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更新日:2023.07.12 / 掲載日:2023.07.12
【2023年版】7人乗り国産SUVのおすすめモデル7車種
SUVはオンロード・オフロード問わず、どこへでも快適にドライブできる「走行性能の高さ」が人気の大きな理由です。
広い車内空間による輸送能力の高さも求められる中、大人数が一気に移動できる「7人乗りのSUV」にもニーズが集まっています。
そこで今回は、特に人気のある7人乗りの国産SUVを紹介した上で、それぞれのスペックや特徴、中古車相場などを比較していきます。
その点、7人乗りのSUVは人も物も一度にたくさん運べる上、街乗りもアウトドアもそつなくこなす優れた走行性能を持っています。そのため、家族構成や用途にもよりますが、複数所有している車を1台にまとめ、ランニングコストを節約することが可能です。
7人乗りSUVであれば、2家族程度なら1台で移動できます。移動中も家族や仲間と楽しい時間を過ごしながら目的地を目指したり、帰路についたりすることができるでしょう。
また、近年リリースされた7人乗りSUVはより利便性を向上するため、2列目・3列目のシートアレンジが多彩になっています。シートアレンジを駆使すれば、広い荷室空間を確保できるのはもちろん、車中泊に利用できる点も人気を集めている理由です。

バンタイプのヘビー系に比べて居住性や快適性に優れているのが特徴ですが、ランクルの持ち味である悪路走破性や車体の屈強さもしっかりと受け継いでいます。
<年式:予算目安>
2009年式:219万円~298万円
2010年式:174万円~259万円
2011年式:198万円~348万円
2012年式:188万円~349万円
2013年式:195万円~329万円
2014年式:225万円~398万円
2015年式:239万円~420万円
2016年式:259万円~389万円
2017年式:248万円~409万円
2018年式:309万円~544万円
2019年式:303万円~592万円
2020年式:329万円~539万円
2021年式:339万円~589万円
2022年式:369万円~538万円
2023年式:369万円~538万円
トヨタ ランドクルーザープラド「TX」グレードの中古車は、現時点で中古車市場に670台以上が流通しています。
すでに登場から14年間も販売が続いているロングセラーモデルなので、流通台数は非常に多いです。ただし、古い年式の中古車と新しい年式の中古車とでは、走行距離の長さやエンジン、内装・外装の状態により販売価格が異なります。
また、現行モデルは2013年と2017年の2回マイナーチェンジをしており、それを挟んで装備や仕様が変わっているため、購入時に希望と合致しているかしっかり確認しましょう。
しかし、居住性を重視した「ワゴンタイプ」となるため、人が乗るための乗用スペースがヘビー系より広めに確保されており、その車内の広さは以下のようになっています。
・室内長:2520mm(5人乗りは1820mm)
・室内幅:1565mm
・室内高:1240mm
なお、アイポイントの高さ確保や、悪路走破性・乗降性向上などを望める最低地上高は220mmで、乗車定員は5名または7名です。
・ベースグレードである「TX」
・TXを基礎として内装の質感が増している「TX Lパッケージ」
・走行性能を高める様々な専用装備がついている最高グレードの「TZ-G」
それぞれグレードによって標準装備されている用品が異なりますが、「レーンディパーチャーアラート」や「ロードサインアシスト」などを含む先進安全機能の「Toyota Safety Sense」は、全てのグレードに標準装備です。
他にも、「パーキングサポートブレーキ」や「ダウンヒルアシストコントロール」なども、トヨタ ランドクルーザープラドには搭載されています。
ランドクルーザープラドの場合は、17650円が必要となります。(24ヶ月分・令和5年4月1日以降保険始期の契約)
一方、ユーザーの自由意思で加入を決めることができる任意保険に関しては、加入者の条件や補償内容によって保険料が変わってきます。
例えば、ランドクルーザープラドの現行モデルに乗っていて、保険等級10等級・ブルー免許・運転者限定なし・日常使用(年間走行距離1万km以下)・車両保険なしの場合、平均「10~12万円/年」ほどの保険料が必要です。
なお、等級が上がれば保険料は安くなりますし、運転者の範囲を広げたり車両保険をつけたりした場合は保険料が高くなります。
この世代あたりから、見た目的にも車種としての立ち位置やターゲット層も、ヘビー系ランクルとはっきりとした違いが出てきます。
例えば、シャーシやサスペンションなどの主要パーツがハイラックスサーフと共用になったことで、舗装された道路を走行した時の操縦安定性や乗り心地が向上しています。
また、全車にバニティミラーやプライバシーガラスを採用したりUVカットガラスや3列目シートのヘッドレストを標準装備したりするなど、インテリアの快適機能・装備を充実させているのが特徴です。
3代目:2002年~2009年
この世代では想定されていたメインマーケットが欧州だったこともあり、ヘビー系ランクル譲りの武骨なイメージから洗練された快適な外装デザインに変化しています。
先代に引き続きガソリンモデルとディーゼルモデルが設定されていましたが、ディーゼルモデルは「自動車NOx・PM法」に適合していなかったため、後付けの触媒を装着しないと登録できない地域がありました。(2007年に国内向けのディーゼルモデルは廃止)
4代目(現行モデル):2009年~
先だって廃版となったハイラックスサーフの受け皿となるべく、この世代では安全性・居住性・環境性能などの底上げが図られています。
また、2015年の一部改良では、国内の排ガス規制に適合する2.8Lクリーンディーゼルエンジンを搭載したモデルが復活し、多くのファンから歓迎されているようです。
トヨタ ランドクルーザープラドの中古車を探す

圧倒的な存在感と悪路走破性の高さに対する評価と人気は国内にとどまらず、2009年には兄弟車であるプラド・レクサス・LX及びGXを加えた「ランクルシリーズ」の世界累計販売台数が遂に1000万台を超えました。
<年式:予算目安>
2021年式:1078万円~1512万円
2022年式:1068万円~1680万円
2023年式:1089万円〜1579万円
トヨタ ランドクルーザー「ZX」グレードの中古車は、現時点で中古車市場に90台以上が流通しています。
ランドクルーザーは、派生車のプラドも含め、世代問わず非常に再販売価格(リセールバリュー)の高い車です。
特にランドクルーザーの現行モデルは、デビューして日が浅く、車体の状態が良い車が多い上に、現在新車の納車が遅れているため中古車販売価格が軒並み高額になっています。
・室内長:1955mm(5人乗りモデル)、2755mm(7人乗りモデル)
・室内幅:1640mm
・室内高:1190mmまたは1210mm
また、車内空間の広さを決定つけるホイールベースは2850mmで、アイポイントの高さ確保や、悪路走破性・乗降性向上などを望める最低地上高は225mmとなっています。
それぞれ、タイプやグレードによって標準装備されている用品が異なりますが、「レーディパーチャーアラート」や「ロードサインアシスト」などを含む先進安全機能の「Toyota Safety Sense」は、全てのグレードに標準装備です。
他にも、「ブラインドスポットモニター」「パノラミックモニター」なども、トヨタ ランドクルーザーには搭載されています。
トヨタ ランドクルーザーの自賠責保険料は、17650円です。(24ヶ月分・令和5年4月1日以降保険始期の契約)
一方、自由意思での加入となる任意保険は、加入者の条件や補償内容によって保険料が変わってきます。
例えば、現行モデルに乗っていて、保険等級10等級・ブルー免許・運転者限定なし・日常使用(年間走行距離1万km以下)・車両保険なしの場合、平均「9~11万円/年」ほどの保険料がかかります。
現在まで続く、ライト系ランクルの祖として高級SUV路線を進み始めた先代の80系から1998年にバトンを譲り受けたこの世代は、パワートレインが刷新され、よりプレミアム感が増しています。
例えば、静粛性に優れたV8エンジンと、乗り心地の良さとオフロード対応能力を併せ持っている「スカイフックTEMS」を組み合わせた上で、フルタイム4WDの電子制御精度を向上させています。
また、インテリア面においても随所に木目調のパネルを多用し、本革シート&トリムを採用するなどトヨタ自身が胸を張って「トップ・オブ・SUV」と宣言するにふさわしい、その後のライト系ランクルの方向性を決定づけた1台です。
200系(先代モデル):2007年~2011年
100系で高められた高級SUVとしての素養は、この世代でさらに磨きがかけられました。
まず、車体を支えるシャーシには、振動伝達やロードノイズの低減を図るため、曲げ・ねじれ剛性の双方に優れたラダーフレームが採用されています。
また、アクティブヘッドレストやデュアル&サイド&カーテンシールドエアバッグ、横滑り制御機能(VSC)を標準装備するなど、当時高まりを見せていた安全性能も底上げされているのが特徴です。
300系(現行モデル):2021年~
現行モデルとなるこの世代では、伝統のラダーフレーム構造を継承しつつも、TNGAに基づく「GA-Fプラットフォーム」へ刷新と、ボンネット・ルーフ・ドアパネルのアルミ化により、さらなるボディの剛性アップを実現しています。その上、先代と比較し200kgもの軽量化に成功しています。
また、先々代モデル以来となるディーゼルモデルが国内仕様にも復活していますが、ガソリンモデルとともに搭載エンジンはダウンサイジングされました。
しかし、いずれも低回転域でも効率的にパワーとトルクを引き出せるツインターボが採用されているため、悪路をものともしない力強い走破性や高級車としてのゆとりを感じさせる伸びやかな加速性能はさらに進化しています。
トヨタ ランドクルーザーの中古車を探す

発売翌年の2001年~2010年まで国内SUVの販売台数ナンバー1の座を10年連続達成するなど、オンロード・オフロード性能を高レベルで併せ持つSUVとして競争の激しい同ジャンルで長年安定した人気を保っています。
<年式:予算目安>
2022年式:387万円~509万円
2023年式:359万円~598万円
エクストレイルの中古車は、現時点で中古車市場に67台ほど流通しています。
登場からそれほど期間が経過していないため、さすがに中古車市場での出物は少ないですが、その分走行距離が短く車両状態も良いものばかりです。
・室内長:1980mm(3列シート車は2530mm)
・室内幅:1540mm
・室内高:1255mm
また、車内空間の広さを決定づけるホイールベースは2630mmで、アイポイントの高さ確保や、悪路走破性・乗降性向上などを望める最低地上高は185~200mm となっています。
また、運転支援技術では、ナビと連動してカーブ前減速や制限速度に応じたACC設定車速の自動制御を行う「ナビリンク機能」や、緊急時オペレーターに通報する「SOSコール」などが累加された「日産プロパイロット」を先代に続き搭載しています。(S以外のグレードに標準装備)
エクストレイルの場合、保険料は17650円です。(24ヶ月分・令和5年4月1日以降保険始期の契約)
一方、義務ではなく加入が自由な任意保険に関しては、加入者の条件や補償内容によって保険料が変わってきます。
例えば、エクストレイルの現行モデルに乗っていて、保険等級10等級・ブルー免許・運転者限定なし・日常使用(年間走行距離1万km以下)・車両保険なしの場合、平均「8.5~9.5万円/年」ほどの保険料が必要です。
エクステリアデザインなどの基本的なコンセプトが大ヒットし、一躍日産の主力車種の仲間入りを果たした初代モデルを2代目モデルは踏襲しています。
しかし、一部のカラーに軽い傷なら時間経過で修復する「スクラッチシールド塗装」を採用したり、一部モデルにヒルスタートアシストやヒルディセントコントロールといった斜面走行を支援する機能を追加したりするなど、オフロード性能を高める措置が取られているのが特徴です。
なお、販売当初は先代同様ガソリンモデルのみの展開でしたが、2008年9月にルノーと日産が共同開発したクリーンディーゼルエンジン搭載モデルが追加されました。
3代目:2013年~2022年
日産とルノーが共同開発したFFベースの4WD車用のエンジニアリングアーキテクチャーである「CMF(コモン・モジュール・ファミリー)」が、両者の車種として初めて採用されたのが3代目モデルです。
併せて全長・全幅・最低地上高がそれぞれ拡大したことで、オフロード性能が向上し、かつ見た目の迫力も増しています。
販売当初のラインナップは、2Lガソリンエンジン搭載モデルと、先代からの継続販売となったクリーンディーゼルモデルの2本立てでしたが、2015年にエクストレイルとして初のハイブリッドモデルが追加されています。
4代目(現行モデル}:2022年~
2022年7月に行われたモデルチェンジにより、先代まで存在したガソリン・ディーゼルモデルはいずれも廃止されました。代わって採用された「e‐POWER」「e‐4ORCE」により、パワーUPと省燃費性能の向上を両立しています。
また、サイズ的にはほぼ変わらない(全長4660mm×全幅1840mm×全高1720mm)ため、歴代モデルが評価されてきた悪路走破性の高さや使い勝手の良さはそのままです。
日産 エクストレイルの中古車を探す

同社が「SUVでも、ステーションワゴンでも、ミニバンでも、ハッチバックでもない」新ジャンルのクロスオーバーSUVとして販売していた「エアトレック」の後継車種にあたります。
製造元の三菱が長年培ってきた4WD技術と前身であるエアトレックの開発・製造過程における試行錯誤が高次元で融合しているのが特徴で、パリ・ダカールラリーにもサポートカーとして参加するなど、世界的な評価と知名度も高い1台です。
<年式:予算目安>
2012年式:75万円~168万円
2013年式:79万円~148万円
2014年式:69万円~168万円
2015年式:135万円~228万円
2016年式:155万円~279万円
2017年式:132万円~258万円
2018年式:155万円~259万円
2019年式:217万円~269万円
2020年式:189万円~288万円
アウトランダー「G」グレードの中古車は、2WD・4WD併せて現時点で中古車市場に140台以上が流通しています。
同年式でもパッケージングによって販売価格が変わり、2WDタイプより4WDタイプのほうが人気で中古車販売価格も高めです。
【ツートン】
・ホワイトダイヤモンド×ブラックマイカ
・レッドダイヤモンド×ブラックマイカ
・ブラックダイヤモンド×ディープブロンズメタリック
・スターリングシルバーメタリック×ブラックマイカ
【モノトーン】
・ホワイトダイヤモンド
・レッドダイヤモンド
・ブラックダイヤモンド
・スターリングシルバーメタリック
・コズミックブルーマイカ
・ディープブロンズメタリック
・チタニウムグレーメタリック
・ブラックマイカ
この中では、上品かつ高級な雰囲気が漂い、清潔感溢れる純白の「ホワイトダイヤモンド」が人気です。
ボディサイズは、全長4710mm×全幅1860mm×全高1745mm
アウトランダーの場合は、17650円の保険料がかかります。(24ヶ月分・令和5年4月1日以降保険始期の契約)
一方、ユーザーが自由に加入を決めることができる任意保険は、加入者の条件や補償内容によって保険料が変わってきます。
例えば、アウトランダーの現行モデルに乗っていて、保険等級10等級・ブルー免許・運転者限定なし・日常使用(年間走行距離1万km以下)・車両保険なしの場合、平均「11~13万円/年」ほどの保険料が必要です。
アウトランダーという車名は、もとを正すと前身であるエアトレックの海外名です。それが、2005年の国内販売開始を機に、アウトランダーという車名に統一されました。(エアトレックは2008年に生産終了)
エアトレック時代に指摘されていた脆弱さを解消するため、軽量高剛性ボディを採用した上で要所をステフナ(プレート材)で補強したり、ルーフパネルにアルミを使用したりするなど、車体の剛性確保と軽量化に対する工夫が施されています。
なお、販売当初の搭載エンジンは、2.0L・直列4気筒DOHC16バルブと2.4L・直列4気筒DOHC16バルブの2パターンでしたが、一時期3.0L・V型6気筒SOHC24バルブエンジンを搭載したモデルも設定されていました。
2代目(先代モデル):2012年~2021年
この世代で、安全性能をさらに高めるために採用されたのが「衝突安全強化ボディRISE」です。
搭載エンジンは、先代のDOHCから機構的にシンプルなSOHCに変更されています。
また、ノーマルモデルの販売が開始された2ヶ月後に、トヨタ・プリウスPHVに次いで国産2車種目となるプラグインハイブリッドモデルが追加されました。
3代目(現行モデル):2021年~
現行モデルは、「BOLD STRIDE(和訳:威風堂々)」をコンセプトに掲げています。
内装はスクエア基調を軸としており、ドライバーが車体位置を見やすいよう工夫されているという点が特徴です。
PHEVモデルの搭載エンジンは、駆動用バッテリーの大容量化や電動モーターの出力UPによって、EV走行とハイブリッド走行トータルでの航続可能距離が拡大しています。
三菱 アウトランダーの中古車を探す

その特徴として特筆すべきは、悪路をものともしない走破性の高さとボディのタフネスさで、世界一過酷なモータースポーツ競技とも言われるパリ・ダカールラリーにおいて通算6度も総合優勝していることがそれを証明しています。
全盛期の人気は凄まじく、小型SUVのパジェロ・イオ&ジュニアや軽自動車規格のパジェロ・ミニといった派生モデルも登場し、いずれも人気を博しました。
しかし、製造元である三菱の不祥事問題などもあり徐々に人気に陰りが見え始め、2019年に国内向けが、2021年には海外向けも惜しまれつつ生産を終了しており、現在は中古車でしか入手することができません。
<年式:予算目安>
2006年式:89万円~159万円
2007年式:69万円~208万円
2008年式:79万円~218万円
2009年式:89万円~258万円
2010年式:125万円~285万円
2011年式:108万円~254万円
2012年式:99万円~308万円
2013年式:129万円~326万円
2014年式:129万円~409万円
2015年式:139万円~389万円
2016年式:129万円~409万円
2017年式:193万円~379万円
2018年式:292万円~419万円
2019年式:399万円~572万円
三菱 パジェロの中古車は、現時点で中古車市場に300台以上が流通しています。国内の道路事情にマッチした、ショートボディタイプのほうが市場に多く出回っているようです。
また、モデルとして13年間の長きにわたり販売されていた上、本格派クロカンという性格上、車両状態や走行距離にかなりの差があり、それに合わせて販売価格も大きく上下します。
【モノトーン】
・ディープレッドマイカ
・スターリングシルバーメタリック
・ディープブロンズメタリック
・ブラックマイカ
・ウォームホワイトパール
【ツートン】
・スターリングシルバーメタリック×アイガーグレーメタリック
この中では、光沢感のある黒色の「ブラックマイカ」と、パジェロのイメージカラーリングと言えるツートンの「スターリングシルバーメタリック×アイガーグレーメタリック」が人気です。
ボディサイズは、全長4385mm×全幅1875 mm×全高1850mm(ショートVR-1)
一方、加入するかどうかはユーザーに委ねられている任意保険に関しては、加入者の条件や補償内容によって保険料が変わります。
例えば、パジェロの最終モデルに乗っていて、保険等級10等級・ブルー免許・運転者限定なし・日常使用(年間走行距離1万km以下)・車両保険なしの場合、平均「12~14万円/年」ほどの保険料が必要です。
この世代から、小回りの利く「ショートホールベース」と、広々とした室内空間が特徴である「ロングホイールベース」の2種類が設定されることになります。
また、センター・リアそれぞれのデフロック時にも作動する「マルチモードABS」やパートタイム(直結)4WDならではの悪路走破性を維持したまま、フルタイム4WDとして日常使用を可能とする「スーパーセレクト4WD」が世界で初めて採用されたモデルでもあります。
3代目:1999年~2006年
2代目モデルからの最大の変更点は、本格派クロカンの代名詞とも言えるラダーフレーム構造から、モノコックボディをラダーフレームの中に入れ込む「ラダーフレーム・ビルトイン・モノコックボディ」に変更されたことです。
これにより大幅な軽量化が実現し、乗り心地や走行安定性が向上しています。
4代目(最終モデル):2006年~2021年
先代モデル同様、ラダーフレームより操作性や乗り心地などに優れる「ラダーフレーム・ビルトイン・モノコックボディ」が採用されていますが、高張力鋼板の多用や溶接個所の拡大によりボディの強度は先代モデルより増しています。
ボディタイプは引き続きショートとロングの2種類で、販売当初はガソリンモデルのみの展開でしたが、2010年9月にパジェロ史上最大トルクを誇る、クリーンディーゼルターボエンジン搭載モデルが追加されています。
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1世代が約3年間の販売にとどまったため、現存する台数は少なく知名度もそれほど高くありませんが、水平対向エンジンを搭載した珍しい7人乗りSUVとして、スバリストの間で話題を集めた1台です。
<年式:予算目安>
2015年式:37万円~205万円
2016年式:62万円~200万円
2017年式:135万円~209万円
2018年式:流通量希少のため算出不可
エクシーガ クロスオーバー7の中古車は、現時点で中古車市場に70台以上が流通しています。
エクシーガ クロスオーバー7にはモノグレード展開だった「2.5iアイサイト」の他に、いくつかの特別仕様車が追加されたものの、それらはほぼ中古車市場に出回らない「レア車」です。
・クォーツブルー・パール
・クリスタルブラック・シリカ
・タングステン・メタリック
・ヴェネチアンレッド・パール
・クリスタルホワイト・パール
この中では、落ち着いていながらも高級感を感じさせる上品な真珠の輝きが特徴の「クリスタルホワイト・パール」が人気です。
ボディサイズは、全長4780mm×全幅1800mm×全高1670mm
エクシーガクロスオーバー7の場合、保険料は17650円です。(24ヶ月分・令和5年4月1日以降保険始期の契約)
一方、任意保険に関しては、加入者の条件や補償内容を自由に選ぶことができるため、保険料も変わってきます。
例えば、エクシーガクロスオーバー7の最終モデルに乗っていて、保険等級10等級・ブルー免許・運転者限定なし・日常使用(年間走行距離1万km以下)・車両保険なしの場合、平均「9.5~10.5万円/年」ほどの保険料が必要です。
エクシーガクロスオーバー7のターゲットはファミリー層で、特にアウトドアや家族旅行などを楽しみたいミドルアクティブ層や、子育ても落ち着き趣味などを優先させたいシニアアクティブ世代です。
そのため、エクステリアは欧州車を思わせるシックな仕上がりで、インテリアにメーカーオプションでウルトラスエード+レザーシートを設定するなど、見た目を単にSUV風にするのではなく、プレミアム感やステータス感を満たすような工夫が随所に施されています。
また、専用のサスペンションを採用することにより最低地上高がエクシーガより高い170mmとなっているため、悪路走破性と乗降性が向上しています。
さらに、モノグレード展開ながら装備も充実しており、スバルの予防安全技術である「EyeSight(ver.2)」のほか、運転席&助手席8ウェイパワーシートやシートヒーターが標準装備されています。
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「高級セダンの乗り心地と快適性を兼ね備えたSUV」として開発された初代モデルは、1998年にデビューすると爆発的な人気を博し、高級SUVという新ジャンルを確立するとともに「レクサス」の名を世界中に広めました。
<年式:予算目安>
2017年式:560万円~
2018年式:369万円~598万円
2019年式:478万円~669万円
2020年式:550万円~779万円
2021年式:578万円~718万円
2022年式:731万円~
レクサス RX「RX450hL」の中古車は、現時点で中古車市場に50台以上が流通しています。
年式・走行距離・車両の状態などがほぼ同じ5人乗りモデルの「RX450h」と比較すると、「RX450hL」のほうが流通台数が少なく、販売価格もかなり高いです。
・レッドマイカクリスタルシャイン
・テレーンカーキマイカメタリック
・ソニッククロム
・ブラック
・グラファイトブラックガラスフレーク
・アイスエクリュマイカメタリック
・ソニックチタニウム
・ソニックイリジウム
・ディープブルーマイカ
・ソニッククォーツ
この中では、深い漆黒にメタル感を加えたレクサス独特カラーリングである「グラファイトブラックガラスフレーク」と、高級感と清潔感を併せ持つパールホワイト系の「ソニッククォーツ」が人気です。
ボディサイズは、全長5000mm×全幅1895mm×全高1725mm
・ガソリンモデルの「RX400」
・ハイブリッドモデルの「RX450h」
・ハイブリッドモデルをベースにサードシートを追加した7人乗り仕様の「RX450hL」
それぞれのタイプやグレードによって標準装備されている用品は異なりますが、「プリクラッシュセーフティシステム」や「レーンキーピングアシスト」などを含むレクサスの予防安全パッケージである「Lexus Safety System +」は、全てのグレードに標準装備です。
他にも、「インテリジェントクリアランスソナー」や「リヤクロストラフィックオートブレーキ」なども、4代目レクサス RXには搭載されています。
2代目レクサスRXは、2003年に初のフルモデルチェンジを受けて登場しました。
当初の搭載エンジンは3L・V型6気筒エンジンでしたが、後に新開発の3.5L・V型6気筒エンジンに変更されています。
また、レクサスRX自身が切り開いた「高級クロスオーバーSUV」というジャンルにおいて、世界初となるハイブリッドモデルが追加されたのはこの世代からです。
3代目:2009年~2015年
2007年11月、LAオートショーで正式発表された3代目モデルには、ナビゲーション情報や車速などを、フロントガラス下部に表示する「ヘッドアップディスプレイ」や、カーナビをパソコンのマウス感覚で操作できる「リモートタッチ」など、レクサス初となる先進装備が搭載されました。
販売開始当初は、ともに3.5L・V型6気筒エンジンを搭載したガソリンモデル(RX350)と、ハイブリッドモデル(RX450h)の2本立てでしたが、後に2.7L・直列4気筒エンジンを搭載する一回り排気量が小さいモデル(RX270)も追加されました。
なお、初代・2代目モデルは国内市場において「ハリアー」の名で販売されていましたが、国内でも「レクサス RX」として販売されるようになったのはこの世代からです。
4代目:2015年~2022年
2015年10月にデビューした4代目RXは、レクサスのデザインアイコンである「スピンドルグリル」がひときわ目を引く、強いインパクトと圧倒的な存在感を持つエクステリアが特徴です。
メカニズム的には、エンジンマウントの位置調整・最適化によってハンドリング性能の向上が図れており、足回り関連パーツの強化や構造変更によって代々受け継いでいる高級SUVとして欠かせない悪路走破性や乗り心地が一層高められています。
販売当初のラインナップは、2L・直列4気筒ターボを搭載する「RX200t(後にRX300へ改称)」と、3.5L・V型6気筒ハイブリッドシステムを搭載する「RX450h」2本立てでした。
その後、2017年12月に行われた一部改良の際、RX450hのリアドア以降のボディを延長し、電格式の3列目シートを搭載することで7人乗り仕様とした「RX450hL」が追加されています。
レクサス RXの中古車を探す
※本記事は、2023年6月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
広い車内空間による輸送能力の高さも求められる中、大人数が一気に移動できる「7人乗りのSUV」にもニーズが集まっています。
そこで今回は、特に人気のある7人乗りの国産SUVを紹介した上で、それぞれのスペックや特徴、中古車相場などを比較していきます。
この記事の目次
7人乗りの国産SUVが人気の理由
7人乗りの国産SUVが現在高い人気を博しているのはなぜなのか、その主な理由について紹介していきます。1.車にかかるランニングコストを節約できる
1世帯で2台、3台と複数の車を所有していた場合、車両の購入費はもちろん2年に1度やってくる車検代や、毎年かかる自動車税に任意保険料、日ごろのメンテナンス代・燃料代・駐車場代などといった「ランニングコスト」が所有している台数に応じてかかってきます。その点、7人乗りのSUVは人も物も一度にたくさん運べる上、街乗りもアウトドアもそつなくこなす優れた走行性能を持っています。そのため、家族構成や用途にもよりますが、複数所有している車を1台にまとめ、ランニングコストを節約することが可能です。
2.家族や仲間で楽しい時間を共有できる
例えば、大人数で長距離ドライブレジャーなどに出かける場合、乗車定員の少ないコンパクトカーや軽自動車ばかりでは2台・3台に分かれて移動することになるケースもあります。大人数でのドライブレジャーでは移動中のおしゃべりなども楽しい思い出になるものですが、複数の車に分乗となればそういった楽しみも半減しかねません。7人乗りSUVであれば、2家族程度なら1台で移動できます。移動中も家族や仲間と楽しい時間を過ごしながら目的地を目指したり、帰路についたりすることができるでしょう。
3.人だけではなく物もたくさん運べる
7人乗りのSUVは人を乗せるスペースを確保するため、基本的にミドルサイズの5人乗りSUVより車体のサイズがかなり大きいです。定員である7名がフル乗車するとラゲッジスペースはそれほど広いとは言えないものの、乗車人数が限られている場合は、本来人が乗るスペースをラゲッジスペースとして利用できます。また、近年リリースされた7人乗りSUVはより利便性を向上するため、2列目・3列目のシートアレンジが多彩になっています。シートアレンジを駆使すれば、広い荷室空間を確保できるのはもちろん、車中泊に利用できる点も人気を集めている理由です。
トヨタ ランドクルーザープラド

トヨタ ランドクルーザープラドの特長
トヨタ ランドクルーザープラドは、「ヘビー系」と呼ばれる70系ランドクルーザーの派生車種として1990年から現在まで販売されているワゴンタイプのフルサイズSUVです。バンタイプのヘビー系に比べて居住性や快適性に優れているのが特徴ですが、ランクルの持ち味である悪路走破性や車体の屈強さもしっかりと受け継いでいます。
トヨタ ランドクルーザープラドの中古車相場
トヨタ ランドクルーザープラドにおいて人気の高い「TX」グレードを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2009年式:219万円~298万円
2010年式:174万円~259万円
2011年式:198万円~348万円
2012年式:188万円~349万円
2013年式:195万円~329万円
2014年式:225万円~398万円
2015年式:239万円~420万円
2016年式:259万円~389万円
2017年式:248万円~409万円
2018年式:309万円~544万円
2019年式:303万円~592万円
2020年式:329万円~539万円
2021年式:339万円~589万円
2022年式:369万円~538万円
2023年式:369万円~538万円
トヨタ ランドクルーザープラド「TX」グレードの中古車は、現時点で中古車市場に670台以上が流通しています。
すでに登場から14年間も販売が続いているロングセラーモデルなので、流通台数は非常に多いです。ただし、古い年式の中古車と新しい年式の中古車とでは、走行距離の長さやエンジン、内装・外装の状態により販売価格が異なります。
また、現行モデルは2013年と2017年の2回マイナーチェンジをしており、それを挟んで装備や仕様が変わっているため、購入時に希望と合致しているかしっかり確認しましょう。
車内の広さ
トヨタ ランドクルーザープラドは、アウトドアユーズに特化した「バンタイプ」のヘビー系ランクルより、荷物を載せるラゲッジスペースはやや狭めです。しかし、居住性を重視した「ワゴンタイプ」となるため、人が乗るための乗用スペースがヘビー系より広めに確保されており、その車内の広さは以下のようになっています。
・室内長:2520mm(5人乗りは1820mm)
・室内幅:1565mm
・室内高:1240mm
なお、アイポイントの高さ確保や、悪路走破性・乗降性向上などを望める最低地上高は220mmで、乗車定員は5名または7名です。
装備
トヨタ ランドクルーザープラドには、以下の3グレードが用意されています。・ベースグレードである「TX」
・TXを基礎として内装の質感が増している「TX Lパッケージ」
・走行性能を高める様々な専用装備がついている最高グレードの「TZ-G」
それぞれグレードによって標準装備されている用品が異なりますが、「レーンディパーチャーアラート」や「ロードサインアシスト」などを含む先進安全機能の「Toyota Safety Sense」は、全てのグレードに標準装備です。
他にも、「パーキングサポートブレーキ」や「ダウンヒルアシストコントロール」なども、トヨタ ランドクルーザープラドには搭載されています。
自賠責保険や任意保険料
「強制保険」とも呼ばれる自賠責保険料は、新車購入時を除くと通常2年に1度受ける「車検」の時に支払うことになります。ランドクルーザープラドの場合は、17650円が必要となります。(24ヶ月分・令和5年4月1日以降保険始期の契約)
一方、ユーザーの自由意思で加入を決めることができる任意保険に関しては、加入者の条件や補償内容によって保険料が変わってきます。
例えば、ランドクルーザープラドの現行モデルに乗っていて、保険等級10等級・ブルー免許・運転者限定なし・日常使用(年間走行距離1万km以下)・車両保険なしの場合、平均「10~12万円/年」ほどの保険料が必要です。
なお、等級が上がれば保険料は安くなりますし、運転者の範囲を広げたり車両保険をつけたりした場合は保険料が高くなります。
先代モデルとの比較
2代目:1996年~2002年この世代あたりから、見た目的にも車種としての立ち位置やターゲット層も、ヘビー系ランクルとはっきりとした違いが出てきます。
例えば、シャーシやサスペンションなどの主要パーツがハイラックスサーフと共用になったことで、舗装された道路を走行した時の操縦安定性や乗り心地が向上しています。
また、全車にバニティミラーやプライバシーガラスを採用したりUVカットガラスや3列目シートのヘッドレストを標準装備したりするなど、インテリアの快適機能・装備を充実させているのが特徴です。
3代目:2002年~2009年
この世代では想定されていたメインマーケットが欧州だったこともあり、ヘビー系ランクル譲りの武骨なイメージから洗練された快適な外装デザインに変化しています。
先代に引き続きガソリンモデルとディーゼルモデルが設定されていましたが、ディーゼルモデルは「自動車NOx・PM法」に適合していなかったため、後付けの触媒を装着しないと登録できない地域がありました。(2007年に国内向けのディーゼルモデルは廃止)
4代目(現行モデル):2009年~
先だって廃版となったハイラックスサーフの受け皿となるべく、この世代では安全性・居住性・環境性能などの底上げが図られています。
また、2015年の一部改良では、国内の排ガス規制に適合する2.8Lクリーンディーゼルエンジンを搭載したモデルが復活し、多くのファンから歓迎されているようです。
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トヨタ ランドクルーザー

トヨタ ランドクルーザーの特長
ランドクルーザーは1954年にその名がつけられて以降、70年間もの長きにわたり販売され続けている国産車として最も長い歴史を持つ大型クロスオーバーSUVです。圧倒的な存在感と悪路走破性の高さに対する評価と人気は国内にとどまらず、2009年には兄弟車であるプラド・レクサス・LX及びGXを加えた「ランクルシリーズ」の世界累計販売台数が遂に1000万台を超えました。
トヨタ ランドクルーザーの中古車相場
トヨタ ランドクルーザーにおいて最も人気のある「ZX」グレードを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2021年式:1078万円~1512万円
2022年式:1068万円~1680万円
2023年式:1089万円〜1579万円
トヨタ ランドクルーザー「ZX」グレードの中古車は、現時点で中古車市場に90台以上が流通しています。
ランドクルーザーは、派生車のプラドも含め、世代問わず非常に再販売価格(リセールバリュー)の高い車です。
特にランドクルーザーの現行モデルは、デビューして日が浅く、車体の状態が良い車が多い上に、現在新車の納車が遅れているため中古車販売価格が軒並み高額になっています。
車内の広さ
トヨタ ランドクルーザーの車内空間は非常に広いです。・室内長:1955mm(5人乗りモデル)、2755mm(7人乗りモデル)
・室内幅:1640mm
・室内高:1190mmまたは1210mm
また、車内空間の広さを決定つけるホイールベースは2850mmで、アイポイントの高さ確保や、悪路走破性・乗降性向上などを望める最低地上高は225mmとなっています。
装備
トヨタ ランドクルーザーには、ガソリンモデルとディーゼルモデルの2タイプがあり、ベースグレードとなる「GX」から、装備の充実した最高グレードの「ZX」まで、4グレード構成になっています。それぞれ、タイプやグレードによって標準装備されている用品が異なりますが、「レーディパーチャーアラート」や「ロードサインアシスト」などを含む先進安全機能の「Toyota Safety Sense」は、全てのグレードに標準装備です。
他にも、「ブラインドスポットモニター」「パノラミックモニター」なども、トヨタ ランドクルーザーには搭載されています。
自賠責保険や任意保険料
「強制保険」とも呼ばれる自賠責保険料は、新車購入時を除くと通常2年に1度受ける「車検」の時に支払います。トヨタ ランドクルーザーの自賠責保険料は、17650円です。(24ヶ月分・令和5年4月1日以降保険始期の契約)
一方、自由意思での加入となる任意保険は、加入者の条件や補償内容によって保険料が変わってきます。
例えば、現行モデルに乗っていて、保険等級10等級・ブルー免許・運転者限定なし・日常使用(年間走行距離1万km以下)・車両保険なしの場合、平均「9~11万円/年」ほどの保険料がかかります。
先代モデルとの比較
100系(先々代モデル):1998年~2007年現在まで続く、ライト系ランクルの祖として高級SUV路線を進み始めた先代の80系から1998年にバトンを譲り受けたこの世代は、パワートレインが刷新され、よりプレミアム感が増しています。
例えば、静粛性に優れたV8エンジンと、乗り心地の良さとオフロード対応能力を併せ持っている「スカイフックTEMS」を組み合わせた上で、フルタイム4WDの電子制御精度を向上させています。
また、インテリア面においても随所に木目調のパネルを多用し、本革シート&トリムを採用するなどトヨタ自身が胸を張って「トップ・オブ・SUV」と宣言するにふさわしい、その後のライト系ランクルの方向性を決定づけた1台です。
200系(先代モデル):2007年~2011年
100系で高められた高級SUVとしての素養は、この世代でさらに磨きがかけられました。
まず、車体を支えるシャーシには、振動伝達やロードノイズの低減を図るため、曲げ・ねじれ剛性の双方に優れたラダーフレームが採用されています。
また、アクティブヘッドレストやデュアル&サイド&カーテンシールドエアバッグ、横滑り制御機能(VSC)を標準装備するなど、当時高まりを見せていた安全性能も底上げされているのが特徴です。
300系(現行モデル):2021年~
現行モデルとなるこの世代では、伝統のラダーフレーム構造を継承しつつも、TNGAに基づく「GA-Fプラットフォーム」へ刷新と、ボンネット・ルーフ・ドアパネルのアルミ化により、さらなるボディの剛性アップを実現しています。その上、先代と比較し200kgもの軽量化に成功しています。
また、先々代モデル以来となるディーゼルモデルが国内仕様にも復活していますが、ガソリンモデルとともに搭載エンジンはダウンサイジングされました。
しかし、いずれも低回転域でも効率的にパワーとトルクを引き出せるツインターボが採用されているため、悪路をものともしない力強い走破性や高級車としてのゆとりを感じさせる伸びやかな加速性能はさらに進化しています。
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日産 エクストレイル

日産 エクストレイルの特長
エクストレイルは、2000年に日産が販売を開始したミドルサイズSUVです。発売翌年の2001年~2010年まで国内SUVの販売台数ナンバー1の座を10年連続達成するなど、オンロード・オフロード性能を高レベルで併せ持つSUVとして競争の激しい同ジャンルで長年安定した人気を保っています。
日産 エクストレイルの中古車相場
エクストレイルを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2022年式:387万円~509万円
2023年式:359万円~598万円
エクストレイルの中古車は、現時点で中古車市場に67台ほど流通しています。
登場からそれほど期間が経過していないため、さすがに中古車市場での出物は少ないですが、その分走行距離が短く車両状態も良いものばかりです。
車内の広さ
エクストレイルの車内空間は非常に広いです。・室内長:1980mm(3列シート車は2530mm)
・室内幅:1540mm
・室内高:1255mm
また、車内空間の広さを決定づけるホイールベースは2630mmで、アイポイントの高さ確保や、悪路走破性・乗降性向上などを望める最低地上高は185~200mm となっています。
装備
リリースが、2022年7月と新しいこともあり、エクストレイルにはアレクサ対応の「メータ連動式純正ナビ」や運転席と助手席と後席で個別に温度調節ができるトリプルゾーン式の「フルオートエアコン」(Gのみ)など、ライバルをしのぐ装備がついています。また、運転支援技術では、ナビと連動してカーブ前減速や制限速度に応じたACC設定車速の自動制御を行う「ナビリンク機能」や、緊急時オペレーターに通報する「SOSコール」などが累加された「日産プロパイロット」を先代に続き搭載しています。(S以外のグレードに標準装備)
自賠責保険や任意保険料
「強制保険」とも呼ばれる自賠責保険料は、新車購入時を除くと「車検」の時に支払うことになります。エクストレイルの場合、保険料は17650円です。(24ヶ月分・令和5年4月1日以降保険始期の契約)
一方、義務ではなく加入が自由な任意保険に関しては、加入者の条件や補償内容によって保険料が変わってきます。
例えば、エクストレイルの現行モデルに乗っていて、保険等級10等級・ブルー免許・運転者限定なし・日常使用(年間走行距離1万km以下)・車両保険なしの場合、平均「8.5~9.5万円/年」ほどの保険料が必要です。
先代モデルとの比較
2代目:2007年~2013年エクステリアデザインなどの基本的なコンセプトが大ヒットし、一躍日産の主力車種の仲間入りを果たした初代モデルを2代目モデルは踏襲しています。
しかし、一部のカラーに軽い傷なら時間経過で修復する「スクラッチシールド塗装」を採用したり、一部モデルにヒルスタートアシストやヒルディセントコントロールといった斜面走行を支援する機能を追加したりするなど、オフロード性能を高める措置が取られているのが特徴です。
なお、販売当初は先代同様ガソリンモデルのみの展開でしたが、2008年9月にルノーと日産が共同開発したクリーンディーゼルエンジン搭載モデルが追加されました。
3代目:2013年~2022年
日産とルノーが共同開発したFFベースの4WD車用のエンジニアリングアーキテクチャーである「CMF(コモン・モジュール・ファミリー)」が、両者の車種として初めて採用されたのが3代目モデルです。
併せて全長・全幅・最低地上高がそれぞれ拡大したことで、オフロード性能が向上し、かつ見た目の迫力も増しています。
販売当初のラインナップは、2Lガソリンエンジン搭載モデルと、先代からの継続販売となったクリーンディーゼルモデルの2本立てでしたが、2015年にエクストレイルとして初のハイブリッドモデルが追加されています。
4代目(現行モデル}:2022年~
2022年7月に行われたモデルチェンジにより、先代まで存在したガソリン・ディーゼルモデルはいずれも廃止されました。代わって採用された「e‐POWER」「e‐4ORCE」により、パワーUPと省燃費性能の向上を両立しています。
また、サイズ的にはほぼ変わらない(全長4660mm×全幅1840mm×全高1720mm)ため、歴代モデルが評価されてきた悪路走破性の高さや使い勝手の良さはそのままです。
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三菱 アウトランダー

三菱 アウトランダーの特長
アウトランダーは、三菱が2005年10月に販売を開始した、ミドルサイズSUVです。同社が「SUVでも、ステーションワゴンでも、ミニバンでも、ハッチバックでもない」新ジャンルのクロスオーバーSUVとして販売していた「エアトレック」の後継車種にあたります。
製造元の三菱が長年培ってきた4WD技術と前身であるエアトレックの開発・製造過程における試行錯誤が高次元で融合しているのが特徴で、パリ・ダカールラリーにもサポートカーとして参加するなど、世界的な評価と知名度も高い1台です。
三菱 アウトランダーの中古車相場
アウトランダーにおいて多くの人気を集めている「G」グレードを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2012年式:75万円~168万円
2013年式:79万円~148万円
2014年式:69万円~168万円
2015年式:135万円~228万円
2016年式:155万円~279万円
2017年式:132万円~258万円
2018年式:155万円~259万円
2019年式:217万円~269万円
2020年式:189万円~288万円
アウトランダー「G」グレードの中古車は、2WD・4WD併せて現時点で中古車市場に140台以上が流通しています。
同年式でもパッケージングによって販売価格が変わり、2WDタイプより4WDタイプのほうが人気で中古車販売価格も高めです。
人気のボディカラー
アウトランダーのボディカラーは、下記のツートン4色、モノトーン8色の計12バリエーションが設定されています。【ツートン】
・ホワイトダイヤモンド×ブラックマイカ
・レッドダイヤモンド×ブラックマイカ
・ブラックダイヤモンド×ディープブロンズメタリック
・スターリングシルバーメタリック×ブラックマイカ
【モノトーン】
・ホワイトダイヤモンド
・レッドダイヤモンド
・ブラックダイヤモンド
・スターリングシルバーメタリック
・コズミックブルーマイカ
・ディープブロンズメタリック
・チタニウムグレーメタリック
・ブラックマイカ
この中では、上品かつ高級な雰囲気が漂い、清潔感溢れる純白の「ホワイトダイヤモンド」が人気です。
スペック
エンジンは、2.4L4気筒16バルブDOHC最高出力98KWボディサイズは、全長4710mm×全幅1860mm×全高1745mm
自賠責保険や任意保険料
車の所有者には加入が義務付けられている自賠責保険料は、新車購入時を除くと通常2年に1度受ける「車検」の時に支払うことになります。アウトランダーの場合は、17650円の保険料がかかります。(24ヶ月分・令和5年4月1日以降保険始期の契約)
一方、ユーザーが自由に加入を決めることができる任意保険は、加入者の条件や補償内容によって保険料が変わってきます。
例えば、アウトランダーの現行モデルに乗っていて、保険等級10等級・ブルー免許・運転者限定なし・日常使用(年間走行距離1万km以下)・車両保険なしの場合、平均「11~13万円/年」ほどの保険料が必要です。
先代モデルとの比較
初代(先々代モデル):2005年~2012年アウトランダーという車名は、もとを正すと前身であるエアトレックの海外名です。それが、2005年の国内販売開始を機に、アウトランダーという車名に統一されました。(エアトレックは2008年に生産終了)
エアトレック時代に指摘されていた脆弱さを解消するため、軽量高剛性ボディを採用した上で要所をステフナ(プレート材)で補強したり、ルーフパネルにアルミを使用したりするなど、車体の剛性確保と軽量化に対する工夫が施されています。
なお、販売当初の搭載エンジンは、2.0L・直列4気筒DOHC16バルブと2.4L・直列4気筒DOHC16バルブの2パターンでしたが、一時期3.0L・V型6気筒SOHC24バルブエンジンを搭載したモデルも設定されていました。
2代目(先代モデル):2012年~2021年
この世代で、安全性能をさらに高めるために採用されたのが「衝突安全強化ボディRISE」です。
搭載エンジンは、先代のDOHCから機構的にシンプルなSOHCに変更されています。
また、ノーマルモデルの販売が開始された2ヶ月後に、トヨタ・プリウスPHVに次いで国産2車種目となるプラグインハイブリッドモデルが追加されました。
3代目(現行モデル):2021年~
現行モデルは、「BOLD STRIDE(和訳:威風堂々)」をコンセプトに掲げています。
内装はスクエア基調を軸としており、ドライバーが車体位置を見やすいよう工夫されているという点が特徴です。
PHEVモデルの搭載エンジンは、駆動用バッテリーの大容量化や電動モーターの出力UPによって、EV走行とハイブリッド走行トータルでの航続可能距離が拡大しています。
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三菱 パジェロ

三菱 パジェロの特長
パジェロは、世界で最も有名だと言っても過言ではない日本が誇る本格派クロカンSUVです。その特徴として特筆すべきは、悪路をものともしない走破性の高さとボディのタフネスさで、世界一過酷なモータースポーツ競技とも言われるパリ・ダカールラリーにおいて通算6度も総合優勝していることがそれを証明しています。
全盛期の人気は凄まじく、小型SUVのパジェロ・イオ&ジュニアや軽自動車規格のパジェロ・ミニといった派生モデルも登場し、いずれも人気を博しました。
しかし、製造元である三菱の不祥事問題などもあり徐々に人気に陰りが見え始め、2019年に国内向けが、2021年には海外向けも惜しまれつつ生産を終了しており、現在は中古車でしか入手することができません。
三菱 パジェロの中古車相場
三菱 パジェロを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2006年式:89万円~159万円
2007年式:69万円~208万円
2008年式:79万円~218万円
2009年式:89万円~258万円
2010年式:125万円~285万円
2011年式:108万円~254万円
2012年式:99万円~308万円
2013年式:129万円~326万円
2014年式:129万円~409万円
2015年式:139万円~389万円
2016年式:129万円~409万円
2017年式:193万円~379万円
2018年式:292万円~419万円
2019年式:399万円~572万円
三菱 パジェロの中古車は、現時点で中古車市場に300台以上が流通しています。国内の道路事情にマッチした、ショートボディタイプのほうが市場に多く出回っているようです。
また、モデルとして13年間の長きにわたり販売されていた上、本格派クロカンという性格上、車両状態や走行距離にかなりの差があり、それに合わせて販売価格も大きく上下します。
人気のボディカラー
三菱 パジェロのボディカラーは、下記のようにモノトーン5色、ツートン1色の計6パターンが設定されています。【モノトーン】
・ディープレッドマイカ
・スターリングシルバーメタリック
・ディープブロンズメタリック
・ブラックマイカ
・ウォームホワイトパール
【ツートン】
・スターリングシルバーメタリック×アイガーグレーメタリック
この中では、光沢感のある黒色の「ブラックマイカ」と、パジェロのイメージカラーリングと言えるツートンの「スターリングシルバーメタリック×アイガーグレーメタリック」が人気です。
スペック
エンジンは、3.0LV型6気筒SOHC24バルブ最高出力178ps(ショートVR-1)ボディサイズは、全長4385mm×全幅1875 mm×全高1850mm(ショートVR-1)
自賠責保険や任意保険料
「強制保険」とも呼ばれる自賠責保険料は、パジェロの場合17650円が必要となります。(24ヶ月分・令和5年4月1日以降保険始期の契約)一方、加入するかどうかはユーザーに委ねられている任意保険に関しては、加入者の条件や補償内容によって保険料が変わります。
例えば、パジェロの最終モデルに乗っていて、保険等級10等級・ブルー免許・運転者限定なし・日常使用(年間走行距離1万km以下)・車両保険なしの場合、平均「12~14万円/年」ほどの保険料が必要です。
先代モデルとの比較
2代目:1991年~1999年この世代から、小回りの利く「ショートホールベース」と、広々とした室内空間が特徴である「ロングホイールベース」の2種類が設定されることになります。
また、センター・リアそれぞれのデフロック時にも作動する「マルチモードABS」やパートタイム(直結)4WDならではの悪路走破性を維持したまま、フルタイム4WDとして日常使用を可能とする「スーパーセレクト4WD」が世界で初めて採用されたモデルでもあります。
3代目:1999年~2006年
2代目モデルからの最大の変更点は、本格派クロカンの代名詞とも言えるラダーフレーム構造から、モノコックボディをラダーフレームの中に入れ込む「ラダーフレーム・ビルトイン・モノコックボディ」に変更されたことです。
これにより大幅な軽量化が実現し、乗り心地や走行安定性が向上しています。
4代目(最終モデル):2006年~2021年
先代モデル同様、ラダーフレームより操作性や乗り心地などに優れる「ラダーフレーム・ビルトイン・モノコックボディ」が採用されていますが、高張力鋼板の多用や溶接個所の拡大によりボディの強度は先代モデルより増しています。
ボディタイプは引き続きショートとロングの2種類で、販売当初はガソリンモデルのみの展開でしたが、2010年9月にパジェロ史上最大トルクを誇る、クリーンディーゼルターボエンジン搭載モデルが追加されています。
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スバル エクシーガ クロスオーバー7

スバル エクシーガ クロスオーバー7の特長
エクシーガ クロスオーバー7は、スバルが販売していた7人乗りミニバンである「エクシーガ」が、2015年4月に突如としてクロスオーバーSUVに路線変更し、デビューしたという一風変わった経歴を持つモデルです。1世代が約3年間の販売にとどまったため、現存する台数は少なく知名度もそれほど高くありませんが、水平対向エンジンを搭載した珍しい7人乗りSUVとして、スバリストの間で話題を集めた1台です。
スバル エクシーガ クロスオーバー7の中古車相場
エクシーガ クロスオーバー7を中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2015年式:37万円~205万円
2016年式:62万円~200万円
2017年式:135万円~209万円
2018年式:流通量希少のため算出不可
エクシーガ クロスオーバー7の中古車は、現時点で中古車市場に70台以上が流通しています。
エクシーガ クロスオーバー7にはモノグレード展開だった「2.5iアイサイト」の他に、いくつかの特別仕様車が追加されたものの、それらはほぼ中古車市場に出回らない「レア車」です。
人気のボディカラー
エクシーガクロスオーバー7のボディカラーは、下記の5色が設定されていました。・クォーツブルー・パール
・クリスタルブラック・シリカ
・タングステン・メタリック
・ヴェネチアンレッド・パール
・クリスタルホワイト・パール
この中では、落ち着いていながらも高級感を感じさせる上品な真珠の輝きが特徴の「クリスタルホワイト・パール」が人気です。
スペック
エンジンは、2.5L水平対向4気筒16バルブDOHC最高出力173psボディサイズは、全長4780mm×全幅1800mm×全高1670mm
自賠責保険や任意保険料
車を所有するなら加入が必須となる自賠責保険料は、新車購入時を除くと通常2年に1度受ける「車検」の時に支払うことになります。エクシーガクロスオーバー7の場合、保険料は17650円です。(24ヶ月分・令和5年4月1日以降保険始期の契約)
一方、任意保険に関しては、加入者の条件や補償内容を自由に選ぶことができるため、保険料も変わってきます。
例えば、エクシーガクロスオーバー7の最終モデルに乗っていて、保険等級10等級・ブルー免許・運転者限定なし・日常使用(年間走行距離1万km以下)・車両保険なしの場合、平均「9.5~10.5万円/年」ほどの保険料が必要です。
モデルとの比較
初代(最終モデル):2015年~2018年エクシーガクロスオーバー7のターゲットはファミリー層で、特にアウトドアや家族旅行などを楽しみたいミドルアクティブ層や、子育ても落ち着き趣味などを優先させたいシニアアクティブ世代です。
そのため、エクステリアは欧州車を思わせるシックな仕上がりで、インテリアにメーカーオプションでウルトラスエード+レザーシートを設定するなど、見た目を単にSUV風にするのではなく、プレミアム感やステータス感を満たすような工夫が随所に施されています。
また、専用のサスペンションを採用することにより最低地上高がエクシーガより高い170mmとなっているため、悪路走破性と乗降性が向上しています。
さらに、モノグレード展開ながら装備も充実しており、スバルの予防安全技術である「EyeSight(ver.2)」のほか、運転席&助手席8ウェイパワーシートやシートヒーターが標準装備されています。
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レクサス RX

レクサス RXの特長
レクサス RXは、トヨタの高級車ブランドである「レクサス」から販売されているプレミアムなフルサイズSUVです。「高級セダンの乗り心地と快適性を兼ね備えたSUV」として開発された初代モデルは、1998年にデビューすると爆発的な人気を博し、高級SUVという新ジャンルを確立するとともに「レクサス」の名を世界中に広めました。
レクサス RXの中古車相場
レクサス RX「RX450hL」を中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2017年式:560万円~
2018年式:369万円~598万円
2019年式:478万円~669万円
2020年式:550万円~779万円
2021年式:578万円~718万円
2022年式:731万円~
レクサス RX「RX450hL」の中古車は、現時点で中古車市場に50台以上が流通しています。
年式・走行距離・車両の状態などがほぼ同じ5人乗りモデルの「RX450h」と比較すると、「RX450hL」のほうが流通台数が少なく、販売価格もかなり高いです。
人気のボディカラー
レクサス RX「RX450hL」のボディカラーは、下記の10色が設定されています。・レッドマイカクリスタルシャイン
・テレーンカーキマイカメタリック
・ソニッククロム
・ブラック
・グラファイトブラックガラスフレーク
・アイスエクリュマイカメタリック
・ソニックチタニウム
・ソニックイリジウム
・ディープブルーマイカ
・ソニッククォーツ
この中では、深い漆黒にメタル感を加えたレクサス独特カラーリングである「グラファイトブラックガラスフレーク」と、高級感と清潔感を併せ持つパールホワイト系の「ソニッククォーツ」が人気です。
スペック
エンジンは、3.5LV型6気筒直噴DOHC最高出力262psボディサイズは、全長5000mm×全幅1895mm×全高1725mm
装備
4代目レクサス RXには、以下の3つのタイプがあります。・ガソリンモデルの「RX400」
・ハイブリッドモデルの「RX450h」
・ハイブリッドモデルをベースにサードシートを追加した7人乗り仕様の「RX450hL」
それぞれのタイプやグレードによって標準装備されている用品は異なりますが、「プリクラッシュセーフティシステム」や「レーンキーピングアシスト」などを含むレクサスの予防安全パッケージである「Lexus Safety System +」は、全てのグレードに標準装備です。
他にも、「インテリジェントクリアランスソナー」や「リヤクロストラフィックオートブレーキ」なども、4代目レクサス RXには搭載されています。
先代モデルとの比較
2代目:2003年~2009年2代目レクサスRXは、2003年に初のフルモデルチェンジを受けて登場しました。
当初の搭載エンジンは3L・V型6気筒エンジンでしたが、後に新開発の3.5L・V型6気筒エンジンに変更されています。
また、レクサスRX自身が切り開いた「高級クロスオーバーSUV」というジャンルにおいて、世界初となるハイブリッドモデルが追加されたのはこの世代からです。
3代目:2009年~2015年
2007年11月、LAオートショーで正式発表された3代目モデルには、ナビゲーション情報や車速などを、フロントガラス下部に表示する「ヘッドアップディスプレイ」や、カーナビをパソコンのマウス感覚で操作できる「リモートタッチ」など、レクサス初となる先進装備が搭載されました。
販売開始当初は、ともに3.5L・V型6気筒エンジンを搭載したガソリンモデル(RX350)と、ハイブリッドモデル(RX450h)の2本立てでしたが、後に2.7L・直列4気筒エンジンを搭載する一回り排気量が小さいモデル(RX270)も追加されました。
なお、初代・2代目モデルは国内市場において「ハリアー」の名で販売されていましたが、国内でも「レクサス RX」として販売されるようになったのはこの世代からです。
4代目:2015年~2022年
2015年10月にデビューした4代目RXは、レクサスのデザインアイコンである「スピンドルグリル」がひときわ目を引く、強いインパクトと圧倒的な存在感を持つエクステリアが特徴です。
メカニズム的には、エンジンマウントの位置調整・最適化によってハンドリング性能の向上が図れており、足回り関連パーツの強化や構造変更によって代々受け継いでいる高級SUVとして欠かせない悪路走破性や乗り心地が一層高められています。
販売当初のラインナップは、2L・直列4気筒ターボを搭載する「RX200t(後にRX300へ改称)」と、3.5L・V型6気筒ハイブリッドシステムを搭載する「RX450h」2本立てでした。
その後、2017年12月に行われた一部改良の際、RX450hのリアドア以降のボディを延長し、電格式の3列目シートを搭載することで7人乗り仕様とした「RX450hL」が追加されています。
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※本記事は、2023年6月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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