中古車購入チェックポイント
更新日:2024.08.18 / 掲載日:2024.08.18
【2024年版】トヨタシエンタVSトヨタポルテを徹底比較
家族で乗れる車としてミニバンやコンパクトカーに注目が集まっています。
かつてコンパクトカーといえばその名の通り「狭くてリーズナブルな車」といったイメージがありましたが、近年は室内空間を広く確保し、さらに燃費性能が高い特徴を持ちます。
ミニバンやコンパクトカーの中でもシエンタとポルテは比較される機会が多い車種のため、これから車選びを行う方は迷うこともあるでしょう。
当記事では、トヨタの人気車種であるシエンタとポルテについて、価格や走行性能、装備など様々な観点から比較します。

トヨタから販売されるシエンタは、トヨタ車の中で最小のミニバンとして知られています。「優しさをいっぱい詰め込んだ1台」をキャッチフレーズに、お財布への優しさや乗る人々への優しさ、車を取り巻く環境への優しさなど、様々な配慮がなされた1台です。
ミニバンの中では小さいサイズながら室内空間は広々としており、普段の利用はもちろん長距離のドライブにも最適です。
キックセンサー付きのスライドドア(Zに標準装備・Gはメーカーオプション)やワンタッチアレンジのシートなど、ファミリーで乗ることを想定した、使い勝手の良い機能が豊富です。
また、ミニバンにおいては取り回しの良さが課題になっていますが、シエンタは最小回転半径が5.0mとコンパクトカー顔負けの良さです。そのため、ミニバンに苦手意識を抱いている方でも問題なく運転できるでしょう。
初代のシエンタは2003年に登場。今から20年以上前のことです。当時「小粋でユースフルな7人乗り」をコンセプトに掲げ、居住空間の広さを意識した5ナンバーサイズのミニバンとしてファミリー層から支持されました。
また、ボディにフロントスパッツ式を採用したことから、ミニバンの中でもトップクラスの空力性能を実現しています。
そして、2015年には2代目のシエンタが登場します。2代目ではボディデザインが大きく異なり、それまでの可愛らしさあふれるフォルムからスタイリッシュな顔つきに変化しています。

トヨタから販売されるポルテは2020年まで販売されていたトールワゴンです。シエンタ同様に可愛らしいボディデザインや豊富なボディカラー展開が、女性やファミリー層から支持されていました。
ボディカラーは落ち着いた色合いのツートンカラーから鮮烈な印象を残すチェリーピンクまでバリエーションが豊富です。また、室内においてはグレードごとにベンチシートやセパレートシートなど、選択肢が豊富で家族に合わせて、様々な機能が選べる自由度の高い車として知られていました。
初代ポルテは2004年から販売開始されました。大開口ワイヤレス電動スライドドアや凹凸のない低床フロアなどが、小さな子どもからお年寄りまで「乗りやすい」と評判で福祉車両としても活躍も目立ちます。
2012年からは現行最後のモデルである2代目が登場。アイドリングストップ機能が搭載されたりインテリアカラーの選択肢が広がったりと、より多くのユーザーに親しまれる車に進化しています。
2代目はマイナーチェンジを行う中でToyota Safety Senseを搭載し、安全性能を高めています。また、マイナーチェンジの中で可愛らしさに特化した特別仕様車を複数台ラインナップしていました。
2代目ポルテは2020年12月に生産が終了し、2021年の1月には販売も終了しています。そのため、今後購入する場合は中古車で探すことになるでしょう。
※2019年10月発売モデルのグレード表記
※2019年10月発売モデルのグレード表記
シエンタは現行モデルが新車販売されているものの、ポルテは販売が終了しているため中古車での購入になります。
なお、中古車価格は車の年式や走行距離によって異なりますが100万円を切る価格のものも見られます。自分の予算と求める装備やグレードなどと照らし合わせて選択を行いましょう。

ここではシエンタとポルテのボディサイズを比較します。両車種のサイズは下記の通りです。
ボディサイズで比較すると、ややシエンタの方が大きめの設定です。
なお、車を購入する時は高さに注目してみましょう。機械式駐車場の場合、高さが1.5mや1.75mなど低めに設けられている可能性があります。そのため、旅先で駐車場に入る際に注意が必要です。

ここではシエンタとポルテの室内空間を比較します。両車種は下記の通りです。
室内長においては若干、ポルテの方が広く確保されています。高さもやや高めに設定されていることから、解放感を得られるでしょう。
室内空間においては現物の確認がおすすめです。実際に乗ってみると「思っていたよりも狭い」「家族で乗るとちょうどいい」など実際に購入した時のイメージを高められます。
燃費性能で比較すると、ハイブリッド車の展開があるシエンタに軍配が上がります。しかし、ガソリン車においてはポルテも遜色のない燃費性能の高さを発揮しています。
シエンタは3気筒エンジン、ポルテは4気筒エンジンと動力性能に違いがあります。また排気量も同じ枠内ながら、ポルテの方がやや大きいため力強い走りを期待できるでしょう。
両車種ともタイヤは15インチと同様のサイズです。ただし、タイヤの幅がシエンタの方が広いという特徴があります。

シエンタもポルテも、トヨタの車の安全性能においては共通する点があります。いずれも「Toyota Safety Sense」が搭載されており、ドライバーの万が一に備え、安全運転のサポートを行います。
しかし、シエンタに搭載されているバージョンの方が新しいため安全性能においてはシエンタに軍配が上がります。
参考までに、Toyota Safety Senseの共通する機能としては下記が挙げられます。
・ぶつからないをサポートする「プリクラッシュセーフ」
・はみ出さないをサポートする「レーンディパーチャーアラート」
・夜間の視認性を高める「オートマチックハイビーム」
・前の車の発進をお知らせする「先行車発進告知機能」
両車種とも小回りが聞きやすい車というものの、長距離のドライブでは「うっかり」といったシーンが起こりかねません。その際にToyota Safety Senseの安全運転のサポートを行います。

ここではシエンタとポルテのラゲッジスペースを比較します。両車種のサイズは下記の通りです。
ポルテは公式での奥行き寸法が得られなかったものの、トータルで見るとシエンタに軍配が上がります。
いずれもグレード展開が豊富なため自分が最も重視したいポイントに合わせて選択がおすすめです。長く安心して乗れる車選びを行いましょう。
ポルテは全てガソリン車ですが、価格を抑える場合は同じくベーシックなグレードである「X」グレードで1,862,300円(税込)がおすすめです。
なお、ポルテにおいては中古車市場での購入のため、新車価格よりも抑えて購入が叶うでしょう。ただし、中古車の場合、状態が様々なためオンラインでの確認はもちろん、現地での市場や室内空間の確認をおすすめします。
ポルテにおいてはガソリン車のみのラインナップですが、4WDの選択がおすすめです。様々なシーンにおいて力強い走りを楽しめるでしょう。また、4WD車は悪路を走行する機会が多い方や雪の降る地域の方に適しています。走りのスムーズさだけでなく安全面においても2WDと比較して有利になります。
また、エクステリアの印象を変えるホイールもダークグレーメタリック×シルバーメタリック塗装にグレードアップしており、車全体に大人びた印象を与えられます。
ポルテを装備重視で選ぶ場合はGグレードがおすすめです。このグレードのみナノイーパッケージとスーパーUVカットパッケージが標準搭載となり、快適性と上質さが加わっています。
装備重視で車選びを行うと初期費用こそかかるものの、長く快適な車内空間を過ごせるでしょう。
※本記事は、2024年6月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
かつてコンパクトカーといえばその名の通り「狭くてリーズナブルな車」といったイメージがありましたが、近年は室内空間を広く確保し、さらに燃費性能が高い特徴を持ちます。
ミニバンやコンパクトカーの中でもシエンタとポルテは比較される機会が多い車種のため、これから車選びを行う方は迷うこともあるでしょう。
当記事では、トヨタの人気車種であるシエンタとポルテについて、価格や走行性能、装備など様々な観点から比較します。
この記事の目次
トヨタシエンタのプロフィール

ミニバンの中では小さいサイズながら室内空間は広々としており、普段の利用はもちろん長距離のドライブにも最適です。
キックセンサー付きのスライドドア(Zに標準装備・Gはメーカーオプション)やワンタッチアレンジのシートなど、ファミリーで乗ることを想定した、使い勝手の良い機能が豊富です。
また、ミニバンにおいては取り回しの良さが課題になっていますが、シエンタは最小回転半径が5.0mとコンパクトカー顔負けの良さです。そのため、ミニバンに苦手意識を抱いている方でも問題なく運転できるでしょう。
先代モデルとの比較
ここではシエンタの歴史を振り返ります。初代のシエンタは2003年に登場。今から20年以上前のことです。当時「小粋でユースフルな7人乗り」をコンセプトに掲げ、居住空間の広さを意識した5ナンバーサイズのミニバンとしてファミリー層から支持されました。
また、ボディにフロントスパッツ式を採用したことから、ミニバンの中でもトップクラスの空力性能を実現しています。
そして、2015年には2代目のシエンタが登場します。2代目ではボディデザインが大きく異なり、それまでの可愛らしさあふれるフォルムからスタイリッシュな顔つきに変化しています。
トヨタポルテのプロフィール

ボディカラーは落ち着いた色合いのツートンカラーから鮮烈な印象を残すチェリーピンクまでバリエーションが豊富です。また、室内においてはグレードごとにベンチシートやセパレートシートなど、選択肢が豊富で家族に合わせて、様々な機能が選べる自由度の高い車として知られていました。
先代モデルとの比較
ここではポルテの歴史を振り返ります。初代ポルテは2004年から販売開始されました。大開口ワイヤレス電動スライドドアや凹凸のない低床フロアなどが、小さな子どもからお年寄りまで「乗りやすい」と評判で福祉車両としても活躍も目立ちます。
2012年からは現行最後のモデルである2代目が登場。アイドリングストップ機能が搭載されたりインテリアカラーの選択肢が広がったりと、より多くのユーザーに親しまれる車に進化しています。
2代目はマイナーチェンジを行う中でToyota Safety Senseを搭載し、安全性能を高めています。また、マイナーチェンジの中で可愛らしさに特化した特別仕様車を複数台ラインナップしていました。
2代目ポルテは2020年12月に生産が終了し、2021年の1月には販売も終了しています。そのため、今後購入する場合は中古車で探すことになるでしょう。
グレードと価格の比較
ここではシエンタとポルテの価格やグレード展開を比較します。シエンタのグレード ハイブリッド車 |
メーカー希望小売価格 |
---|---|
HYBRID Z(2WD)(7人乗り) | 2,910,000円(税込) |
HYBRID Z(E-Four)(7人乗り) | 3,108,000円(税込) |
HYBRID Z(2WD)(5人乗り) | 2,870,000円(税込) |
HYBRID Z(E-Four)(5人乗り) | 3,068,000円(税込) |
HYBRID G(2WD)(7人乗り) | 2,690,000円(税込) |
HYBRID G(E-Four)(7人乗り) | 2,888,000円(税込) |
HYBRID G(2WD)(5人乗り) | 2,650,000円(税込) |
HYBRID G(E-Four)(5人乗り) | 2,848,000円(税込) |
HYBRID X(2WD)(7人乗り) | 2,420,000円(税込) |
HYBRID X(E-Four)(7人乗り) | 2,618,000円(税込) |
HYBRID X(2WD)(5人乗り) | 2,380,000円(税込) |
HYBRID X(E-Four)(5人乗り) | 2,578,000円(税込) |
シエンタのグレード ガソリン車 |
メーカー希望小売価格 |
---|---|
Z(2WD)(7人乗り) | 2,560,000円(税込) |
Z(2WD)(5人乗り) | 2,520,000円(税込) |
G(2WD)(7人乗り) | 2,340,000円(税込) |
G(2WD)(5人乗り) | 2,300,000円(税込) |
X(2WD)(7人乗り) | 1,990,000円(税込) |
X(2WD)(5人乗り) | 1,950,000円(税込) |
ポルテのグレード ガソリン車 |
メーカー希望小売価格 |
---|---|
G(2WD) | 2,014,100円(税込) |
G(4WD) | 2,168,100円(税込) |
F(2WD) | 1,914,000円(税込) |
F(4WD) | 2,068,000円(税込) |
Y(2WD) | 1,925,000円(税込) |
Y(4WD) | 2,079,000円(税込) |
X(2WD) | 1,862,300円(税込) |
X(4WD) | 2,025,100円(税込) |
ポルテのグレード 特別限定車 |
メーカー希望小売価格 |
---|---|
Fラフィネ(2WD) | 2,044,900円(税込) |
Fラフィネ(4WD) | 2,198,900円(税込) |
Fグランパー(2WD) | 1,941,500円(税込) |
Fグランパー(4WD) | 2,095,500円(税込) |
シエンタは現行モデルが新車販売されているものの、ポルテは販売が終了しているため中古車での購入になります。
なお、中古車価格は車の年式や走行距離によって異なりますが100万円を切る価格のものも見られます。自分の予算と求める装備やグレードなどと照らし合わせて選択を行いましょう。
外観とボディサイズの比較

シエンタ | 全長4,260mm×全幅1,695mm×全高1,695〜1,715mm |
---|---|
ポルテ | 全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,690〜1,720mm |
なお、車を購入する時は高さに注目してみましょう。機械式駐車場の場合、高さが1.5mや1.75mなど低めに設けられている可能性があります。そのため、旅先で駐車場に入る際に注意が必要です。
室内の広さを比較

シエンタ | 室内長2,030〜2,545mm×室内幅1,530mm×室内高1,300mm |
---|---|
ポルテ | 室内長2,160mm×室内幅1,420mm×室内高1,380mm |
室内空間においては現物の確認がおすすめです。実際に乗ってみると「思っていたよりも狭い」「家族で乗るとちょうどいい」など実際に購入した時のイメージを高められます。
燃費性能の比較
ここではシエンタとポルテの燃費性能を比較します。シエンタのグレード ハイブリッド車 |
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
HYBRID Z(2WD)7人乗り | 28.2km/L | 27.1km/L | 29.8km/L | 27.6km/L |
HYBRID Z(E-Four)7人乗り | 25.3km/L | 25.5km/L | 26.2km/L | 24.7km/L |
HYBRID Z(2WD)5人乗り | 28.4km/L | 27.5km/L | 30.2km/L | 27.8km/L |
HYBRID Z(E-Four)5人乗り | 25.3km/L | 25.5km/L | 26.2km/L | 24.7km/L |
HYBRID G(2WD)7人乗り | 28.2km/L | 27.1km/L | 29.8km/L | 27.6km/L |
HYBRID G(E-Four)7人乗り | 25.3km/L | 25.5km/L | 26.2km/L | 24.7km/L |
HYBRID G(2WD)5人乗り | 28.4km/L | 27.5km/L | 30.2km/L | 27.8km/L |
HYBRID G(E-Four)5人乗り | 25.3km/L | 25.5km/L | 26.2km/L | 24.7km/L |
HYBRID X(2WD)7人乗り | 28.5km/L | 27.5km/L | 30.3km/L | 27.9km/L |
HYBRID X(E-Four)7人乗り | 25.3km/L | 25.5km/L | 26.2km/L | 24.7km/L |
HYBRID X(2WD)5人乗り | 28.8km/L | 27.9km/L | 30.7km/L | 28.1km/L |
HYBRID X(E-Four)5人乗り | 25.3km/L | 25.5km/L | 26.2km/L | 24.7km/L |
シエンタのグレード ガソリン車 |
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
Z(2WD)7人乗り | 18.3km/L | 14.1km/L | 19.1km/L | 20.3km/L |
Z(2WD)5人乗り | 18.4km/L | 14.2km/L | 19.2km/L | 20.5km/L |
G(2WD)7人乗り | 18.3km/L | 14.1km/L | 19.1km/L | 20.3km/L |
G(2WD)5人乗り | 18.4km/L | 14.2km/L | 19.2km/L | 20.5km/L |
X(2WD)7人乗り | 18.3km/L | 14.1km/L | 19.1km/L | 20.3km/L |
X(2WD)5人乗り | 18.4km/L | 14.2km/L | 19.2km/L | 20.5km/L |
ポルテのグレード | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
ガソリン車全グレード(2WD) | 19.0km/L | 14.4km/L | 20.0km/L | 21.2km/L |
ガソリン車全グレード(4WD) | 14.8km/L | 11.0km/L | 16.0km/L | 16.4km/L |
動力性能の比較
ここではシエンタとポルテの動力性能を比較します。領収書のスペックは下記の通りです。シエンタのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
ハイブリッド車全グレード | 直列3気筒 | 1.490L | 67kW(91PS)/5,500r.p.m |
ガソリン車全グレード | 直列3気筒 | 1.490L | 88kW(120PS)/6,600r.p.m |
ポルテのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
ガソリン車全グレード(2WD) | 直列4気筒 | 1.496L | 80kW(109PS)/6,000r.p.m |
ガソリン車全グレード(4WD) | 直列4気筒 | 1.496L | 76kW(103PS)/6,000r.p.m |
タイヤサイズの比較
ここではシエンタとポルテのタイヤサイズを比較します。両車種の純正サイズは下記の通りです。シエンタ | 185/65R15 |
---|---|
ポルテ | 175/65R15 |
安全装備の比較

しかし、シエンタに搭載されているバージョンの方が新しいため安全性能においてはシエンタに軍配が上がります。
参考までに、Toyota Safety Senseの共通する機能としては下記が挙げられます。
・ぶつからないをサポートする「プリクラッシュセーフ」
・はみ出さないをサポートする「レーンディパーチャーアラート」
・夜間の視認性を高める「オートマチックハイビーム」
・前の車の発進をお知らせする「先行車発進告知機能」
両車種とも小回りが聞きやすい車というものの、長距離のドライブでは「うっかり」といったシーンが起こりかねません。その際にToyota Safety Senseの安全運転のサポートを行います。
ラゲッジスペースの比較

シエンタ | 奥行990〜1,525mm×幅1,265mm×高さ1,055~1,105m 荷室容量:約-L |
---|---|
ポルテ | 奥行-mm×幅1,040mm×高さ810m 荷室容量:最大-L |
おすすめグレードの選び方
ここからはシエンタとポルテにおいて「価格」「走り」「装備」3つの観点からおすすめグレードを紹介します。いずれもグレード展開が豊富なため自分が最も重視したいポイントに合わせて選択がおすすめです。長く安心して乗れる車選びを行いましょう。
価格重視
価格重視で車を選ぶ場合、シエンタはガソリン車の「X」グレードがおすすめです。7人乗りで1,990,000円(税込)と、200万円を切る価格で購入できます。ポルテは全てガソリン車ですが、価格を抑える場合は同じくベーシックなグレードである「X」グレードで1,862,300円(税込)がおすすめです。
なお、ポルテにおいては中古車市場での購入のため、新車価格よりも抑えて購入が叶うでしょう。ただし、中古車の場合、状態が様々なためオンラインでの確認はもちろん、現地での市場や室内空間の確認をおすすめします。
走り重視
走り重視で車選びを行う場合、シエンタはハイブリッドモデルがおすすめです。ガソリン車と比較して燃費性能を抑え、伸びやかな走りを楽しめるでしょう。ポルテにおいてはガソリン車のみのラインナップですが、4WDの選択がおすすめです。様々なシーンにおいて力強い走りを楽しめるでしょう。また、4WD車は悪路を走行する機会が多い方や雪の降る地域の方に適しています。走りのスムーズさだけでなく安全面においても2WDと比較して有利になります。
装備重視
装備重視で車選びを行うなら、シエンタ「Z」グレードがおすすめです。フロントグリルには特別の塗装が施されており、ヘッドランプはオートレベリング機能付き「Bi-BeamLED」に変更されています。また、エクステリアの印象を変えるホイールもダークグレーメタリック×シルバーメタリック塗装にグレードアップしており、車全体に大人びた印象を与えられます。
ポルテを装備重視で選ぶ場合はGグレードがおすすめです。このグレードのみナノイーパッケージとスーパーUVカットパッケージが標準搭載となり、快適性と上質さが加わっています。
装備重視で車選びを行うと初期費用こそかかるものの、長く快適な車内空間を過ごせるでしょう。
※本記事は、2024年6月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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