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更新日:2024.06.25 / 掲載日:2024.06.25
【2024年版】スズキ アルトVSスズキ ラパンを徹底比較
アルトとラパンはスズキを代表するコンパクトカーとして人気の高い車です。見た目の可愛さもさることながら、燃費の良さも魅力であり、初めて乗る車として多くの方から選ばれています。
しかし、人気の高い両車であるからこそ「自分にとってはどちらの車が適しているのだろう…」と悩んでいる方も少なくないでしょう。
この記事では、アルトとラパンのサイズ感や価格、燃費など様々な角度からそれぞれの車を比較します。おすすめのグレードも紹介するため、お気に入りの車選びの参考にしてみてください。

スズキから販売されているアルトは、1979年に初代モデルが販売されてから2024年で45周年にもなるロングセラー商品です。
モデルチェンジを繰り返す中、アルトワークスやアルトラパンなど数多くの派生モデルの元であり、スズキの代名詞といっても過言ではありません。
当時の車において新ジャンルである「軽ボンネットバン」を採用し、低価格で購入しやすい車として確固たる地位を確立している点も特徴の一つです。
日常使いしやすいコンパクトなサイズ感から、老若男女問わず初めて運転するのにおすすめな車として選ばれ続けています。
現行モデルである9代目アルトは、2021年12月から販売が開始されました。「気軽」「安心」「愛着」をコンセプトに設計されたエクステリアとインテリアのデザインが特徴で、丸みを帯びた柔らかなイメージの可愛いらしい見た目に仕上がっています。また、ハイブリッド車が新たに登場したことで燃費の良さも今まで以上に向上しました。
8代目アルトは2014年12月から2021年11月までの7年間、販売されていました。7代目からの大きな変化は、新開発のプラットフォームが採用された点です。徹底した軽量化とパワートレインの改善によって、燃費もハイブリッド車を除いた軽自動車の中でトップクラスの数値を実現しました。デザインはフロントからリアに流れるようなルーフラインと目力のあるヘッドランプが特徴です。
7代目アルトは2009年12月から2014年11月までの5年間、販売されていました。エコロジー性を重視したパワートレインの刷新が大きな変化の内容です。全車種がエコカー減税に対応するなどエンジンの効率化を重要視した進化が特徴です。

スズキから販売されているラパンは2002年1月から販売が開始された軽自動車です。女性層をターゲットにした、柔らかな丸角のボックス型が特徴的であり、レトロ風なエクステリアデザインが人気に火をつけました。
また、見切りの良いボンネットフードと四角のボディシェイプの魅力は、デザイン性の良さだけではありません。優れた視認性を確保しており、居住性にも優れるなど日常使いをしっかりと想定した車づくりが魅力です。
3代目の現行モデル(HE03系)は、新設計のプラットフォームが採用され徹底的な軽量化が進められた結果、操縦性能や燃費性能が格段に進化しました。また、エクステリアデザインはメインターゲット層である女性目線の車づくりを実現するために「女性のためのクルマ」を検討するワーキンググループと連携して開発しています。
2代目モデル(HE02系)は「グッドデザイン+グッドドライブ」をモチーフに、Aピラーを改良したことによる居住性の改良や、初代ラパンに搭載されていたエンジンを最適化したことによる中低速トルクの向上が特徴です。
車を購入する際に最も気になる観点が価格です。希望の装備内容や仕様によって価格の幅があるため、予算にあわせて選択しましょう。
アルトであればエントリーグレードであるAグレード(2WD)が、ラパンであればGグレード(2WD)がお求めになりやすい価格です。
特にラパンはシンプルな作りが特徴であるからこそ、全グレードで金額を抑えた価格設定がなされています。

ここからは、アルトとラパンのボディサイズを比較します。具体的なサイズは下記の通りです。
アルトとラパンは同じボディサイズの車です。コンパクトなサイズ感であるため、運転のしやすさ、取り回しの良さが車の特徴といえます。
そのため、両車とも特に駐車する際に注意すべきことはありません。高さ制限が設定されがちな立体駐車場や機械式駐車場においても特に気にする必要はないでしょう。

ここからはアルトとラパンの室内空間を比較します。具体的なサイズは下記の通りです。
室内スペースを比べてみると少しの差ではありますが、ラパンの方が大きく設計されています。ラパンはリビングのような室内設計がポリシーの車であるがゆえ、後部座席の足元スペースにもゆとりがあり、居住性に優れている点が特徴です。
燃費については、ハイブリッド車がラインナップされているアルトの方が低燃費を実現しています。一方で、同じガソリン車同士を比較すると、アルトよりもラパンの方が低燃費に設計されています。
同じ軽自動車であるからこそ、特に動力性能に関して大きな違いは見られません。
アルトとラパンのタイヤサイズは全グレードを通じて同じ大きさが採用されています。また、両車の間にもサイズの違いは見られません。

こちらではアルトとラパンの安全装備を比較します。
アルトに標準装備されている安全装備とオプションでつけられる安全装備は下記の通りです。
<標準装備>
・軽量衝撃吸収ボディー TECT(テクト)
・デュアルカメラブレーキサポート
・誤発進抑制機能
・後退時ブレーキサポート
・後方誤発進抑制機能
・リヤパーキングセンサー
・車線逸脱警報機能
・ふらつき警報機能
・先行車発進お知らせ機能
・ハイビームアシスト
・エマージェンシーストップシグナル
・ヒルホールドコントロール
・SRSエアバッグ
・イモビライザー(HYBRID Xのみ)
<オプション装備>
・標識認識機能
HYBRID Xグレードのみ標準装、他グレードは選択不可
・LEDヘッドランプ
HYBRID Xグレード、HYBRID Sグレードの「LEDヘッドランプ装着車」、Lグレードの「アップグレードパッケージ装着車」のみ標準装備、他グレードは選択不可
・マルチリフレクターハロゲンヘッドライト
HYBRID Sグレード(ノーマル)、Lグレード(ノーマル)、Aグレードのみ標準装備、他グレードは選択不可
ラパンに標準装備されている安全装備とオプションでつけられる安全装備は下記の通りです。
<標準装備>
・軽量衝撃吸収ボディー TECT(テクト)
・デュアルカメラブレーキサポート
・誤発進抑制機能
・後退時ブレーキサポート
・後方誤発進抑制機能
・リヤパーキングセンサー
・車線逸脱警報機能
・ふらつき警報機能
・先行車発進お知らせ機能
・ハイビームアシスト
・エマージェンシーストップシグナル
・ヒルホールドコントロール
・SRSエアバッグ
・イモビライザー
・標識認識機能
<オプション装備>
・LEDヘッドライト
X、Lグレードのみ標準装備、他グレードは選択不可
・マルチリフレクターハロゲンヘッドライト
Gグレードのみ標準装備、他グレードは選択不可
アルト、ラパンともに「SUZUKI Safety Support」が搭載されています。そのため、標準装備の安全性能が多く、低価格であるにも関わらず安心安全な車の走行が可能です。
一方で、アルトではオプション装備であった「標識認識機能」が、ラパンには全車標準装備されています。そのため、より安全にかつコストパフォーマンスを意識するならラパンがおすすめです。

ここではアルトとラパンのラゲッジスペースを比較します。具体的なサイズ感は下記の通りです。
両車ともシートアレンジなしであればラゲッジスペースはそれほど大きくはありません。しかし、後部座席を倒すことで大きな空間を確保できます。
大きな荷物を運ぶ際には、シートアレンジを施せば多くの荷物を気にせず積載できるため、日常使いするうえで好ポイントといえるでしょう。
・アルト
Aグレード(2WD)
車両価格は税込106万円と全メーカーの中でもトップクラスに低く抑えられています。しかしながら、採用されている安全性能やエンジン性能の良さは他の上級グレードに引けを取っていません。
選べるボディカラーは3色に限定され、採用されている快適装備に見劣りはするものの、日常使いする分には必要最低限の装備は取り揃えられているため、安心して運転できます。
・ラパン
Gグレード(2WD)
こちらも、安全性能やエンジン面で特別見劣りする内容はありません。しかし、快適性能の選択肢が他の上級グレードよりも少ない点は理解しておきましょう。
もし、安くて快適装備も十分に備え付けられていることを希望する場合は、アルトの「L ホワイト2トーンルーフ仕様車(2WD)」をおすすめします。ハイブリッド車ではないものの、車両価格はおよそ130万円とラパンのGグレード(2WD)とほぼ同額です。
しかしながら2トーンのボディカラーが選択できたり、ヒートシーターが運転席と助手席に備え付けられたりと装備内容に差があるため、検討の余地はあるでしょう。
アルトのハイブリッド車であるXグレードであれば、ラパンの全グレードと比較してもおよそ「1km/L」以上は低燃費を実現しています。初期費用においてもおよそ150万円に設定されているため、ラパンのミドルグレードであるLグレードと遜色なく購入できるうえ、ランニングコストも抑えられます。
・アルト
シンプルなデザインが好みであれば、ハイブリッド車のXグレード
・ラパン
可愛いデザインが好みであれば、Xグレード
両車とも基本的な快適装備は十分に備わっています。キーレスにも対応しており、エアコンもフルオートであるため操作も十分でしょう。
しかし、ラパンのエアコンはナノイーが搭載されていたり、360°プレミアムUV&IRカットガラスが採用されていたり、豪華な仕様が数多く設けられています。また、スピーカーの数も、アルトは2個に対してラパンは6個も設置されており、音響設備へのこだわりも感じられます。
そのため、総合的な装備の充実さで比較検討するとラパンのXグレードに軍配が上がるでしょう。
※本記事は、2024年4月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
しかし、人気の高い両車であるからこそ「自分にとってはどちらの車が適しているのだろう…」と悩んでいる方も少なくないでしょう。
この記事では、アルトとラパンのサイズ感や価格、燃費など様々な角度からそれぞれの車を比較します。おすすめのグレードも紹介するため、お気に入りの車選びの参考にしてみてください。
この記事の目次
スズキ アルトのプロフィール

モデルチェンジを繰り返す中、アルトワークスやアルトラパンなど数多くの派生モデルの元であり、スズキの代名詞といっても過言ではありません。
当時の車において新ジャンルである「軽ボンネットバン」を採用し、低価格で購入しやすい車として確固たる地位を確立している点も特徴の一つです。
日常使いしやすいコンパクトなサイズ感から、老若男女問わず初めて運転するのにおすすめな車として選ばれ続けています。
先代モデルとの比較
アルトは、現行モデルに至るまで計8回のモデルチェンジが行われました。ここでは直近3代までのモデルチェンジを取り上げて比較していきます。現行モデルである9代目アルトは、2021年12月から販売が開始されました。「気軽」「安心」「愛着」をコンセプトに設計されたエクステリアとインテリアのデザインが特徴で、丸みを帯びた柔らかなイメージの可愛いらしい見た目に仕上がっています。また、ハイブリッド車が新たに登場したことで燃費の良さも今まで以上に向上しました。
8代目アルトは2014年12月から2021年11月までの7年間、販売されていました。7代目からの大きな変化は、新開発のプラットフォームが採用された点です。徹底した軽量化とパワートレインの改善によって、燃費もハイブリッド車を除いた軽自動車の中でトップクラスの数値を実現しました。デザインはフロントからリアに流れるようなルーフラインと目力のあるヘッドランプが特徴です。
7代目アルトは2009年12月から2014年11月までの5年間、販売されていました。エコロジー性を重視したパワートレインの刷新が大きな変化の内容です。全車種がエコカー減税に対応するなどエンジンの効率化を重要視した進化が特徴です。
スズキ ラパンのプロフィール

また、見切りの良いボンネットフードと四角のボディシェイプの魅力は、デザイン性の良さだけではありません。優れた視認性を確保しており、居住性にも優れるなど日常使いをしっかりと想定した車づくりが魅力です。
先代モデルとの比較
ラパンの現行モデルは3代目であり、これまで2回のフルモデルチェンジが行われました。ここでは現行モデルに至るまでに行われた2回のフルモデルチェンジについて紹介します。3代目の現行モデル(HE03系)は、新設計のプラットフォームが採用され徹底的な軽量化が進められた結果、操縦性能や燃費性能が格段に進化しました。また、エクステリアデザインはメインターゲット層である女性目線の車づくりを実現するために「女性のためのクルマ」を検討するワーキンググループと連携して開発しています。
2代目モデル(HE02系)は「グッドデザイン+グッドドライブ」をモチーフに、Aピラーを改良したことによる居住性の改良や、初代ラパンに搭載されていたエンジンを最適化したことによる中低速トルクの向上が特徴です。
グレードと価格の比較
ここからはアルトとラパンの価格を比較します。車を購入する際に最も気になる観点が価格です。希望の装備内容や仕様によって価格の幅があるため、予算にあわせて選択しましょう。
アルトのグレード (ガソリン車) |
メーカー小売希望価格 |
---|---|
A(2WD) | 1,064,800円(税込) |
L(2WD) | 1,119,800円(税込) |
L アップグレードパッケージ装着車(2WD) | 1,251,800円(税込) |
L ホワイト2トーンルーフ仕様車(2WD) | 1,301,300円(税込) |
A(4WD) | 1,196,800円(税込) |
L(4WD) | 1,250,700円(税込) |
L アップグレードパッケージ装着車(4WD) | 1,382,700円(税込) |
L ホワイト2トーンルーフ仕様車(4WD) | 1,432,200円(税込) |
アルトのグレード (ハイブリッド車) |
メーカー小売希望価格 |
---|---|
S(2WD) | 1,218,800円(税込) |
S LEDヘッドランプ装着車(2WD) | 1,276,000円(税込) |
X(2WD) | 1,380,500円(税込) |
S(4WD) | 1,349,700円(税込) |
S LEDヘッドランプ装着車(4WD) | 1,406,900円(税込) |
X(4WD) | 1,500,400円(税込) |
ラパンのグレード (ガソリン車) |
メーカー小売希望価格 |
---|---|
G(2WD) | 1,328,800円(税込) |
L(2WD) | 1,436,600円(税込) |
X(2WD) | 1,573,000円(税込) |
X 2トーンルーフ仕様車(2WD) | 1,622,500円(税込) |
G(4WD) | 1,441,000円(税込) |
L(4WD) | 1,541,100円(税込) |
X(4WD) | 1,674,200円(税込) |
X 2トーンルーフ仕様車(4WD) | 1,723,700円(税込) |
特にラパンはシンプルな作りが特徴であるからこそ、全グレードで金額を抑えた価格設定がなされています。
外観とボディサイズの比較

アルト | 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,525mm |
---|---|
ラパン | 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,525mm |
そのため、両車とも特に駐車する際に注意すべきことはありません。高さ制限が設定されがちな立体駐車場や機械式駐車場においても特に気にする必要はないでしょう。
室内の広さを比較

アルト | 室内長1,960mm~2,015mm×室内幅1,280mm×室内高1,260mm |
---|---|
ラパン | 室内長2,020mm×室内幅1,295mm×室内高1,240mm |
燃費性能の比較
アルトとラパンの各グレードの燃費(国土交通省審査値)は下記の通りです。アルトのグレード (ガソリン車) |
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
A、L(2WD) | 25.2km/L | 23.0km/L | 26.0km/L | 25.8km/L |
A、L(4WD) | 23.5km/L | 21.2km/L | 24.1km/L | 24.2km/L |
アルトのグレード (ハイブリッド車) |
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
S、X(2WD) | 27.7km/L | 24.0km/L | 29.2km/L | 28.6km/L |
S、X(4WD) | 25.7km/L | 22.6km/L | 26.6km/L | 26.6km/L |
ラパンのグレード | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
G、L、X(2WD) | 26.2km/L | 23.6km/L | 27.8km/L | 26.5km/L |
G、L、X(4WD) | 24.6km/L | 22.8km/L | 25.5km/L | 24.9km/L |
動力性能の比較
こちらでは、アルトとラパンの動力性能を見ていきましょう。両車種のスペックは下記の通りです。アルトのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
A、L(ガソリン車) | 水冷4サイクル直列3気筒 | 0.658L | 34kW(46PS)/6,500r.p.m |
S、X(ハイブリッド車) | 水冷4サイクル直列3気筒 | 0.657L | 36kW(49PS)/6,500r.p.m |
ラパンのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
G、L、X | 水冷4サイクル直列3気筒 | 0.658L | 38kW(52PS)/6,500r.p.m |
タイヤサイズの比較
ここでは、アルトとラパンのタイヤサイズを比較します。具体的なサイズ感は下記の通りです。アルト | 155/65R14 |
---|---|
ラパン | 155/65R14 |
アルトとラパンのタイヤサイズは全グレードを通じて同じ大きさが採用されています。また、両車の間にもサイズの違いは見られません。
安全装備の比較

アルトに標準装備されている安全装備とオプションでつけられる安全装備は下記の通りです。
<標準装備>
・軽量衝撃吸収ボディー TECT(テクト)
・デュアルカメラブレーキサポート
・誤発進抑制機能
・後退時ブレーキサポート
・後方誤発進抑制機能
・リヤパーキングセンサー
・車線逸脱警報機能
・ふらつき警報機能
・先行車発進お知らせ機能
・ハイビームアシスト
・エマージェンシーストップシグナル
・ヒルホールドコントロール
・SRSエアバッグ
・イモビライザー(HYBRID Xのみ)
<オプション装備>
・標識認識機能
HYBRID Xグレードのみ標準装、他グレードは選択不可
・LEDヘッドランプ
HYBRID Xグレード、HYBRID Sグレードの「LEDヘッドランプ装着車」、Lグレードの「アップグレードパッケージ装着車」のみ標準装備、他グレードは選択不可
・マルチリフレクターハロゲンヘッドライト
HYBRID Sグレード(ノーマル)、Lグレード(ノーマル)、Aグレードのみ標準装備、他グレードは選択不可
ラパンに標準装備されている安全装備とオプションでつけられる安全装備は下記の通りです。
<標準装備>
・軽量衝撃吸収ボディー TECT(テクト)
・デュアルカメラブレーキサポート
・誤発進抑制機能
・後退時ブレーキサポート
・後方誤発進抑制機能
・リヤパーキングセンサー
・車線逸脱警報機能
・ふらつき警報機能
・先行車発進お知らせ機能
・ハイビームアシスト
・エマージェンシーストップシグナル
・ヒルホールドコントロール
・SRSエアバッグ
・イモビライザー
・標識認識機能
<オプション装備>
・LEDヘッドライト
X、Lグレードのみ標準装備、他グレードは選択不可
・マルチリフレクターハロゲンヘッドライト
Gグレードのみ標準装備、他グレードは選択不可
アルト、ラパンともに「SUZUKI Safety Support」が搭載されています。そのため、標準装備の安全性能が多く、低価格であるにも関わらず安心安全な車の走行が可能です。
一方で、アルトではオプション装備であった「標識認識機能」が、ラパンには全車標準装備されています。そのため、より安全にかつコストパフォーマンスを意識するならラパンがおすすめです。
ラゲッジスペースの比較

アルト | 奥行425mm~1,225mm×幅905mm×高さ710mm 荷室容量:実測値なし |
---|---|
ラパン | 奥行410mm~1,220mm×幅940mm×高さ740mm 荷室容量:実測値なし |
大きな荷物を運ぶ際には、シートアレンジを施せば多くの荷物を気にせず積載できるため、日常使いするうえで好ポイントといえるでしょう。
おすすめグレードの選び方
ここからは、アルトとラパンの価格、走行性、装備など3つの観点からおすすめのグレードを紹介します。価格重視
価格を重要視する場合、以下のグレードがおすすめです。・アルト
Aグレード(2WD)
車両価格は税込106万円と全メーカーの中でもトップクラスに低く抑えられています。しかしながら、採用されている安全性能やエンジン性能の良さは他の上級グレードに引けを取っていません。
選べるボディカラーは3色に限定され、採用されている快適装備に見劣りはするものの、日常使いする分には必要最低限の装備は取り揃えられているため、安心して運転できます。
・ラパン
Gグレード(2WD)
こちらも、安全性能やエンジン面で特別見劣りする内容はありません。しかし、快適性能の選択肢が他の上級グレードよりも少ない点は理解しておきましょう。
もし、安くて快適装備も十分に備え付けられていることを希望する場合は、アルトの「L ホワイト2トーンルーフ仕様車(2WD)」をおすすめします。ハイブリッド車ではないものの、車両価格はおよそ130万円とラパンのGグレード(2WD)とほぼ同額です。
しかしながら2トーンのボディカラーが選択できたり、ヒートシーターが運転席と助手席に備え付けられたりと装備内容に差があるため、検討の余地はあるでしょう。
走り重視
アルトとラパンの走行性能に大きな違いはありません。しかしながら、ラパンにはハイブリッド車が設定されておらず、アルトにはハイブリッド車がラインナップされています。燃費の良さを付加価値として加えるのであればアルトがおすすめです。アルトのハイブリッド車であるXグレードであれば、ラパンの全グレードと比較してもおよそ「1km/L」以上は低燃費を実現しています。初期費用においてもおよそ150万円に設定されているため、ラパンのミドルグレードであるLグレードと遜色なく購入できるうえ、ランニングコストも抑えられます。
装備重視
装備を重視する場合、以下のグレードがおすすめです。・アルト
シンプルなデザインが好みであれば、ハイブリッド車のXグレード
・ラパン
可愛いデザインが好みであれば、Xグレード
両車とも基本的な快適装備は十分に備わっています。キーレスにも対応しており、エアコンもフルオートであるため操作も十分でしょう。
しかし、ラパンのエアコンはナノイーが搭載されていたり、360°プレミアムUV&IRカットガラスが採用されていたり、豪華な仕様が数多く設けられています。また、スピーカーの数も、アルトは2個に対してラパンは6個も設置されており、音響設備へのこだわりも感じられます。
そのため、総合的な装備の充実さで比較検討するとラパンのXグレードに軍配が上がるでしょう。
※本記事は、2024年4月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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