車の歴史
更新日:2018.12.02 / 掲載日:2018.07.26
名車探訪 SUZUKI ジムニー(初代)
世界中で愛され続ける唯一無二の軽量オフローダー
新型ジムニーを見て「カッコイイ」と興味を持つ人も多いだろう。でもそんな生半可な気持ちで購入すると後悔するくらい、ジムニーは本格オフローダーなのだ。最新タウンカーに比べるとずいぶん乗り心地は悪いし、お世辞にも静かとは言えない。それでもジムニーはその圧倒的な悪路走破性と存在感で、世界中で愛され続ける。初代発売からもうすぐ半世紀。ジムニー誕生とその進化を辿る。
○LJ20型
エンジンを水冷化したことにより中低速が増強され乗りやすくなったが、最大の恩恵はヒーター性能の向上。またフロントグリルは横から縦に変更された。
●主要諸元 LJ20型(1972年式)○全長×全幅×全高:2995mm×1295mm×1670mm ○ホイールベース:1930mm ○トレッド(前/後):1090mm/1100mm ○車両重量:625kg ○乗車定員:2(3)名 ○最大積載量:250kg ○エンジン(L50型):水冷直列2気筒2サイクル359cc ○最高出力:28PS/5500rpm ○最大トルク:3.8kg・m/5000rpm ○最小回転半径:4.4m ○トランスミッション:前進4段、後進1段 2段副変速機 ○タイヤ:6.00-16 4PR ○価格(東京地区):48万9000円
反対を押し切って始まった ジムニー開発計画
万能軽四駆という企画は一発逆転を目指した弱小メーカーから生まれた
クルマの開発には大金がかかる。たった一枚のドアを開発するだけで、そのコストは億単位になるという。いかに自動車メーカーが大企業でも、「売れなかったね」では済まされないのは当然だ。
そこで開発者たちは、入念な市場調査をもとに、想定購買層にぴたりと合わせたクルマを造る。結果、大外れもない代わりに、誰もがあっと驚くような斬新な企画は、通りにくいのも事実。「最近のクルマはつまらない」と吐き捨てるのは簡単だが、そこには深い大人の事情が横たわっているわけだ。
ところが、日本にモータリゼーションがようやく到来した1960年代後半には、そんな精度の高い市場調査はなく、小さなメーカーでは、鶴の一声で新型車の開発が決まった例もあった。おかげでまったく売れずに消えたモデルやメーカーがある一方で、世界を驚かせる企画も世に出ることができた。1970年に初代が登場し、先日20年ぶりに四代目がデビューした世界最小の本格クロスカントリー4WD車、ジムニーもそうした背景から生まれた一台だ。
ジムニーの原型は、1950年代に軽三輪トラックなどを開発販売していたホープ自動車が、1968年に発売したホープスターON360というクルマだった。ホープ自動車の創業者である小野定良は、自動車修理業からメーカーを志した、本田宗一郎にも通じる経歴の人物。ただし、エンジンの開発から始まったホンダに対して、ホープ自動車はフレームとボディこそ自社開発するものの、他の多くの部品は市販品を組み合わせるという、中小企業らしい手法をとった。
マツダやダイハツなどの大メーカーが同じ軽三輪という市場で本格的に攻勢をかけてくると、とても勝負にならず、1965年に一度は自動車メーカーとしての活動を終え、遊園地の乗り物などのメーカーへと転じる。しかし、諦めきれない小野は、大メーカーが手を出さない企画として軽自動車規格の4WD車を造り、捲土重来を期したのだ。
今回もエンジンやトランスミッションは三菱、ブレーキはダイハツなどの寄せ集め部品による構成だったが、その走破性は高く、プロモーション用に作られた8mmフィルムには、富士山の八合目まで駆け登る様子が記録されていた。 しかし、小メーカーの悲しさ。ON360は、国内で15台程度、東南アジアでも30台ほどが売れたにすぎなかった。ついにギブアップした小野が、泣く泣く手放したその夢の製造権を買い、社内の反対の声を押し切って発売にこぎつけたのが、当時東京駐在常務だった鈴木修・現スズキ会長だった。
○LJ10型
開発コストがかけられなかったジムニーLJ10型は平面を組み合わせた直線的なボディラインとなった。強度を増すために鉄板にはプレスで波形を入れている。
●主要諸元 LJ10型(1970年式)○全長×全幅×全高:2995mm×1295mm×1670mm ○ホイールベース:1930mm ○トレッド(前/後):1090mm/1100mm ○車両重量:600kg ○乗車定員:2(3)名 ○最大積載量:250kg ○エンジン(FB型):空冷直列2気筒2サイクル359cc ○最高出力:25PS/6000rpm ○最大トルク:3.4kg・m/5000rpm ○最小回転半径:4.4m ○トランスミッション:前進4段、後進1段 2段副変速機 ○タイヤ:6.00-16 4P ○価格(東京地区):48万2000円
最初期のLJ10型は幌モデルのみの設定。それまでこの手の4×4は土木事業所や警察、営林署など公的機関がメインユーザーだったが、ジムニーは手頃な価格で一般ユーザーにも広く愛された。
発売の翌年には早くもマイナーチェンジが実施され、エンジンは27PS/3.7kg・mにパワーアップ。燃焼式ヒーターやボンネットロック機構なども採用される。
LJ10型はドアも幌。ジッパーによる開閉でテントのような感覚だった。
むき出しの鉄板に計器が埋め込まれたLJ10型のインパネ。計器は左が120km/hリミットの速度計、右が燃料計と各種警告灯。
LJ10型は荷室に簡易タイプの折りたたみ式シートがひとつ用意され、最大3人乗車ができた。荷室の積載量は最大で250kg。
幌モデルだけだったジムニーだが、1972年のエンジン水冷化(LJ20型)とともに初めてバンモデルが追加になる。また幌には荷室左右に2脚の4人乗りが追加される。
LJ20型4人乗り幌タイプの透視図。水冷エンジンを積んだ同モデルはその耐久性をテストするため、当時世界最大のオフロードレースだったメキシカン1000(現在のバハ1000)に参戦、完走を果たす。
○SJ20型(ジムニー8)
海外販売が増え、オイルの供給を必要としない4サイクルエンジンの要望が高まり、輸出仕様として開発。このスズキ初の4サイクルエンジンをSJ10のボディに搭載し国内販売したモデル。
●主要諸元 SJ20型幌タイプ4人乗り(1978年式)
○全長×全幅×全高:3170mm×1395mm×1845mm ○ホイールベース:1930mm ○トレッド(前/後):1190mm/1200mm ○車両重量:715kg ○乗車定員:2(4)名 ○最大積載量:250kg ○エンジン(F8A型):水冷直列4気筒4サイクルOHC797cc ○最高出力:41PS/5500rpm ○最大トルク:6.1kg・m/3500rpm ○最小回転半径:4.9m ○トランスミッション:前進4段、後進1段 2段副変速機○タイヤ:6.00-16 4P ○価格(東京地区):85万9000円
世界が認めた悪路走破性と手頃な価格
スズキ初のグローバルカーとなったジムニー。各国のニーズに応えるようにエンジン排気量を拡大したジムニーも登場、国内でも売られる。また軽規格の改訂により本家ジムニーもパワーアップしていった。
雪国の警察や郵便局などの切実なニーズを取り込みヒット車となったジムニー
1960年代後半から1970年代にかけての日本は、高度経済成長のピークにあった。懸命に働いて戦後の窮乏時代を脱し、豊かさを手に入れた日本人は、マイカーを現実のものとし、休日のドライブが幸せなライフスタイルのシンボルになる。そうして到来したのが、空前のレジャーブームだった。
自動車メーカーもそのトレンドを逃さず、遊び心のあるクルマを企画した。ただし、フェローバギィやバモスホンダなどは、既存の軽トラックなどのフレームに、簡単なボディをかぶせたもので、企画としては面白かったものの、ヒットに至ることはなかった。
フロンテなどの成功で、軽自動車メーカーとしての地位をすでに確立していた鈴木自動車工業(現スズキ)でも、ジープタイプをふくめたレジャーカーの企画が研究されてはいたが、その可能性は未知数。鈴木修常務がほとんど独断で開発販売を決めたON360がベースの4WD車にも、「こんなモノが売れたら、社内を逆立ちして歩いてやる」と息巻く重役さえいたという。
ところが、キャリイ用の空冷2気筒2サイクルエンジンを積み、ウインチなども使えるPTO(外部出力軸)も設定された本物のオフローダーに仕立てられたジムニーは、見事に売れたのだ。発売初年だけで、当時の“本家”である三菱ジープをしのぐ、5000台近くを販売。翌年には6000台以上を売る。当初は外注工場でのハンドメイドで、月産200台程度を見込んでいたが、たちまち自社工場のラインで量産されるまでになった。
その実力を評価したのは、まず警察や営林署、郵便局などだった。国土の過半を占める積雪山林地帯を、縫うように走る狭い道路で業務を遂行するには、ジープやランドクルーザーなどの本格オフロードカーは持て余す。小さくても高い走破性を備え、48・2万円という販売価格も含めた運用コストも安いジムニーは、レジャーカーには満たせない、切実なニーズを掘り起こしたのである。
その実力は海外でも高く評価された。ブルートの名で輸出された北米を始めとする世界の市場で、ジムニーはスズキの名を広めたのだ。軽自動車規格のない海外市場向けに開発した800ccや1L、1.3Lなどのエンジンは、スズキのその後の海外戦略にとっても重要な武器となり、国内でも小型車市場進出の足がかりとなった。
綿密な市場調査も行われなかったジムニーは、浮かれたレジャーブームとは無縁の、本物の実用車として世界中で愛されていった。
LJ20型のインパネ。空冷のLJ10型と基本デザインは変わらない。4速の主変速シフトと2速のトランスファーの左、助手席側床から伸びているのはハンドブレーキレバー。助手席前のグローブボックスはキー付き。
初期型は3人乗り(法規上は軽トラックだったので2名乗車が原則)だったが、LJ20型では4人乗りを設定。荷台に大きな荷物を積むときは座面を跳ね上げて使う。後方から乗り降りしやすいようにステップも用意。
SJ10型(ジムニー55)のインパネ。速度計の右には燃料計に加え水温計も備わった。メーターまわりやグローブボックスのリッド部は、太陽光の反射を考えて黒のつや消し素材(プラスチック)で覆われた。
LJ10型のペダル。ブレーキは水中走行時の利きにも配慮した設計。ローレンジの1速では軽量ボディも手伝って、最大登坂傾斜角は27.5度と公表されている。
SJ10型ではウインドウウォッシャーを手動加圧式から電動式に変更している。
幌の形状は改良で何度か変更されているが、SJ10型ではサイドとリヤのウインドウ面積が拡大され、後方視界が大きく向上した。
スズキ初の4サイクルエンジンとなったジムニー8(SJ20型)のF8A型。8は主にアフリカや中南米向けの輸出用で、国内販売は年間数百台と振るわなかった。
軽自動車規格の拡大に合わせて登場したジムニー55。エアクリーナーなどの変更により、ボンネットフードはふくらみがつけられ、前部に4本のスリットも入った。
ジムニー変遷史
約50年でやっと4代目。ジムニーのライフサイクルはとても長い。ただ改良やマイナーチェンジは数多く行われ、今度の新型も頻繁にアップデートされていくはずだ。
優れた素性はそのままに絶えず進化させながら荒野を走り続けた半世紀
初代の登場から48年。新型ジムニーへのフルモデルチェンジは、じつに20年ぶりとなった。ボディタイプで言うと、今回がようやく4世代目。初代から3代目まで、すべてのモデルが10年を軽く超えるモデルライフを誇る。
その事実は、このクルマが目先の変化や流行を追って造られ、売られてきたわけではないことを物語る。ユーザーに本当に求められる機能性能を追求して、誠実なバージョンアップを重ねながら歴史を紡いできた。それこそが、ジムニーの価値であり、個性だ。
だからボディの変化で見たモデルとしては4世代でも、エンジンが新世代に積み替えられたり、足回りが刷新されたりするたびに、型式が変わっている。逆に同一型式でも、細かな変更点は枚挙に暇がない。たとえば初代でも登場翌年には、早くも幌ドアの設定やギヤ比の見直しによる登坂性能向上などで2型へと進化している。さらに翌年には水冷エンジン化で信頼性とヒーター性能の向上を果たして、型式も改められたのだ。
1981年に登場した2代目でも、当初は2サイクルだったエンジンが、1986年に4サイクルに進化。しかも、2サイクル車も併売された。1990年の軽自動車規格改訂では同じボディに660ccエンジンを搭載。1996年にはサスペンションがリーフからコイルになり、同じ660ccながら、鉄ブロックの旧世代とアルミブロックの新世代エンジン車が併売されるという具合だ。
オープンの幌ボディからメタルドア仕様、クローズドのバン仕様、5ナンバーの乗用車仕様など、ボディバリエーションも膨大だ。
800ccから始まった小型車仕様も、途中国内向けは中断を挟んだものの、1L、1.3Lへと排気量を拡大しながらつねに設定されて国内外で愛され、今度の新型にも魅力的な1.5Lモデルのジムニーシエラとして設定されている。
そのすべての世代を通して、頑丈なラダーフレームや、副変速機付きパートタイム4WDという駆動方式、オフロードでの十分なストロークを備えるリジッドアクスル式サスペンションといった基本骨格は不変だ。
新型ジムニーの発表会には、初代ジムニーの生みの親である鈴木修会長がメッセージを寄せた。ホープ自動車の小野社長から、富士山の八合目まで登る軽自動車の映像を初めて見せられた時の驚きと感銘が、そこでは語られていた。ジムニーはまさに、「小さなクルマ、大きな未来」という今日のスズキのコーポレートメッセージを予言して生まれ、実践し続けて、半世紀の歴史を重ねたのである。
軽自動車
○LJ10型
FB型(空冷2サイクル直列2気筒359cc)
ジムニーのはじめの一歩。360cc2サイクルエンジンは高回転型。ボディは600kgと軽量で、甲高いエンジン音と白い煙を吐きながらよく走った。○LJ20型
L50型(水冷2サイクル直列2気筒359cc)
水冷化され、本物(?)になったラジエターグリルは、横スリットから縦スリットに変更。フロントのマーカーランプとウインカーが独立し、縦に2灯並ぶかたちとなった。この頃月産2000台に到達、ジムニーはスズキの主力車種となる。
○SJ10型
LJ50型(水冷2サイクル直列3気筒539cc)
550cc化とともに、ボディも100mmワイドになる。トレッドも拡大されて、走行安定性は向上したが、ホイールベースは変更なし。ボンネットはスリットも入り精悍になった。○SJ30型
LJ50型(水冷2サイクル直列3気筒539cc)
初のフルモデルチェンジで2代目となったジムニー。先代との共通部品は2サイクルのエンジンのみで、それ以外はほとんどが新設計となった。広くなった居住空間、ギヤ比の見直しで高められた最高速。また赤いボディカラーも用意され、女性からも支持された。
○JA71型
F5A型 (水冷4サイクル直列3気筒SOHCターボ543cc)
軽自動車ジムニーで初めての4サイクルエンジン、しかも電子制御燃料噴射式(EPI)のターボエンジンを搭載。SJ30型に比べ一気に14PSパワーアップ、最高出力は42PS(ネット)となった。また軽初のパノラミックルーフも設定された。○JA11型
F6A型(水冷4サイクル直列3気筒SOHCインタークーラーターボ657cc)
軽規格の改訂で660ccエンジンを搭載。出力/トルクは58PS/8.8kg・m(ネット)に向上。また全長を100mm延長するとともに、サスペンション形式は同じながら乗り心地をソフトに改善した。さらに改良型でパワーステアリング車やAT車も追加される。
○JA22型
K6A型 (水冷4サイクル直列3気筒DOHCインタークーラーターボ657cc)
さらに乗り心地と路面追従性を向上させることを目的に、初めてコイルスプリングを採用。ジムニー初となる5ナンバー乗用タイプも登場した。エンジンはDOHCインタークーラーターボのK6A型となり高速走行は快適になった。○JB23型
K6A型(水冷4サイクル直列3気筒DOHCインタークーラーターボ657cc)
軽自動車規格の改訂に合わせるかたちで、第3世代にフルモデルチェンジ。ボディは大きくなり、安全性も向上している。K6A型エンジンはダイレクトイグニッションを採用しトルクを増した。2004年にはトランスファー切り替えをレバー式からスイッチ式に変更。
○JB64型
R06A型(水冷4サイクル直列3気筒DOHCインタークーラーターボ658cc)
20年ぶりにモデルチェンジ。ラダーフレームやFRレイアウト、副変速機付きパートタイム4WDといったジムニーの伝統を継承しつつ、内外装や安全装備などを最先端のものへとブラッシュアップ。
小型車
○SJ20型
F8A型(水冷4サイクル直列4気筒SOHC797cc)
現行ジムニーシエラの源流、初めての小型車版ジムニー。スズキ初の4サイクルエンジンながら4気筒SOHCを採用。41PS/6.1kg・m(グロス)と性能は十分だったが、国内では車庫証明が必要などの理由で売れ行きは伸びなかった。○SJ40型
F10A型 (水冷4サイクル直列4気筒SOHC970cc)
SJ30型のボディに、4サイクル1Lエンジンを搭載。エンジンはF8A型のボアアップ版で、出力/トルクは52PS/8.2kg・m(グロス)へアップ。歴代ジムニーでは唯一のロングホイールベースのピックアップもラインナップされていた。
○JA51型
G13A型 (水冷4サイクル直列4気筒SOHC1324cc)
余裕ある高速走行を実現させるべく、新開発の1.3Lエンジンを搭載。トランスミッションも5速化された。145mmも全高を高めたパノラミックルーフも設定しRV色は強まった。○JB31型
G13B型 (水冷4サイクル直列4気筒SOHC1298cc)
当時流行していたグリルガードなども装着され、初めて「シエラ」を名乗った。エンジンはジムニー1300のG13A型をストロークダウンしたG13B型。オートマチックも多く設定され、乗用車だけのラインナップとなる。
○JB32型
G13B型 (水冷4サイクル直列4気筒SOHC1298cc)
ジムニーJA22型と同時に、シエラもコイルスプリング化。G13B型エンジンは16バルブ化されて出力/トルクは85PS/10.8kg・m(ネット)へアップ。また静粛性を考慮した新型トランスファーも採用。○JB33型
G13B型(水冷4サイクル直列4気筒SOHC1298cc)
新世代のJB33型はジムニーワイドを名乗って軽自動車JB23型より一足早くデビュー。直線基調に曲面も組み合わせたポップなデザインへ変身した。エンジンはG13B型だが、トルクアップに成功。
○JB43型
M13A型(水冷4サイクル直列4気筒DOHC1328cc)
ジムニーワイドからジムニーシエラに名称を変更、JB43型となる。エンジンは新世代のM13A型を搭載する。出力/トルクは88PS/12.0kg・m(ネット)へアップ。2トーンのボディカラーもラインナップしている。
提供元:月刊自家用車○JB74型
K15B型(水冷4サイクル直列4気筒DOHC1460cc)
新世代の1.5Lエンジンを搭載。軽規格にしばられないため、材料着色樹脂のオーバーフェンダーを採用。そのワイドボディは迫力満点だ。単眼カメラ+赤外線レーダーのブレーキサポートなど、安全装備もグレードアップ。