中古車購入チェックポイント
更新日:2024.04.05 / 掲載日:2024.02.14
【2024年版】トヨタ ライズ VS ホンダ ヴェゼルを徹底比較
近年、SUVはその性能の高さとスタイリッシュなデザインから人気を博しています。各メーカーが肝いりのSUVを販売する中、ライズとヴェゼルは特に人気が高い2車種です。そのため、両車種の選択で悩む方もいるでしょう。
今回は、トヨタのライズとホンダのヴェゼルにおいて、価格や燃費、安全性など様々な観点から比較していきます。自分が重視するポイントをチェックして納得の行く車選びを行いましょう。
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ライズは2019年に発売開始されたトヨタのコンパクトSUVです。SUVの力強い走りやダイナミックなフォルムをそのままに、街乗りにあわせたデザインや取り回しの良さが特徴的です。
車種名である「ライズ」の由来は、英語の「RISE」と「RAISE」からきており、「ユーザーの毎日を盛り上げてくれる車になるように」との思いが込められています。
なお、ライズはSUVらしい大口径のタイヤが人気のひとつです。しばしばOEM車であるダイハツ「ロッキー」とスペック面で比較されることが多くありますが、そのタイヤとボディにおけるバランスの良さが決め手となり、ライズを選択する方も見られます。
なお、ライズは2023年に衝突試験の不正が発生し、車両の不備が見つかったことから、2024年現在は新車の販売が停止状態です。元々発売以来人気が高かった車種であることから、販売停止を受けて、中古車市場では価格変化が見込まれるでしょう。

ホンダから販売されるヴェゼルはSUVの中でも長年人気の車種です。コンパクトかつ洗練されたそのボディは、単身からファミリーまで街乗りに最適です。また、年齢や性別問わず乗りやすいデザインやカラーの充実も販売台数上位を誇る理由のひとつです。
ヴェゼルはSUVの中では比較的コンパクトなボディサイズですが、ホンダ独自技術の「センタータンクレイアウト」を採用することで、室内空間を広く確保しています。
時代のニーズに合わせて変化を続けるヴェゼルは、期待の1台と言えるでしょう。
なお、2代目のヴェゼルはボディデザインの変化が特徴的です。初代のヴェゼルはダイナミックかつワイルドなイメージがありましたが、2代目では街乗りに馴染むクーペデザインです。全体的にやや丸みを帯びたデザインがユーザーの層を広げています。
また、ボディカラーの取り扱いも豊富で、スタンダードなブラックやホワイトだけでなく、ツートンカラーや落ち着きのあるレッドなど様々です。
ヴェゼルはユーザーニーズを反映し、常に多くのSUVをリードする存在として、今後も人気が続くでしょう。
価格面においてはライズの方がやや抑えて購入できるでしょう。ガソリン車の場合は200万円以内で購入できるため、コンパクトカー同様の予算で購入可能です。

こちらでは、ライズとヴェゼルのボディサイズを比較します。具体的な寸法は下記の通りです。
ボディサイズの長さと幅はヴェゼルの方が大きいですが、高さはライズの方が高めになっています。
駐車場の利用においては、2mや2.5mなどの高さ制限であれば両車種とも問題なく駐車できます。ただし、機械式駐車場には高さ制限が1.5mのところもあるため、駐車場によっては入庫が難しいでしょう。旅行に出かける場合は駐車場の大きさをチェックしておくことが大切です。

こちらでは、ライズとヴェゼルの居住空間を比較します。具体的なサイズは下記の通りです。
ボディサイズ同様に室内の広さもヴェゼルの方が広く空間を確保しています。エンジンの置き方に工夫があることから室内ものびのびと過ごせるでしょう。
燃費性能を比較すると、ハイブリッド車・ガソリン車いずれもライズのほうが数値が高い傾向にあります。排気量が少ないモデルのため燃費もおのずと良い傾向にあります。
ライズにはパワフルなターボ車の扱いがあるため、コンパクトに収めつつも走行の快適さを意識する場合におすすめです。
ヴェゼルは4気筒エンジンを採用し、全グレードにおいて力強い走りを期待できます。特にガソリン車では街乗りはもちろん、山道が続くアウトドアのシーンにおいても十分走行できるでしょう。
両車種ともタイヤサイズは複数あるため、自身が購入したいグレードのタイヤサイズを確認しましょう。
なお、タイヤサイズはメーカーごとだけでなく、インチ数によって購入価格が異なります。タイヤサイズが大きくなると価格も高くなるため、維持費を加味しましょう。

ライズにはダイハツ独自の安全技術である「スマートアシスト」で、ドライバーの安全運転をサポートします。具体的な装備は下記の通りです。
・横滑り抑制機能・タイヤ空転抑制機能
・EBD付ABS(電子制御制動配分システム付きアンチロックブレーキシステム)
・SRSエアバッグ(運転席/助手席)
・SRSサイドエアバッグ(運転席/助手席)
・SRSカーテンシールドエアバッグ
・追従ドライブ支援機能
・サイドビューランプ
・アダプティブクルーズコントロール(車間距離制御装置)
・コーナリングトレースアシスト(旋回走行ブレーキ制御装置)
いずれもドライバーの万が一に備えられたり、走行時の快適性を高めます。しかし、ダイハツにおいては検査における不正が発覚し、調査が続いている点に注意しましょう。中古車市場においても担当者に確認をとったり、調査の結果を待ってから購入したほうが安心です。今後の流れによっては、中古車においても販売に制限が出る可能性もあるでしょう。
ヴェゼルにはホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING」が搭載されています。具体的な装備としては下記が挙げられます。
・歩行者自己低減ステアリング
万が一の際に歩行者の被害を軽減。
・先行車発信お知らせ機能
先行車が発信した際に音と画面で通知する。スマートな走行をサポート可能。
・踏み間違い衝突軽減システム
駐車時の事故予防をサポート。アクセルとブレーキの踏み間違いトラブルを減らせる。
近年は高齢者のブレーキとアクセルの踏み間違えや後方に人がいることに気が付かずバックしてしまうなど、様々な事故が起こっています。安全運転を意識的に行うことはもちろん、安全性能の観点からの車選びもおすすめです。

こちらでは、ライズとヴェゼルにおいてラゲッジスペースを比較します。
SUVを選ぶ際は居住空間だけでなく、荷物を積むスペースに着目すると子どもを乗せる際や旅行の際に快適性が高まるでしょう。具体的なサイズは下記の通りです。
ラゲッジスペースにおいては大きな違いが見られません。寸法ではライズ、最大容量ではヴェゼルと少し違いがありますが、どちらも収納に関しては満足できるでしょう。
なお、ラゲッジスペースにおいては中古車販売店やディーラーなどで現物をチェックするのがおすすめです。実際の車種を見るとより収納のイメージが高まるでしょう。
車選びのポイントは人それぞれのため、自分が重視したいポイントをチェックして車種とグレードを選択しましょう。なお、譲れないポイントは1つに絞るのではなく、2つや3つ程度にすると柔軟な選択を行えるでしょう。
・ライズ
Gグレード(2WD)
1,867,000円
・ヴェゼル
Gグレード(FF)
2,399,100円
ライズのほうが200万円以下で購入できるため、やや有利と言えます。しかし、ヴェゼルにおいても他の国産SUVよりも価格を抑えた状態で購入できるでしょう。
なお、ライズにおいては新車の生産が停止しているため、購入は中古車市場になります。中古車市場においてはグレードごとだけでなく、年式や走行距離などコンディションを加味した金額設定がなされているため、オンラインで車をチェックしたり、中古車販売店で実物を確認しましょう。
ライズにおいて、力強い走りを求める場合は1.0Lのガソリンターボ車がおすすめです。排気量自体は小さいものの、走り出しから快適さを感じられます。なお、ターボ車においてグレードは「X」「G」「Z」の3種類がラインナップされています。
ヴェゼルの場合は、Zグレードがおすすめです。ヴェゼルはエンジン種類が統一されており、全グレードで満足できる走行性を叶えていますが、下のグレードにはないヘッドライトが搭載されていることから、デザイン性と視認性を高めています。
ライズを選ぶ場合は、最上級モデルのZグレードがおすすめです。ライズのチャームポイントとも言えるタイヤサイズが大きく、ダイナミックな印象を受けるでしょう。また、外観においてはフォグランプが標準装備されていたり、LEDシーケンシャルターンランプが装備されていたりと同じライズの中でも分かりやすく差別化がされています。
ヴェゼルを選ぶ場合は、最上級モデルのe:HEV PLaYがおすすめです。駆動方式はFFのみになりますが、あると便利さを感じるワイヤレス充電器や本革ステアリングホイールなど、車内での快適性を助ける装備が充実しています。また、カラーにおいてもツートンカラーが用意されており、ボディにアクセントを持たせられます。
中古車市場においては各業者が取り扱うグレードは限定されているため、自分が希望するグレードの取り扱いが近くの店舗にあるか調べておきましょう。特に大手の業者においてネットで車を確認すると、最寄り店以外でお気に入りの車が見つかる可能性もあります。その場合は、購入できるかどうか問い合わせて確認しましょう。
※本記事は、2024年1月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
今回は、トヨタのライズとホンダのヴェゼルにおいて、価格や燃費、安全性など様々な観点から比較していきます。自分が重視するポイントをチェックして納得の行く車選びを行いましょう。

この記事の目次
トヨタ ライズのプロフィール

車種名である「ライズ」の由来は、英語の「RISE」と「RAISE」からきており、「ユーザーの毎日を盛り上げてくれる車になるように」との思いが込められています。
なお、ライズはSUVらしい大口径のタイヤが人気のひとつです。しばしばOEM車であるダイハツ「ロッキー」とスペック面で比較されることが多くありますが、そのタイヤとボディにおけるバランスの良さが決め手となり、ライズを選択する方も見られます。
先代モデルとの比較
ライズは現行モデルが初代です。しかし、2021年にマイナーチェンジが行われており、ここでハイブリッドモデルとスマートアシスト機能の追加が行われました。なお、ライズは2023年に衝突試験の不正が発生し、車両の不備が見つかったことから、2024年現在は新車の販売が停止状態です。元々発売以来人気が高かった車種であることから、販売停止を受けて、中古車市場では価格変化が見込まれるでしょう。
ホンダ ヴェゼルのプロフィール

ヴェゼルはSUVの中では比較的コンパクトなボディサイズですが、ホンダ独自技術の「センタータンクレイアウト」を採用することで、室内空間を広く確保しています。
時代のニーズに合わせて変化を続けるヴェゼルは、期待の1台と言えるでしょう。
先代モデルとの比較
2代目のヴェゼルは、2021年から販売されている現行型です。ハイブリッド車にはホンダ独自の技術を活用した「e:HEV」を採用。走行性能の向上に成功しています。なお、2代目のヴェゼルはボディデザインの変化が特徴的です。初代のヴェゼルはダイナミックかつワイルドなイメージがありましたが、2代目では街乗りに馴染むクーペデザインです。全体的にやや丸みを帯びたデザインがユーザーの層を広げています。
また、ボディカラーの取り扱いも豊富で、スタンダードなブラックやホワイトだけでなく、ツートンカラーや落ち着きのあるレッドなど様々です。
ヴェゼルはユーザーニーズを反映し、常に多くのSUVをリードする存在として、今後も人気が続くでしょう。
グレードと価格の比較
こちらでは、ライズとヴェゼルのグレードごとに価格を比較していきます。ライズのグレード (ハイブリッド車) |
メーカー希望小売価格 |
---|---|
Z(2WD) | 2,338,000円(税込) |
G(2WD) | 2,173,000円(税込) |
ライズのグレード (ガソリン車) |
メーカー希望小売価格 |
---|---|
G(2WD) | 1,867,000円(税込) |
G(4WD) | 2,143700円(税込) |
XS(2WD) | 1,745,000円(税込) |
XS(4WD) | 1,984,800円(税込) |
X(2WD) | 1,717,000円(税込) |
X(4WD) | 1,994,800円(税込) |
Z(2WD) | 2,338,000円(税込) |
Z(4WD) | 2,309,200円(税込) |
ヴェゼルのグレード (ハイブリッド車) |
メーカー小売希望価格 |
---|---|
e:HEV X(FF) | 2,778,600円(税込) |
e:HEV X(4WD) | 2,998,600円(税込) |
e:HEV Z(FF) | 3,001,900円(税込) |
e:HEV Z(4WD) | 3,221,900円(税込) |
e:HEV PLaY(FF) | 3,418,800円(税込) |
ヴェゼルのグレード (ガソリン車) |
メーカー小売希望価格 |
---|---|
G(FF) | 2,399,100円(税込) |
G(4WD) | 2,619,100円(税込) |
外観とボディサイズの比較

ライズ | 全長3,995mm×全幅1,695mm ×全高1,620mm |
---|---|
ヴェゼル | 全長4,330mm×全幅1,790mm ×全高1,580〜1,590mm |
駐車場の利用においては、2mや2.5mなどの高さ制限であれば両車種とも問題なく駐車できます。ただし、機械式駐車場には高さ制限が1.5mのところもあるため、駐車場によっては入庫が難しいでしょう。旅行に出かける場合は駐車場の大きさをチェックしておくことが大切です。
室内の広さを比較

ライズ | 室内長1,995mm×室内幅1,420mm×室内高1,250mm |
---|---|
ヴェゼル | 室内長2,010mm×室内幅1,445mm×室内高1,225〜1,240mm |
燃費性能の比較
こちらでは、ライズとヴェゼルの各グレードごとの燃費を紹介します。具体的な燃費数値(国土交通量審査値)は下記の通りです。ライズのグレード (ハイブリッド車) |
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
Z(2WD) G(2WD) |
28.0km/L | 29.6km/L | 30.2km/L | 26.1km/L |
ライズのグレード (ガソリン車) |
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
Z(1.2L・2WD) G(1.2L・2WD) X (1.2L・2WD) |
20.7km/L | 15.9km/L | 21.9km/L | 22.9km/L |
ライズのグレード (ガソリンターボ車) |
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
Z(1.0L・4WD) G(1.0L・4WD) X(1.0L・4WD) |
17.4km/L | 13.4km/L | 18.7km/L | 18.9km/L |
ヴェゼルのグレード (ハイブリッド車) |
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
e:HEV X(FF) | 25.0km/L | 24.7km/L | 27.1km/L | 23.9km/L |
e:HEV X(4WD) | 22.0km/L | 21.8km/L | 23.7km/L | 21.1km/L |
e:HEV Z(FF) | 24.8km/L | 24.5km/L | 26.7km/L | 23.8km/L |
e:HEV Z(4WD) | 22.0km/L | 21.8km/L | 23.7km/L | 21.1km/L |
e:HEV PLaY(FF) | 24.8km/L | 24.5km/L | 26.7km/L | 23.8km/L |
ヴェゼルのグレード (ガソリン車) |
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
G(FF) | 17.0km/L | 12.8km/L | 17.7km/L | 19.2km/L |
G(4WD) | 15.6km/L | 12.1km/L | 16.2km/L | 17.3km/L |
動力性能の比較
こちらでは、ライズとヴェゼルの動力性能を見ていきましょう。両車種のスペックは下記の通りです。ライズのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
ハイブリッド車(全グレード) | 水冷直列3気筒 | 1.196L | 60kW(82PS)/5,600r.p.m |
ガソリン車(1.2L) | 水冷直列3気筒 | 1.196L | 64kW(87PS)/6,000r.p.m |
ガソリンターボ車(1.0L) | 水冷直列3気筒インタークーラー付きターボ | 0.996L | 72kW(98PS)/6,000r.p.m |
ヴェゼルのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
ハイブリッド車(全グレード) | 水冷直列4気筒横置 | 1.496L | 78kW(106PS)/6,000r.p.m~6,400r.p.m |
ガソリン車(全グレード) | 水冷直列4気筒横置 | 1.496L | 87kW(118PS)/6,600r.p.m |
ヴェゼルは4気筒エンジンを採用し、全グレードにおいて力強い走りを期待できます。特にガソリン車では街乗りはもちろん、山道が続くアウトドアのシーンにおいても十分走行できるでしょう。
タイヤサイズの比較
こちらでは、ライズとヴェゼルのタイヤサイズを比較します。ライズ | 195/65R16 195/65R17 |
---|---|
ヴェゼル | 215/60R16(e:HEV X) 225/50R18(e:HEV Z ・e:HEV PLaY) 215/60R16(G) |
なお、タイヤサイズはメーカーごとだけでなく、インチ数によって購入価格が異なります。タイヤサイズが大きくなると価格も高くなるため、維持費を加味しましょう。
安全装備の比較

・横滑り抑制機能・タイヤ空転抑制機能
・EBD付ABS(電子制御制動配分システム付きアンチロックブレーキシステム)
・SRSエアバッグ(運転席/助手席)
・SRSサイドエアバッグ(運転席/助手席)
・SRSカーテンシールドエアバッグ
・追従ドライブ支援機能
・サイドビューランプ
・アダプティブクルーズコントロール(車間距離制御装置)
・コーナリングトレースアシスト(旋回走行ブレーキ制御装置)
いずれもドライバーの万が一に備えられたり、走行時の快適性を高めます。しかし、ダイハツにおいては検査における不正が発覚し、調査が続いている点に注意しましょう。中古車市場においても担当者に確認をとったり、調査の結果を待ってから購入したほうが安心です。今後の流れによっては、中古車においても販売に制限が出る可能性もあるでしょう。
ヴェゼルにはホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING」が搭載されています。具体的な装備としては下記が挙げられます。
・歩行者自己低減ステアリング
万が一の際に歩行者の被害を軽減。
・先行車発信お知らせ機能
先行車が発信した際に音と画面で通知する。スマートな走行をサポート可能。
・踏み間違い衝突軽減システム
駐車時の事故予防をサポート。アクセルとブレーキの踏み間違いトラブルを減らせる。
近年は高齢者のブレーキとアクセルの踏み間違えや後方に人がいることに気が付かずバックしてしまうなど、様々な事故が起こっています。安全運転を意識的に行うことはもちろん、安全性能の観点からの車選びもおすすめです。
ラゲッジスペースの比較

SUVを選ぶ際は居住空間だけでなく、荷物を積むスペースに着目すると子どもを乗せる際や旅行の際に快適性が高まるでしょう。具体的なサイズは下記の通りです。
ライズ | 奥行755mm×幅1,000mm×高さ865mm 荷室容量:約369L |
---|---|
ヴェゼル | 奥行750mm×幅1,000〜1,320mm×高さ860mm 荷室容量:約404L |
なお、ラゲッジスペースにおいては中古車販売店やディーラーなどで現物をチェックするのがおすすめです。実際の車種を見るとより収納のイメージが高まるでしょう。
おすすめグレードの選び方
ここからは、ライズとヴェゼルにおいて「価格」「走り」「装備」3つの観点からおすすめのグレードを紹介します。車選びのポイントは人それぞれのため、自分が重視したいポイントをチェックして車種とグレードを選択しましょう。なお、譲れないポイントは1つに絞るのではなく、2つや3つ程度にすると柔軟な選択を行えるでしょう。
価格重視
車は初期費用が高額なことから、できるかぎり車体価格を抑えたいと考える方もいるでしょう。ライズとヴェゼルにおいて最も費用を抑えられるグレードは下記になります。・ライズ
Gグレード(2WD)
1,867,000円
・ヴェゼル
Gグレード(FF)
2,399,100円
ライズのほうが200万円以下で購入できるため、やや有利と言えます。しかし、ヴェゼルにおいても他の国産SUVよりも価格を抑えた状態で購入できるでしょう。
なお、ライズにおいては新車の生産が停止しているため、購入は中古車市場になります。中古車市場においてはグレードごとだけでなく、年式や走行距離などコンディションを加味した金額設定がなされているため、オンラインで車をチェックしたり、中古車販売店で実物を確認しましょう。
走り重視
こちらでは走りを重視したい方向けにライズとヴェゼルのおすすめグレードを紹介します。ライズにおいて、力強い走りを求める場合は1.0Lのガソリンターボ車がおすすめです。排気量自体は小さいものの、走り出しから快適さを感じられます。なお、ターボ車においてグレードは「X」「G」「Z」の3種類がラインナップされています。
ヴェゼルの場合は、Zグレードがおすすめです。ヴェゼルはエンジン種類が統一されており、全グレードで満足できる走行性を叶えていますが、下のグレードにはないヘッドライトが搭載されていることから、デザイン性と視認性を高めています。
装備重視
最後に、装備面を重視したい方向けにライズとヴェゼルのおすすめグレードを紹介します。ライズを選ぶ場合は、最上級モデルのZグレードがおすすめです。ライズのチャームポイントとも言えるタイヤサイズが大きく、ダイナミックな印象を受けるでしょう。また、外観においてはフォグランプが標準装備されていたり、LEDシーケンシャルターンランプが装備されていたりと同じライズの中でも分かりやすく差別化がされています。
ヴェゼルを選ぶ場合は、最上級モデルのe:HEV PLaYがおすすめです。駆動方式はFFのみになりますが、あると便利さを感じるワイヤレス充電器や本革ステアリングホイールなど、車内での快適性を助ける装備が充実しています。また、カラーにおいてもツートンカラーが用意されており、ボディにアクセントを持たせられます。
中古車市場においては各業者が取り扱うグレードは限定されているため、自分が希望するグレードの取り扱いが近くの店舗にあるか調べておきましょう。特に大手の業者においてネットで車を確認すると、最寄り店以外でお気に入りの車が見つかる可能性もあります。その場合は、購入できるかどうか問い合わせて確認しましょう。
※本記事は、2024年1月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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