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更新日:2024.08.06 / 掲載日:2024.08.06

【2024年版】トヨタ シエンタVSトヨタ ヤリスクロスを徹底比較

トヨタが販売するシエンタとヤリスクロスは、メーカー内でも高い人気を誇る車種です。

シエンタは5ナンバーサイズのミニバンで、ヤリスクロスはコンパクトSUVに該当します。それぞれ同ジャンルのなかでも高水準の性能を持つため、車選びの際にはさまざまな車種と上記の2つを比較してみるとよいでしょう。

当記事では、車選びで迷っている方に向けて、シエンタとヤリスクロスの性能や特徴を比較します。

トヨタ シエンタのプロフィール

トヨタが開発・販売するシエンタは、メーカー内最小サイズのミニバンです。合い言葉は「やさしさをいっぱい詰め込んだ一台」。ミニバンのなかでも比較的入手しやすい価格帯と、5ナンバーサイズとは思えない広々とした居住性が魅力です。

主に「忙しいお母さん」を主体としたファミリー層がターゲットで、キックセンサーのスライドドアやワンタッチでアレンジできるシートなど、手軽に操作できる快適さを持ちます。また、ミニバンが苦手とする細路地や複雑な道の走行も、最小回転半径5.0mのシエンタならスムーズに走行が可能。

家族連れの旅行シーンからロングドライブまで、ファミリーに使い勝手のよい性能を誇ります。運転のしづらさからミニバンを敬遠していた方でも、シエンタならコンパクトカーさながらの感覚で運転できるでしょう。

先代モデルとの比較

現行のシエンタは3代目にあたり、ルーツである初代モデルは2003年9月に登場しました。「小粋でユースフルな7人乗り」をテーマに開発されたモデルで、各種快適機能や居住性を兼ね備えた5ナンバーサイズミニバンとして、大きな話題を呼んだそうです。風の影響を受けにくいよう、ボディはフロントスパッツ式を採用。当時のミニバンでもトップクラスの空力性能を実現しました。

2代目の登場は2015年7月。初代からエクステリアが一新され、かわいらしいフォルムからキリッとした顔立ちに変わりました。初代のコンセプトを踏襲した5ナンバーサイズを維持しながら、多様なライフスタイルに適応する「ユニバーサルでクールなトヨタ最小ミニバン」をテーマに開発。低床フラットフロアや室内設計のブラッシュアップにより、コンパクトさと居住性の両立に成功しています。

その後、2022年8月を最後に、現行の3代目モデルへバトンタッチしました。

トヨタ シエンタの中古車を探す
  • 支払総額:346.3万円
  • 車両本体価格:329.3万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 20km
  • 車検: 検9.10
  • 支払総額:174.9万円
  • 車両本体価格:164.5万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2016年
  • 走行距離 : 2.8万km
  • 車検: 検7.6
  • 支払総額:319.9万円
  • 車両本体価格:299.8万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 0.9万km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:345.9万円
  • 車両本体価格:325.6万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 140km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:179.9万円
  • 車両本体価格:164.6万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2015年
  • 走行距離 : 1.2万km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:199.9万円
  • 車両本体価格:184.8万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2021年
  • 走行距離 : 2.8万km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:135.9万円
  • 車両本体価格:124.6万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2017年
  • 走行距離 : 7.1万km
  • 車検: 検8.9
  • 支払総額:192.2万円
  • 車両本体価格:181.7万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2019年
  • 走行距離 : 6.3万km
  • 車検: 検8.9
  • 支払総額:149.9万円
  • 車両本体価格:138.8万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2015年
  • 走行距離 : 4.7万km
  • 車検: 検8.7
  • 支払総額:352.9万円
  • 車両本体価格:335.9万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 8km
  • 車検: 検9.10
  • 支払総額:137.9万円
  • 車両本体価格:127.5万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2016年
  • 走行距離 : 5.5万km
  • 車検: 検7.5
  • 支払総額:249.5万円
  • 車両本体価格:236.2万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2023年
  • 走行距離 : 3.6万km
  • 車検: 検7.4
  • 支払総額:217.9万円
  • 車両本体価格:207.2万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2018年
  • 走行距離 : 3.5万km
  • 車検: 検7.12
  • 支払総額:322.9万円
  • 車両本体価格:312万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2023年
  • 走行距離 : 0.5万km
  • 車検: 検8.4
  • 支払総額:344.9万円
  • 車両本体価格:333.1万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 15km
  • 車検: 検9.8
  • 支払総額:119.9万円
  • 車両本体価格:108.7万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2017年
  • 走行距離 : 6.1万km
  • 車検: 検8.8
  • 支払総額:162.9万円
  • 車両本体価格:152万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2017年
  • 走行距離 : 7.6万km
  • 車検: 検8.3
  • 支払総額:299.9万円
  • 車両本体価格:283.5万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 20km
  • 車検: 検9.10
  • 支払総額:149.9万円
  • 車両本体価格:139.3万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2016年
  • 走行距離 : 5.6万km
  • 車検: 検7.10
  • 支払総額:152.9万円
  • 車両本体価格:142.3万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2016年
  • 走行距離 : 3.0万km
  • 車検: 検7.9
  • 支払総額:139.9万円
  • 車両本体価格:124.6万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2015年
  • 走行距離 : 7.0万km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:138.3万円
  • 車両本体価格:123万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2015年
  • 走行距離 : 5.6万km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:174.9万円
  • 車両本体価格:164.5万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2017年
  • 走行距離 : 5.4万km
  • 車検: 検8.2
  • 支払総額:335万円
  • 車両本体価格:321.4万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2022年
  • 走行距離 : 2.7万km
  • 車検: 検7.10
  • 支払総額:189.9万円
  • 車両本体価格:178.8万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2019年
  • 走行距離 : 5.8万km
  • 車検: 検8.7
  • 支払総額:219.9万円
  • 車両本体価格:209.3万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2018年
  • 走行距離 : 4.6万km
  • 車検: 検7.10
  • 支払総額:132.9万円
  • 車両本体価格:117.6万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2017年
  • 走行距離 : 9.4万km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:342.9万円
  • 車両本体価格:331万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 7km
  • 車検: 検9.9
  • 支払総額:192.9万円
  • 車両本体価格:182.4万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2020年
  • 走行距離 : 2.1万km
  • 車検: 検7.10
  • 支払総額:209.9万円
  • 車両本体価格:195.7万円
  • 車種 : シエンタ
  • 年式 : 2019年
  • 走行距離 : 5.1万km
  • 車検: 車検整備付

トヨタ ヤリスクロスのプロフィール

トヨタが販売するヤリスクロスは、リーズナブルさと燃費性能に秀でたコンパクトSUVです。同メーカーの人気コンパクトカーである「ヤリス」のSUVモデルにあたり、街乗りとオフロードの両面に使える汎用性を兼ね備えています。

現行モデルはガソリンとハイブリッドの2パターンのパワートレインが用意されており、それぞれに「X・G・Z」をベースとした豊富なグレードが展開。

SUVのなかでも購入価格がリーズナブルでありながら、高いエンジン性能と燃費性能を持っているとして、幅広い層から支持を獲得しています。

先代モデルとの比較

ヤリスクロスは2020年に販売開始された新しい車種です。フルモデルチェンジは一度も行っておらず、現行モデルが初代です。

マイナーチェンジは2022年8月と2024年1月の2回に渡って実施されており、グレードバリエーションの増加や細かな調整が施されています。

派生元のヤリスがトヨタ屈指の人気車種なため、ヤリスクロスもロングセラーモデルとして長く発展するでしょう。

トヨタ ヤリスクロスの中古車を探す
  • 支払総額:289.9万円
  • 車両本体価格:274.5万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 1.4万km
  • 車検: 検8.3
  • 支払総額:223.9万円
  • 車両本体価格:209.9万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 1.9万km
  • 車検: 検8.4
  • 支払総額:310万円
  • 車両本体価格:300万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2022年
  • 走行距離 : 2.0万km
  • 車検: 検7.9
  • 支払総額:232.9万円
  • 車両本体価格:218.5万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 1.4万km
  • 車検: 検8.3
  • 支払総額:226.9万円
  • 車両本体価格:212.9万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 1.4万km
  • 車検: 検8.4
  • 支払総額:231.2万円
  • 車両本体価格:212.9万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 2.2万km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:358万円
  • 車両本体価格:348万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 4km
  • 車検: 検9.10
  • 支払総額:226.9万円
  • 車両本体価格:212.9万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 2.0万km
  • 車検: 検8.4
  • 支払総額:232.9万円
  • 車両本体価格:214.6万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 2.1万km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:232.9万円
  • 車両本体価格:214.6万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 1.7万km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:231.2万円
  • 車両本体価格:212.9万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 1.2万km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:227.9万円
  • 車両本体価格:213.9万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 1.6万km
  • 車検: 検8.4
  • 支払総額:259.9万円
  • 車両本体価格:246.6万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2023年
  • 走行距離 : 1.3万km
  • 車検: 検8.3
  • 支払総額:227.9万円
  • 車両本体価格:213.9万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 2.0万km
  • 車検: 検8.4
  • 支払総額:226.9万円
  • 車両本体価格:212.9万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 1.6万km
  • 車検: 検8.4
  • 支払総額:229.9万円
  • 車両本体価格:211.6万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 1.8万km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:287.9万円
  • 車両本体価格:272.7万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 1.1万km
  • 車検: 検8.3
  • 支払総額:259.9万円
  • 車両本体価格:245万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 2.3万km
  • 車検: 検8.4
  • 支払総額:328万円
  • 車両本体価格:318万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 7km
  • 車検: 検9.10
  • 支払総額:227.9万円
  • 車両本体価格:213.9万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 1.5万km
  • 車検: 検8.4
  • 支払総額:226.9万円
  • 車両本体価格:212.9万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 1.9万km
  • 車検: 検8.4
  • 支払総額:249.9万円
  • 車両本体価格:235万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 2.0万km
  • 車検: 検8.4
  • 支払総額:223.9万円
  • 車両本体価格:209.9万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 2.2万km
  • 車検: 検8.4
  • 支払総額:226.9万円
  • 車両本体価格:212.9万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 2.0万km
  • 車検: 検8.4
  • 支払総額:223.9万円
  • 車両本体価格:209.5万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 2.6万km
  • 車検: 検8.3
  • 支払総額:325万円
  • 車両本体価格:315.6万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2022年
  • 走行距離 : 0.8万km
  • 車検: 検7.2
  • 支払総額:231.2万円
  • 車両本体価格:212.9万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 2.2万km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:284.9万円
  • 車両本体価格:269.7万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 1.3万km
  • 車検: 検8.3
  • 支払総額:226.9万円
  • 車両本体価格:212.9万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 1.6万km
  • 車検: 検8.4
  • 支払総額:231.2万円
  • 車両本体価格:212.9万円
  • 車種 : ヤリスクロス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 1.6万km
  • 車検: 車検整備付

グレードと価格の比較

ここではシエンタとヤリスクロスの価格やグレード展開を比較します。

シエンタのグレード
ハイブリッド車
メーカー希望小売価格
HYBRID Z(2WD)(7人乗り)3,036,600円(税込)
HYBRID Z(E-Four)(7人乗り)3,234,600円(税込)
HYBRID Z(2WD)(5人乗り)2,996,600円(税込)
HYBRID Z(E-Four)(5人乗り)3,194,600円(税込)
HYBRID G(2WD)(7人乗り)2,727,500円(税込)
HYBRID G(E-Four)(7人乗り)2,925,500円(税込)
HYBRID G(2WD)(5人乗り)2,687,500円(税込)
HYBRID G(E-Four)(5人乗り)2,885,500円(税込)
HYBRID X(2WD)(7人乗り)2,430,000円(税込)
HYBRID X(E-Four)(7人乗り)2,628,000円(税込)
HYBRID X(2WD)(5人乗り)2,390,000円(税込)
HYBRID X(E-Four)(5人乗り)2,588,000円(税込)
シエンタのグレード
ガソリン車
メーカー希望小売価格
Z(2WD)(7人乗り)2,686,600円(税込)
Z(2WD)(5人乗り)2,646,600円(税込)
G(2WD)(7人乗り)2,377,500円(税込)
G(2WD)(5人乗り)2,337,500円(税込)
X(2WD)(7人乗り)2,035,200円(税込)
X(2WD)(5人乗り)1,995,200円(税込)
トヨタヤリスクロスのグレード
ハイブリッド車
メーカー希望小売価格
HYBRID Z“Adventure”(2WD)2,925,000円(税込)
HYBRID Z”Adventure”(E-Four)3,156,000円(税込)
HYBRID Z(2WD)2,809,000円(税込)
HYBRID Z(E-Four)3,040,000円(税込)
HYBRID GR SPORT(2WD)2,954,000円(税込)
HYBRID G(2WD)2,524,000円(税込)
HYBRID G(E-Four)2,755,000円(税込)
HYBRID X(2WD)2,295,000円(税込)
HYBRID X(E-Four)2,526,000円(税込)
トヨタヤリスクロスのグレード
ガソリン車
メーカー希望小売価格
Z”Adventure”(2WD)2,551,000円(税込)
ZAdventure(4WD)2,782,000円(税込)
Z(2WD)2,435,000円(税込)
Z(4WD)2,666,000円(税込)
GR SPORT(2WD)2,571,000円(税込)
G(2WD)2,150,000円(税込)
G(4WD)2,381,000円(税込)
X(2WD)1,907,000円(税込)
X(4WD)2,138,000円(税込)

両車種はミニバンとSUVという違いがあるにもかかわらず、同レベルのリーズナブルな価格帯を誇ります。

一般にはコンパクトSUVよりもミニバンのほうが高い傾向にあるため、同水準まで価格を抑えられているシエンタは、コストパフォーマンスに優れるといえるでしょう。”

外観とボディサイズの比較

ここからはシエンタとヤリスクロスのボディサイズを比較します。両車種の具体的な数値は下記の通りです。

シエンタ全長4,260mm×全幅1,695mm×全高1,695〜1,715mm
ヤリスクロス全長4,180〜4,200mm×全幅1,765mm×全高1,580〜1,590mm

ボディサイズはミニバンであるシエンタのほうが大きめです。しかし、SUVであるヤリスクロスより極端に大きいわけではなく、5ナンバーサイズに収まっています。7人乗りで上記のサイズ感をキープしている点では、シエンタのほうがコンパクトといえるでしょう。

なお、機械式立体駐車場の利用においては、車高制限が1,550mmの場所も存在します。どちらの車種も車高制限を超えるため、機械式立体駐車場を利用する際は注意しましょう。

室内の広さを比較

ここではシエンタとヤリスクロスの室内空間を比較します。両車種のサイズは下記の通りです。

シエンタ室内長2,030〜2,545mm×室内幅1,530mm×室内高1,300mm
ヤリスクロス室内長1,845mm×室内幅1,430mm×室内高1,205mm

居住性はミニバンであるシエンタのほうが総合的にうえです。ファミリーユースを想定したモデルだけあり、シエンタは広々とした空間設計がなされています。

燃費性能の比較

ここではシエンタとヤリスクロスの燃費性能を比較します。

シエンタのグレード
ハイブリッド車
WLTCモード市街地モード郊外モード高速道路モード
HYBRID Z(2WD)7人乗り28.2km/L27.1km/L29.8km/L27.6km/L
HYBRID Z(E-Four)7人乗り25.3km/L25.5km/L26.2km/L24.7km/L
HYBRID Z(2WD)5人乗り28.4km/L27.5km/L30.2km/L27.8km/L
HYBRID Z(E-Four)5人乗り25.3km/L25.5km/L26.2km/L24.7km/L
HYBRID G(2WD)7人乗り28.2km/L27.1km/L29.8km/L27.6km/L
HYBRID G(E-Four)7人乗り25.3km/L25.5km/L26.2km/L24.7km/L
HYBRID G(2WD)5人乗り28.4km/L27.5km/L30.2km/L27.8km/L
HYBRID G(E-Four)5人乗り25.3km/L25.5km/L26.2km/L24.7km/L
HYBRID X(2WD)7人乗り28.5km/L27.5km/L30.3km/L27.9km/L
HYBRID X(E-Four)7人乗り25.3km/L25.5km/L26.2km/L24.7km/L
HYBRID X(2WD)5人乗り28.8km/L27.9km/L30.7km/L28.1km/L
HYBRID X (E-Four)5人乗り25.3km/L25.5km/L26.2km/L24.7km/L
シエンタのグレード
ガソリン車
WLTCモード市街地モード郊外モード高速道路モード
Z(2WD)7人乗り18.3km/L14.1km/L19.1km/L20.3km/L
Z(2WD)5人乗り18.4km/L14.2km/L19.2km/L20.5km/L
G(2WD)7人乗り18.3km/L14.1km/L19.1km/L20.3km/L
G(2WD)5人乗り18.4km/L14.2km/L19.2km/L20.5km/L
X(2WD)7人乗り18.3km/L14.1km/L19.1km/L20.3km/L
X(2WD)5人乗り18.4km/L14.2km/L19.2km/L20.5km/L
ヤリスクロスのグレード
ハイブリッド車
WLTCモード市街地モード郊外モード高速道路モード
HYBRID Z””Adventure””(2WD)27.8km/L29.3km/L29.2km/L26.3km/L
HYBRID Z””Adventure””(E-Four)26.0km/L26.5km/L26.9km/L25.2km/L
HYBRID Z(2WD)27.8km/L29.3km/L29.2km/L26.3km/L
HYBRID Z(E-Four)26.0km/L26.5km/L26.9km/L25.2km/L
HYBRID GR SPORT(2WD)25.0km/L25.5km/L25.3km/L24.6km/L
HYBRID G(2WD)30.2km/L31.8km/L32.5km/L28.4km/L
HYBRID G(E-Four)28.1km/L29.0km/L29.5km/L26.9km/L
HYBRID X(2WD)30.8km/L32.3km/L33.4km/L28.7km/L
HYBRID X(E-Four)28.7km/L29.9km/L30.3km/L27.2km/L
U(2WD)30.2km/L31.8km/L32.5km/L28.4km/L
U(E-Four)28.1km/L29.0km/L29.5km/L26.9km/L
ヤリスクロスのグレード
ガソリン車
WLTCモード市街地モード郊外モード高速道路モード
Z””Adventure””(2WD)18.3km/L14.0km/L19.1km/L20.5km/L
Z””Adventure””(4WD)17.1km/L13.4km/L17.6km/L18.9km/L
Z(2WD)18.3km/L14.0km/L19.1km/L20.5km/L
Z(4WD)17.1km/L13.4km/L17.6km/L18.9km/L
GRSPORT(2WD)17.6km/L13.9km/L18.5km/L19.2km/L
G(2WD)19.4km/L14.6km/L20.4km/L21.9km/L
G(4WD)18.1km/L13.9km/L18.7km/L20.2km/L
X(2WD)19.8km/L14.8km/L20.8km/L22.3km/L
X(4WD)18.4km/L14.1km/L19.1km/L20.5km/L

最も低燃費(通常のWLTCモード)なのはヤリスクロス「X(2WD)」の30.8km/Lです。しかし、シエンタのハイブリッドモデルも28km/L並の高水準の燃費を誇ります。

低燃費にこだわるならヤリスクロスをおすすめしますが、ミニバンである点も考慮するなら、シエンタのほうがコストパフォーマンスは高いでしょう。

動力性能の比較

ここではシエンタとヤリスクロスの動力性能を比較します。両車種のスペックは下記の通りです。

シエンタのグレードエンジン種類総排気量最大出力
ハイブリッド車全グレード直列3気筒1.490L67kW(91PS)/5,500r.p.m
ガソリン車全グレード直列3気筒1.490L88kW(120PS)/6,600r.p.m
ヤリスクロスのグレードエンジン種類総排気量最大出力
ハイブリッド車全グレード直列3気筒1.490L67kW(91PS)/5,500r.p.m
ガソリン車全グレード直列3気筒1.490L88kW(120PS)/6,600r.p.m

シエンタとヤリスクロスはそれぞれ違うジャンルの車種ですが、エンジンはどちらも同じ「1.5Lダイナミックフォースエンジン」が搭載。ハイブリッドモデルには直列3気筒のものが、ガソリン車には直列3気筒直噴のものが使われています。

タイヤサイズの比較

ここではシエンタとヤリスクロスのタイヤサイズを比較します。両車種のサイズは下記の通りです。

シエンタ185/65R15
ヤリスクロス205/65R16(X/HYBRID X/G/HYBRID G)
215/50R18(GR SPORT/HYBRID GR SPORT/Z/HYBRID Z/Z Adventure/HYBRID Z Adventure)

タイヤサイズはシエンタが15インチ、ヤリスクロスには16または18インチのものが装備されています。

なお、ヤリスクロスの「G」グレードのみオプションで「215/50R18」に変更可能です。タイヤのバリエーションではヤリスクロスのほうがうえといえるでしょう。

安全装備の比較

シエンタとヤリスクロスには、どちらもトヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が全グレードに標準搭載されています。

ただし、それぞれで使える機能が異なるため、安全面を重視するなら各車種とグレードでどの機能が備わっているのか確認しておきましょう。

シエンタには以下の機能は備わっています。

・プリクラッシュセーフティ
・レーントレーシングアシスト+レーンディパーチャーアラート
・停止保持機能付きレーダークルーズコントロール(HYBRID Zのみ)
・レーダークルーズコントロール(HYBRID Z以外)
・アダプティブハイビームシステム(HYBRID Z / Zのみ)
・オートマチックハイビーム(HYBRID Z / Z以外)
・ロードサインアシスト
・ドライバー異常時対応システム(HYBRID Zのみ)
・プロアクティブドライビングアシスト
・発進遅れ告知機能

ヤリスクロスに搭載されている機能は以下の通りです。

・プリクラッシュセーフティ
・レーントレーシングアシスト+レーンディパーチャーアラート
・レーダークルーズコントロール
・アダプティブハイビームシステム(Z/ Z“Adventure”でのみオプションで追加可能)
・オートマチックハイビーム
・ロードサインアシスト
・ドライバー異常時対応システム
・プロアクティブドライビングアシスト
・発進遅れ告知機能

総合的な安全性能が高いのは、ほとんどの機能を備えているヤリスクロスといえます。シエンタも機能数は充実していますが、一部の機能は最上位グレードのZにしか搭載されていません。

ラゲッジスペースの比較

ここではシエンタとヤリスクロスのラゲッジスペースを比較します。

シエンタ奥行990〜1,525mm×幅1,265mm×高さ1,055~1,105m
荷室容量:約-L
ヤリスクロス奥行820m×幅1,400mm×高さ732〜850mm
荷室容量:約-L

ラゲッジスペースに関しては、ミニバンであるシエンタのほうが大容量です。家族4人以上で旅行やアウトドアシーンに使うなら、シエンタのほうが実用性は高いといえるでしょう。

おすすめグレードの選び方

ここからは、シエンタとヤリスクロスのおすすめグレードを「価格・走行性能・装備」の3つの観点で紹介します。

車を選ぶ際は、車種以外にもグレードのチョイスによって性能が大きく変わるケースも珍しくありません。個人の好みや用途によって最適なグレードは異なるため、各グレードの特徴を把握したうえで、ぴったりのモデルを選びましょう。

価格重視

車を価格重視で選ぶ場合、シエンタのガソリン車のX(2WD)、ヤリスクロスはガソリン車の「X(2WD)」がおすすめです。どちらも新車購入価格200万円以下で入手できるエントリーグレードで、同ジャンルのなかでも比較的入手しやすいのが魅力です。

シエンタの場合は5人乗りと7人乗りの2パターンから選べますが、7人乗りでも4万円しか金額に差がありません。そのため、家族人数や用途に合わせて、好きなほうを選ぶとよいでしょう。

ヤリスクロスのXグレードは、ハイブリッドモデルより燃費性能に劣るものの、19.8km/Lとガソリン車のなかでも高水準の性能を誇ります。出力もSUVとして申し分ないレベルに収まっているため、普段使いする分には十分といえるでしょう。

走り重視

走行性能を重視する場合、シエンタはハイブリッドエンジン搭載のグレードを、ヤリスクロスなら「HYBRID GR SPORT」がおすすめです。

シエンタのハイブリッドモデルは、ハイブリッドエンジンによる出力の補正に加え、ストップ&ゴーの多い街乗りで扱いやすいレスポンスのよさを発揮します。また、ハイブリッドエンジンによる静粛性も期待できるでしょう。

ヤリスクロスのHYBRID GR SPORTは、ヤリスクロスのなかでもスポーティーな走りに特化したモデル。走行の爽快さをサポートする専用パーツが充実しており、最高クラスの走り心地を体感できます。

装備重視

装備重視で選ぶのなら、シエンタの「Z」、ヤリスクロスなら「HYBRID Z Adventure」がおすすめです。どちらも最上位グレードにあたり、高級感のある特別仕様のビジュアルはもちろん、室内の快適機能やパーツのクオリティも大幅にアップします。

シエンタのZは、フロントグリルは金属調塗装が施され、ヘッドランプはオートレベリング機能付きBi-Beam LEDに変更。ホイールもダークグレーメタリック×シルバーメタリック塗装にアップグレードするなど、シックで大人感のあるデザインに仕上がっています。

室内はステアリングホイールが本革巻きかつシルバー加飾が追加され、インストルメントパネルはファブリック表皮仕様に。そのほか運転席アームレストや後席用サンシェードが標準搭載されるなど、材質・機能の両面で大幅なアップグレードがなされています。

ヤリスクロスのHYBRID Z Adventureには、GR SPORTとは異なるグレード専用フロント・リヤバンパーがデザイン。ホイールは切削光輝のセンターオーナメント付18インチタイヤを採用し、安定感のある走りを体感できます。

また、本グレードのみシルバー調のルーフレールが装備され、ドア下には車名プレート付きのモールディングが施されています。運転席のステアリングホイールやシフトノブは本革巻で、コンソルボックス付きのフロントアームレストは標準搭載です。

※本記事は、2024年6月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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