輸入車
更新日:2024.10.11 / 掲載日:2024.10.11
思わず旅に出たくなる!大人の旅にぴったりな輸入車ツーリングワゴン3選

思わず旅に出たくなるようなツーリングワゴンを教えてください【輸入車コンシェルジュ】
文●ユニット・コンパス
※中古車参考価格はすべてグーネット2024年8月調べ。
※ナンバープレートは、すべてはめ込み合成です。
(掲載されている内容はグーワールド本誌2024年10月号の内容です)
クルマ選びでいちばん大切なのは、購入したクルマが自分にフィットすること。そこでこのコーナーでは、相談者の夢や希望を元に編集部がオススメの輸入車を紹介!夢を実現化できる金額「予算400万円」をキーワードとして、毎回定番から意外性のあるものまで、さまざまな輸入車を提案していきます!
相談者[D・Kさん]
54歳/自営業/既婚
これまで高性能セダンやスポーツモデルといった走行性能に優れたクルマを乗り継いできた相談者。乗り換えにあたり、ゆったりと乗れて長距離でも快適に運転できるクルマが欲しいと相談してくれました。快適なクルマを求める一方で、運転そのものは好きとのこと。そのあたりも考えながら条件を探しました。

思わず旅に出たくなるようなツーリングワゴンを教えてください
知らない道を走り、景色や食事を楽しみながら目的地を目指す。日常から離れることでスイッチが切り替わり、どこからか生きていくための力が湧いてくる。旅には、無意識に抱えていた閉塞感から解放してくれる何かがあります。
旅にもいろいろな種類というか楽しみ方がありますが、相談者がイメージしているのは、居住地から遠く離れたエリアを訪問すること。数日にわたり逗留し、その地域が培ってきた歴史や文化を楽しみたいのだとか。まさに大人の旅ですね。羨ましい。
では、そんな旅にふさわしい輸入車の条件を考えてみましょう。
安全かつ快適に長距離を移動できる性能。ラゲッジルームの容量に余裕があり使い勝手に優れること。前走車に追従する運転支援装備。こうした要素は必須でしょう。さらに、同乗者が快適でいられる乗り心地や静粛性、空間的余裕があればさらにいうこともありません。
相談者は駐車場の関係で、全高の低いツーリングワゴンを希望しましたが、そういう利便性に加えて、重心高の低さからくる運転のしやすさもワゴンの大きなメリット。ドライバーとの一体感は、SUVよりも一枚上手です。また、荷物を出し入れがしやすいのもいいところ。
【BMW 5シリーズ ツーリング(先代)】充実の先進装備と上質な空間 そして、内に秘めたスポーツマインド

過去にスポーツモデルを愛用していたユーザーが、快適と癒しそして旅での安全を求めるなら、答えは5シリーズツーリングになります。
予算から考えるとターゲットになるのは先代の前期モデル。発売されたのは2017年のことで、マイナーチェンジは2020年です。
先代5シリーズツーリングは、歴史あるラグジュアリーカーならではの端正なスタイリングにSUVレベルの積載能力を加えた王道のコンセプトで作られています。全長5m級の堂々たる体躯を活かしたデザインはいい意味でジェントル。3シリーズとは違ったゆとりを感じさせます。
実際、運転した感覚も大人の余裕を感じさせるもので、ディーゼルエンジンであっても、走行中は音や振動を意識することはほとんどなし。運転支援装備は機能の仕上がりレベルも高く、車間距離の取り方や加速の加減が上手で信頼できます。
長距離を運転する旅の相棒として、高速での快適性は非常に重要。先代であっても、5シリーズツーリングならばきっと満足できるでしょう。

2017年 BMW 540i xDrive ツーリング Mスポーツ(8速AT) ●全長×全幅×全高:4950×1870×1500mm ●ホイールベース:2975mm ●車両重量:1900kg ●エンジン:直6DOHCターボ ●排気量:2997cc ●最高出力:340ps/5500rpm ●最大トルク:45.9kgm/1380-5200rpm ●中古車参考価格:280万円〜730万円(17年〜23年 5シリーズツーリング 全グレード)
【アウディ A6 アバント】必要以上に主張してこない上質かつクールな乗り味

プレミアムエステートのもうひとつの選択肢がこちらのA6アバント。2019年から販売されている現行モデルは、堂々たるボディを巨大なシングルフレームグリルで飾るスタイリングが特徴。抑制の効いた大人の乗り味が魅力で、疲れにくく気持ちを落ち着かせてくれる1台となっています。

2019年 アウディ A6アバント 55 TFSI クワトロ(7速AT) ●全長×全幅×全高:4950×1885×1465mm ●ホイールベース:2925mm ●車両重量:1930kg ●エンジン:V6DOHCターボ+モーター ●排気量:2994cc ●最高出力:340ps/5200-6400rpm ●最大トルク:51.0kgm/1370-4500rpm ●中古車参考価格:390万円〜800万円(19年〜24年 アウディ A6アバント 全グレード)
【プジョー 308 SW】ルックスよし、装備よし ワゴンとしての完成度も高い

308は2022年に導入開始された現行モデルながらも、SWは日本での新車販売が終了してしまいました。308 SWの魅力は、クラスを超えたボディのしっかり感と充実した先進安全装備、そして個性的なデザイン。ディーゼルモデルは特に燃費もよく、そのため航続距離も十分以上です。

2023年 308 SW GTハイブリッド(8速AT) ●全長×全幅×全高:4655×1850×1485mm ●ホイールベース:2730mm ●車両重量:1720kg ●エンジン:直4DOHCターボ+モーター ●排気量:1598cc ●最高出力:180ps/6000rpm ●最大トルク:25.5kgm/1750rpm ●中古車参考価格:420万円〜500万円(22年〜24年 308SW 全グレード)

ライタープロフィール
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。
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