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更新日:2024.08.06 / 掲載日:2024.08.06
【2024年版】トヨタ シエンタVSトヨタ ヤリスクロスを徹底比較
トヨタが販売するシエンタとヤリスクロスは、メーカー内でも高い人気を誇る車種です。
シエンタは5ナンバーサイズのミニバンで、ヤリスクロスはコンパクトSUVに該当します。それぞれ同ジャンルのなかでも高水準の性能を持つため、車選びの際にはさまざまな車種と上記の2つを比較してみるとよいでしょう。
当記事では、車選びで迷っている方に向けて、シエンタとヤリスクロスの性能や特徴を比較します。
トヨタ シエンタのプロフィール
トヨタが開発・販売するシエンタは、メーカー内最小サイズのミニバンです。合い言葉は「やさしさをいっぱい詰め込んだ一台」。ミニバンのなかでも比較的入手しやすい価格帯と、5ナンバーサイズとは思えない広々とした居住性が魅力です。
主に「忙しいお母さん」を主体としたファミリー層がターゲットで、キックセンサーのスライドドアやワンタッチでアレンジできるシートなど、手軽に操作できる快適さを持ちます。また、ミニバンが苦手とする細路地や複雑な道の走行も、最小回転半径5.0mのシエンタならスムーズに走行が可能。
家族連れの旅行シーンからロングドライブまで、ファミリーに使い勝手のよい性能を誇ります。運転のしづらさからミニバンを敬遠していた方でも、シエンタならコンパクトカーさながらの感覚で運転できるでしょう。
先代モデルとの比較
現行のシエンタは3代目にあたり、ルーツである初代モデルは2003年9月に登場しました。「小粋でユースフルな7人乗り」をテーマに開発されたモデルで、各種快適機能や居住性を兼ね備えた5ナンバーサイズミニバンとして、大きな話題を呼んだそうです。風の影響を受けにくいよう、ボディはフロントスパッツ式を採用。当時のミニバンでもトップクラスの空力性能を実現しました。
2代目の登場は2015年7月。初代からエクステリアが一新され、かわいらしいフォルムからキリッとした顔立ちに変わりました。初代のコンセプトを踏襲した5ナンバーサイズを維持しながら、多様なライフスタイルに適応する「ユニバーサルでクールなトヨタ最小ミニバン」をテーマに開発。低床フラットフロアや室内設計のブラッシュアップにより、コンパクトさと居住性の両立に成功しています。
その後、2022年8月を最後に、現行の3代目モデルへバトンタッチしました。
トヨタ ヤリスクロスのプロフィール
トヨタが販売するヤリスクロスは、リーズナブルさと燃費性能に秀でたコンパクトSUVです。同メーカーの人気コンパクトカーである「ヤリス」のSUVモデルにあたり、街乗りとオフロードの両面に使える汎用性を兼ね備えています。
現行モデルはガソリンとハイブリッドの2パターンのパワートレインが用意されており、それぞれに「X・G・Z」をベースとした豊富なグレードが展開。
SUVのなかでも購入価格がリーズナブルでありながら、高いエンジン性能と燃費性能を持っているとして、幅広い層から支持を獲得しています。
先代モデルとの比較
ヤリスクロスは2020年に販売開始された新しい車種です。フルモデルチェンジは一度も行っておらず、現行モデルが初代です。
マイナーチェンジは2022年8月と2024年1月の2回に渡って実施されており、グレードバリエーションの増加や細かな調整が施されています。
派生元のヤリスがトヨタ屈指の人気車種なため、ヤリスクロスもロングセラーモデルとして長く発展するでしょう。
グレードと価格の比較
ここではシエンタとヤリスクロスの価格やグレード展開を比較します。
シエンタのグレード ハイブリッド車 | メーカー希望小売価格 |
---|---|
HYBRID Z(2WD)(7人乗り) | 3,036,600円(税込) |
HYBRID Z(E-Four)(7人乗り) | 3,234,600円(税込) |
HYBRID Z(2WD)(5人乗り) | 2,996,600円(税込) |
HYBRID Z(E-Four)(5人乗り) | 3,194,600円(税込) |
HYBRID G(2WD)(7人乗り) | 2,727,500円(税込) |
HYBRID G(E-Four)(7人乗り) | 2,925,500円(税込) |
HYBRID G(2WD)(5人乗り) | 2,687,500円(税込) |
HYBRID G(E-Four)(5人乗り) | 2,885,500円(税込) |
HYBRID X(2WD)(7人乗り) | 2,430,000円(税込) |
HYBRID X(E-Four)(7人乗り) | 2,628,000円(税込) |
HYBRID X(2WD)(5人乗り) | 2,390,000円(税込) |
HYBRID X(E-Four)(5人乗り) | 2,588,000円(税込) |
シエンタのグレード ガソリン車 | メーカー希望小売価格 |
---|---|
Z(2WD)(7人乗り) | 2,686,600円(税込) |
Z(2WD)(5人乗り) | 2,646,600円(税込) |
G(2WD)(7人乗り) | 2,377,500円(税込) |
G(2WD)(5人乗り) | 2,337,500円(税込) |
X(2WD)(7人乗り) | 2,035,200円(税込) |
X(2WD)(5人乗り) | 1,995,200円(税込) |
トヨタヤリスクロスのグレード ハイブリッド車 | メーカー希望小売価格 |
---|---|
HYBRID Z“Adventure”(2WD) | 2,925,000円(税込) |
HYBRID Z”Adventure”(E-Four) | 3,156,000円(税込) |
HYBRID Z(2WD) | 2,809,000円(税込) |
HYBRID Z(E-Four) | 3,040,000円(税込) |
HYBRID GR SPORT(2WD) | 2,954,000円(税込) |
HYBRID G(2WD) | 2,524,000円(税込) |
HYBRID G(E-Four) | 2,755,000円(税込) |
HYBRID X(2WD) | 2,295,000円(税込) |
HYBRID X(E-Four) | 2,526,000円(税込) |
トヨタヤリスクロスのグレード ガソリン車 | メーカー希望小売価格 |
---|---|
Z”Adventure”(2WD) | 2,551,000円(税込) |
ZAdventure(4WD) | 2,782,000円(税込) |
Z(2WD) | 2,435,000円(税込) |
Z(4WD) | 2,666,000円(税込) |
GR SPORT(2WD) | 2,571,000円(税込) |
G(2WD) | 2,150,000円(税込) |
G(4WD) | 2,381,000円(税込) |
X(2WD) | 1,907,000円(税込) |
X(4WD) | 2,138,000円(税込) |
両車種はミニバンとSUVという違いがあるにもかかわらず、同レベルのリーズナブルな価格帯を誇ります。
一般にはコンパクトSUVよりもミニバンのほうが高い傾向にあるため、同水準まで価格を抑えられているシエンタは、コストパフォーマンスに優れるといえるでしょう。”
外観とボディサイズの比較
ここからはシエンタとヤリスクロスのボディサイズを比較します。両車種の具体的な数値は下記の通りです。
シエンタ | 全長4,260mm×全幅1,695mm×全高1,695〜1,715mm |
---|---|
ヤリスクロス | 全長4,180〜4,200mm×全幅1,765mm×全高1,580〜1,590mm |
ボディサイズはミニバンであるシエンタのほうが大きめです。しかし、SUVであるヤリスクロスより極端に大きいわけではなく、5ナンバーサイズに収まっています。7人乗りで上記のサイズ感をキープしている点では、シエンタのほうがコンパクトといえるでしょう。
なお、機械式立体駐車場の利用においては、車高制限が1,550mmの場所も存在します。どちらの車種も車高制限を超えるため、機械式立体駐車場を利用する際は注意しましょう。
室内の広さを比較
ここではシエンタとヤリスクロスの室内空間を比較します。両車種のサイズは下記の通りです。
シエンタ | 室内長2,030〜2,545mm×室内幅1,530mm×室内高1,300mm |
---|---|
ヤリスクロス | 室内長1,845mm×室内幅1,430mm×室内高1,205mm |
居住性はミニバンであるシエンタのほうが総合的にうえです。ファミリーユースを想定したモデルだけあり、シエンタは広々とした空間設計がなされています。
燃費性能の比較
ここではシエンタとヤリスクロスの燃費性能を比較します。
シエンタのグレード ハイブリッド車 | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
HYBRID Z(2WD)7人乗り | 28.2km/L | 27.1km/L | 29.8km/L | 27.6km/L |
HYBRID Z(E-Four)7人乗り | 25.3km/L | 25.5km/L | 26.2km/L | 24.7km/L |
HYBRID Z(2WD)5人乗り | 28.4km/L | 27.5km/L | 30.2km/L | 27.8km/L |
HYBRID Z(E-Four)5人乗り | 25.3km/L | 25.5km/L | 26.2km/L | 24.7km/L |
HYBRID G(2WD)7人乗り | 28.2km/L | 27.1km/L | 29.8km/L | 27.6km/L |
HYBRID G(E-Four)7人乗り | 25.3km/L | 25.5km/L | 26.2km/L | 24.7km/L |
HYBRID G(2WD)5人乗り | 28.4km/L | 27.5km/L | 30.2km/L | 27.8km/L |
HYBRID G(E-Four)5人乗り | 25.3km/L | 25.5km/L | 26.2km/L | 24.7km/L |
HYBRID X(2WD)7人乗り | 28.5km/L | 27.5km/L | 30.3km/L | 27.9km/L |
HYBRID X(E-Four)7人乗り | 25.3km/L | 25.5km/L | 26.2km/L | 24.7km/L |
HYBRID X(2WD)5人乗り | 28.8km/L | 27.9km/L | 30.7km/L | 28.1km/L |
HYBRID X (E-Four)5人乗り | 25.3km/L | 25.5km/L | 26.2km/L | 24.7km/L |
シエンタのグレード ガソリン車 | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
Z(2WD)7人乗り | 18.3km/L | 14.1km/L | 19.1km/L | 20.3km/L |
Z(2WD)5人乗り | 18.4km/L | 14.2km/L | 19.2km/L | 20.5km/L |
G(2WD)7人乗り | 18.3km/L | 14.1km/L | 19.1km/L | 20.3km/L |
G(2WD)5人乗り | 18.4km/L | 14.2km/L | 19.2km/L | 20.5km/L |
X(2WD)7人乗り | 18.3km/L | 14.1km/L | 19.1km/L | 20.3km/L |
X(2WD)5人乗り | 18.4km/L | 14.2km/L | 19.2km/L | 20.5km/L |
ヤリスクロスのグレード ハイブリッド車 | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
HYBRID Z””Adventure””(2WD) | 27.8km/L | 29.3km/L | 29.2km/L | 26.3km/L |
HYBRID Z””Adventure””(E-Four) | 26.0km/L | 26.5km/L | 26.9km/L | 25.2km/L |
HYBRID Z(2WD) | 27.8km/L | 29.3km/L | 29.2km/L | 26.3km/L |
HYBRID Z(E-Four) | 26.0km/L | 26.5km/L | 26.9km/L | 25.2km/L |
HYBRID GR SPORT(2WD) | 25.0km/L | 25.5km/L | 25.3km/L | 24.6km/L |
HYBRID G(2WD) | 30.2km/L | 31.8km/L | 32.5km/L | 28.4km/L |
HYBRID G(E-Four) | 28.1km/L | 29.0km/L | 29.5km/L | 26.9km/L |
HYBRID X(2WD) | 30.8km/L | 32.3km/L | 33.4km/L | 28.7km/L |
HYBRID X(E-Four) | 28.7km/L | 29.9km/L | 30.3km/L | 27.2km/L |
U(2WD) | 30.2km/L | 31.8km/L | 32.5km/L | 28.4km/L |
U(E-Four) | 28.1km/L | 29.0km/L | 29.5km/L | 26.9km/L |
ヤリスクロスのグレード ガソリン車 | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
Z””Adventure””(2WD) | 18.3km/L | 14.0km/L | 19.1km/L | 20.5km/L |
Z””Adventure””(4WD) | 17.1km/L | 13.4km/L | 17.6km/L | 18.9km/L |
Z(2WD) | 18.3km/L | 14.0km/L | 19.1km/L | 20.5km/L |
Z(4WD) | 17.1km/L | 13.4km/L | 17.6km/L | 18.9km/L |
GRSPORT(2WD) | 17.6km/L | 13.9km/L | 18.5km/L | 19.2km/L |
G(2WD) | 19.4km/L | 14.6km/L | 20.4km/L | 21.9km/L |
G(4WD) | 18.1km/L | 13.9km/L | 18.7km/L | 20.2km/L |
X(2WD) | 19.8km/L | 14.8km/L | 20.8km/L | 22.3km/L |
X(4WD) | 18.4km/L | 14.1km/L | 19.1km/L | 20.5km/L |
最も低燃費(通常のWLTCモード)なのはヤリスクロス「X(2WD)」の30.8km/Lです。しかし、シエンタのハイブリッドモデルも28km/L並の高水準の燃費を誇ります。
低燃費にこだわるならヤリスクロスをおすすめしますが、ミニバンである点も考慮するなら、シエンタのほうがコストパフォーマンスは高いでしょう。
動力性能の比較
ここではシエンタとヤリスクロスの動力性能を比較します。両車種のスペックは下記の通りです。
シエンタのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
ハイブリッド車全グレード | 直列3気筒 | 1.490L | 67kW(91PS)/5,500r.p.m |
ガソリン車全グレード | 直列3気筒 | 1.490L | 88kW(120PS)/6,600r.p.m |
ヤリスクロスのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
ハイブリッド車全グレード | 直列3気筒 | 1.490L | 67kW(91PS)/5,500r.p.m |
ガソリン車全グレード | 直列3気筒 | 1.490L | 88kW(120PS)/6,600r.p.m |
シエンタとヤリスクロスはそれぞれ違うジャンルの車種ですが、エンジンはどちらも同じ「1.5Lダイナミックフォースエンジン」が搭載。ハイブリッドモデルには直列3気筒のものが、ガソリン車には直列3気筒直噴のものが使われています。
タイヤサイズの比較
ここではシエンタとヤリスクロスのタイヤサイズを比較します。両車種のサイズは下記の通りです。
シエンタ | 185/65R15 |
---|---|
ヤリスクロス | 205/65R16(X/HYBRID X/G/HYBRID G) 215/50R18(GR SPORT/HYBRID GR SPORT/Z/HYBRID Z/Z Adventure/HYBRID Z Adventure) |
タイヤサイズはシエンタが15インチ、ヤリスクロスには16または18インチのものが装備されています。
なお、ヤリスクロスの「G」グレードのみオプションで「215/50R18」に変更可能です。タイヤのバリエーションではヤリスクロスのほうがうえといえるでしょう。
安全装備の比較
シエンタとヤリスクロスには、どちらもトヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が全グレードに標準搭載されています。
ただし、それぞれで使える機能が異なるため、安全面を重視するなら各車種とグレードでどの機能が備わっているのか確認しておきましょう。
シエンタには以下の機能は備わっています。
・プリクラッシュセーフティ
・レーントレーシングアシスト+レーンディパーチャーアラート
・停止保持機能付きレーダークルーズコントロール(HYBRID Zのみ)
・レーダークルーズコントロール(HYBRID Z以外)
・アダプティブハイビームシステム(HYBRID Z / Zのみ)
・オートマチックハイビーム(HYBRID Z / Z以外)
・ロードサインアシスト
・ドライバー異常時対応システム(HYBRID Zのみ)
・プロアクティブドライビングアシスト
・発進遅れ告知機能
ヤリスクロスに搭載されている機能は以下の通りです。
・プリクラッシュセーフティ
・レーントレーシングアシスト+レーンディパーチャーアラート
・レーダークルーズコントロール
・アダプティブハイビームシステム(Z/ Z“Adventure”でのみオプションで追加可能)
・オートマチックハイビーム
・ロードサインアシスト
・ドライバー異常時対応システム
・プロアクティブドライビングアシスト
・発進遅れ告知機能
総合的な安全性能が高いのは、ほとんどの機能を備えているヤリスクロスといえます。シエンタも機能数は充実していますが、一部の機能は最上位グレードのZにしか搭載されていません。
ラゲッジスペースの比較
ここではシエンタとヤリスクロスのラゲッジスペースを比較します。
シエンタ | 奥行990〜1,525mm×幅1,265mm×高さ1,055~1,105m 荷室容量:約-L |
---|---|
ヤリスクロス | 奥行820m×幅1,400mm×高さ732〜850mm 荷室容量:約-L |
ラゲッジスペースに関しては、ミニバンであるシエンタのほうが大容量です。家族4人以上で旅行やアウトドアシーンに使うなら、シエンタのほうが実用性は高いといえるでしょう。
おすすめグレードの選び方
ここからは、シエンタとヤリスクロスのおすすめグレードを「価格・走行性能・装備」の3つの観点で紹介します。
車を選ぶ際は、車種以外にもグレードのチョイスによって性能が大きく変わるケースも珍しくありません。個人の好みや用途によって最適なグレードは異なるため、各グレードの特徴を把握したうえで、ぴったりのモデルを選びましょう。
価格重視
車を価格重視で選ぶ場合、シエンタのガソリン車のX(2WD)、ヤリスクロスはガソリン車の「X(2WD)」がおすすめです。どちらも新車購入価格200万円以下で入手できるエントリーグレードで、同ジャンルのなかでも比較的入手しやすいのが魅力です。
シエンタの場合は5人乗りと7人乗りの2パターンから選べますが、7人乗りでも4万円しか金額に差がありません。そのため、家族人数や用途に合わせて、好きなほうを選ぶとよいでしょう。
ヤリスクロスのXグレードは、ハイブリッドモデルより燃費性能に劣るものの、19.8km/Lとガソリン車のなかでも高水準の性能を誇ります。出力もSUVとして申し分ないレベルに収まっているため、普段使いする分には十分といえるでしょう。
走り重視
走行性能を重視する場合、シエンタはハイブリッドエンジン搭載のグレードを、ヤリスクロスなら「HYBRID GR SPORT」がおすすめです。
シエンタのハイブリッドモデルは、ハイブリッドエンジンによる出力の補正に加え、ストップ&ゴーの多い街乗りで扱いやすいレスポンスのよさを発揮します。また、ハイブリッドエンジンによる静粛性も期待できるでしょう。
ヤリスクロスのHYBRID GR SPORTは、ヤリスクロスのなかでもスポーティーな走りに特化したモデル。走行の爽快さをサポートする専用パーツが充実しており、最高クラスの走り心地を体感できます。
装備重視
装備重視で選ぶのなら、シエンタの「Z」、ヤリスクロスなら「HYBRID Z Adventure」がおすすめです。どちらも最上位グレードにあたり、高級感のある特別仕様のビジュアルはもちろん、室内の快適機能やパーツのクオリティも大幅にアップします。
シエンタのZは、フロントグリルは金属調塗装が施され、ヘッドランプはオートレベリング機能付きBi-Beam LEDに変更。ホイールもダークグレーメタリック×シルバーメタリック塗装にアップグレードするなど、シックで大人感のあるデザインに仕上がっています。
室内はステアリングホイールが本革巻きかつシルバー加飾が追加され、インストルメントパネルはファブリック表皮仕様に。そのほか運転席アームレストや後席用サンシェードが標準搭載されるなど、材質・機能の両面で大幅なアップグレードがなされています。
ヤリスクロスのHYBRID Z Adventureには、GR SPORTとは異なるグレード専用フロント・リヤバンパーがデザイン。ホイールは切削光輝のセンターオーナメント付18インチタイヤを採用し、安定感のある走りを体感できます。
また、本グレードのみシルバー調のルーフレールが装備され、ドア下には車名プレート付きのモールディングが施されています。運転席のステアリングホイールやシフトノブは本革巻で、コンソルボックス付きのフロントアームレストは標準搭載です。
※本記事は、2024年6月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。