中古車購入チェックポイント
更新日:2024.10.21 / 掲載日:2023.11.20
トヨタ ライズVSトヨタ ルーミーを徹底比較
ライズとルーミーはいずれもトヨタの人気車種のため、世代問わず購入を検討する人が多いでしょう。しかし、いざ購入しようと思うとどちらが良いか迷います。
この記事ではライズとルーミーを走行性や安全性など、様々な観点から比較紹介します。安心して乗れる車選びにお役立てください。
【2024年版】トヨタ ライズVSトヨタ RAV4を徹底比較
【2024年版】トヨタ ライズVSホンダ ヴェゼルを徹底比較
【2024年版】トヨタ ライズVSマツダ CX-3を徹底比較

ライズはトヨタが販売するコンパクトSUVで2019年に発売されました。SUVの力強さをそのままに、かつ街乗りに適したデザインが特徴
的です。
なお、ライズの由来は英語の「RISE」「RAISE」からきており、ユーザーの毎日を盛り上げてくれる車であるようにとの理由で名付けられています。
また、SUVらしい迫力のある大口径タイヤもライズの特長です。ライズはしばしばOEM車であるダイハツの「ロッキー」とよく比較されますが、ダイナミックなデザインが決め手となりライズを選ぶ方も多くいます。
デザイン以外にも充実した後部収納スペースや走行支援システムなど、あらゆる面でバランスのとれた車といえるでしょう。
なお、2023年には一部不備が見つかったことから販売停止になっています。そのため、中古車市場においては今後価格の変化が見込まれるでしょう。

トヨタのルーミーはコンパクトカーながら室内空間が充実した特長を持っており、ファミリーカーとして人気が高い車種です。
コンパクトカーの中では珍しいスライドドアがついており、子育て世代から乗り降りや荷物の積み下ろしがしやすいと評価を受けています。また、室内空間の広さを維持しながらも車体そのものは小回りがきき、運転が苦手な方でも安心して走行可能です。
さらにトヨタの子会社であるダイハツが開発する安全サポート機能である「スマートアシスト」が搭載されており安全性も高いでしょう。人や荷物をたくさん載せたいけれど、ミニバンの運転には自信がない方におすすめです。
なお、ルーミーは兄弟車であるタンクとともに発売開始されたものの、2020年にタンクは生産終了しています。現在はルーミーに一本化されているため、もしもルーミーとタンクで迷っている場合は中古車市場のチェックが欠かせません。
タンクもルーミーと並び人気車種のため、中古車市場では比較的選択肢が多いでしょう。

ここでは、ライズとルーミーのグレードと価格を紹介します。
ライズはハイブリッド車があるため価格が高く見えますが、ガソリン車で比較すると2車間で大きな違いはありません。
室内空間が広く取られているコンパクトカーで200万円を切るためコスト面でもメリットが多いでしょう。
なお、中古車の場合は車の状態により価格が大きく変動します。候補を挙げる場合は年式や走行距離、修復歴などを必ずチェックし、販売会社の担当に相談しながら決めていきましょう。

ここでは、ライズとルーミーを外観やボディサイズの観点から比較します。各ボディサイズは下記のとおりです。
ボディサイズを比較すると、コンパクトカーであるルーミーよりも、コンパクトとはいえSUVに分類されるライズの方が大きいでしょう。
しかし、ライズの場合は乗り降り時に気になる最低地上高が185mmとやや高めになっています。一方、ルーミーは最低地上高が130mmのためライズと比較して乗り降りしやすい特長があります。
車高が高くスタイリッシュなデザインを求める場合はライズを選び、子どもや高齢者を乗せる機会が多い場合は乗り降りのしやすいルーミーを選ぶことをおすすめします。

ここではライズとルーミーの居住空間を比較します。2車のサイズは下記のとおりです。
居住空間ではルーミーのほうが広く取られている特長があります。ライズはルーミーよりもボディサイズが大きいため、ルーミーはコンパクトなボディサイズで広い室内空間を確保しているといえるでしょう。
燃費性能で見ると、ハイブリッド車を扱うライズに軍配があがります。しかし、ガソリンモデルで比較すると両者に大きな違いはありません。燃費性能を重視したい場合はライズのハイブリッドモデルがおすすめです。
排気量エンジンの種類共に大きな違いはありませんが、より力強い走りを求める場合やアウトドアで悪路を走る機会が多い場合は、SUVの要素を含んでいるライズがおすすめです。街乗りがメインの場合はルーミーが適しているでしょう。
ライズはタイヤの大きさが特徴的なことから、ルーミーよりも大きめのサイズ感です。ダイナミックなデザインの車に乗りたい場合やタイヤのカスタマイズを楽しみたい方におすすめです。

ここではライズとルーミーを安全装備や性能の観点から比較します。
ライズには主に下記の安全装備がついています。
・衝突警報機能
・衝突回避支援ブレーキ機能
・ブレーキ制御付誤発進抑制機能
・ドライブスタートコントロール
・ふらつき警報
・車線逸脱警報機能
・路側逸脱警報機能
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・全車速追従機能付ACC
・コーナリングトレースアシスト
・スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)
・車線逸脱抑制制御機能
・LKC(レーンキープコントロール)
ルーミーには下記の安全装備がついています。
・衝突警報機能
・衝突回避支援ブレーキ機能
・ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)
・ふらつき警報
・車線逸脱警報機能
・路側逸脱警報機能
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・全車速追従機能付ACC
両車種ともダイハツの予防安全機能である「スマートアシスト」を搭載しており、安全性能が高い車と言えるでしょう。
ただし、ライズには後方から迫る車を探知したり、コーナリングサポートを行う機能がついていたり、長時間のドライブを快適に保つものが追加で備わっています。
なおライズもルーミーも国が認定する「サポカーSワイド」に該当するため、安全性は高いと判断できます。

ここではライズとルーミーのラゲッジスペースを比較します。SUVやコンパクトカーを選ぶ場合、デザインや性能だけでなく収納スペースの大きさも重視したいポイントです。
それぞれのラゲッジスペースは下記のサイズです。
ラゲッジスペースのサイズでは、ルーミーに軍配があがります。ルーミー最大の魅力は室内空間の広さのため、やはりラゲッジスペースも充実しています。収納できるものの目安としてはベビーカーやゴルフバッグ、チャイルドシートを詰んでも十分の広さがあります。
子どもが小さいご家庭の場合、お出かけ時の荷物が多くなることから、ライズとルーミーを比較するとルーミーが適しているでしょう。
2車種ともグレード展開が豊富で「どのグレードを選べばいいかわからない」と悩む方もいるでしょう。
車を選ぶ際は自分が一番重視したいポイントに絞って選ぶことがおすすめです。特に中古車の場合は豊富な台数とグレードから選択するため、ゆずれないポイントを決めておきましょう。
ライズのGグレード(2WD)は新車価格が1,867,000円、ルーミーのXグレード(2WD)は新車価格が1,566,500円です。
なお、車両価格でなくランニングコストの観点から車選びを行う場合はライズのハイブリッド車がおすすめです。
ライズのハイブリッド車(Gグレード)は2,173,000円と初期の車両価格こそガソリン車よりも高めの設定ですが、月々のガソリン代を抑えられます。車は長く乗るものなので、どのタイミングで価格を抑えたいかを意識して選択しましょう。
また、中古車の場合は走行距離や車の状態で価格が異なり、新車価格と価格が大きく変わる点に注意しましょう。車の状態やオプションの可否によって、上級グレードよりも低いグレードのほうが高い可能性もあります。中古車を購入する場合は多くの業者から情報を集めて選択するのがおすすめです。
エンジンが水冷直列3気筒でインタークーラーつきのため、効率的にエンジンパワーを引き出せます。燃費は他のグレードよりも落ちますが、タフな走行が求められるエリアにお住まいの場合やガソリン車ならではの走りを求める方におすすめです。
ルーミーの場合は「G-Tモデル」がおすすめです。グレードは専用デザインの「カスタムG-T」と「G-T」があります。
G-Tモデルはガソリンターボ車のため加速力に優れています。ライズ同様に力強い走りを求める場合に選択しましょう。
ライズの上級モデルであるZグレードは、タイヤが大きくなり車体全体からダイナミックな印象を受けます。また、前後のフォグランプが標準装備だったり流れるライトとして知られる「LEDシーケンシャルターンランプ」も装備されています。さらに、予防安全性能も充実しており、前方車との適切な距離を保ち、追従する機能も搭載されています。
ルーミーには標準モデルの他に専用装備のついたカスタムモデルがあります。カスタムG-Tはその中の最上級モデルです。ボディは専用のメッキグリルを採用し、顔つきがスタイリッシュになっています。また、内装においても本革インパネセンターシフトや本革巻きのステアリングホイール、撥水加工生地のシートなど充実しています。「長く乗る車は快適さを追求したい」と考える場合におすすめです。
※本記事は、2023年11月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
この記事ではライズとルーミーを走行性や安全性など、様々な観点から比較紹介します。安心して乗れる車選びにお役立てください。

この記事の目次
トヨタ ライズのプロフィール

なお、ライズの由来は英語の「RISE」「RAISE」からきており、ユーザーの毎日を盛り上げてくれる車であるようにとの理由で名付けられています。
また、SUVらしい迫力のある大口径タイヤもライズの特長です。ライズはしばしばOEM車であるダイハツの「ロッキー」とよく比較されますが、ダイナミックなデザインが決め手となりライズを選ぶ方も多くいます。
デザイン以外にも充実した後部収納スペースや走行支援システムなど、あらゆる面でバランスのとれた車といえるでしょう。
先代モデルとの比較
ライズは現行モデルが初代です。2019年11月の発売以来、フルモデルチェンジは行われていませんが、2021年にはマイナーチェンジでハイブリッドモデルやスマートアシスト機能を追加しました。なお、2023年には一部不備が見つかったことから販売停止になっています。そのため、中古車市場においては今後価格の変化が見込まれるでしょう。
トヨタ ルーミーのプロフィール

コンパクトカーの中では珍しいスライドドアがついており、子育て世代から乗り降りや荷物の積み下ろしがしやすいと評価を受けています。また、室内空間の広さを維持しながらも車体そのものは小回りがきき、運転が苦手な方でも安心して走行可能です。
さらにトヨタの子会社であるダイハツが開発する安全サポート機能である「スマートアシスト」が搭載されており安全性も高いでしょう。人や荷物をたくさん載せたいけれど、ミニバンの運転には自信がない方におすすめです。
先代モデルとの比較
ルーミーは2016年の発売以来、フルモデルチェンジを行っていないため現行モデルが初代です。しかし、マイナーチェンジを行う中で安全装備の「スマートアシストIII」が追加されたり、ボディカラーの追加が行われたりしています。なお、ルーミーは兄弟車であるタンクとともに発売開始されたものの、2020年にタンクは生産終了しています。現在はルーミーに一本化されているため、もしもルーミーとタンクで迷っている場合は中古車市場のチェックが欠かせません。
タンクもルーミーと並び人気車種のため、中古車市場では比較的選択肢が多いでしょう。
グレードと価格の比較

ライズのグレード(駆動方式) | メーカー希望小売価格 |
G(2WD) | 1,867,000円 |
G(4WD) | 2,143700円 |
XS(2WD) | 1,745,000円 |
XS(4WD) | 1,984,800円 |
X(2WD) | 1,717,000円 |
X(4WD) | 1,994,800円 |
X(2WD) | 2,338,000円 |
Z(4WD) | 2,309,200円 |
ハイブリッドZ | 2,338,000円 |
ハイブリッドG | 2,173,000円 |
ルーミーのグレード(駆動方式) | メーカー希望小売価格 |
カスタムG-T(2WD) | 2,056,000円 |
カスタムG-T(4WD) | 2,100,000円 |
カスタムG(2WD) | 1,924,000円 |
G-T(2WD) | 1,874,500円 |
G(2WD) | 1,753,500円 |
G(4WD) | 1,929,500円 |
X(2WD) | 1,566,500円 |
X(4WD) | 1,742,500円 |
室内空間が広く取られているコンパクトカーで200万円を切るためコスト面でもメリットが多いでしょう。
なお、中古車の場合は車の状態により価格が大きく変動します。候補を挙げる場合は年式や走行距離、修復歴などを必ずチェックし、販売会社の担当に相談しながら決めていきましょう。
外観とボディサイズの比較

ライズ | 全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mm |
ルーミー | 全長3,700〜3,705mm×全幅1,670mm×全高1,735mm |
しかし、ライズの場合は乗り降り時に気になる最低地上高が185mmとやや高めになっています。一方、ルーミーは最低地上高が130mmのためライズと比較して乗り降りしやすい特長があります。
車高が高くスタイリッシュなデザインを求める場合はライズを選び、子どもや高齢者を乗せる機会が多い場合は乗り降りのしやすいルーミーを選ぶことをおすすめします。
室内の広さを比較

ライズ | 室内長1,955mm✕室内幅1,420mm✕室内高1,250mm |
ルーミー | 室内長2,180mm✕室内幅1,480mm✕室内高1,355mm |
燃費性能の比較
ここではライズとルーミーを燃費性能の観点から比較します。2車種の各グレードにおける燃費(国土交通量審査値)は下記のとおりです。ライズのグレード | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
2WD | 20.7km/L | 15.9km/L | 21.9km/L | 22.9km/L |
4WD | 17.4km/L | 13.4km/L | 18.7km/L | 18.9km/L |
ハイブリッド | 28.0km/L | 29.6km/L | 30.2km/L | 26.1km/L |
ルーミーのグレード(ガソリン車のみ) | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
カスタムG-T | 16.8km/L | 12.7km/L | 18.4km/L | 18.3km/L |
カスタムG | 18.4km/L | 15.5km/L | 19.7km/L | 19.2km/L |
G-T | 16.8km/L | 12.7km/L | 18.4km/L | 18.3km/L |
G/X | 18.4km/L | 15.5km/L | 19.7km/L | 19.2km/L |
動力性能の比較
ここではライズとルーミーの動力性能を比較します。エンジンや排気量等スペックは下記のとおりです。ライズのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
1.2Lハイブリッド車 | 水冷直列3気筒 | 1.196L | 60kW(82PS)/5600r.p.m |
ガソリン車 | 水冷直列3気筒 | 1.196L | 64kW(87PS)/6000r.p.m |
1.0Lターボ車 | 水冷直列3気筒 インタークーラーターボ | 0.996L | 72kW(98PS)/6000r.p.m |
ルーミーのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
カスタムG-T | 水冷直列3気筒 インタークーラーターボ | 0.996L | 72kW(98PS)/6000r.p.m |
カスタムG | 水冷直列3気筒 | 0.996L | 51kW(69PS)/6000r.p.m |
G-T | 水冷直列3気筒 インタークーラーターボ | 0.996L | 72kW(98PS)/6000r.p.m |
G/X | 水冷直列3気筒 | 0.996L | 51kW(69PS)/6000r.p.m |
タイヤサイズの比較
ここではライズとルーミーのタイヤサイズを比較します。具体的なサイズは下記のとおりです。ライズのグレード | タイヤサイズ |
X、XS、G、ハイブリッドG | 195/65R16 |
Z、ハイブリッドZ | 195/65R17 |
ルーミーのグレード | タイヤサイズ |
カスタムG-T以外 | 165/65R14 |
カスタムG-T | 175/55R15 |
安全装備の比較

ライズには主に下記の安全装備がついています。
・衝突警報機能
・衝突回避支援ブレーキ機能
・ブレーキ制御付誤発進抑制機能
・ドライブスタートコントロール
・ふらつき警報
・車線逸脱警報機能
・路側逸脱警報機能
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・全車速追従機能付ACC
・コーナリングトレースアシスト
・スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)
・車線逸脱抑制制御機能
・LKC(レーンキープコントロール)
ルーミーには下記の安全装備がついています。
・衝突警報機能
・衝突回避支援ブレーキ機能
・ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)
・ふらつき警報
・車線逸脱警報機能
・路側逸脱警報機能
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・全車速追従機能付ACC
両車種ともダイハツの予防安全機能である「スマートアシスト」を搭載しており、安全性能が高い車と言えるでしょう。
ただし、ライズには後方から迫る車を探知したり、コーナリングサポートを行う機能がついていたり、長時間のドライブを快適に保つものが追加で備わっています。
なおライズもルーミーも国が認定する「サポカーSワイド」に該当するため、安全性は高いと判断できます。
ラゲッジスペースの比較

それぞれのラゲッジスペースは下記のサイズです。
ライズ | 奥行755✕幅1,000mm✕高さ865mm 荷室容量最大369L |
ルーミー | 奥行500〜1,540mm×幅1,300mm×高さ985〜1,110mm 荷室容量最大958L |
子どもが小さいご家庭の場合、お出かけ時の荷物が多くなることから、ライズとルーミーを比較するとルーミーが適しているでしょう。
おすすめグレードの選び方
ここからは、ライズとルーミーを「価格」「走り」「装備」の3項目ごとにおすすめのグレードを紹介していきます。2車種ともグレード展開が豊富で「どのグレードを選べばいいかわからない」と悩む方もいるでしょう。
車を選ぶ際は自分が一番重視したいポイントに絞って選ぶことがおすすめです。特に中古車の場合は豊富な台数とグレードから選択するため、ゆずれないポイントを決めておきましょう。
価格重視
価格重視で車を選ぶ場合、どちらの車種もエントリーモデルのガソリン車がおすすめです。ライズのGグレード(2WD)は新車価格が1,867,000円、ルーミーのXグレード(2WD)は新車価格が1,566,500円です。
なお、車両価格でなくランニングコストの観点から車選びを行う場合はライズのハイブリッド車がおすすめです。
ライズのハイブリッド車(Gグレード)は2,173,000円と初期の車両価格こそガソリン車よりも高めの設定ですが、月々のガソリン代を抑えられます。車は長く乗るものなので、どのタイミングで価格を抑えたいかを意識して選択しましょう。
また、中古車の場合は走行距離や車の状態で価格が異なり、新車価格と価格が大きく変わる点に注意しましょう。車の状態やオプションの可否によって、上級グレードよりも低いグレードのほうが高い可能性もあります。中古車を購入する場合は多くの業者から情報を集めて選択するのがおすすめです。
走り重視
ライズの中でも快適な走行性を意識するなら「1.0Lのガソリンターボ車」がおすすめです。グレードは「X」「G」「Z」が揃っています。エンジンが水冷直列3気筒でインタークーラーつきのため、効率的にエンジンパワーを引き出せます。燃費は他のグレードよりも落ちますが、タフな走行が求められるエリアにお住まいの場合やガソリン車ならではの走りを求める方におすすめです。
ルーミーの場合は「G-Tモデル」がおすすめです。グレードは専用デザインの「カスタムG-T」と「G-T」があります。
G-Tモデルはガソリンターボ車のため加速力に優れています。ライズ同様に力強い走りを求める場合に選択しましょう。
装備重視
最後に装備重視で車選びを行う場合におすすめのグレードを紹介します。ライズの上級モデルであるZグレードは、タイヤが大きくなり車体全体からダイナミックな印象を受けます。また、前後のフォグランプが標準装備だったり流れるライトとして知られる「LEDシーケンシャルターンランプ」も装備されています。さらに、予防安全性能も充実しており、前方車との適切な距離を保ち、追従する機能も搭載されています。
ルーミーには標準モデルの他に専用装備のついたカスタムモデルがあります。カスタムG-Tはその中の最上級モデルです。ボディは専用のメッキグリルを採用し、顔つきがスタイリッシュになっています。また、内装においても本革インパネセンターシフトや本革巻きのステアリングホイール、撥水加工生地のシートなど充実しています。「長く乗る車は快適さを追求したい」と考える場合におすすめです。
※本記事は、2023年11月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
この記事の画像を見る