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更新日:2024.07.31 / 掲載日:2024.07.31
【2024年版】日産 エクストレイルVS日産 セレナを徹底比較
エクストレイルとセレナはどちらも国内で高い人気を誇る日産の車です。どちらの現行モデルにも、高度な先進技術や快適機能など、魅力的な要素がたくさん詰まっています。
車選びでは家族人数や用途など家庭の事情や個人の好みによって、選ぶべき車種やグレードが異なるものです。エクストレイルとセレナはどちらもグレードバリエーションが豊富なため、なかなか1つに絞れないといった方も珍しくありません。
当記事では、車選びで迷っている方に向けて、日産の人気モデルであるエクストレイルとセレナの性能を比較します。

エクストレイルは、日産が販売するミディアムクラスのSUVです。頑丈な道具を意味する「タフギア」を設計思想として開発し、アクティビティやアウトドアシーンなどオフロード走行を想定した頑強な機構を持ちます。
現行モデルのグレードは「S・X・G・AUTECH」の4つのグレードをベースに、各種に電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を搭載したモデルを展開。全車共通でハイブリッドエンジンが搭載されており、高い燃費性能と高出力モーターによる力強い走りを体感できます。
タフギア思想にもかかわらず、ボディデザインは無骨さを感じられないスタイリッシュな設計。高級車を彷彿とさせるような光沢感も魅力の1つです。
また、黄金比に基づいて設計された等脚台形のシルエットにより、魅力的なプロポーションを実現しています。現行のエクストレイルは、デザイン性に強いこだわりを持って開発されたことがうかがえます。
パワートレインには走りだしから長距離ドライブに優れた可変圧縮比エンジン「VC-TURBO」を搭載。エクストレイルには専用チューニングが施されており、短距離ドライブと長距離ドライブの二刀流という、車の常識を覆す走行性能を実現しました。
室内には随所に防音材が用いられており、高い静粛性を発揮。エンジン音や振動の対策を徹底しており、上級セダンを思わせるような快適な乗り心地が魅力です。エクストレイルは、SUVのカテゴリに留まらない汎用性の高い車種といえるでしょう。
2007年の2代目エクストレイルは、初代の設計思想を受け継ぎつつ「アウトドアスポーツを最大限満喫するためのタフ・ギア」のコンセプトで開発されたモデルです。先進的な電子制御システムによる運転サポートやエンジン性能のブラッシュアップにより、走りの面で総合的な進化を遂げています。
3代目の登場は2013年12月。当時各メーカーで注目されていたセンサー式の予防安全装備がオプション設定で用意され、安全性能が格段にアップしました。また、インテリジェントキーによるハンズフリー機能付きリモコンオートバックドアやアドバンスドドライブアシストディスプレイによる車両情報の提供など、シームレスな快適機能も搭載。(一部オプション設定もあり)
その後、9年の年月を経て2022年7月に、現行の4代目モデルにバトンタッチしました。

セレナは、燃費・走行・快適機能など総合的な性能が高い日産のミニバンです。2023年下半期のミニバン売り上げNo.1を誇る人気車種で、中古車市場においても高値で取引されています。
グレード構成は「X・XV・ハイウェイスターV・LUXION・AUTECH」の5種をベースに、各グレードに電動モーター「e-POWER」搭載のハイブリッドモデルも展開。エントリーで300万円台前半、最上級グレードでも400万円台で購入できるため、ミニバンのなかでも比較的入手しやすいモデルといえるでしょう。
シンプルかつ上質なボディデザインは、乗る人を選ばない汎用性があり、ファミリー層を中心に高い人気を誇ります。また、高性能サスペンションによる制振性・スムーズな加速性能・優れた防音材により、静かで快適な走り心地を実現。音に敏感な小さなお子様でも安心して眠れるほど、快適な室内環境を持ち合わせています。
インテリアの充実度はグレードによって異なりますが、バリエーション豊富なため運転頻度や用途など細かいニーズに応えられます。走行性能の比較と同時に室内の機能も検討しながらグレードを選ぶとよいでしょう。
2代目の登場は1999年6月。駆動方式がFRからFF式に変わり、ミッション設計のモデルが廃止されました。ボディサイズが一回り大きくなり、室内の居住性が向上。ミニバン初の両側スライドドアを採用することで、より実用的なワンボックスカーとして高い人気を獲得しました。
3代目の登場は2005年5月。「SHIFT_capacity 1BOXの可能性をシフトする。あらゆるシーンに対応し、休日の楽しみを満喫できる1BOXへ。」をコンセプトに、プラットフォーム・エンジンを一新しました。ボディサイズのさらなる拡大と、大開口の両側スライドドアが採用されることで乗降性の大幅な向上を実現しています。2007年の国内新規登録台数のミニバン部門でNo.1に入るほど高い人気を獲得しました。
4代目は2010年に販売され、マイナーチェンジとともにハイブリッドモデルが新たに登場。2016年の5代目ではミニバン初の同一車線自動運転技術「プロパイロット」がオプション設定できる点が話題を呼び「2016-2017 日本カー・オブ・ザ・イヤー」におけるイノベーション部門賞を受賞しました。
その後、2022年12月のフルモデルチェンジにより、現行の6代目モデルへバトンタッチしました。
価格面はエクストレイルのほうが全体的に上です。特にエクストレイルのAUTECH e-4ORCE Advanced Package(4WD)は、購入価格が500万円を超えます。
高級SUV相当の価格にまで上がるため、コストパフォーマンス面ではセレナのほうがお得といえるでしょう。

こちらでは、エクストレイルとセレナのボディサイズを比較します。具体的なサイズは下記の通りです。
セレナはグレードによって全長が大きく異なり、3ナンバーと5ナンバーにわかれます。
エクストレイルはSUV、セレナはミニバンなため、コンパクトさでいえばエクストレイルのほうが取り回し性能がうえといえるでしょう。

こちらでは、エクストレイルとセレナの居住空間を比較します。具体的なサイズは下記の通りです。
SUVであるエクストレイルとミニバンのセレナでは、居住性の圧倒的な差があります。広さを重視するなら、セレナがおすすめです。
最も低燃費なのは、セレナのe-POWER X(2WD)です。ガソリン車の場合は大幅に燃費性能が落ちる一方、ハイブリッドモデルならエクストレイルと同等の燃費性能を誇ります。
最高出力はセレナのガソリン車モデルですが、セレナとエクストレイルのハイブリッドモデルには電動モーターによる出力のサポートがあります。総合的な出力を考慮するなら、エクストレイルのほうがハイパワーといえるでしょう。
オフロード走行を想定する分、エクストレイルのほうがタイヤサイズは大きめです。安定した走りを求めるなら、エクストレイルのほうがよいでしょう。

エクストレイルとセレナには、一部のグレードを除き日産の車間・車線維持サポートの「プロパイロット」が搭載されています。プロパイロットとは、高速道路の同一車線を走行するときに運転をサポートし、ドライバーの操作負担を減らすシステムです。
エクストレイルは、「S」「S e-FORCE」グレードを除くすべてのグレードにプロパイロットが標準搭載。NissanConnectナビゲーションシステムと連動する「ナビリンク機能」により、道路情報に基づいた運転サポートを実施してくれます。
セレナには、全車共通でプロパイロットが搭載されており「X・e-POWER X」「ハイウェイスターV Vセレクション」以外のグレードではセットオプションでナビリンク機能が追加可能です。また「e-POWER LUXION」のみ、同一車線内でのハンズオフ走行ができる「プロパイロット2.0」が搭載されています。

エクストレイルとセレナのラゲッジスペースは、以下の通りです。
エクストレイルは2列シート車なら500Lクラスの大容量ラゲッジを誇ります。セレナは3列目シートがある分デフォルトの収納力は低めですが、シートを格納すればエクストレイル以上のスペースを確保できるでしょう。
セレナは「デュアルバックドア」を採用しており、ミニバンで困りがちなリアゲート開閉時の空間の余裕が少し楽になるのもおすすめのポイントです。
エクストレイルとセレナはどちらもグレードバリエーションが豊富で、グレードごとで特徴が異なります。車選びでは車種と同じレベルでグレード選びも大切です。グレードごとで価格が大きく変動するため、好みや用途に合ったグレードを見極めましょう。
どちらもエントリーグレードにあたる車種ですが、エクストレイルとセレナはベースの性能がそもそも高いため、無理に高いグレードを選ばなくても実用性が十分足りています。そのため、両グレードはコストパフォーマンス面で優れるといえるでしょう。
エクストレイルの「X e-4ORCE」は、ハイパワーな4WDモデル。SUVらしい力強い出力により、アウトドアシーンやオフロード走行で真価を発揮します。
セレナの「e-POWER X」は、グレード中最高の燃費性能を誇るモデルです。ミニバンのガソリン車モデルは燃費性能が落ちやすいため、ハイブリッドエンジン搭載の本グレードなら燃料費を安く抑えられるでしょう。
エクストレイルの「AUTECH Advanced Package」には外装のインテリアにグレード専用のパーツが採用されたプレミアムスポーティモデル。ボディには「AUTECH」のエンブレムが装着され、メタル調フィニッシュのフロントプロテクターやダーククロムのドアロアモールなど、高級感を演出する加飾が各所に施されています。
セレナの「e-POWER LUXION」には、日産が誇る技術である「プロパイロット2.0」を標準装備していることをはじめとして様々な装備が充実しています。
※本記事は、2024年6月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
車選びでは家族人数や用途など家庭の事情や個人の好みによって、選ぶべき車種やグレードが異なるものです。エクストレイルとセレナはどちらもグレードバリエーションが豊富なため、なかなか1つに絞れないといった方も珍しくありません。
当記事では、車選びで迷っている方に向けて、日産の人気モデルであるエクストレイルとセレナの性能を比較します。
この記事の目次
日産 エクストレイルのプロフィール

現行モデルのグレードは「S・X・G・AUTECH」の4つのグレードをベースに、各種に電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を搭載したモデルを展開。全車共通でハイブリッドエンジンが搭載されており、高い燃費性能と高出力モーターによる力強い走りを体感できます。
タフギア思想にもかかわらず、ボディデザインは無骨さを感じられないスタイリッシュな設計。高級車を彷彿とさせるような光沢感も魅力の1つです。
また、黄金比に基づいて設計された等脚台形のシルエットにより、魅力的なプロポーションを実現しています。現行のエクストレイルは、デザイン性に強いこだわりを持って開発されたことがうかがえます。
パワートレインには走りだしから長距離ドライブに優れた可変圧縮比エンジン「VC-TURBO」を搭載。エクストレイルには専用チューニングが施されており、短距離ドライブと長距離ドライブの二刀流という、車の常識を覆す走行性能を実現しました。
室内には随所に防音材が用いられており、高い静粛性を発揮。エンジン音や振動の対策を徹底しており、上級セダンを思わせるような快適な乗り心地が魅力です。エクストレイルは、SUVのカテゴリに留まらない汎用性の高い車種といえるでしょう。
先代モデルとの比較
エクストレイルの始まりは2000年11月からです。初代は「4人が快適で楽しい、200万円の使える4駆」を商品コンセプトとして開発され、アウトドアシーンと街乗りを両立させるクロスオーバーSUVとして人気を獲得しました。2007年の2代目エクストレイルは、初代の設計思想を受け継ぎつつ「アウトドアスポーツを最大限満喫するためのタフ・ギア」のコンセプトで開発されたモデルです。先進的な電子制御システムによる運転サポートやエンジン性能のブラッシュアップにより、走りの面で総合的な進化を遂げています。
3代目の登場は2013年12月。当時各メーカーで注目されていたセンサー式の予防安全装備がオプション設定で用意され、安全性能が格段にアップしました。また、インテリジェントキーによるハンズフリー機能付きリモコンオートバックドアやアドバンスドドライブアシストディスプレイによる車両情報の提供など、シームレスな快適機能も搭載。(一部オプション設定もあり)
その後、9年の年月を経て2022年7月に、現行の4代目モデルにバトンタッチしました。
日産 セレナのプロフィール

グレード構成は「X・XV・ハイウェイスターV・LUXION・AUTECH」の5種をベースに、各グレードに電動モーター「e-POWER」搭載のハイブリッドモデルも展開。エントリーで300万円台前半、最上級グレードでも400万円台で購入できるため、ミニバンのなかでも比較的入手しやすいモデルといえるでしょう。
シンプルかつ上質なボディデザインは、乗る人を選ばない汎用性があり、ファミリー層を中心に高い人気を誇ります。また、高性能サスペンションによる制振性・スムーズな加速性能・優れた防音材により、静かで快適な走り心地を実現。音に敏感な小さなお子様でも安心して眠れるほど、快適な室内環境を持ち合わせています。
インテリアの充実度はグレードによって異なりますが、バリエーション豊富なため運転頻度や用途など細かいニーズに応えられます。走行性能の比較と同時に室内の機能も検討しながらグレードを選ぶとよいでしょう。
先代モデルとの比較
セレナの始まりは1991年6月で、バネットコーチの後継モデルとして「バネットセレナ」の名称で登場。初代はエンジンをボディの中央下に配置するミッドシップレイアウトモデルで、パワートレインはディーゼルエンジンが主流でした。なお、1994年のマイナーチェンジにより名称が「セレナ」に統一されています。2代目の登場は1999年6月。駆動方式がFRからFF式に変わり、ミッション設計のモデルが廃止されました。ボディサイズが一回り大きくなり、室内の居住性が向上。ミニバン初の両側スライドドアを採用することで、より実用的なワンボックスカーとして高い人気を獲得しました。
3代目の登場は2005年5月。「SHIFT_capacity 1BOXの可能性をシフトする。あらゆるシーンに対応し、休日の楽しみを満喫できる1BOXへ。」をコンセプトに、プラットフォーム・エンジンを一新しました。ボディサイズのさらなる拡大と、大開口の両側スライドドアが採用されることで乗降性の大幅な向上を実現しています。2007年の国内新規登録台数のミニバン部門でNo.1に入るほど高い人気を獲得しました。
4代目は2010年に販売され、マイナーチェンジとともにハイブリッドモデルが新たに登場。2016年の5代目ではミニバン初の同一車線自動運転技術「プロパイロット」がオプション設定できる点が話題を呼び「2016-2017 日本カー・オブ・ザ・イヤー」におけるイノベーション部門賞を受賞しました。
その後、2022年12月のフルモデルチェンジにより、現行の6代目モデルへバトンタッチしました。
グレードと価格の比較
ここではエクストレイルとセレナのグレードおよび価格を紹介します。エクストレイルのグレード | メーカー小売希望価格 |
---|---|
S(2WD) | 3,510,100円(税込) |
S e-4ORCE(4WD) | 3,759,800円(税込) |
X(2WD) | 3,748,800円(税込) |
X e-4ORCE[2列](4WD) | 4,049,100円(税込) |
X e-4ORCE[3列](4WD) | 4,180,000円(税込) |
X e-4ORCE エスクトリーマーX[2列](4WD) | 4,401,100円(税込) |
X e-4ORCE エスクトリーマーX[3列](4WD) | 4,532,000円(税込) |
G(2WD) | 4,448,400円(税込) |
G e-4ORCE(4WD) | 4,748,700円(税込) |
AUTECH(2WD) | 4,488,000円(税込) |
AUTECH e-4ORCE[2列](4WD) | 4,749,800円(税込) |
AUTECH e-4ORCE[3列](4WD) | 4,880,700円(税込) |
AUTECH Advanced Package(2WD) | 5,029,200円(税込) |
AUTECH e-4ORCE Advanced Package(4WD) | 5,329,500円(税込) |
セレナのグレード | メーカー希望小売価格 |
---|---|
e-POWER X(2WD) | 3,198,800円(税込) |
e-POWER XV(2WD) | 3,499,100円(税込) |
e-POWER ハイウェイスターV(2WD) | 3,686,100円(税込) |
e-POWER LUXION(2WD) | 4,798,200円(税込) |
e-POWER AUTECH(2WD) | 4,150,300円(税込) |
e-POWER ハイウェイスターV 90周年記念車(FF) | 3,779,600円(税込) |
X(2WD) | 2,768,700円(税込) |
X(4WD) | 3,034,900円(税込) |
XV(2WD) | 3,088,800円(税込) |
XV(4WD) | 3,355,000円(税込) |
ハイウェイスターV(2WD) | 3,269,200円(税込) |
ハイウェイスターV(4WD) | 3,535,400円(税込) |
ハイウェイスターV セレクション(2WD) | 3,253,800円(税込) |
ハイウェイスターV セレクション(4WD) | 3,520,000円(税込) |
AUTECH(2WD) | 3,733,400円(税込) |
AUTECH(4WD) | 3,933,600円(税込) |
高級SUV相当の価格にまで上がるため、コストパフォーマンス面ではセレナのほうがお得といえるでしょう。
外観とボディサイズの比較

エクストレイルのグレード | ボディサイズ |
---|---|
S X G S e-4ORCE G e-4ORCE X e-4ORCE |
全長4,660mm×全幅1,840mm×全高1,720mm |
X e-4ORCE エクストリーマーX | 全長4,665mm×全幅1,840mm×全高1,720mm |
AUTECH AUTECH e-4ORCE |
全長4,675mm×全幅1,840mm×全高1,715〜1,720mm |
セレナのグレード | ボディサイズ |
---|---|
X XV ハイウェイスターV e-POWER X e-POWER XV e-POWER ハイウェイスターV e-POWER LUXION |
全長4,690〜4,765mm×全幅1,695〜1,715mm×全高1,870〜1,885mm |
ハイウェイスターV Vセレクション AUTECH e-POWER AUTECH |
全長4,765〜4,810mm×全幅1,715〜1,725mm×全高1,870〜1,895mm |
エクストレイルはSUV、セレナはミニバンなため、コンパクトさでいえばエクストレイルのほうが取り回し性能がうえといえるでしょう。
室内の広さを比較

エクストレイル (2列シートモデル) |
室内長1,980〜1,990mm×室内幅1,540mm×室内高1,255mm |
---|---|
エクストレイル (3列シートモデル) |
室内長2,530mm×室内幅1,540mm×室内高1,255mm |
セレナ | 室内長3,135〜3,145mm×室内幅1,545mm×室内高1,400mm |
燃費性能の比較
エクストレイルとセレナのグレードごとの燃費(国土交通量審査値)は下記の通りです。エクストレイルのグレード | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
2WD全グレード | 19.7km/L | 17.3km/L | 21.7km/L | 19.7km/L |
S e-4ORCE X e-4ORCE G e-4ORCE(2列シート車) |
18.4km/L | 16.1km/L | 20.5km/L | 18.3km/L |
X e-4ORCE(3列シート車) | 18.3km/L | 16.1km/L | 19.9km/L | 18.4km/L |
セレナのグレード | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
e-POWER X(2WD) | 20.6km/L | 21.3km/L | 22.5km/L | 19.2km/L |
e-POWER XV(2WD) e-POWERハイウェイスター(2WD) e-POWERハイウェイスターV 90周年記念車 |
19.3km/L | 19.7km/L | 20.7km/L | 18.3km/L |
e-POWER ルキシオン(2WD) | 18.4km/L | 20.4km/L | 19.5km/L | 17.0km/L |
X(2WD) | 13.4km/L | 9.8km/L | 14.0km/L | 15.4km/L |
XV(2WD) ハイウェイスター(2WD) |
13.0km/L | 9.5km/L | 13.6km/L | 14.9km/L |
X(4WD) XV(4WD) ハイウェイスター(4WD) |
11.6km/L | 8.6km/L | 11.9km/L | 13.4km/L |
動力性能の比較
こちらでは、エクストレイルとセレナの動力性能を見ていきましょう。両車種のスペックは下記の通りです。エクストレイルのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
全グレード | DOHC水冷直列3気筒 | 1.497L | 106kW(144PS)/4,400r.p.m〜5,000r.p.m |
セレナのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
ハイブリッド車全グレード | 直列3気筒 | 1.433L | 72kW(98PS)/5,600r.p.m |
ガソリン車全グレード | 直列4気筒 | 1.997L | 110kW(150PS)/6,000r.p.m |
タイヤサイズの比較
こちらでは、エクストレイルとセレナのタイヤサイズを比較します。エクストレイルのグレード | タイヤサイズ |
---|---|
S X S e-4ORCE X e-4ORCE X e-4ORCE エクストリーマーX |
235/60R18 |
G G e-4ORCE |
235/55R19 |
AUTECH AUTECH Advanced Package AUTECH e-4ORCE AUTECH e-4ORCEAdvanced Package |
255/45R20 |
セレナのグレード | タイヤサイズ |
---|---|
全グレード共通 | 205/65R16 |
安全装備の比較

エクストレイルは、「S」「S e-FORCE」グレードを除くすべてのグレードにプロパイロットが標準搭載。NissanConnectナビゲーションシステムと連動する「ナビリンク機能」により、道路情報に基づいた運転サポートを実施してくれます。
セレナには、全車共通でプロパイロットが搭載されており「X・e-POWER X」「ハイウェイスターV Vセレクション」以外のグレードではセットオプションでナビリンク機能が追加可能です。また「e-POWER LUXION」のみ、同一車線内でのハンズオフ走行ができる「プロパイロット2.0」が搭載されています。
ラゲッジスペースの比較

エクストレイル | 奥行951〜1,821mm×幅1,096〜1,326mm×高さ841mm 荷室容量:約575L |
---|---|
セレナ | 奥行約-mm×幅-mm×高さ-mm 荷室容量:212L〜283L |
セレナは「デュアルバックドア」を採用しており、ミニバンで困りがちなリアゲート開閉時の空間の余裕が少し楽になるのもおすすめのポイントです。
おすすめグレードの選び方
ここからは、エクストレイルとセレナのおすすめグレードを「価格・走行性能・装備」の3つの視点で紹介します。エクストレイルとセレナはどちらもグレードバリエーションが豊富で、グレードごとで特徴が異なります。車選びでは車種と同じレベルでグレード選びも大切です。グレードごとで価格が大きく変動するため、好みや用途に合ったグレードを見極めましょう。
価格重視
価格を重視するなら、エクストレイルは「S」、セレナはガソリン車の「X」がおすすめです。どちらもエントリーグレードにあたる車種ですが、エクストレイルとセレナはベースの性能がそもそも高いため、無理に高いグレードを選ばなくても実用性が十分足りています。そのため、両グレードはコストパフォーマンス面で優れるといえるでしょう。
走り重視
走行性能で選ぶなら、エクストレイルは「X e-4ORCE」、セレナは「e-POWER X」がおすすめです。エクストレイルの「X e-4ORCE」は、ハイパワーな4WDモデル。SUVらしい力強い出力により、アウトドアシーンやオフロード走行で真価を発揮します。
セレナの「e-POWER X」は、グレード中最高の燃費性能を誇るモデルです。ミニバンのガソリン車モデルは燃費性能が落ちやすいため、ハイブリッドエンジン搭載の本グレードなら燃料費を安く抑えられるでしょう。
装備重視
各種装備や快適機能を重視する場合、エクストレイルは「AUTECH Advanced Package」、セレナは「e-POWER LUXION」がおすすめです。エクストレイルの「AUTECH Advanced Package」には外装のインテリアにグレード専用のパーツが採用されたプレミアムスポーティモデル。ボディには「AUTECH」のエンブレムが装着され、メタル調フィニッシュのフロントプロテクターやダーククロムのドアロアモールなど、高級感を演出する加飾が各所に施されています。
セレナの「e-POWER LUXION」には、日産が誇る技術である「プロパイロット2.0」を標準装備していることをはじめとして様々な装備が充実しています。
※本記事は、2024年6月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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