中古車購入チェックポイント
更新日:2023.11.21 / 掲載日:2023.09.01
【2023年版】コンパクトカーの安全性比較とおすすめモデルランキング
近年、車を保有するユーザーの中でコンパクトカーへの注目が高まっています。デザイン性の高さや安全性の高さが運転初心者やファミリー層から支持され、広く人気を集めています。
しかし、一口にコンパクトカーと言っても車種や特長はさまざまです。
今回は、コンパクトカーの中でも安全性に注目し、おすすめの7車種をご紹介していきます。
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また、コンパクトカーは小さいながら5人以上の乗車もできるため、普段の生活だけでなく家族と遠出をするときなど、様々な場面で活躍するでしょう。
最近では海外のメーカーも力を注いでいるため、外車に興味がある人もコンパクトカーであれば、ある程度リーズナブルに入手できるでしょう。
さらに、近年は燃費の高さに着目した車種が多く出回っており、ハイブリッドモデルであれば街乗りでリッター20km以上走る車もあるので経済的です。
エコカー減税の対象車もあり、対象車だと車検時に払う重量税が減税や免税になる点も魅力のひとつです。

「車載通信機」も全車に搭載されており、カローラスポーツ以降のトヨタの新型車にはほぼ全てにこのサービスがついているため、コネクティッドカーの先駆けとなりました。
5ドアのハッチバックで車内空間も広く作られているため、キャンプや釣りなどのアウトドアでも活躍できます。
使用感や乗り心地の良さに加え、外見もスポーティーで人気の車です。
<年式:予算目安>
2018年式:114万円〜279万円
2019年式:150万円〜282万円
2020年式:155万円〜291万円
2021年式:140万円〜279万円
2022年式:流通量希少のため算出不可
トヨタ カローラスポーツの中古車は、現在中古車市場に900台以上が流通しています。
走行距離が短いものや車体状態がよい車が多く、ETCやドライブレコーダーなどの装備が付いた中古車もあります。
【単色】
・シルバーメタリック
・プラチナホワイトパールマイカ
・グレーメタリック
・アティチュードブラックマイカ
・ダークブルーマイカメタリック
・エモーショナルレッド
・オレンジマイカメタリック
【ツートーン】
・アティチュードブラックマイカ×プラチナホワイトパールマイカ
・アティチュードブラックマイカ×エモーショナルレッド
この中では、プラチナホワイトパールマイカとアティチュードブラックマイカが人気です。
ガソリン車が、2.0Lの直列気筒、最高出力125kW(170PS)
ハイブリッド車が、1.8Lの直列気筒、最高出力 103kW(140PS)
・ボディサイズ
全長4375mm×全幅1790mm×全高1460mm
カローラの12代目として2018年にカローラスポーツは発売されます。このカローラスポーツにはアップグレードされた「トヨタセーフティーセンス」と「車載通信機」が標準装備されました。
2019年には一部に変更があり、色の追加と運転中のサスペンスの最適化が実施。
2022年にはマイナーチェンジ版が発売され、トヨタセーフティーセンスの機能が拡大しました。排気量も変更があり、排気量1.2Lが廃止されガソリン車は排気量が2.0Lになりました。
また、ドライブレコーダーやバックモニターが一部のグレードで標準装備され、バックモニターはオプションで録画ができます。
カローラスポーツは、カローラの12代目として発売されました。装備はトヨタセーフティセンスと車載通信機を標準装備しています。
排気量1.2L車のエンジンには、ターボが搭載されており力強く走れます。排気量1.8L車のエンジンは、ハイブリッド仕様で燃費の良さと走行性能の高さを両立しています。
ガソリン車のエンジンは、直列4気筒DOHC1.2L、最高出力85kW(116ps)
ハイブリッド車のエンジンは、直列4気筒DOHC1.8L、最高出力72kw(98ps)
マイナーチェンジ版:2022年
主にエンジン部分が先代モデルと変わりました。ガソリン車では排気量が上がりより力強く走れるようになり、ハイブリッド車も出力が上がりました。
装備も一部のグレードにドライブレコーダーの標準化や「オレンジマイカメタリック」「ダークブルーマイカメタリック」の2色を追加するなどの変更点があります。
ガソリン車のエンジンは、直列4気筒2.0L直噴エンジン、最高出力125kW(170PS)
ハイブリッド車のエンジンは、直列4気筒1.8LDOHC、最高出力103kW(140PS)

発売当時から燃費の良さが特徴で、排ガスを減らすなど環境にもやさしい車です。常に最先端の技術やエンジンを改良し続けているため、現在でも多くの車の中でトップクラスの燃費の良さを誇っています。
静粛性にも優れており、運転中のエンジン音や振動が少ないことも特長のひとつです。
<年式:予算目安>
2016年式:90万円〜329万円
2017年式:101万円〜350万円
2018年式:111万円〜341万円
2019年式:142万円〜349万円
2020年式:133万円〜318万円
2021年式:158万円〜398万円
プリウス「ZVW50」の中古車は、現時点で中古車市場に2,000台以上流通しています。
新型のプリウスは2023年に発売されたため、まだ流通量が少ない傾向にあります。
・プラチナホワイトパールマイカ
・アッシュ
・アティチュードブラックマイカ
・スーパーホワイトII
・マスタード
・ダークブルー
・エモーショナルレッドII
・シルバーメタリック
この中では、プラチナホワイトパールマイカとアティチュードブラックの人気が高い傾向にあります。
2.0Lの直列4気筒、最高出力112kW(152PS)
・ボディサイズ
全長4,600mm×全幅1,780mm×全高1,430mm
2003年、2代目のプリウスが登場します。初代は4ドアの車体でしたが2代目は5ドアのハッチバックへ変わり、全体的にサイズが大きく変更。元々良かった燃費もさらに良くなり、「S-VSC」など当時の最先端技術を搭載していました。
2009年、3代目として登場した車種はエンジンやモーターなどの動力源が大きく進化しました。そして、高速道路の運転時やエアコン使用時でも燃費の高さを実現しました。
2015年、4代目に登場したプリウスは「TNGA」を導入することで熱効率を40%まで高めたエンジン「2ZR-FXE」を搭載。
2023年には5代目となる現行モデルのプリウスが登場しました。デザインが変わり、オプションだったトヨタセーフティーセンスが標準化、動力性能もアップ。トヨタとKINTOによるサブスクリプションサービスも開始します。
ハイブリッドシステムに改良した「THS II」を採用することで燃費性能を向上。運転時は標準の走行モードに加え「パワーモード」「エコドライブモード」「EVドライブモード」の3つを選べるようになりました。
機能面では、ソーラーパネルで発電した電力を利用して熱くなった車内を換気する「ソーラーベンチレーションシステム」、乗車前に車外からリモコンでエアコンを作動して車内の温度を下げる「リモートエアコンシステム」が装備されています。
エンジンは、1.8Lの水冷直列4気筒、最高出力73kW(99PS)
ボディサイズは、全長4,460mm×全幅1,745mm×全高1,490mm
4代目:2015年〜2022年
重心を下げるデザインへと変わり、カラーも「エモーショナルレッド」「サーモテクトライムグリーン」「スティールブロンドメタリック」の3色が追加されました。
従来のハイブリッドシステムである「THS II」を進化させたため、さらに低燃費な車へと仕上がりました。また、走行時の音や振動を減らすための工夫や、「非常時給電システム」などが搭載され居住性の高い車です。
エンジンは、1.8Lの水冷直列4気筒、最高出力72kW(92PS)
ボディサイズは、全長4,540mm×全幅1,760mm×全高1,470mm
5代目:2023年〜
4代目のプリウスよりもさらに低重心でスポーティーなデザインへ変更されました。
エンジンには「M20A-FXS」を搭載することで走行性と燃費の良さを両立。装備面では、「トヨタセーフティーセンス」「プリクラッシュセーフティー」などが標準装備されています。
エンジンは、2.0Lの直列4気筒、最高出力112kW(152PS)
ボディサイズは、全長4,600mm×全幅1,780mm×全高1,430mm

ハイブリット車としては値段がお手頃で、燃費もかなり良かったことから人気の車となりました。また、コンパクトで運転がしやすく積載量も多いため、便利で様々な場面で利用できる車です。
現行のモデルでは世界で初めてバイポーラ型ニッケル水素電池を使用し、低燃費で走行性能の高い車となりました。
<年式:予算目安>
2016年式:56万円〜188万円
2017年式:65万円〜210万円
2018年式:46万円〜226万円
2019年式:81万円〜235万円
2020年式:97万円〜235万円
2021年式:117万円〜308万円
アクアの中古車は、現時点で中古車市場に8000台以上流通しています。
非常に流通量が多いため、金額やグレード、走行距離を見て欲しいと思える中古車を見つけやすいでしょう。
後部座席のリクライニング機能はありませんが、前に倒すことでフラットにできるため、ラゲッジスペースとの段差をなくす工夫をすると寝転がりながらの車中泊も可能です。
室内サイズは、室内長1,830mm×室内幅1,425mm×室内高1,190mmです。
自動車税:35,000円
自動車重量税(1年あたり):7,500円
自賠責保険(24ヶ月契約):21,550円
車検代(基本料):50,000円
一般的なハイブリッドカーだと、大きなバッテリーによりラゲッジルームの積載量は少なくなりますが、アクアはシート下にバッテリーを設置することで、ラゲッジルーム内の積載量を多くしています。また、ハッチバック設計のため開口幅も広く、大きな荷物の積み込みも可能です。
後部座席を倒すことでさらに広くなりますが、後部座席とラゲッジルームの境界に段差ができるため完全なフラットにはなりません。しかし、デッキボードを使うことでフラットにでき、シートを倒していないときでもラゲッジルームを上段と下段に分けられるため使い勝手が良くなります。
ラゲッジルームの広さは、荷室長656mm×荷室幅1,153 mm×荷室高824mmです。
2011年にハイブリッドコンパクトカーとして登場し、何度かマイナーチェンジや改良がされています。
バッテリーにニッケル水素電池を使用しており、排ガス循環システムなど最新技術が多く使われた車です。また、ガソリン燃料を使う車ではトップクラスの燃費の良さでした。
エンジンは、1.5L直列4気筒、最高出力54kW(74PS)
ボディサイズは、全長4,050mm×全幅1,695mm×全高1,455mm(2017年)
2代目(現行モデル):2021年〜
バッテリーにバイポーラ型ニッケル水素電池を世界で初めて採用した車です。そのため、初代アクアより2倍のバッテリー出力となり、発進や加速などの走行性がアップ。
装備面では最新の「トヨタセーフティーセンス」「非常時給電モード」が標準装備されています。
エンジンは、1.5Lの直列3気筒、最高出力67kW(91PS)
ボディサイズは、全長4,050mm×全幅1,695mm×全高1,485mm

ヤリスは、燃費の良いコンパクトカーであり、走行性能も高くバランスの良さが特徴です。元々ガソリン車のみでしたが、2017年にハイブリッド車も登場したことでさらに燃費の良い車になりました。
ヴィッツからヤリスになったときに、スポーティーなデザインへと変更。使いやすいだけでなくデザインも人気な車です。
<年式:予算目安>
2020年式:91万円〜259万円
2021年式:98万〜268万円
2022年式:132万円〜279万円
ヤリスは、現時点で中古車市場に1800台以上流通しています
。
ヤリスが発売されてからまだ数年ですので走行距離が短いものが多く見られます。また、人気車であるため中古車の台数も多い傾向にあります。
しかし、コンパクトで無駄のないフォルムをしているため、後部座席が狭くなっています。そのため、後部座席は膝まわりや頭上など少し狭めで圧迫感を感じるでしょう。
室内サイズは、室内長1,845mm×室内幅1,430mm×室内高1,190mmです。
自動車税:35,000円
自動車重量税(1年あたり):5,000円
自賠責保険(24ヶ月):20,100円
車検代(基本料):50,000円
ラゲッジスペースでは収まらない大きな荷物を積みたい場合は、後部座席を倒して積むことが可能です。シートを倒すと段差が生まれますがデッキボードを使用することでフラットにできます。
ラゲッジルームのサイズは、荷室長630mm×荷室幅1,153mm×荷室高831mmです。
3代目は2011年に登場。この時、排気量1.0Lと1.3L車が存在しました。排気量1.3L車にはアイドリングストップからエンジン再始動時の時間を減らす「Toyota Stop & Start System」を搭載し低燃費を実現しています。
2015年には改良が行われ、トヨタセーフティーセンスCが一部のグレードを除き標準装備されました。
2017年には排気量1.5Lのハイブリッド車が登場。
2018年にも改良され、昼間の歩行者への「衝突被害軽減ブレーキ」や「踏み間違い防止機構」などが設定されました。
1.3Lのエンジンは、直列4気筒、最高出力64kW(87PS)
ボディサイズは、全長3750mm×全幅1695mm×全高1520mm
4代目(現行モデル)2020年〜
4代目になり名前がヴィッツからヤリスへと変更されました。排気量は1.3Lが無くなり、直列4気筒から直列3気筒へと変更されています。
ほぼ全てのグレードでレーダークルーズコントロールを含んだ最新のトヨタセーフティーセンスを標準装備しています。また、オーディオディスプレイも標準装備され機能性も高くなりました。
1.5Lのエンジン車は、直列3気筒、最高出力88kW(120PS)
ボディサイズは、全長3940mm×全幅1695mm×全高1500mm

トヨタとダイハツが共同で開発したパッソは、コンパクトカーならではの便利さと特徴的なデザインで主に女性からの人気が高い車となりました。
また、低燃費で低価格の経済的な車で、小さくて運転をしやすいこともあり車免許を取り立ての初心者にもぴったりな車と言えます。
ボディカラーも豊富ですので、気に入った色を見つけやすいでしょう。
<年式:予算目安>
2016年式:45万円〜145万円
2017年式:54万円〜149万円
2018年式:50万円〜166万円
2019年式:70万円〜172万円
2020年式:76万円〜191万円
2021年式:78万円〜178万円
パッソは、現時点で中古車市場に3000台以上流通しています。年式が古いものほど走行距離が長い中古車が多いでしょう。
ただし、4人で乗るのであれば問題はありませんが、5人で乗るときに後部座席を3人で使用すると横幅が狭いため窮屈に感じるでしょう。
室内のサイズは、室内長1,975mm×室内幅1,420mm×室内高1,270mmです。
自動車税:25,000円
自動車重量税(1年あたり):5,000円
自賠責保険:27,840円
車検代(基本料金):50,000円
そのため、大きな荷物や大量の荷物をラゲッジルームに積むことはできませんが、ちょっとした旅行や日常生活で使うものを積むには十分な広さがあります。
ラゲッジルームでは入り切らない荷物も後部座席を倒すことでスペースを確保でき、旅行やレジャーなどの場面でも必要な荷物を積めるでしょう。
ラゲッジルームのサイズは、荷室長505mm×荷室幅1,230mm×荷室高780mmです。
初代パッソはトヨタとダイハツの共同開発によって2004年に発売されました。車体が小さく軽自動車並みの取り回しの良さと、丸みのあるデザインが女性から高い評価を得ます。
2006年にマイナーチェンジ版が発売されました。この時、カラーが3色追加され燃費も向上されました。
エンジンは、1.0L直列3気筒、最高出力71PS
ボディサイズは、全長3,595mm×全幅1,665mm×全高1,535mm
2代目:2010年〜2016年
2代目パッソは2010年に登場します。デザインは初代とあまり変わっていませんが、バックモニターや平均燃費の表示など機能が良くなりました。
車両安定システムや鞭打ちを軽減するヘッドレストなど、安全性の高い装備も備えています。
エンジンは、1.0L直列3気筒、最高出力51kW(69PS)
ボディサイズは、全長3,640mm×全幅1,665mm×全高1,535mm
3代目(現行モデル):2016〜
現行モデルは2016年に登場しました。大きなデザイン変更はありませんが、排気量1.3Lが廃止され1.0Lのみになったことが特徴です。
ガソリン車としてはトップクラスの燃費を誇り、スマートアシストIIなどの最新の装備を備えています。
エンジンは、1.0L直列3気筒、最高出力51kW(69PS)
ボディサイズは、全長3,650mm×全幅1,665mm×全高1,525mm

また、子供が安心して乗れるようにスマートアシストなどの安全装備が充実しています。
ファミリーカーではありますが、広い車内空間を生かしてアウトドアでも活躍する車です。
<年式:予算目安>
2016年式:88万円〜152万円
2017年式:49万円〜198万円
2018年式:58万円〜176万円
2019年式:88万円〜198万円
2020年式:100万円〜217万円
トールは、現時点で中古車市場に1000台以上流通しています。
発売日が2016年11月のため、2016年式の中古車は他の年式より少ない傾向にあります。
【単色】
・パールホワイトIII
・レーザーブルークリスタルシャイン
・プラムブラウンクリスタルマイカ
・ターコイズブルーマイカメタリック
・ファイアークォーツレッドメタリック
・ブライトシルバーメタリック
・ブラックマイカメタリック
【ツートーン】
・ブラックマイカメタリック×パールホワイトIII
・ブラックマイカメタリック×レーザーブルークリスタルシャイン
・ブラックマイカメタリック×ファイアークォーツレッドメタリック
・ブラックマイカメタリック×ターコイズブルーマイカメタリック
この中だと、パールホワイトIIIとブラックマイカメタリックが人気です。
1.0L直列3気筒DHOC 最高出力51kW(69PS)
・ボディサイズ
全長3,700mm×全幅1.670mm×全高1,735mm
2018年、一部グレードのオプションである衝突回避システムの「スマートアシストII」が「スマートアシストIII」に変更。ボディカラーに「ファイアークォーツレッドメタリック」と「ブリリアントカッパークリスタルマイカ」が追加されました。
2020年、マイナーチェンジ版が発売されます。スマートアシストが全車標準装備となり、路側逸脱警報機能やふらつき警報、標識認識機能など最新の安全機能が搭載されました。
さらに、ドアのウェルカムオープン機能、ウェルカムドアロック機能がほぼ全てのグレードで標準装備されています。
トールは2016年に発売されました。排気量は1.0Lですが自然吸気仕様とターボ仕様のどちらも実際の排気量より力強い走りをします。
装備面ではエマージェンシーシグナルやオートライトなど、2018年にスマートアシストIIIが標準装備されました。
コンパクトカーでありながらファミリーカーとしての側面もあるため、車内は広く作られており、安全性も高いことが特長です。
エンジンは、1.0L直列3気筒、最高出力51kW(69PS)
ボディサイズは、全長3,700mm×全幅1.670mm×全高1735mm
2代目:2023年後半予定〜
トールの2代目は2023年の後半に発売が予定されています。1.2Lのハイブリッドモデルや10.5インチの大型ディスプレイが採用される予定です。
また、ハイブリッドのエンジンは、直列3気筒+モーターで最大出力は82PSが予定されています。

初代から車体価格が他のコンパクトカーよりもかなり抑えられていたため、全国の交番や駐在所のパトカーとしても導入されました。世代が進むにつれて装備や安全機能を充実させつつ、走行性能にも力を注いでいます。
現行のモデルは見た目もスポーティーになり、低い価格でありながら見た目や性能が高いレベルでまとまった車と言えるでしょう。
<年式:予算目安>
2017年式:66万円〜183万円
2018年式:68万円〜200万円
2019年式:81万円〜199万円
2020年式:93万円〜207万円
2021年式:80万円〜220万円
2022年式:113万円〜219万円
スイフトの中古車は、現時点で1500台以上が流通しています。
2017年式の中古車は、3代目と4代目のスイフトがあります。
【単色】
・ピュアホワイトパール
・スーパーブラックパール
・バーニングレッドパールメタリック
・スピーディーブルーメタリック
【ツートーン】
・フレイムオレンジパールメタリック×ブラック
この中では、ピュアホワイトパールとスーパーブラックパールが人気です。
1.2L直列4気筒 最高出力67kW(91PS)
・ボディサイズ
全長3,840mm×全幅1,695mm×全高1,500mm
2004年、2代目のスイフトが発売されます。排気量は1.3Lに加え1.5Lが登場し、盗難防止システムのイモビライザーが全車に標準装備されました。プラットフォームやサスペンションの改良により走行性の高まった車です。
2007年、マイナーチェンジ版が発売され、無段変速機を搭載したモデルが登場。グレードやカラーのラインナップが変更されました。
2010年、3代目のスイフトが登場します。エンジンは1.3L直列4気筒が廃止され、VVTを採用した1.2L直列4気筒になりました。
2016年、4代目のスイフトが登場します。マイルドハイブリッド車である「HYBRID ML」「HYBRID RS」のグレードが発売されました。さらに先代と比べて120kgの軽量化がされています。
先代のエンジンを改良し燃費を良くしつつ、サスペンションやプッラットホームを見直すことで走行性能がアップしました。
外見はほとんど変わっていませんが、装備面ではキーレスのプッシュスタートやマルチインフォメーションディスプレイなどを搭載しています。
エンジンは、1.2L直列4気筒、最高出力67kW(91PS)
ボディサイズは、全長3,850mm×全幅1,695mm×全高1,510mm
4代目(現行モデル):2016年〜
マイルドハイブリッド車が追加されたことと、ボディサイズはほぼ同じサイズのまま重量を大幅に軽減されたことが特徴です。軽量化したことでガソリン車もマイルドハイブリッド車も発進や加速などの走行性能が高い車となりました。
また、2020年から標識認識機能や車線逸脱抑制機能などの安全装備が充実しています。
エンジンは、1.2L直列4気筒、最高出力67kW(91PS)
ボディサイズは、全長3,840mm×全幅1,695mm×全高1,500mm
※本記事は、2023年8月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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コンパクトカーが人気の理由
ここからは、コンパクトカーが人気を集める理由について解説していきます。1.運転のしやすさ
国内の道路は狭い道も多く、特に密集した住宅地では運転に不安を感じる方もいるでしょう。そんな時に小回りがきくコンパクトカーであれば通り抜けがしやすく運転時のストレスを軽減できます。また、コンパクトカーは小さいながら5人以上の乗車もできるため、普段の生活だけでなく家族と遠出をするときなど、様々な場面で活躍するでしょう。
2.車体価格がお得
コンパクトカーは高性能ながら価格を抑えたものが多く、その上広さや積載量が普通車と遜色のないものもあります。車本体の価格を抑えることで、オプションや自分好みのカスタマイズを予算内で行える可能性があります。最近では海外のメーカーも力を注いでいるため、外車に興味がある人もコンパクトカーであれば、ある程度リーズナブルに入手できるでしょう。
3.維持費がお得
コンパクトカーは車体が小さいため重量税も抑えられ、かつ排気量も小さいことから自動車税も安く済みます。さらに、近年は燃費の高さに着目した車種が多く出回っており、ハイブリッドモデルであれば街乗りでリッター20km以上走る車もあるので経済的です。
エコカー減税の対象車もあり、対象車だと車検時に払う重量税が減税や免税になる点も魅力のひとつです。
トヨタ カローラスポーツ

トヨタ カローラスポーツの特長
カローラスポーツの特長は、コンパクトカーでありながらスポーティーな走りが可能な点です。「車載通信機」も全車に搭載されており、カローラスポーツ以降のトヨタの新型車にはほぼ全てにこのサービスがついているため、コネクティッドカーの先駆けとなりました。
5ドアのハッチバックで車内空間も広く作られているため、キャンプや釣りなどのアウトドアでも活躍できます。
使用感や乗り心地の良さに加え、外見もスポーティーで人気の車です。
トヨタ カローラスポーツの中古車相場
カローラスポーツを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2018年式:114万円〜279万円
2019年式:150万円〜282万円
2020年式:155万円〜291万円
2021年式:140万円〜279万円
2022年式:流通量希少のため算出不可
トヨタ カローラスポーツの中古車は、現在中古車市場に900台以上が流通しています。
走行距離が短いものや車体状態がよい車が多く、ETCやドライブレコーダーなどの装備が付いた中古車もあります。
人気のボディカラー
カローラスポーツは下記の9色が設定されています。【単色】
・シルバーメタリック
・プラチナホワイトパールマイカ
・グレーメタリック
・アティチュードブラックマイカ
・ダークブルーマイカメタリック
・エモーショナルレッド
・オレンジマイカメタリック
【ツートーン】
・アティチュードブラックマイカ×プラチナホワイトパールマイカ
・アティチュードブラックマイカ×エモーショナルレッド
この中では、プラチナホワイトパールマイカとアティチュードブラックマイカが人気です。
スペック
・エンジンガソリン車が、2.0Lの直列気筒、最高出力125kW(170PS)
ハイブリッド車が、1.8Lの直列気筒、最高出力 103kW(140PS)
・ボディサイズ
全長4375mm×全幅1790mm×全高1460mm
歴代のトヨタ カローラスポーツ
カローラは50年以上前から存在し、現在では世界で5,000万台の販売を達成した車です。カローラの12代目として2018年にカローラスポーツは発売されます。このカローラスポーツにはアップグレードされた「トヨタセーフティーセンス」と「車載通信機」が標準装備されました。
2019年には一部に変更があり、色の追加と運転中のサスペンスの最適化が実施。
2022年にはマイナーチェンジ版が発売され、トヨタセーフティーセンスの機能が拡大しました。排気量も変更があり、排気量1.2Lが廃止されガソリン車は排気量が2.0Lになりました。
また、ドライブレコーダーやバックモニターが一部のグレードで標準装備され、バックモニターはオプションで録画ができます。
先代モデルとの比較
初代:2018年〜2022年カローラスポーツは、カローラの12代目として発売されました。装備はトヨタセーフティセンスと車載通信機を標準装備しています。
排気量1.2L車のエンジンには、ターボが搭載されており力強く走れます。排気量1.8L車のエンジンは、ハイブリッド仕様で燃費の良さと走行性能の高さを両立しています。
ガソリン車のエンジンは、直列4気筒DOHC1.2L、最高出力85kW(116ps)
ハイブリッド車のエンジンは、直列4気筒DOHC1.8L、最高出力72kw(98ps)
マイナーチェンジ版:2022年
主にエンジン部分が先代モデルと変わりました。ガソリン車では排気量が上がりより力強く走れるようになり、ハイブリッド車も出力が上がりました。
装備も一部のグレードにドライブレコーダーの標準化や「オレンジマイカメタリック」「ダークブルーマイカメタリック」の2色を追加するなどの変更点があります。
ガソリン車のエンジンは、直列4気筒2.0L直噴エンジン、最高出力125kW(170PS)
ハイブリッド車のエンジンは、直列4気筒1.8LDOHC、最高出力103kW(140PS)
トヨタ プリウス

トヨタ プリウスの特長
近年、国内外を問わずハイブリット車が数多く存在していますが、トヨタのプリウスは世界初の量産ハイブリットカーとして発売されました。発売当時から燃費の良さが特徴で、排ガスを減らすなど環境にもやさしい車です。常に最先端の技術やエンジンを改良し続けているため、現在でも多くの車の中でトップクラスの燃費の良さを誇っています。
静粛性にも優れており、運転中のエンジン音や振動が少ないことも特長のひとつです。
トヨタ プリウスの中古車相場
プリウス「ZVW50」を中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2016年式:90万円〜329万円
2017年式:101万円〜350万円
2018年式:111万円〜341万円
2019年式:142万円〜349万円
2020年式:133万円〜318万円
2021年式:158万円〜398万円
プリウス「ZVW50」の中古車は、現時点で中古車市場に2,000台以上流通しています。
新型のプリウスは2023年に発売されたため、まだ流通量が少ない傾向にあります。
人気のボディカラー
プリウスは下記の8色が設定されています。・プラチナホワイトパールマイカ
・アッシュ
・アティチュードブラックマイカ
・スーパーホワイトII
・マスタード
・ダークブルー
・エモーショナルレッドII
・シルバーメタリック
この中では、プラチナホワイトパールマイカとアティチュードブラックの人気が高い傾向にあります。
スペック
・エンジン2.0Lの直列4気筒、最高出力112kW(152PS)
・ボディサイズ
全長4,600mm×全幅1,780mm×全高1,430mm
歴代のトヨタ プリウス
1997年、プリウスは世界初の量産ハイブリッドカーとして登場。環境に配慮してCO2や排出ガスを抑えつつ、他のガソリン車と比較して2倍も燃費の良い車でした。2003年、2代目のプリウスが登場します。初代は4ドアの車体でしたが2代目は5ドアのハッチバックへ変わり、全体的にサイズが大きく変更。元々良かった燃費もさらに良くなり、「S-VSC」など当時の最先端技術を搭載していました。
2009年、3代目として登場した車種はエンジンやモーターなどの動力源が大きく進化しました。そして、高速道路の運転時やエアコン使用時でも燃費の高さを実現しました。
2015年、4代目に登場したプリウスは「TNGA」を導入することで熱効率を40%まで高めたエンジン「2ZR-FXE」を搭載。
2023年には5代目となる現行モデルのプリウスが登場しました。デザインが変わり、オプションだったトヨタセーフティーセンスが標準化、動力性能もアップ。トヨタとKINTOによるサブスクリプションサービスも開始します。
先代モデルとの比較
3代目:2009年〜2015年ハイブリッドシステムに改良した「THS II」を採用することで燃費性能を向上。運転時は標準の走行モードに加え「パワーモード」「エコドライブモード」「EVドライブモード」の3つを選べるようになりました。
機能面では、ソーラーパネルで発電した電力を利用して熱くなった車内を換気する「ソーラーベンチレーションシステム」、乗車前に車外からリモコンでエアコンを作動して車内の温度を下げる「リモートエアコンシステム」が装備されています。
エンジンは、1.8Lの水冷直列4気筒、最高出力73kW(99PS)
ボディサイズは、全長4,460mm×全幅1,745mm×全高1,490mm
4代目:2015年〜2022年
重心を下げるデザインへと変わり、カラーも「エモーショナルレッド」「サーモテクトライムグリーン」「スティールブロンドメタリック」の3色が追加されました。
従来のハイブリッドシステムである「THS II」を進化させたため、さらに低燃費な車へと仕上がりました。また、走行時の音や振動を減らすための工夫や、「非常時給電システム」などが搭載され居住性の高い車です。
エンジンは、1.8Lの水冷直列4気筒、最高出力72kW(92PS)
ボディサイズは、全長4,540mm×全幅1,760mm×全高1,470mm
5代目:2023年〜
4代目のプリウスよりもさらに低重心でスポーティーなデザインへ変更されました。
エンジンには「M20A-FXS」を搭載することで走行性と燃費の良さを両立。装備面では、「トヨタセーフティーセンス」「プリクラッシュセーフティー」などが標準装備されています。
エンジンは、2.0Lの直列4気筒、最高出力112kW(152PS)
ボディサイズは、全長4,600mm×全幅1,780mm×全高1,430mm
トヨタ アクア

トヨタ アクアの特長
アクアは、コンパクトカーでありながらハイブリット専用車であることが特長です。ハイブリット車としては値段がお手頃で、燃費もかなり良かったことから人気の車となりました。また、コンパクトで運転がしやすく積載量も多いため、便利で様々な場面で利用できる車です。
現行のモデルでは世界で初めてバイポーラ型ニッケル水素電池を使用し、低燃費で走行性能の高い車となりました。
トヨタ アクアの中古車相場
アクアを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2016年式:56万円〜188万円
2017年式:65万円〜210万円
2018年式:46万円〜226万円
2019年式:81万円〜235万円
2020年式:97万円〜235万円
2021年式:117万円〜308万円
アクアの中古車は、現時点で中古車市場に8000台以上流通しています。
非常に流通量が多いため、金額やグレード、走行距離を見て欲しいと思える中古車を見つけやすいでしょう。
車内の広さ
アクアは運転席の広さを十分に持たせながら、後方の席も膝まわりにゆとりのある広さになっています。頭上の高さも十分で乗り降りのしやすい設計になっており、座面が長いため快適に過ごせます。後部座席のリクライニング機能はありませんが、前に倒すことでフラットにできるため、ラゲッジスペースとの段差をなくす工夫をすると寝転がりながらの車中泊も可能です。
室内サイズは、室内長1,830mm×室内幅1,425mm×室内高1,190mmです。
税金などの維持費
アクアの目安となる維持費は下記のとおりです。自動車税:35,000円
自動車重量税(1年あたり):7,500円
自賠責保険(24ヶ月契約):21,550円
車検代(基本料):50,000円
トランク・ラゲッジルームの広さ
アクアのラゲッジルームは広く作られており、ハイブリッドコンパクトカーとしては積載性が非常に高い特長を持ちます。一般的なハイブリッドカーだと、大きなバッテリーによりラゲッジルームの積載量は少なくなりますが、アクアはシート下にバッテリーを設置することで、ラゲッジルーム内の積載量を多くしています。また、ハッチバック設計のため開口幅も広く、大きな荷物の積み込みも可能です。
後部座席を倒すことでさらに広くなりますが、後部座席とラゲッジルームの境界に段差ができるため完全なフラットにはなりません。しかし、デッキボードを使うことでフラットにでき、シートを倒していないときでもラゲッジルームを上段と下段に分けられるため使い勝手が良くなります。
ラゲッジルームの広さは、荷室長656mm×荷室幅1,153 mm×荷室高824mmです。
先代モデルとの比較
初代:2011年〜2021年2011年にハイブリッドコンパクトカーとして登場し、何度かマイナーチェンジや改良がされています。
バッテリーにニッケル水素電池を使用しており、排ガス循環システムなど最新技術が多く使われた車です。また、ガソリン燃料を使う車ではトップクラスの燃費の良さでした。
エンジンは、1.5L直列4気筒、最高出力54kW(74PS)
ボディサイズは、全長4,050mm×全幅1,695mm×全高1,455mm(2017年)
2代目(現行モデル):2021年〜
バッテリーにバイポーラ型ニッケル水素電池を世界で初めて採用した車です。そのため、初代アクアより2倍のバッテリー出力となり、発進や加速などの走行性がアップ。
装備面では最新の「トヨタセーフティーセンス」「非常時給電モード」が標準装備されています。
エンジンは、1.5Lの直列3気筒、最高出力67kW(91PS)
ボディサイズは、全長4,050mm×全幅1,695mm×全高1,485mm
トヨタ ヤリス

トヨタ ヤリスの特長
2020年まで日本では「ヴィッツ」という名前で販売されていましたが、新モデルの登場とともに欧州名のヤリスに統一されています。ヤリスは、燃費の良いコンパクトカーであり、走行性能も高くバランスの良さが特徴です。元々ガソリン車のみでしたが、2017年にハイブリッド車も登場したことでさらに燃費の良い車になりました。
ヴィッツからヤリスになったときに、スポーティーなデザインへと変更。使いやすいだけでなくデザインも人気な車です。
トヨタ ヤリスの中古車相場
ヤリスを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2020年式:91万円〜259万円
2021年式:98万〜268万円
2022年式:132万円〜279万円
ヤリスは、現時点で中古車市場に1800台以上流通しています
。
ヤリスが発売されてからまだ数年ですので走行距離が短いものが多く見られます。また、人気車であるため中古車の台数も多い傾向にあります。
車内の広さ
ヤリスの運転席は視界も広く確保されており運転のしやすい広さです。しかし、コンパクトで無駄のないフォルムをしているため、後部座席が狭くなっています。そのため、後部座席は膝まわりや頭上など少し狭めで圧迫感を感じるでしょう。
室内サイズは、室内長1,845mm×室内幅1,430mm×室内高1,190mmです。
税金などの維持費
ヤリス「G」の目安となる維持費は下記のとおりです。自動車税:35,000円
自動車重量税(1年あたり):5,000円
自賠責保険(24ヶ月):20,100円
車検代(基本料):50,000円
トランク・ラゲッジルームの広さ
ヤリスのラゲッジルームは、買い物など普段使いでは困らないほどの広さがあります。また、ハッチバック設計で横幅が広いため、大きな荷物を出し入れするのに便利です。ラゲッジスペースでは収まらない大きな荷物を積みたい場合は、後部座席を倒して積むことが可能です。シートを倒すと段差が生まれますがデッキボードを使用することでフラットにできます。
ラゲッジルームのサイズは、荷室長630mm×荷室幅1,153mm×荷室高831mmです。
先代モデルとの比較
3代目:2011年〜2020年3代目は2011年に登場。この時、排気量1.0Lと1.3L車が存在しました。排気量1.3L車にはアイドリングストップからエンジン再始動時の時間を減らす「Toyota Stop & Start System」を搭載し低燃費を実現しています。
2015年には改良が行われ、トヨタセーフティーセンスCが一部のグレードを除き標準装備されました。
2017年には排気量1.5Lのハイブリッド車が登場。
2018年にも改良され、昼間の歩行者への「衝突被害軽減ブレーキ」や「踏み間違い防止機構」などが設定されました。
1.3Lのエンジンは、直列4気筒、最高出力64kW(87PS)
ボディサイズは、全長3750mm×全幅1695mm×全高1520mm
4代目(現行モデル)2020年〜
4代目になり名前がヴィッツからヤリスへと変更されました。排気量は1.3Lが無くなり、直列4気筒から直列3気筒へと変更されています。
ほぼ全てのグレードでレーダークルーズコントロールを含んだ最新のトヨタセーフティーセンスを標準装備しています。また、オーディオディスプレイも標準装備され機能性も高くなりました。
1.5Lのエンジン車は、直列3気筒、最高出力88kW(120PS)
ボディサイズは、全長3940mm×全幅1695mm×全高1500mm
トヨタ パッソ

トヨタ パッソの特長
パッソは、軽自動車のようなサイズと可愛らしいデザインが特徴のコンパクトカーです。トヨタとダイハツが共同で開発したパッソは、コンパクトカーならではの便利さと特徴的なデザインで主に女性からの人気が高い車となりました。
また、低燃費で低価格の経済的な車で、小さくて運転をしやすいこともあり車免許を取り立ての初心者にもぴったりな車と言えます。
ボディカラーも豊富ですので、気に入った色を見つけやすいでしょう。
トヨタ パッソの中古車相場
パッソを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2016年式:45万円〜145万円
2017年式:54万円〜149万円
2018年式:50万円〜166万円
2019年式:70万円〜172万円
2020年式:76万円〜191万円
2021年式:78万円〜178万円
パッソは、現時点で中古車市場に3000台以上流通しています。年式が古いものほど走行距離が長い中古車が多いでしょう。
車内の広さ
パッソの車体はコンパトカーの中でも小さいですが、車内の広さは一般的なコンパクトカーとあまり変わりません。頭上なども窮屈すぎず、コンパクトカーとして十分な広さです。ただし、4人で乗るのであれば問題はありませんが、5人で乗るときに後部座席を3人で使用すると横幅が狭いため窮屈に感じるでしょう。
室内のサイズは、室内長1,975mm×室内幅1,420mm×室内高1,270mmです。
税金などの維持費
パッソの目安となる維持費は以下の通りです。自動車税:25,000円
自動車重量税(1年あたり):5,000円
自賠責保険:27,840円
車検代(基本料金):50,000円
トランク・ラゲッジルームの広さ
パッソのラゲッジルームは他のコンパクトカーと比べると少し狭さを感じます。しかし、小さい車体でも後部座席の居住性をよくするために、あえてラゲッジルームを狭くしています。そのため、大きな荷物や大量の荷物をラゲッジルームに積むことはできませんが、ちょっとした旅行や日常生活で使うものを積むには十分な広さがあります。
ラゲッジルームでは入り切らない荷物も後部座席を倒すことでスペースを確保でき、旅行やレジャーなどの場面でも必要な荷物を積めるでしょう。
ラゲッジルームのサイズは、荷室長505mm×荷室幅1,230mm×荷室高780mmです。
先代モデルとの比較
初代:2004年〜2010年初代パッソはトヨタとダイハツの共同開発によって2004年に発売されました。車体が小さく軽自動車並みの取り回しの良さと、丸みのあるデザインが女性から高い評価を得ます。
2006年にマイナーチェンジ版が発売されました。この時、カラーが3色追加され燃費も向上されました。
エンジンは、1.0L直列3気筒、最高出力71PS
ボディサイズは、全長3,595mm×全幅1,665mm×全高1,535mm
2代目:2010年〜2016年
2代目パッソは2010年に登場します。デザインは初代とあまり変わっていませんが、バックモニターや平均燃費の表示など機能が良くなりました。
車両安定システムや鞭打ちを軽減するヘッドレストなど、安全性の高い装備も備えています。
エンジンは、1.0L直列3気筒、最高出力51kW(69PS)
ボディサイズは、全長3,640mm×全幅1,665mm×全高1,535mm
3代目(現行モデル):2016〜
現行モデルは2016年に登場しました。大きなデザイン変更はありませんが、排気量1.3Lが廃止され1.0Lのみになったことが特徴です。
ガソリン車としてはトップクラスの燃費を誇り、スマートアシストIIなどの最新の装備を備えています。
エンジンは、1.0L直列3気筒、最高出力51kW(69PS)
ボディサイズは、全長3,650mm×全幅1,665mm×全高1,525mm
ダイハツ トール

ダイハツ トールの特長
トールは、コンパクトカーながら車内にはゆとりがあります。子育てをする人をターゲットにしており、日常生活と家族で出かけるときの両方に対応している車です。また、子供が安心して乗れるようにスマートアシストなどの安全装備が充実しています。
ファミリーカーではありますが、広い車内空間を生かしてアウトドアでも活躍する車です。
ダイハツ トールの中古車相場
トールを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2016年式:88万円〜152万円
2017年式:49万円〜198万円
2018年式:58万円〜176万円
2019年式:88万円〜198万円
2020年式:100万円〜217万円
トールは、現時点で中古車市場に1000台以上流通しています。
発売日が2016年11月のため、2016年式の中古車は他の年式より少ない傾向にあります。
人気のボディカラー
トールのボディカラーは、下記の11色が設定されています。【単色】
・パールホワイトIII
・レーザーブルークリスタルシャイン
・プラムブラウンクリスタルマイカ
・ターコイズブルーマイカメタリック
・ファイアークォーツレッドメタリック
・ブライトシルバーメタリック
・ブラックマイカメタリック
【ツートーン】
・ブラックマイカメタリック×パールホワイトIII
・ブラックマイカメタリック×レーザーブルークリスタルシャイン
・ブラックマイカメタリック×ファイアークォーツレッドメタリック
・ブラックマイカメタリック×ターコイズブルーマイカメタリック
この中だと、パールホワイトIIIとブラックマイカメタリックが人気です。
スペック
・エンジン1.0L直列3気筒DHOC 最高出力51kW(69PS)
・ボディサイズ
全長3,700mm×全幅1.670mm×全高1,735mm
歴代のダイハツ トール
2016年、トールは子育てをしている家庭向けに発売されました。エンジンは1.0Lで自然吸気仕様とターボ仕様の2種類があります。また、停車前アイドリングストップや走行時に空気抵抗を減らす設計で低燃費化されています。2018年、一部グレードのオプションである衝突回避システムの「スマートアシストII」が「スマートアシストIII」に変更。ボディカラーに「ファイアークォーツレッドメタリック」と「ブリリアントカッパークリスタルマイカ」が追加されました。
2020年、マイナーチェンジ版が発売されます。スマートアシストが全車標準装備となり、路側逸脱警報機能やふらつき警報、標識認識機能など最新の安全機能が搭載されました。
さらに、ドアのウェルカムオープン機能、ウェルカムドアロック機能がほぼ全てのグレードで標準装備されています。
先代モデルとの比較
初代(現行モデル):2016〜トールは2016年に発売されました。排気量は1.0Lですが自然吸気仕様とターボ仕様のどちらも実際の排気量より力強い走りをします。
装備面ではエマージェンシーシグナルやオートライトなど、2018年にスマートアシストIIIが標準装備されました。
コンパクトカーでありながらファミリーカーとしての側面もあるため、車内は広く作られており、安全性も高いことが特長です。
エンジンは、1.0L直列3気筒、最高出力51kW(69PS)
ボディサイズは、全長3,700mm×全幅1.670mm×全高1735mm
2代目:2023年後半予定〜
トールの2代目は2023年の後半に発売が予定されています。1.2Lのハイブリッドモデルや10.5インチの大型ディスプレイが採用される予定です。
また、ハイブリッドのエンジンは、直列3気筒+モーターで最大出力は82PSが予定されています。
スズキ スイフト

スズキ スイフトの特長
スイフトは、燃費や走行性能の良さと車体価格の安さが特徴のコンパクトカーです。初代から車体価格が他のコンパクトカーよりもかなり抑えられていたため、全国の交番や駐在所のパトカーとしても導入されました。世代が進むにつれて装備や安全機能を充実させつつ、走行性能にも力を注いでいます。
現行のモデルは見た目もスポーティーになり、低い価格でありながら見た目や性能が高いレベルでまとまった車と言えるでしょう。
スズキ スイフトの中古車相場
スイフトを中古で買う際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2017年式:66万円〜183万円
2018年式:68万円〜200万円
2019年式:81万円〜199万円
2020年式:93万円〜207万円
2021年式:80万円〜220万円
2022年式:113万円〜219万円
スイフトの中古車は、現時点で1500台以上が流通しています。
2017年式の中古車は、3代目と4代目のスイフトがあります。
人気のボディカラー
スズキ スイフトの標準カラーは下記の5種類が設定されています。【単色】
・ピュアホワイトパール
・スーパーブラックパール
・バーニングレッドパールメタリック
・スピーディーブルーメタリック
【ツートーン】
・フレイムオレンジパールメタリック×ブラック
この中では、ピュアホワイトパールとスーパーブラックパールが人気です。
スペック
・エンジン1.2L直列4気筒 最高出力67kW(91PS)
・ボディサイズ
全長3,840mm×全幅1,695mm×全高1,500mm
歴代のスズキ スイフト
2000年、クロスSUV風のコンパクトカーとしてスイフトが発売されます。エンジンは、VVTを採用し直列4気筒の排気量が1.3L、3つのグレードがあり全て4速ATのガソリン車で登場しました。2004年、2代目のスイフトが発売されます。排気量は1.3Lに加え1.5Lが登場し、盗難防止システムのイモビライザーが全車に標準装備されました。プラットフォームやサスペンションの改良により走行性の高まった車です。
2007年、マイナーチェンジ版が発売され、無段変速機を搭載したモデルが登場。グレードやカラーのラインナップが変更されました。
2010年、3代目のスイフトが登場します。エンジンは1.3L直列4気筒が廃止され、VVTを採用した1.2L直列4気筒になりました。
2016年、4代目のスイフトが登場します。マイルドハイブリッド車である「HYBRID ML」「HYBRID RS」のグレードが発売されました。さらに先代と比べて120kgの軽量化がされています。
先代モデルとの比較
3代目:2010年〜2017年先代のエンジンを改良し燃費を良くしつつ、サスペンションやプッラットホームを見直すことで走行性能がアップしました。
外見はほとんど変わっていませんが、装備面ではキーレスのプッシュスタートやマルチインフォメーションディスプレイなどを搭載しています。
エンジンは、1.2L直列4気筒、最高出力67kW(91PS)
ボディサイズは、全長3,850mm×全幅1,695mm×全高1,510mm
4代目(現行モデル):2016年〜
マイルドハイブリッド車が追加されたことと、ボディサイズはほぼ同じサイズのまま重量を大幅に軽減されたことが特徴です。軽量化したことでガソリン車もマイルドハイブリッド車も発進や加速などの走行性能が高い車となりました。
また、2020年から標識認識機能や車線逸脱抑制機能などの安全装備が充実しています。
エンジンは、1.2L直列4気筒、最高出力67kW(91PS)
ボディサイズは、全長3,840mm×全幅1,695mm×全高1,500mm
※本記事は、2023年8月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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