中古車購入チェックポイント
更新日:2023.11.21 / 掲載日:2023.09.03
【2023年版】コンパクトカーのボディサイズ比較とおすすめモデルランキング
この記事では、コンパクトカーの購入を検討している方に向けて、ボディサイズの観点からおすすめしたい7車種を紹介していきます。
コンパクトカーは維持費や燃費の面で注目が高まっていますが、ボディサイズや室内空間の広さが気になる方もいるでしょう。
各車種のボディサイズや具体的な乗車イメージを掴み、自分にぴったりの車を選びましょう。
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なお、下記は排気量ごとの自動車重量税です。
総排気量1リットル以下:25,000円
総排気量1リットル超~1.5リットル以下:30,500円
総排気量1.5リットル超~2リットル以下:36,000円
コンパクトカーの多くは総排気量1リットル以下に該当するため、自動車重量税は25,000円です。
そのため、コンパクトカーは家族を乗せたいけれど運転に自身がない方や狭い道が多く小回りがきく車を求める方におすすめです。

エンジン回りの空間をぎりぎりまでコンパクトにすることで、広い室内空間を生み出すことに成功しました。また、高めに設定された運転席は視界が良く、体感スピードを抑えつつ、乗り降りもしやすい快適性能を兼ね備えています。
そして、トランク下に兼ね備えた荷室の収納力は魅力的です。キャンプや釣りなどの屋外レジャーやお子さんのベビーカー、ゴルフバッグなど大きな荷物の運搬にも適しています。
<年式:予算目安>
2018年式:63.9万円~154.8万円
2019年式:79.3万円~162.4万円
2020年式:110万円~187.7万円
2021年式:105万円~191.4万円
2022年式:137万円~193万円
現時点でイグニスは、中古市場に約490台が流通しています。
比較的新しいグレードのため、全体的に車両状態が良く走行距離が短いものが多くある特徴を持ちます。
その中でも、人気のボディカラーTOP3を紹介していきます。
・第1位:タフカーキメタリック
・第2位:ピュアホワイトパール
・第3位:スーパーブラックパール
ボディカラーで迷ったときは、リーセルバリューが高くなるようなホワイト系やブラック系を選ぶと良いでしょう。
・エンジン:水冷4サイクル4気筒
・最高出力:67kw(91PS)/6,000r.p.m
デュアルインジェクションシステムを採用し、低回転での出力を向上させたエンジンを搭載した点が特徴的です。
また、全車種にマイルドハイブリッドシステムを搭載することで、減速時エネルギーでバッテリー充電し、アイドリングストップ後の始動に再利用します。その結果、再利用したエネルギーでエンジン負荷を軽減させて燃費向上を実現しました。
安全面では誤発発進制機能や車線逸脱警報装置、先行者発進お知らせ機能など、安心して運転できる項目をセットにしたメーカーオプションも魅力的です。
2016年11月、特別仕様車である「Fリミテッド」が発売され、ルーフレールやフェンダーアーチモールを装備しSUVテイストを強化しました。
2017年12月、特別仕様車「Sセレクション」を発売。「スズキセーフティーサポート」を設定し、シートヒーターや本革ステアリングホイールなど装備を充実しました。
2019年7月、特別仕様車「HYBRID MGリミテッド」を発売。「デュアルカメラブレーキサポート」に加えてフルオートエアコン、キーレスシステムなど快適さを充実させました。
2020年2月、リアバンパーをボディカラーと同色、シートやメーター盤面が意匠変更しました。さらに、新グレードとして「HYBRID MF」を追加したことも特徴的です。
2017年~2019年に発売した「Sセレクション」は、衝突軽減装置など安全装備を標準装備しています。なお、エンジンは水冷直列4気筒DOHC16バルブ+モーターの仕様です。
2021年から現行で販売している「HYBRID MV」は、装備やエンジンに大きな変化はありませんが、LEDヘッドランプ、フォグランプ、リアフォグランプ、シフトパドルが変更になっています。
他グレードの「HYBRID MG」はキーレススタートとフルオートエアコンを装備。「HYBRID MF」にはラゲッジシェルフが装備されています。

乗車スペースを大きくしたことで前後のシート間隔が広くなり、後方シートに座る人の足元にはゆとりが生まれました。このゆとりによって子どもの世話や荷物の出し入れが容易になります。
さらに、フロントガラスが広く設計されているので、見た目による圧迫感が緩和されて車内の空間を広く感じられます。
<年式:予算目安> 2018年式:44.9万円~166.5万円
2019年式:69.7万円~172万円
2020年式:75.5万円~198.3万円
2021年式:78.8万円~178.8万円
2022年式:93.4万円~195.3万円
パッソは中古車市場に約3,300台が流通しています。
なお、2023年9月にパッソの生産終了によって、中古市場が変化する可能性があります。今後価格の変動が見込まれるため定期的な中古車市場のチェックがおすすめです。
また、日光による温度上昇抑制に加えてオートエアコンを搭載しているので暑い夏もスムーズに涼しい空間を維持できます。
お子さんがいる家庭では、キーレス機能によって車の鍵を出すことなく施錠、開錠できるので大荷物の買い物やお子さんを抱っこした状態でも乗り降りがスムーズできる便利さがあります。
・エンジン:直列3気筒
・最高出力:51kw(69PS)/6,000r.p.m
整備費用も合わせて考えると、車検にかかる費用は合計53,000円〜となるでしょう。平均して63,000円程度と考えるのが良いでしょう。
車検には、法定費用以外にも整備費用が必要です。整備費用は車検を受ける業者によって変動しますが、ディーラーでは約35,000円、民間車検では約15,000〜20,000円が目安と言えます。
注意点として、初年度登録から一定年数経過していると自動車重量税が高くなってしまいます。13年経過で+39%となり、18年経過で+53%となり、高額になるので注意してください。
長い荷物であっても6:4分割できるリヤシートをフラットになるまで倒せるので、さまざまな荷物の収納が可能です。
それでも収納できない自転車のような大きいサイズの荷物はリヤシートを両方倒してしまえば、しっかり載せられます。
広々としたパッソのラゲージスペースは、日々のお買い物や旅行で活躍することはもちろん、キャンプやウィンタースポーツなど幅広いシーンで助けになってくれるでしょう。

両グレードともに快適な走りはもちろん荷室の開口部は最大1,075mmとかなり広いため、普段の買い物や大きな荷物の運搬で活躍します。
さらに、買い物や荷物運搬に特化しただけではなく、リヤシートを目一杯後ろに動かすことで子どもの着替えに活用したり大きめのカラーボックスを積んだりできます。
<年式:予算目安>
2018年式:64.2万円~217万円
2019年式:65.2万円~203万円
2020年式:92.7万円~239.9万円
2021年式:95.6万円~305.9万円
2022年式:109万円~260万円
現時点でソリオは、中古市場に約3,600台が流通しています。
比較的新しいグレードのため、全体的に車両状態がよく、走行距離が短いものが多いです。
その中でも、人気のボディカラーTOP3を紹介していきます。
・第1位:ピュアホワイトパール
・第2位:クラシックレッドメタリック
・第3位:スーパーブラックパール
ソリオの人気車種は、リーセルバリューが高くなるようなホワイト系やブラック系が上位を占めています。そのため、中古車市場にも人気カラーが残っている可能性が高いです。
・エンジン:水冷4サイクル直列4気筒
・最高出力:67kw(91PS)/6,000r.p.m
2010年12月、「コンパクトカーが欲しい」という希望に応える車として2代目ソリオが登場します。先代よりも格段に広い車内空間で当時トップクラスの広さを実現しました。
2012年6月、「ソリオバンディット」が発売されます。LEDポジションランプを内装したヘッドランプなどの専用デザインを採用しました。
2015年8月、従来のデザインをフルモデルチェンジして3代目のソリオが登場します。コンパクトな車体はそのままで室内空間を大幅に広く改良。また、新開発されたエンジンとマイルドハイブリッドシステムで燃費性能と走行性能を向上しました。
2020年11月、再度モデルチェンジを行い4代目のソリオが登場します。全長をわずかに延長したことで広く大きな車内空間とラゲージスペースを兼ね備えています。パワースライドドアには予約ロック機能が搭載され、安全面では衝突被害軽減ブレーキを装備しています。
特に特徴的なのは、2011年の2代目にて両側スライドドアを採用した点です。広い室内に加えてスライドドアの採用は子育て世代や乗り降りに不都合を感じるユーザーに快適さを与えました。
また、2015年の3代目では、2代目よりもホイールベースを30mm延長して、より大きな室内空間を確保しています。
そして、2020年の現行モデルでは、全長を80mm、全幅を20mm延長したことで顧客から要望の多かったカーゴスペースの拡大と後部座席の乗り心地向上を実現します。
さらに、電動スライドドアの予約ロックシステムも追加となり発進、降車後の行動がスムーズになりました。

特徴的なフロントガラスと運転席、助手席ガラスには紫外線と赤外線カット機能を搭載しています。近年の酷暑において、日差し対策や車内温度上昇を抑制する嬉しい機能と言えるでしょう。
さらに、収納できるサンシェードが付いているため、あらたに日よけを購入する必要はありません。
快適性に加えて、安全性も高めるために事故予防に特化した「スマアシ」を搭載しています。スマアシによって長距離移動、街乗りが安心安全となり快適な運転シーンを実現しています。
<年式:予算目安>
2018年式:57.6万円~176.2万円
2019年式:88.2万円~197.8万円
2020年式:99.2万円~217.3万円
2021年式:116.7万円~245万円
2022年式:130.8万円~259.1万円
現時点でトールは、中古市場に約1,500台が流通しています。
比較的新しいグレードのため、全体的に車両状態がよく、走行距離が短いものが多いでしょう。
その中でも、人気のボディカラーTOP3を紹介していきます。
・第1位:パールホワイトIII
・第2位:レザーブルークリスタルシャイン
・第3位:ブラックマイカメタリック
トールも人気カラーのホワイト系やブラック系がランクインしています。
・エンジン:水冷4サイクル直列3気筒12バルブ
・最高出力:51kw(69PS)/6,000r.p.m
普及仕様である「X」のほか、ドアミラーターンランプやステアリングスイッチ、両側パワースライドドアなど搭載した上級仕様の「G」「Gターボ」、フロントスポイラーやLEDヘッドランプ、本革3本スポークのステアリングホイールなどにグレードアップした「カスタムG」「カスタムGターボ」の5つが設定されました。
2018年5月、「Gリミテッド SAII」とカスタム用のオプションであるエアロスタイリッシュパックが発表されます。
2018年11月、衝突回避支援システムをスマートアシストIIIに変更し、コーナーセンサーを標準装備。ボディカラーを一部入れ替えています。
2020年9月、マイナーチェンジにより、スマアシが全車標準装備となりました。
2022年9月、一部仕様変更されます。また、メーカーオプション「コンフォートパッケージ」にナノイーXが追加。2トーンのボディカラーは廃止されました。
車線逸脱警報や標識認識、全車速追従機能なども新たに加わり、ユーザーが安心して運転できる車作りに貢献しています。
2022年には様々な規制に対応するようなマイナーチェンジを実施しました。具体的には、排ガス規制やフロン排出抑制法、タイヤ取り付け法規に対応できるように変更。
さらに、ボディカラー数も整理されて全10色展開になっています。

信号待ちや渋滞の停車時に自動でエンジンをストップさせる「オートストップ&ゴー(AS&G)」機能がついていて、燃費向上を実現しています。その燃費は最大で22.8km/L(国土交通省審査値)となっており、日々車にかかるコストの削減に一役買っています。
さらに、フロントガラス表面の雨の雫をセンサーが感知しワイパーが自動作動する雨滴適応オートワイパーを搭載しており、雨の日でも快適な視野を確保して運転の安全性を高めています。
<年式:予算目安>
2018年式:69.8万円~103万円
2019年式:69万円~129万円
2020年式:72.1万円~124.4万円
2021年式:89.2万円~139.8万円
2022年式:流通量希少のため算出不可
現時点でミラージュは、中古市場に約270台が流通しています。
今回紹介している他の車種に比べて台数が少ない傾向にあります。
その中でも、人気のボディカラーTOP3を紹介していきます。
・第1位:クールシルバーメタリック
・第2位:ホワイトパール
・第3位:ワインレッドパール
シルバー系、ホワイト系が上位にランクインしており、モノクロカラーの根強い人気が伺えます。
・エンジン:DOHC12バルブ3気筒
・最高出力:57(78)/6,000:kw(PS)/r.p.m
1983年、2代目ミラージュが発売されます。初代よりややコンパクトなオーソドックスなスタイルに変化し、印象的なCMソングやエリマキトカゲのCMで一躍話題となりました。
1987年、3代目ミラージュが発売されます。同時期に流通したギャランと同じく4枚ドアのセダンスタイルとなり、当時は先進的なスタイルとして話題になりました。
1991年、4代目ミラージュが発売。V6エンジンという革新的なエンジンを搭載したことで従来の運転スタイルを大きく変えました。
1996年、5代目ミラージュが発売されます。5代目はエンジンがさらにリニューアルされ、V6エンジン1.8Lへグレードアップします。
2012年、6代目ミラージュが販売開始。「オートストップ&ゴー」を始めとする低燃費機能が充実し、販売当初は低燃費NO.1を強調していました。
3ドアハッチバックと4ドアセダンの2種類を採用しています。
エンジンは当時世界最小の1.6L V6・4カムOHCエンジンを搭載した車種も販売されました。
ボディサイズは、全長3,950mm×全幅1,680mm×全高1,365mmです。
5代目:1995~2000年
エンジンは1.8L V6拡大されたが、2カムOHCシステムにグレードダウンされました。
ボディサイズは、全長3,870mm×全幅1,680mm×全高1,365mmです。
6代目(現行モデル):2012年~
世界で活躍するコンパクトカーとして販売開始されました。
大幅な車体軽量化や空気抵抗の改善を図ったことで、アイドリングストップ機能搭載で27.2㎞/Lの低燃費を獲得しました。エンジンは3A90 1.0L直列3気筒DOHC12バルブ。
ボディサイズは、全長3,710mm×全幅1,665mm×全高1,495mmです。

さらに、アクセルとブレーキの誤操作による急発進による衝突を抑制してくれるブレーキアシストも装備しているので発進時の踏み間違い事故を予防してくれます。
他にも、安全運転をサポートしてくれる車線逸脱警報や暗い道で歩行者を見つけやすくするライト自動切換え機能も搭載しているので、車線からはみ出しやすい高速道路での運転や視界の悪い夜間道路でも安全な運転環境を提供できる車となっています。
<年式:予算目安>
2018年式:53.9万円~184万円
2019年式:62.6万円~196.8万円
2020年式:60万円~176.2万円 2021年式:85.4万円~205.1万円
2022年式:流通量希少のため算出不可
現時点でマーチは、中古市場に約1,300台が流通しています。
また、2022年以降の車種は台数が少ない傾向にあります。
その中でも、人気のボディカラーTOP3を紹介していきます。
・第1位:ブリリアントシルバー
・第2位:ブリリアントホワイトパール
・第3位:ピュアブラック
ボディカラーで迷ったときは、リーセルバリューが高くなるようなホワイト系やブラック系などモノクロカラー選ぶと良いでしょう。
・エンジン:DOHC12水冷直列3気筒
・最高出力:58kw(79PS)/6,000r.p.m
1992年~2002年、2代目マーチは日産の欧州へ進出を達成できるよう、性能強化と快適性追求に挑戦して見事に成功。欧州での大ヒットの結果、同年に欧州カー・オブ・ザ・イヤーを獲得しました。
2002年~2010年、3代目マーチはフランスメーカーのルノーと共同開発したことで可愛らしいデザインに変化します。その結果、女性ユーザーを取り込むことに成功しています。
2010年~2022年、発売されている現行のマーチはコンパクトカーらしいボディと安全性能を重視したモデルとなっています。さらに、スポーツグレードの「NISMO」と「NISMO S」が販売されている点が特徴的です。
3ドアと5ドアハッチバックを採用していましたが、2005年に3ドアシリーズは廃止されました。
エンジンは、1.0/1.2/1.4L CRエンジンを搭載。
ボディサイズは、全長3,695mm×全幅1,660mm×全高1,505mmです。
4代目:2010年~
シンプルなボディを追及したことで低重心化と軽量化に成功して燃費が向上しました。
エンジンは、HR12DE直列3気筒DOHC12バルブのエンジンとなっています。
ボディサイズは、全長3,825mm×全幅1,665mm×全高1,515mmです。
5代目(欧州、南アフリカで販売):2017年~
日本向けの発売アナウンスはなく、日本市場へは導入されていません。4代目より低重心かつ全長は長く幅も広くなっており、コンパクトカーの枠を超えた大きさになっています。
ボディサイズは、全長3,999mm×全幅1,743mm×全高1,455mmです。

前方に搭載したミリ波レーダーで前の車両挙動を感知しながら、一定の車間距離を保つ機能が付いており、渋滞時のうっかり追突事故防止をサポートします。細かなアクセル操作なく、渋滞を進める快適性も提供してくれます。
また、走行レーンからはみ出したときに自動で逸脱を修正したり、アラートを鳴らして未然に事故予防してくれたりする機能も充実。
さらに、道路を走っているとき以外でも駐車時において後退するとき左右後方の車を検知してアラートが鳴るので駐車場事故も未然に防ぐ安全性を兼ね備えています。
<年式:予算目安>
2018年式:67.4万円〜298万円
2019年式:81.5万円~304万円
2020年式:92.8万円~395万円
2021年式:79.4万円~439万円
2022年式:112.9万円~420万円
現時点でスイフトは、中古市場に約3,400台が流通しています。
値段の幅は大きいですが、状態の良い車両を手にできる可能性は高いでしょう。こまめな市場チェックをおすすめします。
その中でも、人気のボディカラーTOP3を紹介していきます。
・第1位:ピュアホワイトパール
・第2位:スピーディーブルーメタリック
・第3位:プレミアムシルバーメタリック
ボディカラーが多様なスイフトは中古車市場も活発なので、こまめなリサーチでお目当てのボディカラーを見つけましょう。
・エンジン:水冷4サイクル直列4気筒
・最高出力:67kw(91PS)/6,000r.p.m
2004年~2010年、2代目スイフトが広く普及します。低価格を維持しながら世界に向けて製造された車となり、全車種で電子キーを導入しました。ボディの頑丈さを強化して安全性をさらにグレードアップした点が特徴的です。
2010年~2016年、3代目スイフトが発売。ボディをさらに強固にしつつ、ホイールベースを40mm延長して安定性や旋回性を向上しました。また、樹脂パーツや高強度のパーツの使用範囲を広げて車体重量が1トンを切る軽量化に成功しました。
2016年~現在まで販売されている4代目スイフトは3代目よりさらなる軽量化を図り120kgの軽量化に成功しています。さらに衝突被害軽減システムや、車線逸脱警報機能を搭載したことで、安全性が強化されました。
販売前からショーモデルを行い内装、外装ともにブラッシュアップを重ねた車両です。
エンジンは、M13A型 1.3L直列4気筒DOHC VVTエンジンを搭載。
ボディサイズは、全長3,695mm×全幅1,690mm×全高1,515mmです。
3代目:2010年~2017年
強固なフレールを残しつつホイールベースを拡大したことで運転快適性を高めました。さらに、軽量パーツをふんだんに使用したことで車両重量を1トン以下にまで抑えることに成功しています。
ボディサイズは、全長3,850mm×全幅1,695mm×全高1,510mmです。
4代目(現行モデル):2016年~
3代目より更なる改良を施して120kgの車両重量カットに成功しています。さらに、「デュアルセンサーブレーキサポート」などの安全装置が充実して、安心安全のモデルとなりました。
ボディサイズは、全長3,840mm×全幅1,695mm×全高1,500mmです。
※本記事は、2023年8月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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各車種のボディサイズや具体的な乗車イメージを掴み、自分にぴったりの車を選びましょう。
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コンパクトカーがファミリー層に人気の理由
その理由は、以下の3つが考えられます。1.車両価格が安いので購入しやすい
5年前の中古車を買う場合、コンパクトカーであれば約70万円、7人乗りのミニバンであれば約100万円以上必要です。新車の場合はそれ以上かかりますが、ミニバンと比較してもコンパクトカーはリーズナブルに購入することができます。2.維持費を抑えられる
自動車の維持には税金や保険など多くの費用がかかります。ワンボックス系と比較すると、コンパクトカーは小型普通車に分類される車種が多いため各種税金面でコストを抑えられます。なお、下記は排気量ごとの自動車重量税です。
総排気量1リットル以下:25,000円
総排気量1リットル超~1.5リットル以下:30,500円
総排気量1.5リットル超~2リットル以下:36,000円
コンパクトカーの多くは総排気量1リットル以下に該当するため、自動車重量税は25,000円です。
3.狭い道でも運転しやすい
コンパクトカーと呼ばれる車種は5ナンバーの小型乗用車に該当します。軽自動車よりも車内空間を広く使えて多くの人数が乗れますし、ミニバンよりもボディサイズが小さいのが特長です。そのため、コンパクトカーは家族を乗せたいけれど運転に自身がない方や狭い道が多く小回りがきく車を求める方におすすめです。
スズキ イグニス

スズキ イグニスの特長
スズキ イグニスは、快適性と収納力を兼ね揃えた車種で、年齢をとわず人気が高いコンパクトカーと言えるでしょう。エンジン回りの空間をぎりぎりまでコンパクトにすることで、広い室内空間を生み出すことに成功しました。また、高めに設定された運転席は視界が良く、体感スピードを抑えつつ、乗り降りもしやすい快適性能を兼ね備えています。
そして、トランク下に兼ね備えた荷室の収納力は魅力的です。キャンプや釣りなどの屋外レジャーやお子さんのベビーカー、ゴルフバッグなど大きな荷物の運搬にも適しています。
スズキ イグニスの中古車相場
イグニスを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2018年式:63.9万円~154.8万円
2019年式:79.3万円~162.4万円
2020年式:110万円~187.7万円
2021年式:105万円~191.4万円
2022年式:137万円~193万円
現時点でイグニスは、中古市場に約490台が流通しています。
比較的新しいグレードのため、全体的に車両状態が良く走行距離が短いものが多くある特徴を持ちます。
人気のボディカラー
イグニスはモノトーンカラーが7色、ツートーンカラーが3色の合計10色展開となっています。その中でも、人気のボディカラーTOP3を紹介していきます。
・第1位:タフカーキメタリック
・第2位:ピュアホワイトパール
・第3位:スーパーブラックパール
ボディカラーで迷ったときは、リーセルバリューが高くなるようなホワイト系やブラック系を選ぶと良いでしょう。
スペック
・ボディサイズ:全長3,700mm×全幅1,690mm×全高1,605mm・エンジン:水冷4サイクル4気筒
・最高出力:67kw(91PS)/6,000r.p.m
歴代のスズキ イグニス
2016年、イグニスの初代「FF21S型」が販売を開始しました。デザインコンセプトは「シンプルアイコニック、シンプルスタンダード」と、上質感のある印象を重視した設計です。デュアルインジェクションシステムを採用し、低回転での出力を向上させたエンジンを搭載した点が特徴的です。
また、全車種にマイルドハイブリッドシステムを搭載することで、減速時エネルギーでバッテリー充電し、アイドリングストップ後の始動に再利用します。その結果、再利用したエネルギーでエンジン負荷を軽減させて燃費向上を実現しました。
安全面では誤発発進制機能や車線逸脱警報装置、先行者発進お知らせ機能など、安心して運転できる項目をセットにしたメーカーオプションも魅力的です。
2016年11月、特別仕様車である「Fリミテッド」が発売され、ルーフレールやフェンダーアーチモールを装備しSUVテイストを強化しました。
2017年12月、特別仕様車「Sセレクション」を発売。「スズキセーフティーサポート」を設定し、シートヒーターや本革ステアリングホイールなど装備を充実しました。
2019年7月、特別仕様車「HYBRID MGリミテッド」を発売。「デュアルカメラブレーキサポート」に加えてフルオートエアコン、キーレスシステムなど快適さを充実させました。
2020年2月、リアバンパーをボディカラーと同色、シートやメーター盤面が意匠変更しました。さらに、新グレードとして「HYBRID MF」を追加したことも特徴的です。
先代モデルとの比較
2016年に発売した初代イグニスは、セーフティーパッケージとマイルドハイブリッドを全車標準装備。1.2LDOHC吸排気VVTマイルドハイブリッドエンジンを搭載しました。2017年~2019年に発売した「Sセレクション」は、衝突軽減装置など安全装備を標準装備しています。なお、エンジンは水冷直列4気筒DOHC16バルブ+モーターの仕様です。
2021年から現行で販売している「HYBRID MV」は、装備やエンジンに大きな変化はありませんが、LEDヘッドランプ、フォグランプ、リアフォグランプ、シフトパドルが変更になっています。
他グレードの「HYBRID MG」はキーレススタートとフルオートエアコンを装備。「HYBRID MF」にはラゲッジシェルフが装備されています。
トヨタ パッソ

トヨタ パッソ広さの特長
トヨタ パッソの室内は、全長1,975mm×全幅1,420mm×全高1,270mmとなっています。乗車スペースを大きくしたことで前後のシート間隔が広くなり、後方シートに座る人の足元にはゆとりが生まれました。このゆとりによって子どもの世話や荷物の出し入れが容易になります。
さらに、フロントガラスが広く設計されているので、見た目による圧迫感が緩和されて車内の空間を広く感じられます。
トヨタ パッソの中古車相場
パッソを中古で購入する際の目安金額についてご紹介します。<年式:予算目安> 2018年式:44.9万円~166.5万円
2019年式:69.7万円~172万円
2020年式:75.5万円~198.3万円
2021年式:78.8万円~178.8万円
2022年式:93.4万円~195.3万円
パッソは中古車市場に約3,300台が流通しています。
なお、2023年9月にパッソの生産終了によって、中古市場が変化する可能性があります。今後価格の変動が見込まれるため定期的な中古車市場のチェックがおすすめです。
装備
車内空間の快適さを重視しており、フロントガラスと後部座席ガラスにはUVカット機能を搭載して夏場の日焼け対策への配慮が施されています。また、日光による温度上昇抑制に加えてオートエアコンを搭載しているので暑い夏もスムーズに涼しい空間を維持できます。
お子さんがいる家庭では、キーレス機能によって車の鍵を出すことなく施錠、開錠できるので大荷物の買い物やお子さんを抱っこした状態でも乗り降りがスムーズできる便利さがあります。
スペック
・ボディサイズ:全長3,650mm×全幅1,665mm×全高1,525mm・エンジン:直列3気筒
・最高出力:51kw(69PS)/6,000r.p.m
車検費用
パッソはエコカー減税の対象となっており、重量税が1万円となるため車検にかかる法定費用は、33,000円ほどになります。整備費用も合わせて考えると、車検にかかる費用は合計53,000円〜となるでしょう。平均して63,000円程度と考えるのが良いでしょう。
車検には、法定費用以外にも整備費用が必要です。整備費用は車検を受ける業者によって変動しますが、ディーラーでは約35,000円、民間車検では約15,000〜20,000円が目安と言えます。
注意点として、初年度登録から一定年数経過していると自動車重量税が高くなってしまいます。13年経過で+39%となり、18年経過で+53%となり、高額になるので注意してください。
トランク・ラゲッジルームの広さ
パッソはトランク部分にあたるラゲッジルームは間口が大きく、収納空間を広く確保しています。広い間口のおかげで大きな荷物の出し入れがとても簡単で、旅行用の大型スーツケースに加えてハンドバッグなども一緒に収納できます。長い荷物であっても6:4分割できるリヤシートをフラットになるまで倒せるので、さまざまな荷物の収納が可能です。
それでも収納できない自転車のような大きいサイズの荷物はリヤシートを両方倒してしまえば、しっかり載せられます。
広々としたパッソのラゲージスペースは、日々のお買い物や旅行で活躍することはもちろん、キャンプやウィンタースポーツなど幅広いシーンで助けになってくれるでしょう。
スズキ ソリオ

スズキ ソリオの特長
年代問わず人気のスズキ ソリオは、「ハイブリッド車グレード」と、エンジンアシストによって燃料消費を抑えてエコな走りを重視した「マイルドハイブリッドグレード」の2パターンがあります。両グレードともに快適な走りはもちろん荷室の開口部は最大1,075mmとかなり広いため、普段の買い物や大きな荷物の運搬で活躍します。
さらに、買い物や荷物運搬に特化しただけではなく、リヤシートを目一杯後ろに動かすことで子どもの着替えに活用したり大きめのカラーボックスを積んだりできます。
スズキ ソリオの中古車相場
ソリオを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2018年式:64.2万円~217万円
2019年式:65.2万円~203万円
2020年式:92.7万円~239.9万円
2021年式:95.6万円~305.9万円
2022年式:109万円~260万円
現時点でソリオは、中古市場に約3,600台が流通しています。
比較的新しいグレードのため、全体的に車両状態がよく、走行距離が短いものが多いです。
人気のボディカラー
スズキ ソリオは、HYBRID SZシリーズでは11色、HYBRID MZ、HYBRID MX、Gシリーズでは8色展開となっています。その中でも、人気のボディカラーTOP3を紹介していきます。
・第1位:ピュアホワイトパール
・第2位:クラシックレッドメタリック
・第3位:スーパーブラックパール
ソリオの人気車種は、リーセルバリューが高くなるようなホワイト系やブラック系が上位を占めています。そのため、中古車市場にも人気カラーが残っている可能性が高いです。
スペック
・ボディサイズ:全長3,790mm×全幅1,645mm×全高1,745mm・エンジン:水冷4サイクル直列4気筒
・最高出力:67kw(91PS)/6,000r.p.m
歴代のスズキ ソリオ
2000年11月、軽自動車をベースに、5人乗りにボディサイズを変更した「ワゴンRソリオ」が登場しました。2010年12月、「コンパクトカーが欲しい」という希望に応える車として2代目ソリオが登場します。先代よりも格段に広い車内空間で当時トップクラスの広さを実現しました。
2012年6月、「ソリオバンディット」が発売されます。LEDポジションランプを内装したヘッドランプなどの専用デザインを採用しました。
2015年8月、従来のデザインをフルモデルチェンジして3代目のソリオが登場します。コンパクトな車体はそのままで室内空間を大幅に広く改良。また、新開発されたエンジンとマイルドハイブリッドシステムで燃費性能と走行性能を向上しました。
2020年11月、再度モデルチェンジを行い4代目のソリオが登場します。全長をわずかに延長したことで広く大きな車内空間とラゲージスペースを兼ね備えています。パワースライドドアには予約ロック機能が搭載され、安全面では衝突被害軽減ブレーキを装備しています。
先代モデルとの比較
2005年に「ワゴンRソリオ」からのマイナーチェンジで「ソリオ」に名称が変更されます。この初代から現在に至るまで多くのモデルチェンジを行いニーズに合わせて進歩を遂げています。特に特徴的なのは、2011年の2代目にて両側スライドドアを採用した点です。広い室内に加えてスライドドアの採用は子育て世代や乗り降りに不都合を感じるユーザーに快適さを与えました。
また、2015年の3代目では、2代目よりもホイールベースを30mm延長して、より大きな室内空間を確保しています。
そして、2020年の現行モデルでは、全長を80mm、全幅を20mm延長したことで顧客から要望の多かったカーゴスペースの拡大と後部座席の乗り心地向上を実現します。
さらに、電動スライドドアの予約ロックシステムも追加となり発進、降車後の行動がスムーズになりました。
ダイハツ トール

ダイハツ トールの特長
スポーティさを追求したダイハツ トールの外観はフロントガラスを傾斜させたシルエットに加えてフロントからサイド、リヤウィンドウまでを一体化させた滑らかなデザインとなっています。特徴的なフロントガラスと運転席、助手席ガラスには紫外線と赤外線カット機能を搭載しています。近年の酷暑において、日差し対策や車内温度上昇を抑制する嬉しい機能と言えるでしょう。
さらに、収納できるサンシェードが付いているため、あらたに日よけを購入する必要はありません。
快適性に加えて、安全性も高めるために事故予防に特化した「スマアシ」を搭載しています。スマアシによって長距離移動、街乗りが安心安全となり快適な運転シーンを実現しています。
ダイハツ トールの中古車相場
トールを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2018年式:57.6万円~176.2万円
2019年式:88.2万円~197.8万円
2020年式:99.2万円~217.3万円
2021年式:116.7万円~245万円
2022年式:130.8万円~259.1万円
現時点でトールは、中古市場に約1,500台が流通しています。
比較的新しいグレードのため、全体的に車両状態がよく、走行距離が短いものが多いでしょう。
人気のボディカラー
ダイハツ トールは、モノトーンカラーが7色、ツートーンカラーが4色の展開となっています。その中でも、人気のボディカラーTOP3を紹介していきます。
・第1位:パールホワイトIII
・第2位:レザーブルークリスタルシャイン
・第3位:ブラックマイカメタリック
トールも人気カラーのホワイト系やブラック系がランクインしています。
スペック
・ボディサイズ:全長3,700mm×全幅1,670mm×全高1,735mm・エンジン:水冷4サイクル直列3気筒12バルブ
・最高出力:51kw(69PS)/6,000r.p.m
歴代のダイハツ トール
2016年11月、初代トールが販売開始されます。普及仕様である「X」のほか、ドアミラーターンランプやステアリングスイッチ、両側パワースライドドアなど搭載した上級仕様の「G」「Gターボ」、フロントスポイラーやLEDヘッドランプ、本革3本スポークのステアリングホイールなどにグレードアップした「カスタムG」「カスタムGターボ」の5つが設定されました。
2018年5月、「Gリミテッド SAII」とカスタム用のオプションであるエアロスタイリッシュパックが発表されます。
2018年11月、衝突回避支援システムをスマートアシストIIIに変更し、コーナーセンサーを標準装備。ボディカラーを一部入れ替えています。
2020年9月、マイナーチェンジにより、スマアシが全車標準装備となりました。
2022年9月、一部仕様変更されます。また、メーカーオプション「コンフォートパッケージ」にナノイーXが追加。2トーンのボディカラーは廃止されました。
先代モデルとの比較
2020年のマイナーチェンジで発売されたグレードは「X」「Gターボ」「カスタムGターボ」となり、スマアシが改良されています。その内容は、衝突警報機能や誤発信抑制機能、衝突回避支援や歩行者検知など周囲環境の検知距離と速度を向上しています。車線逸脱警報や標識認識、全車速追従機能なども新たに加わり、ユーザーが安心して運転できる車作りに貢献しています。
2022年には様々な規制に対応するようなマイナーチェンジを実施しました。具体的には、排ガス規制やフロン排出抑制法、タイヤ取り付け法規に対応できるように変更。
さらに、ボディカラー数も整理されて全10色展開になっています。
三菱 ミラージュ

三菱 ミラージュの特長
三菱 ミラージュは、低燃費と運転安全性が高い特徴があります。信号待ちや渋滞の停車時に自動でエンジンをストップさせる「オートストップ&ゴー(AS&G)」機能がついていて、燃費向上を実現しています。その燃費は最大で22.8km/L(国土交通省審査値)となっており、日々車にかかるコストの削減に一役買っています。
さらに、フロントガラス表面の雨の雫をセンサーが感知しワイパーが自動作動する雨滴適応オートワイパーを搭載しており、雨の日でも快適な視野を確保して運転の安全性を高めています。
三菱 ミラージュの中古車相場
ミラージュを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2018年式:69.8万円~103万円
2019年式:69万円~129万円
2020年式:72.1万円~124.4万円
2021年式:89.2万円~139.8万円
2022年式:流通量希少のため算出不可
現時点でミラージュは、中古市場に約270台が流通しています。
今回紹介している他の車種に比べて台数が少ない傾向にあります。
人気のボディカラー
ミラージュは、BLACK Editionシリーズが5色、G/Mシリーズが8色展開となっています。その中でも、人気のボディカラーTOP3を紹介していきます。
・第1位:クールシルバーメタリック
・第2位:ホワイトパール
・第3位:ワインレッドパール
シルバー系、ホワイト系が上位にランクインしており、モノクロカラーの根強い人気が伺えます。
スペック
・ボディサイズ:全長3,855mm×全幅1,665mm×全高1,505mm・エンジン:DOHC12バルブ3気筒
・最高出力:57(78)/6,000:kw(PS)/r.p.m
歴代の三菱 ミラージュ
1978年、初代ミラージュが誕生。対米輸出戦略車として輸出に力を入れた点が特徴的です。1983年、2代目ミラージュが発売されます。初代よりややコンパクトなオーソドックスなスタイルに変化し、印象的なCMソングやエリマキトカゲのCMで一躍話題となりました。
1987年、3代目ミラージュが発売されます。同時期に流通したギャランと同じく4枚ドアのセダンスタイルとなり、当時は先進的なスタイルとして話題になりました。
1991年、4代目ミラージュが発売。V6エンジンという革新的なエンジンを搭載したことで従来の運転スタイルを大きく変えました。
1996年、5代目ミラージュが発売されます。5代目はエンジンがさらにリニューアルされ、V6エンジン1.8Lへグレードアップします。
2012年、6代目ミラージュが販売開始。「オートストップ&ゴー」を始めとする低燃費機能が充実し、販売当初は低燃費NO.1を強調していました。
先代モデルとの比較
4代目:1991~1995年3ドアハッチバックと4ドアセダンの2種類を採用しています。
エンジンは当時世界最小の1.6L V6・4カムOHCエンジンを搭載した車種も販売されました。
ボディサイズは、全長3,950mm×全幅1,680mm×全高1,365mmです。
5代目:1995~2000年
エンジンは1.8L V6拡大されたが、2カムOHCシステムにグレードダウンされました。
ボディサイズは、全長3,870mm×全幅1,680mm×全高1,365mmです。
6代目(現行モデル):2012年~
世界で活躍するコンパクトカーとして販売開始されました。
大幅な車体軽量化や空気抵抗の改善を図ったことで、アイドリングストップ機能搭載で27.2㎞/Lの低燃費を獲得しました。エンジンは3A90 1.0L直列3気筒DOHC12バルブ。
ボディサイズは、全長3,710mm×全幅1,665mm×全高1,495mmです。
日産 マーチ

日産 マーチの特長
日産 マーチは、事故予防に力を入れた車種となっており、飛び出してきた歩行者や急停止した車両を検知して警告音と衝突回避する自動ブレーキ機能を搭載しています。さらに、アクセルとブレーキの誤操作による急発進による衝突を抑制してくれるブレーキアシストも装備しているので発進時の踏み間違い事故を予防してくれます。
他にも、安全運転をサポートしてくれる車線逸脱警報や暗い道で歩行者を見つけやすくするライト自動切換え機能も搭載しているので、車線からはみ出しやすい高速道路での運転や視界の悪い夜間道路でも安全な運転環境を提供できる車となっています。
日産 マーチの中古車相場
マーチを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2018年式:53.9万円~184万円
2019年式:62.6万円~196.8万円
2020年式:60万円~176.2万円 2021年式:85.4万円~205.1万円
2022年式:流通量希少のため算出不可
現時点でマーチは、中古市場に約1,300台が流通しています。
また、2022年以降の車種は台数が少ない傾向にあります。
人気のボディカラー
日産 マーチは、BLACK Editionシリーズが5色、G/Mシリーズが8色展開となっています。その中でも、人気のボディカラーTOP3を紹介していきます。
・第1位:ブリリアントシルバー
・第2位:ブリリアントホワイトパール
・第3位:ピュアブラック
ボディカラーで迷ったときは、リーセルバリューが高くなるようなホワイト系やブラック系などモノクロカラー選ぶと良いでしょう。
スペック
・ボディサイズ:全長3,825mm×全幅1,665mm×全高1,515mm・エンジン:DOHC12水冷直列3気筒
・最高出力:58kw(79PS)/6,000r.p.m
歴代の日産 マーチ
1982年~1992年、初代マーチが誕生します。小型かつ低価格という点が消費者の目に留まり、街乗りでもサーキット乗りの両方で活躍するほど高性能な車両として人気になりました。1992年~2002年、2代目マーチは日産の欧州へ進出を達成できるよう、性能強化と快適性追求に挑戦して見事に成功。欧州での大ヒットの結果、同年に欧州カー・オブ・ザ・イヤーを獲得しました。
2002年~2010年、3代目マーチはフランスメーカーのルノーと共同開発したことで可愛らしいデザインに変化します。その結果、女性ユーザーを取り込むことに成功しています。
2010年~2022年、発売されている現行のマーチはコンパクトカーらしいボディと安全性能を重視したモデルとなっています。さらに、スポーツグレードの「NISMO」と「NISMO S」が販売されている点が特徴的です。
先代モデルとの比較
3代目:2002~2010年3ドアと5ドアハッチバックを採用していましたが、2005年に3ドアシリーズは廃止されました。
エンジンは、1.0/1.2/1.4L CRエンジンを搭載。
ボディサイズは、全長3,695mm×全幅1,660mm×全高1,505mmです。
4代目:2010年~
シンプルなボディを追及したことで低重心化と軽量化に成功して燃費が向上しました。
エンジンは、HR12DE直列3気筒DOHC12バルブのエンジンとなっています。
ボディサイズは、全長3,825mm×全幅1,665mm×全高1,515mmです。
5代目(欧州、南アフリカで販売):2017年~
日本向けの発売アナウンスはなく、日本市場へは導入されていません。4代目より低重心かつ全長は長く幅も広くなっており、コンパクトカーの枠を超えた大きさになっています。
ボディサイズは、全長3,999mm×全幅1,743mm×全高1,455mmです。
スズキ スイフト

スズキ スイフトの特長
スズキ スイフトも事故を未然に防ぐことに力を入れた車種となっています。前方に搭載したミリ波レーダーで前の車両挙動を感知しながら、一定の車間距離を保つ機能が付いており、渋滞時のうっかり追突事故防止をサポートします。細かなアクセル操作なく、渋滞を進める快適性も提供してくれます。
また、走行レーンからはみ出したときに自動で逸脱を修正したり、アラートを鳴らして未然に事故予防してくれたりする機能も充実。
さらに、道路を走っているとき以外でも駐車時において後退するとき左右後方の車を検知してアラートが鳴るので駐車場事故も未然に防ぐ安全性を兼ね備えています。
スズキ スイフトの中古車相場
スイフトを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2018年式:67.4万円〜298万円
2019年式:81.5万円~304万円
2020年式:92.8万円~395万円
2021年式:79.4万円~439万円
2022年式:112.9万円~420万円
現時点でスイフトは、中古市場に約3,400台が流通しています。
値段の幅は大きいですが、状態の良い車両を手にできる可能性は高いでしょう。こまめな市場チェックをおすすめします。
人気のボディカラー
スイフトは、HYBRID SLシリーズ8色、XGリミテッドシリーズ2色、HYBRID RSシリーズ5色、XRリミテッドシリーズ9色、HYBRID MGリミテッドシリーズ6色の展開となっています。その中でも、人気のボディカラーTOP3を紹介していきます。
・第1位:ピュアホワイトパール
・第2位:スピーディーブルーメタリック
・第3位:プレミアムシルバーメタリック
ボディカラーが多様なスイフトは中古車市場も活発なので、こまめなリサーチでお目当てのボディカラーを見つけましょう。
スペック
・ボディサイズ:全長3,845mm×全幅1,695mm×全高1,500mm・エンジン:水冷4サイクル直列4気筒
・最高出力:67kw(91PS)/6,000r.p.m
歴代のスズキ スイフト
2000年~2004年、初代スイフトが誕生。直列4気筒DOHC16バルブのエンジンを搭載します。お買い求めやすい79万円という値段設定にしたところ、事業用や官公庁向けの車両としても普及しました。2004年~2010年、2代目スイフトが広く普及します。低価格を維持しながら世界に向けて製造された車となり、全車種で電子キーを導入しました。ボディの頑丈さを強化して安全性をさらにグレードアップした点が特徴的です。
2010年~2016年、3代目スイフトが発売。ボディをさらに強固にしつつ、ホイールベースを40mm延長して安定性や旋回性を向上しました。また、樹脂パーツや高強度のパーツの使用範囲を広げて車体重量が1トンを切る軽量化に成功しました。
2016年~現在まで販売されている4代目スイフトは3代目よりさらなる軽量化を図り120kgの軽量化に成功しています。さらに衝突被害軽減システムや、車線逸脱警報機能を搭載したことで、安全性が強化されました。
先代モデルとの比較
2代目:2004年~2010年販売前からショーモデルを行い内装、外装ともにブラッシュアップを重ねた車両です。
エンジンは、M13A型 1.3L直列4気筒DOHC VVTエンジンを搭載。
ボディサイズは、全長3,695mm×全幅1,690mm×全高1,515mmです。
3代目:2010年~2017年
強固なフレールを残しつつホイールベースを拡大したことで運転快適性を高めました。さらに、軽量パーツをふんだんに使用したことで車両重量を1トン以下にまで抑えることに成功しています。
ボディサイズは、全長3,850mm×全幅1,695mm×全高1,510mmです。
4代目(現行モデル):2016年~
3代目より更なる改良を施して120kgの車両重量カットに成功しています。さらに、「デュアルセンサーブレーキサポート」などの安全装置が充実して、安心安全のモデルとなりました。
ボディサイズは、全長3,840mm×全幅1,695mm×全高1,500mmです。
※本記事は、2023年8月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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