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更新日:2024.04.05 / 掲載日:2024.02.06
【2024年版】トヨタ ヤリス VS スズキ スイフトを徹底比較
近年、コンパクトカーの人気が高まっています。燃費性能と取り回しの良さが年代を問わず好評で、各メーカーが様々なコンパクトカーを販売しています。
その中でも、今回紹介するトヨタのヤリスとスズキのスイフトは人気が高い車種です。そのため、コンパクトカーを探す場合「ヤリスとスイフトどちらがいいのだろう…?」と悩むこともあるでしょう。
この記事では、ヤリスとスイフトの価格やグレード、走行性能などを比較します。自分に適した1台選びにぜひお役立てください。
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ヤリスはトヨタから販売されるコンパクトカーで、費用を抑えながら購入できる特徴を持ちます。さらに低燃費かつ小回りのきく車体は、運転が苦手な方や免許を取り立ての方でも安心して運転できる仕様です。
ヤリスはかつて国内で「ヴィッツ」として販売されていましたが、2020年に販売された現行モデルから名前がヤリスに変更されています。なお、ヤリスという名称はもともとヴィッツの海外名称として使われていました。国内ではヴィッツが3代目で終了し、4代目に当たるモデルからヤリスとして流通しています。
ヤリスとなってからは新しいプラットフォームである「TNGA」の採用やハイブリッド車の導入など、ユーザーが求めるニーズや最新技術の導入が見られます。
初代のヤリスは、1999年にヴィッツの名称で販売開始されました。丸みのあるデザインやコンパクトな作りが当時、若年層を中心に人気を博しました。コンパクトカーといえば「室内空間が狭い」という印象を持っている方が多い中、ヴィッツは大人4人がゆとりを持って乗車できる広さを確保していました。
2代目のヴィッツは、2005年に販売開始されたモデルです。初代と比較してボディサイズが大きくなり、グレード展開は「B」「F」「X」「U」「RS」の5種類でした。
3代目のヴィッツは、2011年から販売されたモデルで、コンセプトが一新。ボディデザインは丸みがあるものからスタイリッシュなものに変化しています。なお、3代目から排気量が1.3Lのモデルに対してエンジン再始動の時間短縮が叶う「Toyota Stop&StartSystem」を搭載し、スムーズな走行を実現しました。
4代目は現行モデルに該当し、2020年から販売されているヤリスです。排気量1.3Lモデルが廃止され、ガソリン車は1.0Lと1.5L、そしてハイブリッドモデルの展開になりました。また、全グレードに「Toyota Safety Sense」の搭載もあり、燃費性能と安全性を高めた1台と言えるでしょう。

スイフトは英語の「軽快・快速」から名付けられたスズキのコンパクトカーです。名前の通り取り回しの良さや走行性能の高さが特徴的です。
他のコンパクトカーとは一線を画した個性的なデザインは、国内のみならずインドや中国など諸外国でも人気です。スポーティなデザインの車が好きな方から、クーペデザインが好きな方まで幅広い層から支持されています。
デザイン性や走行性の良さはもちろん、そのリーズナブルな価格帯もおすすめの理由です。
2代目のスイフトは、2004年から販売開始されたモデルで、ボディデザインの変化が特徴的です。どこか外国の車を彷彿させるようなデザインが年代問わず注目を集めました。なお、2代目から全グレードでイモビライザーが標準装備されています。
3代目のスイフトは、2010年から販売されたモデルです。「MoreSWIFT(もっとスイフトに)」を意識し、2代目で評価が高かったエクステリアや走行性能を残しつつ、プラットフォームを軽量かつ剛性を高めたものに刷新しました。デザインはダイナミックかつスタイリッシュな印象を与えることから「スポーティさが増した」との評価も見られます。2014年には世界累計販売台数400万台を達成したことからも、その人気が伺えます。
現行モデルにあたる4代目は、2016年から販売開始されました。キャッチフレーズは「エキサイティング・コンパクト」で、コンパクトカーならではの取り回しの良さはそのままに、高い走行性能やエクステリアの充実が見られます。4代目からハイブリッド車の取り扱いがあり、時代のニーズに応えています。
いずれもコンパクトカーの中ではリーズナブルに購入できるでしょう。200万円以下の予算で抑えたい方におすすめです。スイフトの方がやや費用を抑えられる特徴があります。

こちらではヤリスとスイフトのボディサイズを比較します。
ボディサイズは、ヤリスの方が大きめになっています。
なお、ボディサイズとあわせて知っておきたい最小回転半径はヤリスが4.8〜5.1m、スイフトが4.7〜4.8mです。小回りがきく車を選びたい場合はスイフトがおすすめです。

こちらではヤリスとスイフトの室内サイズを比較します。
居住空間においては、スイフトの方がやや広めの作りになっています。室内高もあることから、窮屈さを感じにくいでしょう。
空間が広いと社内に圧迫感を覚えず、また足元にもゆとりを持てます。車内でゆったり過ごしたい場合は室内サイズを意識してみましょう。
燃費性能で比較すると、ハイブリッド車もガソリン車もヤリスのほうが高い傾向にあります。特に、ハイブリッド車においてはリッターあたり35を超えるグレードも見られるため、月々のガソリン代を抑えられるでしょう。
ヤリスは排気量が豊富でそれぞれスペックも異なります。力強い走りを期待する場合はガソリン車の1.5Lが適しているでしょう。
なお、スイフトにおいてはエンジンがハイブリッド車もガソリン車も同様となっています。
いずれも2種類のタイヤサイズがあり、スイフトの方が全体的にサイズは大きくなっています。
タイヤサイズが大きい場合、見た目に迫力が出る点がメリットです。ただし、価格も少しずつ上がるため、ランニングコストを意識した選択がおすすめです。

ここではヤリスとスイフトの安全性能を比較します。
ヤリスには、トヨタの最新の予防安全パッケージである「Toyota Safety Sense」が搭載されています。ミリ波レーダーと単眼カメラを使いドライバーと周辺歩行者の安全を守ります。主な機能は以下の通りです。
・プリクラッシュセーフティ
・レーダークルーズコントロール
・ロードサインアシスト
・レーントレーシングアシスト/レーンディパーチャーアラート
あわせて運転をサポートする「トヨタチームメイト」も搭載されています。駐車場でのスムーズな駐車や高速道路の車線変更をさり気なく支援してくれるため、運転時の疲労軽減が期待できます。
スイフトはスズキ独自の予防安全技術である「スズキ セーフティ サポート」が特徴的です。視認性の高いディスプレイや操作しやすいスイッチ、走行時の安全確認がしやすい窓の作りにあわせて下記の機能が見られます。
・アダプティブクルーズコントロール
・⾞線維持⽀援機能
・ふらつき警報機能
・発進お知らせ機能
・ブラインドスポットモニター
・標識認識機能
いずれも安心して運転できる装備が充実しています。

こちらではヤリスとスイフトのラゲッジスペース(荷室)を比較します。
家族での使用やアウトドアで車を活用する場合、ラゲッジスペースが広い車は重宝します。数字を確認するとスイフトの方がやや広さにゆとりがあります。
ただし、ラゲッジスペースは車種によって面積の取り方が異なるため、ディーラーや中古車販売店での確認がおすすめです。自分が普段積む荷物を想定してチェックしてみましょう。
スイフトの場合は、XGグレード(2WD)がおすすめです。価格は1,727,000円です。
いずれも一番下のグレードで、ガソリン車になります。エクステリア・インテリアなどでは、上級グレードに及ばないものの、安心して運転できるでしょう。
スイフトの場合は、MXグレードがおすすめです。燃費性能は2WDにおいて全グレードの中でもっとも高く、5MTのためスポーティーな走りを体感できるででしょう。スポーツカーのようなドライビングを楽しみたい方におすすめです。
・ヘッドランプ・リヤコンビネーションランプのLEDへの変更
・スチールホイールからアルミホイールへのグレードアップ
・コンフォートシートセットの追加
また、Gグレードには大型8インチのモニターが標準搭載されているため、オーディオディスプレイの視認性が高まっています。
スイフトの場合は、MZグレードがおすすめです。細部にこだわりが追加され、切削加工&ブラック塗装のホイールやシルバーステッチのファブリックシートが特徴的です。走行性能に大きな違いはありませんが、乗るたびに上級グレードである上質さを感じられるでしょう。
※本記事は、2024年1月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
その中でも、今回紹介するトヨタのヤリスとスズキのスイフトは人気が高い車種です。そのため、コンパクトカーを探す場合「ヤリスとスイフトどちらがいいのだろう…?」と悩むこともあるでしょう。
この記事では、ヤリスとスイフトの価格やグレード、走行性能などを比較します。自分に適した1台選びにぜひお役立てください。

この記事の目次
トヨタ ヤリスのプロフィール

ヤリスはかつて国内で「ヴィッツ」として販売されていましたが、2020年に販売された現行モデルから名前がヤリスに変更されています。なお、ヤリスという名称はもともとヴィッツの海外名称として使われていました。国内ではヴィッツが3代目で終了し、4代目に当たるモデルからヤリスとして流通しています。
ヤリスとなってからは新しいプラットフォームである「TNGA」の採用やハイブリッド車の導入など、ユーザーが求めるニーズや最新技術の導入が見られます。
先代モデルとの比較
こちらでは歴代のヤリスを振り返ります。初代のヤリスは、1999年にヴィッツの名称で販売開始されました。丸みのあるデザインやコンパクトな作りが当時、若年層を中心に人気を博しました。コンパクトカーといえば「室内空間が狭い」という印象を持っている方が多い中、ヴィッツは大人4人がゆとりを持って乗車できる広さを確保していました。
2代目のヴィッツは、2005年に販売開始されたモデルです。初代と比較してボディサイズが大きくなり、グレード展開は「B」「F」「X」「U」「RS」の5種類でした。
3代目のヴィッツは、2011年から販売されたモデルで、コンセプトが一新。ボディデザインは丸みがあるものからスタイリッシュなものに変化しています。なお、3代目から排気量が1.3Lのモデルに対してエンジン再始動の時間短縮が叶う「Toyota Stop&StartSystem」を搭載し、スムーズな走行を実現しました。
4代目は現行モデルに該当し、2020年から販売されているヤリスです。排気量1.3Lモデルが廃止され、ガソリン車は1.0Lと1.5L、そしてハイブリッドモデルの展開になりました。また、全グレードに「Toyota Safety Sense」の搭載もあり、燃費性能と安全性を高めた1台と言えるでしょう。
スズキ スイフトのプロフィール

他のコンパクトカーとは一線を画した個性的なデザインは、国内のみならずインドや中国など諸外国でも人気です。スポーティなデザインの車が好きな方から、クーペデザインが好きな方まで幅広い層から支持されています。
デザイン性や走行性の良さはもちろん、そのリーズナブルな価格帯もおすすめの理由です。
先代モデルとの比較
初代のスイフトは、2000年から2003年まで販売されていました。軽自動車を一回り大きくしたサイズ感は、斬新ながら他のコンパクトカーと一線を画していました。2代目のスイフトは、2004年から販売開始されたモデルで、ボディデザインの変化が特徴的です。どこか外国の車を彷彿させるようなデザインが年代問わず注目を集めました。なお、2代目から全グレードでイモビライザーが標準装備されています。
3代目のスイフトは、2010年から販売されたモデルです。「MoreSWIFT(もっとスイフトに)」を意識し、2代目で評価が高かったエクステリアや走行性能を残しつつ、プラットフォームを軽量かつ剛性を高めたものに刷新しました。デザインはダイナミックかつスタイリッシュな印象を与えることから「スポーティさが増した」との評価も見られます。2014年には世界累計販売台数400万台を達成したことからも、その人気が伺えます。
現行モデルにあたる4代目は、2016年から販売開始されました。キャッチフレーズは「エキサイティング・コンパクト」で、コンパクトカーならではの取り回しの良さはそのままに、高い走行性能やエクステリアの充実が見られます。4代目からハイブリッド車の取り扱いがあり、時代のニーズに応えています。
グレードと価格の比較
ここではヤリスとスイフトのグレードや価格を紹介します。ヤリスのグレード (ハイブリッド車 ) |
メーカー希望小売価格 |
---|---|
Z(1.5L・2WD) | 2,350,000円(税込) |
G( 1.5L・2WD) | 2,145,000円(税込) |
X( 1.5L・2WD) | 2,013,000円(税込) |
ヤリスのグレード (ガソリン車) |
メーカー希望小売価格 |
---|---|
Z(1.5L・CVT・2WD) | 2,008,000円(税込) |
Z(1.5L・6MT・2WD) | 1,904,000円(税込) |
G(1.5L・CVT・2WD) | 1,799,000円(税込) |
G(1.5L・6MT・2WD) | 1,723,000円(税込) |
G(1.0L・CVT・2WD) | 1,645,000円(税込) |
X(1.5L・CVT・2WD) | 1,624,000円(税込) |
X(1.5L・6MT・2WD) | 1,548,000円(税込) |
X(1.0L・CVT・2WD) | 1,470,000円(税込) |
スイフトのグレード (ハイブリッド車) |
メーカー希望小売価格 |
---|---|
HYBRID MZ(2WD) | 2,167,000円(税込) |
HYBRID MZ(4WD) | 2,332,000円(税込) |
HYBRID MX(2WD) | 1,922,800円(税込)※5MT |
HYBRID MX(2WD) | 1,922,800円(税込) |
HYBRID MX(4WD) | 2,087,800円(税込) |
スイフトのグレード (ガソリン車) |
メーカー希望小売価格 |
---|---|
XG(2WD) | 1,727,000円(税込) |
XG(4WD) | 1,892,000円(税込) |
外観とボディサイズの比較

ヤリス | 全長4,180mm×全幅1,765mm ×全高1,590mm |
---|---|
スイフト | 全長3,860mm×全幅1,695mm ×全高1,500〜1,525mm |
なお、ボディサイズとあわせて知っておきたい最小回転半径はヤリスが4.8〜5.1m、スイフトが4.7〜4.8mです。小回りがきく車を選びたい場合はスイフトがおすすめです。
室内の広さを比較

ヤリス | 室内長1,845mm×室内幅1,430mm×室内高1,190mm |
---|---|
スイフト | 室内長1,905mm×室内幅1,425mm×室内高1,225mm |
空間が広いと社内に圧迫感を覚えず、また足元にもゆとりを持てます。車内でゆったり過ごしたい場合は室内サイズを意識してみましょう。
燃費性能の比較
ヤリスとスイフトの各グレードごとの燃費(国土交通量審査値)は下記の通りです。ヤリスのグレード (ハイブリッド車) |
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
Z(2WD) | 35.4km/L | 35.5km/L | 38.8km/L | 33.6km/L |
Z(4WD) | 30.2km/L | 31.5km/L | 33.2km/L | 28.0km/L |
G(2WD) | 35.8km/L | 36.9km/L | 39.8km/L | 33.5km/L |
G(4WD) | 30.2km/L | 31.5km/L | 33.2km/L | 28.0km/L |
X(2WD) | 36.0km/L | 37.5km/L | 40.2km/L | 33.4km/L |
X(4WD) | 30.2km/L | 31.5km/L | 33.2km/L | 28.0km/L |
ヤリスのグレード (ガソリン車) |
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
Z(1.5L・CVT・2WD) X(1.5L・CVT・2WD) |
21.6km/L | 16.1km/L | 22.9km/L | 24.3km/L |
Z(1.5L・CVT・4WD) X(1.5L・CVT・4WD) |
19.2km/L | 14.5km/L | 20.0km/L | 21.6km/L |
G(1.5L・CVT・2WD) | 21.4km/L | 15.7km/L | 22.6km/L | 24.1km/L |
G(1.5L・CVT・4WD) | 19.2km/L | 14.5km/L | 20.0km/L | 21.6km/L |
G(1.0L・CVT・2WD) X(1.0L・CVT・2WD) |
20.2km/L | 15.3km/L | 21.8km/L | 22.4km/L |
Z(1.5L・6MT・2WD) G(1.5L・6MT・2WD) X(1.5L・6MT・2WD) |
19.6km/L | 14.7km/L | 20.3km/L | 22.3km/L |
スイフトのグレード (ハイブリッド車) |
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
HYBRID MZ(2WD) | 24.5km/L | 20.8km/L | 24.8km/L | 26.3km/L |
HYBRID MZ(4WD) | 22.7km/L | 19.5km/L | 22.6km/L | 24.5km/L |
HYBRID MX (2WD) | 25.4km/L | 21.2km/L | 26.0km/L | 27.3km/L※5MT車 |
HYBRID MX(2WD) | 24.5km/L | 20.8km/L | 24.8km/L | 26.3km/L |
HYBRID MX(4WD) | 22.7km/L | 19.5km/L | 22.6km/L | 24.5km/L |
スイフトのグレード (ガソリン車) |
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
XG(2WD) | 23.4km/L | 18.1km/L | 24.4km/L | 26.0km/L |
XG(4WD) | 22.0km/L | 16.9km/L | 22.7km/L | 24.7km/L |
動力性能の比較
こちらではヤリスとスイフトの動力性能を見ていきましょう。両車種のスペックは下記の通りです。ヤリスのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
ハイブリッド車(全グレード) | 直列3気筒 | 1.490L | 67kW(91PS)/5,500r.p.m |
ガソリン車1.5L | 直列3気筒 | 1.490L | 88kW(120PS)/6,600r.p.m |
ガソリン車1.0L | 直列3気筒 | 0.996L | 51kW(69PS)/6,000r.p.m |
スイフトのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
全グレード | 水冷4サイクル直列3気筒 | 1.197L | 60kW(82PS)/5,700r.p.m |
なお、スイフトにおいてはエンジンがハイブリッド車もガソリン車も同様となっています。
タイヤサイズの比較
ここではやリストスイフトのタイヤサイズを比較します。ヤリス | 175/70R14 185/60R15 |
---|---|
スイフト | 185/55R16(ハイブリッド車) 175/65R15(ガソリン車) |
タイヤサイズが大きい場合、見た目に迫力が出る点がメリットです。ただし、価格も少しずつ上がるため、ランニングコストを意識した選択がおすすめです。
安全装備の比較

ヤリスには、トヨタの最新の予防安全パッケージである「Toyota Safety Sense」が搭載されています。ミリ波レーダーと単眼カメラを使いドライバーと周辺歩行者の安全を守ります。主な機能は以下の通りです。
・プリクラッシュセーフティ
・レーダークルーズコントロール
・ロードサインアシスト
・レーントレーシングアシスト/レーンディパーチャーアラート
あわせて運転をサポートする「トヨタチームメイト」も搭載されています。駐車場でのスムーズな駐車や高速道路の車線変更をさり気なく支援してくれるため、運転時の疲労軽減が期待できます。
スイフトはスズキ独自の予防安全技術である「スズキ セーフティ サポート」が特徴的です。視認性の高いディスプレイや操作しやすいスイッチ、走行時の安全確認がしやすい窓の作りにあわせて下記の機能が見られます。
・アダプティブクルーズコントロール
・⾞線維持⽀援機能
・ふらつき警報機能
・発進お知らせ機能
・ブラインドスポットモニター
・標識認識機能
いずれも安心して運転できる装備が充実しています。
ラゲッジスペースの比較

ヤリス | 奥行630mm×幅1,153mm×高さ831mm 荷室容量:約270L |
---|---|
スイフト | 奥行675mm×幅1,140mm×高さ850mm 荷室容量:最大265L |
ただし、ラゲッジスペースは車種によって面積の取り方が異なるため、ディーラーや中古車販売店での確認がおすすめです。自分が普段積む荷物を想定してチェックしてみましょう。
おすすめグレードの選び方
ここからは、「価格」「走り」「装備」の3つのポイントに重視して、ヤリスとスイフトのおすすめグレードを紹介していきます。価格重視
価格重視でヤリスを購入する場合は、Xグレード(1.0L・2WD)がおすすめです。価格は1,470,000円になります。スイフトの場合は、XGグレード(2WD)がおすすめです。価格は1,727,000円です。
いずれも一番下のグレードで、ガソリン車になります。エクステリア・インテリアなどでは、上級グレードに及ばないものの、安心して運転できるでしょう。
走り重視
走り重視でヤリスを選ぶ場合は、Zグレードがおすすめです。タイヤを16インチに変更できるため、安定感のある走りを期待できます。また、エクステリア・インテリアにも細かな変化が見られるため、走りと装備のバランスが良いグレードでもあります。スイフトの場合は、MXグレードがおすすめです。燃費性能は2WDにおいて全グレードの中でもっとも高く、5MTのためスポーティーな走りを体感できるででしょう。スポーツカーのようなドライビングを楽しみたい方におすすめです。
装備重視
装備重視でヤリスを選ぶ場合は、Gグレードがおすすめです。Gグレードでは下記の人気オプションが搭載可能です。・ヘッドランプ・リヤコンビネーションランプのLEDへの変更
・スチールホイールからアルミホイールへのグレードアップ
・コンフォートシートセットの追加
また、Gグレードには大型8インチのモニターが標準搭載されているため、オーディオディスプレイの視認性が高まっています。
スイフトの場合は、MZグレードがおすすめです。細部にこだわりが追加され、切削加工&ブラック塗装のホイールやシルバーステッチのファブリックシートが特徴的です。走行性能に大きな違いはありませんが、乗るたびに上級グレードである上質さを感じられるでしょう。
※本記事は、2024年1月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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