中古車購入チェックポイント
更新日:2023.11.21 / 掲載日:2023.08.08
【2023年版】安全性で比較!安心してドライブできる軽自動車のおすすめモデルランキング
以前より減少傾向にあるとはいえ、現在でも自動車運転中の事故は年間何万件も発生しています。そのため、自動車には「安全性の高さ」を求めるのは当たり前のことかもしれません。
サイズが小さく構造的にやや簡素な軽自動車は普通車よりも安全性が低いと言われてきましたが、最近では先進の予防安全技術・装備を搭載した車種も増えてきているので、燃費性能や走行性能より安全第一と考えるユーザーから人気を博しています。
そこで今回は、安全性の高さで人気を博している軽自動車を7台ピックアップしたうえで、そのスペックや特徴、中古車相場などを紹介していきます。
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そのため、安全性が高いと評価されている軽自動車の多くは、これらの先進技術を駆使した装備だけではなく、「死角の軽減」「ドライブポジションの最適化」などドライバーが運転しやすいと感じるよう細かい調整が施されています。
つまり、安全性の高い軽自動車は事故を起こしにくいのはもちろんのこと、初心者や運転に慣れていない方でも運転しやすいという点で幅広い世代から人気を集めているのです。
結果として、愛車が不可抗力以外で傷ついたり故障したりする頻度が減るため、修理・板金にかかる費用を節約できるというメリットがあります。
安全性の高い軽自動車は、予防安全装備の効果で事故による被害が最小限に食い止められたり、事故自体の発生を防いでくれたりすることもあるため、任意保険の保険料が低めに設定されていることがあります。
特に、自動ブレーキがついている軽自動車や衝撃吸収・軽減ボディなどを採用している軽自動車は、各損保・保険会社が保険料算出時に必ず使用している料率クラス(事故や盗難の発生率に基づき算出される保険料の割増率)が低く、任意保険の保険料が安くなるケースがあります。

2020年から販売されている現行の3代目ルークスは、軽自動車としてトップクラスの広さを誇る室内空間と日産が持つ高い安全性能が詰め込まれたモデルとして、ライバルである「ホンダのN-BOX」「ダイハツのタント」「スズキのスペーシア」などと激しくしのぎを削っています。
<年式:予算目安>
2020年式:75万円~143万円
2021年式:69万円~139万円
2022年式:78万円~164万円
2023年式:99万円~139万円
日産 ルークス「Sグレード」の中古車は、現時点で中古車市場に530台以上が流通しています。
現行モデルは登場してまだそれほど年数は経過していませんが、新車人気が非常に高いため中古車市場での流通台数も多いです。
【ツートン】
・ソルベブルー×ホワイトパール
・フローズンバニラパール×プレミアムサンシャインオレンジ
【モノトーン】
・スターリングシルバー
・ホワイトパール
・ブラック
・スパークリングレッド
・ブロッサムピンク
・アッシュブラウン
・カクタスグリーン
この中では、定番のホワイト系ながらパールが入っているため汚れがやや目立ちにくく、清潔感・高級感もある「ホワイトパール」が人気です。
ボディサイズは全長3,395mm×全幅1,495mm×全高1,800mm(Sグレードの場合)
タイプやグレードによって標準装備されている用品が異なりますが、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」「踏み間違い衝突防止アシスト」「標識検知機能」などの予防安全装備は全てのグレードに標準装備です。
他にも「フロント&バックソナー」「インテリジェント FCW」も搭載されています。
2013年に販売終了した初代モデルはスズキ・パレットのOEM車ですが、この2代目モデルは生産こそ三菱が担当したとはいえ、開発段階から日産が関与しています。そのため、デザインやメカニズムなどに日産・三菱両社が持つ長所や強みが生かされているのが特徴です。
なお、この2代目モデルは同じく三菱と共同開発したデイズの派生車という立ち位置だったため、「デイズ・ルークス」という車名で販売されていました。
3代目(現行モデル):2020年~
再び、「ルークス」という名前に戻ったこの世代には、減速エネルギーを再利用することで低燃費を実現する「S-HYBRID」が搭載されています。
また、改良版の「プロパイロット」が採用されたほか、先代モデルに搭載されていた安全装備が強化され、新たに「標識検知機能」や「先行車発進お知らせ」などが追加されています。
日産 ルークスの中古車を探す

同社が2019年から販売しているクロスオーバーSUV・軽ハイトールワゴンの「ekクロス」がベースになっているため、優れた環境性能を持つEVでありながら、高いユーティリティと広い室内空間を持っているのが特徴です。
<年式:予算目安>
2022年式:225万円~279万円
2023年式:流通量希少のため算出不可
ekクロスEV「Pグレード」の中古車は、現時点で中古車市場に25台ほど流通しています。
デビューして間もないモデルなので、外装・内装ともに車両の状態が非常に良好で、走行距離も短い中古車がほとんどです。
【ツートン】
・ミストブルーパール×カッパーメタリック
・ナチュラルアイボリーメタリック×カッパーメタリック
・オークブラウンメタリック×ナチュラルアイボリーメタリック
・ホワイトパール×ブラックマイカ
・レッドメタリック×ブラックマイカ
【モノトーン】
・ミストブルーパール
・ナチュラルアイボリーメタリック
・オリーブグリーンメタリック
・ブラックマイカ
・レッドメタリック
この中では、優しく上品な色合いの「ナチュラルアイボリーメタリック」が人気です。
ボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1655mm
現行モデルは、車載バッテリーに蓄えられた電気エネルギーだけでモーターを回し走行するタイプのEVで、一充電走行距離は180kmです。
EVはパワー不足を指摘されることもありますが、ekクロスEVに搭載された電動モーターの最大出力は47kWで馬力に直すと軽自動車の自主規制である64ps近くあるため、その走りはパワフルかつスムーズです。
また、アクセルペダルだけで加減速が可能な「イノベーティブペダル オペレーションモード」を始動すれば、細かいブレーキとアクセルとの踏みかえ操作が必要なくなり、ハンドル操作だけに集中することができます。
三菱 ekクロスEVの中古車を探す

三菱のekクロスEVとは姉妹関係にあり、サイズや基本スペックはもちろん、EVとして重要な一充電走行距離(180km)や電動モーターの最高出力(47kW)など主だった特徴はほぼ同じです。
また、SUV風のデザインもサクラとekクロスEVはよく似ていますが、装備やオプションの設定に若干の違いがあります。
<年式:予算目安>
2022年式:194万円~284万円
2023年式:187万円~299万円
日産 サクラ「Xグレード」の中古車は、現時点で中古車市場に45台ほど流通しています。
デビューして間もないモデルで車両の状態にそれほど差はないため、装備やオプションの充実している中古車の販売価格が高めに設定されているようです。
【ツートン】 ・ブロッサムピンク×ブラック
・ソルベブルー×チタニウムグレー
・暁-アカツキ-サンライズカッパー×ブラック
・ホワイトパール×チタニウムグレー
・スパークリングレッド×ブラック
・チタニウムグレー×ブラック
・フローズンバニラパール×ブラック
・ソルベブルー×ブラック
・ホワイトパール×ブラック
【モノトーン】
・ホワイトパール
・ソルベブルー
・スパークリングレッド
・アッシュブラウン
・ブラック
・スターリングシルバー
販売開始となって日が浅いため多くのデータは集まっていませんが、定番ながら「ホワイトパール」を交えたカラーリングが人気を集めているようです。
ボディサイズは、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,655mm
どちらのグレードにも「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」「踏み間違い衝突防止アシスト」「インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム」などの予防安全装備は、標準装備されています。
他にも「標識検知機能」「先行車発進お知らせ機能」なども搭載されています。
軽乗用車としては、三菱・アイミーブ以来のBEVとなるサクラは2020年5月に初披露されました。すると、家庭で充電できる手軽さや180kmを超える実用的な航続可能距離、SUVベースの広い車内空間などが話題となり、3週間余りで11,000台を超える受注が舞い込んだそうです。
サイズが限られている軽自動車に大型バッテリーや電動モーターが必要なEVシステムを積み込み、ゆとりある室内空間と高い走行性能、安全性などをしっかり確保している点が評価され、姉妹車の三菱ekクロスEVと共に「2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー」をはじめ数々の賞を受賞しました。
日産 サクラの中古車を探す

洗練されたデザインと広い室内空間、パワフルな走りと高い安全性を持っているのが特徴です。
実は、日産が企画段階から関与した軽自動車はこのデイズが初めてです。
<年式:予算目安>
2019年式:58万円~139万円
2020年式:65万円~149万円
2021年式:79万円~152万円
2022年式:67万円~160万円
2023年式:107万円~149万円
日産 デイズ「Xグレード」の中古車は、現時点で中古車市場に710台以上が流通しています。流通台数が多いため、選択肢も幅広いでしょう。
・荷室高・・・880mm
・荷室長・・・365mm
・荷室幅・・・875mm
また、シートを前席側へ最大に押し出すと、荷室長が540mmにまで拡大します。
継続車検時に2年分まとめて支払うことになる自動車重量税は、6,600円(24か月分)です。
※令和5年4月1日以降保険始期の契約の場合
初代デイズには、共同開発を進めた三菱の3代目ekワゴンと同じく、新たに開発されたコンパクトな3気筒エンジンが搭載されていました。
また、トランスミッションには、副変速機付エクストロニックCVTが全車に採用されていたため、力強い走りときびきびとして切れ目のないスムーズな変速、そして優れた燃費性能を併せ持っていたのが特徴です。
2代目(現行モデル):2019年~
現行モデルであるこの世代からは日産自身が設計を手掛けているため、そのデザインアイコンである「Vモーショングリル」がフロントマスクにどんと陣取っています。
また、「プロパイロット」や先進事故自動通報システムSOSコールが、軽自動車としては占めて搭載されているあたりも、安全性を重視している日産車らしい特徴です。
もちろん走行性能も進化しており、スポーティモデルである「ハイウェイスター」には、CVTでありながらATのような変速を発生させることで伸びのある加速を感じられる「Dステップ」が軽自動車として初めて採用されています。
日産 デイズの中古車を探す

その名が示している通り、同社が展開している「N-シリーズ」の第4弾として投入されたモデルで、昇降性や居住性を左右する車高がスーパーハイトワゴンであるN-BOXよりも低く、セミトールワゴンのN-ONEよりも高くなっています。
<年式:予算目安>
2019年式:69万円~150万円
2020年式:62万円~167万円
2021年式:75万円~166万円
2022年式:93万円~159万円
2023年式:流通量希少のため算出不可
ホンダ N-WGN「Lホンダセンシング」の中古車は、現時点で中古車市場に730台以上が流通しています。
大ヒットモデルだけあって中古車流通台数が多く価格や車両の状態・装備なども様々なため、予算や好みに応じて自由に中古車選びをすることが可能です。
・プラチナホワイト・パール
・クリスタルブラック・パール
・ルナシルバー・メタリック
・プレミアムサンライトホワイト・パール
・フィヨルドミスト・パール
・フレームレッド
この中では、上品な深みと輝きを感じさせるホワイトの「プラチナホワイト・パール」が人気です。
ボディサイズは、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,675mm(Lグレード2WDの場合)
タイプやグレードによって標準装備は異なりますが、「衝突軽減ブレーキ」「先行車発進お知らせ機能」「歩行者事故低減ステアリング」などを含む「ホンダセンシング」は全てのグレードに標準装備されています。
その他にも「ヒルスタートアシスト機能」「頸部衝撃緩和フロントシート」が搭載されています。
ベースとなっているN-BOXと搭載エンジンは同型の直列3気筒NA及びターボエンジンです。ただし、様々な点で燃費・走行性能UPに向けた改良・装備追加が施されています。
例えば、排気バルブ自体を冷却することでノッキングの発生を防ぐ「金属ナトリウム封入バルブ」や、1つのシリンダーに2つの噴射装置を排することで燃料の霧化を促進し、燃焼効率の向上を図る「ツインインジェクションシステム」が軽自動車として初めて採用されています。
また、エンジンと組み合わせられるCVTも同世代のN-BOXより軽量化・高効率化されていて、メカニカルロスを最小限に抑えるため、エンジンの冷却水を使ってCVTフルードをあたためる「CVTフルードウォーマー」が装着されています。
2代目(現行モデル):2019年~
Nシリーズとしては、メインを張るN-BOXに次いでフルモデルチェンジを受け登場した2代目モデルには、運転支援システムである「Honda SENSING」が全タイプ・全グレードに標準装備されています。
NA・ターボの2本立てで、それにFF・4WDの双方が組み合わされるパワートレインは先代と同じです。しかし、搭載エンジンをWLTCモード走行による排出ガス・燃料消費率に対応した第2世代エンジンである「S07B型」に換装したため、全タイプが「平成30年排出ガス基準75%低減レベル(☆☆☆☆☆)」認定を取得したうえで「2020年度燃費基準」も達成しています。
ホンダ N-WGNの中古車を探す

実のところ現在販売中で人気を博しているタフトは「3代目モデル」で、1974年にデビューした初代モデルと1984年から23年間もの長きにわたり販売されていた2代目モデルは、ジープ(ヘビーデューティー)タイプの小型商用車でした。
<年式:予算目安>
2020年式:99万円~189万円
2021年式:105万円~244万円
2022年式:109万円~214万円
2023年式:119万円~199万円
ダイハツ タフト「Gグレード」の中古車は、現時点で中古車市場に810台以上が流通しています。
まだダイハツのニューフェイスとしてラインナップに加わってそれほど年数が経過していないモデルなので、車両の状態が良く走行距離も短い中古車がほとんどです。
標準装備はタイプやグレードによって異なりますが、予防安全装備の「衝突回避支援ブレーキ機能」「ブレーキ制御付誤発進抑制機能」「路側逸脱警報機能」などは全てのグレードに標準装備です。
他にも「VSC&TRC」「グリップサポート制御」などが、ダイハツ タフトには搭載されています。
しかし、室内長2,050mm×室内幅1,305mm×室内高1,270mmという室内サイズを考えると、フル乗車時はともかくリアシートのシートバックを倒すことによりかなり広いラゲッジスペースを確保できるでしょう。
・NA・2WDモデル・・・25.7km/L
・NA・4WDモデル・・・24.1km/L
・ターボ・2WDモデル・・・25.5km/L
・ターボ・4WDモデル・・・24.2km/L
この世代は、初代モデルからラダーフレームと4輪リーフスプリングとリジッドアクスルの足回りを持つ「本格派クロスカントリー4WD」というキャラクターを引き継いでいます。
アジア各国ではタフトという名前で販売されていたため、タフトの2代目モデルとして数えられます。ただし、国内では、「ラガー」という名前に変更されており、その名前で覚えている方がほとんどかもしれません。
国内では1997年に販売終了し、「本格派クロスカントリー4WD」というキャラクターは、同年に登場したテリオスに引き継がれることになります。
3代目(現行モデル):2020年~
現行である3代目モデルは、先代モデルの販売終了から13年を経て、ジープタイプからクロスオーバーSUVに生まれ変わって登場しました。
スクエア基調の分厚いボディデザインから受ける、力強さや悪路走破性の高さなどは初代や2代目譲りと言えますが、クルマとしてのタイプや用途は全く別物です。
最大の特徴は全グレードに標準装備されている「スカイフィールトップ」で、備え付けのシェードを開放すればガラス張りのルーフによって視界が大きく開けるため、四季の景色や星空を眺めながらのドライブを楽しむことができます。
ダイハツ タフトの中古車を探す

オン・オフ問わず安定した走行性能を発揮するSUVと、優れた居住性・乗降性を持つハイトールワゴンの良いとこどりを狙って開発された新しいジャンルの軽自動車となっています。
世代や性別問わず親しまれている個性的なデザインが特徴的です。
<年式:予算目安>
2020年式:89万円~217万円
2021年式:99万円~242万円
2022年式:89万円~228万円
2023年式:109万円~198万円
スズキ ハスラー「ハイブリッドG」の中古車は、現時点で中古車市場に870台以上が流通しています。
ハスラーは新車価格こそリーズナブルですが、リセールバリューが高く新車価格からの値崩れが少ないのが特徴です。
・荷室高・・・900mm
・荷室長・・・290mm
・荷室幅・・・1,010mm
また、シートを前席側へ最大に押し出すと、荷室長が1,300mmにまで拡大します。
継続車検時に2年分まとめて支払うことになる自動車重量税は、6,600円(24か月分)です。
※令和5年4月1日以降保険始期の契約の場合
軽乗用車としては大きめの15インチホイールを装着し、最低地上高180mm(2WDモデル)をキープしていた初代モデルは、アクティブなユーザー層を納得させるだけの悪路走破性と便利に使える広々とした室内空間を併せ持っています。
また、ブレーキを踏んで13km/h以下になるとエンジンを自動停止する「アイドリングストップシステム」や減速エネルギーを発電に再利用する「エネチャージ」を採用していたため、燃費性能にも優れていました。
2代目(現行モデル):2019年~
初のフルモデルチェンジを受けて登場した2代目モデルの搭載エンジンは、スズキの軽自動車では初となる「デュアルインジェクションシステム」や「クールドEGR」を採用したNAエンジンと、先代より継続となったターボエンジンの2本立てです。
トレードマークとなった丸目ヘッドライトをはじめとする、基本的なデザインコンセプトは先代モデルを踏襲しています。ただし、全体的にスクエア基調になったうえ、ルーフの延長とリアウィンドウの垂直化によりCピラーにも窓が加わったことで、サイドウィンドウがシックスライトになり開放感が増しています。
スズキ ハスラーの中古車を探す
※本記事は、2023年7月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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サイズが小さく構造的にやや簡素な軽自動車は普通車よりも安全性が低いと言われてきましたが、最近では先進の予防安全技術・装備を搭載した車種も増えてきているので、燃費性能や走行性能より安全第一と考えるユーザーから人気を博しています。
そこで今回は、安全性の高さで人気を博している軽自動車を7台ピックアップしたうえで、そのスペックや特徴、中古車相場などを紹介していきます。
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安全性の高い軽自動車が人気の理由
最初に、安全性の高い軽自動車が新車・中古車問わず、なぜ現在高い人気を博しているのか、その主な理由を紹介していきます。単純に運転しやすい
近年、軽自動車にも搭載が進んでいる予防安全装備は、その名の通り事故の発生を未然に予防することを目的とした装備です。しかし、あくまでもドライバーの運転をサポートする技術・装備にすぎないため、やはり事故を未然に防ぐうえで肝心になるのはドライバーの心構えと運転技術になります。そのため、安全性が高いと評価されている軽自動車の多くは、これらの先進技術を駆使した装備だけではなく、「死角の軽減」「ドライブポジションの最適化」などドライバーが運転しやすいと感じるよう細かい調整が施されています。
つまり、安全性の高い軽自動車は事故を起こしにくいのはもちろんのこと、初心者や運転に慣れていない方でも運転しやすいという点で幅広い世代から人気を集めているのです。
修理や板金にかかる費用を節約できる
先ほど述べた通り、安全性が高い軽自動車は事故を未然に防ぐ工夫が凝らされたうえで予防安全装備が搭載されているため、人身事故や重大事故にまで至らない、軽微な物損事故や障害物との衝突なども起こしにくいです。結果として、愛車が不可抗力以外で傷ついたり故障したりする頻度が減るため、修理・板金にかかる費用を節約できるというメリットがあります。
任意保険料が安くなることがある
任意保険は、交通事故などが発生した際に相手側・自分側の損害を金銭的にカバーしてくれるものです。安全性の高い軽自動車は、予防安全装備の効果で事故による被害が最小限に食い止められたり、事故自体の発生を防いでくれたりすることもあるため、任意保険の保険料が低めに設定されていることがあります。
特に、自動ブレーキがついている軽自動車や衝撃吸収・軽減ボディなどを採用している軽自動車は、各損保・保険会社が保険料算出時に必ず使用している料率クラス(事故や盗難の発生率に基づき算出される保険料の割増率)が低く、任意保険の保険料が安くなるケースがあります。
日産 ルークス

日産 ルークスの特長
ルークスは、日産自動車が2009年から現在まで3世代にわたって販売を続けている人気の軽スーパーハイトワゴンです。2020年から販売されている現行の3代目ルークスは、軽自動車としてトップクラスの広さを誇る室内空間と日産が持つ高い安全性能が詰め込まれたモデルとして、ライバルである「ホンダのN-BOX」「ダイハツのタント」「スズキのスペーシア」などと激しくしのぎを削っています。
日産 ルークスの中古車相場
日産 ルークスにおいて最も人気を集めている「Sグレード」を中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2020年式:75万円~143万円
2021年式:69万円~139万円
2022年式:78万円~164万円
2023年式:99万円~139万円
日産 ルークス「Sグレード」の中古車は、現時点で中古車市場に530台以上が流通しています。
現行モデルは登場してまだそれほど年数は経過していませんが、新車人気が非常に高いため中古車市場での流通台数も多いです。
人気のボディカラー
日産 ルークス「Sグレード」のボディカラーは、下記のツートン2種、モノトーン7種の計9バリエーションが設定されています。【ツートン】
・ソルベブルー×ホワイトパール
・フローズンバニラパール×プレミアムサンシャインオレンジ
【モノトーン】
・スターリングシルバー
・ホワイトパール
・ブラック
・スパークリングレッド
・ブロッサムピンク
・アッシュブラウン
・カクタスグリーン
この中では、定番のホワイト系ながらパールが入っているため汚れがやや目立ちにくく、清潔感・高級感もある「ホワイトパール」が人気です。
スペック
エンジンは659㏄直列3気筒12バルブDOHC最高出力52ps(Sグレードの場合)ボディサイズは全長3,395mm×全幅1,495mm×全高1,800mm(Sグレードの場合)
装備
日産 ルークスには、2WDタイプと4WDタイプがあり、それぞれ7つずつのグレードが存在します。タイプやグレードによって標準装備されている用品が異なりますが、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」「踏み間違い衝突防止アシスト」「標識検知機能」などの予防安全装備は全てのグレードに標準装備です。
他にも「フロント&バックソナー」「インテリジェント FCW」も搭載されています。
先代モデルとの比較
2代目(先代モデル):2014年~2020年2013年に販売終了した初代モデルはスズキ・パレットのOEM車ですが、この2代目モデルは生産こそ三菱が担当したとはいえ、開発段階から日産が関与しています。そのため、デザインやメカニズムなどに日産・三菱両社が持つ長所や強みが生かされているのが特徴です。
なお、この2代目モデルは同じく三菱と共同開発したデイズの派生車という立ち位置だったため、「デイズ・ルークス」という車名で販売されていました。
3代目(現行モデル):2020年~
再び、「ルークス」という名前に戻ったこの世代には、減速エネルギーを再利用することで低燃費を実現する「S-HYBRID」が搭載されています。
また、改良版の「プロパイロット」が採用されたほか、先代モデルに搭載されていた安全装備が強化され、新たに「標識検知機能」や「先行車発進お知らせ」などが追加されています。
日産 ルークスの中古車を探す
三菱 ekクロスEV

三菱 ekクロスEVの特長
ekクロスEVは、三菱が2022年6月に販売を開始した軽自動車規格のバッテリー式電気自動車です。同社が2019年から販売しているクロスオーバーSUV・軽ハイトールワゴンの「ekクロス」がベースになっているため、優れた環境性能を持つEVでありながら、高いユーティリティと広い室内空間を持っているのが特徴です。
三菱 ekクロスEVの中古車相場
ekクロスEV「Pグレード」を中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2022年式:225万円~279万円
2023年式:流通量希少のため算出不可
ekクロスEV「Pグレード」の中古車は、現時点で中古車市場に25台ほど流通しています。
デビューして間もないモデルなので、外装・内装ともに車両の状態が非常に良好で、走行距離も短い中古車がほとんどです。
人気のボディカラー
ekクロスEVのボディカラーは、下記のツートン5種、モノトーン5種の計10バリエーションが設定されています。【ツートン】
・ミストブルーパール×カッパーメタリック
・ナチュラルアイボリーメタリック×カッパーメタリック
・オークブラウンメタリック×ナチュラルアイボリーメタリック
・ホワイトパール×ブラックマイカ
・レッドメタリック×ブラックマイカ
【モノトーン】
・ミストブルーパール
・ナチュラルアイボリーメタリック
・オリーブグリーンメタリック
・ブラックマイカ
・レッドメタリック
この中では、優しく上品な色合いの「ナチュラルアイボリーメタリック」が人気です。
スペック
エンジンは搭載しておらず、交流同期電動機の最高出力は47kWボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1655mm
装備
ekクロスEVには、エントリーグレードの「G」と上級グレードの「P」があります。それぞれグレードによって標準装備は異なりますが、「衝突被害軽減ブレーキシステム」や「踏み間違い衝突防止アシスト」、「車線逸脱警報システム」などを含む三菱の安全支援機能である「t-e」は双方のグレードに標準装備です。 他にもヒルスタートアシストやオートライトコントロール、アクティブスタビリティコントロールなども搭載されています。先代モデルとの比較
初代(現行モデル):2022年~現行モデルは、車載バッテリーに蓄えられた電気エネルギーだけでモーターを回し走行するタイプのEVで、一充電走行距離は180kmです。
EVはパワー不足を指摘されることもありますが、ekクロスEVに搭載された電動モーターの最大出力は47kWで馬力に直すと軽自動車の自主規制である64ps近くあるため、その走りはパワフルかつスムーズです。
また、アクセルペダルだけで加減速が可能な「イノベーティブペダル オペレーションモード」を始動すれば、細かいブレーキとアクセルとの踏みかえ操作が必要なくなり、ハンドル操作だけに集中することができます。
三菱 ekクロスEVの中古車を探す
日産 サクラ

日産 サクラの特長
日産サクラは、日産が2022年6月に販売を開始した軽自動車規格のバッテリー式電気自動車です。三菱のekクロスEVとは姉妹関係にあり、サイズや基本スペックはもちろん、EVとして重要な一充電走行距離(180km)や電動モーターの最高出力(47kW)など主だった特徴はほぼ同じです。
また、SUV風のデザインもサクラとekクロスEVはよく似ていますが、装備やオプションの設定に若干の違いがあります。
日産 サクラの中古車相場
日産 サクラにおいて最も人気を集めている「Xグレード」を中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2022年式:194万円~284万円
2023年式:187万円~299万円
日産 サクラ「Xグレード」の中古車は、現時点で中古車市場に45台ほど流通しています。
デビューして間もないモデルで車両の状態にそれほど差はないため、装備やオプションの充実している中古車の販売価格が高めに設定されているようです。
人気のボディカラー
日産 サクラのボディカラーは、下記のツートン9種、モノトーン6種の計15バリエーションが設定されています。【ツートン】 ・ブロッサムピンク×ブラック
・ソルベブルー×チタニウムグレー
・暁-アカツキ-サンライズカッパー×ブラック
・ホワイトパール×チタニウムグレー
・スパークリングレッド×ブラック
・チタニウムグレー×ブラック
・フローズンバニラパール×ブラック
・ソルベブルー×ブラック
・ホワイトパール×ブラック
【モノトーン】
・ホワイトパール
・ソルベブルー
・スパークリングレッド
・アッシュブラウン
・ブラック
・スターリングシルバー
販売開始となって日が浅いため多くのデータは集まっていませんが、定番ながら「ホワイトパール」を交えたカラーリングが人気を集めているようです。
スペック
エンジンは搭載しておらず、交流同期電動機の最高出力は64psボディサイズは、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,655mm
装備
日産 サクラには、エントリーグレードの「Xグレード」と、上級グレードの「Gグレード」があります。どちらのグレードにも「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」「踏み間違い衝突防止アシスト」「インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム」などの予防安全装備は、標準装備されています。
他にも「標識検知機能」「先行車発進お知らせ機能」なども搭載されています。
先代モデルとの比較
初代(現行モデル):2022年~軽乗用車としては、三菱・アイミーブ以来のBEVとなるサクラは2020年5月に初披露されました。すると、家庭で充電できる手軽さや180kmを超える実用的な航続可能距離、SUVベースの広い車内空間などが話題となり、3週間余りで11,000台を超える受注が舞い込んだそうです。
サイズが限られている軽自動車に大型バッテリーや電動モーターが必要なEVシステムを積み込み、ゆとりある室内空間と高い走行性能、安全性などをしっかり確保している点が評価され、姉妹車の三菱ekクロスEVと共に「2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー」をはじめ数々の賞を受賞しました。
日産 サクラの中古車を探す
日産 デイズ

日産 デイズの特長
デイズは、日産自動車が2013年から現在まで販売を続けている人気の軽トールワゴンです。洗練されたデザインと広い室内空間、パワフルな走りと高い安全性を持っているのが特徴です。
実は、日産が企画段階から関与した軽自動車はこのデイズが初めてです。
日産 デイズの中古車相場
日産 デイズにおいて最も多くの方から支持されている「Xグレード」を中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2019年式:58万円~139万円
2020年式:65万円~149万円
2021年式:79万円~152万円
2022年式:67万円~160万円
2023年式:107万円~149万円
日産 デイズ「Xグレード」の中古車は、現時点で中古車市場に710台以上が流通しています。流通台数が多いため、選択肢も幅広いでしょう。
トランクルーム・ラゲッジスペースの広さ
日産 デイズの通常時(フル乗車時)のラゲッジスペース寸法は、以下の通りです。・荷室高・・・880mm
・荷室長・・・365mm
・荷室幅・・・875mm
また、シートを前席側へ最大に押し出すと、荷室長が540mmにまで拡大します。
燃費
日産 デイズ「Xグレード」のカタログ燃費(WLTCモード)は、2WDモデルが「23.2km/L」で、4WDモデルが「21.0km/L」です。税金
毎年4月1日時点の所有者に対して課せられる軽自動車税は、一律で10,800円(1年分)となります。継続車検時に2年分まとめて支払うことになる自動車重量税は、6,600円(24か月分)です。
※令和5年4月1日以降保険始期の契約の場合
先代モデルとの比較
初代(先代モデル):2013年~2019年初代デイズには、共同開発を進めた三菱の3代目ekワゴンと同じく、新たに開発されたコンパクトな3気筒エンジンが搭載されていました。
また、トランスミッションには、副変速機付エクストロニックCVTが全車に採用されていたため、力強い走りときびきびとして切れ目のないスムーズな変速、そして優れた燃費性能を併せ持っていたのが特徴です。
2代目(現行モデル):2019年~
現行モデルであるこの世代からは日産自身が設計を手掛けているため、そのデザインアイコンである「Vモーショングリル」がフロントマスクにどんと陣取っています。
また、「プロパイロット」や先進事故自動通報システムSOSコールが、軽自動車としては占めて搭載されているあたりも、安全性を重視している日産車らしい特徴です。
もちろん走行性能も進化しており、スポーティモデルである「ハイウェイスター」には、CVTでありながらATのような変速を発生させることで伸びのある加速を感じられる「Dステップ」が軽自動車として初めて採用されています。
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ホンダ N-WGN

ホンダ N-WGNの特長
N-WGNは、ホンダが2013年から現在まで製造・販売を続けている軽トールワゴンです。その名が示している通り、同社が展開している「N-シリーズ」の第4弾として投入されたモデルで、昇降性や居住性を左右する車高がスーパーハイトワゴンであるN-BOXよりも低く、セミトールワゴンのN-ONEよりも高くなっています。
ホンダ N-WGNの中古車相場
ホンダ N-WGNにおいて最も人気を集めている「Lホンダセンシング」を中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2019年式:69万円~150万円
2020年式:62万円~167万円
2021年式:75万円~166万円
2022年式:93万円~159万円
2023年式:流通量希少のため算出不可
ホンダ N-WGN「Lホンダセンシング」の中古車は、現時点で中古車市場に730台以上が流通しています。
大ヒットモデルだけあって中古車流通台数が多く価格や車両の状態・装備なども様々なため、予算や好みに応じて自由に中古車選びをすることが可能です。
人気のボディカラー
N-WGNのボディカラーは、下記の6色が設定されています。・プラチナホワイト・パール
・クリスタルブラック・パール
・ルナシルバー・メタリック
・プレミアムサンライトホワイト・パール
・フィヨルドミスト・パール
・フレームレッド
この中では、上品な深みと輝きを感じさせるホワイトの「プラチナホワイト・パール」が人気です。
スペック
エンジンは、658㏄直列3気筒12バルブDOHC最高出力58ps(Lグレード2WDの場合)ボディサイズは、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,675mm(Lグレード2WDの場合)
装備
ホンダ N-WGNには、2WDタイプと4WDタイプがあり、それぞれエントリーグレードの「Gグレード」と、上級グレードの「Lグレード」という2グレード構成になっています。タイプやグレードによって標準装備は異なりますが、「衝突軽減ブレーキ」「先行車発進お知らせ機能」「歩行者事故低減ステアリング」などを含む「ホンダセンシング」は全てのグレードに標準装備されています。
その他にも「ヒルスタートアシスト機能」「頸部衝撃緩和フロントシート」が搭載されています。
先代モデルとの比較
初代(先代モデル):2013年~2019年ベースとなっているN-BOXと搭載エンジンは同型の直列3気筒NA及びターボエンジンです。ただし、様々な点で燃費・走行性能UPに向けた改良・装備追加が施されています。
例えば、排気バルブ自体を冷却することでノッキングの発生を防ぐ「金属ナトリウム封入バルブ」や、1つのシリンダーに2つの噴射装置を排することで燃料の霧化を促進し、燃焼効率の向上を図る「ツインインジェクションシステム」が軽自動車として初めて採用されています。
また、エンジンと組み合わせられるCVTも同世代のN-BOXより軽量化・高効率化されていて、メカニカルロスを最小限に抑えるため、エンジンの冷却水を使ってCVTフルードをあたためる「CVTフルードウォーマー」が装着されています。
2代目(現行モデル):2019年~
Nシリーズとしては、メインを張るN-BOXに次いでフルモデルチェンジを受け登場した2代目モデルには、運転支援システムである「Honda SENSING」が全タイプ・全グレードに標準装備されています。
NA・ターボの2本立てで、それにFF・4WDの双方が組み合わされるパワートレインは先代と同じです。しかし、搭載エンジンをWLTCモード走行による排出ガス・燃料消費率に対応した第2世代エンジンである「S07B型」に換装したため、全タイプが「平成30年排出ガス基準75%低減レベル(☆☆☆☆☆)」認定を取得したうえで「2020年度燃費基準」も達成しています。
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ダイハツ タフト

ダイハツ タフトの特長
タフトは、ダイハツが2020年から製造・販売している、軽クロスオーバーSUV です。実のところ現在販売中で人気を博しているタフトは「3代目モデル」で、1974年にデビューした初代モデルと1984年から23年間もの長きにわたり販売されていた2代目モデルは、ジープ(ヘビーデューティー)タイプの小型商用車でした。
ダイハツ タフトの中古車相場
ダイハツ タフトにおいて最も人気を集めている「Gグレード」を中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2020年式:99万円~189万円
2021年式:105万円~244万円
2022年式:109万円~214万円
2023年式:119万円~199万円
ダイハツ タフト「Gグレード」の中古車は、現時点で中古車市場に810台以上が流通しています。
まだダイハツのニューフェイスとしてラインナップに加わってそれほど年数が経過していないモデルなので、車両の状態が良く走行距離も短い中古車がほとんどです。
装備
ダイハツ タフトには、NAエンジン搭載モデルとターボエンジン搭載モデルの2つタイプがあり、それぞれ2WDと4WDが設定されています。標準装備はタイプやグレードによって異なりますが、予防安全装備の「衝突回避支援ブレーキ機能」「ブレーキ制御付誤発進抑制機能」「路側逸脱警報機能」などは全てのグレードに標準装備です。
他にも「VSC&TRC」「グリップサポート制御」などが、ダイハツ タフトには搭載されています。
トランクルーム・ラゲッジスペースの広さ
ダイハツ タフトの場合、正確な荷室寸法は公表されていません。しかし、室内長2,050mm×室内幅1,305mm×室内高1,270mmという室内サイズを考えると、フル乗車時はともかくリアシートのシートバックを倒すことによりかなり広いラゲッジスペースを確保できるでしょう。
燃費
ダイハツ タフトのカタログ燃費(WLTCモード)は、以下の通りです。・NA・2WDモデル・・・25.7km/L
・NA・4WDモデル・・・24.1km/L
・ターボ・2WDモデル・・・25.5km/L
・ターボ・4WDモデル・・・24.2km/L
先代モデルとの比較
2代目(先代モデル):1984年~2007年この世代は、初代モデルからラダーフレームと4輪リーフスプリングとリジッドアクスルの足回りを持つ「本格派クロスカントリー4WD」というキャラクターを引き継いでいます。
アジア各国ではタフトという名前で販売されていたため、タフトの2代目モデルとして数えられます。ただし、国内では、「ラガー」という名前に変更されており、その名前で覚えている方がほとんどかもしれません。
国内では1997年に販売終了し、「本格派クロスカントリー4WD」というキャラクターは、同年に登場したテリオスに引き継がれることになります。
3代目(現行モデル):2020年~
現行である3代目モデルは、先代モデルの販売終了から13年を経て、ジープタイプからクロスオーバーSUVに生まれ変わって登場しました。
スクエア基調の分厚いボディデザインから受ける、力強さや悪路走破性の高さなどは初代や2代目譲りと言えますが、クルマとしてのタイプや用途は全く別物です。
最大の特徴は全グレードに標準装備されている「スカイフィールトップ」で、備え付けのシェードを開放すればガラス張りのルーフによって視界が大きく開けるため、四季の景色や星空を眺めながらのドライブを楽しむことができます。
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スズキ ハスラー

スズキ ハスラーの特長
ハスラーは、スズキが2014年から現在まで製造・販売を続けているクロスオーバーSUVタイプの軽乗用車です。オン・オフ問わず安定した走行性能を発揮するSUVと、優れた居住性・乗降性を持つハイトールワゴンの良いとこどりを狙って開発された新しいジャンルの軽自動車となっています。
世代や性別問わず親しまれている個性的なデザインが特徴的です。
スズキ ハスラーの中古車相場
スズキ ハスラー「ハイブリッドG」を中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2020年式:89万円~217万円
2021年式:99万円~242万円
2022年式:89万円~228万円
2023年式:109万円~198万円
スズキ ハスラー「ハイブリッドG」の中古車は、現時点で中古車市場に870台以上が流通しています。
ハスラーは新車価格こそリーズナブルですが、リセールバリューが高く新車価格からの値崩れが少ないのが特徴です。
トランクルーム・ラゲッジスペースの広さ
スズキ ハスラーの通常時(フル乗車時)のラゲッジスペース寸法は、以下の通りです。・荷室高・・・900mm
・荷室長・・・290mm
・荷室幅・・・1,010mm
また、シートを前席側へ最大に押し出すと、荷室長が1,300mmにまで拡大します。
燃費
スズキ ハスラー「ハイブリッドG 」のカタログ燃費(WLTCモード)は、2WDモデルが「25.0km/L」で、4WDモデルが「23.4km/L」です。税金
毎年4月1日時点の所有者に対して課せられる軽自動車税は、一律で10,800円(1年分)となります。継続車検時に2年分まとめて支払うことになる自動車重量税は、6,600円(24か月分)です。
※令和5年4月1日以降保険始期の契約の場合
先代モデルとの比較
初代(先代モデル):2014年~2019年軽乗用車としては大きめの15インチホイールを装着し、最低地上高180mm(2WDモデル)をキープしていた初代モデルは、アクティブなユーザー層を納得させるだけの悪路走破性と便利に使える広々とした室内空間を併せ持っています。
また、ブレーキを踏んで13km/h以下になるとエンジンを自動停止する「アイドリングストップシステム」や減速エネルギーを発電に再利用する「エネチャージ」を採用していたため、燃費性能にも優れていました。
2代目(現行モデル):2019年~
初のフルモデルチェンジを受けて登場した2代目モデルの搭載エンジンは、スズキの軽自動車では初となる「デュアルインジェクションシステム」や「クールドEGR」を採用したNAエンジンと、先代より継続となったターボエンジンの2本立てです。
トレードマークとなった丸目ヘッドライトをはじめとする、基本的なデザインコンセプトは先代モデルを踏襲しています。ただし、全体的にスクエア基調になったうえ、ルーフの延長とリアウィンドウの垂直化によりCピラーにも窓が加わったことで、サイドウィンドウがシックスライトになり開放感が増しています。
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※本記事は、2023年7月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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