中古車購入チェックポイント
更新日:2018.11.06 / 掲載日:2012.01.20
日産 モコ(2011年~)中古車購入チェックポイント
日産 モコ(2011年~)中古車購入チェックポイント
DBA-MG33S
参考車両:X 2WD
初年度登録: (2011年2月)
■全体のチェックポイント
2011年2月に発売した3代目「モコ」。従来よりも上質感と燃費を向上しているのが売りだ。中古車物件数は比較的多いので、車体色も考慮して、何台か比較検討したうえで、納得のいく車両を選びたい。経済性を取るならエントリータイプで十分だが、新しさを買うならオプションのタッチディスプレイ付オーディオが付いているほうがいい。現車を見る時は、まず、仕様と装備を販売店に聞いて確認。外装は傷やバンパーのずれ、内装は染みや破れなど、些細な損傷にも気を付けて全体をしっかりチェック。大切なのは、内外装がきれいでも、エンジンやトランスミッションのほか、走行機構各部の状態を必ず確認すること。不調や不具合がないかを販売店に念を押す。車両の現状を聞くとともに、納車時整備や保証の有無など、販売条件も確かめよう。
1.車両の雰囲気から探る
1.車両の雰囲気から探る
まずはじめに、車両の周囲をひと巡りして、どこかに違和感や不自然に見える部分などがないか見てみよう。
前方からは、バンパー/グリル/ボンネット/ヘッドライト/フェンダーなどのバランスを見る。ナンバープレートは右寄り(前から見ると左)に付いているが、前面は基本的に左右対称になっていることもポイントだ。左右ライトの片方だけが新しい場合(交換の疑い)は、その側の車体部を修理している可能性がある。ナンバープレートの変形や修正跡なども、車体部の修理を疑ってみる。バンパーの角や下側の損傷などにも注意しよう。
2.後部のチェックポイント
2.後部のチェックポイント
前面と同様に、テールゲート(バックドア)/バンパー/コンビネーションランプ/フェンダーなどのバランスをチェック。後部ナンバープレートは、封印の傷(ナンバープレートを外した形跡)が修理/交換を推測するヒントになる。
テールゲートの立て付けが全体に狂っていれば、テールゲートがずれているか、あるいは車体が歪んでいる疑いもある。部分的に隙間がずれている箇所は、その部分の車体部を修理/交換していると考えられるので、詳しく調べてみよう。
3.隙間の幅と色調を比べる
3.隙間の幅と色調を比べる
外装の立て付けは、例えば車体前部側面では、フェンダーを中心に見てみると、バンパー、ヘッドライト、ボンネット、ドア、ピラー(フロントガラス部の柱)などが隣接している。それぞれの隙間の幅が均等になっていなければ、どれかがダメージを負ってずれているか、あるいは修理/交換している可能性がある。
隙間を境に、隣り合う外板パネルの色艶も比べてみよう。修理や交換で塗装していると、色調が微妙に違って見えることがある。
4.角度を変えると見える
4.角度を変えると見える
外装をチェックする時は、見る角度を変えてみよう。プレスラインのずれや崩れ、微妙な立て付けの狂いなども確認しやすい。パネル表面を斜め方向から透かして見るようにすれば、浅くて広い凹みや波打ち(しわ)なども見落とすことがない。 しわが寄っているのは、ダメージ痕か、板金修理跡だ。塗装面の艶が違っている部分やザラザラとした肌荒れ状態になっている箇所なども、修理跡の疑いがある。
5.整備状態を確かめる
5.整備状態を確かめる
定期点検整備記録と突き合わせて、エンジンルーム内をチェックしよう。オイル漏れの兆候などにも注意。できれば日常点検項目くらいは見ておきたいが、詳しい整備状況については販売店スタッフに聞いて確認しよう。
交換したように見える新しい部品が付いていたら、消耗品か、不具合があったか、それとも事故などでダメージを受けたのか、交換した理由を探ってみる。
6.車体内側の鉄板を調べる
左右フェンダー側や室内側のパネル、フレーム(骨格部材)やメンバー(補強部材)など、エンジンルーム内側の鉄板を調べよう。車体の骨格となっている部分を修理している車両は、修復歴があることを明示しているはずだが、念のために、歪みやしわ、修理/交換の形跡などがないか確認。奥まった部分は見づらいが、できるだけ細部まで慎重にチェックしよう。不審な点があれば、販売店スタッフに質問しよう。
7.ボンネットの裏も見る
7.ボンネットの裏も見る
外面をチェックしたら、裏面側に修理跡などがないかもチェック。特に先端部(前方側)の状態に注意。縁に盛っているシーラーの異常にも注意。
外して修理、あるいは交換することもあるので、ヒンジ部のネジもチェック。ヒンジおよび車体側のヒンジ固定部周辺の状態も確認。
ボンネットを修理/交換していれば、ボンネット単独の損傷も考えられるが、車体部を修理/交換している可能性があると見立てて、車体前部一帯を慎重にチェックする必要がある。
8.前部の必須チェックポイント
8.前部の必須チェックポイント
エンジンルームの最前部にあるラジエターコアサポートを調べよう。車体部に強い衝撃を受けると影響が及びやすい。歪みや修理/交換跡などがないか調べよう。前側のカバーやフロントグリル周辺。ラジエター本体やボンネットキャッチ(ロック金具)のほか、左右ヘッドライトなど関連部品。バンパーやフェンダーなどの状態にも注意して、周辺も含めて細かくチェックしよう。
9.取り付け状態を確認
9.取り付け状態を確認
フロントフェンダーは、エンジンルーム側に腐食(錆)や修理跡などがないかチェック。同時に、固定ネジを回した形跡がないかもチェックしよう。ブラケット(フェンダーを支えている金具)を修正/修理した形跡がないかも確認。フロントフェンダーは、車体構成上の重要な車体補強部材とはなっていないので、傷や凹みなどの外傷を修理しても修復歴にはならない。しかし、外して修理、あるいは交換しているとなれば、車体内側の骨格部にダメージが及んでいないか確かめる必要がある。
10.縁と奥も覗いてチェック
フェンダーは、膨らんでいるホイールアーチ(タイヤを囲っている部分)を傷付けることも多い。傷や凹み、修理跡などがないかチェック。フェンダーに歪みがないかも確認しよう。
内側に折り込んでいる縁の部分に修理/交換跡がないかチェック。さらに奥を覗いて、タイヤハウス内の状態もチェック。フロントフェンダーは、内側にある泥よけカバーの状態にも注意しよう。
11.側面のチェックポイント
参考車両はドアの角に傷があるので、損傷の程度と範囲をまず確認しておく。ドアに大きな損傷を負うと、外して修理することもあり、交換してしまうことも多い。ドアヒンジ部のネジを調べよう。ただし、立て付け調整などでネジを回すこともあるので、ネジだけ見てドアを修理/交換しているとは断定できない。ドア自体をはじめ、ピラー(柱)やサイドシル(梁)など、周辺も詳しく調べて判断する必要がある。
12.下側にチェックポイント
車体側面は、ドア下に通っているサイドシル(車体の梁)に損傷や修理/交換跡などがないか、床下側も覗いて慎重にチェックしよう。特に、下に突き出ている部分に傷や曲がり、腐食、修理跡などがないか必ず確認。判断するのは難しいかもしれないが、スポット溶接の打ち直しには要注意。
ドアを開けて、ステップ部(サイドシルの上側)の状態も調べよう。
13.リアフェンダーのチェック
リアドアを開けて、乗り降りなどで傷付けることがある開口部を見てみよう。擦り傷、引っ掻き傷、打ち傷などのほか、簡易補修跡などがないかチェック。修理跡がないかも調べよう。
開口部にマスキング跡があれば、リアフェンダーを補修、あるいは修理しているので、周辺を調べて、ダメージの程度と範囲を確かめよう。
車体左側は、フューエルリッドを開けて、内部にマスキング跡や修理跡などがないかチェック。フューエルリッド表面の艶や色調にも注意。
14.テールゲートのチェック
14.テールゲートのチェック
解錠・施錠の具合をまずチェック。リモコンとリクエストスイッチでの操作も試してみよう。
開閉して、上げ下げの動き具合をチェック。上げた全開状態でしっかり止まっていることも確認。ダンパーロッド(テールゲートの支え棒)に不具合がないか注意しよう。
閉める時にカチッと収まらないなど、閉まり具合がよくない場合は、テールゲートがずれているか、あるいは車体が歪んでいることも考えられる。ずれているだけなら調整して直ることもあるが、車体が歪んでいる車両には要注意。
15.取り付け部もチェック
15.取り付け部もチェック
テールゲートは、内側に修理跡などがないかチェック。テールゲートを交換している形跡がないか、ヒンジのネジも見る。ヒンジおよびルーフ側のヒンジ固定部周辺に歪みや修正跡や修理/交換の形跡などがないかもチェックしよう。
16.開口部を慎重にチェック
テールゲートの開口部を見ると、鉄板の接合部がある。溶接、シーラー、塗装の状態に注意して、修理/交換の形跡などがないかチェック。コンビネーションランプやバンパーの状態にも注意しよう。
後方から強い衝撃を受けると、広範囲に波及することがある。フェンダーやピラーのほか、ルーフやキャビン(室内)など、関連部や周辺部も調べよう。修理/交換跡があれば、ダメージが及んだ範囲を確かめる必要がある。
17.タイヤとホイールのチェック
17.タイヤとホイールのチェック
タイヤは、スリップサインを目安に、残り溝の深さを点検。傷、異物の刺さりや噛み込み、ひび割れなどがないかもチェック。
同時に、接地面の摩耗状態も調べよう。外側だけとか内側だけなど、一部が極端に減る偏摩耗を起こしていれば、アライメント(ホイールの取り付け角度)が狂っているのか、車体が歪んでいるのか確かめる必要がある。異常摩耗は、不適正なエア圧などでも起こるが、車体やサスペンションなどに問題を抱えている可能性も考えられる要注意サインでもある。
スチールホイールは、ホイールカバーに傷や破損などがないかチェック。ホイールのリム部(タイヤと接している縁の部分)に曲がりがないかも確認。アルミホイールの場合も、損傷やリムの曲がりに気を付けてチェックするが、変形や割れなどにも注意したい。
18.床下を覗いて確認
18.床下を覗いて確認
床下にあるパネルや骨格部材、補強部材など鉄板部、マフラーやサスペンションなど部品類、ブラケットなど金具類も、傷や曲がり、歪み、修理跡、交換の形跡などがないか調べよう。前後バンパーの裏側と奥側も覗いて見てみる。車体の左右サイドシル側からも、できるだけ奥まで覗いて、異常がないかチェックしよう。
油汚れ(オイルやグリスなどの漏れ)や樹脂部品の破損、ゴム部品の劣化(ひび割れなど)にも注意。錆があれば、表面に浮いている程度なら心配ないといえるが、広がり範囲と腐食の進行状態を確かめよう。
19.エンジンをかけてみる
19.エンジンをかけてみる
エンジンをかけてもらい、始動具合やアイドリング回転、排気ガスの色などをチェック。プッシュエンジンスターターやリモコンエントリーシステムの具合も確認。
始動困難、不安定なアイドリング回転、異音や大きな振動、白煙(水蒸気なら問題ない)や黒煙の排気ガスなどが出ていれば、なんらかのトラブルを抱えていると考えられる。始動時には表示/警告灯類の点灯などにも注意したいが、異常を判断するのは難しい部分もあるので、最終的なチェックは販売店でやってもらうようにしよう。
20.装備機器類の機能を確認
ヘッドライトやウインカー、ブレーキランプなど保安装置の作動状態。パワーウインドウの開閉や室内ランプの点灯など、基本的な部分をチェック。リモコンでの各部作動も試してみる。エアコンは調整操作して、冷房と暖房の効き具合を確かめたい。わかるところだけでも、ひととおりチェックしたら、あとは販売店で不具合がないか点検してもらおう。
参考車両にはメーカーオプションのオーディオが付いているが、仕様グレードによって異なる標準装備や追加装備の有無は、車両をチェックする前に販売店で事前に確かめておこう。
21.オートマチックのチェック
21.オートマチックのチェック
セレクトレバーを各ポジションに切り替えて、操作具合をチェック。できれば試乗して、走行時のCVT自動変速動作を確認したい。とはいっても、ひどい症状が出ていないと、異常や不具合を判断するのは難しい。車両の購入を決めるなら、エンジンをはじめ、トランスミッション、駆動系、サスペンションなど、走行に関わる部分は販売店で念入りに点検、整備してもらおう。
22.隅まで細かくチェック
室内は、シートや内装材などに汚れや傷、染み、穴などがないか。運転席周辺だけでなく、後席やラゲッジスペースも調べよう。床や天井の状態も確認。ボックスやトレイ、ポケットなどは、内部もチェック。ボックスの蓋やエアコンの吹き出し口など、可動部の破損にも注意。前後シートのアレンジも試しつつ、隅まで慎重にチェックしよう。
■車両の情報をチェック
備え付けの書類は、「車検証(自動車検査証)」で初度登録年月日や型式などを確認。「保証書」で期限や内容を確認。「車両取扱説明書」の他に、オプションや後付け装備などの使用説明書が揃っていることも確かめよう。
現車をチェックする時には、「定期点検整備記録簿」の記載内容を必ず確認。車両がどのように使われ、扱われてきたかがわかる。定期点検や消耗部品交換などの時期と走行距離を把握しておけば、車両各部の状態を探る参考になる。最後に点検整備した日付と記録内容も見ておこう。
車両チェックの勘どころ
塗装
●部分的に色調や艶が違う場合は、周辺の状態を慎重にチェック。エンジンルームやスペアタイヤ収納部などは、新車時から外装とは塗色が異なってることがある。
●ドアの開口部など、外から見えない部分にマスキング(塗装スプレーの飛沫が広がらないようにするためのカバーを粘着テープなどで留める)した跡が残っていることがある。塗装表面を指や爪で撫でるように滑らせて、引っかかるような“直線状の段差”があれば、何らかの理由で塗装している。●部品などに塗料が付着している場合も、周辺を詳しく調べる必要がある。●車種によっては、スペアタイヤ収納部などに、塗装の飛沫が付着しているように見える、新車時から仕上げが荒くなっている部分もある。
取り付けネジ
●ネジ止め(ボルトやナットで固定)している車体まわりの部品を交換する時には工具を使う。ネジの頭の塗装が剥がれていたり、角がくずれていれば、ネジを回している。●ネジの頭が塗装されていれば比較的容易に確認できるが、無塗装ネジの場合は判断しにくい。傷や錆に注意して、関連する近隣のネジや、車体左右の同じ部品のネジと見比べる。
溶接とシーラー
●修理/交換で溶接している(熱を加えた)部分は、錆が発生しやすくなっている。特に床下は、溶接部の塗装の剥がれや浮きに注意する。
●鉄板の接合部分に塗布しているシーラー(隙間を埋める充填材)は、修理/交換で再溶接すると塗り直すので、不自然に見える。●爪で押して、表面が硬くても内部が柔らかい(プチッと表面が割れる)ようなら、新しいシーラーを盛っている。●シーラーは、盛り上がっていたり、窪んでいたり、横方向にヒダがあるなど、鉄板の接合状態やシーラーを塗布する方法によって形状が違っている。不自然に見える部分を見つけたら、車体の左右同じ場所を比べてみる。
●スポット溶接(鉄板の接合部に小さな丸い窪みが並んでいる)を修理工場で打ち直している場合は、直径が小さい、窪みが深い、ずれている(2度打ちした)など、新車組み立て時の状態とは異なる特徴がある。●電気スポット溶接の電極が入らない奥まった部分などは、炭酸ガスアーク溶接に代えることがあるので、スポット溶接の窪みがなくなっていることもある。
立て付け
●外板パネルなどを修理/交換すると、組み付ける際に誤差が出ることがある。隣接するパネルの隙間(チリと呼ぶ)の幅が均等になっていなければ、修理/交換している可能性がある。●バンパーなどは、ぶつけたり、押されてずれることもある。たとえ修理/交換していなくても、隙間が合っていなければ、なんらかのダメージを受けている。●プレスライン(外板パネルを折り曲げている角の線)やモール類(ドアなどに付いている飾り部品)など、外装部品が連なっている線のずれも、立て付けの狂いを見つけるヒント。
■今回の車両のプロフィール
●モコは、スズキMRワゴンをニッサンのスタイルにアレンジした軽ハイトワゴン(全高1550mm以上の軽自動車)。2002年4月に新発売した初代は、子連れの活動的な若いママ向け。2006年2月に発売した2代目は、おしゃれな内外装と日常使いでの利便性。2011年2月にフルモデルチェンジした3代目では、上質で心地のいい新しい空間をテーマとした作りへと変化している。外観は、横長グリルと新形状ヘッドライト、フォグランプ風のウインカーを付けた少し出っ張った角形フロントバンパー、面積が広がったフロントガラスとフロントドアガラス、折り目を強調した前後フェンダー、黒縁の新形状リアコンビネーションランプなどが新しい。内装は、ピアノブラック調の装飾パネル、ブラウンの千鳥格子柄をあしらったシートやドアなどを採用。新開発エンジン、軽量化ボディ、CVT(無段変速機)などの採用によって、燃費と環境性能を向上している。
●660ccエンジンは、低燃費と中低速を重視したR06A型と加速性能を高めたR06A型ターボの2種。トランスミッションはCVT。駆動方式は2WD(FF前輪駆動)と4WDがある。
仕様グレードは、「S」「X」「G」の3タイプが基本で、「FOUR」は4WD車。Gはターボエンジンを搭載している。ハロゲンヘッドランプ、ファインビジョンメーター、液晶オド・ツイントリップメーター、ECOインジケーター、フロントベンチシート&センターアームレスト、エンジンイモビライザ-、オーディオレスなどは全車標準装備。
「S/S FOUR」は、電動格納式ドアミラー(フェンダーターンランプ付)、車体同色ドアサッシュ、ウレタン3本スポークステアリング、リモコンエントリーシステム、ダイヤル式マニュアルエアコン、シングルフォールディング・リア可倒式シート、ラゲッジアンダーボックス、フルホイールカバー13インチスチールホイールなどが標準装備のエントリータイプ。
「X/X FOUR」はモコのスタンダードタイプで、LEDサイドターンランプ内蔵電動格納式ドアミラー、ブラックドアサッシュ、プライバシーガラス、プッシュエンジンスターター、インテリジェントキー、プッシュ式オートエアコン、ドアトリムクロス、運転席シートリフター、ダブルフォールディング・リア可倒/スライドシートなどを標準装備し、ホイールはSと同じ。
「G/G FOUR」は、本革巻3本スポークステアリングホイール、オーディオレス・6スピーカー、タイヤ空気圧警告灯、フロントスタビライザー、14インチアルミホイールなどを備えている上級タイプ。
4WD車は、運転席ヒーター付シート、ヒーター付ドアミラー、リアヒーターダクトを標準装備。G FOURにはフロントブレーキベンチレーテッドディスクも組み込まれている。
S/S FOURとG/G FOURには、メーカーオプションセットのオーディオ(タッチパネル操作ディスプレイ付CD一体AM/FMラジオ&バックビューモニター(車幅/距離表示機能付)を設定している。
■参考車両と同時期の仕様グレード設定(2011.02)
グレード | 型式 | シフト | 駆動 |
S | DBA-MG33S | CVT | FF |
S FOUR | DBA-MG33S | CVT | 4WD |
X | DBA-MG33S | CVT | FF |
X FOUR | DBA-MG33S | CVT | 4WD |
G | DBA-MG33S | CVT | FF |
G FOUR | DBA-MG33S | CVT | 4WD |
●その後、2011年6月に「X アイドリングストップ」を追加設定。同年12月にはオーテックジャパンのカスタムモデル「エアロスタイル」を発売している。