中古車購入チェックポイント
更新日:2023.11.21 / 掲載日:2023.09.01
【2023年版】コンパクトカーの燃費比較とおすすめモデルランキング
サイズ感と取り回しのよさで人気のコンパクトカーは、低燃費であることも魅力のひとつです。
車両重量が軽いことに加えて、各メーカーの最新技術が使われている車種を選ぶことにより車の維持費を抑えられます。
この記事ではコンパクトカーを徹底的に比較し、低燃費のものの中からおすすめの7車種をご紹介していきます。
【合わせて読みたい記事】
排気量の小さいエンジンで十分な走行性能を実現できるので、コンパクトカーは大型車と比較して低燃費なのです。
近年のガソリン価格上昇により、車の燃費性能が気になる方は多いでしょう。燃費のよさで車を選ぶのであればコンパクトカーも選択肢のひとつです。
また、最近のコンパクトカーは運転アシスト機能がついているものが増えてきています。各種センサーやモニターで駐車操作を補助する機能や、危険を知らせて衝突回避を支援する機能がある車種もあります。
コスト重視の方や、実用性を求めるセカンドカーの購入を検討している方には、コンパクトカーがおすすめです。

また、座席部分だけでなくトランクルームも広々としているため、たくさん買い物をしたり家族や友人と旅行に行ったりして荷物が多くなっても安心できます。
また、燃費性能の高さも特長として挙げられます。同じフィットのハイブリッドタイプには及ばないものの、ガソリンエンジンタイプも同タイプの中では燃費のよい車種です。
<年式:予算目安>
2019年式:59.8万円~209.8万円
2020年式:89万円~239.8万円
2021年式:97.8万円~259.8万円
2022年式:119.9万円~269万円
2023年式:139.9万円~270.2万円
特に3代目フィットまではコンパクトカーの中でも人気の高い車種であったため、中古市場での流通量も多い傾向にあります。
・BASIC:16.6~18.7km/L
・HOME:16.6~18.5km/L
・RS:17.8~17.9km/L
・CROSSTAR:16.1~17.6km/L
・LUXE:16.0~17.9km/L
低燃費対策として「アトキンソンサイクル」「アイドリングストップ装置」「可変バルブタイミング」「電動パワーステアリング」も搭載されています。
1.496L DOHCチェーン駆動、最高出力118ps
・ボディサイズ
全長3,995〜4,095mm×全幅1,695〜1,725mm×全高1,515〜1,570mm
2007年には初めてのフルモデルチェンジを実施。「理想のスモールカー」を目指して開発された2代目フィットは初代より一回り大きくなり、スペースにさらなるゆとりが生まれました。荷室には3つのモードで使い分け可能な「ULTR LUGGAGE(ウルトララゲッジ)」を採用。実用性もアップしています。
2013年に行われた2回目のフルモデルチェンジでは燃費性能が大きく向上し、特に1.3Lエンジンは当時のトップレベルでした。
現行モデルとなる4代目フィットのフルモデルチェンジは、2020年に行われました。ガソリン車に加えて、ハイブリッドモデルが追加されたことが大きな変更点のひとつです。
3代目フィットは、パワートレインを新開発の1.3LアトキンソンサイクルDOHC i-VTECエンジンならびに1.5L直噴DOHC i-VTECエンジンへ刷新。設備グレードが異なる「13G」「15X」に加えてスポーティモデルの「RS」も設定されました。
現行の4代目フィットは、走行性能・燃費性能だけでなく心地よさにもこだわって開発されました。グレードは5つに分かれ、ハイブリッドモデルも追加されています。
また、全タイプに安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」が標準装備されています。

日産を代表するコンパクトカーである「マーチ」をベースとしつつ、力強い走りや、多くの荷物を積み込める2段トランクなどの工夫がされています。
また、2016年以降の全モデルで日産が開発したハイブリッドシステム「e-POWER」を搭載しており、低燃費を実現しています。
現行モデルは2021年に日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。
<年式:予算目安>
2019年式:49.9万円~320万円
2020年式:73万円~229.8万円
2021年式:121.3万円~298万円
2022年式:149.9万円~279.8万円
2023年式:186.4万円~308万円
ノートは販売台数の多い人気車種のため、中古市場でも見つけやすいでしょう。ただし、現行モデルからは全車にハイブリッドシステムが搭載されているため、価格水準は高い傾向にあります。
グレードごとのカタログ燃費をご紹介します。なお、全てWLTCモードの表記数値です。
・e-POWER(2WD):28.4km/L
・e-POWER X(2WD):28.4km/L
・e-POWER S FOUR(4WD):23.8km/L
・e-POWER X FOUR(2WD):23.8km/L
1.198L DOHC水冷直列3気筒、最高出力82ps
・ボディサイズ
全長4,045mm×全幅1,695mm×全高1,520mm
パワフルなエンジンと、ロングホイールベースを採用することによって広い室内空間を実現しています。
2012年に登場した2代目ノートもコンセプトは同様です。高効率スーパーチャージャーを備えた1.2L直噴ミラーサイクルエンジンを搭載することにより、街乗りからロングドライブにまで対応できる車種となりました。
また、2016年以降はハイブリッドシステムのe-POWERを搭載したモデルも追加されました。
2020年に現行モデルである3代目ノートの販売が開始されました。3代目ノートより全モデルにe-POWERが採用されています。
また、ロングホイールベースの採用や2段トランクなど、コンパクトカーでありながら室内を広く使う工夫がされています。
2代目ノートでは、パワートレインとして高効率スーパーチャージャーを備えた1.2L直噴ミラーサイクルエンジンが搭載され、よりパワフルな走りを楽しめるようになりました。
現行の3代目ノートは、全モデルで1.2L3気筒エンジンならびに低燃費を実現するe-POWERを搭載。全方位運転支援システムも改良されています。
2WD・4WDタイプから選択可能で、それぞれ4グレードが展開されています。

そもそもアクアは全モデルにハイブリッドエンジンが搭載されており、ガソリン車の設定はありません。WLTCモードのカタログ燃費は29.3㎞/L~35.8㎞/Lです。そのため、車の維持費を抑えたい人におすすめできます。
また、カラーバリエーションが豊富であることもアクアの特長です。現行モデルではモノトーン11色、ツートーン6色の合計17色から希望のカラーを選べます。ただし、グレードによって選択できない色もあります。
<年式:予算目安>
2019年式:59.9万円~219.8万円
2020年式:84.8万円~220万円
2021年式:96.8万円~278.3万円
2022年式:139.8万円~298万円
2023年式:185.8万円~379万円
アクアは2021年にフルモデルチェンジされ、ハイブリッド車のみとなりました。そのため、年式が新しいものは価格水準が高い傾向にあります。
グレードごとにWCTCモードでのカタログ燃費をご紹介します。
・GR SPORT:29.3km/L
・Z:33.6km/L
・G:33.6km/L
・X:34.6km/L
・B:35.8km/L
なお、アクアでは低燃費対策として「ハイブリッドシステム」「アイドリングストップ装置」「電気式無段変速機」「可変バルブタイミング」「電動パワーステアリング」「充電制御」を採用しています。
1.4960 直列3気筒、最高出力91ps
・ボディサイズ
全長4,050〜4,095mm×全幅1,695mm×全高1,485mm
同じトヨタのコンパクトカーである「ヴィッツ(現ヤリス)」と比較されることも多い車種ですが、3ナンバーのヴィッツに対してアクアは5ナンバーであるという違いがあります。
2021年に初めてのフルモデルチェンジが行われ、コンセプトはそのままにデザインやパワートレインを刷新。
世界で初めて「バイポーラ型ニッケル水素電池」を駆動用車載電池として採用しました。電気だけで駆動できるシーンが増えた2代目アクアはハイブリッド専用コンパクトカーとして、トップクラスの低燃費を実現しています。
洗練されていながらも「親しみやすさ」や「軽快さ」を感じるデザインで、ボディカラーは全9色あります。
当時、最新の1.5Lハイブリッドシステム(リダクション機構付のTHSII)が採用されています。
2代目アクアは2021年に登場。コンセプトは維持しつつも、多くの変更が加えられました。特に新しく搭載された1.5Lダイナミックフォースエンジンとアクアに最適化したHEVシステムは燃費性能の向上に大きく貢献。
踏み間違いによる急加速を抑制するプラスサポートなど、最新のToyota Safety Senseを標準装備しており、安全性も高められています。

エンジンとモーターを両方備え、基本的にはモーターで駆動します。ただし、バッテリーの出力が不足するときや、高出力が必要な高速クルージング時はエンジンも使用します。
また、ガソリンエンジンタイプと同様に、広い室内やラゲッジルームもフィットハイブリッドの特長です。
街乗りはもちろん、旅行や趣味でのロングドライブも楽しめる車種です。
<年式:予算目安>
2019年式:69万円~173万円
2020年式:145万円~158万円
2021年式:流通量希少のため算出不可
2022年式:流通量希少のため算出不可
2023年式:流通量希少のため算出不可
フィットハイブリッドは中古市場での流通量が少ない傾向にあります。希望のグレードやカラーを見つけたら早めに検討しましょう。
グレードごとのカタログ燃費をご紹介します。なお、全てWLTCモードの表記数値です。
・e:HEV BASIC:25.4~30.2km/L
・e:HEV HOME:25.3~29.0km/L
・e:HEV RS:27.2km/L
・e:HEV CROSSTAR:24.2~27.1km/L
・e:HEV LUXE:23.5~27.6km/L
1.496L DOHCチェーン駆動、最高出力106ps
・ボディサイズ
全長3,995〜4,095mm×全幅1,695〜1,725mm×全高1,515〜1,570mm
パワートレインは1.3L直列4気筒SOHCエンジンとホンダ独自の1モーターハイブリッドシステム「IMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)」の組み合わせで、省燃費を実現する「エコアシスト」機能などを搭載しました。
2013年に登場した2代目フィットハイブリッドは新世代パワートレイン「SPORT HYBRID i-DCD」を採用。環境への配慮とドライブの楽しさを両立することを目指しました。
また、上質で先進的なデザインも人気を集めました。
2020年から販売開始の3代目フィットハイブリッドは、ハイブリッドシステムの「e:HEV」を搭載し、さらに燃費性能が高まっています。
全タイプに安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」が標準装備されています。
また、新世代コネクテッド技術「Honda CONNECT(ホンダコネクト)」により送信された車に関する様々な情報をホンダが解析。ストレスフリーなカーライフにつなげます。
なお、5つのグレードがあるため、使用シーンによって選ぶとよいでしょう。

ヴィッツの特長は、コンパクトで運転しやすいボディサイズやスポーティーなデザインです。また、カラーバリエーションが豊富なことも人気の理由と言えるでしょう。
2017年にはハイブリッドモデルも追加され、燃費性能が気になる人にもおすすめできる車種となりました。
なお、2021年以降の年式についてはフルモデルチェンジ後の新車種名である「ヤリス」の価格です。
<年式:予算目安>
2019年式:54.9万円~189.8万円
2020年式:59.9万円~169万円
2021年式(ヤリス):77.8万円~278万円
2022年式(ヤリス):118万円~260万円
2023年式(ヤリス):119万円~268万円
グレードごとのカタログ燃費をご紹介します。なお、全てJC08モードの表記数値です。
【ハイブリッド車】
・HYBRID U:34.4km/L
・HYBRID F:27.2km/L
・HYBRID Juwela:24.2~27.1km/L
【ガソリン車】
・U:25.0km/L
・F:21.6〜25.0km/L
・Juwela:21.6〜25.0km/L
0.996L/1.329L/1.496L
直列3気筒DOHCまたは直列4気筒DOHCエンジンおよびハイブリット仕様
最高出力69〜99ps
・ボディサイズ
全長3,945mm×全幅1,695mm×全高1,500mm
2005年には初めてのフルモデルチェンジが行われます。コンセプトは維持されましたが、新型プラットフォームが採用されたことにより2代目ヴィッツはややサイズアップしています。
2010年に登場した3代目ヴィッツからはコンセプトを変え、よりスタイリッシュでスポーティーなイメージのデザインが採用されました。デザインについては、2017年のマイナーチェンジでも再び変更されています。
トランスミッションにCVTを積極採用したり、ハイブリッドモデルが追加されたりなど、走行性能や燃費性能も向上しました。
なお、2020年には3回目のフルモデルチェンジが行われ、今後は国内向けも欧州を中心に使用されている「ヤリス」の名称を使うことになりました。
・「B」
・「F」
・「U」
2代目ヴィッツでは1Lの直列3気筒エンジン、1.3Lまたは1.5Lの直列4気筒エンジンの3種類が採用されています。グレードは以下の5つです。
・「B」
・「F」
・「X」
・「U」
・「RS」
3代目はコンセプトが変更されたため、丸みを帯びた特徴的な雰囲気は維持しつつ、デザイン面で大きな違いが見られます。初期モデルとマイナーチェンジ後でもデザイン変更が行われ、よりスポーティーなイメージとなりました。
また、1L・1.3L・1.5Lのエンジンモデルに加えて、2017年のマイナーチェンジではハイブリッドモデルも追加されています。

同じコンパクトハッチバックでもアクアなどと比べるとラゲッジスペースが広く、室内にも余裕があるため実用性が高い点が特長です。
また、走行性能も高い車種としてドライブを楽しむのにも向いています。
カローラスポーツにはガソリン車とハイブリッド車の2種類がラインナップされているため、燃費が気になる方はハイブリッド車を選ぶことが可能です。
<年式:予算目安>
2019年式:133.1万円~320万円
2020年式:139万円~309万円
2021年式:123万円~268万円
2022年式:193万円~287.7万円
2023年式:205万円~363万円
カローラスポーツは2018年に登場した車種のため中古市場での存在感は大きくありません。また、新車価格も高めに設定されていることから、中古車相場も比較的高い水準にあります。
タイプならびにグレードごとのカタログ燃費をご紹介します。なお、すべてWLTCモードの表記数値です。
【ハイブリッド車】
・Z:27.2km/L
・G:29.5km/L
・X:30.0km/L
【ガソリン車】
・Z:17.2km/L
・G:18.3km/L
・X:18.3km/L
なお、ハイブリッド車は低燃費対策として「アイドリングストップ装置」「可変バルブタイミング」「電動パワーステアリング」「充電制御」「電気式無段変速機」も備えています。
ガソリン車の低燃費対策は「直噴エンジン」「可変バルブタイミング」「電動パワーステアリング」「自動無段変速機」です。
1.797L または1.986L 直列4気筒、最高出力98〜170ps
・ボディサイズ
全長3,995〜4,095mm×全幅1,695〜1,725mm×全高1,515〜1,570mm
従来セダンのイメージが強いカローラですが、ハッチバックが人気を集めている今の時代の流れに合わせてスポーツタイプを発表したのだと考えられます。
後部座席やラゲッジスペースには余裕があり、長時間のドライブや旅行なども快適です。また、カローラスポーツはデザイン性の高さと運転が楽しくなるような高い走行性能が魅力です。
1.8Lのガソリンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムと、2.0Lのガソリンエンジンの2種類をラインナップ。グレードはそれぞれ3段階の全6種類です。
ハイブリッド車では状況によってモーターのみで駆動のEVドライブモードで走行が可能なため、静音性が高く早朝や深夜でも気になりません。
3ナンバーということもあり室内空間はゆったりしています。ラゲッジスペースも広くて実用的です。スポーツタイプにありがちな後部座席の狭さなどは感じられません。
一方で、車体サイズ全体はコンパクトにまとめられているため、道の狭い市街地などを運転してもストレスを感じにくいでしょう。
また、エンジンはガソリン車が2.0L、ハイブリッド車は1.8Lとどちらもハイパワーのため、力強い走りを楽しめます。燃費性能も高く、維持費も抑えられます。

<年式:予算目安>
2021年式:189万円~329万円
2022年式:195万円~375.5万円
2023年式:208万円~341万円
オーラは2021年発売の車種のため、中古車としての流通量もまだそれほど多くありません。また、プレミアムコンパクトカーとしてハイブリッド車のみを展開しているオーラは、中古でも車両価格の水準が高めです。
・G(G leather edition):27.2km/L
・G FOUR(G FOUR leather edition):22.7km/L
オーラには、ハイブリッドシステム「e-POWER」の他に低燃費対策として「アイドリングストップ装置」「可変バルブタイミング」「ミラーサイクル」「電動パワーステアリング」が搭載されています。
1.198L 水冷直列3気筒DOHC+モーター、最高出力82ps
・ボディサイズ
全長4,045~4,125mm×全幅1,735mm×全高1,505~1,525mm
なお、オーラのサイズは他のコンパクトカーとほぼ同様ですが、ノートよりも左右2cmほど幅が大きいため、5ナンバーではなく3ナンバーであることには注意が必要です。また、若干幅が広くなっているとはいえ、室内空間の広さには違いはありません。
一方、インテリアはノートと比べると細部までこだわって仕上げられています。アームレストやインストルメントパネルに敷かれているツイード調の織物はオーラにしかありません。また、運転席付近には様々な情報を確認しやすい約12インチの大型パネルが取り付けられています。
2WD/4WDの2種類があり、e-POWERを搭載したハイブリッド車のみのラインナップです。
エンジンはノートと同様ですが、フロントモーターの出力が高いためよりパワフルな走りが可能です。燃費性能も高いためランニングコストが気になる人にもおすすめできます。
2WDの場合、WLTCモードでのカタログ燃費は、オーラが28.4kW/L、ノートが27.2km/Lです。
また、ノートではオプション扱いとなる装備の一部が標準で付属しています。斜め後方の車両の存在を通知する後側方車両検知警報といった安全装備も充実しています。
※本記事は、2023年8月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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車両重量が軽いことに加えて、各メーカーの最新技術が使われている車種を選ぶことにより車の維持費を抑えられます。
この記事ではコンパクトカーを徹底的に比較し、低燃費のものの中からおすすめの7車種をご紹介していきます。
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コンパクトカーが人気の理由
コンパクトカーが人気の理由は、主に以下の3つが挙げられます。1.燃費性能がよい
一般的に排気量の大きいエンジンほど、燃費性能は低下する傾向にあります。コンパクトカーは車両重量が比較的軽いため、排気量の大きいエンジンを必要としません。排気量の小さいエンジンで十分な走行性能を実現できるので、コンパクトカーは大型車と比較して低燃費なのです。
近年のガソリン価格上昇により、車の燃費性能が気になる方は多いでしょう。燃費のよさで車を選ぶのであればコンパクトカーも選択肢のひとつです。
2.性能がよい
名前の通りサイズが小さいコンパクトカーは、運転のしやすさも魅力です。そのため、通勤や子どもの送り迎えのように市街地で乗ることが多い方から人気があります。狭い車庫に入れるときや、縦列駐車なども楽になるでしょう。また、最近のコンパクトカーは運転アシスト機能がついているものが増えてきています。各種センサーやモニターで駐車操作を補助する機能や、危険を知らせて衝突回避を支援する機能がある車種もあります。
3.価格が抑えられている
車両価格の安さもコンパクトカーが人気である理由のひとつです。スタンダードグレードはもちろん、ハイグレードであっても大型車より価格が抑えられている傾向にあります。コスト重視の方や、実用性を求めるセカンドカーの購入を検討している方には、コンパクトカーがおすすめです。
ホンダ フィット

ホンダ フィットの特長
フィットの特長は車内空間の広さです。コンパクトカーの中では天井が高いため圧迫感を与えにくい特長があります。また、座席部分だけでなくトランクルームも広々としているため、たくさん買い物をしたり家族や友人と旅行に行ったりして荷物が多くなっても安心できます。
また、燃費性能の高さも特長として挙げられます。同じフィットのハイブリッドタイプには及ばないものの、ガソリンエンジンタイプも同タイプの中では燃費のよい車種です。
ホンダ フィットの中古車相場
フィットを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2019年式:59.8万円~209.8万円
2020年式:89万円~239.8万円
2021年式:97.8万円~259.8万円
2022年式:119.9万円~269万円
2023年式:139.9万円~270.2万円
特に3代目フィットまではコンパクトカーの中でも人気の高い車種であったため、中古市場での流通量も多い傾向にあります。
ホンダ フィットの燃費比較
現行モデルの4代目フィットには、5つのグレードがあります。グレードごとのカタログ燃費をご紹介します。なお、全てWLTCモードの表記数値です。・BASIC:16.6~18.7km/L
・HOME:16.6~18.5km/L
・RS:17.8~17.9km/L
・CROSSTAR:16.1~17.6km/L
・LUXE:16.0~17.9km/L
低燃費対策として「アトキンソンサイクル」「アイドリングストップ装置」「可変バルブタイミング」「電動パワーステアリング」も搭載されています。
スペック
・エンジン1.496L DOHCチェーン駆動、最高出力118ps
・ボディサイズ
全長3,995〜4,095mm×全幅1,695〜1,725mm×全高1,515〜1,570mm
歴代のホンダ フィット
ホンダ フィットは2001年発売。広い室内空間と多彩なシートアレンジが特長のコンパクトカーとして誕生し、人気となりました。2007年には初めてのフルモデルチェンジを実施。「理想のスモールカー」を目指して開発された2代目フィットは初代より一回り大きくなり、スペースにさらなるゆとりが生まれました。荷室には3つのモードで使い分け可能な「ULTR LUGGAGE(ウルトララゲッジ)」を採用。実用性もアップしています。
2013年に行われた2回目のフルモデルチェンジでは燃費性能が大きく向上し、特に1.3Lエンジンは当時のトップレベルでした。
現行モデルとなる4代目フィットのフルモデルチェンジは、2020年に行われました。ガソリン車に加えて、ハイブリッドモデルが追加されたことが大きな変更点のひとつです。
先代モデルとの比較
2代目フィットは、1.3Lまたは1.5L直列4気筒SOHCエンジンの2タイプ。全部で7グレードが展開されました。3代目フィットは、パワートレインを新開発の1.3LアトキンソンサイクルDOHC i-VTECエンジンならびに1.5L直噴DOHC i-VTECエンジンへ刷新。設備グレードが異なる「13G」「15X」に加えてスポーティモデルの「RS」も設定されました。
現行の4代目フィットは、走行性能・燃費性能だけでなく心地よさにもこだわって開発されました。グレードは5つに分かれ、ハイブリッドモデルも追加されています。
また、全タイプに安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」が標準装備されています。
日産 ノート

日産 ノートの特長
ノートは走行性能と居住性の高さを特長とするコンパクトカーです。日産を代表するコンパクトカーである「マーチ」をベースとしつつ、力強い走りや、多くの荷物を積み込める2段トランクなどの工夫がされています。
また、2016年以降の全モデルで日産が開発したハイブリッドシステム「e-POWER」を搭載しており、低燃費を実現しています。
現行モデルは2021年に日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。
日産 ノートの中古車相場
ノートの中古車相場を年式ごとにご紹介します。購入する際の予算の目安としてください。<年式:予算目安>
2019年式:49.9万円~320万円
2020年式:73万円~229.8万円
2021年式:121.3万円~298万円
2022年式:149.9万円~279.8万円
2023年式:186.4万円~308万円
ノートは販売台数の多い人気車種のため、中古市場でも見つけやすいでしょう。ただし、現行モデルからは全車にハイブリッドシステムが搭載されているため、価格水準は高い傾向にあります。
日産 ノートの燃費比較
現行モデルの3代目ノートには4つのグレードがあり、全てにハイブリッドシステムの「e-POWER」が搭載されています。グレードごとのカタログ燃費をご紹介します。なお、全てWLTCモードの表記数値です。
・e-POWER(2WD):28.4km/L
・e-POWER X(2WD):28.4km/L
・e-POWER S FOUR(4WD):23.8km/L
・e-POWER X FOUR(2WD):23.8km/L
スペック
・エンジン1.198L DOHC水冷直列3気筒、最高出力82ps
・ボディサイズ
全長4,045mm×全幅1,695mm×全高1,520mm
歴代の日産 ノート
ノートの初代モデルの誕生は2005年です。日産ではすでにいくつかのコンパクトカーのラインナップがありますが、ノートは特に爽快な走りや居住性の高さを実現することをコンセプトに開発されました。パワフルなエンジンと、ロングホイールベースを採用することによって広い室内空間を実現しています。
2012年に登場した2代目ノートもコンセプトは同様です。高効率スーパーチャージャーを備えた1.2L直噴ミラーサイクルエンジンを搭載することにより、街乗りからロングドライブにまで対応できる車種となりました。
また、2016年以降はハイブリッドシステムのe-POWERを搭載したモデルも追加されました。
2020年に現行モデルである3代目ノートの販売が開始されました。3代目ノートより全モデルにe-POWERが採用されています。
先代モデルとの比較
初代ノートは、オールアルミHR15DEエンジンとエクストロニックCVTの組み合わせによる、爽快な走りが特徴です。また、ロングホイールベースの採用や2段トランクなど、コンパクトカーでありながら室内を広く使う工夫がされています。
2代目ノートでは、パワートレインとして高効率スーパーチャージャーを備えた1.2L直噴ミラーサイクルエンジンが搭載され、よりパワフルな走りを楽しめるようになりました。
現行の3代目ノートは、全モデルで1.2L3気筒エンジンならびに低燃費を実現するe-POWERを搭載。全方位運転支援システムも改良されています。
2WD・4WDタイプから選択可能で、それぞれ4グレードが展開されています。
トヨタ アクア

トヨタ アクアの特長
トヨタ アクアの特長は世界トップレベルと言われる燃費性能です。そもそもアクアは全モデルにハイブリッドエンジンが搭載されており、ガソリン車の設定はありません。WLTCモードのカタログ燃費は29.3㎞/L~35.8㎞/Lです。そのため、車の維持費を抑えたい人におすすめできます。
また、カラーバリエーションが豊富であることもアクアの特長です。現行モデルではモノトーン11色、ツートーン6色の合計17色から希望のカラーを選べます。ただし、グレードによって選択できない色もあります。
トヨタ アクアの中古車相場
アクアを中古で購入する際の予算目安を、年式ごとにご紹介します。<年式:予算目安>
2019年式:59.9万円~219.8万円
2020年式:84.8万円~220万円
2021年式:96.8万円~278.3万円
2022年式:139.8万円~298万円
2023年式:185.8万円~379万円
アクアは2021年にフルモデルチェンジされ、ハイブリッド車のみとなりました。そのため、年式が新しいものは価格水準が高い傾向にあります。
トヨタ アクアの燃費比較
現行モデルの2代目アクアには5つのグレードがあります。グレードごとにWCTCモードでのカタログ燃費をご紹介します。
・GR SPORT:29.3km/L
・Z:33.6km/L
・G:33.6km/L
・X:34.6km/L
・B:35.8km/L
なお、アクアでは低燃費対策として「ハイブリッドシステム」「アイドリングストップ装置」「電気式無段変速機」「可変バルブタイミング」「電動パワーステアリング」「充電制御」を採用しています。
スペック
・エンジン1.4960 直列3気筒、最高出力91ps
・ボディサイズ
全長4,050〜4,095mm×全幅1,695mm×全高1,485mm
歴代のトヨタ アクア
アクアは、2011年にハイブリッドカー開発17年の知恵と技術を生かしたコンパクトカーとして誕生しました。1.5Lハイブリッドシステムを搭載し、「L」「S」「G」のグレードを展開。同じトヨタのコンパクトカーである「ヴィッツ(現ヤリス)」と比較されることも多い車種ですが、3ナンバーのヴィッツに対してアクアは5ナンバーであるという違いがあります。
2021年に初めてのフルモデルチェンジが行われ、コンセプトはそのままにデザインやパワートレインを刷新。
世界で初めて「バイポーラ型ニッケル水素電池」を駆動用車載電池として採用しました。電気だけで駆動できるシーンが増えた2代目アクアはハイブリッド専用コンパクトカーとして、トップクラスの低燃費を実現しています。
洗練されていながらも「親しみやすさ」や「軽快さ」を感じるデザインで、ボディカラーは全9色あります。
先代モデルとの比較
初代アクアは2011年に誕生し、トヨタのハイブリッドシステムの小型化や軽量化などのノウハウを詰め込んだコンパクトハイブリッドカーとして開発されました。当時、最新の1.5Lハイブリッドシステム(リダクション機構付のTHSII)が採用されています。
2代目アクアは2021年に登場。コンセプトは維持しつつも、多くの変更が加えられました。特に新しく搭載された1.5Lダイナミックフォースエンジンとアクアに最適化したHEVシステムは燃費性能の向上に大きく貢献。
踏み間違いによる急加速を抑制するプラスサポートなど、最新のToyota Safety Senseを標準装備しており、安全性も高められています。
ホンダ フィットハイブリット

ホンダ フィットハイブリットの特長
フィットハイブリッドの特長は「e:HEV(イー・エイチ・イーブイ)」と呼ばれるハイブリッドシステムを搭載していることです。エンジンとモーターを両方備え、基本的にはモーターで駆動します。ただし、バッテリーの出力が不足するときや、高出力が必要な高速クルージング時はエンジンも使用します。
また、ガソリンエンジンタイプと同様に、広い室内やラゲッジルームもフィットハイブリッドの特長です。
街乗りはもちろん、旅行や趣味でのロングドライブも楽しめる車種です。
ホンダ フィットハイブリットの中古車相場
フィットハイブリッドの中古車相場を年式ごとにご紹介します。<年式:予算目安>
2019年式:69万円~173万円
2020年式:145万円~158万円
2021年式:流通量希少のため算出不可
2022年式:流通量希少のため算出不可
2023年式:流通量希少のため算出不可
フィットハイブリッドは中古市場での流通量が少ない傾向にあります。希望のグレードやカラーを見つけたら早めに検討しましょう。
ホンダ フィットハイブリットの燃費比較
現行モデルのフィットハイブリッドには5つのグレードがあります。グレードごとのカタログ燃費をご紹介します。なお、全てWLTCモードの表記数値です。
・e:HEV BASIC:25.4~30.2km/L
・e:HEV HOME:25.3~29.0km/L
・e:HEV RS:27.2km/L
・e:HEV CROSSTAR:24.2~27.1km/L
・e:HEV LUXE:23.5~27.6km/L
スペック
・エンジン1.496L DOHCチェーン駆動、最高出力106ps
・ボディサイズ
全長3,995〜4,095mm×全幅1,695〜1,725mm×全高1,515〜1,570mm
歴代のホンダ フィットハイブリット
フィットハイブリッドはフィットの実用性の高さはそのままに、より環境に配慮した車として2010年にラインナップされました。パワートレインは1.3L直列4気筒SOHCエンジンとホンダ独自の1モーターハイブリッドシステム「IMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)」の組み合わせで、省燃費を実現する「エコアシスト」機能などを搭載しました。
2013年に登場した2代目フィットハイブリッドは新世代パワートレイン「SPORT HYBRID i-DCD」を採用。環境への配慮とドライブの楽しさを両立することを目指しました。
また、上質で先進的なデザインも人気を集めました。
2020年から販売開始の3代目フィットハイブリッドは、ハイブリッドシステムの「e:HEV」を搭載し、さらに燃費性能が高まっています。
先代モデルとの比較
現行モデルに搭載されている独自開発のハイブリッドシステム「e:HEV」は、モーターまたはガソリンエンジンのみでの走行、モーターとエンジンの両方を使った走行を使い分けます。どのような状況でも燃料消費を抑えつつ、快適な走りを実現可能です。全タイプに安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」が標準装備されています。
また、新世代コネクテッド技術「Honda CONNECT(ホンダコネクト)」により送信された車に関する様々な情報をホンダが解析。ストレスフリーなカーライフにつなげます。
なお、5つのグレードがあるため、使用シーンによって選ぶとよいでしょう。
トヨタ ヴィッツ

トヨタ ヴィッツの特長
ヴィッツはトヨタを代表するコンパクトカーのひとつです。2020年にフルモデルチェンジされて以降はグローバルブランドである「ヤリス」へ名称が変更されました。ヴィッツの特長は、コンパクトで運転しやすいボディサイズやスポーティーなデザインです。また、カラーバリエーションが豊富なことも人気の理由と言えるでしょう。
2017年にはハイブリッドモデルも追加され、燃費性能が気になる人にもおすすめできる車種となりました。
トヨタ ヴィッツの中古車相場
ヴィッツを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。なお、2021年以降の年式についてはフルモデルチェンジ後の新車種名である「ヤリス」の価格です。
<年式:予算目安>
2019年式:54.9万円~189.8万円
2020年式:59.9万円~169万円
2021年式(ヤリス):77.8万円~278万円
2022年式(ヤリス):118万円~260万円
2023年式(ヤリス):119万円~268万円
トヨタ ヴィッツの燃費比較
3代目ヴィッツにはハイブリッド車・ガソリン車があり、それぞれ3つのグレードがあります。グレードごとのカタログ燃費をご紹介します。なお、全てJC08モードの表記数値です。
【ハイブリッド車】
・HYBRID U:34.4km/L
・HYBRID F:27.2km/L
・HYBRID Juwela:24.2~27.1km/L
【ガソリン車】
・U:25.0km/L
・F:21.6〜25.0km/L
・Juwela:21.6〜25.0km/L
スペック
・エンジン0.996L/1.329L/1.496L
直列3気筒DOHCまたは直列4気筒DOHCエンジンおよびハイブリット仕様
最高出力69〜99ps
・ボディサイズ
全長3,945mm×全幅1,695mm×全高1,500mm
歴代のトヨタ ヴィッツ
ヴィッツが初登場したのは、1999年です。丸みを帯びたデザインは斬新で、当時は大きな話題になりました。2005年には初めてのフルモデルチェンジが行われます。コンセプトは維持されましたが、新型プラットフォームが採用されたことにより2代目ヴィッツはややサイズアップしています。
2010年に登場した3代目ヴィッツからはコンセプトを変え、よりスタイリッシュでスポーティーなイメージのデザインが採用されました。デザインについては、2017年のマイナーチェンジでも再び変更されています。
トランスミッションにCVTを積極採用したり、ハイブリッドモデルが追加されたりなど、走行性能や燃費性能も向上しました。
なお、2020年には3回目のフルモデルチェンジが行われ、今後は国内向けも欧州を中心に使用されている「ヤリス」の名称を使うことになりました。
先代モデルとの比較
初代ヴィッツは大人4人が快適に乗れるコンパクトカーとして1999年にデビューしました。3ドアと5ドアの2種類があり、グレードは以下の3つがありました。・「B」
・「F」
・「U」
2代目ヴィッツでは1Lの直列3気筒エンジン、1.3Lまたは1.5Lの直列4気筒エンジンの3種類が採用されています。グレードは以下の5つです。
・「B」
・「F」
・「X」
・「U」
・「RS」
3代目はコンセプトが変更されたため、丸みを帯びた特徴的な雰囲気は維持しつつ、デザイン面で大きな違いが見られます。初期モデルとマイナーチェンジ後でもデザイン変更が行われ、よりスポーティーなイメージとなりました。
また、1L・1.3L・1.5Lのエンジンモデルに加えて、2017年のマイナーチェンジではハイブリッドモデルも追加されています。
トヨタ カローラスポーツ

トヨタ カローラスポーツの特長
カローラスポーツはトヨタを代表する車種であるカローラから発表された、スポーツタイプのコンパクトハッチバックです。同じコンパクトハッチバックでもアクアなどと比べるとラゲッジスペースが広く、室内にも余裕があるため実用性が高い点が特長です。
また、走行性能も高い車種としてドライブを楽しむのにも向いています。
カローラスポーツにはガソリン車とハイブリッド車の2種類がラインナップされているため、燃費が気になる方はハイブリッド車を選ぶことが可能です。
トヨタ カローラスポーツの中古車相場
カローラスポーツを中古で購入する際の予算の目安を年式ごとにご紹介します。<年式:予算目安>
2019年式:133.1万円~320万円
2020年式:139万円~309万円
2021年式:123万円~268万円
2022年式:193万円~287.7万円
2023年式:205万円~363万円
カローラスポーツは2018年に登場した車種のため中古市場での存在感は大きくありません。また、新車価格も高めに設定されていることから、中古車相場も比較的高い水準にあります。
トヨタ カローラスポーツの燃費比較
カローラスポーツにはハイブリッド車とガソリン車があります。タイプならびにグレードごとのカタログ燃費をご紹介します。なお、すべてWLTCモードの表記数値です。
【ハイブリッド車】
・Z:27.2km/L
・G:29.5km/L
・X:30.0km/L
【ガソリン車】
・Z:17.2km/L
・G:18.3km/L
・X:18.3km/L
なお、ハイブリッド車は低燃費対策として「アイドリングストップ装置」「可変バルブタイミング」「電動パワーステアリング」「充電制御」「電気式無段変速機」も備えています。
ガソリン車の低燃費対策は「直噴エンジン」「可変バルブタイミング」「電動パワーステアリング」「自動無段変速機」です。
スペック
・エンジン1.797L または1.986L 直列4気筒、最高出力98〜170ps
・ボディサイズ
全長3,995〜4,095mm×全幅1,695〜1,725mm×全高1,515〜1,570mm
歴代のトヨタ カローラスポーツ
カローラは、1966年に誕生したトヨタを代表する車種です。このカローラの12世代目のモデルのひとつとしてカローラスポーツは、2018年に登場しました。従来セダンのイメージが強いカローラですが、ハッチバックが人気を集めている今の時代の流れに合わせてスポーツタイプを発表したのだと考えられます。
後部座席やラゲッジスペースには余裕があり、長時間のドライブや旅行なども快適です。また、カローラスポーツはデザイン性の高さと運転が楽しくなるような高い走行性能が魅力です。
1.8Lのガソリンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムと、2.0Lのガソリンエンジンの2種類をラインナップ。グレードはそれぞれ3段階の全6種類です。
ハイブリッド車では状況によってモーターのみで駆動のEVドライブモードで走行が可能なため、静音性が高く早朝や深夜でも気になりません。
先代モデルとの比較
カローラスポーツは2018年に登場したため、フルモデルチェンジはまだ行われていません。カローラの名を冠しているものの、セダンではなくスポーツタイプのハッチバックです。3ナンバーということもあり室内空間はゆったりしています。ラゲッジスペースも広くて実用的です。スポーツタイプにありがちな後部座席の狭さなどは感じられません。
一方で、車体サイズ全体はコンパクトにまとめられているため、道の狭い市街地などを運転してもストレスを感じにくいでしょう。
また、エンジンはガソリン車が2.0L、ハイブリッド車は1.8Lとどちらもハイパワーのため、力強い走りを楽しめます。燃費性能も高く、維持費も抑えられます。
日産 オーラ

日産 オーラの特長
日産 オーラはノートのプレミアムラインと言える存在として2021年から販売開始されました。 エクステリアのデザインはノートに似ていますが、質感やインテリアの高級感に違いがあります。コンパクトカーのようなサイズ感でありながら、高級車のような雰囲気が漂うのがオーラの特長です。 また、ノートと同様にオーラは全タイプに日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」が搭載されており、優れた走行性能と燃費性能を持っています。日産 オーラの中古車相場
オーラの中古車相場を年式ごとにご紹介します。購入の際の予算の目安としてください。<年式:予算目安>
2021年式:189万円~329万円
2022年式:195万円~375.5万円
2023年式:208万円~341万円
オーラは2021年発売の車種のため、中古車としての流通量もまだそれほど多くありません。また、プレミアムコンパクトカーとしてハイブリッド車のみを展開しているオーラは、中古でも車両価格の水準が高めです。
日産 オーラの燃費比較
オーラのグレードごとのカタログ燃費をご紹介します。なお、全てWLTCモードの表記数値です。・G(G leather edition):27.2km/L
・G FOUR(G FOUR leather edition):22.7km/L
オーラには、ハイブリッドシステム「e-POWER」の他に低燃費対策として「アイドリングストップ装置」「可変バルブタイミング」「ミラーサイクル」「電動パワーステアリング」が搭載されています。
スペック
・エンジン1.198L 水冷直列3気筒DOHC+モーター、最高出力82ps
・ボディサイズ
全長4,045~4,125mm×全幅1,735mm×全高1,505~1,525mm
歴代の日産 オーラ
オーラは、2021年に「ノート」をベースとして誕生しました。ハイブリッドシステムの「e-POWER」を搭載し、標準装備やインテリアの質感などに高級感が漂います。プレミアムコンパクトカーというコンセプトにふさわしい車種と言えるでしょう。なお、オーラのサイズは他のコンパクトカーとほぼ同様ですが、ノートよりも左右2cmほど幅が大きいため、5ナンバーではなく3ナンバーであることには注意が必要です。また、若干幅が広くなっているとはいえ、室内空間の広さには違いはありません。
一方、インテリアはノートと比べると細部までこだわって仕上げられています。アームレストやインストルメントパネルに敷かれているツイード調の織物はオーラにしかありません。また、運転席付近には様々な情報を確認しやすい約12インチの大型パネルが取り付けられています。
先代モデルとの比較
オーラは2021年に誕生したばかりのため、まだ一度もフルモデルチェンジが行われていません。2WD/4WDの2種類があり、e-POWERを搭載したハイブリッド車のみのラインナップです。
エンジンはノートと同様ですが、フロントモーターの出力が高いためよりパワフルな走りが可能です。燃費性能も高いためランニングコストが気になる人にもおすすめできます。
2WDの場合、WLTCモードでのカタログ燃費は、オーラが28.4kW/L、ノートが27.2km/Lです。
また、ノートではオプション扱いとなる装備の一部が標準で付属しています。斜め後方の車両の存在を通知する後側方車両検知警報といった安全装備も充実しています。
※本記事は、2023年8月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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