中古車購入チェックポイント
更新日:2018.11.23 / 掲載日:2011.11.04

スズキ エブリイワゴン (2010~) 中古車購入チェックポイント

  • スズキ エブリイワゴン (2010~) 中古車購入チェックポイント

    スズキ エブリイワゴン

    ABA-DA64W
    参考車両 :PZターボスペシャル2WD
    初年度登録 (2010年3月)

  • スズキ エブリイワゴン

■全体のチェックポイント

2005年8月にフルモデルチェンジしたエブリイワゴン。参考車両は、2010年5月にマイナーチェンジした直前のモデルだ。同時期の中古車は、「JP」系グレードは少なく、上級の「PZターボ」系が大半を占めている。ディスチャージヘッドランプ装着車やオプションを追加している車両も多い。まずは、販売店で車両の装備を確かめよう。外装、内装をしっかりチェックするのはもちろんだが、必ず確認したいのはエンジンやトランスミッションなど、走りのコンディションだ。定期点検整備記録簿で過去の整備状況を調べて、現状は販売店に聞く。整備付きか、保証付きか、車両の販売条件も確かめよう。

  • 1.車両の雰囲気から探る

    スズキ エブリイワゴン (正面)

  • 1.車両の雰囲気から探る

    まず、車両の様子を見てみよう。車体全体から見た各部のバランスをチェックしつつ、外装や塗装に異常がないか探ってみる。違和感や不自然に見える部分があれば、詳しく調べよう。
     前方からは、バンパー/グリル/ボンネット/ヘッドライト/フェンダーなどのバランスをチェック。ナンバープレートは車体の右寄りに付いているが、前面は基本的に左右対称になっていることもポイントだ。左右ライトの片方だけが新しい場合(交換の疑い)は、その側の車体部を修理している可能性。ナンバープレートに変形や修正跡などがある場合も、車体部を修理/交換を疑ってみる。

  • 2.角度を変えると見える

    スズキ エブリイワゴン (角度違い)

  • 2.角度を変えると見える

    車体まわりは、見る角度を変えながらチェックすれば、プレスラインのずれや崩れ、微妙な立て付けの狂いなども判断しやすい。表面を斜め方向から透かして見ると、浅くて広い凹みや小さな凹み、波打ち(しわ)なども見落とすことがない。
     しわは、ダメージ痕か、板金修理跡。塗装面の色艶が違っている部分や肌荒れ状態になっている箇所なども、修理跡の疑いがある。

  • 3.隙間の幅と色調を比べる

    隙間の幅と色調を比べる

  • 3.隙間の幅と色調を比べる

     外装部品の立て付けを見る時は、例えば車体前部側面では、バンパー、ヘッドライト、ボンネット、フェンダー、ドア、ピラー(フロントウインドウ部の柱)などが隣接している。それぞれの隙間の幅が均等になっていなければ、ダメージを受けてずれているか、修理あるいは交換してずれた可能性がある。
     隙間を境に、隣り合っているパネルの色艶も比べてみよう。修理や交換で塗装していると、色調が違って見えることがある。

  • 4.縁と奥もチェック

    縁と奥もチェック

  • 4.縁と奥もチェック

     フェンダーは、ホイールアーチ(タイヤを囲っている部分)を傷付けることも多い。傷や凹み、修理跡などがないかチェック。フェンダーに歪みがないかも確認。
     鉄板を内側に折り込んでいる縁の部分に修理跡などがないかチェック。さらに奥を覗いて、タイヤハウス内の状態も確認。フロントフェンダーは、内側に設けている泥よけカバーの取り付け状態にも注意しよう。

  • 5.整備状態を確かめる

    スズキ エブリイワゴン (エンジン)

  • 5.整備状態を確かめる

     定期点検整備記録と突き合わせて、エンジンルーム内をチェック。とりあえず、ボンネット内は、冷却水、ブレーキ液、ウォッシャー液など日常点検項目を見ておく。できれば、フロントシートを上げてもらい、エンジン周辺をチェックしたいが、詳しい整備状況は販売店スタッフに聞いて確かめよう。

  • 6.車体内側の鉄板部を確認

    車体内側の鉄板部を確認

     フロントボンネットを開けて、左右フェンダー側や室内側のパネル、フレーム、メンバー(補強部材)など、各部の鉄板を調べよう。車体の骨格となっている部分にダメージを負っているのは、いわゆる事故車。修理していれば修復歴車であることを明示しているはずだが、念のために、歪みや修理/交換の形跡などがないかチェックしよう。

  • 車体内側の鉄板部を確認

  • 7.取り付け状態を調べる

    スズキ エブリイワゴン (フロントフェンダー)

  • 7.取り付け状態を調べる

     フロントフェンダーは、内側に腐食(錆)や修理跡などがないかチェック。
     取り付けネジを回した形跡がないかもチェック。下でフェンダーを支えているブラケット(台座金具)の状態もチェックする。
     フロントフェンダーは、車体構成上の重要な車体補強部材とはなっていないので、傷や凹みなどを修理しても修復歴にはならないが、大きな衝撃を受けて修理/交換していれば、車体内側の骨格部にダメージが及んでいないか調べる必要がある。

8.前部の必須チェックポイント

 エンジンルームの前部にある、車体の左右に繋がってラジエターコアサポートは、車体に大きな衝撃を受けると影響が及びやすく、修理/交換する確率が高い。歪みや修理/交換した形跡などがないか調べよう。ボンネットキャッチ(ロック)部、前側のフロントグリル、左右のヘッドライトなど、関連部の状態にも注意してチェック。バンパーやフェンダーなど、周辺も含めてチェックしよう。

  • 前部の必須チェックポイント

  • 前部の必須チェックポイント

  • 9.裏面もチェック

    スズキ エブリイワゴン (ボンネット)

  • 9.裏面もチェック

     ボンネットは、外面をチェックしたら、裏面側に修理跡がないか確認。特に、パネル接合部のシーラーの状態に注意。
     外して修理、あるいは交換することもあるので、ヒンジ部のネジをチェック。ヒンジおよび車体側のヒンジ取り付け部周辺の状態も確認する。
     ボンネットを修理/交換していれば、ボンネット単独の損傷も考えられるが、車体部を修理している可能性を考えて、周辺一帯をより慎重にチェックする必要がある。

10.周辺も調べて判断する

 ドアは、大きなダメージを負うと、外して修理したり、あるいは交換してしまうことも多い。ドアヒンジ部のネジをチェックしよう。ただし、ドアの立て付け調整などでネジを回すこともあるので、ネジを見ただけでドアを修理/交換していると断定するわけにはいかない。ドア自体をはじめ、ピラー(柱)やサイドシル(梁)など、周辺にダメージや修理跡などがないか詳しく調べて判断する必要がある。
 ピラー部にあるフューエルリッドを開けて、内部にマスキング跡や修理跡などがないか調べよう。

  • 周辺も調べて判断する

  • 周辺も調べて判断する

11.下側に注意ポイント

 車体側面は、ドアの下に装着しているサイドスポイラーに損傷や修理跡がないかチェックし、取り付け状態を確認。
 重要なチェックポイントは、サイドシル(車体の梁)だ。必ず床下側も覗いて、損傷や歪み、修理/交換の形跡がないか確認。ドアを開けて、ステップ部(サイドシルの上側)も慎重にチェック。
 オートステップを装備している場合は、オートステップに損傷がないかチェックし、出し入れする作動状態も確かめよう。

  • 下側に注意ポイント[2]

  • 下側に注意ポイント[2]

  • 12.スライドドアのチェック

    スズキ エブリイワゴン(スライドドア)

  • 12.スライドドアのチェック

     開閉がスムーズか、スライド動作をチェック。動きが重い、引っかかりがあるなどの症状に注意。ピラー部に異常がないかも確認。 電動式の場合は、運転席側スイッチやリモコンの具合も確認。オートクローザーや挟み込み防止機構の作動状態もチェック。

13.金具類の状態も確認する

 スライドドアに損傷や修理跡がないかチェックしつつ、ドアを支えている金具類のほかに、レール(開口部の上下と車体後部側面にある溝金具)の状態も慎重にチェック。取り付けネジを回した形跡がないか、金具類を交換していないか注意しよう。

  • 金具類の状態も確認する[2]

  • 金具類の状態も確認する[2]

  • 金具類の状態も確認する[3]

  • 金具類の状態も確認する[3]

  • 14.テールゲートのチェック

    テールゲートのチェック

     テールゲートは、内側に修理跡などがないかチェック。取り付けネジを回していないかもチェック。ヒンジおよび車体側のヒンジ固定部周辺に歪みや修理跡などがないかも調べよう。

  • テールゲートのチェック

15.開口部を慎重にチェック

 テールゲートを開けて開口部の左右を見ると、鉄板の接合部がある。修理/交換の形跡がないか、溶接、シーラー、塗装の状態を慎重にチェック。コンビネーションランプやバンパーの取り付け状態もチェックしよう。
 後方から強い衝撃を受けると、広範囲に波及することがあるので、修理/交換跡があれば、キャビン(室内)やルーフ、フェンダーなども慎重にチェックしよう。

  • 開口部を慎重にチェック[2]

  • 開口部を慎重にチェック[2]

  • 16.後部のチェックポイント

    後部のチェックポイント

  • 16.後部のチェックポイント

     前面と同様に、バンパー/テールゲート/コンビネーションランプなどのバランスをチェック。
     テールゲートの立て付けが全体に狂っていれば、テールゲートがずれているか、あるいは車体が歪んでいる疑いもある。部分的に隙間がずれている箇所があれば、その部分の車体部を修理していると考えられる。
     後部ナンバープレートは、封印の傷(封印を剥がした形跡)が車体部の修理/交換を推測する手がかりになる。

17.テールゲートの動きも確認

 解錠・施錠の具合をまずチェック。開閉して、上げ下げする動きをチェック。上げた全開状態でしっかり止まっていることも確認する。
 閉める時にカチッとうまく収まらない場合は、テールゲートがずれているか、あるいは車体が歪んでいる疑いもある。ずれているだけなら調整するだけで直ることもあるが、車体が歪んでいる車両には要注意。

  • 18.タイヤとホイールのチェック

    タイヤとホイールのチェック

     タイヤは、残り溝の深さを点検し、傷や異物の刺さり、ひび割れなどがないか点検。 接地面の摩耗状態も調べよう。外側だけとか内側だけなど、一部が極端に減る偏摩耗が起きていれば、アライメント(ホイールの取り付け角度)が狂っているのか、あるいは車体が歪んでいるのか確かめる必要がある。 ホイールは、損傷や破損がないか調べるが、リムの縁(タイヤと接している部分)に傷や曲がりなどがないか注意しよう。アルミホイールは、過度な衝撃で生じる変形や割れなどにも注意。

  • タイヤとホイールのチェック

  • 19.床下を覗いてチェック

    床下を覗いてチェック

  • 19.床下を覗いてチェック

     フレーム(骨格)やメンバー(補強部材)などに損傷や修理/交換の形跡などがないか。マフラーやサスペンション、ブラケットなど、部品や金具類に損傷や曲がり、歪み、修理/交換の形跡などがないか。前後バンパーの裏奥や左右サイドシルの奥も見ておこう。
     オイルやグリスなどの漏れ、ゴム部品や樹脂部品の劣化などにも注意。錆が発生していれば、表面に浮いている程度なら心配ないといえるが、広がり範囲と腐食の進行状態に注意したい。

  • 20.不具合の兆候を探る

    不具合の兆候を探る

  • 20.不具合の兆候を探る

     エンジンをかけてもらい、始動具合やアイドリング回転、排気ガスの色などをチェック。
     スムーズに始動しない場合は、バッテリーのほか、始動困難に陥った原因を突きとめる必要がある。不安定なアイドリング回転、異音や大きな振動、白煙(水蒸気なら問題ない)や黒煙の排気ガスなどが出ていれば、なんらかのトラブルを抱えている。
     始動時には表示/警告灯類の点灯にも注意するが、異常を感じたり、疑問があれば、販売店に聞いてみよう。

  • 21.装備機器類の機能を確認

    装備機器類の機能を確認

  • 21.装備機器類の機能を確認

     ウインカーやヘッドライト、ブレーキランプなど保安装置のほか、パワーウインドウの開閉や室内ランプの点灯など、基本的な部分に問題がないかチェック。キーレスエントリーの操作も忘れずにチェックしよう。エアコンやオーディオなどは、スイッチを入れるだけでなく、調整操作して機能を確認。エアコンは、特に冷房の効きに注意。
     仕様グレードで異なる標準装備やオプションの追加など、車両の装備は販売店に聞いて事前に確かめておこう。

  • 22.オートマチックのチェック

    オートマチックのチェック

  • 22.オートマチックのチェック

     エンジンをかけてセレクトレバーを操作し、各ポジションにスムーズに切り替えできるかどうかチェック。できれば試乗して、走行中のオートマチック動作を確認。変速ショックや異音の発生にも注意したい。とはいっても、はっきりした不具合症状が出ていないと、異常を判断するのは難しい。車両の購入を決めたら、エンジンやトランスミッションのほか、走行に関わる部分は販売店で点検整備してもらうようにしよう。

23.隅まで細かくチェック

 室内は、シートや内装材などに汚れや染み、傷、穴などがないかチェック。運転席の周囲だけでなく、後席やラゲッジスペースも念入りに調べよう。床や天井の状態も確認。ボックスやポケットなどは内部も見る。ボックスの蓋やエアコンの吹き出し口などは可動部の破損にも注意。シートは、リクライニングやスライド、折り畳みを試すと同時に、擦り切れなどがないか見ておこう。

  • 隅まで細かくチェック[2]

  • 隅まで細かくチェック[2]

■車両の情報をチェック

車両の情報をチェック

 備え付けの書類は、「車検証(自動車検査証)」で初年度登録年月日や型式などを確認。「保証書」で期限や内容を確認。「車両取扱説明書」の他に、オプションや後付け装備などの使用説明書が揃っていることも確かめよう。 現車をチェックする時には、「定期点検整備記録簿」の記載内容を必ず確認。車両がどのように使われ、扱われてきたかがわかる。定期点検や消耗部品交換などの時期と走行距離を把握しておけば、車両各部の状態を探る参考になる。最後に点検整備した日付と記録内容も見ておこう。

車両チェックの勘どころ

塗装
●部分的に色調や艶が違う場合は、周辺の状態を慎重にチェック。エンジンルームやスペアタイヤ収納部などは、新車時から外装とは塗色が異なってることがある。
●ドアの開口部など、外から見えない部分にマスキング(塗装スプレーの飛沫が広がらないようにするためのカバーを粘着テープなどで留める)した跡が残っていることがある。塗装表面を指や爪で撫でるように滑らせて、引っかかるような“直線状の段差”があれば、何らかの理由で塗装している。
●部品などに塗料が付着している場合も、周辺を詳しく調べる必要がある。
●車種によっては、スペアタイヤ収納部などに、塗装の飛沫が付着しているように見える、新車時から仕上げが荒くなっている部分もある。

取り付けネジ
●ネジ止め(ボルトやナットで固定)している車体まわりの部品を交換する時には工具を使う。ネジの頭の塗装が剥がれていたり、角がくずれていれば、ネジを回している。
●ネジの頭が塗装されていれば比較的容易に確認できるが、無塗装ネジの場合は判断しにくい。傷や錆に注意して、関連する近隣のネジや、車体左右の同じ部品のネジと見比べる。

溶接とシーラー
●修理/交換で溶接している(熱を加えた)部分は、錆が発生しやすくなっている。特に床下は、溶接部の塗装の剥がれや浮きに注意する。
●鉄板の接合部分に塗布しているシーラー(隙間を埋める充填材)は、修理/交換で再溶接すると塗り直すので、不自然に見える。
●爪で押して、表面が硬くても内部が柔らかい(プチッと表面が割れる)ようなら、新しいシーラーを盛っている。
●シーラーは、盛り上がっていたり、窪んでいたり、横方向にヒダがあるなど、鉄板の接合状態やシーラーを塗布する方法によって形状が違っている。不自然に見える部分を見つけたら、車体の左右同じ場所を比べてみる。
●スポット溶接(鉄板の接合部に小さな丸い窪みが並んでいる)を修理工場で打ち直している場合は、直径が小さい、窪みが深い、ずれている(2度打ちした)など、新車組み立て時の状態とは異なる特徴がある。
●電気スポット溶接の電極が入らない奥まった部分などは、炭酸ガスアーク溶接に代えることがあるので、スポット溶接の窪みがなくなっていることもある。

立て付け
●外板パネルなどを修理/交換すると、組み付ける際に誤差が出ることがある。隣接するパネルの隙間(チリと呼ぶ)の幅が均等になっていなければ、修理/交換している可能性がある。
●バンパーなどは、ぶつけたり、押されてずれることもある。たとえ修理/交換していなくても、隙間が合っていなければ、なんらかのダメージを受けている。
●プレスライン(外板パネルを折り曲げている角の線)やモール類(ドアなどに付いている飾り部品)など、外装部品が連なっている線のずれも、立て付けの狂いを見つけるヒント。

■今回の車両のプロフィール

●商用バン「エブリイ」の乗用車版として1996年6月に新発売した「エブリイワゴン」は、広い室内空間を特長とした軽ワンボックスワゴン。2005年8月のフルモデルチェンジで、縦長の角形ヘッドライトやボンネットの張り出しなど、外観は従来モデルよりも全体的に“箱形”を強調したデザインに替わった。全車にインパネシフトを採用し、前席ウォークスルーを実現。左右独立可倒式スライド/リクライニングリアシートや多彩なシートアレンジ、豊富な収納スペースなどによって使い勝手を向上している。
その後、2007年7月に一部改良し、内外装や装備設定を一部変更。2010年5月にマイナーチェンジしている。その間、カラー設定などを変更しているが、各グレードの装備は基本的に変わっていない。
●2007年7月~2010年5月までのモデルは、エンジンは自然吸気49馬力とターボ64馬力の2種。自然吸気エンジンは5速MTと3速AT、ターボは4速AT。駆動方式は、2WD(FR後輪駆動)と4WD。ボディタイプは、標準ルーフとハイルーフがある。装備内容によるグレードは、基本的には「JP/JPターボ」と「PZターボ/PZターボスペシャル」の2タイプに分かれている。
「JP」は、両側スライドドア、分割可倒シート/フルフラットリアシート、マニュアルエアコン、AM/FM&CD・2スピーカー、キーレスエントリー、セキュリティアラーム、リアワイパーを標準装備しているスタンダードタイプ。「JPターボ」には、スライドドアクローザーが付く。
「PZターボ」は、フロントフォグランプ、フロントスポイラー、リアスポイラー、左側パワースライドドア、フルオートエアコン、AM/FM&CD・4スピーカー、14インチアルミホイールを標準装備。「PZターボスペシャル」には、両側パワースライドドアと電動オートステップが加わり、「ディスチャージヘッドランプ装着車」も設定している。
JP/JPターボは、フルホイールキャップ付13インチスチールホイール。PZターボ/PZターボスペシャルは、14インチアルミホイール。4WD車は、前席シートヒーターを標準装備している。

2009年12月に設定された特別仕様車「JPターボリミテッド」は、メッキ3本ルーバーフロントグリル、フロント/サイド/リアアンダースポイラー、LEDウインカー付ドアミラー、13インチアルミホイールなどを採用し、内装を上質感のあるベージュ色で仕立てている。

■参考車両と同時期の仕様グレード設定(2006.12)

グレード型式シフト駆動
JPABA-DA64W5MTFR/4WD
ABA-DA64W3ATFR/4WD
JP ハイルーフABA-DA64W3ATFR/4WD
JP ターボABA-DA64W4ATFR/4WD
JP ターボ ハイルーフABA-DA64W4ATFR/4WD
JZ ターボABA-DA64W4ATFR/4WD
JZ ターボスペシャルABA-DA64W4ATFR/4WD
JZ ターボスペシャル ハイルーフABA-DA64W4ATFR/4WD
・特別仕様車
JP ターボリミテッドABA-DA64W3ATFR/4WD

●その後、2010年5月にマイナーチェンジし、外装および内装の一部を変更。全車ターボエンジンを採用し、仕様グレード設定を変更している。

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グーネットマガジン編集部

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