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更新日:2024.06.19 / 掲載日:2024.06.19
【2024年版】日産 デイズVS日産 ルークスを徹底比較
デイズとルークスは日産から販売されている軽ワゴン車です。運転のしやすさや燃費の良さが人気の秘訣ですが、これから車の購入を検討している方で「どちらの車が自分に合っているのか悩む…」という方は少なくありません。
この記事では、デイズとルークスのサイズ感や価格、燃費など様々な角度からそれぞれの車を比較します。おすすめのグレードも紹介するため、お気に入りの車選びの参考にしてください。

日産デイズは2013年6月に販売が開始されたハイトワゴンタイプの軽自動車です。日産と三菱が合同設計した車種で姉妹車として三菱ekワゴンがあります。
なお、デイズは日産が企画から携わった初めての軽自動車として人気を博しています。日産のスーパーハイトワゴンであるルークスと比べると、スライドドアがなく後部座席の空間が少し狭いものの、それでも後席の居住性は十分快適です。
一方で新車・中古車とも他社のスーパーハイトワゴンより購入しやすい価格水準に設定されているため、お買い得感の高い車といえるでしょう。
一度のフルモデルチェンジと各世代における複数回のマイナーチェンジが施されているため、ここでは各世代の特徴と比較内容について紹介します。
初代(B21系)は軽自動車初のアラウンドビューモニターが搭載された先進的な軽ワゴンとしてデビューしました。その後、燃費向上のためのバッテリーアシスト機構の搭載や安全性機能の追加、特別仕様のグレードの追加など、性能面・デザイン面で顧客を飽きさせない工夫が随所に施されています。
現行モデル(B4系)は日産が企画から担当しており独自の先進技術が詰め込まれています。また、エクステリアデザインにおいても、ハイウェイスターにおいてフロントグリルのメッキが控えめになったことで、より上質になった印象を受けます。また、エンジンルームの設計を変えたことで前席と後席のスペースが広がり、居住性が格段に向上しています。そして軽自動車初のプロパイロットを導入した点も見逃せないポイントです。

日産ルークスは2009年12月から販売が開始されたスーパーハイトワゴンタイプの軽自動車です。スズキのOEM車として歴史がスタートし、高い居住性と日産の先進技術が組み合わさった車種として人気を博しています。なお、こちらはekスペースが姉妹車にあたります。
同クラスはホンダN-BOXやダイハツタントなど、各社が主力商品として早くから取り揃えていましたが、ルークスは後発として後れを取っていました。しかし、子育て世代に嬉しいスライドドアの採用や安全性能の高さが評価され、注目を集めます。2021年には自動車アセスメント(JNCAP)で軽自動車初である予防安全性能評価満点で最高評価「ファイブスター賞」を獲得し、安全に乗れる車として確立されました。
初代(ML21系)は日産のスーパーハイトワゴンとして市場に投入され、エンジン性能の向上や特別仕様車の設定、国の定める減税措置条件に適合させるなど、4回のマイナーチェンジが施されてきました。
現行モデル(B4系)は先代モデルの居住性の高さを継承しつつ、運転支援技術である「プロパイロット」を搭載したグレードを設けることで高速道路や長距離運転時のストレスを緩和しています。また、ターボ車を追加したり、安全性能やデザイン面の改良を加えたりすることで魅力的な車づくりを継続しています。
車を購入する際に最も気になる観点が価格です。希望の装備内容や仕様によって価格の幅があるため予算にあわせて選択しましょう。
デイズとルークスの各グレードを比較すると、デイズの方が全体的にお求めになりやすいでしょう。
その理由としてはスライドドアの有無が挙げられます。デイズにはスライドドアが設定されていないため、必要なパーツが少ないぶん価格は抑えられています。
また、ルークスには福祉車両が設けられています。

ここからは、デイズとルークスのボディサイズを比較します。具体的なサイズは下記の通りです。
全長と全幅は両車種とも大きく変わらないものの、ルークスはスーパーハイトワゴンクラスのため全高に違いがあります。全高が高い分、室内の開放感に関してはルークスに軍配が上がるでしょう。
一方で、機械式駐車場を利用する際には注意が必要です。機械式駐車場は全高を1,700mm前後に制限しているケースが多いため、場所によっては駐車できない可能性があります。

ここからは、デイズとルークスの室内空間を比較します。具体的なサイズは下記の通りです。
※()表記はプラズマクラスター技術搭載リヤシーリングファン装着時
室内サイズの大きさはルークスの方が広く設計されていますが、デイズも居住性においては負けていません。コンパクトなサイズ感ながら前席と後席の間には十分なスペースがあるため、快適に過ごせます。
燃費においてはスライドドアといった重たいパーツがないデイズに軍配が上がります。
エンジンの出力については特に大きな違いはありません。
タイヤサイズに関しても、両車の間で大きな違いはありません。

デイズとルークスに共通している安全装備はプロパイロット、インテリジェント アラウンドビューモニターです。
プロパイロットは高速道路や長距離運転時の運転支援機能として人気の高い装備といえます。しかし、設定されたグレードの中でプロパイロットエディション以外はプロパイロットを選択できない点は注意が必要です。他のグレードではオプションとしても選択できません。
また、急病時や危険を感じた際に利用できるSOSコールは、ハイウェイスターグレードにおいて標準装備されています。Xグレードはメーカーオプションとして選択できますが、Sグレードは選択できない点に注意しましょう。
デイズに関しては、膝部分のエアバッグはハイウェイスターのみに設定されており、BSW(後側方車両検知警報)とRCTA(後退時車両検知警報)はプロパイロットのみ選択できます。また、プロパイロットのみオートブレーキホールド機能が設けられています。
ルークスに関しては、膝部分のエアバッグが全グレードに標準装備されているため安心できますが、BSWとRCTAは全グレードにおいて選択できません。

ここでは、デイズとルークスのラゲッジスペースを比較します。具体的なサイズ感は下記の通りです。
ルークスの方がラゲッジスペースを広く活用できます。
特にエントリーグレードである「S」グレードは、車両価格が150万円に抑えられているため、諸経費を含めても200万円以内で新車を購入できるでしょう。価格は抑えられているものの、車線逸脱防止機能をはじめとした、安心して運転するための装備など必要な機能は十分に備わっています。
ルークスにおいても、エントリーグレードである「S」グレードが比較的購入しやすい価格帯です。デイズより車両価格が20万円ほど高いですが、初期費用も200万円前後に抑えられます。
なお、一般的に価格を抑えたグレードは車室内の加飾が薄く、メッキパーツではなく未塗装樹脂になっている部分があったり、キーがインテリジェントキーではなく、リモコンキーになっているなどの違いが見られます。最低限の装備で良い場合に適しています。
力強く走るターボエンジンが搭載されつつ燃費も気になる場合は、デイズの「ハイウェイスターGターボ」グレードのラインナップをおすすめします。悪路や寒冷地で運転する機会がなければ2WDエンジンタイプがさらにおすすめです。
ルークスにおいては、ハイウェイスターシリーズだけでなくエントリーグレードに分類される「X」グレードにターボエンジンが設定されています。同車種のハイウェイスターシリーズよりもお求めになりやすい車両価格であるため、スライドドアが必要かつパワフルな走りを希望する方におすすめです。
一方で、安全運転を助ける「BSW(後側方車両検知警報)」「RCTA(後退時車両検知警報)」機能はプロパイロット搭載車種のみに装備されているため注意が必要です。ルークスにも安全装備は十分に設けられていますが、デイズに軍配が上がります。
お子様連れでスライドドアを強く希望される場合は、デイズにはスライドドアが設けられていないため、ルークスをおすすめします。
※本記事は、2024年4月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
この記事では、デイズとルークスのサイズ感や価格、燃費など様々な角度からそれぞれの車を比較します。おすすめのグレードも紹介するため、お気に入りの車選びの参考にしてください。
この記事の目次
日産 デイズのプロフィール

なお、デイズは日産が企画から携わった初めての軽自動車として人気を博しています。日産のスーパーハイトワゴンであるルークスと比べると、スライドドアがなく後部座席の空間が少し狭いものの、それでも後席の居住性は十分快適です。
一方で新車・中古車とも他社のスーパーハイトワゴンより購入しやすい価格水準に設定されているため、お買い得感の高い車といえるでしょう。
先代モデルとの比較
デイズは2013年6月から2019年3月まで販売されていた初代(B21系)と、2019年3月から販売されている現行モデル(B4系)に大別されます。一度のフルモデルチェンジと各世代における複数回のマイナーチェンジが施されているため、ここでは各世代の特徴と比較内容について紹介します。
初代(B21系)は軽自動車初のアラウンドビューモニターが搭載された先進的な軽ワゴンとしてデビューしました。その後、燃費向上のためのバッテリーアシスト機構の搭載や安全性機能の追加、特別仕様のグレードの追加など、性能面・デザイン面で顧客を飽きさせない工夫が随所に施されています。
現行モデル(B4系)は日産が企画から担当しており独自の先進技術が詰め込まれています。また、エクステリアデザインにおいても、ハイウェイスターにおいてフロントグリルのメッキが控えめになったことで、より上質になった印象を受けます。また、エンジンルームの設計を変えたことで前席と後席のスペースが広がり、居住性が格段に向上しています。そして軽自動車初のプロパイロットを導入した点も見逃せないポイントです。
日産 ルークスのプロフィール

同クラスはホンダN-BOXやダイハツタントなど、各社が主力商品として早くから取り揃えていましたが、ルークスは後発として後れを取っていました。しかし、子育て世代に嬉しいスライドドアの採用や安全性能の高さが評価され、注目を集めます。2021年には自動車アセスメント(JNCAP)で軽自動車初である予防安全性能評価満点で最高評価「ファイブスター賞」を獲得し、安全に乗れる車として確立されました。
先代モデルとの比較
ルークスは2009年12月から2013年3月まで販売された初代(ML21系)と2020年3月から販売されている現行モデル(B4系)に大別されます。2013年から2020年までの空白期間は「デイズルークス」として販売されていました。初代(ML21系)は日産のスーパーハイトワゴンとして市場に投入され、エンジン性能の向上や特別仕様車の設定、国の定める減税措置条件に適合させるなど、4回のマイナーチェンジが施されてきました。
現行モデル(B4系)は先代モデルの居住性の高さを継承しつつ、運転支援技術である「プロパイロット」を搭載したグレードを設けることで高速道路や長距離運転時のストレスを緩和しています。また、ターボ車を追加したり、安全性能やデザイン面の改良を加えたりすることで魅力的な車づくりを継続しています。
グレードと価格の比較
ここからは、デイズとルークスの価格を比較します。車を購入する際に最も気になる観点が価格です。希望の装備内容や仕様によって価格の幅があるため予算にあわせて選択しましょう。
デイズのグレード (ガソリン車) |
メーカー小売希望価格 |
---|---|
S(2WD) | 1,437,700円(税込) |
X(2WD) | 1,478,400円(税込) |
ボレロ(2WD) | 1,600,500円(税込) |
ハイウェイスターX(2WD) | 1,698,400円(税込) |
ハイウェイスターX プロパイロットエディション(2WD) | 1,798,500円(税込) |
ハイウェイスターX アーバンクロム(2WD) | 1,764,400円(税込) |
ハイウェイスターX アーバンクロム プロパイロットエディション(2WD) | 1,864,500円(税込) |
S(4WD) | 1,588,400円(税込) |
X(4WD) | 1,629,100円(税込) |
ボレロ(4WD) | 1,751,200円(税込) |
ハイウェイスターX(4WD) | 1,849,100円(税込) |
ハイウェイスターX プロパイロットエディション(4WD) | 1,949,200円(税込) |
ハイウェイスターX アーバンクロム(4WD) | 1,915,100円(税込) |
ハイウェイスターX アーバンクロム プロパイロットエディション(4WD) | 2,015,200円(税込) |
ハイウェイスターGターボ(2WD) | 1,838,100円(税込) |
ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション(2WD) | 1,929,400円(税込) |
ハイウェイスターGターボ アーバンクロム(2WD) | 1,915,100円(税込) |
ハイウェイスターGターボ アーバンクロム プロパイロットエディション(2WD) | 2,006,400円(税込) |
ハイウェイスターGターボ(4WD) | 1,988,800円(税込) |
ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション(4WD) | 2,080,100円(税込) |
ハイウェイスターGターボ アーバンクロム(4WD) | 2,065,800円(税込) |
ハイウェイスターGターボ アーバンクロム プロパイロットエディション(4WD) | 2,157,100円(税込) |
ルークスのグレード (ガソリン車) |
メーカー小売希望価格 |
---|---|
S(2WD) | 1,637,900円(税込) |
X(2WD) | 1,768,800円(税込) |
ハイウェイスターX(2WD) | 1,940,400円(税込) |
ハイウェイスターX プロパイロットエディション(2WD) | 2,049,300円(税込) |
ハイウェイスターX アーバンクロム(2WD) | 2,011,900円(税込) |
ハイウェイスターX アーバンクロム プロパイロットエディション(2WD) | 2,120,800円(税込) |
S(4WD) | 1,788,600円(税込) |
X(4WD) | 1,919,500円(税込) |
ハイウェイスターX(4WD) | 2,091,100円(税込) |
ハイウェイスターX プロパイロットエディション(4WD) | 2,200,000円(税込) |
ハイウェイスターX アーバンクロム(4WD) | 2,162,600円(税込) |
ハイウェイスターX アーバンクロム プロパイロットエディション(4WD) | 2,271,500円(税込) |
Xターボ(2WD) | 1,885,400円(税込) |
ハイウェイスターGターボ(2WD) | 2,057,000円(税込) |
ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション(2WD) | 2,165,900円(税込) |
ハイウェイスターGターボ アーバンクロム(2WD) | 2,139,500円(税込) |
ハイウェイスターGターボ アーバンクロム プロパイロットエディション(2WD) | 2,248,400円(税込) |
Xターボ(4WD) | 2,036,100円(税込) |
ハイウェイスターGターボ(4WD) | 2,207,700円(税込) |
ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション(4WD) | 2,316,600円(税込) |
ハイウェイスターGターボ アーバンクロム(4WD) | 2,290,200円(税込) |
ハイウェイスターGターボ アーバンクロム プロパイロットエディション(4WD) | 2,399,100円(税込) |
その理由としてはスライドドアの有無が挙げられます。デイズにはスライドドアが設定されていないため、必要なパーツが少ないぶん価格は抑えられています。
また、ルークスには福祉車両が設けられています。
外観とボディサイズの比較

デイズ | 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,650~1,670mm |
---|---|
ルークス | 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,780~1,800mm |
一方で、機械式駐車場を利用する際には注意が必要です。機械式駐車場は全高を1,700mm前後に制限しているケースが多いため、場所によっては駐車できない可能性があります。
室内の広さを比較

デイズ | 室内長2,065mm×室内幅1,340mm×室内高1,270mm |
---|---|
ルークス | 室内長2,200mm×室内幅1,335mm×室内高1,400mm(1,390mm) |
室内サイズの大きさはルークスの方が広く設計されていますが、デイズも居住性においては負けていません。コンパクトなサイズ感ながら前席と後席の間には十分なスペースがあるため、快適に過ごせます。
燃費性能の比較
デイズとルークスの各グレードにおける燃費(国土交通量審査値)は下記の通りです。デイズのグレード (ガソリン車) |
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
S(2WD) X(2WD) ボレロ(2WD) |
23.2km/L | 19.4km/L | 24.9km/L | 24.1km/L |
ハイウェイスターX(2WD) ハイウェイスターXプロパイロットエディション(2WD) ハイウェイスターX アーバンクロム(2WD) ハイウェイスターX アーバンクロム プロパイロットエディション(2WD) |
23.3km/L | 20.7km/L | 24.7km/L | 23.7km/L |
S(4WD) X(4WD) ボレロ(4WD) |
21.0km/L | 18.0km/L | 22.7km/L | 21.5km/L |
ハイウェイスターX(4WD) ハイウェイスターX プロパイロットエディション(4WD) ハイウェイスターX アーバンクロ(4WD) ハイウェイスターX アーバンクロム プロパイロットエディション(4WD) |
21.1km/L | 18.3km/L | 22.9km/L | 21.4km/L |
ハイウェイスターGターボ(2WD) ハイウェイスターGターボプロパイロットエディション(2WD) ハイウェイスターGターボ アーバンクロム(2WD) |
21.5km/L | 17.9km/L | 23.4km/L | 22.2km/L |
ハイウェイスターGターボ(4WD) ハイウェイスターGターボプロパイロットエディション(4WD) ハイウェイスターGターボ アーバンクロム(4WD) |
19.4km/L | 16.5km/L | 20.8km/L | 20.0km/L |
ルークスのグレード (ガソリン車) |
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
S(2WD) X(2WD) ハイウェイスターX(2WD) ハイウェイスターX プロパイロットエディション(2WD) ハイウェイスターX アーバンクロム(2WD) ハイウェイスターX アーバンクロム プロパイロットエディション(2WD) |
20.9km/L | 19.6km/L | 22.1km/L | 20.7km/L |
S(4WD) X(4WD) ハイウェイスターX(4WD) ハイウェイスターX プロパイロットエディション(4WD) ハイウェイスターX アーバンクロム(4WD) ハイウェイスターX アーバンクロム プロパイロットエディション(4WD) |
19.0km/L | 17.0km/L | 20.5km/L | 19.0km/L |
Xターボ(2WD) ハイウェイスターGターボ(2WD) ハイウェイスターGターボプロパイロットエディション(2WD) ハイウェイスターGターボ アーバンクロム(2WD) |
19.2km/L | 16.7km/L | 20.6km/L | 19.6km/L |
Xターボ(4WD) ハイウェイスターGターボ(4WD) ハイウェイスターGターボプロパイロットエディション(4WD) ハイウェイスターGターボ アーバンクロム(4WD) |
17.5km/L | 16.2km/L | 18.3km/L | 17.6km/L |
動力性能の比較
こちらでは、デイズとルークスの動力性能を見ていきましょう。両車種のスペックは下記の通りです。デイズのグレード (ガソリン車) |
エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
ターボ以外の全グレード(2WD/4WD) | DOHC水冷直列3気筒 | 0.659L | 38kW(52PS)/6,400r.p.m |
ターボの全グレード(2WD/4WD) | DOHC水冷直列3気筒(インタークーラーターボ) | 0.659L | 47kW(64PS)/5,600r.p.m |
ルークスのグレード (ガソリン車) |
エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
ターボ以外の全グレード(2WD/4WD) | DOHC水冷直列3気筒 | 0.659L | 38kW(52PS)/6,400r.p.m |
ターボの全グレード(2WD/4WD) | DOHC水冷直列3気筒(インタークーラーターボ) | 0.659L | 47kW(64PS)/5,600r.p.m |
タイヤサイズの比較
ここでは、デイズとルークスのタイヤサイズを比較します。具体的なサイズ感は下記の通りです。デイズのグレード | タイヤサイズ |
---|---|
ターボ車以外の全グレード | 155/65R14 |
ターボ車の全グレード | 165/55R15 |
ルークスのグレード | タイヤサイズ |
---|---|
ターボ車以外の全グレード | 155/65R14 |
ターボ車の全グレード | 165/55R15 |
安全装備の比較

プロパイロットは高速道路や長距離運転時の運転支援機能として人気の高い装備といえます。しかし、設定されたグレードの中でプロパイロットエディション以外はプロパイロットを選択できない点は注意が必要です。他のグレードではオプションとしても選択できません。
また、急病時や危険を感じた際に利用できるSOSコールは、ハイウェイスターグレードにおいて標準装備されています。Xグレードはメーカーオプションとして選択できますが、Sグレードは選択できない点に注意しましょう。
デイズに関しては、膝部分のエアバッグはハイウェイスターのみに設定されており、BSW(後側方車両検知警報)とRCTA(後退時車両検知警報)はプロパイロットのみ選択できます。また、プロパイロットのみオートブレーキホールド機能が設けられています。
ルークスに関しては、膝部分のエアバッグが全グレードに標準装備されているため安心できますが、BSWとRCTAは全グレードにおいて選択できません。
ラゲッジスペースの比較

デイズ | 奥行365~540mm×幅875mm×高さ1,270m 荷室容量:約109L(2名乗車の計測結果無し) |
---|---|
ルークス | 奥行355~1575mm×幅890mm×高さ1,390m 荷室容量:約117~630L >※後部座席をフルフラットにした場合は最大630L積載可能(2名乗車) |
おすすめグレードの選び方
ここからは、デイズとルークスの価格や走行性、装備など3つの観点からおすすめのグレードを紹介します。価格重視
価格に関しては全グレードにおいてデイズがお求めになりやすいでしょう。スライドドアに必要なパーツが少ない分、価格水準は抑えられています。特にエントリーグレードである「S」グレードは、車両価格が150万円に抑えられているため、諸経費を含めても200万円以内で新車を購入できるでしょう。価格は抑えられているものの、車線逸脱防止機能をはじめとした、安心して運転するための装備など必要な機能は十分に備わっています。
ルークスにおいても、エントリーグレードである「S」グレードが比較的購入しやすい価格帯です。デイズより車両価格が20万円ほど高いですが、初期費用も200万円前後に抑えられます。
なお、一般的に価格を抑えたグレードは車室内の加飾が薄く、メッキパーツではなく未塗装樹脂になっている部分があったり、キーがインテリジェントキーではなく、リモコンキーになっているなどの違いが見られます。最低限の装備で良い場合に適しています。
走り重視
走行性能において、エンジンの機能自体大きな違いはありません。一方で、ルークスの車両重量はデイズと比較すると100kg以上重いため、燃費性能には違いが生まれています。力強く走るターボエンジンが搭載されつつ燃費も気になる場合は、デイズの「ハイウェイスターGターボ」グレードのラインナップをおすすめします。悪路や寒冷地で運転する機会がなければ2WDエンジンタイプがさらにおすすめです。
ルークスにおいては、ハイウェイスターシリーズだけでなくエントリーグレードに分類される「X」グレードにターボエンジンが設定されています。同車種のハイウェイスターシリーズよりもお求めになりやすい車両価格であるため、スライドドアが必要かつパワフルな走りを希望する方におすすめです。
装備重視
基本的な装備は大きく変わらないものの、プロパイロット機能は日産のメイン装備です。そのため、デイズ・ルークスとも「ハイウェイスターX プロパイロットエディション」をおすすめします。一方で、安全運転を助ける「BSW(後側方車両検知警報)」「RCTA(後退時車両検知警報)」機能はプロパイロット搭載車種のみに装備されているため注意が必要です。ルークスにも安全装備は十分に設けられていますが、デイズに軍配が上がります。
お子様連れでスライドドアを強く希望される場合は、デイズにはスライドドアが設けられていないため、ルークスをおすすめします。
※本記事は、2024年4月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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