中古車購入チェックポイント
更新日:2024.04.05 / 掲載日:2024.03.31
【2024年版】ダイハツ タント VS ホンダ N-BOXを徹底比較
近年では燃費が良い軽自動車への注目が集まっています。かつては「安くてそれなりの車」というイメージだった軽自動車ですが、今はデザイン性が高く、安全性能や走行性にこだわった車種が豊富です。
取り回しの良さと手が届きやすい価格も相まって軽自動車をポジティブな意味で選択する方が増えています。その中でもダイハツのタントとホンダのN-BOXは特に人気が高い車種として知られています。
この記事では、タントとN-BOXを価格や燃費、サイズなど様々な観点から比較します。自分に適した1台選びにお役立て下さい。
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軽自動車の代表とも言えるタントは2003年に販売開始されたダイハツのハイトワゴンです。
通常、車には欠かせないと言われていたセンターピラーレスのつくりやスライドドアなど、常に挑戦し続ける車です。その使い勝手の良さから、ファミリー層から特に高く支持されています。
近年はデザイン性を高めたタントカスタムも加わり、グレードの充実も特徴です。ただし、2023年に生産停止状態になっているため、これから購入する場合は中古車市場のチェックがおすすめです。
初代タントは2003年に販売開始されました。当時のキャッチフレーズは「親子にピッタント」で、名前の通りファミリー層に適した車内空間や使い勝手の良さが特徴でした。また、全てのグレードにFFと4WDが用意されており、この時から選択肢が豊富です。
2代目のタントは2007年から販売されたモデルを指します。初代の雰囲気を受け継ぎながらも、センターピラーレスとスライドドアを組み合わせている「ミラクルオープンドア」を採用。さらに、広い室内空間が人気を呼びました。
2013年には3代目のタントが誕生します。3代目ではベビーカーを畳まずに積載でき、その室内空間の広さに磨きがかかります。さらに3代目からはダイハツのスマートアシストが搭載され、予防安全性を高めたことも見逃せません。
2019年からは現行モデルの4代目タントが販売開始されます。4代目ではスマートアシストが次世代スマートアシストに強化され、安全性能が高まった点が特徴的です。

N-BOXはホンダの代表的な軽自動車です。2023年まで8年連続で軽自動車の国内販売台数1位を獲得する人気車種です。
その人気の秘密は、高い走行性能と選択肢が豊富なグレード、魅力的なデザインだと言えるでしょう。軽自動車としてはやや価格が高い部類に入るものの、室内空間の広さや装備の充実が多くのユーザーを獲得しています。
2代目のN-BOXは2017年から販売されたモデルです。初代のコンセプトを受け継ぎつつも、全グレードでヘッドライトをLED仕様にし、かつ室内空間の拡大にも成功しています。
なお、フロントピラーを工夫することで前方の視界が改善されています。また、ホンダの軽自動車では初の「Honda SENSING」搭載も見逃せません。
いずれも200万円を切る価格で購入できますが、ややタントの方がお求めやすい価格設定になっています。両車種とも駆動方式は2つ用意があり、かつターボモデルもあります。

ここでは、タントとN-BOXのボディサイズを比較します。具体的な数値は下記の通りです。
全長と全幅においては同じサイズです。高さにおいてはややN-BOXが高いですがサイズ感としてほとんど変わりません。
なお、車を所有する際に気になる駐車場ですが、両車種とも問題なく入れるでしょう。まれに機械式駐車場で1.55mの高さ制限があるものは駐車できませんが、おおよその場所では駐車可能です。

ここでは、タントとN-BOXの室内空間を比較します。具体的な広さは下記の通りです。
室内空間においてもボディサイズ同様、大きな差が見られません。そのため、両車種を選ぶ場合は他の観点でチェックがおすすめです。
両車種共に燃費は平均20km/Lです。大きな差はないと言えるでしょう。
なお、ターボ車はその力強い走りの反面、燃費としては低い傾向があります。コストを抑えたい場合はターボ車以外をおすすめします。
エンジン種類はいずれも軽自動車やコンパクトカーに多い3気筒エンジンを採用しています。しかし、それぞれターボ車の設定があるため、力強い走りを求める場合はターボ車の選択がおすすめです。
一般的にインチ数が大きくなるとタイヤの値段も高くなる傾向があります。タントとN-BOXはいずれも14インチや15インチのため、比較的にコストを抑えられるでしょう。

こちらでは、タントとN-BOXの安全装備を紹介します。
タントにはダイハツの予防安全装備である「スマートアシスト」が全車に標準搭載されています。また、国から安全性能を認められた「サポカーSワイド」に認定されていることから安心して乗れる車と評判です。
しかし、2023年から安全性能について改善が求められているため、購入時はその動向をチェックしましょう。
なお、スマートアシストには17個もの機能が備わっており、衝突回避支援や認識支援などドライバーの「目」となってくれる機能が魅力的です。ただし、下記はオプションになっているため確認が必要です。
・運転負荷軽減機能
・駐車支援機能
N-BOXの安全装備については、全車がホンダの安全装備である「Honda SENSING」を標準搭載しています。フロントワイドビューカメラと前後に8つのソナーセンサーを備えることで、周囲の状況を的確に把握します。
また、近距離衝突軽減ブレーキや急アクセル抑制機能も追加されていることから万が一に備えられるでしょう。
軽自動車は取り回しの良さが魅力で免許を取り立ての方から年齢を重ねた方まで安心して乗れる車です。そこに安全装備が充実することでより快適な走行が叶うでしょう。

ここでは、タントとN-BOXのラゲッジルームを比較します。具体的な寸法は下記の通りです。
両車種共に具体的な寸法は公開されていませんが、N-BOXの方がやや大きめのラゲッジルームを確保していると言えるでしょう。
タントもN-BOXも子育て世代から熱烈な指示を受ける車のため、ベビーカーや子どもの着替えなどをたっぷり詰めるラゲッジルームは嬉しいポイントです。
購入前にはディーラーや中古車販売店で実物をチェックする方法もおすすめです。シートアレンジをして積載イメージを掴みましょう。
車は長く乗るもののため、自分が重視したいポイントにあわせた選択がおすすめです。
・タント
Lグレード(2WD):386,000円(税込)
・N-BOX
スタンダードグレード(FF車):1,648,900円(税込)
両車とも一番下のグレードではあるものの、燃費は良く、普段の運転では不自由さを感じないでしょう。免許を取り立てでまだ自信がない方はこちらから始めるのがおすすめです。
・タント
Xターボ
・N-BOX
N-BOX CUSTOM ターボ
いずれもターボエンジンのため、踏み始めから力強い走りを期待できます。なお、どちらも性能面では同じ程度と言えるでしょう。
・タント
Xグレード
このグレードではパワースライドドアが標準搭載されています。子どもを抱えて乗り降りするファミリー層には心強い装備でしょう。
・N-BOX
CUSTOMシリーズ
こちらはドアライニングアームレスト、インテリアイルミネーションなど、細部にあると嬉しい装備が充実しています。
※本記事は、2024年3月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
取り回しの良さと手が届きやすい価格も相まって軽自動車をポジティブな意味で選択する方が増えています。その中でもダイハツのタントとホンダのN-BOXは特に人気が高い車種として知られています。
この記事では、タントとN-BOXを価格や燃費、サイズなど様々な観点から比較します。自分に適した1台選びにお役立て下さい。

この記事の目次
ダイハツ タントのプロフィール

通常、車には欠かせないと言われていたセンターピラーレスのつくりやスライドドアなど、常に挑戦し続ける車です。その使い勝手の良さから、ファミリー層から特に高く支持されています。
近年はデザイン性を高めたタントカスタムも加わり、グレードの充実も特徴です。ただし、2023年に生産停止状態になっているため、これから購入する場合は中古車市場のチェックがおすすめです。
先代モデルとの比較
ここではタントの歴史を振り返ります。初代タントは2003年に販売開始されました。当時のキャッチフレーズは「親子にピッタント」で、名前の通りファミリー層に適した車内空間や使い勝手の良さが特徴でした。また、全てのグレードにFFと4WDが用意されており、この時から選択肢が豊富です。
2代目のタントは2007年から販売されたモデルを指します。初代の雰囲気を受け継ぎながらも、センターピラーレスとスライドドアを組み合わせている「ミラクルオープンドア」を採用。さらに、広い室内空間が人気を呼びました。
2013年には3代目のタントが誕生します。3代目ではベビーカーを畳まずに積載でき、その室内空間の広さに磨きがかかります。さらに3代目からはダイハツのスマートアシストが搭載され、予防安全性を高めたことも見逃せません。
2019年からは現行モデルの4代目タントが販売開始されます。4代目ではスマートアシストが次世代スマートアシストに強化され、安全性能が高まった点が特徴的です。
ホンダ N-BOXのプロフィール

その人気の秘密は、高い走行性能と選択肢が豊富なグレード、魅力的なデザインだと言えるでしょう。軽自動車としてはやや価格が高い部類に入るものの、室内空間の広さや装備の充実が多くのユーザーを獲得しています。
先代モデルとの比較
N-BOXは2011年に初代が発売開始されました。当時のホンダは軽自動車のラインナップがライバル車と比較して手薄であるという課題を抱えていました。そこで、ダイハツのタントに対抗する車種としてN-BOXが誕生します。2代目のN-BOXは2017年から販売されたモデルです。初代のコンセプトを受け継ぎつつも、全グレードでヘッドライトをLED仕様にし、かつ室内空間の拡大にも成功しています。
なお、フロントピラーを工夫することで前方の視界が改善されています。また、ホンダの軽自動車では初の「Honda SENSING」搭載も見逃せません。
グレードと価格の比較
ここでは、タントとN-BOXのグレードごとに価格を紹介します。タントのグレード | メーカー小売希望価格 |
---|---|
L(2WD) | 1,386,000円(税込) |
L(4WD) | 1,512,500円(税込) |
L(eco IDLE非装着車 2WD) | 1,353,000円(税込) |
L(eco IDLE非装着車 4WD) | 1,479,500円(税込) |
X(2WD) | 1,540,000円(税込) |
X(4WD) | 1,661,000円(税込) |
X(eco IDLE非装着車 2WD) | 1,507,000円(税込) |
X(eco IDLE非装着車 4WD) | 1,628,000円(税込) |
Xターボ(2WD) | 1,650,000円(税込) |
Xターボ(4WD) | 1,771,000円(税込) |
Xターボ(eco IDLE非装着車 2WD) | 1,617,000円(税込) |
Xターボ(eco IDLE非装着車 4WD) | 1,738,000円(税込) |
タント カスタムのグレード | メーカー小売希望価格 |
---|---|
カスタムX(2WD) | 1,782,000円(税込) |
カスタムX(4WD) | 1,903,000円(税込) |
カスタムX(eco IDLE非装着車 2WD) | 1,749,000円(税込) |
カスタムX(eco IDLE非装着車 4WD) | 1,870,000円(税込) |
カスタムRS(2WD) | 1,870,000円(税込) |
カスタムRS(4WD) | 1,991,000円(税込) |
カスタムRS(eco IDLE非装着車 2WD) | 1,837,000円(税込) |
カスタムRS(eco IDLE非装着車 4WD) | 1,958,000円(税込) |
N-BOXのグレード (ガソリン車) |
メーカー希望小売価格 |
---|---|
N-BOX(FF) | 1,648,900円(税込) |
N-BOX(4WD) | 1,782,000円(税込) |
N-BOX ファッションスタイル (FF) | 1,747,900円(税込) |
N-BOX ファッションスタイル(4WD) | 1,881,000円(税込) |
N-BOX スロープ(FF) | 1,844,000円(税込) |
N-BOX スロープ(4WD) | 1,965,000円(税込) |
N-BOX CUSTOM(FF) | 1,849,100円(税込) |
N-BOX CUSTOM(4WD) | 1,982,200円(税込) |
N-BOX CUSTOM ターボ(FF) | 2,049,300円(税込) |
N-BOX CUSTOM ターボ(4WD) | 2,182,400円(税込) |
N-BOX CUSTOM コーディネートスタイル(モノトーン)(FF) | 2,059,200円(税込) |
N-BOX CUSTOM コーディネートスタイル(モノトーン)(4WD) | 2,192,300円(税込) |
N-BOX CUSTOM スロープ(FF) | 2,067,000円(税込) |
N-BOX CUSTOM スロープ(4WD) | 2,188,000円(税込) |
N-BOX CUSTOM コーディネートスタイル(2トーン)(FF) | 2,119,700円(税込) |
N-BOX CUSTOM コーディネートスタイル(2トーン)(4WD) | 2,252,800円(税込) |
N-BOX CUSTOM ターボ コーディネートスタイル(モノトーン)(FF) | 2,169,200円(税込) |
N-BOX CUSTOM ターボ コーディネートスタイル(モノトーン)(4WD) | 2,302,300円(税込) |
N-BOX CUSTOM ターボ コーディネートスタイル(2トーン)(FF) | 2,229,700円(税込) |
N-BOX CUSTOM ターボ コーディネートスタイル(2トーン)(4WD) | 2,362,800円(税込) |
外観とボディサイズの比較

タント | 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,755〜1,775mm |
---|---|
N-BOX | 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,790〜1,815mm |
なお、車を所有する際に気になる駐車場ですが、両車種とも問題なく入れるでしょう。まれに機械式駐車場で1.55mの高さ制限があるものは駐車できませんが、おおよその場所では駐車可能です。
室内の広さを比較

タントのグレード | 室内サイズ |
---|---|
全グレード | 室内長2,125mm×室内幅1,350mm×室内高1,370mm |
N-BOXのグレード | 室内サイズ |
---|---|
N-BOX スロープ N-BOX CUSTOM スロープ |
室内長1,830mm×室内幅1,350mm×室内高1,400mm |
上記以外のグレード | 室内長2,125mm×室内幅1,350mm×室内高1,400mm |
燃費性能の比較
ここでは、タントとN-BOXの燃費性能を比較します。各グレードごとの燃費(国土交通量審査値)は下記の通りです。タントのグレード | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
X(4WD) | 21.4km/L | 19.5km/L | 22.6km/L | 21.6km/L |
Xターボ(2WD) | 21.2km/L | 19.5km/L | 22.6km/L | 21.1km/L |
X(2WD) | 22.7km/L | 20.9km/L | 24.3km/L | 22.6km/L |
Xターボ(4WD) | 19.6km/L | 18.0km/L | 20.8km/L | 19.6km/L |
L(2WD) | 22.7km/L | 20.9km/L | 24.3km/L | 22.6km/L |
L(4WD) | 21.4km/L | 19.5km/L | 22.6km/L | 21.6km/L |
タント カスタムのグレード | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
カスタムRS(2WD) | 21.2km/L | 19.5km/L | 22.6km/L | 21.1km/L |
カスタムRS(4WD) | 19.6km/L | 18.0km/L | 20.8km/L | 19.6km/L |
カスタムX(2WD) | 21.9km/L | 20.1km/L | 23.4km/L | 21.8km/L |
カスタムX(4WD) | 21.4km/L | 19.5km/L | 22.6km/L | 21.6km/L |
N-BOXのグレード | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
N-BOX(FF) | 21.6km/L | 18.8km/L | 23.4km/L | 21.8km/L |
N-BOX(4WD) | 19.4km/L | 17.2km/L | 20.6km/L | 19.7km/L |
N-BOX スロープ(FF) | 21.1km/L | 18.5km/L | 22.7km/L | 21.3km/L |
N-BOX スロープ(4WD) | 19.1km/L | 16.9km/L | 20.2km/L | 19.4km/L |
N-BOX CUSTOM(FF) | 21.5km/L | 18.8km/L | 23.3km/L | 21.7km/L |
N-BOX CUSTOM(4WD) | 19.4km/L | 17.2km/L | 20.6km/L | 19.7km/L |
N-BOX CUSTOM ターボ(FF) | 20.3km/L | 17.1km/L | 22.2km/L | 20.9km/L |
N-BOX CUSTOM ターボ(4WD) | 18.4km/L | 15.6km/L | 19.8km/L | 19.0km/L |
N-BOX CUSTOM スロープ(FF) | 21.1km/L | 18.5km/L | 22.8km/L | 21.3km/L |
N-BOX CUSTOM スロープ(4WD) | 19.0km/L | 16.8km/L | 20.1km/L | 19.4km/L |
なお、ターボ車はその力強い走りの反面、燃費としては低い傾向があります。コストを抑えたい場合はターボ車以外をおすすめします。
動力性能の比較
こちらでは、タントとN-BOXの動力性能を見ていきましょう。両車種のスペックは下記の通りです。タントのグレード (ガソリン車) |
エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
X L |
水冷直列3気筒12バルブDOHC横置 | 0.658L | 38kW(52PS)/6,900r.p.m |
Xターボ | 水冷直列3気筒12バルブDOHCインタークーラーターボ横置 | 0.658L | 47kW(64PS)/6,400r.p.m |
タント カスタムのグレード (ガソリン車) |
エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
カスタムX | 水冷直列3気筒12バルブDOHC横置 | 0.658L | 38kW(52PS)/6,900r.p.m |
カスタムRS | 水冷直列3気筒12バルブDOHCインタークーラーターボ横置 | 0.658L | 47kW(64PS)/6,400r.p.m |
N-BOXのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
ガソリン車(全グレード) | DOHCチェーン駆動水冷直列3気筒横置 | 0.658L | 43kW(58PS)/7,300r.p.m |
N-BOX CUSTOM ターボ | DOHCチェーン駆動水冷直列3気筒横置 | 0.658L | 47kW(64PS)/6,000r.p.m |
タイヤサイズの比較
ここでは、タントとN-BOXのタイヤサイズを比較します。具体的なサイズは下記の通りです。タントのグレード | タイヤサイズ |
---|---|
X L Xターボ |
155/65R14 |
タント カスタムのグレード | タイヤサイズ |
---|---|
カスタムRS | 165/55R15 |
カスタムX | 155/65R14 |
N-BOXのグレード | タイヤサイズ |
---|---|
ターボを除く全グレード | 155/65R14 |
N-BOX CUSTOM ターボ | 165/55R15 |
安全装備の比較

タントにはダイハツの予防安全装備である「スマートアシスト」が全車に標準搭載されています。また、国から安全性能を認められた「サポカーSワイド」に認定されていることから安心して乗れる車と評判です。
しかし、2023年から安全性能について改善が求められているため、購入時はその動向をチェックしましょう。
なお、スマートアシストには17個もの機能が備わっており、衝突回避支援や認識支援などドライバーの「目」となってくれる機能が魅力的です。ただし、下記はオプションになっているため確認が必要です。
・運転負荷軽減機能
・駐車支援機能
N-BOXの安全装備については、全車がホンダの安全装備である「Honda SENSING」を標準搭載しています。フロントワイドビューカメラと前後に8つのソナーセンサーを備えることで、周囲の状況を的確に把握します。
また、近距離衝突軽減ブレーキや急アクセル抑制機能も追加されていることから万が一に備えられるでしょう。
軽自動車は取り回しの良さが魅力で免許を取り立ての方から年齢を重ねた方まで安心して乗れる車です。そこに安全装備が充実することでより快適な走行が叶うでしょう。
ラゲッジスペースの比較

タント | 奥行-mm×幅1,007mm×高さ1,061mm 荷室容量:-L |
---|---|
N-BOX | 奥行1,535mm×幅1,120mm×高さ1,205mm 荷室容量:-L |
タントもN-BOXも子育て世代から熱烈な指示を受ける車のため、ベビーカーや子どもの着替えなどをたっぷり詰めるラゲッジルームは嬉しいポイントです。
購入前にはディーラーや中古車販売店で実物をチェックする方法もおすすめです。シートアレンジをして積載イメージを掴みましょう。
おすすめグレードの選び方
ここからは、タントとN-BOXにおいて「価格」「走り」「装備」の3つの観点でおすすめのグレードを紹介します。車は長く乗るもののため、自分が重視したいポイントにあわせた選択がおすすめです。
価格重視
価格重視の場合におすすめしたいグレードは下記になります。・タント
Lグレード(2WD):386,000円(税込)
・N-BOX
スタンダードグレード(FF車):1,648,900円(税込)
両車とも一番下のグレードではあるものの、燃費は良く、普段の運転では不自由さを感じないでしょう。免許を取り立てでまだ自信がない方はこちらから始めるのがおすすめです。
走り重視
走りを重視する場合におすすめしたいグレードは下記になります。・タント
Xターボ
・N-BOX
N-BOX CUSTOM ターボ
いずれもターボエンジンのため、踏み始めから力強い走りを期待できます。なお、どちらも性能面では同じ程度と言えるでしょう。
装備重視
装備重視で車を選ぶにおすすめしたいグレードは下記になります。・タント
Xグレード
このグレードではパワースライドドアが標準搭載されています。子どもを抱えて乗り降りするファミリー層には心強い装備でしょう。
・N-BOX
CUSTOMシリーズ
こちらはドアライニングアームレスト、インテリアイルミネーションなど、細部にあると嬉しい装備が充実しています。
※本記事は、2024年3月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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