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更新日:2024.04.05 / 掲載日:2024.02.03
【2024年版】ダイハツ タント VS ダイハツ ムーブを徹底比較
ダイハツから販売されている「タント」と「ムーブ」は、同じ軽トールワゴンのジャンルに属している軽自動車ですが、デザインのイメージは対局にあるため自分の好みに合わせて車選びができます。
しかし、どちらのデザインにも魅力を感じている方の中には「タントとムーブ、どちらを選べばいいか分からない…」と考えている方も少なくありません。
この記事では、タントとムーブの装備や価格、性能など様々な観点から徹底比較していきます。おすすめのグレードも紹介するので、ぜひお気に入りの1台を探すための参考にしてください。
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タントは2003年に軽自動車の中で「トールワゴンタイプ」のジャンルを確立した歴史のある車です。室内空間が広く運転時の前方視認性が高いため、運転しやすい車として長年愛されてきました。
モデルチェンジを繰り返す中でスライドドアが大型化することで乗り降りのしやすさを向上させたり、「e:Sテクノロジー」を採用することで燃費を向上させたりと、幅広い年代のニーズに応えている車です。
また、通常モデルに追加してカスタムモデルを用意しており、エクステリア・インテリアともに高級感のある商品展開が魅力的です。
2代目タントは、2007年から2013年に販売されたモデルです。初代と比較すると現行型に近いスクエアタイプの外観デザインが特徴的です。また、タントの代名詞であるセンターピラーを取り除いた特徴的な基本骨格と後部のスライドドアが、2代目から搭載されるようになり、この後に続いていく型のベースになるモデルとして活躍しました。
3代目タントは、2013年から2019年に販売されたモデルです。3代目からは2代目と比べて天井高をより高くすることで、前方の視認性が高まり、安心してドライブを楽しめるようになりました。また、全グレードで「スマートアシスト」が標準装備され、運転席側の後部にもスライドドアが採用されたことで、安全性と利便性が向上しています。
4代目タントは、2019年以降に販売されている現行モデルです。2代目で実現したピラーレスをより進化させたシャーシを開発したことで、左右どちらからでも車内をウォークスルーできる室内空間を実現しました。また、近づくだけでスライドドアが自動で開くパワースライドウェルカムオープン機能が搭載されたことで、利便性を大幅に向上させています。
より高性能かつ使いやすい軽自動車が好まれている中、時代の変化に合わせた進化を遂げています。

ムーブは1995年に販売された軽トールワゴンの一種です。スズキのワゴンRのライバル車として販売されました。「自動車の価値観を新たな方向に動かす」といった意味を込められて命名された車であり、ワゴンRの販売開始から2年遅れて世に出たものの、瞬く間に人気車種として多くの人に愛されています。
初代は同じダイハツから販売されている「ミラ」をベースに全長と全高を拡大することで、広い室内空間と独特なボディデザインを売りに出しています。複数回のモデルチェンジを経ることで、基本性能や安全性を向上させてきました。
また、展開するラインアップには可愛らしい見た目の「キャンパス」シリーズがあり、若い女性に人気があります。
ムーブは販売開始から5回のモデルチェンジを経て、今なお愛されている人気車種に上り詰めました。ここでは直近3代にスポットをあてて、ムーブの歴史を振り返っていきます。
4代目ムーブは2006年から2010年に販売されました。先代から変わった一番のポイントは車自体のフォルムです。先代がワゴンタイプのフォルムであったのに対して、4代目は流線型のフォルムに変わりました。ボンネットからフロントウィンドウまでラインを描く、ワンモーションフォルムが採用されています。全高は先代よりも低く、ホイールベースは拡大しました。
5代目ムーブは2010年から2014年に販売されました。4代目のフォルムとは一転し、3代目を踏襲するようなフォルムに変わっています。また、これまでのモデルチェンジのたびに車体の重量が増えていましたが、このモデルチェンジが行われた時に軽量化が行われました。そのため、燃費が向上しています。
現行モデルについては、安全性の向上が大きな変更点です。危険時に警報や自動ブレーキを作動させる衝突回避支援システム「スマートアシスト」が標準装備されるようになりました。時代の流れに合わせてニーズに応える車づくりが魅力的と言えるでしょう。
車を購入する際、購入金額は非常に気になるポイントです。装備はシンプルにするか、オプションを選んで好みの車に仕上げるか、選ぶグレードによって初期費用は変動します。
両者ともグレードや駆動方式によって購入金額に幅があるため、予算に合わせて選択することをおすすめします。
価格において比較するとタントのほうが、お手頃な金額と言えるでしょう。しかし、タントカスタムと比較した場合はムーブのほうがお求めやすいです。
なお、車の購入は新車だけでなく、中古車も選択肢として考えられます。両車種とも中古車市場において豊富な取り扱いがあるため、チェックしてみるのもおすすめです。

ここからはタントとムーブのボディサイズを比較します。
具体的なサイズは下記の通りです。
両車ともエンジンタイプにより、ボディサイズが分かれています。全高はタントの方が高く設計されていますが、居住スペースの開放感について顕著な違いは感じられないでしょう。
なお、軽トールワゴンは機械式駐車場での駐車に注意を払わなければなりません。多くのところで高さが1,550mmに設定されているため、両車とも駐車することができません。そのため、初めて訪れる施設や旅行先では駐車場のサイズ感に注意しましょう。
立体駐車場については、両車とも利用することが可能です。小回りも利くため少し狭い駐車場でもストレスなく駐車できます。

ここからはタントとムーブの室内空間を比較します。
具体的なサイズは下記の通りです。
室内空間の観点ではタントの方が勝ります。室内高がムーブに比べてタントは10cm高く設計されているため、広い室内空間を確保しています。
とはいっても、ムーブの室内空間が狭いわけではありません。室内長はムーブの方が長いことから、フル乗車しても足元に十分なスペースが確保できるため、ゆったりと座れるでしょう。
燃費性能ではややムーブの方が高めでしょう。そのため、維持費を抑えたい場合はムーブをおすすめします。
エンジンは同じ3気筒であり、タントとムーブに採用されているエンジンは同じです。動力性能に関しては両車とも同水準の能力だということが分かります。
具体的なサイズ感は下記の通りです。
タイヤ幅の広さは走行時の安定性に影響を与える傾向があるため、安定した走りが好みの方には、全グレードともに幅が広いムーブをおすすめします。

タントおよびムーブにはダイハツ独自の予防安全機能である「スマートアシスト」を搭載しています。
スマートアシストは「衝突回避支援」「認識支援」「運転負荷軽減」「駐車支援」の4分類に大別され、安心安全に運転できるように工夫された機能ばかりです。衝突回避支援の中には、衝突警報機能やブレーキ制御付誤発進抑制機能があるため幅広い年代にとって運転しやすい車と言えます。
しかし、全グレードに17種類の安全機能が全て搭載されているわけではありません。衝突回避支援は全グレードに標準搭載されていますが、タントであればLグレード、ムーブであればXグレードは標識認識支援機能がメーカーオプションとして設けられています。
また、運転負荷軽減機能や駐車支援機能については大半がメーカーオプションの機能ばかりですが、タント・ムーブともコーナーセンサーが標準装備されています。
選べるオプションはグレードごとに定められているため、必要と感じている機能がプランに組み込めるかどうかについては販売会社の担当営業に問い合わせましょう。

ここからはタントとムーブのラゲッジスペース(荷室)について、広さを比較します。
具体的な大きさは下記の通りです。
ラゲッジスペースは座席の使い方で大きく異なりますが、シートアレンジを工夫することで長尺物も積める点は両車のメリットです。いずれも軽トールワゴンらしく大容量の荷物を積載可能です。
「かっこいいタント」と「かわいいムーブ」といったように、車のイメージによる選択肢もさることながら実用面についても重視した車選びを心がけましょう。
ムーブ はキャンバス ストライプス・キャンパス セオリーとも「X」グレード(FF・ガソリン車)がおすすめです。価格は1,463,000円とタントよりも低めに設定されています。
両車種ともエントリーグレードではあるものの、安全性能や必要な装備がしっかりと搭載されているため、価格を抑えながらも安心して乗れるでしょう。
ムーブにおいてはキャンバス ストライプス・キャンパス セオリーとも「Gターボ」グレードがおすすめです。諸元表ではタントのターボエンジンと同性能を示しているため、発進時の滑らかな加速を実現しています。
ムーブ はキャンバス ストライプス・キャンパス セオリーとも「Gターボ」グレードがおすすめです。他グレードではオプションのアダプティブクルーズコントロール機能も標準装備されており、オプションを選択しなくても高性能な車に乗れる点がおすすめポイントです。
※本記事は、2024年1月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
しかし、どちらのデザインにも魅力を感じている方の中には「タントとムーブ、どちらを選べばいいか分からない…」と考えている方も少なくありません。
この記事では、タントとムーブの装備や価格、性能など様々な観点から徹底比較していきます。おすすめのグレードも紹介するので、ぜひお気に入りの1台を探すための参考にしてください。

この記事の目次
ダイハツ タントのプロフィール

モデルチェンジを繰り返す中でスライドドアが大型化することで乗り降りのしやすさを向上させたり、「e:Sテクノロジー」を採用することで燃費を向上させたりと、幅広い年代のニーズに応えている車です。
また、通常モデルに追加してカスタムモデルを用意しており、エクステリア・インテリアともに高級感のある商品展開が魅力的です。
先代モデルとの比較
タントは2003年に販売開始されてから、2007年・2013年・2019年にそれぞれフルモデルチェンジしています。ここでは直近3代の歴史について振り返ります。2代目タントは、2007年から2013年に販売されたモデルです。初代と比較すると現行型に近いスクエアタイプの外観デザインが特徴的です。また、タントの代名詞であるセンターピラーを取り除いた特徴的な基本骨格と後部のスライドドアが、2代目から搭載されるようになり、この後に続いていく型のベースになるモデルとして活躍しました。
3代目タントは、2013年から2019年に販売されたモデルです。3代目からは2代目と比べて天井高をより高くすることで、前方の視認性が高まり、安心してドライブを楽しめるようになりました。また、全グレードで「スマートアシスト」が標準装備され、運転席側の後部にもスライドドアが採用されたことで、安全性と利便性が向上しています。
4代目タントは、2019年以降に販売されている現行モデルです。2代目で実現したピラーレスをより進化させたシャーシを開発したことで、左右どちらからでも車内をウォークスルーできる室内空間を実現しました。また、近づくだけでスライドドアが自動で開くパワースライドウェルカムオープン機能が搭載されたことで、利便性を大幅に向上させています。
より高性能かつ使いやすい軽自動車が好まれている中、時代の変化に合わせた進化を遂げています。
ダイハツ ムーブのプロフィール

初代は同じダイハツから販売されている「ミラ」をベースに全長と全高を拡大することで、広い室内空間と独特なボディデザインを売りに出しています。複数回のモデルチェンジを経ることで、基本性能や安全性を向上させてきました。
また、展開するラインアップには可愛らしい見た目の「キャンパス」シリーズがあり、若い女性に人気があります。
先代モデルとの比較
ムーブは1995年に販売された軽トールワゴンです。販売開始時期が早く、数ある国産軽トールワゴンの中でも長い歴史を持っています。ムーブは販売開始から5回のモデルチェンジを経て、今なお愛されている人気車種に上り詰めました。ここでは直近3代にスポットをあてて、ムーブの歴史を振り返っていきます。
4代目ムーブは2006年から2010年に販売されました。先代から変わった一番のポイントは車自体のフォルムです。先代がワゴンタイプのフォルムであったのに対して、4代目は流線型のフォルムに変わりました。ボンネットからフロントウィンドウまでラインを描く、ワンモーションフォルムが採用されています。全高は先代よりも低く、ホイールベースは拡大しました。
5代目ムーブは2010年から2014年に販売されました。4代目のフォルムとは一転し、3代目を踏襲するようなフォルムに変わっています。また、これまでのモデルチェンジのたびに車体の重量が増えていましたが、このモデルチェンジが行われた時に軽量化が行われました。そのため、燃費が向上しています。
現行モデルについては、安全性の向上が大きな変更点です。危険時に警報や自動ブレーキを作動させる衝突回避支援システム「スマートアシスト」が標準装備されるようになりました。時代の流れに合わせてニーズに応える車づくりが魅力的と言えるでしょう。
グレードと価格の比較
ここからはタントとムーブの価格を比較します。車を購入する際、購入金額は非常に気になるポイントです。装備はシンプルにするか、オプションを選んで好みの車に仕上げるか、選ぶグレードによって初期費用は変動します。
両者ともグレードや駆動方式によって購入金額に幅があるため、予算に合わせて選択することをおすすめします。
タントのグレード | メーカー小売希望価格 |
---|---|
Xターボ(2WD) | 1,650,000円(税込) |
Xターボ(4WD) | 1,771,000円(税込) |
Xターボ(eco IDLE非装着車 2WD) | 1,617,000円(税込) |
Xターボ(eco IDLE非装着車 4WD) | 1,738,000円(税込) |
X(2WD) | 1,540,000円(税込) |
X(4WD) | 1,661,000円(税込) |
X(eco IDLE非装着車 2WD) | 1,507,000円(税込) |
X(eco IDLE非装着車 4WD) | 1,628,000円(税込) |
L(2WD) | 1,386,000円(税込) |
L(4WD) | 1,512,500円(税込) |
L(eco IDLE非装着車 2WD) | 1,353,000円(税込) |
L(eco IDLE非装着車 4WD) | 1,479,500円(税込) |
タント カスタムのグレード | メーカー小売希望価格 |
---|---|
カスタムRS(2WD) | 1,870,000円(税込) |
カスタムRS(4WD) | 1,991,000円(税込) |
カスタムRS(eco IDLE非装着車 2WD) | 1,837,000円(税込) |
カスタムRS(eco IDLE非装着車 4WD) | 1,958,000円(税込) |
カスタムX(2WD) | 1,782,000円(税込) |
カスタムX(4WD) | 1,903,000円(税込) |
カスタムX(eco IDLE非装着車 2WD) | 1,749,000円(税込) |
カスタムX(eco IDLE非装着車 4WD) | 1,870,000円(税込) |
ムーブ キャンバス ストライプスのグレード | メーカー小売希望価格 |
---|---|
Gターボ(2WD) | 1,793,000円(税込) |
Gターボ(4WD) | 1,919,500円(税込) |
Gターボ(eco IDLE非装着車 2WD) | 1,760,000円(税込) |
Gターボ(eco IDLE非装着車 4WD) | 1,886,500円(税込) |
G(2WD) | 1,672,000円(税込) |
G(4WD) | 1,798,500円(税込) |
G(eco IDLE非装着車 2WD) | 1,639,000円(税込) |
G(eco IDLE非装着車 4WD) | 1,765,500円(税込) |
X(2WD) | 1,496,000円(税込) |
X(4WD) | 1,622,500円(税込) |
X(eco IDLE非装着車 2WD) | 1,463,000円(税込) |
X(eco IDLE非装着車 4WD) | 1,589,500円(税込) |
ムーブ キャンバス セオリーのグレード | メーカー小売希望価格 |
---|---|
Gターボ(2WD) | 1,793,000円(税込) |
Gターボ(4WD) | 1,919,500円(税込) |
Gターボ(eco IDLE非装着車 2WD) | 1,760,000円(税込) |
Gターボ(eco IDLE非装着車 4WD) | 1,886,500円(税込) |
G(2WD) | 1,672,000円(税込) |
G(4WD) | 1,798,500円(税込) |
G(eco IDLE非装着車 2WD) | 1,639,000円(税込) |
G(eco IDLE非装着車 4WD) | 1,765,500円(税込) |
X(2WD) | 1,496,000円(税込) |
X(4WD) | 1,622,500円(税込) |
X(eco IDLE非装着車 2WD) | 1,463,000円(税込) |
X(eco IDLE非装着車 4WD) | 1,589,500円(税込) |
なお、車の購入は新車だけでなく、中古車も選択肢として考えられます。両車種とも中古車市場において豊富な取り扱いがあるため、チェックしてみるのもおすすめです。
外観とボディサイズの比較

具体的なサイズは下記の通りです。
タントのエンジンタイプ | ボディサイズ |
---|---|
2WD | 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,755mm |
4WD | 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,775mm |
ムーブのエンジンタイプ | ボディサイズ |
---|---|
2WD | 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,655mm |
4WD | 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,675mm |
なお、軽トールワゴンは機械式駐車場での駐車に注意を払わなければなりません。多くのところで高さが1,550mmに設定されているため、両車とも駐車することができません。そのため、初めて訪れる施設や旅行先では駐車場のサイズ感に注意しましょう。
立体駐車場については、両車とも利用することが可能です。小回りも利くため少し狭い駐車場でもストレスなく駐車できます。
室内の広さを比較

具体的なサイズは下記の通りです。
タント | 室内長2,125mm×室内幅1,350mm×室内高1,370mm |
---|---|
ムーブ | 室内長2,180mm×室内幅1,345mm×室内高1,275mm |
とはいっても、ムーブの室内空間が狭いわけではありません。室内長はムーブの方が長いことから、フル乗車しても足元に十分なスペースが確保できるため、ゆったりと座れるでしょう。
燃費性能の比較
タントとムーブの各グレードにおける燃費性能は下記の通りです。タントのグレード | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
カスタムRS(2WD) | 21.2km/L | 19.5km/L | 22.6km/L | 21.1km/L |
カスタムRS(4WD) | 19.6km/L | 18.0km/L | 20.8km/L | 19.6km/L |
カスタムX(2WD) | 21.9km/L | 20.1km/L | 23.4km/L | 21.8km/L |
カスタムX(4WD) | 21.4km/L | 19.5km/L | 22.6km/L | 21.6km/L |
X(2WD) | 22.7km/L | 20.9km/L | 24.3km/L | 22.6km/L |
X(4WD) | 21.4km/L | 19.5km/L | 22.6km/L | 21.6km/L |
Xターボ(2WD) | 21.2km/L | 19.5km/L | 22.6km/L | 21.1km/L |
Xターボ(4WD) | 19.6km/L | 18.0km/L | 20.8km/L | 19.6km/L |
L(2WD) | 22.7km/L | 20.9km/L | 24.3km/L | 22.6km/L |
L(4WD) | 21.4km/L | 19.5km/L | 22.6km/L | 21.6km/L |
ムーブのグレード | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
キャンバス ストライブス・セオリー(Gターボ/2WD) | 22.4km/L | 19.9km/L | 23.7km/L | 22.8km/L |
キャンバス ストライブス・セオリー(Gターボ/4WD) | 20.9km/L | 18.6km/L | 22.1km/L | 21.3km/L |
キャンバス ストライブス・セオリー(G・X/2WD) | 22.9km/L | 20.5km/L | 24.2km/L | 23.3km/L |
キャンバス ストライブス・セオリー(G・X/4WD) | 21.6km/L | 19.5km/L | 22.8km/L | 21.9km/L |
動力性能の比較
ここからはタントとスペーシアの動力性能を比較します。タントのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
Xターボ | 水冷直列3気筒12バルブDOHCインタークーラーターボ横置 | 0.658L | 47kW(64PS)/6,400r.p.m |
X L |
水冷直列3気筒12バルブDOHC横置 | 0.658L | 38kW(52PS)/6,900r.p.m |
タントカスタムのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
RS(ガソリン車) | 水冷直列3気筒12バルブDOHCインタークーラーターボ横置 | 0.658L | 47kW(64PS)/6,400r.p.m |
X(ガソリン車) | 水冷直列3気筒12バルブDOHC横置 | 0.658L | 38kW(52PS)/6,900r.p.m |
ムーブのグレード キャンバス ストライブス |
エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
Gターボ(2WD・4WD) | 水冷4サイクル直列3気筒 | 0.658L | 47kW(64PS)/6,400r.p.m |
G(2WD・4WD) X(2WD・4WD) |
水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボ | 0.658L | 38kW(52PS)/6,900r.p.m |
ムーブのグレード キャンバス セオリー |
エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
Gターボ(2WD・4WD) | 水冷4サイクル直列3気筒 | 0.658L | 47kW(64PS)/6,400r.p.m |
G・X(2WD・4WD) | 水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボ | 0.658L | 38kW(52PS)/6,900r.p.m |
タイヤサイズの比較
ここではタントとムーブのタイヤサイズを比較します。具体的なサイズ感は下記の通りです。
タントのグレード | タイヤサイズ |
---|---|
カスタムRS | 165/55R15 |
カスタムX Xターボ X L |
155/65R14 |
ムーブのグレード | タイヤサイズ |
---|---|
全グレード | 155/65R14 |
安全装備の比較

スマートアシストは「衝突回避支援」「認識支援」「運転負荷軽減」「駐車支援」の4分類に大別され、安心安全に運転できるように工夫された機能ばかりです。衝突回避支援の中には、衝突警報機能やブレーキ制御付誤発進抑制機能があるため幅広い年代にとって運転しやすい車と言えます。
しかし、全グレードに17種類の安全機能が全て搭載されているわけではありません。衝突回避支援は全グレードに標準搭載されていますが、タントであればLグレード、ムーブであればXグレードは標識認識支援機能がメーカーオプションとして設けられています。
また、運転負荷軽減機能や駐車支援機能については大半がメーカーオプションの機能ばかりですが、タント・ムーブともコーナーセンサーが標準装備されています。
選べるオプションはグレードごとに定められているため、必要と感じている機能がプランに組み込めるかどうかについては販売会社の担当営業に問い合わせましょう。
ラゲッジスペースの比較

具体的な大きさは下記の通りです。
タント | 奥行300〜2,000mm×幅1,000〜1,200mm×高さ1,060mm 荷室容量:516L〜1,407L |
---|---|
ムーブ | 奥行320〜1,270mm×幅1,030~1,200mm×高さ825mm 荷室容量:最大495L |
おすすめグレードの選び方
ここからは、タントとムーブにおいて価格や走行性、装備など3つの観点からおすすめのグレードを紹介します。「かっこいいタント」と「かわいいムーブ」といったように、車のイメージによる選択肢もさることながら実用面についても重視した車選びを心がけましょう。
価格重視
価格重視の場合、タントは「L」グレード(2WD・ガソリン車)がおすすめです。価格は1,386,000円と、150万円を切っていることから購入しやすいでしょう。ムーブ はキャンバス ストライプス・キャンパス セオリーとも「X」グレード(FF・ガソリン車)がおすすめです。価格は1,463,000円とタントよりも低めに設定されています。
両車種ともエントリーグレードではあるものの、安全性能や必要な装備がしっかりと搭載されているため、価格を抑えながらも安心して乗れるでしょう。
走り重視
走りを重視する場合、タントはガソリン車の「Xターボ」グレードもしくは「カスタムRS」グレードがおすすめです。高出力のターボエンジンを搭載しており、一時停止後の発進・加速にストレスを感じないパワフルさが魅力です。走り出しの快適さを重視したい場合に適しています。ムーブにおいてはキャンバス ストライプス・キャンパス セオリーとも「Gターボ」グレードがおすすめです。諸元表ではタントのターボエンジンと同性能を示しているため、発進時の滑らかな加速を実現しています。
装備重視
装備を重視する場合、タントは最上級グレードの「カスタムRS」がおすすめです。ステアリングやシートに本革やレザー調の素材が使用されており、黒を基調とした室内のカラーリングが高級感を演出しています。また、「スマートクルーズパック」や「パノラマモニター対応カメラ」など高級オプションを選択できるため、選ぶパッケージでもオリジナリティを追求できる点は、このグレードを選ぶメリットと言えます。ムーブ はキャンバス ストライプス・キャンパス セオリーとも「Gターボ」グレードがおすすめです。他グレードではオプションのアダプティブクルーズコントロール機能も標準装備されており、オプションを選択しなくても高性能な車に乗れる点がおすすめポイントです。
※本記事は、2024年1月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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