るさは細かく調整可能)、光の演出を用いて心地よい室内空間を創造できます。
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BMW X5

BMW X5の特長
「X5」は、BMWが販売するミディアムサイズのSUVです。初代X5はBMW初のSUVモデルとして、2000年にデビューしました。BMWではSUVという呼称を使わず、SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)という新しいジャンルの自動車を謳うことで、他メーカーとの差別化を図っています。
X5は、まさにBMWが掲げるSAVを具現化したモデルであり、BMWの強みでもあるスポーティな走行性だけでなく高い悪路走破性を持ち合わせており、オンロードオフロード両面で高い走行性を持つモデルとして注目されました。
BMW「Xシリーズ」の原点ともいえ、以降「X3」や「X6」など様々なタイプのSUVモデルがXシリーズとして販売されていくことになります。
また、X5は乗車定員が7名であるという強みもあります。BMWのSUVモデルで7人乗りができるのは、このX5と上位モデルとなる「X7」の2車種のみです。
X7はX5に比べ、ボディサイズ、価格、パワースペックなどが一回り高くなるため、X5のサイズでは不足という場合にはX7も選択肢となるでしょう。
BMW X5の中古車相場
X5を中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2018年式:275万円~528万円
2019年式:428万円~810万円
2020年式:480万円~979万円
2021年式:649万円~974万円
2022年式:678万円~1157万円
「Mスポーツ」グレードや排気量の大きいグレードなどは、高額で取引きされることが多いです。
車内の広さ
現行4代目では、先代3代目に比べて全長、全幅、全高ともにサイズアップしています。全幅に関してはついに2mを越え、上位モデル「X7」と比べても5mm長いです。ホイールベースは2975mmとなり、こちらも先代3代目から約40mm延びています。
こうしたサイズアップに伴い、ゆったりとくつろげる快適な車内空間が広がります。
ラゲッジスペースの広さは、3列目シートを立てた状態で200L、3列目シートを折りたたんだ状態で650L、2列目および3列目シート折りたたんだ状態で1870Lです。
装備
現行4代目では、「ドライバーに必要な情報を適切なタイミングで伝えること」をコンセプトにした新しいBMWの表示・操作システム「BMW Operating System 7.0」を導入し、10.25インチのコントロールディスプレイやiDriveのコントローラーでシステムの操作が可能です。対話形式で車両状態などを確認できる「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント(AI音声会話システム)」も標準装備しています。
また、以下の豊富な運転支援システムが搭載されています。
・アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)
・レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)
・レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)
・ステアリング&レーン・コントロール・アシスト
・サイド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)
・クロス・トラフィック・ウォーニング
燃費
現行4代目「X5 Drive40d M Sport」グレードの燃費は、JC08モードで15.5km/L、WLTCモードで12.1km/Lです。また、WLTCモードでの状況別の燃費は、市街地モードで9km/L、郊外モードで12.6km/L、高速道路モードで13.8km/Lとなります。
2.5トン近い車両重量を考えれば、良好な燃費と言えるでしょう。
先代モデルとの比較
初代:2000年~2007年初代X5(2001年1月モデル 3.0siグレード)では、3リッター直列6気筒DOHCエンジン(最高出力231ps)を搭載、ボディサイズは全長4665×全幅1870×全高1705mmとなり、車両重量は2080kgです。
このモデルはBMWが提唱するSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)の第一弾としてデビューしました。
なお、この初代モデルは5人乗り仕様のみのラインナップとなります。
2代目:2007年~2013年
2代目X5(2007年6月モデル 3.0siグレード)では、3リッター直列6気筒DOHCエンジン(最高出力272ps)を搭載、ボディサイズは全長4860×全幅1935×全高1765mmとなり、車両重量は2100kgです。
初代のコンセプトを継承しつつ正常進化したモデルであり、この2代目ではオプションで3列目シートを追加することにより、最大7名の乗車が可能となります。
3代目:2013年~2019年
3代目X5(2013年6月モデル 3.5iグレード)では、3リッター直列6気筒DOHCターボエンジン(最高出力306ps)を搭載、ボディサイズは全長4910×全幅1940×全高1760mmとなり、車両重量は2150kgです。
ダッシュボードに10.2インチ高解像度ワイド・コントロール・ディスプレイを装備するなど、近年のBMWを象徴するような装備が多々盛り込まれています。
また、この3代目よりオプションではなく標準装備で3列目シートを備える7人乗りモデルが用意されました。
4代目:2019年~
4代目X5(2019年2月モデル xDrive35dグレード)では、3リッター直列6気筒DOHCターボディーゼルエンジン(最高出力265ps)を搭載、ボディサイズは全長4935×全幅2005×全高1770mmとなり、車両重量は2190kgです。
高性能3眼カメラによる最先端の運転支援システムや、対話操作のできる「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」など最新鋭の機能を搭載。
デザイン面では、一体型フレームで縁取られたデザインの大型キドニー・グリルを装備することでアグレッシブな印象を演出しています。
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アウディ Q7

アウディ Q7の特長
「Q7」はアウディが販売するミディアムサイズのSUVです。初代は2006年に登場し、2016年より発売されている現行モデルは2代目にあたります。「Qシリーズ」はアウディが展開するSUVのシリーズであり、Qシリーズの中でQ7はフラグシップのQ8に次ぐ上から2番目の位置付けです。
アウディの代名詞とも言える独自の4WDシステム「quattro®」を標準装備しているのが大きな特徴であり、オンロードからオフロードまで、幅広いシーンで優れたパフォーマンスを発揮することができます。
現行2代目では、アルミとスチールの異素材を組み合わせたアルミ複合ボディを採用し、300kgもの軽量化を実現しているのも注目点となります。
また、アウディの全ラインナップの中で、唯一7人乗り仕様を用意しているのがこのQ7です。Qシリーズのフラグシップモデルとなる「Q8」も5人乗り仕様となりますので、7人乗りのアウディ車が欲しい場合は、必然的にQ7が選択肢となるでしょう。
アウディ Q7の中古車相場
Q7を中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2018年式:369万円~550万円
2019年式:457万円~650万円
2020年式:488万円~848万円
2021年式:730万円~835万円
2022年式:785万円~995万円
現行2代目のQ7は、新車価格が1000万円を超えているため中古車でも高額となるケースが多く、700万円以上で販売されている車両が目立ちます。
車内の広さ
現行2代目のQ7の全長は5065mmとなり、前述した「メルセデスベンツ・GLE」や「BMW・X5」よりやや長めです。ホイールベースも2995mmあるため、車内には広々とした空間が広がります。3列目シートは、1人乗りから7人乗りまで、スタイルに合わせて自在に可変できる「電動格納式シート」を装備しています。大人が乗ってもゆとりのある広さの3列シートとなっており、フルフラットにして使用することも可能です。
装備
現行2代目では、ナビゲーションなどのインフォテインメントを表示する10.1インチアッパースクリーンと、空調操作や文字入力に用いる8.6インチローワースクリーンを組み合わせた「MMIナビゲーション」が標準装備です。メーターパネルには、高解像度12.3インチカラー液晶フルデジタルディスプレイに、スピードメーター、タコメーター、アシスタンスの稼働状況、ラジオ/メディア情報などをフレキシブルに表示する「バーチャルコックピット」を採用し、様々な情報を確認できます。
セーフティ装備としては、先行車との車間距離を一定に保つ「アダプティブクルーズコントロール」、車や歩行者を検知し危険が近づくと自動ブレーキを作動させる「アウディプレセンスシティ」、後方部などの死角情報をドライバーに伝える「アウディサイドアシスト」などが搭載され、ドライバーの安全を守ってくれます。
トランクルーム・ラゲッジスペースの広さ
現行2代目のラゲッジスペース容量は、通常時で890L、3列シートを倒すと最大で2075Lとなります。ラゲッジスペースの広さも前述した「メルセデスベンツ・GLE」や「BMW・X5」より一段上となり、ゴルフバッグなどの大型荷物も楽々と積むことが可能です。
さらにオプション品の「スキー&ラゲッジボックス」や「スキー&スノーボードホルダー」を装着すれば、ルーフ上にスキー板などのアイテムを積むことができます。
先代モデルとの比較
初代:2006年~2013年初代Q7(2006年10月モデル 4.2FSIクワトログレード)では、4.1リッターV型8気筒DOHC32バルブエンジン(最高出力350ps)を搭載、ボディサイズは全長5085×全幅1985×全高1740mmです。
新世代のクワトロ・フルタイム4WDシステムを採用、駆動系には6速ティプトロニックオートマチックトランスミッションを搭載しており、オンロードからオフロードまで様々な環境で安定した走りが楽しめます。
さらにオプションとして、「オフロード」モードや積載時用の「ローディング」モードなど、計6モードを使い分けられる「アウディアダプティブエアサスペンション」も用意しています。
2代目:2016年~
2代目Q7(2016年3月モデル 3.0TFSIクワトログレード)では、3リッターV型6気筒DOHCスーパーチャージャーエンジン(最高出力333ps)を搭載、ボディサイズは全長5070×全幅1970×全高1735mmです。
巨大だった先代のボディサイズをややダウンサイジングしており、かつアルミとスチールの異素材を組み合わせたアルミ複合ボディを採用することで、300kgもの軽量化を実現しています。その結果、運動性能や燃費効率は大きく改善し、より高い次元の走行が可能となりました。
また、アウディの最新デザインを導入し、エクステリアはより力強い風貌へと様変わりしています。
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フォード エクスプローラーXLT

エクスプローラーXLTの特長
「エクスプローラーXLT」はフォードが販売するミディアムサイズのSUVです。エクスプローラーの歴史は長く、初代モデルは1990年に登場しました。90年代にはアメリカだけで年間40万台以上のセールスを記録していた大ヒットモデルであり、まさにアメリカンSUVを象徴するような車です。
力強く堂々としたエクステリアデザインや7人乗車可能な広々とした車内が魅力であり、走行性能や燃費面もモデルチェンジを重ねるごとに進化しています。
「XLT」は、もともと初代の頃は4ドアモデルや上級モデルに与えられていたグレード名でした。しかし、モデルチェンジを重ね、現行6代目では標準グレードという扱いになっています。
なお、2016年にフォードが日本から撤退したため、2019年より発売されている現行6代目エクスプローラーの正規販売はされておらず、未発売の扱いとなります。入手するには並行輸入を行っている業者などを介して輸入するか、中古車として販売されている車両を探すことになるでしょう。
エクスプローラーXLTの中古車相場
エクスプローラーを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2018年式:流通量希少のため算出不可
2019年式:619万円
2020年式:流通量希少のため算出不可
2021年式:流通量希少のため算出不可
2022年式:798万円~988万円
2016年にフォードが日本から撤退し正規販売が行われていないため、2016年式以降の流通量は少なめです。希少車であるため、中古車価格も新車価格に近い額となっていることが多くなっています。
車内の広さ
現行6代目は、シリーズ史上最大の全長5050mmとホイールベース3025mmを誇り、先代よりもさらに広々とした車内となりました。前述した「キャデラック エスカレード」などフルサイズのアメリカンSUVと比べるとややサイズは小さくなりますが、エクスプローラーが分類されるミディアムサイズのSUVとしては十分以上の広さがあります。
ただし、全高に関しては現行6代目は1776mmとなり、先代より約30mm低くなっています。デザインとしては引き締まりましたが、頭上が低くなっているため、背の高い方などは先代より窮屈さを感じてしまうかもしれません。
装備
現行6代目に搭載される「インテリジェント4WDシステム」は、7つのモードを選択可能であり、あらゆる道路を走破するのに役立ちます。セーフティ装備としては、以下の安全機能をパッケージ化した「フォード コ・パイロット360」が全車標準装備です。
・BLIS(ブラインドスポットインフォメーション)
・レーンキープアシスト
・オートマチックエマージェンシーブレーキ など
その他、運転席側ドアにあるキーパッドに5桁のコードを入力することでロックを解除できる「SecuriCode TM キーレスエントリーキーパッド」などユニークな装備も搭載されています。
トランクルーム・ラゲッジスペースの広さ
現行6代目のラゲッジスペース容量は、3列目を立てた状態で595L、2列目3列目を収納した状態で最大2285Lです。ミディアムサイズのSUVとしてはラゲッジスペースの広さも十分以上であり、2列目は60:40の分割可倒式、3列目は50:50分割式となり、様々なシートアレンジも可能です。
ボタンを押すだけで3列目シートを収納できる「PowerFold 3列シート」、リアバンパーの下に足をかざすと自動で背面ドアが開く「パワーリフトゲート」など、収納関連の便利機能も充実しています。
先代モデルとの比較
4代目:2005年~2011年4代目エクスプローラー(2005年11月モデル XLTグレード)では、4リッター水冷V型6気筒SOHCエンジン(最高出力213ps)を搭載、ボディサイズは全長4930×全幅1870×全高1835mmとなり、車両重量は2160kgです。
基本構造などは人気モデルであった3代目のものを受け継いでいますが、走行性能、快適性、実用性、安全性などあらゆる面で進化したモデルとなりました。
「コントロールトラックAWD」と呼ばれる電子制御4WDを搭載し、各センサーからの情報をもとに各部エアバッグを最適に作動させる「アドバンスド・レストレイント・モジュール」など安全装備もクラストップレベルのものを装着しています。
5代目:2011年~2016年
5代目エクスプローラー(2011年5月モデル XLTグレード)では、3.5リッターV型6気筒DOHCエンジン(最高出力294ps)を搭載、ボディサイズは全長5020×全幅2000×全高1805mmとなり、車両重量は2130kgです。
軽量化に優れたユニボディ(モノコックボディ)へ変更、アルミブロックの採用でエンジンを軽量化するなど、様々な軽量化を施すことにより、ボディサイズは先代より拡大していますが、車両重量は先代よりも軽くなっています。
吸排気独立可変バルブタイミング機構(Ti-VCT)といった先進技術を取り入れたことで燃費性能も大きく改善しています。
なお、2016年にフォードが日本から撤退したため、国内で正規発売されたのはこのモデルまでです。
6代目:2019年~
6代目エクスプローラー(2023年モデル XLTグレード)では、2.3リッターEcoBoost I-4シングルターボエンジン(最高出力300ps)を搭載、ボディサイズは全長5050×全幅2005×全高1776mmです。
従来のFFベースの4輪駆動からFRベースの4輪駆動へ変更となり、新たな次元の走行を楽しませてくれます。
エクステリアもFRベースになったことでより引き締まったデザインとなり、インテリアも8.0インチの「タッチスクリーンインフォテインメントシステムTM」を中央に配置した近未来的な運転席となりました。
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※本記事は、2023年6月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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