中古車購入チェックポイント
更新日:2019.06.25 / 掲載日:2019.02.12

ホンダフィットハイブリッドの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

ホンダフィットハイブリッドの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

グーネット編集チーム

フィットハイブリッドは、2010年10月の発売以来、卓説した省燃費性能をはじめ、低重心パッケージを活かしたモデルです。安定感のある軽快な走行性能や居住性の高い広々とした室内空間などを備えた、ハイブリッド専用モデルとして開発されました。

初代モデルは2代目フィットをベースに、i-VTEC 1.3L もしくは1.5L直列4気筒エンジンにシンプルな1モーター方式のHONDA IMA(ホンダ・インテグレーテッド・モーターアシスト)システムを組み合わせ、国内最高レベルの省燃費性能と息の長いスムーズで力強い加速性能を両立しています。

先進のハイブリッドカーをアピールするメッキ&クリアブルー塗装のフロントグリルやレッド&クリアブルー塗装のリヤコンビネーションランプなど、標準のガソリンエンジン搭載モデルとは異なった、意匠を採り入れています。

ホンダ独自のユニークなセンタータンクレイアウトなど、革新的な高効率パッケージデザインにより、モーターやバッテリーなど、付加器の多いハイブリッドモデルでありながら、標準モデルと遜色のない、広々とした開放的なユーティリティー&ラゲッジスペースを実現しています。

2013年9月にフルモデルチェンジを受けた2代目モデルでは、フィットらしいフォルムを継承しながら、より存在感のあるダイナミックな意匠を採り入れたスタイリングをはじめ、プラットフォームやボディ、シャシー、パワートレインなど主要コンポーネントを刷新しました。

「The World Best Functional Compact」を開発テーマに掲げ、新ハイブリッドシステム「SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド)i-DCD(Intelligent Dual Clutch Drive:インテリジェント・デュアル・クラッチ・ドライブ)」を採用しています。加えて、EV走行モードや先進のアイドリングストップ機構の採用とともに、国内トップレベルの省燃費性能や爽快で愉しい走りを実現するなど、新たな世界のベンチマークを目指した意欲的なモデルです。

また、衝突軽減ブレーキ(CMBS)+誤発進抑制機能+歩行者事故低減ステアリング+路外逸脱抑制機能+ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)+LKAS(車線維持支援システム)+先行車発進お知らせ機能+標識認識機能から構成される先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」を搭載し、高い安全性能も大きな魅力と言えるでしょう。

ここではフィットハイブリッド中古車購入の際の選び方の参考ポイントとして、主なグレードの特徴、維持費と燃費、中古車の価格相場や価格帯を取り上げてご紹介します。

フィットハイブリッドの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

フィットハイブリッドの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

グーネット編集チーム

2代目 ホンダ フィットハイブリッド GP5/6系(2013年~)の主なグレードの特徴

・ハイブリッド
搭載するパワートレインはアトキンソンサイクルi-VTEC 1.5L直列4気筒エンジンに高出力モーターを組み合わせた1タイプとなります。

全グレードともに2WD/FFモデルとフルタイム4WDモデルが設定されています。
本グレードは一体式リヤシートや電動格納式リモコンカラードドアミラー、電波式キーレスエントリーシステム、マルチリフレクターハロゲンヘッドランプを備えるベーシックグレードです。

ベーシックグレードながら、運転席用i-SRSエアバッグシステム+助手席用SRSエアバッグシステムやエマージェンシーストップシグナルをはじめ、エコアシストやHondaスマートキーシステム&プッシュキースタート/ストップスイッチ、フルオートエアコン、テレスコピックステアリングなどの安全・快適装備が施されています。
足回りは15インチタイヤ&フルホイールキャップ付仕様となります。

・ハイブリッド・Fパッケージ
「ハイブリッド」グレードに対して、ナビ装着用スペシャルパッケージやセキュリティアラーム、リヤヒーターダクトに加え、アームレストセンターコンソールボックス、運転席ハイトアジャスター、ラゲッジルームランプ、グラブレールが追加装備されます。

オートエアコンがプラズマクラスター機能付、ドアミラーがLEDウインカー付オートリトラ機能付、インストルメントパネルがソフトパッドタイプへと変更されます。

また、フロントウインドウがハーフシェイドタイプとなり、IR&UVカット機能フロントウインドウガラス、IR&スーパーUVカットフロントドアガラス、高熱線吸収UVカット機能付プラバシーガラス(リヤドア/リヤクォーター/テールゲート)仕様となります。
加えて、高輝度シルバー加飾の助手席インストルメントパネルガーニッシュが装着されます。

・ハイブリッド・Lパッケージ
「ハイブリッド・Fパッケージ」グレードに対して、LEDヘッドランプ、あんしんパッケージ(シティブレーキアクティブシステム+前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム)が追加装備される最上位グレードです。

また、ステアリングホイールが本革巻となり、シート表皮はプライムスムース&ファブリックとなり、質感の高い専用インテリアへとグレードアップされます。

・ハイブリッド・Sパッケージ
「ハイブリッド・Lパッケージ」グレードに対して、RS仕様のエアロパーツや専用デザインのフロントグリルが装着されたスポーティグレードです。
室内も同様にレッドステッチが施されたRS専用のシートやステンレス製スポーツペダル、パドルシフトが装着されます。

また、助手席側インストルメントパネルガーニッシュとドアライニングがドットプリントとなり、エアコンアウトレットノブがメッキ仕上げとなるなど、質感の高い精悍なインテリアとなります。

外観上はフロントバンパー内蔵LEDポジションランプやフォグライトが装着されます。
足回りはFFモデルが16インチタイヤ&アルミホイール、フルタイム4WDモデルが15インチタイヤ&アルミホイール仕様となります。

ホンダ フィットハイブリッド GP5/6系の中古車検索ページ

フィットハイブリッドの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

フィットハイブリッドの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

グーネット編集チーム

ここでは、フィットハイブリッドの型式ごとの燃費の違いと、燃費に基づく年間の燃料代と自動車税からなる年間維持費用をまとめます。
同じ型式でも車両重量などにより若干の差異が生じることがあります。

なお、年間の走行距離は年間1万km、ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しています。また、自動車税は2018年9月時点で参照したものとなります。

2代目 ホンダ フィットハイブリッド GP5/6系(2013年~)の燃費・維持費

・GP5:1.5L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:37.2km/L
年間ガソリン代:約36,290円(268.8L×135円) ※1
自動車税:年間34,500円 ※2
年間維持費:約70,790円 ※3

ハイブリッド(2017年6月モデル)

・GP6:1.5L/CVT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:28.0km/L
年間ガソリン代:約48,214円(357.1L×135円) ※1
自動車税:年間34,500円 ※2
年間維持費:約82,714円 ※3

ハイブリッド・Sホンダセンシング(2017年6月モデル)

※1.ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しております。
※2.自動車税は2018年9月時点で参照したものとなります。
※3.年間の走行距離は年間1万kmと仮定して1年間のガソリン代を算出し、自動車税を合算して、年間維持費として計算をしております。

フィットハイブリッドの中古車価格相場から選ぶ

フィットハイブリッドの中古車価格相場から選ぶ

グーネット編集チーム

フィットハイブリッドは、立体駐車場に対応した全高を採用しながら、優れたパッケージデザインにより、広々とした室内空間を実現するなど、ハイブリッドモデルならではの、環境に配慮した卓越した省燃費性能とともに、多くの魅力を備えるコンパクトハッチバックモデルであり、比較的価格が安定した中古車価格を維持しています。また、流通台数が多いことも特徴であり、用途や予算、好みなどに応じて、豊富な登録台数の中から、最適な1台を選べることも大きな魅力と言えるでしょう。

フィットハイブリッドの主なグレード・型式の中古車価格帯

2代目 ホンダ フィットハイブリッド GP5/6系:55.9~247.8万円
GP5:59.9~259万円
GP6:95.9~230万円

Fパッケージ:59.9~177.8万円
Lパッケージ:67.9~202万円
Sパッケージ:89~209.8万円
F:124~213万円
L ホンダセンシング:139~225.2万円
S ホンダセンシング:169.9~259万円

2013年9月にフルモデルチェンジを受けた2代目モデルでは、2つの登録台数の山が見られ、販売初年度にあたる2013年式ではだいぶ値ごろ感が出始めています。50万円台から120万円台、ホンダセンシングの搭載やエンジンの燃焼効率の向上やフリクション低減が図られるなど燃費性能が向上した、マイナーチェンジを受けた2017年式では車齢が若いため、未だ140万円台から200万円台以上のプライスタグがつけられていますが、多くの登録車両が見受けられます。

走行距離に関しては1000km未満の新車同様の車両から9万km未満まで、年式相応と言える幅広いコンディションの車両が分布しています(上記中古価格帯については、2018年9月25日時点での数値となっています)。

年式やグレード、オプション装備をはじめ、走行距離や程度、ボディカラーなどで個々の中古車販売価格が異なりますので、中古車を価格で選ぶ際には、最新の価格をチェックするようにしましょう。

フィットハイブリッド(ホンダ)の価格相場|中古車なら【グーネット】

フィットハイブリッド GP5~系(ホンダ)の価格相場|中古車なら【グーネット】

ホンダ フィットハイブリッドの中古車一覧

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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