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更新日:2024.10.21 / 掲載日:2024.01.05
ホンダ ヴェゼルVSトヨタ カローラクロスを徹底比較
ホンダのヴェゼルとトヨタのカローラクロスは同じSUVとして比較される機会が多くあります。しかし、どのような違いがあるの分からなかったり自分に適した車種を選びにくい方もいるでしょう。
この記事では、人気のヴェゼルとカローラクロスを価格や燃費、走行性など様々な観点から徹底比較します。ぜひ車選びにお役立て下さい。
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ホンダから販売されるコンパクトSUVのヴェゼルは、2013年から発売されている人気車種です。SUVの中では比較的コンパクトにまとまったボディサイズでありながらも、広い室内空間を両立させています。
大人がゆとりを持って過ごせるスペースだけでなく、収納も充実。荷室は404Lと十分に確保されておりアウトドアにも適しています。
たくさん荷物を積みたい方はもちろん、持ち物が多いファミリー層にもおすすめの車です。
発売当初、SUVは現在ほどラインナップが豊富でなかったこともありますが、デザイン性や走行性能の高さが話題を呼び、人気車種としてSUVの販売台数首位を獲得しています。
2代目は2021年から販売開始された現行モデルです。車の基幹部分を担うパワートレインを重視し、ハイブリッド車には独自技術を用いた「e:HEV」を採用し、燃費性能の向上に成功。走行性と燃費の良さを実現しています。
なお、2代目からボディデザインが大きく変化し、街乗りに馴染むクーペデザインが特徴的です。街乗りに適したデザインや大きさ、力強い走行性は現在も多くのユーザーを魅了しています。

カローラクロスはトヨタが誇るカローラシリーズの歴史を経て誕生したSUVです。カローラといえば「セダン」の印象を持つ方が多い中、時代のニーズに合わせて誕生しました。
カローラクロスはガソリン車とハイブリッド車を用意し、シームレスな加速感と室内空間の充実が特徴的です。また、燃費性能も高くハイブリッド車は、26.2km/L(2WD)とトップレベルの燃費を誇ります。SUVの燃費が悪いというイメージを覆すでしょう。
また、収納空間も充実しており、日常の買い物からアウトドアまで幅広いシーンで活躍する車と言えます。
しかし、2023年にマイナーチェンジが行われ、下記が変化しています。
・ノア・ヴォクシーと同じく第5世代の2Lハイブリッドシステムを採用
・「ハイブリッドZ」「Sグレード」にツートン3色を用意
・ガソリンエンジンが1.8Lから2Lダイナミックフォースエンジンに変更
・ディスプレイを7インチから12.3インチに大型化(Zグレードのみ)なお、他グレードには7インチを採用
ガソリンエンジンが変化したことで燃費の向上が見られます。また、グレードによってはディスプレイの大きさが大幅に変化し、運転中の視認性が高まりました。
エクステリアやボディデザインそのものに大きな変化は見られないものの、運転中の走行性が高まった特徴があります。
いずれもFF(2WD)車と4WD車を選択でき、それぞれ価格が異なるため新車・中古車問わずグレードの確認が大切です。

ここではヴェゼルとカローラクロスのボディサイズを比較します。
具体的な数値は下記の通りです。
ボディサイズではカローラクロスのほうが大きい特徴があります。大きさがあるぶん外観からはダイナミックな印象を受けます。一方でヴェゼルはボディサイズを抑えていることから小回りがきく特徴を持っています。そのため、好みに合わせて選択しましょう。
ただし、両車とも高さがあるため、駐車場の利用には注意が必要です。2m制限の立体駐車場であれば問題ありませんが、機械式駐車場の高さが2m以下の場合は利用できないでしょう。

ここではヴェゼルとカローラクロスの室内空間を比較します。
具体的な数値は下記の通りです。
ヴェゼルが長年人気の理由として、室内の広さが挙げられるため「少しでも広い車に乗りたい」と考えている場合はヴェゼルがおすすめです。
いずれも燃費を意識する場合は、ハイブリッド車がおすすめです。
カローラクロスの方が排気量が多いことから、力強い走りが叶います。しかし、走りよりも燃費性能やコンパクトさを意識する場合はヴェゼルが適しています。
いずれもタイヤサイズはグレードにより若干の差があります。
タイヤは大きさが大きくなると購入にかかる金額も高くなります。自分の好みとあわせてタイヤの履き替えにかかる費用も意識しましょう。

ヴェゼルとカローラクロスを安全性能から比較します。
ヴェゼルにはホンダが開発した「Honda SENSING」が搭載されています。このシステムには前後方にあるソナーセンサーとフロントワイドビューカメラを用いてドライバーの運転をサポートします。
具体的な機能としては歩行者との衝突時において、歩行者の被害を最小限に留める「歩行者自己低減ステアリング」、信号待ちでの遅れを予防する「先行車発信お知らせ機能」などが挙げられます。
ドライバーの運転のしやすさだけでなく、万が一の時に歩行者や周辺への被害を抑えられる点が特徴的です。
カローラクロスにはトヨタが開発する予防安全装備の「Toyota Safety Sense」が搭載されています。
具体的な機能としては駐車時に周囲に障害物や人がいないかを確認し、警告する「パーキングサポートブレーキ」や、走行中に車線のはみ出しを防ぐ「レーントレーシングアシスト」など、車を運転するありとあらゆる機会に活躍する機能が満載です。

ここではヴェゼルとカローラクロスをラゲッジスペース(荷室)で比較します。
具体的な数値は下記の通りです。
両車ともラゲッジスペースは充実していますが、特にカローラクロスはボディサイズが大きいこともあり、より広い荷室を確保しています。高さもあるため、家具や自転車など大きな荷物を積む際に活躍します。
よりラゲッジスペースの大きさを確実に確かめたい場合は近くにあるディーラーや中古車販売店で確認する方法もおすすめです。
車選びは人により重視するポイントが大きく異なります。走行性を重視する、初期費用を意識する、装備の充実を意識するなど実に様々です。
今回は「価格「走り」「装備」の観点から各車種のグレードを紹介するため、自分が気になるポイントに合わせて参考にして下さい。
・ヴェゼル
G(FF)2,399,100円
・カローラクロス
G“X”(2WD)2,184,000円
いずれも250万円を切る価格で購入できるため、費用を抑えながらも人気のSUVに乗れるでしょう。
また、車の購入は新車はもちろん、中古車での購入も可能です。特に今回紹介しているヴェゼルとカローラクロスは中古車市場でも取り扱いが多くあるため、コストを抑えながらも自分の希望するグレードを選びやすいでしょう。
ヴェゼルとカローラクロスを走りの観点からチェックする場合は下記がおすすめです。
・ヴェゼル
e:HEV X(4WD)
ハイブリッド車のベーシックモデルにあたるXは、装備面では必要最低限に抑えられていますが、4WDを選択すると力強い走りを期待できるでしょう。特に雪が降る地域にお住まいの方や、アウトドア好きで悪路走行の機会がある場合におすすめです。一方で、街乗りのみの場合は2WDでも問題なく走れるでしょう。
・カローラクロス
Gグレード
G“X”グレード
カローラクロスはグレードごとの走行性能に違いはなく、ハイブリッド車とガソリン車の違いだけです。 ロングドライブが多い場合やガソリンならではの力強い走りが好みの場合はガソリン車がおすすめ。一方でハイブリッド車は電気を利用して車を走らせるモーターがついており、ノイズが少ない特徴があります。静かな走りや燃費性能がより高い車種を選択したい場合はハイブリッド車がおすすめです。
なお、必要以上の装備が不要な場合はGモデル、もしくはエントリーグレードの「G“X”」がおすすめです。
・ヴェゼル
e:HEV PLaY
他グレードにはないツートンのボディーカラーが個性的です。また、インテリアにおいても他との差別化が目立ち、ワイヤレス充電器やe:HEV PLaY専用エクステリアが特徴的です。上質な印象の中に、どこか個性が光るその仕様は「他の人と違う車に乗りたい」という希望を叶えられるでしょう。
・カローラクロス
Zモデル
最上級モデルのZモデルはフロントロアグリルやフレーム、リヤロアバンパーに金属調塗装をあしらっており、他のグレードとの差別化が図られています。また、走行時の視認性を高める防眩インナーミラーが標準装備だったり、リアコンビランプがLEDライン発光テールになっていたり、全体的に華やかさが加わります。上級モデルならではの上質さを意識する場合にぴったりでしょう。
※本記事は、2023年12月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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この記事では、人気のヴェゼルとカローラクロスを価格や燃費、走行性など様々な観点から徹底比較します。ぜひ車選びにお役立て下さい。
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この記事の目次
ホンダ ヴェゼルのプロフィール

大人がゆとりを持って過ごせるスペースだけでなく、収納も充実。荷室は404Lと十分に確保されておりアウトドアにも適しています。
たくさん荷物を積みたい方はもちろん、持ち物が多いファミリー層にもおすすめの車です。
先代モデルとの比較
初代ヴェゼルは2013年から2021年まで販売されたモデルを指します。発売当時からガソリン車とハイブリッド車の両方をラインナップしており、SUVにありがちな燃費の悪さを改善しています。発売当初、SUVは現在ほどラインナップが豊富でなかったこともありますが、デザイン性や走行性能の高さが話題を呼び、人気車種としてSUVの販売台数首位を獲得しています。
2代目は2021年から販売開始された現行モデルです。車の基幹部分を担うパワートレインを重視し、ハイブリッド車には独自技術を用いた「e:HEV」を採用し、燃費性能の向上に成功。走行性と燃費の良さを実現しています。
なお、2代目からボディデザインが大きく変化し、街乗りに馴染むクーペデザインが特徴的です。街乗りに適したデザインや大きさ、力強い走行性は現在も多くのユーザーを魅了しています。
トヨタ カローラクロスのプロフィール

カローラクロスはガソリン車とハイブリッド車を用意し、シームレスな加速感と室内空間の充実が特徴的です。また、燃費性能も高くハイブリッド車は、26.2km/L(2WD)とトップレベルの燃費を誇ります。SUVの燃費が悪いというイメージを覆すでしょう。
また、収納空間も充実しており、日常の買い物からアウトドアまで幅広いシーンで活躍する車と言えます。
先代モデルとの比較
カローラクロスは2019年に販売開始されたばかりの車で、これまで一度もフルモデルチェンジを行っていません。そのため、現行モデルが初代です。しかし、2023年にマイナーチェンジが行われ、下記が変化しています。
・ノア・ヴォクシーと同じく第5世代の2Lハイブリッドシステムを採用
・「ハイブリッドZ」「Sグレード」にツートン3色を用意
・ガソリンエンジンが1.8Lから2Lダイナミックフォースエンジンに変更
・ディスプレイを7インチから12.3インチに大型化(Zグレードのみ)なお、他グレードには7インチを採用
ガソリンエンジンが変化したことで燃費の向上が見られます。また、グレードによってはディスプレイの大きさが大幅に変化し、運転中の視認性が高まりました。
エクステリアやボディデザインそのものに大きな変化は見られないものの、運転中の走行性が高まった特徴があります。
グレードと価格の比較
ここではヴェゼルとカローラクロスの価格を紹介します。いずれもFF(2WD)車と4WD車を選択でき、それぞれ価格が異なるため新車・中古車問わずグレードの確認が大切です。
ヴェゼルのグレード | メーカー希望小売価格 |
---|---|
e:HEV X(FF) | 2,778,600円(税込) |
e:HEV X(4WD) | 2,998,600円(税込) |
e:HEV Z(FF) | 3,001,900円(税込) |
e:HEV Z(4WD) | 3,221,900円(税込) |
e:HEV PLaY(FF) | 3,418,800円(税込) |
G(FF) | 2,399,100円(税込) |
G(4WD) | 2,619,100円(税込) |
カローラクロスのグレード | メーカー希望小売価格 |
---|---|
HYBRID Z(2WD) | 3,250,000円 |
HYBRID Z(E-Four) | 3,459,000円 |
HYBRID S(2WD) | 2,980,000円 |
HYBRID S(E-Four) | 3,189,000円 |
HYBRID G(2WD) | 2,760,000円 |
HYBRID G(E-Four) | 2,969,000円 |
Z(2WD) | 2,900,000円 |
G(2WD) | 2,410,000円 |
G“X”(2WD) | 2,184,000円 |
外観とボディサイズの比較

具体的な数値は下記の通りです。
ヴェゼル | 全長4,330mm×全幅1,790mm×全高1,580〜1,590mm |
カローラクロス | 全長4,490mm×全幅1,825mm×全高1,620mm |
ただし、両車とも高さがあるため、駐車場の利用には注意が必要です。2m制限の立体駐車場であれば問題ありませんが、機械式駐車場の高さが2m以下の場合は利用できないでしょう。
室内の広さを比較

具体的な数値は下記の通りです。
ヴェゼル | 室内長2,010mm×室内幅1,445mm×室内高1,225〜1,240mm |
カローラクロス | 室内長1,800mm×室内幅1,505mm×室内高1,260mm |
燃費性能の比較
ヴェゼルとカローラクロスの燃費(国土交通量審査値)は下記の通りです。ヴェゼルのグレード (ハイブリッド車) |
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
e:HEV X(FF) | 25.0km/L | 24.7km/L | 27.1km/L | 23.9km/L |
e:HEV X(4WD) | 22.0km/L | 21.8km/L | 23.7km/L | 21.1km/L |
e:HEV Z(FF) | 24.8km/L | 24.5km/L | 26.7km/L | 23.8km/L |
e:HEV Z(4WD) | 22.0km/L | 21.8km/L | 23.7km/L | 21.1km/L |
e:HEV PLaY(FF) | 24.8km/L | 24.5km/L | 26.7km/L | 23.8km/L |
ヴェゼルのグレード (ガソリン車) |
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
G(FF) | 17.0km/L | 12.8km/L | 17.7km/L | 19.2km/L |
G(4WD) | 15.6km/L | 12.1km/L | 16.2km/L | 17.3km/L |
カローラクロスのグレード (ハイブリッド車) |
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
HYBRID Z(2WD) HYBRID S(2WD) HYBRID G(2WD) |
26.2km/L | 25.9km/L | 28.9km/L | 24.7km/L |
HYBRID Z(4WD) HYBRID S(4WD) HYBRID G(4WD) |
24.2km/L | 23.5km/L | 25.8km/L | 23.6km/L |
カローラクロスのグレード (ガソリン車) |
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
G(2WD) Z(2WD) G“X”(2WD) |
14.4km/L | 9.8km/L | 15.6km/L | 17.0m/L |
動力性能の比較
こちらではヴェゼルとカローラクロスの動力性能を見ていきましょう。両車種のスペックは下記の通りです。ヴェゼルのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
ハイブリッド車 | 水冷直列4気筒横置 | 1.496L | 78kW(106PS)/6,000r.p.m~6,400r.p.m |
ガソリン車 | 水冷直列4気筒横置 | 1.496L | 87kW(118PS)/6,600r.p.m |
カローラクロスのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
ハイブリッド車 | 直列4気筒 | 1.797L | 72kW(98PS) / 5,200r.p.m |
ガソリン車 | 直列4気筒 | 1.986L | 125kW(170PS) / 6,600r.p.m |
タイヤサイズの比較
ヴェゼルとカローラクロスにおいて、グレードごとのタイヤサイズは下記の通りです。ヴェゼルのグレード | タイヤサイズ |
---|---|
e:HEV X | 215/60R16 |
e:HEV Z e:HEV PLaY |
225/50R18 |
G | 215/60R16 |
カローラクロスのグレード | タイヤサイズ |
---|---|
全グレード | 215/60R17 |
Zグレードのみ | 225/50R18 |
タイヤは大きさが大きくなると購入にかかる金額も高くなります。自分の好みとあわせてタイヤの履き替えにかかる費用も意識しましょう。
安全装備の比較

ヴェゼルにはホンダが開発した「Honda SENSING」が搭載されています。このシステムには前後方にあるソナーセンサーとフロントワイドビューカメラを用いてドライバーの運転をサポートします。
具体的な機能としては歩行者との衝突時において、歩行者の被害を最小限に留める「歩行者自己低減ステアリング」、信号待ちでの遅れを予防する「先行車発信お知らせ機能」などが挙げられます。
ドライバーの運転のしやすさだけでなく、万が一の時に歩行者や周辺への被害を抑えられる点が特徴的です。
カローラクロスにはトヨタが開発する予防安全装備の「Toyota Safety Sense」が搭載されています。
具体的な機能としては駐車時に周囲に障害物や人がいないかを確認し、警告する「パーキングサポートブレーキ」や、走行中に車線のはみ出しを防ぐ「レーントレーシングアシスト」など、車を運転するありとあらゆる機会に活躍する機能が満載です。
ラゲッジスペースの比較

具体的な数値は下記の通りです。
ヴェゼル | 奥行約750mm×幅約1,000〜1,320mm×高さ約860mm 荷室容量:約404L |
カローラクロス | 奥行約849mm×幅約1,505mm×高さ約957mm 荷室容量:約487L |
よりラゲッジスペースの大きさを確実に確かめたい場合は近くにあるディーラーや中古車販売店で確認する方法もおすすめです。
おすすめグレードの選び方
ここからはヴェゼルとカローラクロスについて、おすすめグレードを紹介します。車選びは人により重視するポイントが大きく異なります。走行性を重視する、初期費用を意識する、装備の充実を意識するなど実に様々です。
今回は「価格「走り」「装備」の観点から各車種のグレードを紹介するため、自分が気になるポイントに合わせて参考にして下さい。
価格重視
ここからは価格重視で車選びを行いたい方向けに、ヴェゼルとカローラクロスでおすすめのグレードを紹介します。・ヴェゼル
G(FF)2,399,100円
・カローラクロス
G“X”(2WD)2,184,000円
いずれも250万円を切る価格で購入できるため、費用を抑えながらも人気のSUVに乗れるでしょう。
また、車の購入は新車はもちろん、中古車での購入も可能です。特に今回紹介しているヴェゼルとカローラクロスは中古車市場でも取り扱いが多くあるため、コストを抑えながらも自分の希望するグレードを選びやすいでしょう。
走り重視
車を選ぶ際に「運転時のストレスは少ない方がいい」「発進時のスムーズさを重視したい」と考える方もいるでしょう。車の走行性は車が好きな人はもちろん、長く車に乗りたい方にとって重要です。ヴェゼルとカローラクロスを走りの観点からチェックする場合は下記がおすすめです。
・ヴェゼル
e:HEV X(4WD)
ハイブリッド車のベーシックモデルにあたるXは、装備面では必要最低限に抑えられていますが、4WDを選択すると力強い走りを期待できるでしょう。特に雪が降る地域にお住まいの方や、アウトドア好きで悪路走行の機会がある場合におすすめです。一方で、街乗りのみの場合は2WDでも問題なく走れるでしょう。
・カローラクロス
Gグレード
G“X”グレード
カローラクロスはグレードごとの走行性能に違いはなく、ハイブリッド車とガソリン車の違いだけです。 ロングドライブが多い場合やガソリンならではの力強い走りが好みの場合はガソリン車がおすすめ。一方でハイブリッド車は電気を利用して車を走らせるモーターがついており、ノイズが少ない特徴があります。静かな走りや燃費性能がより高い車種を選択したい場合はハイブリッド車がおすすめです。
なお、必要以上の装備が不要な場合はGモデル、もしくはエントリーグレードの「G“X”」がおすすめです。
装備重視
上質な車を選びたいと考えている場合は下記のグレードがおすすめです。・ヴェゼル
e:HEV PLaY
他グレードにはないツートンのボディーカラーが個性的です。また、インテリアにおいても他との差別化が目立ち、ワイヤレス充電器やe:HEV PLaY専用エクステリアが特徴的です。上質な印象の中に、どこか個性が光るその仕様は「他の人と違う車に乗りたい」という希望を叶えられるでしょう。
・カローラクロス
Zモデル
最上級モデルのZモデルはフロントロアグリルやフレーム、リヤロアバンパーに金属調塗装をあしらっており、他のグレードとの差別化が図られています。また、走行時の視認性を高める防眩インナーミラーが標準装備だったり、リアコンビランプがLEDライン発光テールになっていたり、全体的に華やかさが加わります。上級モデルならではの上質さを意識する場合にぴったりでしょう。
※本記事は、2023年12月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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