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更新日:2024.04.05 / 掲載日:2024.03.10
【2024年版】ホンダ フィットVSホンダ ヴェゼルを徹底比較
近年のコンパクトSUVと呼ばれるジャンルは、コンパクトカーの垣根を越えるほど大容量の室内空間と高い走行性能を誇っています。主要なメーカーが続々と新たな車種やフルモデルチェンジを発表していますが、ホンダが提供するフィットとヴェゼルは特に人気が高い車種です。
今回は、コンパクトSUV選びで迷っている方に向けて、フィットとヴェゼルの価格や燃費性能、安全装備など様々な角度から比較していきます。おすすめのグレードも紹介するので、自分に合った車選びの参考にしてみてください。
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ホンダのフィットは、広々とした後部座席とトランクルームが特徴のコンパクトSUVです。
ネーミングの由来は「みんなの生活のあらゆるシーンにぴったりフィットする」といった意味が込められています。その名の通り、小回りが利くコンパクトカーならではの性能を持ちつつ、使い勝手のよい室内空間の広さを両立している車種です。
2007年にはフルモデルチェンジが発表され、当時競争が激しかったAセグメントの中でも高いシェアを有していました。2代目フィットには、ホンダが独自開発した「i-VTEC」エンジンが採用。回転数に応じて出力と燃費を変える機構により、効率的な走りを実現しました。
2013年に発売された3代目フィットは、初代のコンセプトを踏襲しつつ、デザインが一新されています。エクステリアから走行性能まで、各種要素を総合的にブラッシュアップしたモデルです。
ハイブリッドグレードにはEV発進が可能な「SPORT HYBRID i-DCD」のシステムが採用されており、36.4km/Lという、当時国内最高の低燃費性能を実現しました。

ホンダが提供するヴェゼルは、同メーカーの「フィット」から派生した、BセグメントのコンパクトSUVです。
ヴェゼルは英訳で「カットした宝石の小さな面」の意味を持つ言葉で、同車においては「多面的な魅力と価値を持つ車」の想いを元に開発されています。その名の通り、宝石のような高級感のあるエクステリアと上質素材を使った内装が特徴です。
また、性能面では「AMP UP YOUR LIFE」のコンパクトが掲げられており、五感に訴えかける快適な走り心地と実用性を兼ね備えています。走行環境に応じてエンジン駆動の出力を配分する「リアルタイムAWD」と呼ばれる制御システムにより、様々な環境下でも安定した走行が可能です。
街乗り・アウトドアの両面で楽しめる車種といえるでしょう。
2013年に登場した初代ヴェゼルは、フィットのM.M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想を受け継いでおり、内部機構を小サイズ高性能にして、室内空間を広く確保する考えが取り入れられています。差別化のポイントとしては、外内装のデザインがより高級指向な点と、足回り装備の違いによるしなやかな乗り心地です。
2018年以降のマイナーチェンジモデルでは、安全運転支援システム「Honda SENSING」が標準装備されています。
現行の2代目ヴェゼルは、2021年に発売されました。この年の登録販売台数ランキングでは、トップ10入りを果たすほど人気があります。
ヴェゼルはガソリン車タイプでも2,399,100円~と、コンパクトSUVの中でも高めの価格帯です。入手のしやすさで見るなら、フィットに分があるといえます。

こちらでは、フィットとヴェゼルのボディサイズを比較します。具体的な寸法は下記の通りです。
ボディサイズはヴェゼルのほうが全体的にボリュームがあります。どちらも車高制限が低い立体駐車場でも十分余裕がある寸法なため、どちら駐車面で心配することはありません。

こちらでは、フィットとヴェゼルの居住空間を比較します。具体的なサイズ感は下記の通りです。
寸法に若干の差はありますが、室内空間は同格と捉えたほうがよいでしょう。
総合的な燃費性能は、ヴェゼルよりフィットのほうが優秀です。ただし、上位グレードはほとんど差がないため、燃費性能で選ぶならフィットのハイブリッドを下位グレードから選ぶのをおすすめします。
動力性能は完全に同格です。街乗りから急勾配の山道まで、問題なく走行できる馬力を有しています。
タイヤサイズはヴェゼルのほうが全体的に大口径です。
最小回転半径はフィットが4.9m、ヴェゼルが5.3mと小回り面はフィットのほうが優勢といえるでしょう。

こちらでは、フィットとヴェゼルの安全性能を比較します。
フィットとヴェゼルは、どちらも安全運転支援システム「Honda SENSING」を採用しているため、基本的な安全性能は同格です。両者で共通している安全装備は、以下の通りです。
・誤発進抑制機能
・衝突軽減ブレーキ
・路外逸脱抑制機能
・車線維持支援システム
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・車間距離制御装置
フィットは既存の安全装備に加え、フロントワイドビューカメラと追加のソナーセンサーにより、水平画角の検知性能に優れています。
ヴェゼルは高速画像処理チップの内蔵で、検知速度を向上している点が特徴です。

こちらではライズとヴェゼルにおいてラゲッジスペースを比較します。
ラゲッジスペースはフィットのほうが大容量です。アウトドアや旅行、ショッピングで荷物が多くなりやすい方は、荷室容量の大きな車種を選ぶとよいでしょう。
実際に車を選ぶ際は、必要な要素に優先順位をつけ、比較検討したうえで車を決めましょう。
・フィット
BASIC(FF)
・ヴェゼル
G(FF)
どちらも最低グレードですが、基本性能面で大きな差はありません。上質な内装やオプション装備にこだわりがない限りは、上位グレードを選ぶ必要はないでしょう。
ただし、ハイブリッドのグレードは燃費性能が高いため、ハイブリッドの下位グレードのほうが長期的な維持コストは安く済みます。長距離移動が多い方におすすめです。
・フィット
e:HEV RS
・ヴェゼル
e:HEV Z
フィットのRSは、スポーティな走り心地に特化したグレードで、唯一専用装備が搭載されています。ブレーキの強弱を調整できる減速セレクターや加速度別の3つのドライブモードスイッチなど、リアルタイムのチューニングが可能です。
ヴェゼルのe:HEV Zは、大口径ホイールがもたらす安定感のある走り出しとハイブリッドエンジンの静音性によって、しなやかな走り心地を実感できます。操作性より運転中の快適さを求めるなら、こちらがおすすめです。
・フィット
LUXE
・ヴェゼル
e:HEV PLaY
フィットのLUXEは、最高グレードにあたり、各種装備に高品質な素材を使っているのが特徴です。ミラーやフロントグリルにはプラチラ調のクロームメッキ、車内シートには本革が使用されています。高級車のようなデザインを好む方に向いたグレードといえるでしょう。
ヴェゼルのe:HEV PLaYは、同車の中でも異なるコンセプトで開発されたグレードで、遊び心のある装備が多数搭載されています。
例えば、パノラマルーフはe:HEV PLaYにしか備え付けられていない独自の装備です。また、車内スピーカーは最大10個まで増設可能で、こちらもe:HEV PLaYでしか対応していません。
ドライブに楽しさを満載したい方におすすめのグレードといえるでしょう。
※本記事は、2024年2月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
今回は、コンパクトSUV選びで迷っている方に向けて、フィットとヴェゼルの価格や燃費性能、安全装備など様々な角度から比較していきます。おすすめのグレードも紹介するので、自分に合った車選びの参考にしてみてください。

この記事の目次
ホンダ フィットのプロフィール

ネーミングの由来は「みんなの生活のあらゆるシーンにぴったりフィットする」といった意味が込められています。その名の通り、小回りが利くコンパクトカーならではの性能を持ちつつ、使い勝手のよい室内空間の広さを両立している車種です。
先代モデルとの比較
フィットの始まりは2001年。当初から室内空間の広さに優れたコンパクトカーとして開発されており、多様なシートアレンジと低燃費が特徴でした。普段使いしやすい車内スペースと初心者でも運転しやすい走行性能で、高い人気を誇っていました。2007年にはフルモデルチェンジが発表され、当時競争が激しかったAセグメントの中でも高いシェアを有していました。2代目フィットには、ホンダが独自開発した「i-VTEC」エンジンが採用。回転数に応じて出力と燃費を変える機構により、効率的な走りを実現しました。
2013年に発売された3代目フィットは、初代のコンセプトを踏襲しつつ、デザインが一新されています。エクステリアから走行性能まで、各種要素を総合的にブラッシュアップしたモデルです。
ハイブリッドグレードにはEV発進が可能な「SPORT HYBRID i-DCD」のシステムが採用されており、36.4km/Lという、当時国内最高の低燃費性能を実現しました。
ホンダ ヴェゼルのプロフィール

ヴェゼルは英訳で「カットした宝石の小さな面」の意味を持つ言葉で、同車においては「多面的な魅力と価値を持つ車」の想いを元に開発されています。その名の通り、宝石のような高級感のあるエクステリアと上質素材を使った内装が特徴です。
また、性能面では「AMP UP YOUR LIFE」のコンパクトが掲げられており、五感に訴えかける快適な走り心地と実用性を兼ね備えています。走行環境に応じてエンジン駆動の出力を配分する「リアルタイムAWD」と呼ばれる制御システムにより、様々な環境下でも安定した走行が可能です。
街乗り・アウトドアの両面で楽しめる車種といえるでしょう。
先代モデルとの比較
ヴェゼルはフィットの派生モデルであることから、比較的歴史の短い車種です。高級感のあるデザインに反して入手しやすい価格帯なことから、発売当初から高い人気を誇っています。2013年に登場した初代ヴェゼルは、フィットのM.M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想を受け継いでおり、内部機構を小サイズ高性能にして、室内空間を広く確保する考えが取り入れられています。差別化のポイントとしては、外内装のデザインがより高級指向な点と、足回り装備の違いによるしなやかな乗り心地です。
2018年以降のマイナーチェンジモデルでは、安全運転支援システム「Honda SENSING」が標準装備されています。
現行の2代目ヴェゼルは、2021年に発売されました。この年の登録販売台数ランキングでは、トップ10入りを果たすほど人気があります。
グレードと価格の比較
こちらでは、フィットとヴェゼルのグレードや価格を紹介します。フィットのグレード (ハイブリッド車) |
メーカー希望小売価格 |
---|---|
e:HEV BASIC(1.5L・FF) | 2,069,100円(税込) |
e:HEV BASIC(1.5L・4WD) | 2,270,400円(税込) |
e:HEV HOME(1.5L・FF) | 2,250,600円(税込) |
e:HEV HOME(1.5L・4WD) | 2,453,000円(税込) |
e:HEV RS(1.5L・FF) | 2,447,500円(税込) |
e:HEV CROSSTAR(1.5L・FF) | 2,502,500円(税込) |
e:HEV CROSSTAR( 1.5L・4WD) | 2,703,800円(税込) |
e:HEV LUXE(1.5L・FF) | 2,580,600円(税込) |
e:HEV LUXE(1.5L・4WD) | 2,748,900円(税込) |
フィットのグレード (ガソリン車) |
メーカー希望小売価格 |
---|---|
BASIC(1.5L・FF) | 1,655,500円(税込) |
BASIC(1.5L・4WD) | 1,857,900円(税込) |
HOME(1.5L・FF) | 1,894,200円(税込) |
HOME(1.5L・4WD) | 2,095,500円(税込) |
RS(1.5L・FF) | 2,049,300円(税込) |
CROSSTAR(1.5L・FF) | 2,145,000円(税込) |
CROSSTAR(1.5L・4WD) | 2,347,400円(税込) |
LUXE(1.5L・FF) | 2,224,200円(税込) |
LUXE(1.5L・4WD) | 2,392,500円(税込) |
ヴェゼルのグレード (ハイブリッド車) |
メーカー小売希望価格 |
---|---|
e:HEV X(1.5L・FF) | 2,778,600円(税込) |
e:HEV X(1.5L・4WD) | 2,998,600円(税込) |
e:HEV Z(1.5L・FF) | 3,001,900円(税込) |
e:HEV Z(1.5L・4WD) | 3,221,900円(税込) |
e:HEV PLaY(1.5L・FF) | 3,418,800円(税込) |
ヴェゼルのグレード (ガソリン車) |
メーカー小売希望価格 |
---|---|
G(1.5L・FF) | 2,399,100円(税込) |
G(1.5L・4WD) | 2,619,100円(税込) |
外観とボディサイズの比較

フィット | 全長3,995〜4,095mm×全幅1,695〜1,725mm ×全高1,515〜1,570mm |
---|---|
ヴェゼル | 全長4,330mm×全幅1,790mm ×全高1,580〜1,590mm |
室内の広さを比較

フィット | 室内長1.955mm×室内幅1.445mm×室内高1.260mm |
---|---|
ヴェゼル | 室内長2,010mm×室内幅1,445mm×室内高1,225〜1,240mm |
燃費性能の比較
こちらでは、フィットとヴェゼルの各グレードごとの燃費を紹介します。具体的な燃費数値(国土交通量審査値)は下記の通りです。フィットのグレード (ハイブリッド車) |
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
e:HEV BASIC(FF) | 30.2km/L | 30.2km/L | 31.6km/L | 29.3km/L |
e:HEV BASIC(4WD) | 25.4km/L | 24.4km/L | 27.1km/L | 24.9km/L |
e:HEV HOME(FF) | 29.0km/L | 28.6km/L | 30.5km/L | 28.2km/L |
e:HEV HOME(4WD) | 25.3km/L | 24.2km/L | 26.9km/L | 24.7km/L |
e:HEV RS(FF) | 27.2km/L | 25.6km/L | 29.0km/L | 26.8km/L |
e:HEV CROSSTAR(FF) | 27.1km/L | 26.3km/L | 28.9km/L | 26.4km/L |
e:HEV CROSSTAR(4WD) | 24.2km/L | 23.8km/L | 25.2km/L | 23.8km/L |
e:HEV LUXE(FF) | 27.6km/L | 26.7km/L | 29.3km/L | 27.0km/L |
e:HEV LUXE(4WD) | 23.5km/L | 23.2km/L | 25.0km/L | 22.7km/L |
フィットのグレード (ガソリン車) |
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
BASIC(FF) | 18.7km/L | 13.2km/L | 19.8km/L | 21.7km/L |
BASIC(4WD) | 16.6km/L | 12.3km/L | 17.6km/L | 18.7km/L |
HOME(FF) | 18.5km/L | 13.1km/L | 19.6km/L | 21.4km/L |
HOME(4WD) | 16.6km/L | 12.3km/L | 17.6km/L | 18.7km/L |
RS(FF) | 17.9km/L | 12.8km/L | 19.0km/L | 20.6km/L |
CROSSTAR(FF) | 17.6km/L | 12.6km/L | 18.7km/L | 20.1km/L |
CROSSTAR(4WD) | 16.1km/L | 12.0km/L | 16.8km/L | 18.3km/L |
LUXE(FF) | 17.9km/L | 12.8km/L | 19.0km/L | 20.5km/L |
LUXE(4WD) | 16.0km/L | 12.0km/L | 16.8km/L | 17.9km/L |
ヴェゼルのグレード (ハイブリッド車) |
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
e:HEV X(FF) | 25.0km/L | 24.7km/L | 27.1km/L | 23.9km/L |
e:HEV X(4WD) | 22.0km/L | 21.8km/L | 23.7km/L | 21.1km/L |
e:HEV Z(FF) | 24.8km/L | 24.5km/L | 26.7km/L | 23.8km/L |
e:HEV Z(4WD) | 22.0km/L | 21.8km/L | 23.7km/L | 21.1km/L |
e:HEV PLaY(FF) | 24.8km/L | 24.5km/L | 26.7km/L | 23.8km/L |
ヴェゼルのグレード (ガソリン車) |
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
G(FF) | 17.0km/L | 12.8km/L | 17.7km/L | 19.2km/L |
G(4WD) | 15.6km/L | 12.1km/L | 16.2km/L | 17.3km/L |
動力性能の比較
こちらでは、フィットとヴェゼルの動力性能を見ていきましょう。両車種のスペックは下記の通りです。フィットのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
ハイブリッド車全グレード | 水冷直列4気筒横置 | 1.496L | 78kW(106PS)/6,000-6,400rr.p.m |
ガソリン車全グレード | 水冷直列4気筒横置 | 1.496L | 87kW(118PS)/6,600r.p.m |
ヴェゼルのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
ハイブリッド車全グレード | 水冷直列4気筒横置 | 1.496L | 78kW(106PS)/6,000r.p.m~6,400r.p.m |
ガソリン車全グレード | 水冷直列4気筒横置 | 1.496L | 87kW(118PS)/6,600r.p.m |
タイヤサイズの比較
こちらでは、フィットとヴェゼルのタイヤサイズを比較します。フィットのグレード | タイヤサイズ |
---|---|
e:HEV BASIC e:HEV HOME BASIC HONE |
185/60R15 |
e:HEV CROSSTAR CROSSTAR |
185/60R16 |
e:HEV RS e:HEV LUXE RS LUXE |
185/55R16 |
ヴェゼルのグレード | タイヤサイズ |
---|---|
e:HEV X | 215/60R16 |
e:HEV Z e:HEV PLaY |
225/50R18 |
G | 215/60R16 |
最小回転半径はフィットが4.9m、ヴェゼルが5.3mと小回り面はフィットのほうが優勢といえるでしょう。
安全装備の比較

フィットとヴェゼルは、どちらも安全運転支援システム「Honda SENSING」を採用しているため、基本的な安全性能は同格です。両者で共通している安全装備は、以下の通りです。
・誤発進抑制機能
・衝突軽減ブレーキ
・路外逸脱抑制機能
・車線維持支援システム
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・車間距離制御装置
フィットは既存の安全装備に加え、フロントワイドビューカメラと追加のソナーセンサーにより、水平画角の検知性能に優れています。
ヴェゼルは高速画像処理チップの内蔵で、検知速度を向上している点が特徴です。
ラゲッジスペースの比較

フィット | 奥行700mm×幅1,160mm×高さ850mm 荷室容量:約330L |
---|---|
ヴェゼル | 奥行760mm×幅1,010mm×高さ780mm 荷室容量:約404L |
おすすめグレードの選び方
ここからは、フィットとヴェゼルにおいて「価格」「走り」「装備」3つの観点からおすすめのグレードを紹介します。実際に車を選ぶ際は、必要な要素に優先順位をつけ、比較検討したうえで車を決めましょう。
価格重視
コストパフォーマンス面を重視するなら、以下のグレードがおすすめです。・フィット
BASIC(FF)
・ヴェゼル
G(FF)
どちらも最低グレードですが、基本性能面で大きな差はありません。上質な内装やオプション装備にこだわりがない限りは、上位グレードを選ぶ必要はないでしょう。
ただし、ハイブリッドのグレードは燃費性能が高いため、ハイブリッドの下位グレードのほうが長期的な維持コストは安く済みます。長距離移動が多い方におすすめです。
走り重視
走行性能や走り心地を重視するなら、以下のグレードがおすすめです。・フィット
e:HEV RS
・ヴェゼル
e:HEV Z
フィットのRSは、スポーティな走り心地に特化したグレードで、唯一専用装備が搭載されています。ブレーキの強弱を調整できる減速セレクターや加速度別の3つのドライブモードスイッチなど、リアルタイムのチューニングが可能です。
ヴェゼルのe:HEV Zは、大口径ホイールがもたらす安定感のある走り出しとハイブリッドエンジンの静音性によって、しなやかな走り心地を実感できます。操作性より運転中の快適さを求めるなら、こちらがおすすめです。
装備重視
内外装の装備面で選ぶなら、以下のグレードがおすすめです。・フィット
LUXE
・ヴェゼル
e:HEV PLaY
フィットのLUXEは、最高グレードにあたり、各種装備に高品質な素材を使っているのが特徴です。ミラーやフロントグリルにはプラチラ調のクロームメッキ、車内シートには本革が使用されています。高級車のようなデザインを好む方に向いたグレードといえるでしょう。
ヴェゼルのe:HEV PLaYは、同車の中でも異なるコンセプトで開発されたグレードで、遊び心のある装備が多数搭載されています。
例えば、パノラマルーフはe:HEV PLaYにしか備え付けられていない独自の装備です。また、車内スピーカーは最大10個まで増設可能で、こちらもe:HEV PLaYでしか対応していません。
ドライブに楽しさを満載したい方におすすめのグレードといえるでしょう。
※本記事は、2024年2月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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