中古車購入チェックポイント
更新日:2024.09.10 / 掲載日:2024.07.29
【2024年版】トヨタ ヴィッツVSトヨタ アクアを徹底比較
トヨタのヴィッツとアクアは人気のコンパクトカーとして知られており、免許を取り立ての初心者からファミリー層、年配の方まで様々なユーザーの支持を集めています。
ヴィッツはすでに販売終了したものの、中古車市場において根強い人気を誇ります。また、燃費性能が随一のアクアも新車だけでなく中古車市場においてニーズが見られることから「どちらの車を選べば良いのだろう…」と悩む方も多いでしょう。
今回はヴィッツとアクアについて、価格や燃費性能をボディサイズの大きさなど様々な観点から比較します。自分や家族に適した車選びの参考にしてください。

ヴィッツは1999年に初代が販売開始された車種です。トヨタを代表する車として知られ、車に詳しくない方も一度は聞いたことがあるでしょう。
なお、ヴィッツは現在新車で販売されておらず、2020年に行われたフルモデルチェンジを機に名称が「ヤリス」に変更されています。
ヴィッツの特徴としてはコンパクトカーならではの取り回しの良さや、ライフスタイルや好みに合わせて選べるグレードの豊富さがあります。また、カラーバリエーションも非常に多いことから自分に適した1台を選びやすい点も人気の一つです。
初代ヴィッツは1999年に販売開始されました。この当時、箱型の車が多かった中、丸みを帯びた可愛らしい印象を与えるヴィッツは多くの人に「次世代の車」と印象付けました。なお、初代のヴィッツはグレード展開が3つでした。
2代目のヴィッツは2005年から販売開始されたモデルです。初代のコンセプトを踏襲しながらも新型プラットフォームの採用でボディサイズが一回り大きくなりました。ボディサイズが拡張されたことで室内空間が広々とし、快適性が高まった点も見逃せないポイントです。
ヴィッツとして最後のモデルになる3代目は2010年から販売開始されたモデルを指します。3代目においては丸みの帯びたデザインが、スタイリッシュかつスポーティなものに変更されています。また、トランスミッションにCVTを搭載し、ハイブリッド車の登場が特徴的です。
コンパクトカーに求められるユーザーニーズをダイレクトに取り入れた3代目ヴィッツは惜しまれながらも2020年に販売終了します。そして、2020年からはヴィッツの4代目にあたる「ヤリス」が登場。ヤリスはもともと海外で販売されていたヴィッツ名称で、フルモデルチェンジを機に世界で統一されました。
現行モデルのヤリスにおいても、ヴィッツからユーザーに求められる日常使いでの快適さや様々なユーザーニーズに応えるといった点は共通して反映されています。

トヨタのアクアは2011年に販売開始された燃費性能の良さが特徴のコンパクトカーです。コンパクトカーにおいて燃費性能は重視される大きなポイントですが、アクアにおいてはプリウスに並ぶ燃費性能を誇ります。
ファミリー層からの人気が高いものの、トヨタのスポーツブランドである「GR SPORT」モデルの用意があることから、様々なユーザーに向けて販売されていることが伺えます。
2011年に登場した初代アクアは、それまで8年間トヨタで扱いがなかった5ナンバーサイズのハイブリッドコンパクトカーとして登場し、注目を集めました。同社のプリウスが5ナンバーから3ナンバーに変更され、ハイブリッドのコンパクトカーがなかった中、アクアが登場したことで新たなユーザーの獲得に成功しています。
2代目のアクアは2021年に販売開始されました。先代との大きな違いは「バイポーラ型ニッケル水素電池」の搭載です。Xグレードから搭載のこのバッテリーは一般的な水素電池と比較し2倍程度の出力が可能で、高い走行性を維持します。
また、安全性能の向上も見られ、最新の「Toyota Safety Sense」搭載で、ドライバーはもちろん、周辺歩行者の安全を守る機能が見られます。
両車種を比較すると、ハイブリッド車ではアクアのほうが最新の技術を導入しているものの、リーズナブルであることがわかります。
なお、ヴィッツにおいてもガソリン車の新車購入価格は随一です。現在は中古車市場での扱いのみになりますが、コストを抑えて購入するのであれば、ヴィッツが適しているでしょう。

ここではヴィッツとアクアのボディサイズを比較します。具体的なサイズは下記の通りです。
両車種とも、ボディサイズに大きな違いは見られません。高さにおいても商業施設での駐車は問題ないと言えるでしょう。
ただし、機械式駐車場の場合は高さが1.55m以下や1.75m以下など制限が狭まっている可能性があります。そのため、初めて訪れる場所においては駐車場の高さ制限に注意が必要です。

ここではヴィッツとアクアの居住空間を比較します。具体的なサイズは下記の通りです。
車内空間で比較すると、ヴィッツの方がやや広めに作られていることがわかります。ヴィッツはモデルチェンジを行う中でプラットフォームの変更により居住空間の拡大に成功しています。
なお、居住空間を比較する際は数値だけでなく、現物の確認もおすすめです。実際に試乗してみたりシートアレンジを変えてみたりと具体的な使用シーンをイメージすると、自分に適した1台を選びやすいでしょう。
燃費性能においては比較するモードが異なるため、正確に比べることは難しいですが、アクアの2代目であれば世界初の「バイポーラー型ニッケル水素電池」を量産型車として搭載しているグレードがあるため、高い出力を誇りながらも燃費の良さが期待できます。なお、このバッテリーを搭載しているものは「Z」「G」「X」グレードです。
ヴィッツは4気筒エンジン、アクアは3気筒エンジンと違いがあります。また、ヴィッツはガソリンモデルの扱いがあることから、より力強い走りを求めるのであればヴィッツがおすすめです。
いずれもタイヤサイズが複数あり、オプションで選択できるものも見られます。インチアップで車全体にダイナミックな印象を持たせたい方は、タイヤサイズも注視したいポイントです。
ただし、タイヤはサイズアップすると購入にかかる費用も数千円〜数万円と高くなります。そのため、ランニングコストを意識しましょう。

ここからはヴィッツとアクアの安全性能を比較します。
ヴィッツはトヨタの安全運転支援システム「Toyota Safety Sense」を搭載しています。サポート内容としては、先行者や歩行者を検出し警告する「プリクラッシュセーフティ」、道路の白線や黄色線を認識しはみ出しを警告する「レーンディパーチャーアラート」、夜間の視認性を高める「オートマチックハイビーム」などが挙げられます。
アクアにはトヨタの最新の「Toyota Safety Sense」が全グレードに搭載されています。こちらにおいても衝突回避や被害軽減サポートなど、車に乗る中で不安を抱える要素を補うサポートが充実しています。
また、ヴィッツ同様にプリクラッシュセーフティやオートマチックハイビームが搭載されている他に、ロードサインアシストやレーントレーシングアシストなど、さらに最新の機能が備わっています。
アクアにはアドバンスとパークも搭載されており、車の駐車サポートを行う機能も特徴的です。駐車時のハンドル操作やシフト操作などを制御してくれるため、駐車が苦手な方におすすめです。

ここではヴィッツとアクアのラゲッジスペースの大きさを比較します。具体的なサイズは下記の通りです。
両車種を比較するとアクアの方がラゲッジスペースが広いことが分かります。生産が4年以上前に終了したヴィッツと比較し、最新モデルであるアクアの室内空間が広いのは仕方がないことと言えるでしょう。
車選びは自分が一番気になるポイントを意識して選ぶと、後悔のない選択ができるでしょう。
・ヴィッツ
「F」グレード:1,349,700円(税込)
・アクア
「B」グレード:1,997,000円(税込)
いずれもエントリーグレードの2WDです。なお、ヴィッツはガソリン車、アクアはハイブリッド車と違いがあります。
こちらのグレードは世界のモータースポーツに参加する「TOYOTA GAZOO Racing」が実際のレースで培った技術を元に作り上げられたもののため、普通のコンパクトカーで満足できない方に適しています。
高い走行性能を実現するためのパーツや、安全性を高めたシートなど、細部にこだわりが見られるグレードです。
アクアの場合は「Z」グレードがおすすめです。最上級グレードでLEDヘッドランプやアルミホイル加飾など、最上級にふさわしい装備が特徴的です。また、ホイールにおいてもセンターオーナメント付きのものが標準装備されているため、ボディ全体から上質さが伝わります。
なお、両車種ともに中古車市場でも扱いがあるため、予算が気になる方は中古車のチェックもおすすめです。
※本記事は、2024年4月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
ヴィッツはすでに販売終了したものの、中古車市場において根強い人気を誇ります。また、燃費性能が随一のアクアも新車だけでなく中古車市場においてニーズが見られることから「どちらの車を選べば良いのだろう…」と悩む方も多いでしょう。
今回はヴィッツとアクアについて、価格や燃費性能をボディサイズの大きさなど様々な観点から比較します。自分や家族に適した車選びの参考にしてください。
この記事の目次
トヨタ ヴィッツのプロフィール

なお、ヴィッツは現在新車で販売されておらず、2020年に行われたフルモデルチェンジを機に名称が「ヤリス」に変更されています。
ヴィッツの特徴としてはコンパクトカーならではの取り回しの良さや、ライフスタイルや好みに合わせて選べるグレードの豊富さがあります。また、カラーバリエーションも非常に多いことから自分に適した1台を選びやすい点も人気の一つです。
先代モデルとの比較
ここではヴィッツの変遷を振り返ります。初代ヴィッツは1999年に販売開始されました。この当時、箱型の車が多かった中、丸みを帯びた可愛らしい印象を与えるヴィッツは多くの人に「次世代の車」と印象付けました。なお、初代のヴィッツはグレード展開が3つでした。
2代目のヴィッツは2005年から販売開始されたモデルです。初代のコンセプトを踏襲しながらも新型プラットフォームの採用でボディサイズが一回り大きくなりました。ボディサイズが拡張されたことで室内空間が広々とし、快適性が高まった点も見逃せないポイントです。
ヴィッツとして最後のモデルになる3代目は2010年から販売開始されたモデルを指します。3代目においては丸みの帯びたデザインが、スタイリッシュかつスポーティなものに変更されています。また、トランスミッションにCVTを搭載し、ハイブリッド車の登場が特徴的です。
コンパクトカーに求められるユーザーニーズをダイレクトに取り入れた3代目ヴィッツは惜しまれながらも2020年に販売終了します。そして、2020年からはヴィッツの4代目にあたる「ヤリス」が登場。ヤリスはもともと海外で販売されていたヴィッツ名称で、フルモデルチェンジを機に世界で統一されました。
現行モデルのヤリスにおいても、ヴィッツからユーザーに求められる日常使いでの快適さや様々なユーザーニーズに応えるといった点は共通して反映されています。
トヨタ アクアのプロフィール

ファミリー層からの人気が高いものの、トヨタのスポーツブランドである「GR SPORT」モデルの用意があることから、様々なユーザーに向けて販売されていることが伺えます。
先代モデルとの比較
アクアは2024年現在、2代目まで販売されています。2011年に登場した初代アクアは、それまで8年間トヨタで扱いがなかった5ナンバーサイズのハイブリッドコンパクトカーとして登場し、注目を集めました。同社のプリウスが5ナンバーから3ナンバーに変更され、ハイブリッドのコンパクトカーがなかった中、アクアが登場したことで新たなユーザーの獲得に成功しています。
2代目のアクアは2021年に販売開始されました。先代との大きな違いは「バイポーラ型ニッケル水素電池」の搭載です。Xグレードから搭載のこのバッテリーは一般的な水素電池と比較し2倍程度の出力が可能で、高い走行性を維持します。
また、安全性能の向上も見られ、最新の「Toyota Safety Sense」搭載で、ドライバーはもちろん、周辺歩行者の安全を守る機能が見られます。
グレードと価格の比較
ここではヴィッツとアクアのグレードごとに価格を比較します。ヴィッツのグレード (ハイブリッド車) |
メーカー希望小売価格 |
---|---|
U(1.5L・2WD) | 2,115,300円(税込) |
F(1.5L・2WD) | 1,853,500円(税込) |
Jewela(1.5L・2WD) | 2,009,700円(税込) |
GR SPORT(1.5L・2WD) | 2,361,700円(税込) |
ヴィッツのグレード (ガソリン車) |
メーカー希望小売価格 |
---|---|
U(1.3L・2WD) | 1,820,500円(税込) |
U(1.3L・4WD) | 1,930,500円(税込) |
F(1.3L・2WD) | 1,509,200円(税込) |
F(1.3L・4WD) | 1,619,000円(税込) |
F(1.0L・2WD) | 1,349,700円(税込) |
Jewela(1.3L・2WD) | 1,723,700円(税込) |
Jewela(1.3L・4WD) | 1,833,700円(税込) |
GR SPORT GR(1.5L・2WD) | 2,335,000円(税込) |
アクアのグレード (ハイブリッド車のみ) |
メーカー希望小売価格 |
---|---|
Z(2WD) | 2,400,000円(税込) |
Z(E-Four) | 2,598,000円(税込) |
G(2WD) | 2,230,000円(税込) |
G(E-Four) | 2,428,000円(税込) |
X(2WD) | 2,107,000円(税込) |
X(E-Four) | 2,305,000円(税込) |
B(2WD) | 1,997,000円(税込) |
B(E-Four) | 2,195,000円(税込) |
GR SPORT(2WD) | 2,595,000円(税込) |
なお、ヴィッツにおいてもガソリン車の新車購入価格は随一です。現在は中古車市場での扱いのみになりますが、コストを抑えて購入するのであれば、ヴィッツが適しているでしょう。
外観とボディサイズの比較

ヴィッツ | 全長3,945mm×全幅1,695mm×全高1,500mm |
---|---|
アクア | 全長4,050〜4,095mm×全幅1,695mm×全高1,485〜1,505mm |
ただし、機械式駐車場の場合は高さが1.55m以下や1.75m以下など制限が狭まっている可能性があります。そのため、初めて訪れる場所においては駐車場の高さ制限に注意が必要です。
室内の広さを比較

ヴィッツ | 室内長1,920mm×室内幅1,390mm×室内高1,240〜1,250mm |
---|---|
アクア | 室内長1,830mm×室内幅1,425mm×室内高1,190mm |
なお、居住空間を比較する際は数値だけでなく、現物の確認もおすすめです。実際に試乗してみたりシートアレンジを変えてみたりと具体的な使用シーンをイメージすると、自分に適した1台を選びやすいでしょう。
燃費性能の比較
ここでは両車種を燃費性能で比較します。ヴィッツとアクアの各グレードごとの燃費(国土交通量審査値)は下記の通りです。ヴィッツのグレード | JC08モード |
---|---|
ハイブリッド車全グレード | 34.4km/L |
U/F/Jewela(1.3Lガソリン車) | 25.0km/L |
F/Jewela(1.0Lガソリン車) | 21.6km/L |
アクアのグレード | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
ハイブリッド車B(2WD) | 35.8km/L | 36.5km/L | 39.5km/L | 33.5km/L |
ハイブリッド車B(4WD) | 30.1km/L | 30.4km/L | 32.6km/L | 28.3km/L |
ハイブリッド車X(2WD) | 34.6km/L | 35.7km/L | 37.6km/L | 32.4km/L |
ハイブリッド車X(4WD) | 30.0km/L | 32.0km/L | 31.1km/L | 28.5km/L |
ハイブリッド車G/Z(2WD) | 33.6km/L | 34.3km/L | 36.0km/L | 31.8km/L |
ハイブリッド車G/Z(4WD) | 30.0km/L | 32.0km/L | 31.1km/L | 28.5km/L |
ハイブリッド車GR SPORT(2WD) | 29.3km/L | 31.0km/L | 30.9km/L | 27.7km/L |
動力性能の比較
こちらではヴィッツとアクアの動力性能を見ていきましょう。両車種のスペックは下記の通りです。ヴィッツのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
ハイブリッド車 | 直列4気筒 | 1.496L | 54kW(74PS)/4,800r.p.m |
ガソリン車(1.3L) | 直列4気筒DOHC | 1.329L | 73kW(99PS)/6,000rpm |
ガソリン車(1.0L) | 直列4気筒DOHC | 0.996L | 51kW(69PS)/6,000rpm |
アクアのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
ハイブリッド車全グレード | 直列3気筒 | 1.490L | 67kW(91PS)/5,500r.p.m |
タイヤサイズの比較
ここではヴィッツとアクアのタイヤサイズを比較します。ヴィッツ | 205/45R17 195/50R16 185/60R15 175/70R14 165/70R14 |
---|---|
アクア | 175/70R14、185/65R15(B/X/G) 195/55R16(G/Zオプション) 205/45R17(GRSPORT) |
ただし、タイヤはサイズアップすると購入にかかる費用も数千円〜数万円と高くなります。そのため、ランニングコストを意識しましょう。
安全装備の比較

ヴィッツはトヨタの安全運転支援システム「Toyota Safety Sense」を搭載しています。サポート内容としては、先行者や歩行者を検出し警告する「プリクラッシュセーフティ」、道路の白線や黄色線を認識しはみ出しを警告する「レーンディパーチャーアラート」、夜間の視認性を高める「オートマチックハイビーム」などが挙げられます。
アクアにはトヨタの最新の「Toyota Safety Sense」が全グレードに搭載されています。こちらにおいても衝突回避や被害軽減サポートなど、車に乗る中で不安を抱える要素を補うサポートが充実しています。
また、ヴィッツ同様にプリクラッシュセーフティやオートマチックハイビームが搭載されている他に、ロードサインアシストやレーントレーシングアシストなど、さらに最新の機能が備わっています。
アクアにはアドバンスとパークも搭載されており、車の駐車サポートを行う機能も特徴的です。駐車時のハンドル操作やシフト操作などを制御してくれるため、駐車が苦手な方におすすめです。
ラゲッジスペースの比較

ヴィッツ | 奥行625~1,420mm×幅1,000mm×高さ745~865mm 荷室容量:最大274L |
---|---|
アクア | 奥行656mm×幅1,153mm×高さ824mm 荷室容量:最大291L |
おすすめグレードの選び方
ここからはヴィッツとアクアにおいて「価格」「走り」「装備」3つの観点からおすすめグレードを紹介します。車選びは自分が一番気になるポイントを意識して選ぶと、後悔のない選択ができるでしょう。
価格重視
価格重視で選ぶ場合、おすすめグレードは以下になります。・ヴィッツ
「F」グレード:1,349,700円(税込)
・アクア
「B」グレード:1,997,000円(税込)
いずれもエントリーグレードの2WDです。なお、ヴィッツはガソリン車、アクアはハイブリッド車と違いがあります。
走り重視
走り重視で車選びを行う場合、ヴィッツとアクアいずれも「GR SPORT」がおすすめです。こちらのグレードは世界のモータースポーツに参加する「TOYOTA GAZOO Racing」が実際のレースで培った技術を元に作り上げられたもののため、普通のコンパクトカーで満足できない方に適しています。
高い走行性能を実現するためのパーツや、安全性を高めたシートなど、細部にこだわりが見られるグレードです。
装備重視
ヴィッツを装備重視で選ぶ場合「Jewela」がおすすめです。Fグレードをベースにライトやグリル部分で差別化を図り、かつオリジナルボディカラーを用意したりと、女性好みの仕様に仕上がっています。アクアの場合は「Z」グレードがおすすめです。最上級グレードでLEDヘッドランプやアルミホイル加飾など、最上級にふさわしい装備が特徴的です。また、ホイールにおいてもセンターオーナメント付きのものが標準装備されているため、ボディ全体から上質さが伝わります。
なお、両車種ともに中古車市場でも扱いがあるため、予算が気になる方は中古車のチェックもおすすめです。
※本記事は、2024年4月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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