中古車購入チェックポイント
更新日:2024.09.10 / 掲載日:2024.09.09
【2024年版】スバル レヴォーグVSスバル インプレッサを徹底比較
レヴォーグとインプレッサは、どちらもスバルを代表する人気車種です。両車種には使いやすくて走行性能が高いという共通点があるため、どちらが自分に向いているか迷う方も多いでしょう。
今回はスバルのレヴォーグとインプレッサを様々な観点から比較します。ステーションワゴンやハッチバックなどをお探しの場合は参考にしてください。

レヴォーグは、スバルから2014年6月に登場したスポーティーなステーションワゴンです。特に安全性能と走行性能が優れているとして、発売以来高い人気があります。
2020年10月に発表された2代目レヴォーグは2020年〜2021年度の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。
レヴォーグの特徴は、実用的なサイズで取り回しやすいワゴンでありながら、パワフルな走りを実現したことです。旅行やアウトドアでの長時間のドライブを快適に楽しみたい方におすすめの車種といえるでしょう。
また、2014年の登場時から最新のプリクラッシュセーフティ機能を搭載するなど、高い安全性能を持つこともレヴォーグの特徴です。
モデルチェンジによりエンジンは1.6Lの水平対向4気筒DOHC16バルブターボから1.8Lへ排気量がアップしました。
なお、2023年7月のマイナーチェンジ以降、スポーツタイプの上位グレードSTI Sport R EXでは2.4Lのエンジンが採用されています。他のグレードと比べて圧倒的にパワフルな走りを楽しめるでしょう。

インプレッサは30年以上の歴史を持つスバルを代表する車種の1つです。1992年の発売以来、国内だけでなく海外でも人気があります。現行モデルの6代目インプレッサは2022年11月に登場しました。インプレッサの特徴は使いやすいサイズと高い走行性能です。
特に評価が高いのがスバル独自の四輪駆動システムであるAWDと水平対向エンジンの組み合わせにより実現する左右対称の全輪駆動です。運転中に重心がずれにくいため、高い安定感が得られるでしょう。
また、インプレッサには運転支援機能のアイサイトも搭載されています。それにもかかわらず、ほとんどのグレードが200万円台で購入可能なため、コストパフォーマンスのよい車として幅広い世代から支持されています。
2016年10月に発売された先代モデルの5代目インプレッサと比較すると、現行モデルのボディサイズや外観に大きな違いはありません。一方で、プラットフォームはレヴォーグと同じものを使用し、ボディー剛性が高まりました。また、エンジンを制御するCVTを改良したことでより運転しやすくなっています。
なお、現行モデルでは標準グレードのSTはガソリン車であるのに対し、ST-G/ST-Hはマイルドハイブリッドシステム「e-BOXER」を搭載したハイブリッド車です。
価格面で比較すると、ほとんどのグレードを200万円台で購入できるインプレッサのほうがお買い求めやすいといえます。一方、レヴォーグはハイグレードになるほど搭載されている機能や室内での居住性が高くなり、カーライフが充実します。車の購入目的やライフスタイルにあわせて選ぶとよいでしょう。

こちらではレヴォーグとインプレッサのボディサイズを比較します。具体的なサイズは下記の通りです。
ボディサイズはレヴォーグの方が大きくなっています。しかし、全高はほとんどの機械式駐車場や立体駐車場に入庫可能な1,500mmに抑えられています。
一方、インプレッサはレヴォーグより一回り小さいため特に市街地や駐車場などの狭い場所では取り回しやすいでしょう。また、ST-GならびにST-Hグレードでも全高は1,515mmのため、レヴォーグと同様にほとんどの駐車場に停められます。

こちらではレヴォーグとインプレッサの居住空間を比較します。具体的なサイズは下記の通りです。
室内空間は車体サイズの大きいレヴォーグのほうがやや広いものの、違いは大きくありません。ただし、両車種とも5人乗りのため、後部座席に3名座る際は室内幅が広いレヴォーグのほうがより快適だと感じるかもしれません。
ガソリン車かつ標準グレード同士であるレヴォーグのSmart Edition EXとインプレッサのSTを比較すると、燃費性能に大きな違いは見られません。
ただし、インプレッサのST-G/ST-Hはハイブリッド車のため、ワンランク高い燃費性能を持っています。一方、レヴォーグはガソリン車のみ設定されており、ハイブリッド車は選べません。
コストパフォーマンスを重視する方はインプレッサを検討しましょう。
両車種のスペックを比較すると、レヴォーグの方がよりパワフルなエンジンを搭載しています。特にSTI Sport R EXグレードでは力強い走りを楽しめるでしょう。
タイヤが合っていないと走行感や乗り心地だけでなく、燃費性能にも影響することがあります。特にインプレッサはグレードによってタイヤサイズが異なります。適切なサイズのタイヤを選びましょう。

こちらではレヴォーグとインプレッサを安全性能の面から比較します。
どちらもスバルから販売されている車種であるため、独自の運転支援機能であるアイサイトが採用されています。アイサイトはステレオカメラと超広角単眼カメラ、レーダーにより危険を回避し、ドライバーの運転を助けるシステムです。
アイサイトには多くの機能があります。車種やグレードによって搭載されている機能が異なるため、車を選ぶポイントの1つとなるでしょう。
現行モデルのレヴォーグ全グレードにはアイサイトコアテクノロジー、アイサイトセイフティプラス、アイサイトXが標準装備されています。衝突回避やクルーズコントロールなどがアイサイトの主な機能です。
また、アイサイトセイフティプラスには、運転席から見えにくい後方の車を検知して危険を知らせてくれるスバルリヤビークルディテクションなどの運転支援テクノロジー、周囲の状況を分かりやすく教えてくれる視界拡張テクノロジーが含まれます。
アイサイトXは、さらに高度な運転支援システムです。ドライバーの負担を軽減する渋滞時ハンズオフアシストや渋滞時発進アシスト、方向指示器にあわせてハンドルを制御するアクティブレーンチェンジアシストなどの機能を利用できます。
一方、インプレッサの場合、全グレードに標準装備されているのはアイサイトコアテクノロジーのみです。最上位グレードのST-Hではアイサイトセイフティプラスも搭載されています。
しかし、ST-Gの場合はアイサイトセイフティプラスのうち運転支援テクノロジーのみ標準装備となり、視界拡張テクノロジーはオプションで利用可能です。
アイサイトXについてはいずれのグレードも非搭載で、オプションとしての追加もできません。

こちらではレヴォーグとインプレッサのラゲッジルームの広さを比較します。レヴォーグとインプレッサの数値は下記の通りです。
荷室サイズは、レヴォーグの方が広く、より多くのものを積みやすいといえるでしょう。
ここではレヴォーグとインプレッサについて「価格」「走り」「装備」の3つの観点からおすすめのグレードを紹介します。
標準グレードでありながら、スバルらしい安定感のある走りを楽しめるAWD車であり、安全運転を支援するアイサイトXも搭載されています。できる限り低価格で最新の運転支援機能を試したい方はレヴォーグのSmart Edition EXを選んでみてください。
一方、インプレッサの中で選ぶのであればやはり標準グレードのSTをおすすめします。
インプレッサは各グレードにFWD車・AWD車の設定があるため、価格を抑えたい方や全輪駆動が不要な方はFWD車を選ぶのも方法の1つです。STグレードであればAWD車でも250万円程度で購入できます。予算が許す場合はAWD車を選ぶとより安定した走行感を手に入れられるでしょう。
レヴォーグもインプレッサも走行性能の高さに定評のある車種ですが、走り重視の方には中でもレヴォーグのSTI Sport R EXがおすすめです。2.4LのDOHC直噴ターボエンジンを積んでおり、202kW(275PS)もの出力が得られます。
STI Sport R EXを選ぶとドライブが楽しくなるでしょう。また、アクセルを軽く踏むだけでも大きな推進力を得られるため、普段の運転が楽になることもメリットです。
インプレッサの場合、走行性能を重視する方へのおすすめはガソリン車のSTグレードです。インプレッサでは全グレードが2.0Lの水平対向4気筒DOHC16バルブデュアルAVCS直噴エンジンを搭載しています。
ただし、カタログスペックでの最大出力は、STが113kW(154PS)であるのに対し、ハイブリッド車のST-G/ST-Hでは107kW(145PS)です。力強さではガソリン車のほうが上回るといえるでしょう。
装備を重視する方は、レヴォーグのSTI Sport EXを選ぶとよいでしょう。パワーリアゲートならびにリアシートヒーターが付いていること、ラグジュアリーな内装などが他のグレードとの大きな違いです。パワーリアゲートがあればボタンの操作のみでリアゲートを開閉できます。ハンズフリー操作もできるため、荷室にモノを入れる機会の多い方は重宝する機能です。また、後部座席を温めてくれるリアシートヒーターは寒い時期に活躍します。
インプレッサでは装備が充実した最上位グレードのST-Hがおすすめです。マイルドハイブリッドシステムや安全性能などST-Gと共通点も多いグレードですが、駐車の際などに役立つデジタルマルチビューモニターが標準装備されるのはST-Hのみです。また、オプションでサンルーフの取り付けもできます。
※本記事は、2024年5月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
今回はスバルのレヴォーグとインプレッサを様々な観点から比較します。ステーションワゴンやハッチバックなどをお探しの場合は参考にしてください。
この記事の目次
スバル レヴォーグのプロフィール

2020年10月に発表された2代目レヴォーグは2020年〜2021年度の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。
レヴォーグの特徴は、実用的なサイズで取り回しやすいワゴンでありながら、パワフルな走りを実現したことです。旅行やアウトドアでの長時間のドライブを快適に楽しみたい方におすすめの車種といえるでしょう。
また、2014年の登場時から最新のプリクラッシュセーフティ機能を搭載するなど、高い安全性能を持つこともレヴォーグの特徴です。
先代モデルとの比較
現行モデルのレヴォーグは、2020年10月から販売開始の2代目です。2014年6月登場の初代と比較すると、新型プラットフォームを採用した2代目レヴォーグは、全長/全幅/ホイールベースが拡大し、ボディサイズは一回り大きくなりました。また、「BOLDER」というデザインコンセプトを採用し、よりダイナミックで力強いレヴォーグの個性を際立たせる外観も違いの1つです。モデルチェンジによりエンジンは1.6Lの水平対向4気筒DOHC16バルブターボから1.8Lへ排気量がアップしました。
なお、2023年7月のマイナーチェンジ以降、スポーツタイプの上位グレードSTI Sport R EXでは2.4Lのエンジンが採用されています。他のグレードと比べて圧倒的にパワフルな走りを楽しめるでしょう。
スバル インプレッサのプロフィール

特に評価が高いのがスバル独自の四輪駆動システムであるAWDと水平対向エンジンの組み合わせにより実現する左右対称の全輪駆動です。運転中に重心がずれにくいため、高い安定感が得られるでしょう。
また、インプレッサには運転支援機能のアイサイトも搭載されています。それにもかかわらず、ほとんどのグレードが200万円台で購入可能なため、コストパフォーマンスのよい車として幅広い世代から支持されています。
先代モデルとの比較
1992年10月にレガシィの兄弟車として生まれたコンパクトカーのインプレッサには、従来セダンタイプとワゴンタイプの2種類が設定されていました。しかし、2022年11月発表の現行モデルからは5ドアのハッチバックタイプのみとなっています。2016年10月に発売された先代モデルの5代目インプレッサと比較すると、現行モデルのボディサイズや外観に大きな違いはありません。一方で、プラットフォームはレヴォーグと同じものを使用し、ボディー剛性が高まりました。また、エンジンを制御するCVTを改良したことでより運転しやすくなっています。
なお、現行モデルでは標準グレードのSTはガソリン車であるのに対し、ST-G/ST-Hはマイルドハイブリッドシステム「e-BOXER」を搭載したハイブリッド車です。
グレードと価格の比較
ここではレヴォーグとインプレッサのグレードおよび価格を紹介します。両車種とも全グレードにおいて乗車定員は5名です。レヴォーグのグレード ガソリン車 |
メーカー小売希望価格(税込) |
---|---|
Smart Edition EX(AWD) | 3,630,000円 |
GT-H EX(AWD) | 3,795,000円 |
STI Sport EX(AWD) | 4,345,000円 |
STI Sport EX Black Interior Selection(AWD) | 4,400,000円 |
STI Sport R EX(AWD) | 5,027,000円 |
STI Sport R EX Black Interior Selection(AWD) | 5,082,000円 |
インプレッサのグレード ガソリン車 |
メーカー小売希望価格(税込) |
---|---|
ST(FWD) | 2,299,000円 |
ST(AWD) | 2,519,000円 |
インプレッサのグレード ハイブリッド車 |
メーカー小売希望価格(税込) |
---|---|
ST-G(FWD) | 2,783,000円 |
ST-G(AWD) | 3,003,000円 |
ST-H(FWD) | 2,992,000円 |
ST-H(AWD) | 3,212,000円 |
外観とボディサイズの比較

レヴォーグ(全グレード) | 全長4,755mm×全幅1,795mm×全高1,500mm |
---|---|
インプレッサ(ST) | 全長4,475mm×全幅1,780mm×全高1,450mm |
インプレッサ(ST-G/ST-H) | 全長4,475mm×全幅1,780mm×全高1,515mm |
一方、インプレッサはレヴォーグより一回り小さいため特に市街地や駐車場などの狭い場所では取り回しやすいでしょう。また、ST-GならびにST-Hグレードでも全高は1,515mmのため、レヴォーグと同様にほとんどの駐車場に停められます。
室内の広さを比較

レヴォーグ | 室内長1,900mm×室内幅1,515mm×室内高1,205mm |
---|---|
インプレッサ(ST) | 室内長1,925mm×室内幅1,505mm×室内高1,200mm |
インプレッサ(ST-G/ST-H) | 室内長1,930mm×室内幅1,505mm×室内高1,200mm |
燃費性能の比較
レヴォーグとインプレッサのグレードごとの燃費(国土交通量審査値)は下記の通りです。レヴォーグのグレード | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
Smart Edition EX GT-H EX STI Sport R EX STI Sport EX STI Sport EX Black Interior Selection (AWD) |
13.5km/L | 9.9km/L | 14.3km/L | 15.4km/L |
STI Sport R EX STI Sport R EX Black Interior Selection (AWD) |
11.0km/L | 7.4km/L | 11.6km/L | 13.3km/L |
インプレッサのグレード | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
ST(FWD) | 14.0km/L | 9.3km/L | 14.8km/L | 17.1km/L |
ST(AWD) | 13.6km/L | 9.2km/L | 14.3km/L | 16.5km/L |
ST-G(FWD) ST-H(FWD) |
16.6km/L | 13.4km/L | 17.0km/L | 18.2km/L |
ST-G(AWD) ST-H(AWD) |
16.0km/L | 12.8km/L | 16.4km/L | 17.6km/L |
ただし、インプレッサのST-G/ST-Hはハイブリッド車のため、ワンランク高い燃費性能を持っています。一方、レヴォーグはガソリン車のみ設定されており、ハイブリッド車は選べません。
コストパフォーマンスを重視する方はインプレッサを検討しましょう。
動力性能の比較
こちらではレヴォーグとインプレッサの動力性能を見ていきましょう。両車種のスペックは下記の通りです。レヴォーグのグレード ガソリン車 |
エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
Smart Edition EX GT-H EX STI Sport EX |
水平対向4気筒 DOHC16バルブデュアルAVCS 直噴ターボ“DIT” | 1.795L | 130kW(177PS)/5,200r.p.m〜5,600r.p.m |
STI Sport R EX | 水平対向4気筒 DOHC 16バルブデュアルAVCS 直噴ターボ“DIT” | 2.387L | 202kW(275PS)/5,600r.p.m |
インプレッサのグレード ガソリン車 |
エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
ST | 水平対向4気筒DOHC16バルブデュアルAVCS直噴 | 1.995L | 113kW(154PS)/6,000r.p.m |
インプレッサのグレード ハイブリッド車 |
エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
ST-G ST-H |
水平対向4気筒DOHC16バルブデュアルAVCS直噴 | 1.995L | 107kW(145PS)/6,000r.p.m |
タイヤサイズの比較
こちらではレヴォーグとインプレッサのタイヤサイズを比較します。レヴォーグ(全グレード) | 225/45R18、215/50R17も着用可(スタッドレス) |
---|---|
インプレッサ(ST) | 205/50R17 |
安全装備の比較

どちらもスバルから販売されている車種であるため、独自の運転支援機能であるアイサイトが採用されています。アイサイトはステレオカメラと超広角単眼カメラ、レーダーにより危険を回避し、ドライバーの運転を助けるシステムです。
アイサイトには多くの機能があります。車種やグレードによって搭載されている機能が異なるため、車を選ぶポイントの1つとなるでしょう。
現行モデルのレヴォーグ全グレードにはアイサイトコアテクノロジー、アイサイトセイフティプラス、アイサイトXが標準装備されています。衝突回避やクルーズコントロールなどがアイサイトの主な機能です。
また、アイサイトセイフティプラスには、運転席から見えにくい後方の車を検知して危険を知らせてくれるスバルリヤビークルディテクションなどの運転支援テクノロジー、周囲の状況を分かりやすく教えてくれる視界拡張テクノロジーが含まれます。
アイサイトXは、さらに高度な運転支援システムです。ドライバーの負担を軽減する渋滞時ハンズオフアシストや渋滞時発進アシスト、方向指示器にあわせてハンドルを制御するアクティブレーンチェンジアシストなどの機能を利用できます。
一方、インプレッサの場合、全グレードに標準装備されているのはアイサイトコアテクノロジーのみです。最上位グレードのST-Hではアイサイトセイフティプラスも搭載されています。
しかし、ST-Gの場合はアイサイトセイフティプラスのうち運転支援テクノロジーのみ標準装備となり、視界拡張テクノロジーはオプションで利用可能です。
アイサイトXについてはいずれのグレードも非搭載で、オプションとしての追加もできません。
ラゲッジスペースの比較

レヴォーグ | 奥行1,070〜1,639mm×幅1,120mm×高さ771mm 荷室容量 最大561L(定員乗車時)、1,499L(2名乗車時標準ルーフ車、ルーフまで積載時、サブトランク含む数値) |
---|---|
インプレッサ | 奥行814〜1,591mm×幅1,042mm×高さ706mm 荷室容量 ST:最大382L(定員乗車時)、1,360L(2名乗車時標準ルーフ車、ルーフまで積載時) ST-G/ST-H:最大319L(定員乗車時)、1,318L(2名乗車時標準ルーフ車、ルーフまで積載時) |
おすすめグレードの選び方
車選びでは車種に加えてそれぞれのグレードもチェックしましょう。グレードごとに装備や走行性能に大きな違いがあります。ここではレヴォーグとインプレッサについて「価格」「走り」「装備」の3つの観点からおすすめのグレードを紹介します。
価格重視
車を選ぶ際に無視できないのが価格です。価格重視で選ぶ方には、レヴォーグのSmart Edition EXがおすすめです。標準グレードでありながら、スバルらしい安定感のある走りを楽しめるAWD車であり、安全運転を支援するアイサイトXも搭載されています。できる限り低価格で最新の運転支援機能を試したい方はレヴォーグのSmart Edition EXを選んでみてください。
一方、インプレッサの中で選ぶのであればやはり標準グレードのSTをおすすめします。
インプレッサは各グレードにFWD車・AWD車の設定があるため、価格を抑えたい方や全輪駆動が不要な方はFWD車を選ぶのも方法の1つです。STグレードであればAWD車でも250万円程度で購入できます。予算が許す場合はAWD車を選ぶとより安定した走行感を手に入れられるでしょう。
走り重視
ドライブが好きな方や長距離を運転する機会が多い方にとっては、走行性能の高さも大切なポイントです。レヴォーグもインプレッサも走行性能の高さに定評のある車種ですが、走り重視の方には中でもレヴォーグのSTI Sport R EXがおすすめです。2.4LのDOHC直噴ターボエンジンを積んでおり、202kW(275PS)もの出力が得られます。
STI Sport R EXを選ぶとドライブが楽しくなるでしょう。また、アクセルを軽く踏むだけでも大きな推進力を得られるため、普段の運転が楽になることもメリットです。
インプレッサの場合、走行性能を重視する方へのおすすめはガソリン車のSTグレードです。インプレッサでは全グレードが2.0Lの水平対向4気筒DOHC16バルブデュアルAVCS直噴エンジンを搭載しています。
ただし、カタログスペックでの最大出力は、STが113kW(154PS)であるのに対し、ハイブリッド車のST-G/ST-Hでは107kW(145PS)です。力強さではガソリン車のほうが上回るといえるでしょう。
装備重視
車の使い勝手に影響する装備もグレードを選ぶ上で大切なポイントの1つです。装備を重視する方は、レヴォーグのSTI Sport EXを選ぶとよいでしょう。パワーリアゲートならびにリアシートヒーターが付いていること、ラグジュアリーな内装などが他のグレードとの大きな違いです。パワーリアゲートがあればボタンの操作のみでリアゲートを開閉できます。ハンズフリー操作もできるため、荷室にモノを入れる機会の多い方は重宝する機能です。また、後部座席を温めてくれるリアシートヒーターは寒い時期に活躍します。
インプレッサでは装備が充実した最上位グレードのST-Hがおすすめです。マイルドハイブリッドシステムや安全性能などST-Gと共通点も多いグレードですが、駐車の際などに役立つデジタルマルチビューモニターが標準装備されるのはST-Hのみです。また、オプションでサンルーフの取り付けもできます。
※本記事は、2024年5月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
この記事の画像を見る