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更新日:2024.06.23 / 掲載日:2024.04.02
【2024年版】トヨタ ライズ VS スバル レックスを徹底比較
トヨタのライズとスバルのレックスは、どちらもボディデザインが似ているコンパクトSUVです。
ライズとレックスはダイハツ「ロッキー」のOEM車にあたる兄弟車。もともとの設計が同じなため、似た見た目をしているのも無理のないことで、実際に両車種を見比べて「同じ」と感じた人も多いことでしょう。
この記事では、コンパクトSUVを検討中の方に向けて、ライズとレックスの類似したところや異なる部分を比較しながら解説します。なお、両車は2023年5月から長らく生産停止中でしたが、2024年3月18日より生産を再開しました。
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トヨタの販売しているライズは、力強い走りと街乗り性能を備えた人気コンパクトSUVです。ダイハツの「ロッキー」のOEM車にあたり、共同開発にて誕生しました。
ライズの魅力は、SUVらしいワイルドなエクステリアと場所を選ばず発揮する走りっぷり。16〜17インチの大口径タイヤによる安定感のある走りと、優秀な小回り性能で、オフロードから街乗りまで幅広いシーンで活躍します。
また、リヤドアガラスやバックドアガラス、リアクォーターガラスを搭載することで広い視野を確保。室内空間も広々なため、コンパクトカーとは思えない開放感のある走り心地を体感できるでしょう。
ラゲッジスペースは旅行シーンやキャンプでも安心の大容量369L。シートアレンジが自由自在なため、どんな荷物も積み込めます。
タッチパネル式の9インチディスプレイオーディオを標準搭載しており、スマートフォン連携で音楽アプリや地図アプリを活用することが可能です。
運転席はフィット感重視のファブリックシート表皮を採用。マルチインフォメーションディスプレイ付き7インチTFTカラー液晶ディスプレイは、個人の好みに合わせられるよう4パターンの表示形式から選択できます。
ライズは高燃費のハイブリッドタイプから高出力の4WDモデルまで、全8種のグレードがラインナップしています。燃費重視からオフロード志向まで、幅広い要望をかなえてくれるでしょう。
2021年11月に行われた1回目のマイナーチェンジでは、初代でラインナップされていた「XS」グレードが廃止。代わりに「G」「Z」グレードにハイブリッドモデルが追加されました。
また、各種2WDのグレードは、搭載エンジンを排気量1Lの水冷直列3気筒インタークーラー付ターボから1.2Lの水冷直列3気筒に変更。2WDと4WDモデルで異なるエンジン性能を体感できます。
他にも、燃費性能の向上やスマートアシストの全車採用など、グレード間の差別化やユーティリティ面のブラッシュアップに注力したモデルチェンジといえるでしょう。
2022年11月に行われた2回目のマイナーチェンジでは、グレード構成やエンジン性能を据え置き。細かな調整と一部価格改定に留まりました。
なお、ライズおよびダイハツのロッキーとスバルのレックスは、2022年に衝突試験における不正が発覚したことから、長らく生産を中止していました。しかし、2024年3月18日に生産再開を決定。これからは、中古だけでなく新車購入も可能です。

スバルのレックスは、2022年発売のコンパクトSUVです。ライズと同様にダイハツ「ロッキー」のOEM車にあたり、非常によく似た見た目をしています。
同時期にスバルからクロスオーバーSUV「クロストレック」も発売されましたが、レックスはクロストレックよりもコンパクトなボディで、軽快な走りが魅力です。街乗りも想定した最小回転半径4.9m〜5.0mの小回り性能は、細路地や狭い観光地でもスイスイ走れます。
また、ライズやロッキーと同様の予防安全パッケージ「スマートアシスト」を全車標準搭載。車体に備え付けられた各種センサーにより安心安全な運転をサポートしてくれます。
グレードはガソリン車のみの「G」「Z」とシンプルな構成です。LED式のヘッドランプやクリアランスランプが標準搭載で、エクステリアはライズ・ロッキーよりもたくましさを感じられます。
オフロードや高速道路でも性能の落ちない優秀な水冷直列3気筒エンジンが搭載されているため、シーンを選ばずにどこでも快適に走れるでしょう。
初代レックスの登場はおよそ50年前、1972年のことです。当時「R-2」後継機として開発されたレックスですが、もともとのジャンルはセダンタイプの軽自動車でした。流線型の独特なシルエットが話題を呼び「ファミリーレックス」や「レックス550」など、様々な派生モデルをラインナップしながら、およそ20年にわたって生産されました。
しかし、1992年に同メーカーの「ヴィヴィオ」へ引き継ぐ形で、一旦歴史に幕を閉じます。およそ30年のときを経て、現行のコンパクトSUVへと復活しました。
グレードのラインナップ数はライズのほうが豊富です。ただし、レックスと同様の「G」「Z」グレード基準で考えると、大きな差はないといえるでしょう。

こちらでは、ライズとレックスのボディサイズを比較します。両車の寸法は以下のとおりです。
どちらもロッキーのOEM車なだけあって、ボディサイズは全く同じです。ボディで選ぶ際は、エクステリアや外部パーツ面の違いで選ぶとよいでしょう。
全高は機械式の立体駐車場でも問題なく停められますが、一部の車高制限が設けられているところでは断られる可能性があります。


ライズとレックスの安全装備には、どちらもダイハツが独自開発した予防安全パッケージ「スマートアシスト」が全車標準搭載されており、運転者の安全運転をサポートする機能が多数備わっています。ただし、どちらもグレード別で搭載機能が異なるため、注意しましょう。
まず、ライズに全グレード共通で備わっている機能は、以下のとおりです。
・衝突回避支援ブレーキ機能
・衝突警報機能
・車線逸脱警報機能
・車線逸脱抑制制御機能
・ふらつき警報
・路側逸脱警報
・ブレーキ制御付き誤発信抑制機能
・先行者発信お知らせ機能
・コーナーセンサー
また、以下の機能は一部グレードにのみ搭載されています。
・アダプティブドライビングビーム(Zのみ)
・オートハイビーム(G/Xのみ)
・全車速追従機能付きACC(Zのみ)
・サイドビューランプ(Zのみ)
・レーンキープコントロール(Zのみ)
・コーナリングトレースアシスト(Zのみ)
・標識認識機能(Z/Gのみ)
・車両接近通報装置(ハイブリッド車のみ)
なお、スマートアシストの一部機能は、オプションでのみ追加可能です。オプションで搭載できる機能は以下が挙げられます。
・ブラインドスポットモニター+リヤクロストラフィックアラート(Z/Gのみオプション)
・パノラミックビューモニターZ/Gのみオプション)
・スマートパノラマパーキングアシスト(Z/Gのみオプション)
・標識認識機能(Xのみオプション)
一方、レックスに装備されているスマートアシスト機能は以下のとおりです。
・衝突回避支援ブレーキ機能
・衝突警報機能
・車線逸脱警報機能
・車線逸脱抑制制御機能
・ふらつき警報
・路側逸脱警報
・ブレーキ制御付き誤発信抑制機能
・先行者発信お知らせ機能
・コーナーセンサー
・標識認識機能
また、以下はグレード別で有無が異なり、一部機能はオプション追加で対応できます。
・ブラインドスポットモニター(Zのみ)
・ハイビームアシスト(Gのみ)
・アダプティブドライビングビーム(Zのみ)
・サイドビューランプ(Zのみ)
・全車速追従機能付きACC(Zのみ)
・レーンキープコントロール(Zのみ)
・リヤクロストラフィックアラート(Zのみ)
・コーナリングトレースアシスト(Zのみ)
・パノラミックビューモニター(Z/Gオプション)
・スマートパノラマパーキングアシスト(Zオプション)
両車を比較すると、どちらも機能面は充実しているといえます。安全面で大きな差はないといえるでしょう。

こちらでは、ライズとレックスのラゲッジスペースを比較します。それぞれの寸法は以下のとおりです。
ラゲッジスペースは、どちらも同じ寸法だということが分かります。高さはデッキボード下の拡張収納スペースを使うかで容量が変わるため、ゴルフバッグや大型のアウトドア用品を積み込む場合は、解放するとよいでしょう。
これまで解説したように、ライズとレックスは走行性能やサイズの面で非常に似た特徴を持つ車種同士です。しかし、厳密にはそれぞれ装備類や価格など、細かな部分で違いがあります。
自分の用途に合わせて選ぶべきグレードは異なるため、適したモデルを見つけだしましょう。
・ライズ
Xグレード(2WD)1,717,000円(税込)
・レックス
Gグレード 1,820,000円(税込)
どちらも最低グレードにあたりますが、ライズのXグレードは車両価格が180万円を下回るのが魅力です。エンジン性能は2WDで、グレード間で共通の水冷直列3気筒が採用されているため、走行性能に差はありません。装備に大きなこだわりがない限りは、こちらで問題ないでしょう。
レックスのGグレードの購入価格は、ライズのGグレードの価格(1,867,000円)よりもお得に買えます。装備や安全機能も充実しているため、コストパフォーマンスは高いといえるでしょう。
・ライズ
Gグレード(ハイブリッド)
ライズのハイブリッドモデルは、高い燃費性能と静粛な走行が魅力。WLTCモード28.0km/Lという、SUVの中でも高水準な燃費性能は長距離ドライブや旅行にもおすすめできます。
・レックス
Zグレード
レックスのZグレードは、大口径の17インチタイヤによる安定した走り心地が魅力です。ライズのZグレードと違い、寒冷地にも対応できる仕様なため、冬季の走行や雪国の旅行で大雪に見舞われたときでも、安定した走行を体感できるでしょう。
ライズのZグレードは、シャープでスタイリッシュな見た目が特徴のブラック塗装17インチアルミホイールタイヤが搭載。本革巻き、シルバー加飾付きのステアリングホイールとシフトノブやLED仕様の各種ランプで、豪華さとかっこよさを演出できます。
また、バックドアガーニッシュ・ウィンドシールドグリーンガラス・フロントドアガラスはUV/IRカット機能を搭載。夏場の走行による日焼けや肌荒れを防止できます。
レックスのZグレードは、ライズと同様にステアリングホイールとシフトノブは本革巻きでシルバー加飾付き。ホイールは17インチのブラック塗装アルミホイールが採用され、車体各種のランプもLED仕様に変更されます。
運転席には、電動パーキングブレーキとオートブレーキホールド機能が標準搭載。ドアアームレストやセンターコンソールボックスはソフトレザー調パッドが使われています。
なお、Zグレードのみシートアンダートレイが備わっているため、運転席の収納力も向上しています。
※本記事は、2024年3月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
ライズとレックスはダイハツ「ロッキー」のOEM車にあたる兄弟車。もともとの設計が同じなため、似た見た目をしているのも無理のないことで、実際に両車種を見比べて「同じ」と感じた人も多いことでしょう。
この記事では、コンパクトSUVを検討中の方に向けて、ライズとレックスの類似したところや異なる部分を比較しながら解説します。なお、両車は2023年5月から長らく生産停止中でしたが、2024年3月18日より生産を再開しました。
この記事の目次
トヨタ ライズのプロフィール

ライズの魅力は、SUVらしいワイルドなエクステリアと場所を選ばず発揮する走りっぷり。16〜17インチの大口径タイヤによる安定感のある走りと、優秀な小回り性能で、オフロードから街乗りまで幅広いシーンで活躍します。
また、リヤドアガラスやバックドアガラス、リアクォーターガラスを搭載することで広い視野を確保。室内空間も広々なため、コンパクトカーとは思えない開放感のある走り心地を体感できるでしょう。
ラゲッジスペースは旅行シーンやキャンプでも安心の大容量369L。シートアレンジが自由自在なため、どんな荷物も積み込めます。
タッチパネル式の9インチディスプレイオーディオを標準搭載しており、スマートフォン連携で音楽アプリや地図アプリを活用することが可能です。
運転席はフィット感重視のファブリックシート表皮を採用。マルチインフォメーションディスプレイ付き7インチTFTカラー液晶ディスプレイは、個人の好みに合わせられるよう4パターンの表示形式から選択できます。
ライズは高燃費のハイブリッドタイプから高出力の4WDモデルまで、全8種のグレードがラインナップしています。燃費重視からオフロード志向まで、幅広い要望をかなえてくれるでしょう。
先代モデルとの比較
ライズは2019年登場の比較的新しい車種です。フルモデルチェンジはまだ実施されておらず、マイナーチェンジのみに留まっています。2021年11月に行われた1回目のマイナーチェンジでは、初代でラインナップされていた「XS」グレードが廃止。代わりに「G」「Z」グレードにハイブリッドモデルが追加されました。
また、各種2WDのグレードは、搭載エンジンを排気量1Lの水冷直列3気筒インタークーラー付ターボから1.2Lの水冷直列3気筒に変更。2WDと4WDモデルで異なるエンジン性能を体感できます。
他にも、燃費性能の向上やスマートアシストの全車採用など、グレード間の差別化やユーティリティ面のブラッシュアップに注力したモデルチェンジといえるでしょう。
2022年11月に行われた2回目のマイナーチェンジでは、グレード構成やエンジン性能を据え置き。細かな調整と一部価格改定に留まりました。
なお、ライズおよびダイハツのロッキーとスバルのレックスは、2022年に衝突試験における不正が発覚したことから、長らく生産を中止していました。しかし、2024年3月18日に生産再開を決定。これからは、中古だけでなく新車購入も可能です。
スバル レックスのプロフィール

同時期にスバルからクロスオーバーSUV「クロストレック」も発売されましたが、レックスはクロストレックよりもコンパクトなボディで、軽快な走りが魅力です。街乗りも想定した最小回転半径4.9m〜5.0mの小回り性能は、細路地や狭い観光地でもスイスイ走れます。
また、ライズやロッキーと同様の予防安全パッケージ「スマートアシスト」を全車標準搭載。車体に備え付けられた各種センサーにより安心安全な運転をサポートしてくれます。
グレードはガソリン車のみの「G」「Z」とシンプルな構成です。LED式のヘッドランプやクリアランスランプが標準搭載で、エクステリアはライズ・ロッキーよりもたくましさを感じられます。
オフロードや高速道路でも性能の落ちない優秀な水冷直列3気筒エンジンが搭載されているため、シーンを選ばずにどこでも快適に走れるでしょう。
先代モデルとの比較
現行のレックスは2代目にあたります。初代レックスの登場はおよそ50年前、1972年のことです。当時「R-2」後継機として開発されたレックスですが、もともとのジャンルはセダンタイプの軽自動車でした。流線型の独特なシルエットが話題を呼び「ファミリーレックス」や「レックス550」など、様々な派生モデルをラインナップしながら、およそ20年にわたって生産されました。
しかし、1992年に同メーカーの「ヴィヴィオ」へ引き継ぐ形で、一旦歴史に幕を閉じます。およそ30年のときを経て、現行のコンパクトSUVへと復活しました。
グレードと価格の比較
こちらでは、ライズとレックスの価格を比較します。それぞれのグレード構成と価格は以下のとおりです。ライズのグレード (ハイブリッド車) |
メーカー希望小売価格 |
---|---|
G(2WD) | 2,173,000円(税込) |
Z(2WD) | 2,338,000円(税込) |
ライズのグレード (ガソリン車) |
メーカー希望小売価格 |
---|---|
X(2WD) | 1,717,000円(税込) |
X(4WD) | 1,994,800円(税込) |
G(2WD) | 1,867,000円(税込) |
G(4WD) | 2,143,700円(税込) |
Z(2WD) | 2,049,000円(税込) |
Z(4WD) | 2,309,200円(税込) |
レックスのグレード (ガソリン車) |
メーカー希望小売価格 |
---|---|
G(2WD) | 1,820,000円(税込) |
Z(2WD ) | 2,171,100円(税込) |
外観とボディサイズの比較

ライズ | 全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mm |
---|---|
レックス | 全長3,995mm×全幅1,695mm ×全高1,620mm |
全高は機械式の立体駐車場でも問題なく停められますが、一部の車高制限が設けられているところでは断られる可能性があります。
室内の広さを比較

こちらでは、ライズとレックスの居住性を比較します。それぞれの室内空間は以下のとおりです。
ライズ | 室内長1,995mm×室内幅1,420mm×室内高1,250mm |
---|---|
レックス | 室内長1,955mm×室内幅1,420mm×室内高1,250mm |
ボディサイズと同様、室内空間の寸法もまったく同じ数値です。どちらも広々とした空間を持つため、コンパクトSUVで居住性を求めるなライズとレックス両車ともおすすめです。
燃費性能の比較
ライズとレックスの各グレードの燃費(国土交通量審査値)は下記の通りです。
ライズのグレード | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
G/Z(ハイブリッド車 2WD) | 28.0km/L | 29.6km/L | 30.2km/L | 26.1km/L |
X/G/Z(1.2Lガソリン車 2WD) | 20.7km/L | 15.9km/L | 21.9km/L | 22.9km/L |
X/G/Z(1.0Lガソリンターボ車 4WD) | 17.4km/L | 13.4km/L | 18.7km/L | 18.9km/L |
レックスのグレード | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
Z/G(ガソリン車 2WD) | 20.7km/L | 15.9km/L | 21.9km/L | 22.9km/L |
燃費性能は、ハイブリッドモデルがあるライズのほうが上といえます。しかし、同等のグレード「G」「Z」で比較するなら、差はないといえるでしょう。
動力性能の比較
こちらでは、ライズとレックスの動力性能を見ていきましょう。両車種のスペックは下記の通りです。
ライズのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
ハイブリッド車(全グレード) | 水冷直列3気筒 | 1.196L | 60kW(82PS)/5,600r.p.m |
ガソリン車(1.2L) | 水冷直列3気筒 | 1.196L | 64kW(87PS)/6,000r.p.m |
ガソリン車(1.0ターボ) | 水冷直列3気筒インタークーラー付きターボ | 0.996L | 72kW(98PS)/6,000r.p.m |
レックスのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
ガソリン車(全グレード) | 水冷直列3気筒12バルブDOHC横置 | 1.196L | 64kW(87PS)/6,000r.p.m |
レックスとレイズはどちらも水冷直列3気筒エンジンが搭載されており、同グレードの出力は同じです。ただし、ライズの4WD1.0Lクラスの場合は、ほかのグレードよりも高い出力を持ちます。
タイヤサイズの比較
こちらでは、ライズとレックスのタイヤサイズを比較しましょう。
ライズ | 195/65R16(G/X)、195/65R17(Z) |
---|---|
レックス | 195/65R16(G)、195/60R17(Z) |
ライスとレックスは、どちらも最小回転半径4.9m〜5.0mです。タイヤサイズと小回り性能では、どちらも同じといえます。
安全装備の比較

まず、ライズに全グレード共通で備わっている機能は、以下のとおりです。
・衝突回避支援ブレーキ機能
・衝突警報機能
・車線逸脱警報機能
・車線逸脱抑制制御機能
・ふらつき警報
・路側逸脱警報
・ブレーキ制御付き誤発信抑制機能
・先行者発信お知らせ機能
・コーナーセンサー
また、以下の機能は一部グレードにのみ搭載されています。
・アダプティブドライビングビーム(Zのみ)
・オートハイビーム(G/Xのみ)
・全車速追従機能付きACC(Zのみ)
・サイドビューランプ(Zのみ)
・レーンキープコントロール(Zのみ)
・コーナリングトレースアシスト(Zのみ)
・標識認識機能(Z/Gのみ)
・車両接近通報装置(ハイブリッド車のみ)
なお、スマートアシストの一部機能は、オプションでのみ追加可能です。オプションで搭載できる機能は以下が挙げられます。
・ブラインドスポットモニター+リヤクロストラフィックアラート(Z/Gのみオプション)
・パノラミックビューモニターZ/Gのみオプション)
・スマートパノラマパーキングアシスト(Z/Gのみオプション)
・標識認識機能(Xのみオプション)
一方、レックスに装備されているスマートアシスト機能は以下のとおりです。
・衝突回避支援ブレーキ機能
・衝突警報機能
・車線逸脱警報機能
・車線逸脱抑制制御機能
・ふらつき警報
・路側逸脱警報
・ブレーキ制御付き誤発信抑制機能
・先行者発信お知らせ機能
・コーナーセンサー
・標識認識機能
また、以下はグレード別で有無が異なり、一部機能はオプション追加で対応できます。
・ブラインドスポットモニター(Zのみ)
・ハイビームアシスト(Gのみ)
・アダプティブドライビングビーム(Zのみ)
・サイドビューランプ(Zのみ)
・全車速追従機能付きACC(Zのみ)
・レーンキープコントロール(Zのみ)
・リヤクロストラフィックアラート(Zのみ)
・コーナリングトレースアシスト(Zのみ)
・パノラミックビューモニター(Z/Gオプション)
・スマートパノラマパーキングアシスト(Zオプション)
両車を比較すると、どちらも機能面は充実しているといえます。安全面で大きな差はないといえるでしょう。
ラゲッジスペースの比較

ライズ | 奥行755mm×幅1,000mm×高さ740〜865mm 荷室容量:約369L |
---|---|
レックス | 奥行755mm×幅1,000mm×高さ740〜865m 荷室容量:約369L |
おすすめグレードの選び方
ここからは、ライズとレックスのおすすめグレードを、価格・走行性能・装備の3つの視点でご紹介します。これまで解説したように、ライズとレックスは走行性能やサイズの面で非常に似た特徴を持つ車種同士です。しかし、厳密にはそれぞれ装備類や価格など、細かな部分で違いがあります。
自分の用途に合わせて選ぶべきグレードは異なるため、適したモデルを見つけだしましょう。
価格重視
コストパフォーマンスで選ぶなら、下記のグレードがおすすめです。・ライズ
Xグレード(2WD)
・レックス
Gグレード
どちらも最低グレードにあたりますが、ライズのXグレードは車両価格が180万円を下回るのが魅力です。エンジン性能は2WDで、グレード間で共通の水冷直列3気筒が採用されているため、走行性能に差はありません。装備に大きなこだわりがない限りは、こちらで問題ないでしょう。
レックスのGグレードの購入価格は、ライズのGグレードの価格(1,867,000円)よりもお得に買えます。装備や安全機能も充実しているため、コストパフォーマンスは高いといえるでしょう。
走り重視
走り心地と性能で選ぶなら、下記のグレードがおすすめです。・ライズ
Gグレード(ハイブリッド)
ライズのハイブリッドモデルは、高い燃費性能と静粛な走行が魅力。WLTCモード28.0km/Lという、SUVの中でも高水準な燃費性能は長距離ドライブや旅行にもおすすめできます。
・レックス
Zグレード
レックスのZグレードは、大口径の17インチタイヤによる安定した走り心地が魅力です。ライズのZグレードと違い、寒冷地にも対応できる仕様なため、冬季の走行や雪国の旅行で大雪に見舞われたときでも、安定した走行を体感できるでしょう。
装備重視
装備の充実差とクオリティで選ぶなら、ライズ、レックスともに「Zグレード」がおすすめです。ライズのZグレードは、シャープでスタイリッシュな見た目が特徴のブラック塗装17インチアルミホイールタイヤが搭載。本革巻き、シルバー加飾付きのステアリングホイールとシフトノブやLED仕様の各種ランプで、豪華さとかっこよさを演出できます。
また、バックドアガーニッシュ・ウィンドシールドグリーンガラス・フロントドアガラスはUV/IRカット機能を搭載。夏場の走行による日焼けや肌荒れを防止できます。
レックスのZグレードは、ライズと同様にステアリングホイールとシフトノブは本革巻きでシルバー加飾付き。ホイールは17インチのブラック塗装アルミホイールが採用され、車体各種のランプもLED仕様に変更されます。
運転席には、電動パーキングブレーキとオートブレーキホールド機能が標準搭載。ドアアームレストやセンターコンソールボックスはソフトレザー調パッドが使われています。
なお、Zグレードのみシートアンダートレイが備わっているため、運転席の収納力も向上しています。
※本記事は、2024年3月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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