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更新日:2023.11.21 / 掲載日:2023.10.03
【2023年版】ミニバンの安全性比較!おすすめモデルランキング
ミニバンはSUVやセダンよりも車内スペースが広く、ラゲッジルームも大きいことから特にファミリー層に人気があります。
相次ぐフルモデルチェンジにより、最新の安全性能を備えている車種も増えています。そのため、ミニバンは安全性に着目して選ぶのもおすすめの方法です。
この記事では、安全性が高いミニバンが人気の理由を解説し、主に安全性比較の観点からおすすめ車種を7つ紹介します。
【合わせて読みたい記事】
視界不良による事故を防ぎやすいため、安心して運転できることはミニバンの人気が高い理由の一つと言えるでしょう。
トヨタの「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」、ホンダの「Honda SENSING(ホンダセンシング)」などが運転中の事故を回避したり、安全な駐車を支援したりしてくれます。
小さな子どもや高齢者を安心して乗せられることもミニバンが人気の理由です。

グレードによっては8人乗りも選べることから、ファミリー層に特に支持されている車種です。また、トヨタのミニバンの中でも燃費性能が高いことを特長としています。
2022年に発表された4代目ヴォクシーには、安全運転を支援する最新の機能が搭載されているため、普段の買い物から休日のアウトドアまで活躍するでしょう。
<年式:予算目安>
2016年式:124万円~294万円
2017年式:120万円~379万円
2018年式:140万円~395万円
2019年式:175万円~384万円
2020年式:170万円~380万円
2021年式:197万円~370万円
2022年式:292万円~539万円
2023年式:300万円~537万円
ヴォクシーは2022年から現行モデルが販売されているため、年式が新しいものは価格水準がやや高い傾向にあります。
・ホワイトパールクリスタルシャイン
・スパークリングブラックパールクリスタルシャイン
・グリッターブラックガラスフレーク
・アティチュードブラックマイカ
・メタルストリームメタリック
・マッシブグレー
定番とも言える白系の「ホワイトパールクリスタルシャイン」は人気があります。また、黒系3色の中では「アティチュードブラックマイカ」が特に人気です。
全長4,695mm×全幅1,730mm×全高1,895mm〜1,925mm
・エンジン種類
直列4気筒
・総排気量
1.8L(ハイブリッド車)
2.0L(ガソリン車)
・最大出力
72kW(98PS)/5,200r.p.m(ハイブリッド車)
125kW(170PS)/6,600r.p.m(ガソリン車)
・WLTCモード:23km/L
・市街地モード:22.2km/L
・郊外モード:25km/L
・高速道路モード:22.1km/L
ハイブリッド車では主要燃費改善対策として、ハイブリッドシステム、アイドリングストップ装置、電気式無段変速機、可変バルブタイミング、電動パワーステアリング、充電制御を採用しています。
ガソリン(S-Z/S-G)の燃費(国土交通量審査値)
・WLTCモード:15.0km/L
・市街地モード:11.4km/L
・郊外モード:15.3km/L
・高速道路モード:16.9km/L
ガソリン車に採用されている主要燃費改善対策は、筒内直接噴射、自動無段変速機、可変バルブタイミング、電動パワーステアリングです。
初代よりもクールなデザインとなった2代目ヴォクシーには、世界で初めて「ワンタッチスペースアップシート」やチャイルドケアモードが備わった「ロングスライドマルチ回転シート」が搭載され、より便利になりました。
3代目:2014年〜2022年
新しく開発されたフラットフロアにより、車内の居住性がアップしました。
4代目:2022年〜
快適さや便利さに加えて、今回のフルモデルチェンジでは安全性能も重視。現行モデルの4代目ヴォクシーには衝突を防ぐ「プリクラッシュセーフティ」などの最先端の安全運転支援技術が搭載されています。
グレードは「S-Z」「S-G」の2つで、それぞれハイブリッド車とガソリン車のタイプがあります。
奥行270mm〜1,650mm×幅1,240mm×高さ1,220mm
・荷室容量
298L(3列シート使用時)〜1,959L(3列シート収納時)

シルエットは兄弟車のヴォクシーに似ていますが、フロント部分のデザインに違いがあるため、よりモダンで力強い印象を受けるでしょう。
標準ボディとエアロ仕様の2種類のデザインを選べることもノアの特長です。
また、現行モデルは安全運転支援機能も備えています。7人または8人乗りが選べる上、・荷室容量に余裕があるためファミリーにもおすすめです。
<年式:予算目安>
2016年式:122万円~302万円
2017年式:125万円~307万円
2018年式:136万円~340万円
2019年式:160万円~340万円
2020年式:183万円~369万円
2021年式:175万円~377万円
2022年式:278万円~521万円
2023年式:279万円~579万円
現行モデルが販売開始された2022年以降の年式は、価格水準がやや高い傾向にあります。
・アティチュードブラックマイカ
・メタルストリームメタリック
・レッドマイカメタリック
・スティールブロンドメタリック
・ホワイトパールクリスタルシャイン
・スパークリングブラックパールクリスタルシャイン
・グリッターブラックガラスフレーク
特に人気があるカラーは、「ホワイトパールクリスタルシャイン」「アティチュードブラックマイカ」です。
全長4,695mm×全幅1,730mm×全高1,895mm〜1,925mm
・エンジン種類
直列4気筒(ハイブリッド/ガソリン)
・総排気量
1.8L(ハイブリッド)
2.0L(ガソリン)
・最大出力
72㎾(98PS)/5,200r.p.m(ハイブリッド)
125kW(170ps) /6,600r.p.m(ガソリン)
・WLTCモード:23km/L
・市街地モード:22.2km/L
・郊外モード:25km/L
・高速道路モード:22.1km/L
ハイブリッド(G/X)の燃費(国土交通量審査値)
・WLTCモード:23km/L
・市街地モード:22.5km/L
・郊外モード:25.2km/L
・高速道路モード:22.3km/L
ガソリン(S-Z/S-G/Z)の燃費(国土交通量審査値)
・WLTCモード:15.0km/L
・市街地モード:11.4km/L
・郊外モード:15.3km/L
・高速道路モード:16.9km/L
ガソリン(G/X)の燃費(国土交通量審査値)
・WLTCモード:15.1km/L
・市街地モード:11.5km/L
・郊外モード:15.5km/L
・高速道路モード:17.1km/L
2代目ノアは初代よりも全長が15mm拡大し、よりスタイリッシュになりました。また、鍵の開閉がスムーズなスマートエントリー・スタートシステムも搭載しました。
3代目:2014年〜2022年
2代目よりも全長はさらに10mm拡大し、室内スペースにも余裕が生まれています。サスペンションの構造を見直すことで揺れに強くなり、乗り心地がよくなりました。
4代目:2022年〜
「快適性・利便性・安心」がコンセプトの4代目ノアには、事故を防ぐ「プロアクティブドライビングアシスト」、衝突を回避する「プリクラッシュセーフティ」などの安全運転支援機能が搭載されています。
奥行270mm〜1,650mm×幅1,240mm×高さ1,220mm
・荷室容量
298L(3列シート使用時)〜1,959L(3列シート収納時)

5ナンバーのコンパクトなボディでありながら、たっぷり荷物を詰めるラゲッジルームやスライドドアなどのミニバンらしい魅力にあふれています。普段の買い物や送り迎え、休日のお出かけなどの幅広いシーンで活躍するでしょう。
また、次世代の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を含む、様々な安全運転支援機能を備えていることもシエンタの特長です。
<年式:予算目安>
2018年式:60万円〜245万円
2019年式:96万円〜252.5万円
2020年式:106.7万円〜259万円
2021年式:125万円〜254万円
2022年式:125万円〜390万円
2023年式:199万円〜380万円
シエンタは流通量が多く、価格は安定しています。特に前モデルとなる2022年以前の年式のものは価格が抑えられている傾向にあります。
【モノトーン】
・ホワイトパールクリスタルシャイン
・ベージュ
・ブラック
・ダークグレー
・スカーレットメタリック
・アーバンカーキ
・グレイッシュブルー
【ツートーン】
・ダークグレー×スカーレットメタリック
・ダークグレー×グレイッシュブルー
この中でも、「ベージュ」「アーバンカーキ」「ダークグレー」が人気です。
全長4,260mm×全幅1,695mm×全高1,695mm〜1,715mm
・エンジン種類
直列3気筒(ハイブリッド/ガソリン)
・総排気量
1.5L(ハイブリッド/ガソリン)
・最大出力
88kW(120PS)/6,600r.p.m(ガソリン車)
67kW(91PS)/5,500r.p.m(ハイブリッド車)
・WLTCモード:28.2km/L
・市街地モード:27.1km/L
・郊外モード:29.8km/L
・高速道路モード:26.1km/L
ハイブリッド(Z/G、5人乗り)の燃費(国土交通量審査値)
・WLTCモード:28.4km/L
・市街地モード:27.5km/L
・郊外モード:30.2km/L
・高速道路モード:27.8km/L
ハイブリッド(X、7人乗り)の燃費(国土交通量審査値)
・WLTCモード:28.5km/L
・市街地モード:27.5km/L
・郊外モード:30.3km/L
・高速道路モード:27.9km/L
ハイブリッド(X、5人乗り)の燃費(国土交通量審査値)
・WLTCモード:28.8km/L
・市街地モード:27.9km/L
・郊外モード:30.7km/L
・高速道路モード:28.1km/L
ガソリン(Z/G/X、7人乗り)の燃費(国土交通量審査値)
・WLTCモード:18.3km/L
・市街地モード:14.1km/L
・郊外モード:19.1km/L
・高速道路モード:20.3km/L
ガソリン(Z/G/X、5人乗り)の燃費(国土交通量審査値)
・WLTCモード:18.4km/L
・市街地モード:14.2km/L
・郊外モード:19.2km/L
・高速道路モード:20.5km/L
コンパクトなボディに3列シート、7人乗りを実現。シエンタは居住性の高さが魅力のミニバンとして誕生しました。
2代目:2015年〜2022年
初代の丸みを帯びたエクステリアデザインからよりアクティブで機動的なイメージに変わったのが2代目シエンタです。
ハイブリッド車とガソリン車の両方をラインナップし、トヨタのミニバンの中では高い燃費性能を誇りました
。
3代目:2022年〜
現行モデルのシエンタには「TNGA(GA-B)プラットフォーム」を採用。軽量かつ高剛性のボディで安定性が向上し、乗り心地がよくなりました。
運転状況に応じて事故を防止する「Toyota Safety Sense」を搭載するなど、安全性も高まっています。
奥行205〜1,525mm×幅1,265mm×高さ1,105mm
・荷室容量
137L(3列シート使用時)〜1,818L(2人乗車時)

ミニバンの中でもトップクラスの広々とした室内スペースや、使いやすいラゲッジルームなどが特長です。また、LUXIONを除く全グレードが8人乗りであるセレナは大人数でのレジャーにも向いています。
2列目の「スマートマルチセンターシート」により、乗車人数やシチェーションに合わせて様々なシートアレンジをすることも可能です。
<年式:予算目安>
2018年式:108.5万円〜327.8万円
2019年式:116.6万円〜341万円
2020年式:150万円〜362.8万円
2021年式:157万円〜385万円
2022年式:199万円〜392万円
2023年式:250万円〜505万円
セレナは人気車種のため流通量が豊富です。希望のグレードやカラーを選びやすいでしょう。
【モノトーン】
・ホワイト
・プリズムホワイト
・ダイヤモンドブラック
・ダークメタルグレー
・ブリリアントシルバー
・利休-リキュウ-
・インペリアルアンバー
・カーディナルレッド
・ターコイズブルー
・アズライトブルー
【ツートーン】
・ターコイズブルー/スーパーブラック
・利休-リキュウ-/スーパーブラック
・カーディナルレッド/スーパーブラック
・プリズムホワイト/スーパーブラック
特に人気が高いのは、「プリズムホワイト」ならびに「ダイヤモンドブラック」です。
全長4,690mm〜4,765mm×全幅1,695mm〜1,715mm×全高1,870mm〜1,895mm
・エンジン種類
DOHC水冷直列3気筒(e-POWER)
DOHC水冷直列4気筒(ガソリン)
・総排気量
1.5L(e-POWER)
2.0L(ガソリン)
・最大出力
72kW(98ps) /5,600r.p.m(e-POWER)
110㎾(150PS)/6,000r.p.m(ガソリン)
1999年に登場した2代目から、現在に続く特長である「広い車内スペース」や「両側スライドドア」などが採用されています。
日産Cプラットフォームを使用した3代目セレナは、2005年から販売開始されました。人気が高まり、2007年にはミニバン部門で国内新規登録台数1位を獲得しています。
2010年に4代目へのモデルチェンジが行われ、大きなフロントウインドシールドを採用したことにより視認性が向上しました。アイドリングストップ機能も搭載されています。
5代目セレナは2016年に発売され、2018年にはe-POWER搭載のハイブリッド車も追加されています。
2022年には5度目のフルモデルチェンジが行われ、6代目が登場しました。全車に「プロパイロット」を搭載し、安全性能が向上しています。
3代目と比べると4代目は車内スペースが拡大し、居住性が向上しています。また、ワイドサイズのフロントウィンドウにより視認性が高まったことで運転しやすくなりました。
5代目:2016年〜2022年
狭いところでの荷物の出し入れを楽にする「デュアルバックドア」を採用し、ミニバンクラスとしては世界で初めて、同一車線自動運転技術「プロパイロット」をオプションに設定するなど機能面の魅力が高まりました。
また、2018年からはe-POWER搭載のハイブリッド車もラインナップに追加されています。
6代目:2022年〜
駐車をサポートする「プロパイロット パーキング」や、危険を回避する「衝突回避ステアリングアシスト」など、日産初となる安全機能を搭載。全車が「サポカーSワイド」の認定を受けています。
奥行約360mm~約1,660mm×幅約1,120mm×高さ約1,220mm
・荷室容量
約212L(3列シート使用時)〜約800L(3列シート収納時)

1996年に誕生した際は、3ナンバーのコンパクトサイズでした。2022年に発表された現行モデルの6代目ステップワゴンからはボディサイズを拡大し、全モデルが5ナンバーになっています。
家族や友人達とゆったりと過ごしたい人におすすめのミニバンです。
<年式:予算目安>
2018年式:128万円〜260万円
2019年式:185万円〜370万円
2020年式:191万円〜343万円
2021年式:流通量希少のため算出不可
2022年式:290万円〜469万円
2023年式:267万円〜483.5万円
ステップワゴンは2022年に現行モデルの販売が開始されました。そのため、前モデルの2021年式は流通量が少ない傾向にあります。
・プラチナホワイト・パール
・クリスタルブラック・パール
・スーパープラチナグレー・メタリック
・フィヨルドミスト・パール
・シーグラスブルー・パール
・トワイライトミストブラック・パール
・ミッドナイトブルービーム・メタリック
どのグレードでも、「プラチナホワイト・パール」が特に人気です。
全長4,800mm〜4,830mm×全幅1,750mm×全高1,840mm〜1,855mm
・エンジン種類
水冷直列4気筒横置き(e:HEV/ガソリン)
・総排気量
2.0L(e:HEV)
1.5L(ガソリン)
・最大出力
107㎾(145PS)/6,200r.p.m(e:HEV)
110kW(150ps) /5,500r.p.m(ガソリン)
2001年に行われた初めてのフルモデルチェンジにより登場した2代目は、フラットフロアや低床など子どもの乗りやすさにも配慮しました。
新型プラットフォームを採用した3代目は2005年に登場しました。ボディサイズはコンパクトになったものの、室内高が維持されたことで快適に過ごせます。
2009年に販売開始された4代目ステップワゴンは、2010年度の年間ミニバン販売台数第1位を獲得した人気車種です。明るく開放的な車内スペースや燃費性能の高さなどが評価されました。
2015年に登場した5代目では安全性能が向上。「Honda SENSING」を搭載し、レーダーやカメラを使って走行中の周囲の障害物を検知してドライバーの安全運転をサポートする機能などが備えられました。
現行モデルとなる6代目は2022年に発表され、安全性能や装備がアップグレードされています。
「エコアシスト」を搭載し、優れた燃費性能を実現しました。2.0Lのi-VTECエンジン採用で力強い走りを楽しめます。
5代目:2015年〜2022年
ホンダ初となるVTEC ターボエンジンを全グレードで採用。力強い加速を味わえます。
6代目:2022年〜
現行モデルはハイブリッド車のe:HEVモデルとガソリン車モデルの2種類を揃え、ガソリン車では4WDも選択可能です。
前後左右に移動できる2列目シートにより、多彩なシートアレンジが可能で車内ではゆったり過ごせます。
基本の「AIR」、上位グレードの「SPADA」、「SPADA PREMIUM LINE」の3グレードを展開しています。
奥行約490mm×幅約1,000mm×高さ約1,335mm
・荷室容量
366L(3列シート使用時)〜1,365L(3列シート収納時)

ミニバンらしい広い車内スペースと、SUVのような走行性能を特長としています。悪路にも強いため、キャンプなどのアウトドアレジャーを楽しみたい人に特におすすめと言えるでしょう。
かつてはガソリン車モデルも存在しましたが、2019年末に生産が終了したため、現在はディーゼルエンジン車のみのラインナップです。
また、2019年に実施されたビッグマイナーチェンジで安全運転をサポートする「三菱e-Assist」が追加されました。
<年式:予算目安>
2018年式:187.8万円〜387.5万円
2019年式:218.8万円〜529万円
2020年式:185万円〜588.8万円
2021年式:350.6万円〜565.8万円
2022年式:322.6万円〜619.8万円
2023年式:368万円〜608万円
デリカD:5は、15年以上前に発売されたモデルですが、現在でも高い人気を誇ります。特に2019年のビッグマイナーチェンジ以降の車種は価格水準が高い傾向にあります。
【モノトーン】
・ホワイトダイヤモンド
・スターリングシルバーメタリック
・ブラックマイカ
・ブラックダイヤモンド
【ツートーン】
・ホワイトダイヤモンド×スターリングシルバーメタリック
・スターリングシルバーメタリック×グラファイトグレーメタリック
・グラファイトグレーメタリック×ブラックマイカ
・ブラックダイヤモンド×グラファイトグレーメタリック
この中で特に人気なのは、「ウォームホワイトパール」「ブラックマイカ」「スターリングシルバーメタリック」です。
全長4,800mm×全幅1,795mm×全高1,875mm
・エンジン種類
水冷直列4気筒16バルブDOHC
・総排気量
2.3L(P/G-Power Package/G/M、アーバンギアP Edition/G-Power Package/G/M)
・最大出力
107㎾(145PS)/3,500r.p.m(ハイブリッド)
そもそもデリカD:5とは、荷物を運ぶ車(デリバリー・カー)の5代目という意味です。三菱から登場した車名に「D」がつく車種としては、「デリカD:2」や「デリカD:3」があります。
ただし、デリカD:5自身は「デリカスペースギア」という車種の後継に位置づけられています。また、デリカD:2は現在も販売中の車種です。
商用車のデリバリー・カーをベースとしている、デリカD:5はディーゼルエンジンを使用した馬力の高さが魅力です。2019年に行われたビッグマイナーチェンジ以降ガソリン車モデルは姿を消し、三菱自動車のディーゼルエンジンに注力する姿勢が見えます。
7人乗りや8人乗りのモデルがあるため、SUVのような走行性能を持つ、大人数が乗れる車を探している人に向いています。
「ミニバン+SUV」というコンセプトのもと、高い走行性能を持つミニバンとして誕生しました。
馬力が高くて燃費もよいディーゼルエンジンモデルが中心で、ガソリン車モデルは2019年末に生産終了となりました。
デリカD:5(ビッグマイナーチェンジ後):2019年〜
安全運転を支援する「e-Assist」搭載。衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)や車線逸脱警報システム(LDW)などを備え、全車が「サポカー」に認定されています。
また、2.2Lのクリーンディーゼルエンジンのブラッシュアップ、ハンドリング性能の改良など様々な変更が加えられています。
奥行140mm〜1,200mm×幅770mm〜1,245mm×高さ1,130mm
・荷室容量
約94L~約388L

「ラージクラス」と呼ばれる広い車内や、本革を使った電動リクライニング付きのシートといったプレミアム感のあるインテリアが特長です。また、上質で洗練されたエクステリアデザインも「高級ミニバン」と呼ぶにふさわしいでしょう。
2023年6月に発表された新型アルファードでは、全車に先進の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を搭載。様々なシーンでドライバーの安全運転をサポートしてくれることも特長です。
<年式:予算目安>
2018年式:269.8万円〜1,320万円
2019年式:325.6万円〜1,899万円
2020年式:344.5万円〜989万円
2021年式:325万円〜858万円
2022年式:368万円〜1,130万円
2023年式:535万円〜1,280万円
高級ミニバンであるアルファードは、中古車価格も高価格で推移しています。
・ブラック
・プラチナホワイトパールマイカ
・プレシャスレオブロンド
特にブラックはファミリーや男性など幅広い層から人気があります。また、ブラック以外の2色はオプション料金が必要です。
なお3代目アルファードには以下の5色があります。
・ブラック
・ホワイトパールクリスタルシャイン
・ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャイン
・グラファイトメタリック
・ダークレッドマイカメタリック
全長4,995mm×全幅1,850mm×全高1,935mm
・エンジン種類
直列4気筒(ハイブリッド/ガソリン)
・総排気量
2.5L(ハイブリッド)
2.5L(ガソリン)
・最大出力
140kw(190PS)/6,000r.p.m(ハイブリッド)
134kW(1820ps) /6,000r.p.m(ガソリン)
なお、当時発売された「G」「V」の2つのグレードのうち、アルファードVは現在、「ヴェルファイア」として販売されています。
2008年のフルモデルチェンジにより登場した2代目アルファードは、新プラットフォームを採用することで一回り大きくなったボディと、新型エンジンにより乗り心地が向上しています。
2015年に販売開始された3代目のキーワードは「大空間高級サルーン」です。よりラグジュアリーで存在感のあるエクステリアデザインへ生まれ変わり、インテリアはすべての乗員がゆったりとくつろげるように工夫されています。
現行モデルとなる4代目は2023年6月に発売されました。コンセプトである「快適な移動の幸せ」の提供を実現したアルファードは、ファミリーユースにもムービングオフィスとしての使用にも適しています。
本格的に高級ミニバン路線へシフトし、よりラグジュアリーで洗練されたエクステリア・インテリアデザインを採用。
2017年に行われたマイナーチェンジ以降は全車に安全運転支援システム「Toyota Safety Sense」が搭載されています。
4代目アルファード:2023年〜
事故を未然に防いだり、高速道路での運転をサポートしたりといった様々な安全性能を持つ「Toyota Safety Sense」を搭載。また、安全な駐車を支援するトヨタ チームメイト「アドバンスト パーク」などがドライバーの負担を軽減してくれます。
ハイブリッド車とガソリン車の両方に2.5Lのエンジンを採用しているため、力強く快適な運転を楽しめます。
奥行最大2,025mm×幅1,660mm×高さ1,360mm
・荷室容量
205L(サードシートを最も後ろに置いたとき)〜2,691L(2人乗車時)
※本記事は、2023年9月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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相次ぐフルモデルチェンジにより、最新の安全性能を備えている車種も増えています。そのため、ミニバンは安全性に着目して選ぶのもおすすめの方法です。
この記事では、安全性が高いミニバンが人気の理由を解説し、主に安全性比較の観点からおすすめ車種を7つ紹介します。
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安全性が高いミニバンが人気の理由
安全性の高いミニバンが人気の理由を3つ紹介します。1.座席が高く視認性がよい
全体的にボディサイズが大きいミニバンでは、座席が高い場所に位置しています。そのため、運転席からの視界が広くなることで周囲の様子がよく見えるという特徴があります。視界不良による事故を防ぎやすいため、安心して運転できることはミニバンの人気が高い理由の一つと言えるでしょう。
2.最新の安全性能が搭載されている
ここ数年間に主要な車種で相次いでフルモデルチェンジが行われ、最新の安全性能が搭載されていることもミニバンの安全性を高めています。トヨタの「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」、ホンダの「Honda SENSING(ホンダセンシング)」などが運転中の事故を回避したり、安全な駐車を支援したりしてくれます。
3.スライドドアで乗り降りしやすい
ミニバンの特徴の一つが、スライドドアを採用していることです。スライドドアは狭い駐車場でも乗り降りがしやすい上、ドアで左右の車を傷つける心配がありません。小さな子どもや高齢者を安心して乗せられることもミニバンが人気の理由です。
トヨタ ヴォクシー

トヨタ ヴォクシーの特長
ヴォクシーはトヨタが販売するミドルサイズのミニバンです。兄弟車であるノアと同時に2001年に登場しました。グレードによっては8人乗りも選べることから、ファミリー層に特に支持されている車種です。また、トヨタのミニバンの中でも燃費性能が高いことを特長としています。
2022年に発表された4代目ヴォクシーには、安全運転を支援する最新の機能が搭載されているため、普段の買い物から休日のアウトドアまで活躍するでしょう。
トヨタ ヴォクシーの中古車相場
トヨタ ヴォクシーを中古で購入する際の予算目安をご紹介します。<年式:予算目安>
2016年式:124万円~294万円
2017年式:120万円~379万円
2018年式:140万円~395万円
2019年式:175万円~384万円
2020年式:170万円~380万円
2021年式:197万円~370万円
2022年式:292万円~539万円
2023年式:300万円~537万円
ヴォクシーは2022年から現行モデルが販売されているため、年式が新しいものは価格水準がやや高い傾向にあります。
人気のボディカラー
ヴォクシーのボディカラーは、使いやすい白・黒・グレー系を中心に全6色で展開されています。・ホワイトパールクリスタルシャイン
・スパークリングブラックパールクリスタルシャイン
・グリッターブラックガラスフレーク
・アティチュードブラックマイカ
・メタルストリームメタリック
・マッシブグレー
定番とも言える白系の「ホワイトパールクリスタルシャイン」は人気があります。また、黒系3色の中では「アティチュードブラックマイカ」が特に人気です。
スペック
・ボディサイズ全長4,695mm×全幅1,730mm×全高1,895mm〜1,925mm
・エンジン種類
直列4気筒
・総排気量
1.8L(ハイブリッド車)
2.0L(ガソリン車)
・最大出力
72kW(98PS)/5,200r.p.m(ハイブリッド車)
125kW(170PS)/6,600r.p.m(ガソリン車)
燃費
ハイブリッド(S-Z/S-G)の燃費(国土交通量審査値)・WLTCモード:23km/L
・市街地モード:22.2km/L
・郊外モード:25km/L
・高速道路モード:22.1km/L
ハイブリッド車では主要燃費改善対策として、ハイブリッドシステム、アイドリングストップ装置、電気式無段変速機、可変バルブタイミング、電動パワーステアリング、充電制御を採用しています。
ガソリン(S-Z/S-G)の燃費(国土交通量審査値)
・WLTCモード:15.0km/L
・市街地モード:11.4km/L
・郊外モード:15.3km/L
・高速道路モード:16.9km/L
ガソリン車に採用されている主要燃費改善対策は、筒内直接噴射、自動無段変速機、可変バルブタイミング、電動パワーステアリングです。
先代モデルとの比較
2代目:2007年〜2014年初代よりもクールなデザインとなった2代目ヴォクシーには、世界で初めて「ワンタッチスペースアップシート」やチャイルドケアモードが備わった「ロングスライドマルチ回転シート」が搭載され、より便利になりました。
3代目:2014年〜2022年
新しく開発されたフラットフロアにより、車内の居住性がアップしました。
4代目:2022年〜
快適さや便利さに加えて、今回のフルモデルチェンジでは安全性能も重視。現行モデルの4代目ヴォクシーには衝突を防ぐ「プリクラッシュセーフティ」などの最先端の安全運転支援技術が搭載されています。
グレードは「S-Z」「S-G」の2つで、それぞれハイブリッド車とガソリン車のタイプがあります。
トランク・ラゲッジルームの広さ
・荷室サイズ奥行270mm〜1,650mm×幅1,240mm×高さ1,220mm
・荷室容量
298L(3列シート使用時)〜1,959L(3列シート収納時)
トヨタ ノア

トヨタ ノアの特長
ノアはトヨタが販売するミドルサイズミニバンの一つです。シルエットは兄弟車のヴォクシーに似ていますが、フロント部分のデザインに違いがあるため、よりモダンで力強い印象を受けるでしょう。
標準ボディとエアロ仕様の2種類のデザインを選べることもノアの特長です。
また、現行モデルは安全運転支援機能も備えています。7人または8人乗りが選べる上、・荷室容量に余裕があるためファミリーにもおすすめです。
トヨタ ノアの中古車相場
トヨタ ノアを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2016年式:122万円~302万円
2017年式:125万円~307万円
2018年式:136万円~340万円
2019年式:160万円~340万円
2020年式:183万円~369万円
2021年式:175万円~377万円
2022年式:278万円~521万円
2023年式:279万円~579万円
現行モデルが販売開始された2022年以降の年式は、価格水準がやや高い傾向にあります。
人気のボディカラー
ノアは、オプションカラーを含む全7色から選べます。・アティチュードブラックマイカ
・メタルストリームメタリック
・レッドマイカメタリック
・スティールブロンドメタリック
・ホワイトパールクリスタルシャイン
・スパークリングブラックパールクリスタルシャイン
・グリッターブラックガラスフレーク
特に人気があるカラーは、「ホワイトパールクリスタルシャイン」「アティチュードブラックマイカ」です。
スペック
・ボディサイズ全長4,695mm×全幅1,730mm×全高1,895mm〜1,925mm
・エンジン種類
直列4気筒(ハイブリッド/ガソリン)
・総排気量
1.8L(ハイブリッド)
2.0L(ガソリン)
・最大出力
72㎾(98PS)/5,200r.p.m(ハイブリッド)
125kW(170ps) /6,600r.p.m(ガソリン)
燃費
ハイブリッド(S-Z/S-G/Z)の燃費(国土交通量審査値)・WLTCモード:23km/L
・市街地モード:22.2km/L
・郊外モード:25km/L
・高速道路モード:22.1km/L
ハイブリッド(G/X)の燃費(国土交通量審査値)
・WLTCモード:23km/L
・市街地モード:22.5km/L
・郊外モード:25.2km/L
・高速道路モード:22.3km/L
ガソリン(S-Z/S-G/Z)の燃費(国土交通量審査値)
・WLTCモード:15.0km/L
・市街地モード:11.4km/L
・郊外モード:15.3km/L
・高速道路モード:16.9km/L
ガソリン(G/X)の燃費(国土交通量審査値)
・WLTCモード:15.1km/L
・市街地モード:11.5km/L
・郊外モード:15.5km/L
・高速道路モード:17.1km/L
先代モデルとの比較
2代目:2007年〜2014年2代目ノアは初代よりも全長が15mm拡大し、よりスタイリッシュになりました。また、鍵の開閉がスムーズなスマートエントリー・スタートシステムも搭載しました。
3代目:2014年〜2022年
2代目よりも全長はさらに10mm拡大し、室内スペースにも余裕が生まれています。サスペンションの構造を見直すことで揺れに強くなり、乗り心地がよくなりました。
4代目:2022年〜
「快適性・利便性・安心」がコンセプトの4代目ノアには、事故を防ぐ「プロアクティブドライビングアシスト」、衝突を回避する「プリクラッシュセーフティ」などの安全運転支援機能が搭載されています。
トランク・ラゲッジルームの広さ
・荷室サイズ奥行270mm〜1,650mm×幅1,240mm×高さ1,220mm
・荷室容量
298L(3列シート使用時)〜1,959L(3列シート収納時)
トヨタ シエンタ

トヨタ シエンタの特長
シエンタはトヨタのミニバンの中で最もボディサイズが小さいことが特長です。5ナンバーのコンパクトなボディでありながら、たっぷり荷物を詰めるラゲッジルームやスライドドアなどのミニバンらしい魅力にあふれています。普段の買い物や送り迎え、休日のお出かけなどの幅広いシーンで活躍するでしょう。
また、次世代の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を含む、様々な安全運転支援機能を備えていることもシエンタの特長です。
トヨタ シエンタの中古車相場
トヨタ シエンタの中古車価格の相場をご紹介します。<年式:予算目安>
2018年式:60万円〜245万円
2019年式:96万円〜252.5万円
2020年式:106.7万円〜259万円
2021年式:125万円〜254万円
2022年式:125万円〜390万円
2023年式:199万円〜380万円
シエンタは流通量が多く、価格は安定しています。特に前モデルとなる2022年以前の年式のものは価格が抑えられている傾向にあります。
人気のボディカラー
シエンタは、モノトーン7色、ツートーン2色の全9色から好きな色を選択可能です。【モノトーン】
・ホワイトパールクリスタルシャイン
・ベージュ
・ブラック
・ダークグレー
・スカーレットメタリック
・アーバンカーキ
・グレイッシュブルー
【ツートーン】
・ダークグレー×スカーレットメタリック
・ダークグレー×グレイッシュブルー
この中でも、「ベージュ」「アーバンカーキ」「ダークグレー」が人気です。
スペック
・ボディサイズ全長4,260mm×全幅1,695mm×全高1,695mm〜1,715mm
・エンジン種類
直列3気筒(ハイブリッド/ガソリン)
・総排気量
1.5L(ハイブリッド/ガソリン)
・最大出力
88kW(120PS)/6,600r.p.m(ガソリン車)
67kW(91PS)/5,500r.p.m(ハイブリッド車)
燃費
ハイブリッド(Z/G、7人乗り)の燃費(国土交通量審査値)・WLTCモード:28.2km/L
・市街地モード:27.1km/L
・郊外モード:29.8km/L
・高速道路モード:26.1km/L
ハイブリッド(Z/G、5人乗り)の燃費(国土交通量審査値)
・WLTCモード:28.4km/L
・市街地モード:27.5km/L
・郊外モード:30.2km/L
・高速道路モード:27.8km/L
ハイブリッド(X、7人乗り)の燃費(国土交通量審査値)
・WLTCモード:28.5km/L
・市街地モード:27.5km/L
・郊外モード:30.3km/L
・高速道路モード:27.9km/L
ハイブリッド(X、5人乗り)の燃費(国土交通量審査値)
・WLTCモード:28.8km/L
・市街地モード:27.9km/L
・郊外モード:30.7km/L
・高速道路モード:28.1km/L
ガソリン(Z/G/X、7人乗り)の燃費(国土交通量審査値)
・WLTCモード:18.3km/L
・市街地モード:14.1km/L
・郊外モード:19.1km/L
・高速道路モード:20.3km/L
ガソリン(Z/G/X、5人乗り)の燃費(国土交通量審査値)
・WLTCモード:18.4km/L
・市街地モード:14.2km/L
・郊外モード:19.2km/L
・高速道路モード:20.5km/L
先代モデルとの比較
初代:2003年〜2015年コンパクトなボディに3列シート、7人乗りを実現。シエンタは居住性の高さが魅力のミニバンとして誕生しました。
2代目:2015年〜2022年
初代の丸みを帯びたエクステリアデザインからよりアクティブで機動的なイメージに変わったのが2代目シエンタです。
ハイブリッド車とガソリン車の両方をラインナップし、トヨタのミニバンの中では高い燃費性能を誇りました
。
3代目:2022年〜
現行モデルのシエンタには「TNGA(GA-B)プラットフォーム」を採用。軽量かつ高剛性のボディで安定性が向上し、乗り心地がよくなりました。
運転状況に応じて事故を防止する「Toyota Safety Sense」を搭載するなど、安全性も高まっています。
トランク・ラゲッジルームの広さ
・荷室サイズ奥行205〜1,525mm×幅1,265mm×高さ1,105mm
・荷室容量
137L(3列シート使用時)〜1,818L(2人乗車時)
日産 セレナ

日産 セレナの特長
セレナはファミリー向けのミニバンとして30年以上の歴史を持っており、2022年には6代目が登場しました。ミニバンの中でもトップクラスの広々とした室内スペースや、使いやすいラゲッジルームなどが特長です。また、LUXIONを除く全グレードが8人乗りであるセレナは大人数でのレジャーにも向いています。
2列目の「スマートマルチセンターシート」により、乗車人数やシチェーションに合わせて様々なシートアレンジをすることも可能です。
日産 セレナの中古車相場
日産 セレナの中古車価格相場を年式ごとにご紹介します。<年式:予算目安>
2018年式:108.5万円〜327.8万円
2019年式:116.6万円〜341万円
2020年式:150万円〜362.8万円
2021年式:157万円〜385万円
2022年式:199万円〜392万円
2023年式:250万円〜505万円
セレナは人気車種のため流通量が豊富です。希望のグレードやカラーを選びやすいでしょう。
人気のボディカラー
日産セレナのボディカラーは、モノトーン10色、ツートーン4色の全14色です。【モノトーン】
・ホワイト
・プリズムホワイト
・ダイヤモンドブラック
・ダークメタルグレー
・ブリリアントシルバー
・利休-リキュウ-
・インペリアルアンバー
・カーディナルレッド
・ターコイズブルー
・アズライトブルー
【ツートーン】
・ターコイズブルー/スーパーブラック
・利休-リキュウ-/スーパーブラック
・カーディナルレッド/スーパーブラック
・プリズムホワイト/スーパーブラック
特に人気が高いのは、「プリズムホワイト」ならびに「ダイヤモンドブラック」です。
スペック
・ボディサイズ全長4,690mm〜4,765mm×全幅1,695mm〜1,715mm×全高1,870mm〜1,895mm
・エンジン種類
DOHC水冷直列3気筒(e-POWER)
DOHC水冷直列4気筒(ガソリン)
・総排気量
1.5L(e-POWER)
2.0L(ガソリン)
・最大出力
72kW(98ps) /5,600r.p.m(e-POWER)
110㎾(150PS)/6,000r.p.m(ガソリン)
歴代の日産 セレナ
セレナは1991年に誕生しました。当時は「パネットセレナ」という名称でしたが、マイナーチェンジを機に「セレナ」へ変更されました。1999年に登場した2代目から、現在に続く特長である「広い車内スペース」や「両側スライドドア」などが採用されています。
日産Cプラットフォームを使用した3代目セレナは、2005年から販売開始されました。人気が高まり、2007年にはミニバン部門で国内新規登録台数1位を獲得しています。
2010年に4代目へのモデルチェンジが行われ、大きなフロントウインドシールドを採用したことにより視認性が向上しました。アイドリングストップ機能も搭載されています。
5代目セレナは2016年に発売され、2018年にはe-POWER搭載のハイブリッド車も追加されています。
2022年には5度目のフルモデルチェンジが行われ、6代目が登場しました。全車に「プロパイロット」を搭載し、安全性能が向上しています。
先代モデルとの比較
4代目:2010年〜2016年3代目と比べると4代目は車内スペースが拡大し、居住性が向上しています。また、ワイドサイズのフロントウィンドウにより視認性が高まったことで運転しやすくなりました。
5代目:2016年〜2022年
狭いところでの荷物の出し入れを楽にする「デュアルバックドア」を採用し、ミニバンクラスとしては世界で初めて、同一車線自動運転技術「プロパイロット」をオプションに設定するなど機能面の魅力が高まりました。
また、2018年からはe-POWER搭載のハイブリッド車もラインナップに追加されています。
6代目:2022年〜
駐車をサポートする「プロパイロット パーキング」や、危険を回避する「衝突回避ステアリングアシスト」など、日産初となる安全機能を搭載。全車が「サポカーSワイド」の認定を受けています。
トランク・ラゲッジルームの広さ
・荷室サイズ奥行約360mm~約1,660mm×幅約1,120mm×高さ約1,220mm
・荷室容量
約212L(3列シート使用時)〜約800L(3列シート収納時)
ホンダ ステップワゴン

ホンダ ステップワゴンの特長
ステップワゴンはホンダの人気車種の一つです。まるでリビングにいるような居心地のよい車内スペースや、シンプルで温かみのあるエクステリアデザインなどが特長です。1996年に誕生した際は、3ナンバーのコンパクトサイズでした。2022年に発表された現行モデルの6代目ステップワゴンからはボディサイズを拡大し、全モデルが5ナンバーになっています。
家族や友人達とゆったりと過ごしたい人におすすめのミニバンです。
ホンダ ステップワゴンの中古車相場
ホンダ ステップワゴンを中古で購入する際の予算の目安をご紹介します。<年式:予算目安>
2018年式:128万円〜260万円
2019年式:185万円〜370万円
2020年式:191万円〜343万円
2021年式:流通量希少のため算出不可
2022年式:290万円〜469万円
2023年式:267万円〜483.5万円
ステップワゴンは2022年に現行モデルの販売が開始されました。そのため、前モデルの2021年式は流通量が少ない傾向にあります。
人気のボディカラー
ステップワゴンには、全部で7つのカラーがあります。(一部のカラーはAIRまたはSPADA専用です)・プラチナホワイト・パール
・クリスタルブラック・パール
・スーパープラチナグレー・メタリック
・フィヨルドミスト・パール
・シーグラスブルー・パール
・トワイライトミストブラック・パール
・ミッドナイトブルービーム・メタリック
どのグレードでも、「プラチナホワイト・パール」が特に人気です。
スペック
・ボディサイズ全長4,800mm〜4,830mm×全幅1,750mm×全高1,840mm〜1,855mm
・エンジン種類
水冷直列4気筒横置き(e:HEV/ガソリン)
・総排気量
2.0L(e:HEV)
1.5L(ガソリン)
・最大出力
107㎾(145PS)/6,200r.p.m(e:HEV)
110kW(150ps) /5,500r.p.m(ガソリン)
歴代のホンダ ステップワゴン
ステップワゴンは1996年、ファミリー向けのリーズナブルなミニバンとして誕生しました。コンパクトなエンジンを採用したことにより、ゆとりある車内スペースを実現しています。2001年に行われた初めてのフルモデルチェンジにより登場した2代目は、フラットフロアや低床など子どもの乗りやすさにも配慮しました。
新型プラットフォームを採用した3代目は2005年に登場しました。ボディサイズはコンパクトになったものの、室内高が維持されたことで快適に過ごせます。
2009年に販売開始された4代目ステップワゴンは、2010年度の年間ミニバン販売台数第1位を獲得した人気車種です。明るく開放的な車内スペースや燃費性能の高さなどが評価されました。
2015年に登場した5代目では安全性能が向上。「Honda SENSING」を搭載し、レーダーやカメラを使って走行中の周囲の障害物を検知してドライバーの安全運転をサポートする機能などが備えられました。
現行モデルとなる6代目は2022年に発表され、安全性能や装備がアップグレードされています。
先代モデルとの比較
4代目:2009年〜2015年「エコアシスト」を搭載し、優れた燃費性能を実現しました。2.0Lのi-VTECエンジン採用で力強い走りを楽しめます。
5代目:2015年〜2022年
ホンダ初となるVTEC ターボエンジンを全グレードで採用。力強い加速を味わえます。
6代目:2022年〜
現行モデルはハイブリッド車のe:HEVモデルとガソリン車モデルの2種類を揃え、ガソリン車では4WDも選択可能です。
前後左右に移動できる2列目シートにより、多彩なシートアレンジが可能で車内ではゆったり過ごせます。
基本の「AIR」、上位グレードの「SPADA」、「SPADA PREMIUM LINE」の3グレードを展開しています。
トランク・ラゲッジルームの広さ
・荷室サイズ奥行約490mm×幅約1,000mm×高さ約1,335mm
・荷室容量
366L(3列シート使用時)〜1,365L(3列シート収納時)
三菱 デリカD:5

三菱 デリカD:5の特長
三菱 デリカD:5は2007年に登場したオールラウンドに使えるミニバンです。ミニバンらしい広い車内スペースと、SUVのような走行性能を特長としています。悪路にも強いため、キャンプなどのアウトドアレジャーを楽しみたい人に特におすすめと言えるでしょう。
かつてはガソリン車モデルも存在しましたが、2019年末に生産が終了したため、現在はディーゼルエンジン車のみのラインナップです。
また、2019年に実施されたビッグマイナーチェンジで安全運転をサポートする「三菱e-Assist」が追加されました。
三菱 デリカD:5の中古車相場
三菱 デリカD:5の中古車価格相場です。中古で購入する際の目安としてみてください。<年式:予算目安>
2018年式:187.8万円〜387.5万円
2019年式:218.8万円〜529万円
2020年式:185万円〜588.8万円
2021年式:350.6万円〜565.8万円
2022年式:322.6万円〜619.8万円
2023年式:368万円〜608万円
デリカD:5は、15年以上前に発売されたモデルですが、現在でも高い人気を誇ります。特に2019年のビッグマイナーチェンジ以降の車種は価格水準が高い傾向にあります。
人気のボディカラー
デリカD:5のボディカラーは、モノトーン4色、ツートーン4色の全8色です。【モノトーン】
・ホワイトダイヤモンド
・スターリングシルバーメタリック
・ブラックマイカ
・ブラックダイヤモンド
【ツートーン】
・ホワイトダイヤモンド×スターリングシルバーメタリック
・スターリングシルバーメタリック×グラファイトグレーメタリック
・グラファイトグレーメタリック×ブラックマイカ
・ブラックダイヤモンド×グラファイトグレーメタリック
この中で特に人気なのは、「ウォームホワイトパール」「ブラックマイカ」「スターリングシルバーメタリック」です。
スペック
・ボディサイズ全長4,800mm×全幅1,795mm×全高1,875mm
・エンジン種類
水冷直列4気筒16バルブDOHC
・総排気量
2.3L(P/G-Power Package/G/M、アーバンギアP Edition/G-Power Package/G/M)
・最大出力
107㎾(145PS)/3,500r.p.m(ハイブリッド)
歴代の三菱 デリカD:5
デリカD:5は、2007年の誕生以来、フルモデルチェンジは行われていません。そもそもデリカD:5とは、荷物を運ぶ車(デリバリー・カー)の5代目という意味です。三菱から登場した車名に「D」がつく車種としては、「デリカD:2」や「デリカD:3」があります。
ただし、デリカD:5自身は「デリカスペースギア」という車種の後継に位置づけられています。また、デリカD:2は現在も販売中の車種です。
商用車のデリバリー・カーをベースとしている、デリカD:5はディーゼルエンジンを使用した馬力の高さが魅力です。2019年に行われたビッグマイナーチェンジ以降ガソリン車モデルは姿を消し、三菱自動車のディーゼルエンジンに注力する姿勢が見えます。
7人乗りや8人乗りのモデルがあるため、SUVのような走行性能を持つ、大人数が乗れる車を探している人に向いています。
先代モデルとの比較
デリカD:5(ビッグマイナーチェンジ前):2007年〜2019年「ミニバン+SUV」というコンセプトのもと、高い走行性能を持つミニバンとして誕生しました。
馬力が高くて燃費もよいディーゼルエンジンモデルが中心で、ガソリン車モデルは2019年末に生産終了となりました。
デリカD:5(ビッグマイナーチェンジ後):2019年〜
安全運転を支援する「e-Assist」搭載。衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)や車線逸脱警報システム(LDW)などを備え、全車が「サポカー」に認定されています。
また、2.2Lのクリーンディーゼルエンジンのブラッシュアップ、ハンドリング性能の改良など様々な変更が加えられています。
トランク・ラゲッジルームの広さ
・荷室サイズ奥行140mm〜1,200mm×幅770mm〜1,245mm×高さ1,130mm
・荷室容量
約94L~約388L
トヨタ アルファード

トヨタ アルファードの特長
アルファードは高級ミニバンの代表格とも言える人気車種です。「ラージクラス」と呼ばれる広い車内や、本革を使った電動リクライニング付きのシートといったプレミアム感のあるインテリアが特長です。また、上質で洗練されたエクステリアデザインも「高級ミニバン」と呼ぶにふさわしいでしょう。
2023年6月に発表された新型アルファードでは、全車に先進の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を搭載。様々なシーンでドライバーの安全運転をサポートしてくれることも特長です。
トヨタ アルファードの中古車相場
トヨタ アルファードを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2018年式:269.8万円〜1,320万円
2019年式:325.6万円〜1,899万円
2020年式:344.5万円〜989万円
2021年式:325万円〜858万円
2022年式:368万円〜1,130万円
2023年式:535万円〜1,280万円
高級ミニバンであるアルファードは、中古車価格も高価格で推移しています。
人気のボディカラー
2023年6月に発表された4代目アルファードは全3色展開です。・ブラック
・プラチナホワイトパールマイカ
・プレシャスレオブロンド
特にブラックはファミリーや男性など幅広い層から人気があります。また、ブラック以外の2色はオプション料金が必要です。
なお3代目アルファードには以下の5色があります。
・ブラック
・ホワイトパールクリスタルシャイン
・ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャイン
・グラファイトメタリック
・ダークレッドマイカメタリック
スペック
・ボディサイズ全長4,995mm×全幅1,850mm×全高1,935mm
・エンジン種類
直列4気筒(ハイブリッド/ガソリン)
・総排気量
2.5L(ハイブリッド)
2.5L(ガソリン)
・最大出力
140kw(190PS)/6,000r.p.m(ハイブリッド)
134kW(1820ps) /6,000r.p.m(ガソリン)
歴代のトヨタ アルファード
アルファードは2002年、ミニバンのフラッグシップモデルとなることを目指して開発されました。ゆとりのある車内スペースや高い走行性能、乗り降りのしやすさなどが好評で、人気車種となりました。なお、当時発売された「G」「V」の2つのグレードのうち、アルファードVは現在、「ヴェルファイア」として販売されています。
2008年のフルモデルチェンジにより登場した2代目アルファードは、新プラットフォームを採用することで一回り大きくなったボディと、新型エンジンにより乗り心地が向上しています。
2015年に販売開始された3代目のキーワードは「大空間高級サルーン」です。よりラグジュアリーで存在感のあるエクステリアデザインへ生まれ変わり、インテリアはすべての乗員がゆったりとくつろげるように工夫されています。
現行モデルとなる4代目は2023年6月に発売されました。コンセプトである「快適な移動の幸せ」の提供を実現したアルファードは、ファミリーユースにもムービングオフィスとしての使用にも適しています。
先代モデルとの比較
3代目アルファード:2015年〜2023年本格的に高級ミニバン路線へシフトし、よりラグジュアリーで洗練されたエクステリア・インテリアデザインを採用。
2017年に行われたマイナーチェンジ以降は全車に安全運転支援システム「Toyota Safety Sense」が搭載されています。
4代目アルファード:2023年〜
事故を未然に防いだり、高速道路での運転をサポートしたりといった様々な安全性能を持つ「Toyota Safety Sense」を搭載。また、安全な駐車を支援するトヨタ チームメイト「アドバンスト パーク」などがドライバーの負担を軽減してくれます。
ハイブリッド車とガソリン車の両方に2.5Lのエンジンを採用しているため、力強く快適な運転を楽しめます。
トランク・ラゲッジルームの広さ
・荷室サイズ奥行最大2,025mm×幅1,660mm×高さ1,360mm
・荷室容量
205L(サードシートを最も後ろに置いたとき)〜2,691L(2人乗車時)
※本記事は、2023年9月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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