中古車購入チェックポイント
更新日:2024.09.10 / 掲載日:2024.07.25
【2024年版】スバル インプレッサVSスバル クロストレックを徹底比較
スバルから販売されるインプレッサとクロストレックは、いずれも比較される機会が多い車です。しかし、それぞれ適したユーザーが少しずつ異なるため、価格や性能、展開グレードなどを比較したうえで選ぶのがおすすめです。
この記事では、インプレッサとクロストレックについて、購入時に気になるポイントを比較していきます。おすすめのグレードも紹介するため、長く乗れる1台選びにお役立てください。

スバルから販売されるインプレッサは1992年に初代が登場した歴史あるモデルです。シリーズを通してスタイリッシュなボディと走行性能の高さが特徴といえます。
かつてはスポーツモデルの展開がインプレッサの特徴として知られていましたが、近年はスポーツモデルが別車種に設定され、現行モデルにおいては「大きめのコンパクトカー」としての立ち位置で人気を博しています。
スバルの中でもレガシーやフォレスターと並ぶ人気車種として知られ、若年層から年配の方まで幅広い世代に支持されています。
現行モデルは6代目で、コンパクトカーとしての人気が高まっていますが、かつては「セダンタイプ」と「スポーツワゴンタイプ」の2種類のラインナップがありました。
スポーツモデルには現在、別車種として販売されている「WRX」が人気の高いグレードとして存在しています。また、今回紹介するクロストレックは3代目のインプレッサにあった「インプレッサXV」が派生したモデルです。
このことから、インプレッサは様々な車の原点ともいえる車種だということが分かります。

クロストレックは2022年から販売される車種です。元々は「XV」という車種で2010年から2021年まで販売されていました。そのため、クロストレックはXVの後継者という扱いになります。
スバルにおけるSUVの中でもクロストレックは走破性や振動制御に特化した特徴を持っています。SUVらしい走りを求めながらも居住空間の静粛性を求める方におすすめです。
クロストレックの特徴としては、最新のアイサイトが装備されている点やグッドデザイン賞を受賞したデザイン性の高いボディです。また、長時間のドライブでも快適に過ごせるような低重心の安定した作りが、ドライバーだけでなく同乗者を満足させるでしょう。
さらに、走行時にどうしても発生してしまうルーフの揺れを軽減する接着剤の採用で、車内の不快な音を軽減しています。長時間のドライブや室内空間でのストレスを減らしたい方にも適した車といえるでしょう。
なお、クロストレックという名称はXVの海外ネームで「クロスオーバー」「トレッキング」を交えた造語が由来です。
XVからフルモデルチェンジを行った際、ボディサイズに大きな変化が見られませんでした。しかし、ボディデザインはXVが持つアウトドアな印象から大きく変化。街乗りに馴染むデザインに変わっています。
また、クロストレックにはSUVならではのオフロード走行時にボディを守るパーツの追加や空力性向上のためのスリット追加など、より快適な走りを実現するための細かな工夫が見られます。
価格で比較すると、インプレッサの方がやや価格を抑えて購入できる特徴があります。
なお、両車種とも中古車市場において流通量が多いことから、できる限り費用を抑えて購入したい方は中古車の検討もおすすめです。中古車であれば上級グレードをお得に購入できたり、未使用車を購入できたりとメリットが豊富です。
購入時は新車と合わせてチェックしてみましょう。

ここでは、インプレッサとクロストレックのボディサイズを比較します。具体的なサイズは下記の通りです。
ボディサイズで比較すると両車種に大きな違いは見られません。ただし、クロストレックの方が若干ではありますが大きめの作りでしょう。
車を所有する際に気になるポイントとして駐車場での高さ制限が挙げられます。インプレッサもクロストレックもボディサイズにおいては、一般的な駐車場の利用は問題ないでしょう。
ただし、機械式駐車場の場合は1.55mなど高さ制限が低く設けられている場合があります。そのため、旅行や初めて訪れる場所の駐車場では高さを確認しておくことが大切です。

ここでは、インプレッサとクロストレックの室内スペースを比較します。
室内スペースにおいても、両車種で大きな違いは見られません。
なお、居住空間を詳細に確認する場合はディーラーや中古車販売店など、現地でのチェックがおすすめです。実際にシートアレンジを試してみたり家族で乗車してみたりして、購入後のイメージを高めましょう。
居住空間については実際に購入した後に「思ったよりも狭い」「運転中の視野が狭い」などとミスマッチが起こる可能性が高いポイントです。車は高価な買い物のため、事前の確認で後悔するポイントをなくしましょう。
燃費性能を比較すると両車種に大きな違いは見られませんでした。そのため、価格やグレードごとの装備などで比較して検討するのがおすすめです。
インプレッサもクロストレックもエンジンは水平対向4気筒を採用しています。排気量においても同じ2.0Lのため、税金面でも違いが見られません。
ただし、インプレッサは電動モーターを組み合わせたマイルドハイブリッドパワーユニットの「e-BOXER」の扱いがあるものとそうでないものが展開されています。
一方、クロストレックは「e-BOXER」搭載モデルのみの扱いです。そのため、若干の出力に違いが見られるでしょう。
クロストレックにはタイヤサイズが18インチのグレードがあるため、よりダイナミックなビジュアルを求めるのであれば、おすすめです。
ただし、タイヤはインチアップすると購入価格が高くなる傾向があるため、注意が必要です。

ここでは、インプレッサとクロストレックの安全性能を比較します。
両車種ともスバルから販売される車でドライバーの安全を守り、事故を予防する「アイサイト」が搭載されています。また、両車種ともアイサイトの機能に違いはありません。
アイサイトと合わせて車体構造の様々な工夫により「ぶつからない」「見えやすさ」「衝突への備え」「事故や故障時の備え」といったドライバーが気になる4つのポイントをカバーしています。
参考までに、アイサイトの代表的な機能は下記の通りです。
・プリクラッシュブレーキ
・前側方プリクラッシュブレーキ
・緊急時プリクラッシュステアリング
・後退時ブレーキアシスト
・AT誤発進抑制制御&AT誤後進抑制制御
・エマージェンシーレーンキープアシスト
・車線逸脱抑制
・デジタルマルチビューモニター など
いずれもドライバーが日々運転する中で、不注意から起こす可能性が高いトラブルに備えられるため、安心して乗れる車といえるでしょう。特に、高速道路や長時間の走行で発生しやすい車線の逸脱や車線変更のサポートはありがたい機能です。

ここでは、インプレッサとクロストレックにおいてラゲッジスペース(荷室)のサイズを比較します。具体的なサイズは下記の通りです。
ラゲッジスペースでは両車種に大きな違いは見られません。
なお、ラゲッジスペースにおいても居住空間と同様に、実際に目で見て確認することがおすすめです。特にアウトドアでの使用機会が多かったり、大きな荷物を載せたりする方は自分が乗せたい荷物がうまく積載できるか確認した上で購入を検討しましょう。
車を購入する場合、車種だけでなくそれぞれのグレードと特徴を把握した上で選択する必要があります。自分が最も重視するポイントを意識して、愛車選びを行いましょう。
クロストレックの場合は「Touring(FWD)」がおすすめです。価格は2,662,000円(税込)です。
両車種ともエントリーグレードであるものの、普段使いに必要な装備は全て搭載されてるため不自由なく活用できるでしょう。
なお、できる限り購入価格を抑えたい場合は新車だけでなく、中古車も検討しましょう。インプレッサもクロストレックも人気の車種であることから、中古車市場においても流通量が多い傾向にあります。そのため、年式が浅く状態の良いものや未使用車を選択すると、価格を抑えながらも納得できる車両を選べるでしょう。
両車種ともFWDとAWDの取り扱いがあります。FWDは軽量かつ駆動ロスが少ないため、軽やかなハンドリングが特徴的です。一方で、AWDは4輪駆動で走行環境を問わず安定性のあるドライビングが叶います。
利用シーンがアウトドアや雪の降るエリアの場合はAWDの方がストレスを感じにくいでしょう。
クロストレックにおいても上級グレードである「Limited」グレードがおすすめです、クロストレックではグレードが上がるとインテリアに違いが見られます。11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイやシートポジションメモリー機能をはじめとした、毎日乗る中で便利な差別化がなされています。
また、「Limited」グレードのみオプションで連動スライド式のサンルーフを追加できる点も特徴的です。サンルーフの搭載はアウトドアでの非日常感を高めてくれるため、検討したいオプションです。
※本記事は、2024年4月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
この記事では、インプレッサとクロストレックについて、購入時に気になるポイントを比較していきます。おすすめのグレードも紹介するため、長く乗れる1台選びにお役立てください。
この記事の目次
スバル インプレッサのプロフィール

かつてはスポーツモデルの展開がインプレッサの特徴として知られていましたが、近年はスポーツモデルが別車種に設定され、現行モデルにおいては「大きめのコンパクトカー」としての立ち位置で人気を博しています。
スバルの中でもレガシーやフォレスターと並ぶ人気車種として知られ、若年層から年配の方まで幅広い世代に支持されています。
先代モデルとの比較
インプレッサは1992年から販売される車で30年以上の歴史を持ちます。元々同メーカーから販売される「レガシー」の兄弟車として販売されていました。現行モデルは6代目で、コンパクトカーとしての人気が高まっていますが、かつては「セダンタイプ」と「スポーツワゴンタイプ」の2種類のラインナップがありました。
スポーツモデルには現在、別車種として販売されている「WRX」が人気の高いグレードとして存在しています。また、今回紹介するクロストレックは3代目のインプレッサにあった「インプレッサXV」が派生したモデルです。
このことから、インプレッサは様々な車の原点ともいえる車種だということが分かります。
スバル クロストレックのプロフィール

スバルにおけるSUVの中でもクロストレックは走破性や振動制御に特化した特徴を持っています。SUVらしい走りを求めながらも居住空間の静粛性を求める方におすすめです。
クロストレックの特徴としては、最新のアイサイトが装備されている点やグッドデザイン賞を受賞したデザイン性の高いボディです。また、長時間のドライブでも快適に過ごせるような低重心の安定した作りが、ドライバーだけでなく同乗者を満足させるでしょう。
さらに、走行時にどうしても発生してしまうルーフの揺れを軽減する接着剤の採用で、車内の不快な音を軽減しています。長時間のドライブや室内空間でのストレスを減らしたい方にも適した車といえるでしょう。
先代モデルとの比較
クロストレックは「インプレッサXV」「XV」の後継車ではあるものの、クロストレックとしては初代にあたります。なお、クロストレックという名称はXVの海外ネームで「クロスオーバー」「トレッキング」を交えた造語が由来です。
XVからフルモデルチェンジを行った際、ボディサイズに大きな変化が見られませんでした。しかし、ボディデザインはXVが持つアウトドアな印象から大きく変化。街乗りに馴染むデザインに変わっています。
また、クロストレックにはSUVならではのオフロード走行時にボディを守るパーツの追加や空力性向上のためのスリット追加など、より快適な走りを実現するための細かな工夫が見られます。
グレードと価格の比較
ここでは、インプレッサとクロストレックのグレードごとに価格を比較します。インプレッサのグレード | メーカー小売希望価格 |
---|---|
ST(FWD) | 2,299,000円(税込) |
ST(AWD) | 2,519,000円(税込) |
ST-G(FWD) | 2,783,000円(税込) |
ST-G(AWD) | 3,003,000円(税込) |
ST-H(FWD) | 2,992,000円(税込) |
ST-H(AWD) | 3,212,000円(税込) |
クロストレックのグレード | メーカー希望小売価格 |
---|---|
Touring(FWD) | 2,662,000円(税込) |
Limited(FWD) | 3,069,000円円(税込) |
Touring(AWD) | 2,882,000円(税込) |
Limited(AWD) | 3,289,000円円(税込) |
なお、両車種とも中古車市場において流通量が多いことから、できる限り費用を抑えて購入したい方は中古車の検討もおすすめです。中古車であれば上級グレードをお得に購入できたり、未使用車を購入できたりとメリットが豊富です。
購入時は新車と合わせてチェックしてみましょう。
外観とボディサイズの比較

インプレッサ | 全長4,475mm×全幅1,780mm×全高1,450〜1,515mm |
---|---|
クロストレック | 全長4,480mm×全幅1,800mm×全高1,550〜1,580mm |
車を所有する際に気になるポイントとして駐車場での高さ制限が挙げられます。インプレッサもクロストレックもボディサイズにおいては、一般的な駐車場の利用は問題ないでしょう。
ただし、機械式駐車場の場合は1.55mなど高さ制限が低く設けられている場合があります。そのため、旅行や初めて訪れる場所の駐車場では高さを確認しておくことが大切です。
室内の広さを比較

インプレッサ | 室内長1,925〜1,930mm×室内幅1,505mm×室内高1,200mm |
---|---|
クロストレック | 室内長1,930mm×室内幅1,505mm×室内高1,200mm |
なお、居住空間を詳細に確認する場合はディーラーや中古車販売店など、現地でのチェックがおすすめです。実際にシートアレンジを試してみたり家族で乗車してみたりして、購入後のイメージを高めましょう。
居住空間については実際に購入した後に「思ったよりも狭い」「運転中の視野が狭い」などとミスマッチが起こる可能性が高いポイントです。車は高価な買い物のため、事前の確認で後悔するポイントをなくしましょう。
燃費性能の比較
ここでは、両車種の燃費性能を比較します。インプレッサとクロストレックの各グレードごとの燃費(国土交通量審査値)は下記の通りです。インプレッサのグレード | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
ST(FWD) | 14.0km/L | 9.3km/L | 14.8km/L | 17.1km/L |
ST(AWD) | 13.6km/L | 9.2km/L | 14.3km/L | 16.5km/L |
ST-G(FWD) | 16.6km/L | 13.4km/L | 17.0km/L | 18.2km/L |
ST-G(AWD) | 16.0km/L | 12.8km/L | 16.4km/L | 17.6km/L |
ST-H(FWD) | 16.6km/L | 13.4km/L | 17.0km/L | 18.2km/L |
ST-H(AWD) | 16.0km/L | 12.8km/L | 16.4km/L | 17.6km |
クロストレックのグレード | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
Touring(FWD) | 16.4km/L | 13.6km/L | 16.6km/L | 17.9km/L |
Limited(FWD) | 16.4km/L | 13.6km/L | 16.6km/L | 17.9km/L |
Touring(AWD) | 15.8km/L | 12.9km/L | 16.0km/L | 17.3km/L |
Limited(AWD) | 15.8km/L | 12.9km/L | 16.0km/L | 17.3km/L |
動力性能の比較
こちらでは、インプレッサとクロストレックの動力性能を見ていきましょう。両車種のスペックは下記の通りです。インプレッサのグレード (ガソリン車) |
エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
ST | 水平対向4気筒 | 1.995L | 113kW(154PS)/6,000r.p.m |
ST-G ST-H |
水平対向4気筒 | 1.995L | 107kW(145PS)/6,000r.p.m |
クロストレックのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
ハイブリッド車(全グレード) | 水平対向4気筒 | 1.995L | 107kW(145PS)/6,000r.p.m |
ただし、インプレッサは電動モーターを組み合わせたマイルドハイブリッドパワーユニットの「e-BOXER」の扱いがあるものとそうでないものが展開されています。
一方、クロストレックは「e-BOXER」搭載モデルのみの扱いです。そのため、若干の出力に違いが見られるでしょう。
タイヤサイズの比較
ここでは、インプレッサとクロストレックのタイヤサイズを比較します。純正のタイヤサイズは下記の通りです。インプレッサのグレード | タイヤサイズ |
---|---|
ST | 205/50R17 |
ST-G ST-H |
215/50R17 |
クロストレックのグレード | タイヤサイズ |
---|---|
Touring | 225/60R17 |
Limited | 225/55R18 |
ただし、タイヤはインチアップすると購入価格が高くなる傾向があるため、注意が必要です。
安全装備の比較

両車種ともスバルから販売される車でドライバーの安全を守り、事故を予防する「アイサイト」が搭載されています。また、両車種ともアイサイトの機能に違いはありません。
アイサイトと合わせて車体構造の様々な工夫により「ぶつからない」「見えやすさ」「衝突への備え」「事故や故障時の備え」といったドライバーが気になる4つのポイントをカバーしています。
参考までに、アイサイトの代表的な機能は下記の通りです。
・プリクラッシュブレーキ
・前側方プリクラッシュブレーキ
・緊急時プリクラッシュステアリング
・後退時ブレーキアシスト
・AT誤発進抑制制御&AT誤後進抑制制御
・エマージェンシーレーンキープアシスト
・車線逸脱抑制
・デジタルマルチビューモニター など
いずれもドライバーが日々運転する中で、不注意から起こす可能性が高いトラブルに備えられるため、安心して乗れる車といえるでしょう。特に、高速道路や長時間の走行で発生しやすい車線の逸脱や車線変更のサポートはありがたい機能です。
ラゲッジスペースの比較

インプレッサ | 奥行814mm×幅1,042mm×高さ706mm 荷室容量:約-L |
---|---|
クロストレック | 奥行814mm×幅1,090mm×高さ708mm 荷室容量:約315L |
ラゲッジスペースでは両車種に大きな違いは見られません。
なお、ラゲッジスペースにおいても居住空間と同様に、実際に目で見て確認することがおすすめです。特にアウトドアでの使用機会が多かったり、大きな荷物を載せたりする方は自分が乗せたい荷物がうまく積載できるか確認した上で購入を検討しましょう。
おすすめグレードの選び方
ここでは、インプレッサとクロストレックにおいて、「価格」「走り」「装備」の3つの観点からおすすめグレードを紹介します。車を購入する場合、車種だけでなくそれぞれのグレードと特徴を把握した上で選択する必要があります。自分が最も重視するポイントを意識して、愛車選びを行いましょう。
価格重視
価格重視で車を選ぶ場合、インプレッサは「ST(FWD)」がおすすめです。小売希望価格が2,299,000円(税込)と最も価格を抑えており250万円以下での購入が叶います。クロストレックの場合は「Touring(FWD)」がおすすめです。価格は2,662,000円(税込)です。
両車種ともエントリーグレードであるものの、普段使いに必要な装備は全て搭載されてるため不自由なく活用できるでしょう。
なお、できる限り購入価格を抑えたい場合は新車だけでなく、中古車も検討しましょう。インプレッサもクロストレックも人気の車種であることから、中古車市場においても流通量が多い傾向にあります。そのため、年式が浅く状態の良いものや未使用車を選択すると、価格を抑えながらも納得できる車両を選べるでしょう。
走り重視
走行性能でそれぞれの車種を比較した場合、インプレッサもクロストレックもグレードごとに大きな違いは見られません。もしも走行性能を意識する場合は、駆動方式に注目しましょう。両車種ともFWDとAWDの取り扱いがあります。FWDは軽量かつ駆動ロスが少ないため、軽やかなハンドリングが特徴的です。一方で、AWDは4輪駆動で走行環境を問わず安定性のあるドライビングが叶います。
利用シーンがアウトドアや雪の降るエリアの場合はAWDの方がストレスを感じにくいでしょう。
装備重視
装備重視で選ぶ場合、インプレッサは「ST-H」グレードがおすすめです。価格がエントリーグレードよりも70万円程度高くなるものの、ホイールやランプ、フロントグリルなど様々な点で差別化が図られています。クロストレックにおいても上級グレードである「Limited」グレードがおすすめです、クロストレックではグレードが上がるとインテリアに違いが見られます。11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイやシートポジションメモリー機能をはじめとした、毎日乗る中で便利な差別化がなされています。
また、「Limited」グレードのみオプションで連動スライド式のサンルーフを追加できる点も特徴的です。サンルーフの搭載はアウトドアでの非日常感を高めてくれるため、検討したいオプションです。
※本記事は、2024年4月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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