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更新日:2024.10.21 / 掲載日:2023.11.20
トヨタ ヤリスVSトヨタ ヴィッツを徹底比較
ヤリスとヴィッツはトヨタの車の中でもしばしば比較される機会が多い車種です。ヤリスはヴィッツの後継車ですが、その違いは多くあります。
この記事ではヤリスとヴィッツの性能を徹底比較します。大切な車選びの参考にしてください。
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ヤリスは手に取りやすい価格でありながらも低燃費かつ実用性の高いBセグメントのコンパクトカーです。
もともと日本国内で販売されていたヴィッツの海外車名がヤリスでしたが、2020年に発売された現行モデルから車名を統一しています。
新プラットフォームであるTNGAを採用したことで操縦性が向上。直列3気筒1.5Lダイナミックフォースエンジンを搭載することで重心が15mm下げられ、コーナーでも安定した走行が可能となり、扱いやすさが増しています。
以前まではガソリン車のみの販売でしたが、2017年からはハイブリッド車も登場し、燃費を気にするユーザーからも注目を集めています。
エントリーモデルのXは、14インチタイヤとスチールホイール、7インチのディスプレイオーディオなどが標準搭載。さらに、先進安全パッケージであるToyota Safety Senseも標準搭載されており、衝突や歩行者との接触を未然に防ぐサポートが充実しています。
ボディカラーは、モノトーン10色、ツートーン4色から選択可能です。
Gグレード以上には、スマートエントリー&スタートシステムが搭載されており、電子キーをポケットに入れたままドアの施錠や解錠、エンジンの始動などができます。
2代目は2005年にフルモデルチェンジして販売されました。新プラットフォームを採用したためサイズが少しアップしているのが特徴です。1Lの直列3気筒エンジン、1.3Lまたは1.5Lの直列4気筒エンジンの2種類で展開。グレードは「B」「F」「X」「U」「RS」の5つが用意されています。
3代目は2011年~2020年まで販売されました。コンセプトが一新され、3代目初期モデルは丸みを帯びたデザインは残しつつも、よりスタイリッシュな印象を与える外観に。マイナーチェンジ後のデザインでは、よりスポーティな印象を受ける外観に変更されています。排気量が1.3Lのモデルには、アイドリングストップからエンジン再始動時の時間を短縮するToyota Stop & Start Systemを搭載し、低燃費を実現。
2015年に行われた改良では、Toyota Safety SenseCが一部のグレードを除いて標準搭載されました。
2017年には排気量1.5Lのハイブリッド車が登場。
2018年には日中の歩行者への衝突被害軽減ブレーキや踏み間違い防止機能が追加されるなど、複数回のマイナーチェンジを繰り返しています。
4代目は2020年から販売されている現行モデルです。国内外問わず名称が「ヤリス」に統一されました。排気量は1.3Lが廃止され、1.0L・1.5L・ハイブリッドの3種類展開とし、エンジンも直列4気筒から直列3気筒へと変更されています。
グレードは「Z」「G」「X」の3種類から選択可能です。一部を除いてほぼすべてのグレードにレーダークルーズコントロールを含んだ最新のToyota Safety Senseを標準搭載。また、オーディオディスプレイも標準搭載され、機能性の向上がみられます。

ヴィッツはトヨタを代表するコンパクトカーの1つで、1999年から販売が開始されました。2020年に行われたフルモデルチェンジをきっかけに、名称が海外で利用されていたヤリスに統一されています。
コンパクトで取り回しがよく、スポーティなデザインが人気を集めています。また、カラーバリエーションも豊富なため自分好みのカラーを見つけられるでしょう。
2017年にはハイブリッド車が追加され、燃費性能を気にするユーザーからの支持も集めています。
2代目は2005年にフルモデルチェンジを経て販売が開始されました。初代のコンセプトはそのままに、新プラットフォームを採用したことでボディサイズがアップしています。
3代目は2010年にコンセプトを変更して販売開始されました。これまでよりもスタイリッシュかつスポーティな印象を与えるデザインに変更されています。トランスミッションにCVTを搭載したり、ハイブリッド車を追加したりと、走行性能や燃費効率の向上が図られています。
4代目は2020年に販売開始された現行モデルで、名称がヴィッツから海外で使用していたヤリスに変更・統一されました。

ここでは、ヤリスとヴィッツのボディサイズを紹介します。
機械式立体駐車場のサイズは主に全幅が「1,700mm以下」「1,800mm以下」「1,850mm以下」の3つに分けられ、高さの制限はおよそ1,550mmに設定されている場合が多いようです。
ヤリスは全幅が1,765mm、高さが1,590mmあり、機械式立体駐車場の種類によっては利用できない場合があるため注意しましょう。
ヴィッツであれば機械式立体駐車場のサイズからオーバーしていないため、駐車は可能といえます。

ここでは、ヤリスとヴィッツの室内サイズを紹介します。
ヤリスの運転席は視界が広くなるよう設計されているため、運転がしやすいといえます。また、運転席前のインパネを薄くすることで車内の空間に広がりを持たせるとともに小型化したステアリングも室内空間を広くみせ、スポーティな印象を与えてくれるでしょう。運転席イージーリターン機能により好みのシートポジションを記録させ簡単に自分の位置に戻せるため、乗車のたびに細かく調整する手間が発生しません。
ヴィッツは全長が短いコンパクトカーですが、室内長は十分確保されています。エンジンを小型化することでボンネットが小さくなり、その分室内長の確保が可能です。
新プラットフォームのTNGAを搭載し、軽量高剛性かつ低重心を実現したことで50kgの軽量化に成功。また、ロングストロークやバルブ挟角拡大などの高速燃焼技術を導入し低燃費を実現しています。
その他にも、低速時の事故対策となる低速時加速抑制や駐車サポートシステムのトヨタ チームメイト(アドバンスト パーク)など、最新技術がいくつも搭載されています。
ヴィッツは、政府が交通事故防止対策の一環として進めている「セーフティ・サポートカーS(ワイド)、セーフティ・サポートカー」に認定されています。
そして、ヴィッツにもToyota Safety Senseが搭載されています。サポート内容は以下のとおりです。
・プリクラッシュセーフティ
レーザーレーダーと単眼カメラで先行車や歩行者を検出し、衝突の危険がある場合は警報ブザーとディスプレイ表示で知らせてくれ、運転手がブレーキを踏むと強力なブレーキアシストがかかります。ブレーキを踏めなかった場合でも自動でブレーキを作動させ衝突回避をサポートしてくれます。
・レーンディパーチャーアラート
道路の白線や黄色線をセンサーで認識し、運転手がウィンカーを出していない状態で車線を踏んだりはみ出したりしようとすると、警報ブザーとディスプレイ表示で知らせてくれます。
・オートマチックハイビーム
夜間の歩行者を遠い位置から発見できるよう、ハイビームとロービームの自動切り替えを行います。切り替え忘れの防止やこまめな切り替えの負担を軽減してくれるでしょう。

ヤリスのZグレードに標準装備されているアジャスタブルデッキボードを活用すると、荷物を2段に分けて収納可能です。
ボードは自立するため、下段への荷物の収納の邪魔になりません。普段の買い物による荷物の収納だけではなく、週末のレジャーで必要なアウトドアグッズなどの収納にも対応可能です。
後部座席を倒すとよりスペースが確保できるため、片側だけ倒してゴルフバッグといった長い荷物の収納にも対応できます。
開口部分が大きく開くため、荷物の出し入れがしやすいメリットがあります。後席のシートを倒せばゴルフバッグや脚立など長い荷物も積み込み可能です。
価格・走り・装備の3つに注目して、それぞれのメリットを活かすためにはどのグレードと相性がよいか把握することが大切です。
比較的安価なヴィッツを購入したい方は、ガソリン車のFグレードを検討しましょう。ヤリス同様にハイブリッド車よりも購入費用を抑えられるメリットがあります。
走行や運動性能を重視したグレードを選ぶならスポーツカータイプのGRがおすすめです。リアハッチ付近のバイブレーション低減により心地よい走り出しを実現します。また、装着された空力パーツの効果により、安定した走行性能を発揮してくれるでしょう。快適に長距離ドライブを楽しむならGRを検討しましょう。
・スチールホイールからアルミホイールへの交換
・ヘッドランプとリヤコンビネーションランプのLEDへの変更
・コンフォートシートセットの追加
・トヨタチームメイトのアドバンスパークの追加
また、スマートエントリー&スタートシステムや大型の8インチのバックガイドモニターは標準装備されています。
ヴィッツの基本となるグレードはFグレードで、必要なオプションを絞って追加することで価格を抑えながらも充実した装備を整えられます。個性的なパッケージも用意されており、自分好みに車のデザインを選択できる点も魅力の一つです。
また、Fグレードの排気量1.0L、1.3L、1.3L/4WDに対応している特別仕様車「セーフティエディションII」には、衝突回避パッケージであるToyota Safety Senseも搭載されています。
※本記事は、2023年11月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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この記事の目次
トヨタ ヤリスのプロフィール

もともと日本国内で販売されていたヴィッツの海外車名がヤリスでしたが、2020年に発売された現行モデルから車名を統一しています。
新プラットフォームであるTNGAを採用したことで操縦性が向上。直列3気筒1.5Lダイナミックフォースエンジンを搭載することで重心が15mm下げられ、コーナーでも安定した走行が可能となり、扱いやすさが増しています。
以前まではガソリン車のみの販売でしたが、2017年からはハイブリッド車も登場し、燃費を気にするユーザーからも注目を集めています。
エントリーモデルのXは、14インチタイヤとスチールホイール、7インチのディスプレイオーディオなどが標準搭載。さらに、先進安全パッケージであるToyota Safety Senseも標準搭載されており、衝突や歩行者との接触を未然に防ぐサポートが充実しています。
ボディカラーは、モノトーン10色、ツートーン4色から選択可能です。
Gグレード以上には、スマートエントリー&スタートシステムが搭載されており、電子キーをポケットに入れたままドアの施錠や解錠、エンジンの始動などができます。
先代モデルとの比較
初代ヤリスは1999年にヴィッツの名称で販売が開始されました。当時、丸みを帯びたデザインでコンパクトな車でありながら、大人4人がストレスなく過ごせる室内空間が確保されているとして注目を集めていました。2代目は2005年にフルモデルチェンジして販売されました。新プラットフォームを採用したためサイズが少しアップしているのが特徴です。1Lの直列3気筒エンジン、1.3Lまたは1.5Lの直列4気筒エンジンの2種類で展開。グレードは「B」「F」「X」「U」「RS」の5つが用意されています。
3代目は2011年~2020年まで販売されました。コンセプトが一新され、3代目初期モデルは丸みを帯びたデザインは残しつつも、よりスタイリッシュな印象を与える外観に。マイナーチェンジ後のデザインでは、よりスポーティな印象を受ける外観に変更されています。排気量が1.3Lのモデルには、アイドリングストップからエンジン再始動時の時間を短縮するToyota Stop & Start Systemを搭載し、低燃費を実現。
2015年に行われた改良では、Toyota Safety SenseCが一部のグレードを除いて標準搭載されました。
2017年には排気量1.5Lのハイブリッド車が登場。
2018年には日中の歩行者への衝突被害軽減ブレーキや踏み間違い防止機能が追加されるなど、複数回のマイナーチェンジを繰り返しています。
4代目は2020年から販売されている現行モデルです。国内外問わず名称が「ヤリス」に統一されました。排気量は1.3Lが廃止され、1.0L・1.5L・ハイブリッドの3種類展開とし、エンジンも直列4気筒から直列3気筒へと変更されています。
グレードは「Z」「G」「X」の3種類から選択可能です。一部を除いてほぼすべてのグレードにレーダークルーズコントロールを含んだ最新のToyota Safety Senseを標準搭載。また、オーディオディスプレイも標準搭載され、機能性の向上がみられます。
トヨタ ヴィッツのプロフィール

コンパクトで取り回しがよく、スポーティなデザインが人気を集めています。また、カラーバリエーションも豊富なため自分好みのカラーを見つけられるでしょう。
2017年にはハイブリッド車が追加され、燃費性能を気にするユーザーからの支持も集めています。
先代モデルとの比較
初代ヴィッツは1999年に販売開始されました。丸みを帯びたデザインが斬新であると当時注目を集めました。3ドアと5ドアの2種類があり、グレードは「B」「F」「U」の3つ展開。2代目は2005年にフルモデルチェンジを経て販売が開始されました。初代のコンセプトはそのままに、新プラットフォームを採用したことでボディサイズがアップしています。
3代目は2010年にコンセプトを変更して販売開始されました。これまでよりもスタイリッシュかつスポーティな印象を与えるデザインに変更されています。トランスミッションにCVTを搭載したり、ハイブリッド車を追加したりと、走行性能や燃費効率の向上が図られています。
4代目は2020年に販売開始された現行モデルで、名称がヴィッツから海外で使用していたヤリスに変更・統一されました。
グレードと価格の比較
ここからは、ヤリスとヴィッツのグレード別に価格を紹介します。ヤリスのグレード(駆動方式) | メーカー希望小売価格 |
Z(ハイブリッド車 1.5L・2WD) | 2,350,000円(税込) |
G(ハイブリッド車 1.5L・2WD) | 2,145,000円(税込) |
X(ハイブリッド車 1.5L・2WD) | 2,013,000円(税込) |
Z(ガソリン車 1.5L・CVT・2WD) | 2,008,000円(税込) |
Z(ガソリン車 1.5L・6MT・2WD) | 1,904,000円(税込) |
G(ガソリン車 1.5L・CVT・2WD) | 1,799,000円(税込) |
G(ガソリン車 1.5L・6MT・2WD) | 1,723,000円(税込) |
G(ガソリン車 1.0L・CVT・2WD) | 1,645,000円(税込) |
X(ガソリン車 1.5L・CVT・2WD) | 1,624,000円(税込) |
X(ガソリン車 1.5L・6MT・2WD) | 1,548,000円(税込) |
X(ガソリン車 1.0L・CVT・2WD) | 1,470,000円(税込) |
ヴィッツのグレード(駆動方式) | メーカー希望小売価格 |
U(ハイブリッド車 1.5L・CVT・2WD) | 2,115,000円(税込) |
F(ハイブリッド車 1.5L・CVT・2WD) | 1,854,000円(税込) |
U(ガソリン車 1.3L・CVT・2WD) | 1,821,000円(税込) |
U(ガソリン車 1.3L・CVT・4WD) | 1,931,000円(税込) |
F(ガソリン車 1.3L・CVT・2WD) | 1,509,000円(税込) |
F(ガソリン車 1.3L・CVT・4WD) | 1,619,000円(税込) |
F(ガソリン車 1.0L・CVT・2WD) | 1,350,000円(税込) |
GRスポーツ(ハイブリッド車 1.5L・CVT・2WD) | 2,362,000円(税込) |
GRスポーツ(ガソリン車 1.5L・CVT・2WD) | 2,335,000円(税込) |
外観とボディサイズの比較

ヤリス | 全長4,180mm×全幅1,765mm×全高1,590mm |
ヴィッツ | 全長3,945mm×全幅1,695mm×全高1,500mm |
ヤリスは全幅が1,765mm、高さが1,590mmあり、機械式立体駐車場の種類によっては利用できない場合があるため注意しましょう。
ヴィッツであれば機械式立体駐車場のサイズからオーバーしていないため、駐車は可能といえます。
室内の広さを比較

ヤリス | 室内長1,845mm×室内幅1,430mm×室内高1,190mm |
ヴィッツ | 室内長1,920mm×室内幅1,390mm×室内高1,240mm(ハイブリッド車)1,250mm(ガソリン車) |
ヴィッツは全長が短いコンパクトカーですが、室内長は十分確保されています。エンジンを小型化することでボンネットが小さくなり、その分室内長の確保が可能です。
燃費性能の比較
ここでは、ヤリスとヴィッツの燃費消費率を紹介します。ヤリスのグレード | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
ハイブリッド車(Z) | 35.4km/L | 35.5km/L | 38.8km/L | 33.6km/L |
ハイブリッド車(G) | 35.8km/L | 36.9km/L | 39.8km/L | 33.5km/L |
ハイブリッド車(X) | 36.0km/L | 37.5km/L | 40.2km/L | 33.4km/L |
1.5Lガソリン車CVT(Z/X) | 21.6km/L | 16.1km/L | 22.9km/L | 24.3km/L |
1.5Lガソリン車CVT(G) | 21.4km/L | 15.7km/L | 22.6km/L | 24.1km/L |
1.0Lガソリン車CVT(G/X) | 20.2km/L | 15.3km/L | 21.8km/L | 22.4km/L |
1.5Lガソリン車6MT(Z/G/X) | 19.6km/L | 14.7km/L | 20.3km/L | 22.3km/L |
ヴィッツのグレード | JC08モード |
ハイブリッド車(全グレード) | 34.4km/L |
1.3Lガソリン車(U/F/Jewela) | 25.0km/L |
1.0Lガソリン車(F/Jewela) | 21.6km/L |
タイヤサイズの比較
ヤリス | タイヤサイズ:175/70R14・185/60R15 ホイールベース:2,550mm |
ヴィッツ | タイヤサイズ:205/45R17・195/50R16・185/60R15・175/70R14・165/70R14 ホイールベース:2,510mm |
安全装備の比較
ヤリスには最新の予防安全パッケージであるToyota Safety Senseが搭載されています。ミリ波レーダーと単眼カメラの2種類のセンサーを活用して、高度な認識性能と信頼性を両立しています。そして、交差点の右左折時に直進してくる対向車や横断歩行者の検知を可能としました。その他にも、低速時の事故対策となる低速時加速抑制や駐車サポートシステムのトヨタ チームメイト(アドバンスト パーク)など、最新技術がいくつも搭載されています。
ヴィッツは、政府が交通事故防止対策の一環として進めている「セーフティ・サポートカーS(ワイド)、セーフティ・サポートカー」に認定されています。
そして、ヴィッツにもToyota Safety Senseが搭載されています。サポート内容は以下のとおりです。
・プリクラッシュセーフティ
レーザーレーダーと単眼カメラで先行車や歩行者を検出し、衝突の危険がある場合は警報ブザーとディスプレイ表示で知らせてくれ、運転手がブレーキを踏むと強力なブレーキアシストがかかります。ブレーキを踏めなかった場合でも自動でブレーキを作動させ衝突回避をサポートしてくれます。
・レーンディパーチャーアラート
道路の白線や黄色線をセンサーで認識し、運転手がウィンカーを出していない状態で車線を踏んだりはみ出したりしようとすると、警報ブザーとディスプレイ表示で知らせてくれます。
・オートマチックハイビーム
夜間の歩行者を遠い位置から発見できるよう、ハイビームとロービームの自動切り替えを行います。切り替え忘れの防止やこまめな切り替えの負担を軽減してくれるでしょう。
ラゲッジスペースの比較

ヤリス | 奥行630mm×幅1,153mm×高さ831mm トランク・ラゲッジルーム:約270L |
ボードは自立するため、下段への荷物の収納の邪魔になりません。普段の買い物による荷物の収納だけではなく、週末のレジャーで必要なアウトドアグッズなどの収納にも対応可能です。
後部座席を倒すとよりスペースが確保できるため、片側だけ倒してゴルフバッグといった長い荷物の収納にも対応できます。
ヴィッツ | 奥行約625mm~1,420mm×幅約1,000mm×高さ745mm~865mm トランク・ラゲッジルーム:約278L(セカンドシート展開時) |
おすすめグレードの選び方
ヤリスとヴィッツの自分に合ったグレードの選び方を紹介します。価格・走り・装備の3つに注目して、それぞれのメリットを活かすためにはどのグレードと相性がよいか把握することが大切です。
価格重視
価格を抑えてヤリスに乗りたい方はガソリン車のXグレードがおすすめです。ハイブリッド車は価格が200万円を超えるのに対して、ガソリン車のXグレードは150万円前後で購入できます。ただし、長期的に乗る予定がある場合でガソリン代を節約したい方は、燃費のよいハイブリッド車も視野に入れましょう。比較的安価なヴィッツを購入したい方は、ガソリン車のFグレードを検討しましょう。ヤリス同様にハイブリッド車よりも購入費用を抑えられるメリットがあります。
走り重視
走行性能が高く安定した走りを実感したい方は最上位グレードのZグレードがおすすめです。ハイブリッド車ではトヨタチームメイト(アドバンストパーク)が搭載されているため、安全面でもより満足感が大きいでしょう。走行や運動性能を重視したグレードを選ぶならスポーツカータイプのGRがおすすめです。リアハッチ付近のバイブレーション低減により心地よい走り出しを実現します。また、装着された空力パーツの効果により、安定した走行性能を発揮してくれるでしょう。快適に長距離ドライブを楽しむならGRを検討しましょう。
装備重視
装備やオプションを自分の好みや目的に合わせてカスタマイズするならGグレードがおすすめです。Gグレードで可能なオプションは以下のとおりです。・スチールホイールからアルミホイールへの交換
・ヘッドランプとリヤコンビネーションランプのLEDへの変更
・コンフォートシートセットの追加
・トヨタチームメイトのアドバンスパークの追加
また、スマートエントリー&スタートシステムや大型の8インチのバックガイドモニターは標準装備されています。
ヴィッツの基本となるグレードはFグレードで、必要なオプションを絞って追加することで価格を抑えながらも充実した装備を整えられます。個性的なパッケージも用意されており、自分好みに車のデザインを選択できる点も魅力の一つです。
また、Fグレードの排気量1.0L、1.3L、1.3L/4WDに対応している特別仕様車「セーフティエディションII」には、衝突回避パッケージであるToyota Safety Senseも搭載されています。
※本記事は、2023年11月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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