中古車購入チェックポイント
更新日:2023.09.03 / 掲載日:2023.09.03
【2023年版】コンパクトカーの性能比較とおすすめモデルランキング
コンパクトカーは人気のカテゴリーで、自動車各メーカーから多くの車種が販売されています。
もしコンパクトカーを中古で購入する場合、エンジンや装備、安全面など性能を比較して後悔のない選択をすることが重要です。
今回は、コンパクトカーのおすすめモデル7車種を性能の観点から比較して紹介します。ぜひ愛車選びにお役立てください。
ここからは、コンパクトカーが人気の理由を4つ紹介します。
また、自動車税や車検時の自動車重量税も排気量の大きい車に比べて抑えられます。ハイブリッド車になるとより税金が低くなります。これも毎年のこととなると大型車に比べ維持費も大きく違ってくるでしょう。
また、衝突被害軽減ブレーキなど現代に必要不可欠な先進機能を標準装備するメーカーが多い点も特徴的です。

初代は、ボディ構造に特殊な二重サンドイッチ構造を使用していましたが、2010年フルモデルチェンジし、MFAプラットフォームへと進化させました。その結果、車高が低くなり、伝統的なセダンにスポーティさも織り交ぜたフォルムとなり、幅広いユーザーに人気です。
現行車は、対話型インフォテインメントシステム「MBUX」、衝突回避支援システム「スマートアシストIII」を搭載したことが特徴です。
<年代・予算目安>
2017年式:89万円~275万円
2018年式:108万円~428万円
2019年式:237万円~358万円
2020年式:188万円~391万円
2021年式:288万円~391万円
2022年式:317万円~448万円
メルセデス・ベンツAクラス「A180」は、現時点で中古車市場に580台以上が流通しています。人気車種なので、全体的に車両状態が良いものが多くみられます。
・コスモスブラック(M)
・デジタルホワイト(M)
・ポーラホワイト(S)
・イリジウムシルバー(M)
・マウンテングレー(M)
・デニムブルー(M)
・サンイエロー(S)(ハッチバッグタイプのみ)
この中では、ポーラホワイト(S)、コスモスブラック(M)が人気です。
※(S)とはソリッドペイントを意味し、(M)とはメタリックペイントを意味します。
・ボディサイズ:全長4430mm×全幅1800mm×全高1440mm
サンドイッチ構造といわれる二重のフロア構造が特色となっています。二重のフロア構造により、運転者が広い視野を確保できるようになりました。
日本で、1998年に1.6L直列4気筒エンジン搭載「A160」が販売されました。日本では右ハンドル仕様のみの販売です。
2代目は、2004年にフルモデルチェンジがされ、日本には翌年に登場。初代と比較して全長が長くなり、ベンツ初のCVT(オートトロニック)搭載車です。
2012年に3代目が発売。サンドイッチ構造からMFAプラットフォームへ進化。ボディサイズがCセグメント級になるとともに全高が低くなりスポーティなフォルムとなっています。
2004年にフルモデルチェンジ。サスペンションを改良し、快適な乗り心地を追求しました。
また、パワーステアリングが電動式となり、ハンドルの操作性を高めました。 2L車はすべて廃止され、A170はA180へと変更されました。
3代目(2012年~2018年)
FFを継続しながらも、サンドイッチ構造をやめ、MFAプラットフォームとなりました。そのため、全高が低くなりよりスポーティな外観となりました。
4代目(2018年~)
インフォメーションシステムMBUSによりAIによる音声認識が可能になりました。車内の温度調整やナビ設定などが音声でコントロールできます。

40年の歴史を持ち、機能的なデザイン、頑丈なボディ、高い走行機能で世界での歴代販売台数2位という人気を誇ります。
安定した操作性、長時間の運転にも耐える運転のしやすさに日本のファンも多いのです。
<年式・予算目安>
2017年式:97万円~198万円
2018年式:107万円~298万円
2019年式:149万円~258万円
2020年式:168万円~309万円
2021年式:219万円~395万円
2022年式:265万円~428万円
フォルクスワーゲン ゴルフの中古車は、現在981台以上が流通しています。販売台数が多い人気機種なので、状態の良い中古車が多くあります。
・ドルフィングレー・メタリック
・ライムイエロー・メタリック
・アトランティックブルー・メタリック
・ピュアホワイト
・キングズレッド・メタリック
・ムーンストーングレー
・ディープブラックパールエフェクト
・オリックスホワイトマザーオブパールエフェクト
一番人気のカラーがピュアホワイトで、次にディープブラックパールエフェクトが人気です。
・ボディサイズ:全長4295mm×全幅1790mm×全高1465~1790mm
翌年の1975年にはスポーツモデルである「GTI」が発表され、最高出力110PSで人気を博しますが、日本には正規輸入されませんでした。
1983年に初のフルモデルチェンジを行います。その際、ゴルフの装備や快適性が高められ、この代から日本にGTIの正規輸入が始まります。
あわせて4W「ゴルフシンクロ」クロスオーバーSVU「ゴルフカントリー」も追加されました。
1991年に再びフルモデルチェンジされ、ゴルフ初のワゴンも登場します。
1997年に4代目が登場。品質が格段に向上し、全幅は1700mm越えとなりました。
2003年に発売された5代目ゴルフは、「GTI」「GI」に大型の「ワッペングリル」が採用されました。
2012年に発売された7代目では全長が大きくなったものの全高は低くよりスポーティなデザインとなり、エンジンなどの主要機構もさらに高機能なものとなりました。
2019年8代目が発売され、マイルドハイブリットシステムである「eTSI」を採用。その結果、電動化、インテリジェントが格段に進化しました。
プラットフォームは先代と同じです。フロント部分と内装に変更がありました。
7代目(2012年~2020年)
次世代モジュールプラットフォーム「MQB」を初めて導入。車全体で100kg軽量化し、よりスポーティな外観を実現しました。
また、気筒休止システムにより、燃費が格段に向上しました。
8代目(2019年~)
マイルドハイブリッドシステム「eTSI」を採用。スムースな発進加速を実現させるなど高い走行性能が認められます。
また、最新のデジタルディスプレイや装備が装着され、同一車線内全車速運転支援システムでは、前車との一定距離を保つなど安全先進機能が著しく進歩しています。

初代と2代目は走行性能を保つためにFR(フロントエンジン・リアドライブ)を採用していましたが、3代目はFF(フロントエンジン・フロントドライブ)で開発されました。そのため、室内や後部座席スペースが広くとれるようになった点が特徴的です。
また、ドライビングアシスト機能、リバース・アシスト機能など安全面と走行面でも高い満足感を得られます。
<年式・予算目安>
2018年式:119万円~218万円
2019年式:170万円~335万円
2020年式:180万円~398万円
2021年式:285万円~438万円
2022年式:278万円~455万円
2023年式:315万円~508万円
BMW 1シリーズの中古車は、現在1158台以上が流通しています。販売台数が多い人気の車種です。
なお、購入を検討する際のポイントとして価格と物件数の観点では2代目が狙い目です。
・アルピンホワイト(M)
・メディテラニアンブルー(M)
・ミネラルグレー(M)
・ブラックサファイア(M)
・ストームベイ(M)
その他に、特定車の専用色として以下の2色があります。
・ミネラルホワイト(M)
・ミサノブルー(M)
人気色は、アルピンホワイトで、全体の中で30%以上の支持率を誇ります。実際にアルピンホワイトは、BMW全体のなかでも圧倒的に人気があります。
・エンジン:5.0L直列4気筒DOHCターボ、最高出力136㎰
・ボディサイズ:全長4335mm×全幅1800mm×全高1465mm
初代、2代目は走行性能を追求しフロントアスクルとリアアスクルへの荷重の均等配分のためFRを採用しました。
他社が圧倒的にFFを採用している中、FRを選択したことでハンドリングにこだわる希少なコンパクトカーというポジションを確立しました。
はじめは5ドアのみでE87型。「118i」「116i」「120i」などが発売されました。
2007年、「120i」「118i」に新開発した直列4気筒エンジンが搭載されました。 クーペ、ガブリオレもBMW 1シリーズに登場しましたが、のちに後継モデルがBMW2シリーズに移行しています。
3代目は、駆動形式をFRからFFへモデル変更し、居住性と走行性がグレードアップしています。
BMW 1シリーズは、駆動方式にFFを採用しているため、後部座席は比較的狭くなります。中古市場での流通台数は少ないでしょう。
2代目(2011年~2019年)
2015年には「118i」のエンジンが新開発の3気筒エンジンに切り替えられ、2016年にはディーゼルエンジン搭載「118i」が追加されています。
2017年には、日本仕様がマイナーチェンジ。内装がモダンになり、フロントのライトなどの形が大幅に変更されました。
3代目(2019年~)
シリーズで初めてFF方式を採用。居住性が高まるとともに、新開発「FAAR」を採用したため高次元の運動性能を実現させています。

日本国内で販売されてきた「ヴィッツ」の海外での車名が「ヤリス」でしたが、新型の発売から名称が世界的に統一されています。
新プラットフォーム「TNGA」を採用し、優れた操縦性を持っています。また、直列3気筒1.5Lダイナミックフォースエンジンの採用により重心が15mm下げられ、コーナーでの安定した走行や扱いやすさを実現しました。
<年式・予算目安>
2020年式:175万円~272万円
2021年式:141万円〜300万円
2022年式:177万円~320万円
2023年式:120万円~330万円
トヨタ ヤリスは中古車市場に約6689台流通しています。人気車種なので現行モデルも多数流通しています。なお、性能を考えると2022年式ガソリン車も狙い目と言えるでしょう。
安全装置「トヨタセーフティセンス」は全グレードで標準装備されていて、衝突、歩行者との接触を防ぐための対策がなされています。
ボディカラーは、モノトーン10色、ツートーン4色から選択できます。
「G」グレード以上になると、スマートエントリー&スタートシステム、ナビ・オーディオのディスプレイが大型の8インチ、バックガイドモニターなどが搭載されます。
・エンジン:M15A-FXE型1490cc直列3気筒DOHC
・ボディサイズ:全長4180mm×全幅1765mm×全高1590mm
重量税:10,000円(小型自動車の区分)(エコカー減税対象車)
自賠責保険料:27,840円
印紙代:2,200円
合計:40,000円
その他に車検業者への基本料金が20,000~100,000円
場合によっては、エンジンオイル交換2,000~4,000円、バッテリー交換10,000~30,000円がかかります。
他のグレードの法定費用分を見ていきましょう。
「G4WD」は、初年度・2回目以降ともに44,600円
「ハイブリッドG」は、初年度29,600円、2回目以降44,600円
「ハイブリッドG 4WD」は、初年度・2回目以降ともに44,600円
ヤリスの「Z」グレードに標準装備されているアジャスタブルデッキボードを使用すると、荷物を2段にして収納することが可能です。また、ボードは自立式のため下段への荷物の収納も容易です。
普段の買物の積み込みはもちろん、レジャー時の荷物の積み込みも十分対応できるでしょう。
また、後部座席を倒すとスペースが広がり、ゴルフバッグなどの大きな荷物の積み込みも可能となります。家族のお出かけはもちろん、アウトドア用品の積み込みも対応可能です。

日産の「マーチ」「キューブ」などに続いて発売されましたが、現在の発売はノートと、上位機種の「ノートオーラ」のみとなっています。
2020年に3代目が登場し、e-power専用車種となっています。また、ノートの魅力は高い走行性能とスタイリッシュなデザインにあると言えるでしょう。
<年式・予算目安>
2018年式:70万円~160万円
2019年式:79万円~190万円
2020年式:90万円~219万円
2021年式:150万円~260万円
2022年式:180万円~276万円
2023年式:176万円~309万円
日産ノートの中古車市場での販売数は6689台です。先行モデルの2020年式が車両数も多く、狙い目といえます。
なお、中古車市場において現行では販売されていないガソリン車も見つけることができたり、e-power車も130万円から探すことができたりする点が魅力的です。
また、「X」の4WD車である「XFOUR」は、寒冷地仕様が標準装備されており、必要とする地域では欠かせないでしょう。
現行のノートでは、「360°セーフティサポート」を採用。全方向への安全性能を高めました。また、前席のエアバッグだけでなく運転席のニーエアバッグ、前席のサイドエアバッグとカーテンエアバッグを全車に標準装備。衝突安全性も確保しています。
・ボディサイズ:全長4,045mm×全幅1,695mm×全高1505~1,520mm
重量税:15,000円(小型自動車の区分)
自賠責保険料:20,010円
印紙代:2,200円
合計:37,210円
その他に車検業者への基本料金が20,000~100,000円、場合によってはエンジンオイル交換2,000~4,000円、バッテリー交換10,000~30,000円がかかります。
奥行620mm×幅950mm×高さ820mm
お買物はもちろん、ベビーカーもOKです。レジャーの時も不便さは感じないでしょう。

4代目は、ガソリンエンジンだけでなくハイブリットの「e:HEV」の選択も可能。基本的にモーターで走りますが、走行用モーターに電力を供給し、EVカーと同様に走行可能な点も特長のひとつです。
<年式・予算目安>
2018年式:99万円~188万円
2019年式:100万円~169万円
2020年式:105万円~198万円
2021年式:115万円~200万円
2022年式:140万円~246万円
2023年式:140万円~270万円
2013年発売の旧タイプ、2020年発売の現行タイプどちらも人気があり台数も多く出回っています。
・プレミアムサンライトホワイト・パール
・プレミアムクリスタルレッド・メタリック
・プラチナホワイト・パール
・ルナシルバー・メタリック
・メテオロイドグレー・メタリック
・エアーライトブルー・メタリック
・ミッドナイトブルービーム・メタリック
・クリスタルブラック・パール
・サーフブルー
・プレミアムグラマラスブロンズ・パール
・ローズゴールド・メタリック
・プレミアムサンライトホワイト・パール&ブラック
・プレミアムクリスタルレッド・メタリック&ブラック
・プラチナホワイト・パール&ブラック
・ルナシルバー・メタリック&ブラック
・メテオロイドグレー・メタリック&ブラック
・サーフブルー&ブラック
・プレミアムサンライトホワイト・パール&オレンジ
・プラチナホワイト・パール&オレンジ
・ルナシルバー・メタリック&オレンジ
・メテオロイドグレー・メタリック&オレンジ
・クリスタルブラック・パール&オレンジ
人気色は、プレミアムサンライトホワイト・パール(オプションカラー)です。
・ボディサイズ:全長3,995~4,095mm×全幅1,695~1,725mm×全高1,515~1,570mm
低燃費でコストパフォーマンスが良いことが高評価を受け、当時人気があった「カローラ」を上回る売り上げとなりました。
2007年には2代目が発売されます。2代目は新開発の「i-VTEC」を採用し、走行出力を大幅に上げることに成功しています。
2013年には3代目が発売されます。デザインコンセプトを「EXCITING H DESIGN!!」として、ホンダ最量販車を目標として掲げ開発されたのです。なお、3代目ではエンジンをDHOCに切り替え、走行性能が格段に向上しました。
2018年のマイナーチェンジでは、「スマートアシストIII」に変更するとともに、排出ガス基準50%低減レベル認定も取得し、安全や環境に配慮する姿勢を強化します。
2020年には4代目が登場。グレートは中心グレードの「HOME」など5種類に置き換えられました。
ホンダ フィットは2007年にフルモデルチェンジし、「センタータンクレイアウト」による広々とした室内空間を実現しました。
3代目(2013年~2020年)
パワートレインや車体を新設計にしてボディサイズもより大きくなり、空間の快適性と走行の安全性が高まりました。インテリアもコックピット間のあるものへと進化しました。
4代目(2020年~)
パワートレインはガソリンとハイブリットの2種類の構成は保たれ、ガソリンモデルは1.3Lに統一されました。
ボディデザインもシンプルなものへと回帰し、2モーター方式の「e:HEV」へ置き換えられ、名称も「フィット e:HEV」へと変更されました。

ハッチバックの5人乗りコンパクトカーですが、数あるコンパクトカーの中でも小型と言われています。しかし、その車内は広く居住性は高く保たれています。
また、トップクラスの低燃費車であり、最小回転半径が4.6mと軽自動車並みに小回りがきく点も見逃せません。
さらに、ボディカラーの展開も多く、初めて車を買う層や女性にも人気です。
<年式・予算目安>
2018年式:74万円~140万円
2019年式:70万円~124万円
2020年式:84万円~132万円
2021年式:80万円~145万円
2022年式:100万円~168万円
2023年式:110万円~190万円
トヨタ パッソは、中古市場に約3136台が出回っています。コンパクトで女性に人気のデザインです。標準グレードの「X」を選ぶとお得感のある購入ができるでしょう。
・ホワイト
・ターコイズブルーマイカメタリック
・ダークエメラルドマイカ
・ファイアークォーツレッドメタリック
・ブライトシルバーメタリック
・パウダリーベージュメタリック
・ブラックマイカメタリック
・プラムブラウンクリスタルマイカ
・パールホワイトIII
・ジューシーピンクメタリック
・ブラックマイカメタリック×ダークエメラルドマイカ
・ブラックマイカメタリック×ファイアークォーツレッドメタリック
・ブラックマイカメタリック×パウダリーベージュメタリック
・ブラックマイカメタリック×パールホワイトIII
・ホワイト×ジューシーピンクメタリック
この中で人気なのは、ブライトシルバーメタリックです。法人に人気の車種であることも理由のひとつです。
・ボディサイズ:全長3,650~3,680mm×全幅1,665mm×全高1,525mm
2004年に初代が発売されて以来、モデルチェンジを行いユーザーのニーズを満たし続けています。なお、初代から車内を広めにとり、収納場所も考えられているなど初めから女性ユーザーを意識した作りです。
2010年に初めてのフルモデルチェンジを行いました。女性スタッフが中心となって開発にあたり、視野を広くして収納もより使い勝手がよくなっています。
グレードは上位の「G」と、スタンダードの「X」の2種類になりました。また、トヨタの中でも特に安全性能が高く、低燃費を実現させています。
2016年に2回目のフルモデルチェンジ。前回までとは異なり、ダイハツの単独での開発によるOEM供給モデルです。駆動方式は前回同様FFと4WDが設定され、1.0L車のみに1本化されました。
グレード体系はノーマルモデルの「X」に集約し、新グレードの「MODA」を発売。運転性能、安全性能もより配慮されました。
エンジンは、1,000ccで直列3気筒、1,300ccで直列4気筒が使用され、フルタイム4WD車もあるのが特徴です。
トヨタ パッソのスマートエントリーにはダイハツが開発した「キーフリーシステム」が搭載されました。
2代目(2010年~2016年)
プラットフォームが一新され、より軽量化、安定した走行性を実現しています。 全車に横滑りを防ぐVSC&TRCや、緊急ブレーキシグナルを標準装備。より女性目線の車内の改良が加えられ、居住性が良好になっています。
3代目(2016年~)
フルモデルチェンジにより、1L直列3気筒に1本化され、2WDと4WDのどちらも低燃費を実現させています。また、衝突回避支援システム「スマートアシストII」も搭載され、より安全性を高めています。
※本記事は、2023年8月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
もしコンパクトカーを中古で購入する場合、エンジンや装備、安全面など性能を比較して後悔のない選択をすることが重要です。
今回は、コンパクトカーのおすすめモデル7車種を性能の観点から比較して紹介します。ぜひ愛車選びにお役立てください。
コンパクトカーが人気の理由
コンパクトカーの人気は高く、中古車市場でも多くの車種が流通しています。また、国産車だけでなく海外の高級メーカーでの車種が多くなっていることも特徴的です。ここからは、コンパクトカーが人気の理由を4つ紹介します。
1.移動がスムーズ
コンパクトカーは、一般的に全長4,400mm級未満の小型車のことをいいます。そのため、小回りが利き都市部の狭い道でも安心して運転ができます。2.リーズナブルな価格
コンパクトカーは、大型車に比べ価格が抑えられます。また市場での人気が高いため毎年多くの車種が販売され、中古車市場にも多く出回っており購入しやすいことも強みです。3.燃費が良く、維持費が抑えられる
コンパクトカーは大型車と比べて燃費が良いところも特徴です。近年はハイブリッドシステムを搭載し優れた燃費性を実現した車種も多くなっています。ガソリン代が急騰している現在、維持費を押さえられることは魅力的です。また、自動車税や車検時の自動車重量税も排気量の大きい車に比べて抑えられます。ハイブリッド車になるとより税金が低くなります。これも毎年のこととなると大型車に比べ維持費も大きく違ってくるでしょう。
4.快適な内装と装備
最近のコンパクトカーは室内の広さや装備にもこだわっている車種が増えています。高級メーカーのコンパクトカーはデザイン性にも優れ、こだわりのあるユーザーをも満足させています。また、衝突被害軽減ブレーキなど現代に必要不可欠な先進機能を標準装備するメーカーが多い点も特徴的です。
メルセデス・ベンツ Aクラス

メルセデス・ベンツ Aクラスの特長
Aクラスは、メルセデスベンツの中で最も小型な5ドアハッチバックで、プレミアムコンパクトカーとしてリーズナブルな価格です。初代は、ボディ構造に特殊な二重サンドイッチ構造を使用していましたが、2010年フルモデルチェンジし、MFAプラットフォームへと進化させました。その結果、車高が低くなり、伝統的なセダンにスポーティさも織り交ぜたフォルムとなり、幅広いユーザーに人気です。
現行車は、対話型インフォテインメントシステム「MBUX」、衝突回避支援システム「スマートアシストIII」を搭載したことが特徴です。
メルセデス・ベンツ Aクラス中古車相場
メルセデス・ベンツAクラス「A180」を中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年代・予算目安>
2017年式:89万円~275万円
2018年式:108万円~428万円
2019年式:237万円~358万円
2020年式:188万円~391万円
2021年式:288万円~391万円
2022年式:317万円~448万円
メルセデス・ベンツAクラス「A180」は、現時点で中古車市場に580台以上が流通しています。人気車種なので、全体的に車両状態が良いものが多くみられます。
人気のボディカラー
メルセデス・ベンツAクラスのボディカラーは下記の7色が設定されています。・コスモスブラック(M)
・デジタルホワイト(M)
・ポーラホワイト(S)
・イリジウムシルバー(M)
・マウンテングレー(M)
・デニムブルー(M)
・サンイエロー(S)(ハッチバッグタイプのみ)
この中では、ポーラホワイト(S)、コスモスブラック(M)が人気です。
※(S)とはソリッドペイントを意味し、(M)とはメタリックペイントを意味します。
スペック
・エンジン:1.4L直列4気筒DOHCターボ、最高出力136ps・ボディサイズ:全長4430mm×全幅1800mm×全高1440mm
歴代のメルセデス・ベンツ Aクラス
Aクラスの初代は、1997年に登場。もともと蓄電池や燃料電池を動力源とした電気自動車として開発されました。しかし、結局うまくいかず、ベンツ初のFF乗用車として販売されたのです。サンドイッチ構造といわれる二重のフロア構造が特色となっています。二重のフロア構造により、運転者が広い視野を確保できるようになりました。
日本で、1998年に1.6L直列4気筒エンジン搭載「A160」が販売されました。日本では右ハンドル仕様のみの販売です。
2代目は、2004年にフルモデルチェンジがされ、日本には翌年に登場。初代と比較して全長が長くなり、ベンツ初のCVT(オートトロニック)搭載車です。
2012年に3代目が発売。サンドイッチ構造からMFAプラットフォームへ進化。ボディサイズがCセグメント級になるとともに全高が低くなりスポーティなフォルムとなっています。
先代モデルとの比較
2代目(2004年~2013年)2004年にフルモデルチェンジ。サスペンションを改良し、快適な乗り心地を追求しました。
また、パワーステアリングが電動式となり、ハンドルの操作性を高めました。 2L車はすべて廃止され、A170はA180へと変更されました。
3代目(2012年~2018年)
FFを継続しながらも、サンドイッチ構造をやめ、MFAプラットフォームとなりました。そのため、全高が低くなりよりスポーティな外観となりました。
4代目(2018年~)
インフォメーションシステムMBUSによりAIによる音声認識が可能になりました。車内の温度調整やナビ設定などが音声でコントロールできます。
フォルクスワーゲン ゴルフ

フォルクスワーゲン ゴルフの特長
フォルクスワーゲン ゴルフは、ドイツの自動車メーカーフォルクスワーゲンが製造販売するハッチバック車です。40年の歴史を持ち、機能的なデザイン、頑丈なボディ、高い走行機能で世界での歴代販売台数2位という人気を誇ります。
安定した操作性、長時間の運転にも耐える運転のしやすさに日本のファンも多いのです。
フォルクスワーゲン ゴルフの中古車相場
フォルクスワーゲン ゴルフを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式・予算目安>
2017年式:97万円~198万円
2018年式:107万円~298万円
2019年式:149万円~258万円
2020年式:168万円~309万円
2021年式:219万円~395万円
2022年式:265万円~428万円
フォルクスワーゲン ゴルフの中古車は、現在981台以上が流通しています。販売台数が多い人気機種なので、状態の良い中古車が多くあります。
人気のボディカラー
フォルクスワーゲン ゴルフのカラーは、次の8色が設定されています。・ドルフィングレー・メタリック
・ライムイエロー・メタリック
・アトランティックブルー・メタリック
・ピュアホワイト
・キングズレッド・メタリック
・ムーンストーングレー
・ディープブラックパールエフェクト
・オリックスホワイトマザーオブパールエフェクト
一番人気のカラーがピュアホワイトで、次にディープブラックパールエフェクトが人気です。
スペック
・エンジン:1.2L直列4気筒DOHCターボ、最高出力136ps・ボディサイズ:全長4295mm×全幅1790mm×全高1465~1790mm
歴代のフォルクスワーゲン ゴルフ
フォルクスワーゲン ゴルフは1974年に誕生し、翌年日本で発売されました。クラシックなフォルムとコンパクトなサイズが特徴で、当時は話題の車として広く知られました。翌年の1975年にはスポーツモデルである「GTI」が発表され、最高出力110PSで人気を博しますが、日本には正規輸入されませんでした。
1983年に初のフルモデルチェンジを行います。その際、ゴルフの装備や快適性が高められ、この代から日本にGTIの正規輸入が始まります。
あわせて4W「ゴルフシンクロ」クロスオーバーSVU「ゴルフカントリー」も追加されました。
1991年に再びフルモデルチェンジされ、ゴルフ初のワゴンも登場します。
1997年に4代目が登場。品質が格段に向上し、全幅は1700mm越えとなりました。
2003年に発売された5代目ゴルフは、「GTI」「GI」に大型の「ワッペングリル」が採用されました。
2012年に発売された7代目では全長が大きくなったものの全高は低くよりスポーティなデザインとなり、エンジンなどの主要機構もさらに高機能なものとなりました。
2019年8代目が発売され、マイルドハイブリットシステムである「eTSI」を採用。その結果、電動化、インテリジェントが格段に進化しました。
先代モデルとの比較
6代目(2008年~2012年)プラットフォームは先代と同じです。フロント部分と内装に変更がありました。
7代目(2012年~2020年)
次世代モジュールプラットフォーム「MQB」を初めて導入。車全体で100kg軽量化し、よりスポーティな外観を実現しました。
また、気筒休止システムにより、燃費が格段に向上しました。
8代目(2019年~)
マイルドハイブリッドシステム「eTSI」を採用。スムースな発進加速を実現させるなど高い走行性能が認められます。
また、最新のデジタルディスプレイや装備が装着され、同一車線内全車速運転支援システムでは、前車との一定距離を保つなど安全先進機能が著しく進歩しています。
BMW 1シリーズ

BMW 1シリーズの特長
1シリーズはドイツの自動車メーカーBMWが製造販売する中でもスポーティで洗練されたエクステリアが特徴。BMWで最もコンパクトなモデルとして知られています。初代と2代目は走行性能を保つためにFR(フロントエンジン・リアドライブ)を採用していましたが、3代目はFF(フロントエンジン・フロントドライブ)で開発されました。そのため、室内や後部座席スペースが広くとれるようになった点が特徴的です。
また、ドライビングアシスト機能、リバース・アシスト機能など安全面と走行面でも高い満足感を得られます。
BMW 1シリーズの中古車相場
BMW 1シリーズを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式・予算目安>
2018年式:119万円~218万円
2019年式:170万円~335万円
2020年式:180万円~398万円
2021年式:285万円~438万円
2022年式:278万円~455万円
2023年式:315万円~508万円
BMW 1シリーズの中古車は、現在1158台以上が流通しています。販売台数が多い人気の車種です。
なお、購入を検討する際のポイントとして価格と物件数の観点では2代目が狙い目です。
人気のボディカラー
BMW 1シリーズのボディカラーは、次の5色が設定されています。・アルピンホワイト(M)
・メディテラニアンブルー(M)
・ミネラルグレー(M)
・ブラックサファイア(M)
・ストームベイ(M)
その他に、特定車の専用色として以下の2色があります。
・ミネラルホワイト(M)
・ミサノブルー(M)
人気色は、アルピンホワイトで、全体の中で30%以上の支持率を誇ります。実際にアルピンホワイトは、BMW全体のなかでも圧倒的に人気があります。
スペック
BMW 1シリーズ「118i」の場合・エンジン:5.0L直列4気筒DOHCターボ、最高出力136㎰
・ボディサイズ:全長4335mm×全幅1800mm×全高1465mm
歴代のBMW 1シリーズ
BMW 1シリーズは、Cセグメントに属するコンパクトカーとして登場。BMWのエントリーモデルとなります。初代、2代目は走行性能を追求しフロントアスクルとリアアスクルへの荷重の均等配分のためFRを採用しました。
他社が圧倒的にFFを採用している中、FRを選択したことでハンドリングにこだわる希少なコンパクトカーというポジションを確立しました。
はじめは5ドアのみでE87型。「118i」「116i」「120i」などが発売されました。
2007年、「120i」「118i」に新開発した直列4気筒エンジンが搭載されました。 クーペ、ガブリオレもBMW 1シリーズに登場しましたが、のちに後継モデルがBMW2シリーズに移行しています。
3代目は、駆動形式をFRからFFへモデル変更し、居住性と走行性がグレードアップしています。
先代モデルとの比較
初代(2004年~2011年)BMW 1シリーズは、駆動方式にFFを採用しているため、後部座席は比較的狭くなります。中古市場での流通台数は少ないでしょう。
2代目(2011年~2019年)
2015年には「118i」のエンジンが新開発の3気筒エンジンに切り替えられ、2016年にはディーゼルエンジン搭載「118i」が追加されています。
2017年には、日本仕様がマイナーチェンジ。内装がモダンになり、フロントのライトなどの形が大幅に変更されました。
3代目(2019年~)
シリーズで初めてFF方式を採用。居住性が高まるとともに、新開発「FAAR」を採用したため高次元の運動性能を実現させています。
トヨタ ヤリス

トヨタ ヤリスの特長
トヨタ ヤリスは低燃費低価格でありながら高い実用性を持つ、Bセグメントのコンパクトカーです。日本国内で販売されてきた「ヴィッツ」の海外での車名が「ヤリス」でしたが、新型の発売から名称が世界的に統一されています。
新プラットフォーム「TNGA」を採用し、優れた操縦性を持っています。また、直列3気筒1.5Lダイナミックフォースエンジンの採用により重心が15mm下げられ、コーナーでの安定した走行や扱いやすさを実現しました。
トヨタ ヤリスの中古車相場
トヨタ ヤリスクロスを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式・予算目安>
2020年式:175万円~272万円
2021年式:141万円〜300万円
2022年式:177万円~320万円
2023年式:120万円~330万円
トヨタ ヤリスは中古車市場に約6689台流通しています。人気車種なので現行モデルも多数流通しています。なお、性能を考えると2022年式ガソリン車も狙い目と言えるでしょう。
装備
トヨタ ヤリスのエントリーモデル「X」は、14インチタイヤとスチールホイール、7インチのディスプレイオーディオなどが標準装備されています。安全装置「トヨタセーフティセンス」は全グレードで標準装備されていて、衝突、歩行者との接触を防ぐための対策がなされています。
ボディカラーは、モノトーン10色、ツートーン4色から選択できます。
「G」グレード以上になると、スマートエントリー&スタートシステム、ナビ・オーディオのディスプレイが大型の8インチ、バックガイドモニターなどが搭載されます。
スペック
・駆動方式:FF/4WD・エンジン:M15A-FXE型1490cc直列3気筒DOHC
・ボディサイズ:全長4180mm×全幅1765mm×全高1590mm
車検費用
ヤリス「G」グレードの車検代は、以下のとおりです。重量税:10,000円(小型自動車の区分)(エコカー減税対象車)
自賠責保険料:27,840円
印紙代:2,200円
合計:40,000円
その他に車検業者への基本料金が20,000~100,000円
場合によっては、エンジンオイル交換2,000~4,000円、バッテリー交換10,000~30,000円がかかります。
他のグレードの法定費用分を見ていきましょう。
「G4WD」は、初年度・2回目以降ともに44,600円
「ハイブリッドG」は、初年度29,600円、2回目以降44,600円
「ハイブリッドG 4WD」は、初年度・2回目以降ともに44,600円
トランク・ラゲッジルームの広さ
奥行き630mm×幅1,153mm×高さ831mm(4WDは692mm)×容量270L(4WDは209L)ヤリスの「Z」グレードに標準装備されているアジャスタブルデッキボードを使用すると、荷物を2段にして収納することが可能です。また、ボードは自立式のため下段への荷物の収納も容易です。
普段の買物の積み込みはもちろん、レジャー時の荷物の積み込みも十分対応できるでしょう。
また、後部座席を倒すとスペースが広がり、ゴルフバッグなどの大きな荷物の積み込みも可能となります。家族のお出かけはもちろん、アウトドア用品の積み込みも対応可能です。
日産 ノート

日産 ノートの特長
ノートは、日産を代表する5ナンバーコンパクトカーとして、2005年に発売されました。日産の「マーチ」「キューブ」などに続いて発売されましたが、現在の発売はノートと、上位機種の「ノートオーラ」のみとなっています。
2020年に3代目が登場し、e-power専用車種となっています。また、ノートの魅力は高い走行性能とスタイリッシュなデザインにあると言えるでしょう。
日産 ノートの中古車相場
日産ノートを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式・予算目安>
2018年式:70万円~160万円
2019年式:79万円~190万円
2020年式:90万円~219万円
2021年式:150万円~260万円
2022年式:180万円~276万円
2023年式:176万円~309万円
日産ノートの中古車市場での販売数は6689台です。先行モデルの2020年式が車両数も多く、狙い目といえます。
なお、中古車市場において現行では販売されていないガソリン車も見つけることができたり、e-power車も130万円から探すことができたりする点が魅力的です。
装備
現行の「X」は、もともと上位モデルのため電制シフト、電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールドは標準装備されています。また、「X」の4WD車である「XFOUR」は、寒冷地仕様が標準装備されており、必要とする地域では欠かせないでしょう。
現行のノートでは、「360°セーフティサポート」を採用。全方向への安全性能を高めました。また、前席のエアバッグだけでなく運転席のニーエアバッグ、前席のサイドエアバッグとカーテンエアバッグを全車に標準装備。衝突安全性も確保しています。
スペック
・エンジン:1.2L直列3気筒DOHC・ボディサイズ:全長4,045mm×全幅1,695mm×全高1505~1,520mm
車検費用
日産ノート「X」の車検代は以下のとおりです。重量税:15,000円(小型自動車の区分)
自賠責保険料:20,010円
印紙代:2,200円
合計:37,210円
その他に車検業者への基本料金が20,000~100,000円、場合によってはエンジンオイル交換2,000~4,000円、バッテリー交換10,000~30,000円がかかります。
トランク・ラゲッジルームの広さ
日産ノートのトランク・ラゲッジルームの広さは、約330Lの容量です。奥行620mm×幅950mm×高さ820mm
お買物はもちろん、ベビーカーもOKです。レジャーの時も不便さは感じないでしょう。
ホンダ フィット

ホンダ フィットの特長
ホンダ フィットはコンパクトながら、広い室内や操作性の良さがおすすめのポイントです。4代目は、ガソリンエンジンだけでなくハイブリットの「e:HEV」の選択も可能。基本的にモーターで走りますが、走行用モーターに電力を供給し、EVカーと同様に走行可能な点も特長のひとつです。
ホンダ フィットの中古車相場
ホンダ フィットを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式・予算目安>
2018年式:99万円~188万円
2019年式:100万円~169万円
2020年式:105万円~198万円
2021年式:115万円~200万円
2022年式:140万円~246万円
2023年式:140万円~270万円
2013年発売の旧タイプ、2020年発売の現行タイプどちらも人気があり台数も多く出回っています。
人気のボディカラー
ホンダ フィットは、ツートンカラーも入れて22色が用意されています。・プレミアムサンライトホワイト・パール
・プレミアムクリスタルレッド・メタリック
・プラチナホワイト・パール
・ルナシルバー・メタリック
・メテオロイドグレー・メタリック
・エアーライトブルー・メタリック
・ミッドナイトブルービーム・メタリック
・クリスタルブラック・パール
・サーフブルー
・プレミアムグラマラスブロンズ・パール
・ローズゴールド・メタリック
・プレミアムサンライトホワイト・パール&ブラック
・プレミアムクリスタルレッド・メタリック&ブラック
・プラチナホワイト・パール&ブラック
・ルナシルバー・メタリック&ブラック
・メテオロイドグレー・メタリック&ブラック
・サーフブルー&ブラック
・プレミアムサンライトホワイト・パール&オレンジ
・プラチナホワイト・パール&オレンジ
・ルナシルバー・メタリック&オレンジ
・メテオロイドグレー・メタリック&オレンジ
・クリスタルブラック・パール&オレンジ
人気色は、プレミアムサンライトホワイト・パール(オプションカラー)です。
スペック
・エンジン:1.5L直列4気筒DOHC・ボディサイズ:全長3,995~4,095mm×全幅1,695~1,725mm×全高1,515~1,570mm
歴代のホンダ フィット
初代フィットは、2001年にホンダの5ナンバー5ドアコンパクトカーとして登場し、1.3Lと1.5Lの2種類のエンジン、FFと4WDが用意されました。低燃費でコストパフォーマンスが良いことが高評価を受け、当時人気があった「カローラ」を上回る売り上げとなりました。
2007年には2代目が発売されます。2代目は新開発の「i-VTEC」を採用し、走行出力を大幅に上げることに成功しています。
2013年には3代目が発売されます。デザインコンセプトを「EXCITING H DESIGN!!」として、ホンダ最量販車を目標として掲げ開発されたのです。なお、3代目ではエンジンをDHOCに切り替え、走行性能が格段に向上しました。
2018年のマイナーチェンジでは、「スマートアシストIII」に変更するとともに、排出ガス基準50%低減レベル認定も取得し、安全や環境に配慮する姿勢を強化します。
2020年には4代目が登場。グレートは中心グレードの「HOME」など5種類に置き換えられました。
先代モデルとの比較
2代目(2007年~2013年)ホンダ フィットは2007年にフルモデルチェンジし、「センタータンクレイアウト」による広々とした室内空間を実現しました。
3代目(2013年~2020年)
パワートレインや車体を新設計にしてボディサイズもより大きくなり、空間の快適性と走行の安全性が高まりました。インテリアもコックピット間のあるものへと進化しました。
4代目(2020年~)
パワートレインはガソリンとハイブリットの2種類の構成は保たれ、ガソリンモデルは1.3Lに統一されました。
ボディデザインもシンプルなものへと回帰し、2モーター方式の「e:HEV」へ置き換えられ、名称も「フィット e:HEV」へと変更されました。
トヨタ パッソ

トヨタ パッソの特長
トヨタ パッソは、ダイハツとの共同開発した車で、販売はトヨタが受け持っています。ハッチバックの5人乗りコンパクトカーですが、数あるコンパクトカーの中でも小型と言われています。しかし、その車内は広く居住性は高く保たれています。
また、トップクラスの低燃費車であり、最小回転半径が4.6mと軽自動車並みに小回りがきく点も見逃せません。
さらに、ボディカラーの展開も多く、初めて車を買う層や女性にも人気です。
トヨタ パッソの中古車相場
トヨタ パッソを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式・予算目安>
2018年式:74万円~140万円
2019年式:70万円~124万円
2020年式:84万円~132万円
2021年式:80万円~145万円
2022年式:100万円~168万円
2023年式:110万円~190万円
トヨタ パッソは、中古市場に約3136台が出回っています。コンパクトで女性に人気のデザインです。標準グレードの「X」を選ぶとお得感のある購入ができるでしょう。
人気のボディカラー
トヨタ パッソのボディカラーは、ツートンカラーを含めて15色あります。・ホワイト
・ターコイズブルーマイカメタリック
・ダークエメラルドマイカ
・ファイアークォーツレッドメタリック
・ブライトシルバーメタリック
・パウダリーベージュメタリック
・ブラックマイカメタリック
・プラムブラウンクリスタルマイカ
・パールホワイトIII
・ジューシーピンクメタリック
・ブラックマイカメタリック×ダークエメラルドマイカ
・ブラックマイカメタリック×ファイアークォーツレッドメタリック
・ブラックマイカメタリック×パウダリーベージュメタリック
・ブラックマイカメタリック×パールホワイトIII
・ホワイト×ジューシーピンクメタリック
この中で人気なのは、ブライトシルバーメタリックです。法人に人気の車種であることも理由のひとつです。
スペック
・エンジン:直列3気筒DOHC・ボディサイズ:全長3,650~3,680mm×全幅1,665mm×全高1,525mm
歴代のトヨタ パッソ
トヨタ パッソは、トヨタの発売する5ドアハッチバックコンパクトカーです。トヨタとダイハツの共同開発で誕生しています。2004年に初代が発売されて以来、モデルチェンジを行いユーザーのニーズを満たし続けています。なお、初代から車内を広めにとり、収納場所も考えられているなど初めから女性ユーザーを意識した作りです。
2010年に初めてのフルモデルチェンジを行いました。女性スタッフが中心となって開発にあたり、視野を広くして収納もより使い勝手がよくなっています。
グレードは上位の「G」と、スタンダードの「X」の2種類になりました。また、トヨタの中でも特に安全性能が高く、低燃費を実現させています。
2016年に2回目のフルモデルチェンジ。前回までとは異なり、ダイハツの単独での開発によるOEM供給モデルです。駆動方式は前回同様FFと4WDが設定され、1.0L車のみに1本化されました。
グレード体系はノーマルモデルの「X」に集約し、新グレードの「MODA」を発売。運転性能、安全性能もより配慮されました。
先代モデルとの比較
初代(2004年~2010年)エンジンは、1,000ccで直列3気筒、1,300ccで直列4気筒が使用され、フルタイム4WD車もあるのが特徴です。
トヨタ パッソのスマートエントリーにはダイハツが開発した「キーフリーシステム」が搭載されました。
2代目(2010年~2016年)
プラットフォームが一新され、より軽量化、安定した走行性を実現しています。 全車に横滑りを防ぐVSC&TRCや、緊急ブレーキシグナルを標準装備。より女性目線の車内の改良が加えられ、居住性が良好になっています。
3代目(2016年~)
フルモデルチェンジにより、1L直列3気筒に1本化され、2WDと4WDのどちらも低燃費を実現させています。また、衝突回避支援システム「スマートアシストII」も搭載され、より安全性を高めています。
※本記事は、2023年8月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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