中古車購入チェックポイント
更新日:2023.11.21 / 掲載日:2023.08.31
【2023年版】SUVの燃費比較とおすすめモデルランキング
原油価格が高騰するなか、SUVの燃費性能には以前よりも多くの注目が集まっています。燃費の良いSUVはドライバーにとって大きな魅力となり、市場でもその人気は高まっているのです。
この記事では、燃費が良いと評価されるSUVの中からおすすめの7車種をピックアップし、それぞれの特長についてや燃費を比較していきます。また、中古車の相場なども詳しく紹介するため、ぜひ愛車選びの参考にしてください。
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ここからは、燃費の良いSUVが人気の理由を3つ紹介していきます。
例えば、トヨタのヤリスクロスは最高燃費30.8km/Lを実現していますが、これはハイブリッドカーに匹敵する数字です。
従来のSUVはあまり燃費が良いイメージはありませんでしたが、近年発売される車種はどれもお財布や環境に配慮したものばかりです。
さらに、広い荷室を持つため、家族連れでの旅行やレジャーでも活躍できるでしょう。
カジュアルに使うのか、ラグジュアリーさを求めるのか、アウトドアでしっかり運転するのか、など用途に応じて好みのデザインを選べる点が人気の理由です。

小型普通車が該当する5ナンバーサイズでありながら広い室内空間と大容量のラゲッジを確保。17インチの大径タイヤを組み合わせた力強く洗練されたデザインが特徴です。
先進の「ダイハツコネクト」を搭載し、スマートフォンを駆使した便利なコネクト機能も実現しています。
<年式:予算目安>
2019年式:149万円~228.8万円
2020年式:129.9万円~235万円
2021年式:137.5万円~248万円
2022年式:155.1万円~269.8万円
2023年式:163.8万円~256万円
走行距離1,000km未満の車両は160万〜260万円の価格帯にありますが、1〜2万kmの車両でも150万〜250万円の範囲にあり、走行距離による価格差が少ないと言えるでしょう。
エクステリアでは、17インチの大径タイヤがSUVらしさを際立たせています。
「次世代スマートアシスト」を搭載し安全性も抜群です。
新たな機能である「ダイハツコネクト」を初採用し、スマートフォンとの連携によるさらなる利便性を追求しています。
全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mm
・エンジン種類
水冷直列3気筒12バルブDOHC横置
・総排気量
1.2L(2WD)
1.0L(4WD)
・最大出力
60㎾(82PS)/5,600r.p.m(2WD:Premium G HEV/X HEV)
64㎾(87PS)/6,000r.p.m(2WD:Premium G/X/L)
72㎾(98PS)/6,000r.p.m(4WD:Premium G/X/L)
重量税:10,000〜15,000円
自賠責保険料:27,840円
印紙代:1,100円
合計:28,940〜33,940円程度
整備費用は業者によってまちまちですが、最安の業者で約46,000円、その他の業者では約49,000〜61,000円の範囲が多く見られました。
走行距離が長い車両や年式が古い車両などは、車検時に不具合が見つかる可能性が高くなります。不備や故障がある場合には追加の整備費用が必要です。
エンジンオイルの交換には5,000〜10,000円、バッテリー交換には10,000〜30,000円ほどかかります。
日頃からメンテナンスを欠かさず、早めに見積もりを取ることで、車検費用を抑えられるでしょう。
5ナンバーサイズのボディにも関わらず、前後席間の距離は900mmを確保しています。後席では足元のスペースに十分な余裕があり、窮屈さをまったく感じさせない構造が特長です。
収納スペースも非常に充実しており、ワンプッシュ式のカップホルダーやフロントコンソールトレイ、センターコンソールボックスなど、使い勝手の良い収納スペースが豊富に設けられています。
荷室も369Lの大容量を誇り、デッキボードのアレンジや6:4分割の可倒式シートを活用することにより、大小さまざまな荷物の運搬が可能です。後席を片方だけ倒して、長さのある荷物を積み込むこともできます。
ロッキーは、広さと機能性を高いレベルで両立させたモデルと言えるでしょう。

ライズの燃費は、WLTCモードで17.4〜20.7km/L、JC08モードでは21.2〜24.6km/Lを実現。この高燃費は、新開発の1.2LエンジンやD-CVT技術を採用した結果です。
さらに、安全技術も充実し、多くの収納スペースもあるため、幅広いシーンでの活躍が期待されます。
<年式:予算目安>
2019年式:137万円~239.8万円
2020年式:135万円~313万円
2021年式:139.8万円~259.8万円
2022年式:159万円~284.8万円
2023年式:139.9万円~274.9万円
新しい車種であることから、走行距離が短い車両が多く出回っており、1〜3万kmの範囲に分布が集中する傾向があります。
まず安全面では、衝突警報システムや車線逸脱アシストなどの最新技術を採用。多彩な装備で安全運転をサポートします。
内装には、USB端子やHDMI端子、シートヒーターなど、快適なドライブを支える機能が満載です。紫外線カット機能付きのガラスや、先進的なメーターディスプレイも搭載されており、機能性とデザイン性が融合したモデルと言えるでしょう。
全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mm
・エンジン種類
水冷直列3気筒
・総排気量
1.2L
・最大出力
60㎾(82PS)/5,600r.p.m
重量税:10,000円
自賠責保険料:21,550円
印紙代:1,100円
合計:32,650円
法定費用とは別に整備費用がかかります。
整備費用は業者によって異なります。例えば、ディーラー車検では約68,000円、民間のある業者では約53,000円、別の民間業者では約48,000円でした。どの業者に車検を頼むか、事前に十分リサーチしておくことをおすすめします。
ディーラーに車検を頼むと料金が高いと言われますが、24ヶ月法定点検や代行手数料が含まれていることが主な理由です。
車検の基準を満たさない箇所が見つかった場合、追加整備の費用が必要になります。ライズのタイヤ交換が必要な場合は30,000〜40,000円程度かかります。また、オイル交換やエレメント交換には5,000〜10,000円の追加費用を見ておきましょう。
カップルディスタンスは900mmと余裕があり、室内ではゆったりと落ち着いた雰囲気が味わえるでしょう。乗る人すべてがリラックスして自然体で過ごせるようデザインされており、長時間の運転でも疲労やストレスを感じにくいことが特長です。
さらに、荷室容量は369Lと、コンパクトSUVクラスではトップクラスの大容量を実現しています。リアシートはほぼフラットに倒せるため、長さのある荷物も積載可能です。
また、デッキボード下にも収納スペースが確保され、日常のショッピングや旅行の際にも使い勝手が良く、さまざまな用途に活躍が期待できるでしょう。

シンプルながら洗練されたデザインの車内には、落ち着いた色調のインテリアと390Lのラゲッジスペースが広がり、多様なシートアレンジが可能です。
先進技術による安全機能や、ハイブリッド車の低燃費も魅力で、機能性とデザイン、走行性能を兼ね備えたSUVと言えるでしょう。
<年式:予算目安>
2020年式:163.8万円~328.9万円
2021年式:132万円~359万円
2022年式:158万円~345万円
2023年式:179.8万円~369万円
走行距離1,000km未満の車両が多数出回っており、状態の良い車両をお手頃な価格で入手するチャンスもあるでしょう。
室内は快適性を追求していて、落ち着いた色調のインテリアから、AC100V・1500Wのコンセントをラゲッジルームに設置し、非常時の電源供給が可能です。
また、紫外線99%カットのフロントガラスや、冬の寒さ対策としてのシートヒーターなど、快適なドライブをサポートする装備を多数搭載しています。
全長4,180~4,200mm×全幅1,765mm×全高1,580~1,590mm
・エンジン種類
直列3気筒
・総排気量
1.5L
・最大出力
67㎾(91PS)/5,500r.p.m(ハイブリッド車)
88㎾(120PS)/6,600r.p.m(ガソリン車)
重量税:15,000円
自賠責保険料:21,550円
印紙代:1,100円
合計:37,650円
整備費用は依頼する業者によって異なりますが、ディーラーの場合は車検基本料、完成検査料、代行手数料など諸々合わせて38,000円程度になるでしょう。
ハイブリッドエンジンのヤリスクロスは、エコカー減税対象のため車検の費用がやや安くなります。
しかし、車検の際になんらかの不備や故障が発見されることもあります。その場合は追加費用の支払いが必要です。ヤリスクロス特有の部品が必要になる場合、追加費用が高くなる可能性もあるため注意しましょう。例えば、タイヤを交換する場合、約46,000円の費用がかかります。
整備費用や追加費用は業者によって大きく異なるため、いくつかの業者で見積もりを取ることが大切です。
また、シートアレンジの自由度が高く、乗車人数や荷物の量に応じて最適な配置を選択可能です。それにより、大きな荷物を積む際にも空間を効率的に使えます。
ラゲッジスペースの容量は390Lと、このクラスの車両としては十分な広さがあると言えるでしょう。
車内の収納スペースも広く、フロントに設置されたカップホルダーやグローブボックスは、日常の小物を整理しながら、手の届く範囲に置いておけるため大変便利です。
ヤリスクロスの車内は、使い勝手と快適性を両立させた空間となっており、ドライバーと乗客のための気配りが随所に垣間見えます。

内装には、ホールド性の良好なスポーティーシートや、統一感のある上質なインテリアなど、高級感と遊び心を併せ持つデザインが採用されています。
安全面では、レーダーやカメラを駆使して歩行者や車両を検出し、衝突回避や被害軽減をサポート可能です。
快適性も追求されており、紫外線や赤外線を効果的に遮断する機能や、非常時の給電システムなどにより、安心してドライブを楽しめるでしょう。
<年式:予算目安>
2017年式:117.8万円~279.8万円
2018年式:119.8万円~379万円
2019年式:129.7万円~304.7万円
2020年式:169.9万円~298万円
2021年式:169.9万円~298万円
2022年式:198万円~290万円
2023年式:224.9万円~329.9万円
比較的新しいモデルが主流で、適度な走行距離の車両が多く取引されています。
8インチディスプレイオーディオでは、スマホを接続するだけで、お馴染みのアプリをカーディスプレイで楽しむことが可能です。ハンズフリー通話も可能なため、安全な運転を続けながらコミュニケーションできます。
リアコンビネーションランプはフルLEDを採用し、消費電力を抑えながら明るさを確保し、シーケンシャルターンランプの独特な雰囲気も印象的です。
ステアリングスイッチにより、ハンドルから手を離すことなく多機能な操作ができます。
全長4,385~4,390mm×全幅1,795mm×全高1,550~1,560mm
・エンジン種類
直列4気筒
・総排気量
1.8L(ハイブリッド車)
1.2L(ガソリン車)
・最大出力
72㎾(98PS)/5,200r.p.m(ハイブリッド車)
85㎾(116PS)/5,200~5,600r.p.m(ガソリン車)
重量税:15,000円
自賠責保険料:21,550円
印紙代:1,100円
合計:37,650円
整備費用は業者によって異なりますが、C-HRの整備費用は53,000〜76,000円が相場と言えます。
しかし、車検時に不具合や不備が見つかった場合、そのままでは車検に通らないため追加の整備費用が必要です。追加費用の例として、タイヤの溝が基準未満だった場合には、タイヤの交換にかかる費用が挙げられます。
C-HRのタイヤサイズ「215/45R17」を4本交換すると、工賃を合わせて約50,000円です。
車検の期限前に時間の余裕を持って見積もりを取っておき、予想外の出費に慌てないようにしましょう。
C-HRの実用的な収納スペースは、グローブボックスやセンターロアトレイ、ホック付きコンソールボックス、カップホルダーなど、前席周りで多くのアイテムを配置していることが特徴です。
特筆すべきは、そのラゲッジルームの使い勝手で、318Lの容量を持ち、ハイブリッドや4WDのモデルでも寸法や容量に違いはありません。また、床下収納や買い物フック、デッキフックなど詳細な装備もあり、日常使いを確実にサポートしてくれます。
リアシートを倒すことにより、さらに広い荷室を利用できるため、多目的に活用できるでしょう。

1.8Lエンジンを搭載し、特にハイブリッド車は26.2km/Lという優れた燃費を実現。E-Fourによる安定した走行性能も確保しています。新しいトーションビーム式リアサスペンションによる快適性も特長です。
デザイン面では「アーバン・アクティブ」をコンセプトに、洗練されたエクステリアと上質なインテリアを採用しています。
<年式:予算目安>
2021年式:179.8万円~405.9万円
2022年式:196万円~438万円
2023年式:184.8万円~398万円
走行距離が1〜2万kmの車両の流通量が多い点も特徴的です。
内装には連続的なデザインのインストルメントパネルや、LEDの室内照明を採用し、エレガントな空間を提供します。また、スリムなデザインと高いホールド性を兼ね備えたフロントシートを標準装備。
安全面でも、最新のToyota Safety Senseやパーキングサポートブレーキ、バックガイドモニターをほとんどのグレードで標準装備し、ペダルの踏み間違い対策のオプションも選択可能です。
全長4,490mm×全幅1,825mm×全高1,620mm
・エンジン種類
直列4気筒
・総排気量
1.8L
・最大出力
72㎾(98PS)/5,200r.p.m(ハイブリッド車)
103㎾(140PS)/6,200r.p.m(ガソリン車)
重量税:24,600〜32,800円
自賠責保険料:20,010円
印紙代:1,100円
合計:46,710円〜54,910円
整備費用は各業者や経過年数によって異なりますが、ディーラーに依頼する場合、車検基本料、完成検査料、代行手数料などで50,000〜100,000円が法定費用とは別にかかります。
走行距離が長く、使用頻度が高い車両の場合、バッテリーやブレーキパッドなどの消耗部品交換にも追加費用が必要です。ハイブリッド車では、特別な部品やシステムがあり、故障や不具合が発見された際の修理費用が高額になる可能性があります。
もし車検で不備が見つかった際には、追加費用の支払いは避けられないため、事前に複数の業者で見積もりを取り、自分の希望に合った業者を選びましょう。
インテリアには、インストルメントパネルからドアトリムにかけて連続性のあるデザインを採用し、圧迫感のない快適な空間を実現しています。
フロントシートはスリムな背面部を持ちつつも高いホールド性を確保していて、広々とした足元スペースを生み出し、長時間の運転でも疲れにくい環境を提供します。
豊富な収納スペースも配置し、日常の小物や長距離移動時の荷物もスムーズに収納可能です。
カローラクロスの機能性と空間設計は、日常からレジャーまで、多様なシーンでの使用に配慮した結果、乗る人すべてに安心と快適性を実現します。

ヴェゼルは機能とデザイン、安全性を高次元で融合させたSUVです。全長4,330mmのコンパクトなボディには、新開発の1.5L DOHC i-VTECエンジンや、ホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載。
これにより、WLTCモードで15.6〜25.0km/L、JC08モードで26.4〜30.4km/Lと、優れた燃費性能を実現しています。
<年式:予算目安>
2018年式:128万円~262.2万円
2019年式:154.8万円~286万円
2020年式:165万円~309.9万円
2021年式:199.8万円~396万円
2022年式:219.8万円~389.9万円
2023年式:217.8万円~389.8万円
走行距離では5〜7万kmの車両が最も多く、120万〜190万円ほどで流通しています。
搭載された2モーターハイブリッドシステム「e-HEV」は、さまざまなドライブモードの使い分けが可能で、環境への配慮と運転の楽しさを両立させています。
最新の安全運転支援システム「Honda SENSING」が全タイプに標準装備されており、フロントワイドビューカメラで横方向の視野範囲が広いことが特長です。
ハンズフリーアクセスパワーテールゲートやパノラマルーフなど、便利で快適な装置も取り入れられています。
全長4,330mm×全幅1,790mm×全高1,590mm
・エンジン種類
水冷直列4気筒
・総排気量
1.5L
・最大出力
78㎾(106PS)/6,000~4,000r.p.m、87㎾(118PS)/6,600r.p.m(G)
重量税:15,000円
自賠責保険料:21,550円
印紙代:1,100円
合計:37,650円
整備費用は車検を受ける業者によって変動しますが、ディーラーでは約86,000円程度を見込みましょう。民間のある業者では約53,000円、また別の業者では約58,000円と、民間業者の方がディーラー車検より安いのが一般的です。
車検に合格できないような不具合が発見された場合、追加の費用が発生します。例えば、タイヤ交換には40,000〜50,000円、エンジンオイルの交換では5,000〜10,000円程度の費用がかかるでしょう。
車検を受ける前には時間的な余裕を持ち、早めに見積もりを取ることをおすすめします。
特に、センタータンクレイアウトを採用することにより、足元にゆとりを持たせた広々とした空間が魅力です。シートの着座位置や背もたれの角度調整によって広く快適な視界を確保し、後席の足元も前席背面の湾曲デザインにより広く感じられます。
荷室もスクエア形状に設計されており、細々としたアイテムから大きな荷物まで、効率的な積載が可能です。
細部にまで配慮されたデザインと機能性の両立により、ヴェゼルは都市部のドライブからアウトドアまで、幅広く活躍できる使い勝手の良い車内空間を実現しています。

モデルラインナップは多岐にわたり、ハイブリッドの「UX250h」や「UX200」に加え、電気自動車の「UX300e」などがあります。
先進的な予防安全技術「Lexus Safety System+」の拡充や、大型高解像度のタッチディスプレイの搭載により、使い勝手も大幅に向上しています。
<年式:予算目安>
2018年式:227.8万円~539万円
2019年式:229.9万円~500万円
2020年式:217.7万円~492万円
2021年式:265.8万円~567万円
2022年式:326.9万円~498万円
2019年式の車両が比較的多く、中心的な価格帯は340万〜390万円ほどです。
2020年式以降の車両になると、400万円以上の割合が高い傾向が見られます。
最新のマルチメディアシステムは、大型で高解像度のタッチディスプレイを搭載し、使用時の視認性や操作性に優れている点が特長です。
インストルメントパネルやコンソール周辺も、形状やスイッチレイアウトが最適化され、ドライバーの操作感を重視した設計となっています。
全長4,495mm×全幅1,840mm×全高1,540mm
・エンジン種類
直列4気筒
・総排気量
2.0L
・最大出力
107㎾(146PS)/6,000r.p.m(UX250h)
128㎾(174PS)/6,600r.p.m(UX200)
重量税:24,600円
自賠責保険料:20,010円
印紙代:1,100円
合計:45,710円
次に整備費用ですが、こちらの費用は車検を受ける業者によって変動するため、自分が希望する金額や車検場の場所を考慮して事前にリサーチしておくことが大切です。
UXの整備費用は、民間業者での相場が約57,000〜70,000円です。ディーラー車検は相場が100,000〜150,000円前後と、民間業者よりは高い費用がかかりますが、点検・整備の質が非常に高いという点が大きなメリットです。
車検費用を抑えるためには、車検業者の比較サイトで複数の業者を比較し、実際に見積もりを取ることをおすすめします。また、車検で追加費用が発生しないよう、日頃から車のメンテナンスを欠かさないことも大切です。
運転席をはじめ、フロントシートは乗り降りのしやすさと、しっかりとしたホールド感を併せ持ち、都会での移動を快適にサポートします。
リアシートは6:4分割可倒式シートを採用し、柔軟に荷室空間を調整可能です。荷室自体はシートをすべて倒すと最大995Lまで拡大でき、日常の買い物からアウトドア用途まで幅広いニーズに応える容量を持っています。コンパクトながら、リアシートを倒すだけでゴルフバッグも積載可能です。
さらに、センターコンソールやドアトリム、グローブボックスなど、細部に至るまで豊富な収納スペースが確保されている点も魅力です。
UXは、車内の至る所でユーザーの快適性を追求し、広々とした空間と使い勝手の良さを実現しています。
※本記事は、2023年8月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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燃費の良いSUVが人気の理由
SUVは走行性と広い室内空間が年齢性別問わず人気のある理由ですが、近年は燃料費の高騰から低燃費をテーマにしたモデルが注目されています。ここからは、燃費の良いSUVが人気の理由を3つ紹介していきます。
1.経済的で環境に優しい
燃費の良いSUVはランニングコストが抑えられる上に、CO2の排出量が少ないため環境にも優しいと考えられています。例えば、トヨタのヤリスクロスは最高燃費30.8km/Lを実現していますが、これはハイブリッドカーに匹敵する数字です。
従来のSUVはあまり燃費が良いイメージはありませんでしたが、近年発売される車種はどれもお財布や環境に配慮したものばかりです。
2.使い勝手が良い
SUVは街乗りからアウトドアまで、さまざまなシーンに対応できます。高さのあるボディや大径のタイヤを採用しているため視界が良く、悪路や雪道でも安定した走行が可能です。さらに、広い荷室を持つため、家族連れでの旅行やレジャーでも活躍できるでしょう。
3.高いデザイン性
燃費の良いSUVは経済的だけでなく、その外観や内装にも注目が集まっています。力強くスポーティなデザインや、個性的なカラーリングも特徴的です。カジュアルに使うのか、ラグジュアリーさを求めるのか、アウトドアでしっかり運転するのか、など用途に応じて好みのデザインを選べる点が人気の理由です。
ダイハツ ロッキー

ダイハツ ロッキーの特長
ロッキーは、ダイハツが誇る「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」というコンセプトのもとに生まれた新型コンパクトSUVです。都市生活に適した取り回しの良さを維持しつつ、高い基本性能と利便性を融合しています。小型普通車が該当する5ナンバーサイズでありながら広い室内空間と大容量のラゲッジを確保。17インチの大径タイヤを組み合わせた力強く洗練されたデザインが特徴です。
先進の「ダイハツコネクト」を搭載し、スマートフォンを駆使した便利なコネクト機能も実現しています。
ダイハツ ロッキーの中古車相場
ロッキーを中古で購入する際の予算目安を年式ごとにご紹介します。<年式:予算目安>
2019年式:149万円~228.8万円
2020年式:129.9万円~235万円
2021年式:137.5万円~248万円
2022年式:155.1万円~269.8万円
2023年式:163.8万円~256万円
走行距離1,000km未満の車両は160万〜260万円の価格帯にありますが、1〜2万kmの車両でも150万〜250万円の範囲にあり、走行距離による価格差が少ないと言えるでしょう。
装備
ダイハツのコンパクトSUV「ロッキー」には、1.2Lエンジンと組み合わせた「e-SMART HYBRID」システムが搭載されています。このシステムは、エンジンによる発電とモーターでの走行を実現し、驚異的な反応性と静粛性が特長です。エクステリアでは、17インチの大径タイヤがSUVらしさを際立たせています。
「次世代スマートアシスト」を搭載し安全性も抜群です。
新たな機能である「ダイハツコネクト」を初採用し、スマートフォンとの連携によるさらなる利便性を追求しています。
スペック
・ボディサイズ全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mm
・エンジン種類
水冷直列3気筒12バルブDOHC横置
・総排気量
1.2L(2WD)
1.0L(4WD)
・最大出力
60㎾(82PS)/5,600r.p.m(2WD:Premium G HEV/X HEV)
64㎾(87PS)/6,000r.p.m(2WD:Premium G/X/L)
72㎾(98PS)/6,000r.p.m(4WD:Premium G/X/L)
車検代
ロッキーの車検費用において、法定費用はおおよそ以下の通りです。重量税:10,000〜15,000円
自賠責保険料:27,840円
印紙代:1,100円
合計:28,940〜33,940円程度
整備費用は業者によってまちまちですが、最安の業者で約46,000円、その他の業者では約49,000〜61,000円の範囲が多く見られました。
走行距離が長い車両や年式が古い車両などは、車検時に不具合が見つかる可能性が高くなります。不備や故障がある場合には追加の整備費用が必要です。
エンジンオイルの交換には5,000〜10,000円、バッテリー交換には10,000〜30,000円ほどかかります。
日頃からメンテナンスを欠かさず、早めに見積もりを取ることで、車検費用を抑えられるでしょう。
車内の広さ
ダイハツ ロッキーはコンパクトSUVながら驚くほどの広々とした室内空間が魅力の車種です。5ナンバーサイズのボディにも関わらず、前後席間の距離は900mmを確保しています。後席では足元のスペースに十分な余裕があり、窮屈さをまったく感じさせない構造が特長です。
収納スペースも非常に充実しており、ワンプッシュ式のカップホルダーやフロントコンソールトレイ、センターコンソールボックスなど、使い勝手の良い収納スペースが豊富に設けられています。
荷室も369Lの大容量を誇り、デッキボードのアレンジや6:4分割の可倒式シートを活用することにより、大小さまざまな荷物の運搬が可能です。後席を片方だけ倒して、長さのある荷物を積み込むこともできます。
ロッキーは、広さと機能性を高いレベルで両立させたモデルと言えるでしょう。
トヨタ ライズ

トヨタ ライズの特長
トヨタ ライズは、迫力あるデザインと存在感を持つSUVとして注目を集めています。洗練された力強い外観とクラストップの燃費性能が特長です。ライズの燃費は、WLTCモードで17.4〜20.7km/L、JC08モードでは21.2〜24.6km/Lを実現。この高燃費は、新開発の1.2LエンジンやD-CVT技術を採用した結果です。
さらに、安全技術も充実し、多くの収納スペースもあるため、幅広いシーンでの活躍が期待されます。
トヨタ ライズの中古車相場
ライズを中古で購入する際の予算目安を年式ごとにご紹介します。<年式:予算目安>
2019年式:137万円~239.8万円
2020年式:135万円~313万円
2021年式:139.8万円~259.8万円
2022年式:159万円~284.8万円
2023年式:139.9万円~274.9万円
新しい車種であることから、走行距離が短い車両が多く出回っており、1〜3万kmの範囲に分布が集中する傾向があります。
装備
ライズは、その先進的な装備と機能性により、都市型SUVとしての魅力を高めています。まず安全面では、衝突警報システムや車線逸脱アシストなどの最新技術を採用。多彩な装備で安全運転をサポートします。
内装には、USB端子やHDMI端子、シートヒーターなど、快適なドライブを支える機能が満載です。紫外線カット機能付きのガラスや、先進的なメーターディスプレイも搭載されており、機能性とデザイン性が融合したモデルと言えるでしょう。
スペック
・ボディサイズ全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mm
・エンジン種類
水冷直列3気筒
・総排気量
1.2L
・最大出力
60㎾(82PS)/5,600r.p.m
車検代
トヨタ ライズの車検に必要な法定費用はおおよそ以下の通りです。重量税:10,000円
自賠責保険料:21,550円
印紙代:1,100円
合計:32,650円
法定費用とは別に整備費用がかかります。
整備費用は業者によって異なります。例えば、ディーラー車検では約68,000円、民間のある業者では約53,000円、別の民間業者では約48,000円でした。どの業者に車検を頼むか、事前に十分リサーチしておくことをおすすめします。
ディーラーに車検を頼むと料金が高いと言われますが、24ヶ月法定点検や代行手数料が含まれていることが主な理由です。
車検の基準を満たさない箇所が見つかった場合、追加整備の費用が必要になります。ライズのタイヤ交換が必要な場合は30,000〜40,000円程度かかります。また、オイル交換やエレメント交換には5,000〜10,000円の追加費用を見ておきましょう。
車内の広さ
ライズは、全長4m未満のコンパクトサイズでありながら、その車内は驚くほどの広さを持っています。カップルディスタンスは900mmと余裕があり、室内ではゆったりと落ち着いた雰囲気が味わえるでしょう。乗る人すべてがリラックスして自然体で過ごせるようデザインされており、長時間の運転でも疲労やストレスを感じにくいことが特長です。
さらに、荷室容量は369Lと、コンパクトSUVクラスではトップクラスの大容量を実現しています。リアシートはほぼフラットに倒せるため、長さのある荷物も積載可能です。
また、デッキボード下にも収納スペースが確保され、日常のショッピングや旅行の際にも使い勝手が良く、さまざまな用途に活躍が期待できるでしょう。
トヨタ ヤリスクロス

トヨタ ヤリスクロスの特長
ヤリスクロスは、スタイリッシュでありながらもSUVらしい堅牢さを併せ持つ新世代の車です。日常をアクティブに過ごすための完璧な相棒となってくれるでしょう。シンプルながら洗練されたデザインの車内には、落ち着いた色調のインテリアと390Lのラゲッジスペースが広がり、多様なシートアレンジが可能です。
先進技術による安全機能や、ハイブリッド車の低燃費も魅力で、機能性とデザイン、走行性能を兼ね備えたSUVと言えるでしょう。
トヨタ ヤリスクロスの中古車相場
ヤリスクロスを中古で購入する際の予算目安を年式ごとにご紹介します。<年式:予算目安>
2020年式:163.8万円~328.9万円
2021年式:132万円~359万円
2022年式:158万円~345万円
2023年式:179.8万円~369万円
走行距離1,000km未満の車両が多数出回っており、状態の良い車両をお手頃な価格で入手するチャンスもあるでしょう。
装備
ヤリスクロスは、最先端の装備を凝縮した車として注目を浴びており、スタイリッシュなデザインに隠された機能美は日常から非常時まで抜群の信頼性を誇ります。室内は快適性を追求していて、落ち着いた色調のインテリアから、AC100V・1500Wのコンセントをラゲッジルームに設置し、非常時の電源供給が可能です。
また、紫外線99%カットのフロントガラスや、冬の寒さ対策としてのシートヒーターなど、快適なドライブをサポートする装備を多数搭載しています。
スペック
・ボディサイズ全長4,180~4,200mm×全幅1,765mm×全高1,580~1,590mm
・エンジン種類
直列3気筒
・総排気量
1.5L
・最大出力
67㎾(91PS)/5,500r.p.m(ハイブリッド車)
88㎾(120PS)/6,600r.p.m(ガソリン車)
車検代
ヤリスクロスの車検の際に必要な法定費用は、おおよそ以下の通りです。重量税:15,000円
自賠責保険料:21,550円
印紙代:1,100円
合計:37,650円
整備費用は依頼する業者によって異なりますが、ディーラーの場合は車検基本料、完成検査料、代行手数料など諸々合わせて38,000円程度になるでしょう。
ハイブリッドエンジンのヤリスクロスは、エコカー減税対象のため車検の費用がやや安くなります。
しかし、車検の際になんらかの不備や故障が発見されることもあります。その場合は追加費用の支払いが必要です。ヤリスクロス特有の部品が必要になる場合、追加費用が高くなる可能性もあるため注意しましょう。例えば、タイヤを交換する場合、約46,000円の費用がかかります。
整備費用や追加費用は業者によって大きく異なるため、いくつかの業者で見積もりを取ることが大切です。
車内の広さ
心地良い広さを感じられる室内は落ち着いた配色のインテリアが採用されており、長時間のドライブでも疲れにくく、リラックスできる空間が演出されています。また、シートアレンジの自由度が高く、乗車人数や荷物の量に応じて最適な配置を選択可能です。それにより、大きな荷物を積む際にも空間を効率的に使えます。
ラゲッジスペースの容量は390Lと、このクラスの車両としては十分な広さがあると言えるでしょう。
車内の収納スペースも広く、フロントに設置されたカップホルダーやグローブボックスは、日常の小物を整理しながら、手の届く範囲に置いておけるため大変便利です。
ヤリスクロスの車内は、使い勝手と快適性を両立させた空間となっており、ドライバーと乗客のための気配りが随所に垣間見えます。
トヨタ C-HR

トヨタ C-HRの特長
C-HRは、モダンで知的なSUVを意識したエクステリアと、洗練されたデザインが特徴的です。内装には、ホールド性の良好なスポーティーシートや、統一感のある上質なインテリアなど、高級感と遊び心を併せ持つデザインが採用されています。
安全面では、レーダーやカメラを駆使して歩行者や車両を検出し、衝突回避や被害軽減をサポート可能です。
快適性も追求されており、紫外線や赤外線を効果的に遮断する機能や、非常時の給電システムなどにより、安心してドライブを楽しめるでしょう。
トヨタ C-HRの中古車相場
C-HRを中古で購入する際の予算目安を年式ごとにご紹介します。<年式:予算目安>
2017年式:117.8万円~279.8万円
2018年式:119.8万円~379万円
2019年式:129.7万円~304.7万円
2020年式:169.9万円~298万円
2021年式:169.9万円~298万円
2022年式:198万円~290万円
2023年式:224.9万円~329.9万円
比較的新しいモデルが主流で、適度な走行距離の車両が多く取引されています。
装備
C-HRは、先進の装備でドライブを快適にサポートします。8インチディスプレイオーディオでは、スマホを接続するだけで、お馴染みのアプリをカーディスプレイで楽しむことが可能です。ハンズフリー通話も可能なため、安全な運転を続けながらコミュニケーションできます。
リアコンビネーションランプはフルLEDを採用し、消費電力を抑えながら明るさを確保し、シーケンシャルターンランプの独特な雰囲気も印象的です。
ステアリングスイッチにより、ハンドルから手を離すことなく多機能な操作ができます。
スペック
・ボディサイズ全長4,385~4,390mm×全幅1,795mm×全高1,550~1,560mm
・エンジン種類
直列4気筒
・総排気量
1.8L(ハイブリッド車)
1.2L(ガソリン車)
・最大出力
72㎾(98PS)/5,200r.p.m(ハイブリッド車)
85㎾(116PS)/5,200~5,600r.p.m(ガソリン車)
車検代
C-HRの車検代について、法定費用はおおよそ以下の通りです。重量税:15,000円
自賠責保険料:21,550円
印紙代:1,100円
合計:37,650円
整備費用は業者によって異なりますが、C-HRの整備費用は53,000〜76,000円が相場と言えます。
しかし、車検時に不具合や不備が見つかった場合、そのままでは車検に通らないため追加の整備費用が必要です。追加費用の例として、タイヤの溝が基準未満だった場合には、タイヤの交換にかかる費用が挙げられます。
C-HRのタイヤサイズ「215/45R17」を4本交換すると、工賃を合わせて約50,000円です。
車検の期限前に時間の余裕を持って見積もりを取っておき、予想外の出費に慌てないようにしましょう。
車内の広さ
C-HRは、コンパクトSUVに位置付けられていますが、効率的なデザインにより乗員の快適性と荷物の収納性を両立させています。C-HRの実用的な収納スペースは、グローブボックスやセンターロアトレイ、ホック付きコンソールボックス、カップホルダーなど、前席周りで多くのアイテムを配置していることが特徴です。
特筆すべきは、そのラゲッジルームの使い勝手で、318Lの容量を持ち、ハイブリッドや4WDのモデルでも寸法や容量に違いはありません。また、床下収納や買い物フック、デッキフックなど詳細な装備もあり、日常使いを確実にサポートしてくれます。
リアシートを倒すことにより、さらに広い荷室を利用できるため、多目的に活用できるでしょう。
トヨタ カローラクロス

トヨタ カローラクロスの特長
カローラシリーズ初のSUVであるカローラクロスは、カローラの伝統と時代の要求を融合した新世代のSUVです。1.8Lエンジンを搭載し、特にハイブリッド車は26.2km/Lという優れた燃費を実現。E-Fourによる安定した走行性能も確保しています。新しいトーションビーム式リアサスペンションによる快適性も特長です。
デザイン面では「アーバン・アクティブ」をコンセプトに、洗練されたエクステリアと上質なインテリアを採用しています。
トヨタ カローラクロスの中古車相場
カローラクロス中古で購入する際の予算目安を年式ごとにご紹介します。<年式:予算目安>
2021年式:179.8万円~405.9万円
2022年式:196万円~438万円
2023年式:184.8万円~398万円
走行距離が1〜2万kmの車両の流通量が多い点も特徴的です。
装備
カローラクロスは最新技術を凝縮した装備が特長です。内装には連続的なデザインのインストルメントパネルや、LEDの室内照明を採用し、エレガントな空間を提供します。また、スリムなデザインと高いホールド性を兼ね備えたフロントシートを標準装備。
安全面でも、最新のToyota Safety Senseやパーキングサポートブレーキ、バックガイドモニターをほとんどのグレードで標準装備し、ペダルの踏み間違い対策のオプションも選択可能です。
スペック
・ボディサイズ全長4,490mm×全幅1,825mm×全高1,620mm
・エンジン種類
直列4気筒
・総排気量
1.8L
・最大出力
72㎾(98PS)/5,200r.p.m(ハイブリッド車)
103㎾(140PS)/6,200r.p.m(ガソリン車)
車検代
カローラクロスの車検にかかる法定費用は、おおよそ以下の通りです。重量税:24,600〜32,800円
自賠責保険料:20,010円
印紙代:1,100円
合計:46,710円〜54,910円
整備費用は各業者や経過年数によって異なりますが、ディーラーに依頼する場合、車検基本料、完成検査料、代行手数料などで50,000〜100,000円が法定費用とは別にかかります。
走行距離が長く、使用頻度が高い車両の場合、バッテリーやブレーキパッドなどの消耗部品交換にも追加費用が必要です。ハイブリッド車では、特別な部品やシステムがあり、故障や不具合が発見された際の修理費用が高額になる可能性があります。
もし車検で不備が見つかった際には、追加費用の支払いは避けられないため、事前に複数の業者で見積もりを取り、自分の希望に合った業者を選びましょう。
車内の広さ
カローラの信頼性とSUVの存在感を併せ持つカローラクロスは、車内空間が快適で広いという点が大きな特長です。インテリアには、インストルメントパネルからドアトリムにかけて連続性のあるデザインを採用し、圧迫感のない快適な空間を実現しています。
フロントシートはスリムな背面部を持ちつつも高いホールド性を確保していて、広々とした足元スペースを生み出し、長時間の運転でも疲れにくい環境を提供します。
豊富な収納スペースも配置し、日常の小物や長距離移動時の荷物もスムーズに収納可能です。
カローラクロスの機能性と空間設計は、日常からレジャーまで、多様なシーンでの使用に配慮した結果、乗る人すべてに安心と快適性を実現します。
ホンダ ヴェゼル

ホンダ ヴェゼルの特長
ホンダ ヴェゼルは、多機能性とスタイリッシュなデザインを兼ね備えたSUVとして高い人気を誇ります。ヴェゼルは機能とデザイン、安全性を高次元で融合させたSUVです。全長4,330mmのコンパクトなボディには、新開発の1.5L DOHC i-VTECエンジンや、ホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載。
これにより、WLTCモードで15.6〜25.0km/L、JC08モードで26.4〜30.4km/Lと、優れた燃費性能を実現しています。
ホンダ ヴェゼルの中古車相場
ヴェゼルを中古で購入する際の予算目安を年式ごとにご紹介します。<年式:予算目安>
2018年式:128万円~262.2万円
2019年式:154.8万円~286万円
2020年式:165万円~309.9万円
2021年式:199.8万円~396万円
2022年式:219.8万円~389.9万円
2023年式:217.8万円~389.8万円
走行距離では5〜7万kmの車両が最も多く、120万〜190万円ほどで流通しています。
装備
ヴェゼルの多面的な魅力を支えているのが、随所に採用された最先端装備の数々です。搭載された2モーターハイブリッドシステム「e-HEV」は、さまざまなドライブモードの使い分けが可能で、環境への配慮と運転の楽しさを両立させています。
最新の安全運転支援システム「Honda SENSING」が全タイプに標準装備されており、フロントワイドビューカメラで横方向の視野範囲が広いことが特長です。
ハンズフリーアクセスパワーテールゲートやパノラマルーフなど、便利で快適な装置も取り入れられています。
スペック
・ボディサイズ全長4,330mm×全幅1,790mm×全高1,590mm
・エンジン種類
水冷直列4気筒
・総排気量
1.5L
・最大出力
78㎾(106PS)/6,000~4,000r.p.m、87㎾(118PS)/6,600r.p.m(G)
車検代
ヴェゼルは、エコカー減税対象車であるため、法定費用が非対象車よりも1万円程度安くなっています。車検に必要な法定費用は、おおよそ以下の通りです。重量税:15,000円
自賠責保険料:21,550円
印紙代:1,100円
合計:37,650円
整備費用は車検を受ける業者によって変動しますが、ディーラーでは約86,000円程度を見込みましょう。民間のある業者では約53,000円、また別の業者では約58,000円と、民間業者の方がディーラー車検より安いのが一般的です。
車検に合格できないような不具合が発見された場合、追加の費用が発生します。例えば、タイヤ交換には40,000〜50,000円、エンジンオイルの交換では5,000〜10,000円程度の費用がかかるでしょう。
車検を受ける前には時間的な余裕を持ち、早めに見積もりを取ることをおすすめします。
車内の広さ
コンパクトなボディサイズでありながら、使いやすい室内空間と余裕ある広さを持つことが、ヴェゼルの特長のひとつと言えます。特に、センタータンクレイアウトを採用することにより、足元にゆとりを持たせた広々とした空間が魅力です。シートの着座位置や背もたれの角度調整によって広く快適な視界を確保し、後席の足元も前席背面の湾曲デザインにより広く感じられます。
荷室もスクエア形状に設計されており、細々としたアイテムから大きな荷物まで、効率的な積載が可能です。
細部にまで配慮されたデザインと機能性の両立により、ヴェゼルは都市部のドライブからアウトドアまで、幅広く活躍できる使い勝手の良い車内空間を実現しています。
レクサス UX

レクサス UXの特長
「Urban Explorer」のコンセプトを掲げるレクサス UXは、直列4気筒2L直噴エンジンを搭載し、エンジンの優れた動力性能と環境性能を高次元で両立させています。モデルラインナップは多岐にわたり、ハイブリッドの「UX250h」や「UX200」に加え、電気自動車の「UX300e」などがあります。
先進的な予防安全技術「Lexus Safety System+」の拡充や、大型高解像度のタッチディスプレイの搭載により、使い勝手も大幅に向上しています。
レクサス UXの中古車相場
レクサス UXを中古で購入する際の予算目安を年式ごとにご紹介します。<年式:予算目安>
2018年式:227.8万円~539万円
2019年式:229.9万円~500万円
2020年式:217.7万円~492万円
2021年式:265.8万円~567万円
2022年式:326.9万円~498万円
2019年式の車両が比較的多く、中心的な価格帯は340万〜390万円ほどです。
2020年式以降の車両になると、400万円以上の割合が高い傾向が見られます。
装備
ハイブリッドシステムを搭載した「UX250h」や、Direct type Shift-CVTトランスミッションを特色とする「UX200」は、先進装備の進化を追求しています。最新のマルチメディアシステムは、大型で高解像度のタッチディスプレイを搭載し、使用時の視認性や操作性に優れている点が特長です。
インストルメントパネルやコンソール周辺も、形状やスイッチレイアウトが最適化され、ドライバーの操作感を重視した設計となっています。
スペック
・ボディサイズ全長4,495mm×全幅1,840mm×全高1,540mm
・エンジン種類
直列4気筒
・総排気量
2.0L
・最大出力
107㎾(146PS)/6,000r.p.m(UX250h)
128㎾(174PS)/6,600r.p.m(UX200)
車検代
レクサス UXの車検にかかる法定費用は、おおよそ以下の通りです。重量税:24,600円
自賠責保険料:20,010円
印紙代:1,100円
合計:45,710円
次に整備費用ですが、こちらの費用は車検を受ける業者によって変動するため、自分が希望する金額や車検場の場所を考慮して事前にリサーチしておくことが大切です。
UXの整備費用は、民間業者での相場が約57,000〜70,000円です。ディーラー車検は相場が100,000〜150,000円前後と、民間業者よりは高い費用がかかりますが、点検・整備の質が非常に高いという点が大きなメリットです。
車検費用を抑えるためには、車検業者の比較サイトで複数の業者を比較し、実際に見積もりを取ることをおすすめします。また、車検で追加費用が発生しないよう、日頃から車のメンテナンスを欠かさないことも大切です。
車内の広さ
都市型SUVであるレクサス UXの際立った特長のひとつが、優れた居住性と収納性です。運転席をはじめ、フロントシートは乗り降りのしやすさと、しっかりとしたホールド感を併せ持ち、都会での移動を快適にサポートします。
リアシートは6:4分割可倒式シートを採用し、柔軟に荷室空間を調整可能です。荷室自体はシートをすべて倒すと最大995Lまで拡大でき、日常の買い物からアウトドア用途まで幅広いニーズに応える容量を持っています。コンパクトながら、リアシートを倒すだけでゴルフバッグも積載可能です。
さらに、センターコンソールやドアトリム、グローブボックスなど、細部に至るまで豊富な収納スペースが確保されている点も魅力です。
UXは、車内の至る所でユーザーの快適性を追求し、広々とした空間と使い勝手の良さを実現しています。
※本記事は、2023年8月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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